JP3612001B2 - アームの回動角度調節装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自由端部側に所定物を取着したり懸吊して用いられるスタンドにあって、当該スタンドを構成するアームの所望箇所に介設することにより、当該アームの折曲角度を回動操作によって所要角度に調節することで、上記所定物を所望の位置には配置できるようにしたアームの回動角度調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8によって理解される通り、既に基盤A等から立装したスタンドaを、アームb1、b2、b3と、これらを連設したアームの回動角度調節部材c1、c2とにより構成し、自由端部としてのアームb3には所定物を係吊したり、取着するための連係部材dを設けるようにしたものが知られている。
しかし、上記したアームの回動角度調節部材c1、c2なるものは図9と、さらに図10により明示の如く、第1半割円盤d1と第2半割円盤d2とを、回転軸eにより、回動自在なるよう突き合わせ状態となし、当該第1、第2半割円盤d1、d2からは、夫々第1、第2突設アームf1、f2を延設させ、これにアームb1、b2、b3を連設するようにしているが、この際第1、第2半割円盤d1、d2を適宜角度だけ回動させた状態で、当該回動位置を保持させるためのアーム回動角度調節装置Bとしては、図10に明示の如きものが採択されている。
【0003】
すなわち、上記した第1半割円盤d1には、その第1内周壁gに添って、多数の通孔g1が回転軸eと平行状に穿設されていると共に、当該通孔g1には押圧スプリングg2と、これにより弾圧されているボールg3とが内装されている。一方第2半割円盤d2には、その第2内周壁hに添って受承板h1が周設され、これには多数の受承用孔h2が穿設されることで、前記したボールg3が押圧スプリングg2による押圧により、上記受承用孔h2に係脱自在なるよう係嵌された構成となっている。
【0004】
上記の通り従来例によるときは、その第1、第2突設アームf1、f2の角度すなわちアームの回動角度を調整して、図9に示されている実線の如く互いに当該各アームf1、f2の回動角度αを90°としたり、またこれらを破線で示す位置までにおける所望の回動角度αとなるようにするのであるが、そのためには第2突出アームf2等に対して比較的大きな力を付加することで、押圧スプリングg2の弾発力に抗してボールg3を通孔g1内に押動して、当該ボールg3を受承用孔h2から離脱させた後、第2突出アームf2を所要の回動角度αだけ回動して、選定された別の受承用孔h2に当該ボールg3を一斉に落入係嵌させるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術によるときは、単に第1、第2突設アームf1、f2の一方を回動操作するだけで、アームの回動角度を調整できるので、その操作性は良好であるが、外的な荷重が大きくなったときには、ボールg3が押圧スプリングg2の押圧力に抗して受承用孔h2から不本意に通孔g1内へ没入してしまい、アームの固定機能が失われてしまう危険性がある。
しかもある程度以上の期間使用すると押圧スプリングg2に基づく固定力が減殺されて行き、この結果固定したい箇所にあってもボールg3の停止状態が保持できなくなってしまといった欠陥をも有している。
【0006】
本発明は上記従来の難点に鑑み検討されたもので、従来のものと同様にして第1回動体の回動停止用半割円盤と第2回動体の回動用半割円盤とを回動軸によつて突き合わせ状態により回動自在な構成を有し、かつ上記の回動停止用半割円盤と回動用半割円盤との間にあって、回動角度調節機構を連装することになる。
しかし、上記回動角度調節機構なるものの構成が従来品と異質であり、第1、第2回転体が所定の回動角度にあってロック状態にあるときには、回動停止用半割円盤の第1軸筒部に支持された復帰用スプリングにより押圧されている回動停止用半割円盤側の停止用操作子における回動係止爪が、回動用半割円盤に設けた内周歯型の所望箇所に係止されることで、当該ロック状態が保持されるよう構成する。かくて大きな外力が付加されても、内周歯型と回動停止爪との係止状態が解除されないようにして、不本意なる第1、第2回動体の係止離脱による転動を、高い信頼性をもって防止し得るようにするのが第1の目的である。
