JP2001304488A - アームの回動角度調節装置 - Google Patents

アームの回動角度調節装置

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JP2001304488A
JP2001304488A JP2000127264A JP2000127264A JP2001304488A JP 2001304488 A JP2001304488 A JP 2001304488A JP 2000127264 A JP2000127264 A JP 2000127264A JP 2000127264 A JP2000127264 A JP 2000127264A JP 2001304488 A JP2001304488 A JP 2001304488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンド等のアーム中に介設することで、そ
の回動角度を任意に回動調節可能とした装置で、大きな
外力を受けても当該回動角度を保持でき、簡易な操作に
より調節可能で、内蔵復帰用スプリングの装填が容易か
つ離脱の防止をも図る。 【解決手段】 第1、第2回動体1、2が回動軸3によ
り回動自在で、回動軸3が嵌装される第1軸筒部1eに
押当の復帰スプリング4cが、停止用操作子4bを抜け
止め状態で押圧して、その回動係止爪4dが第2回動体
2の内周歯型4aに噛合することで、第1、第2回動体
1、2は当該回動角度に確保される。停止用操作子4b
を復帰用スプリング4cの弾力に抗して押入すると、第
1、第2回動体1、2は回動自由となり、当該押入を解
除すれば上記の噛合が可能となる。着脱被嵌部材4iを
第1軸筒部1eに被嵌すると、そのカバー部4kが復帰
用スプリング4cを包被して不本意な離脱を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自由端部側に所定物
を取着したり懸吊して用いられるスタンドにあって、当
該スタンドを構成するアームの所望箇所に介設すること
により、当該アームの折曲角度を回動操作によって所要
角度に調節することで、上記所定物を所望の位置には配
置できるようにしたアームの回動角度調節装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8によって理解される通り、既に基盤
A等から立装したスタンドaを、アームb1、b2、b
3と、これらを連設したアームの回動角度調節部材c
1、c2とにより構成し、自由端部としてのアームb3
には所定物を係吊したり、取着するための連係部材dを
設けるようにしたものが知られている。しかし、上記し
たアームの回動角度調節部材c1、c2なるものは図9
と、さらに図10により明示の如く、第1半割円盤d1
と第2半割円盤d2とを、回転軸eにより、回動自在な
るよう突き合わせ状態となし、当該第1、第2半割円盤
d1、d2からは、夫々第1、第2突設アームf1、f
2を延設させ、これにアームb1、b2、b3を連設す
るようにしているが、この際第1、第2半割円盤d1、
d2を適宜角度だけ回動させた状態で、当該回動位置を
保持させるためのアーム回動角度調節装置Bとしては、
図10に明示の如きものが採択されている。
【0003】すなわち、上記した第1半割円盤d1に
は、その第1内周壁gに添って、多数の通孔g1が回転
軸eと平行状に穿設されていると共に、当該通孔g1に
は押圧スプリングg2と、これにより弾圧されているボ
ールg3とが内装されている。一方第2半割円盤d2に
は、その第2内周壁hに添って受承板h1が周設され、
これには多数の受承用孔h2が穿設されることで、前記
したボールg3が押圧スプリングg2による押圧によ
り、上記受承用孔h2に係脱自在なるよう係嵌された構
成となっている。
【0004】上記の通り従来例によるときは、その第
1、第2突設アームf1、f2の角度すなわちアームの
回動角度を調整して、図9に示されている実線の如く互
いに当該各アームf1、f2の回動角度αを90°とし
たり、またこれらを破線で示す位置までにおける所望の
回動角度αとなるようにするのであるが、そのためには
第2突出アームf2等に対して比較的大きな力を付加す
ることで、押圧スプリングg2の弾発力に抗してボール
g3を通孔g1内に押動して、当該ボールg3を受承用
孔h2から離脱させた後、第2突出アームf2を所要の
回動角度αだけ回動して、選定された別の受承用孔h2
に当該ボールg3を一斉に落入係嵌させるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によると
