JP2002336018A - ハンドル及び該ハンドルを備えた傘 - Google Patents

ハンドル及び該ハンドルを備えた傘

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JP2002336018A
JP2002336018A JP2001141843A JP2001141843A JP2002336018A JP 2002336018 A JP2002336018 A JP 2002336018A JP 2001141843 A JP2001141843 A JP 2001141843A JP 2001141843 A JP2001141843 A JP 2001141843A JP 2002336018 A JP2002336018 A JP 2002336018A
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slot
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opening
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勝和 王
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な部材の付加により、ハンドルを容易に
シャフトに取り付け、または、シャフトから取り外すこ
とができるようにし、ハンドルが破損した場合、新たな
ハンドルに容易に交換できるようにする。 【解決手段】 底面32に開口31の方向に突出する突
起部34を設けると共に、該突起部34に開口31の方
向に向かって開放する円孔33を設け、該円孔33に少
なくとも1つの有底スロット341を円孔33の軸方向
に沿って延びるように形成すると共に、有底スロット3
41の底部近傍から円孔33の周方向に沿って延びるス
ロット342を形成したカップ状のハンドル本体30
と、棒状物(シャフト10)の一端部に固定するもの
で、突起部34の円孔33内に装着され、その外周面に
有底スロット341を介してスロット342に嵌め込ま
れる少なくとも1つの滑りラグ25を突設した固定台2
0とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傘、ステッキ及び
指揮棒などの棒状物に適用するハンドルに関し、特に、
傘のハンドルに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、傘のシャフトなどの棒状物の一端
部に手元として取り付けられるハンドルには、一方を開
放したねじ付き穴が形成されている。また、シャフトの
把持側端部には、前記ねじ付き穴のねじと対応する雄ね
じが形成されている。そして、ハンドルのねじ付き穴と
シャフトの雄ねじとを互いに螺合することによって、シ
ャフトとハンドルとを固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ね
じによるシャフトとハンドルとの固定構造では、螺合状
態が緩むと、ハンドルが落ちたり紛失する恐れがある。
なお、シャフトとハンドルとを組み付ける際に、予めね
じ面などの組み付け部分に接着剤を塗布しておき、シャ
フトとハンドルとを一体に固着したものもある。しか
し、この場合には、何らかの衝撃でハンドルが破損する
と、シャフトに硬化した接着剤が付着しているため、新
たなハンドルに交換できず、傘自体を廃棄しなければな
らないという欠点がある。
【0004】本発明者はこの問題点に鑑みて鋭意に研究
した結果、本発明をなした。即ち、本発明の主な課題
は、簡単な部材の付加により、ハンドルを容易にシャフ
トに取り付け、または、シャフトから取り外すことがで
きるようにし、ハンドルが破損した場合、新たなハンド
ルに容易に交換できるハンドルを提供することにある。
また、本発明の第2の課題は、棒状物に対してハンドル
を強固に取り付け、容易に緩んで落ちることがないハン
ドルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のハンドルは、把持のため、棒状物の一端部
に取り付けられるハンドルであって、一端を開口し、他
端を閉鎖した底面を有し、前記底面に前記開口の方向に
突出する突起部を設けると共に、該突起部に前記開口の
方向を開放する円孔を設け、該円孔の内周面に少なくと
も1つの有底スロットを前記円孔の軸方向に沿って延び
前記開口の方向を開放するように形成すると共に、前記
有底スロットの底部近傍から前記円孔の周方向に沿って
延びるスロットを形成したカップ状のハンドル本体と、
前記棒状物の一端部に固定するもので、前記突起部の円
孔内に装着され、その外周面に前記有底スロットを介し
て前記スロットに嵌め込まれる少なくとも1つの滑りラ
グを突設した固定台とを備えた構成としている。
【0006】前記構成によれば、本発明に係るハンドル
は、係合の方式で棒状物の端部に配設するため、係合解
除のみにより、棒状物から取り外すことができる。即
ち、係合を解除することにより、新たなハンドルへの交
換が容易である。
【0007】前記ハンドルでは、前記突起部の円孔内
に、前記固定台を弾性的に押圧して前記滑りラグを周方