【0007】
次に、上記のロック状態を解くときには、前記した係止用操作子を復帰用スプリングの弾発力に抗して押入操作することで、停止用操作子の回動係止爪を、回動用半割円盤における前記した内周歯型から脱出させ、これにより第1、第2回動体を自由に回動できるようにする。そして第2回動体等を所望の回動角度だけ回動させた後にあって、上記回動操作子の押動を解除することで、これを復帰用スプリングにより復帰させ、これにより回動係止爪を内周歯型に噛合させることでロック状態が得られるようにし、かくして指先等による係止用操作子の簡易な押入と離脱操作により、アームの回動角度を簡易迅速に実施できるようにするのが、第2の目的である。
【0008】
さらに請求項1では上記の復帰用スプリングを、停止用操作子と回動停止用半割円盤の第1軸筒部との間にあって、外部から跨装できるようにして、組み立て作業を容易にするだけでなく、跨装作業後にあって前記第1軸筒部に、着脱被嵌部材におけるリング部を被嵌してやるだけで、当該着脱被嵌部材のカバー部によって、上記の復帰用スプリングを包被させてしまい、このことによって使用中に復帰スプリングが離脱してしまうといったことのないようにし、不本意なる故障の発生をも皆無にしようとするのが第3の目的である。
【0009】
そして請求項2にあっては、上記請求項1において第1軸筒部に被嵌する着脱被嵌部材を合成樹脂製とすることで、着脱作業を容易にし、また第1軸筒部についても、これを全部金属製とはせずに、その第1内装押当面から第1軸口にわたって形成の表皮層につき、これらを選択的に合成樹脂材により形成することで、第1、第2回動体の回動を円滑にして騒音なしに行い、また金属製の場合における不本意な摩耗の問題についても、これを改善可能にしようとするのが、その目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、請求項1にあっては回動停止用半割円盤から第1外向突設アームを延出してなる第1回動体と、回動用半割円盤から第2外向突設アームを延出してなる第2回動体とを具備し、上記回動停止用半割円盤の第1開口端面に、前記回動用半割円盤の第2開口端面を突き合わせ状態として、第1回動体の第1軸口と第2回転体の第2軸口に跨装した回動軸により、当該第1、第2回動体を回動自在なるよう軸承し、上記第1回動体の回動停止用半割円盤と第2回動体の回動用半割円盤との間にあって、第1回動体に対して第2回動体を所望のアーム回動角度に調節自在とした回動角度調節機構を備えてなるアームの回動角度調節装置において、上記の回動角度調節機構が、第2回動体における回動停止用半割円盤に刻設した内周歯型と、第1回動体における回動停止用半割円盤の第1周壁に開設した通口にあって、径方向へ押入自在にして抜け止め状態で嵌装した停止用操作子と、当該停止用操作子と同上回動停止用半割円盤の前記第1軸口を有する第1軸筒部との間に跨装した復帰要スプリングと、上記の停止用操作子が復帰用スプリングにより押圧されている状態では、前記回動停止用半割円盤に刻設した前記内周歯型に係止して第2回動体の回動が阻止自在であり、かつ上記停止用操作子の押入操作で上記の係止を解除自在とした回動係止爪とを具有すると共に、前記した第1軸口の開口された第1軸筒部に被嵌自在としたリング部と、当該リング部に連設されて、前記の復帰用スプリングが、第1軸筒部と上記した停止用操作子との間にあって配装されることにより、当該復帰用スプリングを外れ止め状態に被装したカバー部とからなる着脱被嵌部材とによって構成されていることを特徴とするアームの回動角度調節装置を提供しようとしている。
【0011】