きは、単に第1、第2突設アームf1、f2の一方を回
動操作するだけで、アームの回動角度を調整できるの
で、その操作性は良好であるが、外的な荷重が大きくな
ったときには、ボールg3が押圧スプリングg2の押圧
力に抗して受承用孔h2から不本意に通孔g1内へ没入
してしまい、アームの固定機能が失われてしまう危険性
がある。しかもある程度以上の期間使用すると押圧スプ
リングg2に基づく固定力が減殺されて行き、この結果
固定したい箇所にあってもボールg3の停止状態が保持
できなくなってしまといった欠陥をも有している。
【0006】本発明は上記従来の難点に鑑み検討された
もので、従来のものと同様にして第1回動体の回動停止
用半割円盤と第2回動体の回動用半割円盤とを回動軸に
よつて突き合わせ状態により回動自在な構成を有し、か
つ上記の回動停止用半割円盤と回動用半割円盤との間に
あって、回動角度調節機構を連装することになる。しか
し、上記回動角度調節機構なるものの構成が従来品と異
質であり、第1、第2回転体が所定の回動角度にあって
ロック状態にあるときには、回動停止用半割円盤の第1
軸筒部に支持された復帰用スプリングにより押圧されて
いる回動停止用半割円盤側の停止用操作子における回動
係止爪が、回動用半割円盤に設けた内周歯型の所望箇所
に係止されることで、当該ロック状態が保持されるよう
構成する。かくて大きな外力が付加されても、内周歯型
と回動停止爪との係止状態が解除されないようにして、
不本意なる第1、第2回動体の係止離脱による転動を、
高い信頼性をもって防止し得るようにするのが第1の目
的である。
【0007】次に、上記のロック状態を解くときには、
前記した係止用操作子を復帰用スプリングの弾発力に抗
して押入操作することで、停止用操作子の回動係止爪
を、回動用半割円盤における前記した内周歯型から脱出
させ、これにより第1、第2回動体を自由に回動できる
ようにする。そして第2回動体等を所望の回動角度だけ
回動させた後にあって、上記回動操作子の押動を解除す
ることで、これを復帰用スプリングにより復帰させ、こ
れにより回動係止爪を内周歯型に噛合させることでロッ
ク状態が得られるようにし、かくして指先等による係止
用操作子の簡易な押入と離脱操作により、アームの回動
角度を簡易迅速に実施できるようにするのが、第2の目
的である。
【0008】さらに請求項1では上記の復帰用スプリン
グを、停止用操作子と回動停止用半割円盤の第1軸筒部
との間にあって、外部から跨装できるようにして、組み
立て作業を容易にするだけでなく、跨装作業後にあって
前記第1軸筒部に、着脱被嵌部材におけるリング部を被
嵌してやるだけで、当該着脱被嵌部材のカバー部によっ
て、上記の復帰用スプリングを包被させてしまい、この
ことによって使用中に復帰スプリングが離脱してしまう
といったことのないようにし、不本意なる故障の発生を
も皆無にしようとするのが第3の目的である。
【0009】そして請求項2にあっては、上記請求項1
において第1軸筒部に被嵌する着脱被嵌部材を合成樹脂
製とすることで、着脱作業を容易にし、また第1軸筒部
についても、これを全部金属製とはせずに、その第1内
装押当面から第1軸口にわたって形成の表皮層につき、
これらを選択的に合成樹脂材により形成することで、第
1、第2回動体の回動を円滑にして騒音なしに行い、ま
た金属製の場合における不本意な摩耗の問題について
も、これを改善可能にしようとするのが、その目的であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1にあっては回動停止用半割円盤
から第1外向突設アームを延出してなる第1回動体と、
回動用半割円盤から第2外向突設アームを延出してなる
第2回動体とを具備し、上記回動停止用半割円盤の第1
開口端面に、前記回動用半割円盤の第2開口端面を突き
合わせ状態として、第1回動体の第1軸口と第2回転体
の第2軸口に跨装した回動軸により、当該第1、第2回
動体を回動自在なるよう軸承し、上記第1回動体の回動
停止用半割円盤と第2回動体の回動用半割円盤との間に
あって、第1回動体に対して第2回動体を所望のアーム
回動角度に調節自在とした回動角度調節機構を備えてな
るアームの回動角度調節装置において、上記の回動角度
調節機構が、第2回動体における回動停止用半割円盤に
刻設した内周歯型と、第1回動体における回動停止用半
割円盤の第1周壁に開設した通口にあって、径方向へ押
入自在にして抜け止め状態で嵌装した停止用操作子と、
当該停止用操作子と同上回動停止用半割円盤の前記第1
軸口を有する第1軸筒部との間に跨装した復帰要スプリ
ングと、上記の停止用操作子が復帰用スプリングにより
押圧されている状態では、前記回動停止用半割円盤に刻
設した前記内周歯型に係止して第2回動体の回動が阻止
自在であり、かつ上記停止用操作子の押入操作で上記の
係止を解除自在とした回動係止爪とを具有すると共に、
前記した第1軸口の開口された第1軸筒部に被嵌自在と
したリング部と、当該リング部に連設されて、前記の復
帰用スプリングが、第1軸筒部と上記した停止用操作子
との間にあって配装されることにより、当該復帰用スプ
リングを外れ止め状態に被装したカバー部とからなる着
脱被嵌部材とによって構成されていることを特徴とする
アームの回動角度調節装置を提供しようとしている。
【0011】そして請求項2にあっては、上記の請求項
1において着脱被嵌部材と、第2軸口の開口された第2
軸筒部における第2内装押当面が摺動自在である第1軸
筒部の第1内装押当面から、第1軸口にわたって、形成
の表皮層との一方または双方が、合成樹脂材により形成
されていることを、その内容としている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明について図1ないし図7に
より以下これを詳記すると、回動停止用半割円盤1aか
ら第1外向突設アーム1bを延出してなる第1回動体1
と、回動用半割円盤2aから第2外向突設アーム2bを
延出してなる第2回動体とを具備している。そして従来
例と同様にして図1(C)により理解される通り、上記
した回動停止用半割円盤1aにおける第1開口端面1c
に対して、前記した回動用半割円盤2aの第2開口端面
2cを突き合わせ状態として、前記した第1回動体1の
第1軸口1dと、第2回転体2の第2軸口2dとに跨装
嵌合した回動軸3によって、第1回転体1と第2回動体
2とを互いに回動可能なるよう軸承させている。
【0013】そして、これまた従来例と同様にして上記
した第1回動体1における回動停止用半割円盤1aと、
第2回動体2における回動用半割円盤2aとの間にあっ
て、第1回転体1と第2回動体2を所望のアーム回動角
度となるように調節自在とした回動角度調節機構4が介
設されており、本発明ではこの回動角度調節機構4の構
成に関して、従来にない特徴を具有している。ここで図
示例では、上記第1軸口1dが回動停止用半割円盤1a
の軸心から突設した第1軸筒部1eに円孔状に形成され
ており、第2軸口2dは横断面が円形ではなく、図2に
あって破線で示されている通り小判状に形成されている
が、もちろん全長にわたり円孔状としてもよい。
【0014】従って前記の回転軸も円柱状のものを使用
してもよいが、図示例では図7に明示の通り頭部3aか
ら円柱基部3bが連設され、さらに当該円柱基部3の先
端側には、その対辺部にあって切欠面3c、3cを形成
するとこで、小判状の横断面をもった回り止め先端部3
dが形成されている。このため図1(C)によって理解
される通り、上記した回転軸3の頭部3aは回動停止用
半割円盤1aの第1底壁外面1fに押当し、円柱基部3
bは第1軸口1dに嵌装されているが、回り止め先端部
3dは回動用半割円盤2aの第2軸口2dに回り止め状
態にて係嵌されている。ここでこの回り止め先端部3d
には図7の(B)により明示されている螺孔3eが刻設
されており、これに図1(C)に示されている通り、回
転軸用止螺子3fが螺着されることで、その螺子頭部3
gが、回動用半割円盤2aにおける軸心から突設した第
2軸筒部2eの第2底壁外面2fに締着され、これによ
り回転軸3が装填されるようにしてある。このため図示
例では第2回転体2を回動させることで、回転軸3も一
緒に回動するが、この際第1回転体1は非回転の状態と
なるようにしたものが例示されている。
【0015】ここで前記した回動角度調節機構4につい
て以下説示すると、前説の第2回動体2における回動用
半割円盤2aにあって、その第2周壁2gに周設された
内周歯型4aと、第1回動体1における回動停止用半割
円盤1aの第1周壁1gに開設された通口1hにあっ
て、径方向へ押入自在にして、かつ外方へは抜け止め状
態で嵌装されている停止用操作子4bと、さらにこの停
止用操作子4bと回動停止用半割円盤1aにおける第1
軸筒部1eとの間に跨装介入した復帰用スプリング4c
とを具有している。
【0016】さらに上記した停止用操作子4bには、復
帰用スプリング4cにより押圧されている状態下である
と、前記回動用半割円盤2aに刻設の内周歯型4aに着
脱自在なるよう係止することで、第1回動体1に対する