そして請求項2にあっては、上記の請求項1において着脱被嵌部材と、第2軸口の開口された第2軸筒部における第2内装押当面が摺動自在である第1軸筒部の第1内装押当面から、第1軸口にわたって、形成の表皮層との一方または双方が、合成樹脂材により形成されていることを、その内容としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明について図1ないし図7により以下これを詳記すると、回動停止用半割円盤1aから第1外向突設アーム1bを延出してなる第1回動体1と、回動用半割円盤2aから第2外向突設アーム2bを延出してなる第2回動体とを具備している。
そして従来例と同様にして図1(C)により理解される通り、上記した回動停止用半割円盤1aにおける第1開口端面1cに対して、前記した回動用半割円盤2aの第2開口端面2cを突き合わせ状態として、前記した第1回動体1の第1軸口1dと、第2回転体2の第2軸口2dとに跨装嵌合した回動軸3によって、第1回転体1と第2回動体2とを互いに回動可能なるよう軸承させている。
【0013】
そして、これまた従来例と同様にして上記した第1回動体1における回動停止用半割円盤1aと、第2回動体2における回動用半割円盤2aとの間にあって、第1回転体1と第2回動体2を所望のアーム回動角度となるように調節自在とした回動角度調節機構4が介設されており、本発明ではこの回動角度調節機構4の構成に関して、従来にない特徴を具有している。
ここで図示例では、上記第1軸口1dが回動停止用半割円盤1aの軸心から突設した第1軸筒部1eに円孔状に形成されており、第2軸口2dは横断面が円形ではなく、図2にあって破線で示されている通り小判状に形成されているが、もちろん全長にわたり円孔状としてもよい。
【0014】
従って前記の回転軸も円柱状のものを使用してもよいが、図示例では図7に明示の通り頭部3aから円柱基部3bが連設され、さらに当該円柱基部3の先端側には、その対辺部にあって切欠面3c、3cを形成するとこで、小判状の横断面をもった回り止め先端部3dが形成されている。
このため図1(C)によって理解される通り、上記した回転軸3の頭部3aは回動停止用半割円盤1aの第1底壁外面1fに押当し、円柱基部3bは第1軸口1dに嵌装されているが、回り止め先端部3dは回動用半割円盤2aの第2軸口2dに回り止め状態にて係嵌されている。ここでこの回り止め先端部3dには図7の(B)により明示されている螺孔3eが刻設されており、これに図1(C)に示されている通り、回転軸用止螺子3fが螺着されることで、その螺子頭部3gが、回動用半割円盤2aにおける軸心から突設した第2軸筒部2eの第2底壁外面2fに締着され、これにより回転軸3が装填されるようにしてある。
このため図示例では第2回転体2を回動させることで、回転軸3も一緒に回動するが、この際第1回転体1は非回転の状態となるようにしたものが例示されている。
【0015】
ここで前記した回動角度調節機構4について以下説示すると、前説の第2回動体2における回動用半割円盤2aにあって、その第2周壁2gに周設された内周歯型4aと、第1回動体1における回動停止用半割円盤1aの第1周壁1gに開設された通口1hにあって、径方向へ押入自在にして、かつ外方へは抜け止め状態で嵌装されている停止用操作子4bと、さらにこの停止用操作子4bと回動停止用半割円盤1aにおける第1軸筒部1eとの間に跨装介入した復帰用スプリング4cとを具有している。
【0016】
さらに上記した停止用操作子4bには、復帰用スプリング4cにより押圧されている状態下であると、前記回動用半割円盤2aに刻設の内周歯型4aに着脱自在なるよう係止することで、第1回動体1に対する回動が阻止され、かつ上記停止用操作子4bを外側から径方向へ押入することで、復帰用スプリング4cを圧縮することにより、上記の係止状態が解除自在となる回動係止爪4dが、第1開口端面1cから第2回動体2側へ向けて突設されている。
【0017】