回動が阻止され、かつ上記停止用操作子4bを外側から
径方向へ押入することで、復帰用スプリング4cを圧縮
することにより、上記の係止状態が解除自在となる回動
係止爪4dが、第1開口端面1cから第2回動体2側へ
向けて突設されている。
【0017】ここで図1(C)に例示の停止用操作子4
bは、通口1hに嵌装された押し釦部4eと、これによ
り突設した回動係止爪4dが外向きに突設した一対の爪
片4f、4fを離間突設することで、図1(B)のよう
に当該爪片4f、4fが内周歯型4aに対して噛合自在
となるよう構成されている。また、前記した復帰用スプ
リング4cの一端側は、上記押し釦部4eに形成された
収納空所4gに嵌挿されており、他端側は前記の第1軸
筒部1eにおける周側壁に形成した凹平面4hに押当さ
せてある。
【0018】さらに本発明では上記の復帰用スプリング
4cにつき、これを既設の如く停止用操作子4bと第1
軸筒部1eとの間に装填することが容易に行い得るだけ
でなく、当該復帰用スプリング4cが不本意に離脱して
しまうことのないようにするため、以下に示す如き構成
をもった着脱被嵌部材4iが用意されている。これは図
6に明示されており、第1軸筒部1eに被嵌自在である
リング部4jと、当該リング部4jの径方向へ連設され
たカバー部4kとからなっており、図示例ではリング部
4jがカバー部4kとの連設箇所にあって弦部4mが形
成され、これにより第1軸筒部1eに嵌合した状態で不
本意に回動してしまうことのないようにしてある。なお
当該着脱被嵌部材4iは合成樹脂製とするのが望まし
い。
【0019】そして上記のカバー部4kは復帰用スプリ
ング4c側に向けカバー開口部4nを有して門型に形成
されており、従ってこのカバー部4kにより復帰用スプ
リング4cが被嵌されることで、当該復帰用スプリング
4cが外れ止め状態を保有し得ることとなる。従ってこ
の着脱被嵌部材4iのない状態で、通口1hに嵌装した
停止用操作子4bの収納空所4gに、復帰用スプリング
4cの一端を押入装填した後、他端を第1軸筒部1eに
弾持させるといった操作を行い得ることとなり、その後
に着脱被嵌部材4iのリング部4jを嵌合することで、
カバー開口部4nから復帰用スプリング4cをカバー部
4kに内装でき、かくして使用中の外力で復帰用スプリ
ング4cが外れてしまうといったことを阻止することが
可能となる。
【0020】さらに、請求項2により明示した通り、上
記の着脱被嵌部材4iは既説の如く合成樹脂製とするの
が望ましく、さらに図1(C)により理解される通り第
1回動体1における第1軸筒部1eの第1内装押当面1
iから、第1軸口1dにわたって合成樹脂製とした表皮
層1jを形成しておくのがよい。このことで当該表皮層
1jに第2軸筒部2eの第2内装押当面2hが押当摺接
することになるので、不本意な騒音もなく金属製の第2
軸筒部1eが早期に摩耗してしまうこともなくなり、ま
た回動軸3と第1軸口1dとの間における摺動について
も上記同様の効果を期待することができる。また図示例
では同上第1軸口1dから第1底壁外面1fにわたり、
これまた合成樹脂製の表皮層1kを形成するようにして
あり、さらに上記した表皮層1jと第2軸筒部2eの第
2内装押当面2hとの間には、硬質金属製であり第2回
転体2と共回りするよう回動軸3の回り止め先端部3d
に被嵌された座金板4pが介装され、表皮層1jと第2
軸筒部2eにおける第2内装押当面2hとの摩耗損をも
阻止しようとしている。
【0021】
【発明の効果】本願請求項1は上記のように構成されて
いるから、第1回動体側における復帰用スプリングによ
って押圧される停止用操作子の回動係止爪が、しっかり
と第2回動体側の内周歯型に噛合係嵌状態となり、従っ
て可成りの外力が付加されても、当該噛合状態が離脱し
てしまうことなく、従って充分に大きな外力に対して
も、不本意に第1、第2回動体のアーム回動角度が変動
するといったことがなく、高い信頼性を保有させること
ができる。しかも、上記した停止用操作子を指先で押入
するだけの簡易な操作によって第1、第2回動体相互の
噛合状態を解除できることから、前同アーム回動角度を
変更したいときも、停止用操作子の押入状態を保持した
まま第1回動体に対して第2回動体を回動し、所望のア
ーム回動角度を得たならば、停止用操作子の押入を解除
すればよく、従って迅速、簡易な操作だけで目的を達成
することが可能となる。
【0022】さらに当該発明によるときは、組立作業に
際し停止用操作子と第1回転体との間に復帰用スプリン
グを圧縮させながら装填することができるだけでなく、
さらに第1回転体に着脱被嵌部材を係嵌するだけの作業
で、復帰用スプリングの不本意な離脱を防止することが
できるので、使用中に復帰用スプリングが飛び出してし
まい、スタンド等が折れ曲がってしまうといった危険を
確実に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアームの回動角度調節装置を示
し、(A)はその平面図、(B)は(A)のB−B線矢
視縦断正面図、(C)は(A)のC−C線矢視縦断側面
図である。
【図2】同上装置の正面図である。
【図3】図1(B)にあって、停止用操作子を押入した
状態を示す前同矢視縦断正面図である。
【図4】図2のIV−IV線縦断要部正面図である。
【図5】図1(B)にあって、停止用操作子を押入した
まま第1回動体を90°だけ回動した状態を示した前同
矢視縦断正面図である。
【図6】前同装置の一部材である停止用操作子を示し、
(A)はその平面図、(B)は右側面図、(C)は正面
図を示す。
【図7】同上装置の一部材である回動軸を示し、(A)
はその正面図、(B)は平面図であり、(C)は当該回
動軸の回り止め先端部が係嵌される第2軸筒部を示した
平面図である。
【図8】従来例であるアームの回動角度調節装置を具有
したスタンドを示す取付状態における正面図である。
【図9】前図におけるアームの回動角度調節装置を示す
正面図である。
【図10】(A)は図9におけるX−X線矢視縦断側面
図で、(B)はその部分拡大図である。
【符号の説明】
1 第1回動体 1a 回動停止用半割円盤 1b 第1外向突設アーム 1c 第1開口端口 1d 第1軸口 1e 第1軸筒部 1g 第1周壁 1h 通口 1i 第1内装押当面 1j 表皮層 1k 表皮層 2 第2回動体 2a 回動用半割円盤 2b 第2外向突設アーム 2c 第2開口端面 2d 第2軸口 2e 第2軸筒部 2h 第2内装押当面 3 回動軸 4 回動角度調整機構 4a 内周歯型 4b 停止用操作子 4c 復帰用スプリング 4d 回動係止爪 4i 着脱被嵌部材 4j リング部 4k カバー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動停止用半割円盤から第1外向突設ア
    ームを延出してなる第1回動体と、回動用半割円盤から
    第2外向突設アームを延出してなる第2回動体とを具備
    し、上記回動停止用半割円盤の第1開口端面に、前記回
    動用半割円盤の第2開口端面を突き合わせ状態として、
    第1回動体の第1軸口と第2回転体の第2軸口に跨装し
    た回動軸により、当該第1、第2回動体を回動自在なる
    よう軸承し、上記第1回動体の回動停止用半割円盤と第
    2回動体の回動用半割円盤との間にあって、第1回動体
    に対して第2回動体を所望のアーム回動角度に調節自在
    とした回動角度調節機構を備えてなるアームの回動角度
    調節装置において、上記の回動角度調節機構が、第2回
    動体における回動停止用半割円盤に刻設した内周歯型
    と、第1回動体における回動停止用半割円盤の第1周壁
    に開設した通口にあって、径方向へ押入自在にして抜け
    止め状態で嵌装した停止用操作子と、当該停止用操作子
    と同上回動停止用半割円盤の前記第1軸口を有する第1
    軸筒部との間に跨装した復帰要スプリングと、上記の停
    止用操作子が復帰用スプリングにより押圧されている状
    態では、前記回動停止用半割円盤に刻設した前記内周歯
    型に係止して第2回動体の回動が阻止自在であり、かつ
    上記停止用操作子の押入操作で上記の係止を解除自在と
    した回動係止爪とを具有すると共に、前記した第1軸口
    の開口された第1軸筒部に被嵌自在としたリング部と、
    当該リング部に連設されて、前記の復帰用スプリング
    が、第1軸筒部と上記した停止用操作子との間にあって
    配装されることにより、当該復帰用スプリングを外れ止
    め状態に被装したカバー部とからなる着脱被嵌部材とに
    よって構成されていることを特徴とするアームの回動角
    度調節装置。
  2. 【請求項2】 着脱被嵌部材と、第2軸口の開口された
    第2軸筒部における第2内装押当面が摺動自在である第
    1軸筒部の第1内装押当面から、第1軸口にわたって、
    形成の表皮層との一方または双方が、合成樹脂材により
    形成されている請求項1に記載したアームの回動角度調
    節装置。
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