ここで図1(C)に例示の停止用操作子4bは、通口1hに嵌装された押し釦部4eと、これにより突設した回動係止爪4dが外向きに突設した一対の爪片4f、4fを離間突設することで、図1(B)のように当該爪片4f、4fが内周歯型4aに対して噛合自在となるよう構成されている。また、前記した復帰用スプリング4cの一端側は、上記押し釦部4eに形成された収納空所4gに嵌挿されており、他端側は前記の第1軸筒部1eにおける周側壁に形成した凹平面4hに押当させてある。
【0018】
さらに本発明では上記の復帰用スプリング4cにつき、これを既設の如く停止用操作子4bと第1軸筒部1eとの間に装填することが容易に行い得るだけでなく、当該復帰用スプリング4cが不本意に離脱してしまうことのないようにするため、以下に示す如き構成をもった着脱被嵌部材4iが用意されている。
これは図6に明示されており、第1軸筒部1eに被嵌自在であるリング部4jと、当該リング部4jの径方向へ連設されたカバー部4kとからなっており、図示例ではリング部4jがカバー部4kとの連設箇所にあって弦部4mが形成され、これにより第1軸筒部1eに嵌合した状態で不本意に回動してしまうことのないようにしてある。なお当該着脱被嵌部材4iは合成樹脂製とするのが望ましい。
【0019】
そして上記のカバー部4kは復帰用スプリング4c側に向けカバー開口部4nを有して門型に形成されており、従ってこのカバー部4kにより復帰用スプリング4cが被嵌されることで、当該復帰用スプリング4cが外れ止め状態を保有し得ることとなる。
従ってこの着脱被嵌部材4iのない状態で、通口1hに嵌装した停止用操作子4bの収納空所4gに、復帰用スプリング4cの一端を押入装填した後、他端を第1軸筒部1eに弾持させるといった操作を行い得ることとなり、その後に着脱被嵌部材4iのリング部4jを嵌合することで、カバー開口部4nから復帰用スプリング4cをカバー部4kに内装でき、かくして使用中の外力で復帰用スプリング4cが外れてしまうといったことを阻止することが可能となる。
【0020】
さらに、請求項2により明示した通り、上記の着脱被嵌部材4iは既説の如く合成樹脂製とするのが望ましく、さらに図1(C)により理解される通り第1回動体1における第1軸筒部1eの第1内装押当面1iから、第1軸口1dにわたって合成樹脂製とした表皮層1jを形成しておくのがよい。このことで当該表皮層1jに第2軸筒部2eの第2内装押当面2hが押当摺接することになるので、不本意な騒音もなく金属製の第2軸筒部1eが早期に摩耗してしまうこともなくなり、また回動軸3と第1軸口1dとの間における摺動についても上記同様の効果を期待することができる。
また図示例では同上第1軸口1dから第1底壁外面1fにわたり、これまた合成樹脂製の表皮層1kを形成するようにしてあり、さらに上記した表皮層1jと第2軸筒部2eの第2内装押当面2hとの間には、硬質金属製であり第2回転体2と共回りするよう回動軸3の回り止め先端部3dに被嵌された座金板4pが介装され、表皮層1jと第2軸筒部2eにおける第2内装押当面2hとの摩耗損をも阻止しようとしている。
【0021】
【発明の効果】
本願請求項1は上記のように構成されているから、第1回動体側における復帰用スプリングによって押圧される停止用操作子の回動係止爪が、しっかりと第2回動体側の内周歯型に噛合係嵌状態となり、従って可成りの外力が付加されても、当該噛合状態が離脱してしまうことなく、従って充分に大きな外力に対しても、不本意に第1、第2回動体のアーム回動角度が変動するといったことがなく、高い信頼性を保有させることができる。
しかも、上記した停止用操作子を指先で押入するだけの簡易な操作によって第1、第2回動体相互の噛合状態を解除できることから、前同アーム回動角度を変更したいときも、停止用操作子の押入状態を保持したまま第1回動体に対して第2回動体を回動し、所望のアーム回動角度を得たならば、停止用操作子の押入を解除すればよく、従って迅速、簡易な操作だけで目的を達成することが可能となる。
【0022】
さらに当該発明によるときは、組立作業に際し停止用操作子と第1回転体との間に復帰用スプリングを圧縮させながら装填することができるだけでなく、さらに第1回転体に着脱被嵌部材を係嵌するだけの作業で、復帰用スプリングの不本意な離脱を防止することができるので、使用中に復帰用スプリングが飛び出してしまい、スタンド等が折れ曲がってしまうといった危険を確実に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアームの回動角度調節装置を示し、(A)はその平面図、(B)は(A)のB−B線矢視縦断正面図、(C)は(A)のC−C線矢視縦断側面図である。
【図2】同上装置の正面図である。
【図3】図1(B)にあって、停止用操作子を押入した状態を示す前同矢視縦断正面図である。
【図4】図2のIV−IV線縦断要部正面図である。
【図5】図1(B)にあって、停止用操作子を押入したまま第1回動体を90°だけ回動した状態を示した前同矢視縦断正面図である。
【図6】前同装置の一部材である停止用操作子を示し、(A)はその平面図、(B)は右側面図、(C)は正面図を示す。
【図7】同上装置の一部材である回動軸を示し、(A)はその正面図、(B)は平面図であり、(C)は当該回動軸の回り止め先端部が係嵌される第2軸筒部を示した平面図である。
【図8】従来例であるアームの回動角度調節装置を具有したスタンドを示す取付状態における正面図である。
【図9】前図におけるアームの回動角度調節装置を示す正面図である。
【図10】(A)は図9におけるX−X線矢視縦断側面図で、(B)はその部分拡大図である。
【符号の説明】
1 第1回動体
1a 回動停止用半割円盤
1b 第1外向突設アーム
1c 第1開口端口
1d 第1軸口
1e 第1軸筒部
1g 第1周壁
1h 通口
1i 第1内装押当面
1j 表皮層
1k 表皮層
2 第2回動体
2a 回動用半割円盤
2b 第2外向突設アーム
2c 第2開口端面
2d 第2軸口
2e 第2軸筒部
2h 第2内装押当面
3 回動軸
4 回動角度調整機構
4a 内周歯型
4b 停止用操作子
4c 復帰用スプリング
4d 回動係止爪
4i 着脱被嵌部材
4j リング部
4k カバー部

Claims (2)

  1. 回動停止用半割円盤から第1外向突設アームを延出してなる第1回動体と、回動用半割円盤から第2外向突設アームを延出してなる第2回動体とを具備し、上記回動停止用半割円盤の第1開口端面に、前記回動用半割円盤の第2開口端面を突き合わせ状態として、第1回動体の第1軸口と第2回転体の第2軸口に跨装した回動軸により、当該第1、第2回動体を回動自在なるよう軸承し、上記第1回動体の回動停止用半割円盤と第2回動体の回動用半割円盤との間にあって、第1回動体に対して第2回動体を所望のアーム回動角度に調節自在とした回動角度調節機構を備えてなるアームの回動角度調節装置において、上記の回動角度調節機構が、第2回動体における回動停止用半割円盤に刻設した内周歯型と、第1回動体における回動停止用半割円盤の第1周壁に開設した通口にあって、径方向へ押入自在にして抜け止め状態で嵌装した停止用操作子と、当該停止用操作子と同上回動停止用半割円盤の前記第1軸口を有する第1軸筒部との間に跨装した復帰要スプリングと、上記の停止用操作子が復帰用スプリングにより押圧されている状態では、前記回動停止用半割円盤に刻設した前記内周歯型に係止して第2回動体の回動が阻止自在であり、かつ上記停止用操作子の押入操作で上記の係止を解除自在とした回動係止爪とを具有すると共に、前記した第1軸口の開口された第1軸筒部に被嵌自在としたリング部と、当該リング部に連設されて、前記の復帰用スプリングが、第1軸筒部と上記した停止用操作子との間にあって配装されることにより、当該復帰用スプリングを外れ止め状態に被装したカバー部とからなる着脱被嵌部材とによって構成されていることを特徴とするアームの回動角度調節装置。
  2. 着脱被嵌部材と、第2軸口の開口された第2軸筒部における第2内装押当面が摺動自在である第1軸筒部の第1内装押当面から、第1軸口にわたって、形成の表皮層との一方または双方が、合成樹脂材により形成されている請求項1に記載したアームの回動角度調節装置。
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