向に延びる前記スロットに付勢し、前記固定台を安定的
に保持する弾性付勢手段を設けることが好ましい。この
ようにすれば、前記ハンドルを棒状物に対して強固に取
り付けることができるため、容易に緩んで落ちたり、紛
失したりしないようになる。なお、前記弾性付勢手段と
しては、渦巻きばね、板ばね、強力弾性ゴムなどが用い
られる。
【0008】この場合、前記突起部の円孔の内周面に、
周方向に延びる前記スロットから円孔の軸方向に沿って
前記開口の方向に延びる係止スロットを設け、前記弾性
付勢手段により、前記固定台を押圧して該固定台の滑り
ラグを前記係止スロット内に押し込んで係止することが
好ましい。このようにすれば、更に、ハンドルと棒状物
との取付状態の安定性を向上することができる。
【0009】なお、前記固定台の外周面において、前記
滑りラグの下側に、所定の隙間をもってばね板を設け、
該ばね板と前記滑りラグまでの全高を周方向に延びる前
記スロットの高さより僅かに大きく形成し、前記ばね板
が圧縮された状態で前記滑りラグと共に前記スロット内
に嵌め込ませて保持されるようにしてもよい。このよう
にしても、更に、ハンドルと棒状物との取付状態の安定
性を向上することができる。
【0010】前記のように構成した本発明のハンドル
は、接着、締め付けなどの方式で、前記固定台を傘のシ
ャフト、ステッキ、指揮棒などの棒状物に接合できる。
そして、このハンドルを適用した場合、傘、ステッキ、
指揮棒などの棒状物との取付状態が丈夫で、ハンドル自
体の交換も容易である。
【0011】そのうち、前記ハンドルを傘に適用する場
合、一端部にカバーを支持する棒状のシャフトと、該シ
ャフトの他端部に取り付けるハンドルとを備えてなる傘
において、前記シャフトの他端部に、その直径方向に貫
通する通孔を設ける一方、前記ハンドルを、一端を開口
し、他端を閉鎖した底面を有し、前記底面に前記開口の
方向に突出する突起部を設けると共に、該突起部に前記
開口の方向を開放する円孔を設け、該円孔の内周面に少
なくとも1つの有底スロットを前記円孔の軸方向に沿っ
て延び前記開口の方向を開放するように形成すると共
に、前記有底スロットの底部近傍から前記円孔の周方向
に沿って延びるスロットを形成したカップ状のハンドル
本体と、前記棒状物の一端部に固定するもので、前記突
起部の円孔内に装着され、その外周面に前記有底スロッ
トを介して前記スロットに嵌め込まれる少なくとも1つ
の滑りラグを突設した固定台とを備えた構成とし、か
つ、前記固定台に、その直径方向に延びて該固定台を貫
通し、前記通孔と対応する通孔を設け、前記シャフトと
固定台の通孔をピンによって固定した構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1から図4は、本発明の第1実施
形態のハンドルを示す。図中、符号10は傘のシャフト
であり、20は固定台であり、30はハンドル本体であ
る。そして、この固定台20とハンドル本体30とから
なるハンドルは、前記傘の手元として取り付けられる。
なお、以下の説明では、本発明のハンドルを傘用のもの
として説明するが、ステッキ、指揮棒などの棒状物にも
適用可能である。
【0013】前記シャフト10は棒状をなし、その一端
部に縫い合わせた生地からなるカバー(図示せず)を親
骨を介して支持し、他端部11に把持のためハンドルを
取り付けるものである。
【0014】前記ハンドル本体30は、開口31と、該
開口31内にあって該開口31と対向する底面32とを
有する。即ち、一端が開口31で、他端が閉鎖した底面
32を構成するカップ状をなす。前記底面32には、前
記開口31の方向に突出する突起部34が形成されてい
る。この突起部34は、前記開口31の方向に向かって
開放する円孔33を有する円筒状のものである。前記円
孔33の内周面には、互いに対向して該円孔33の軸方
向に沿って延び、前記開口31の方向を開放する一対の
有底スロット341が設けられている。また、円孔33
の内周面には、前記スロット341の底部近傍から該円
孔33の周方向に沿って時計周りに所定距離延びた一対
のスロット342(一方のスロット342は図示せ
ず。)が形成されている。さらに、このスロット342
の端部には、円孔33の軸方向に沿って前記開口31の
方向に延びる係止スロット343が形成されている。
【0015】前記固定台20は円筒状をなし、そのサイ
ズ(外径)は、前記突起部34の円孔33内に遊嵌され
る大きさとされている。この固定台20の外周面の対向
位置には、それぞれ直径方向外側に向けて突出する滑り
ラグ25が設けられている。この一対の滑りラグ25
は、軸方向に延びる有底スロット341を介して周方向
に延びるスロット342に嵌め込まれる。その後、固定
台20あるいはハンドル本体30を回転させることによ
って、周方向に延びるスロット342に沿って摺動する
ことができる。
【0016】前記固定台20は、軸方向に沿ってその中
央を貫通する円孔21を介して前記シャフト10の端部
11に固定される。この固定方法は、接着や締め付けな
どがある。なお、接着だけによる場合、円孔21のサイ
ズは、シャフト10の直径より若干大きくしなければな
らない。また、締め付けにより、または、接着と締め付
けの両方による場合、製造の際に、固定台20の円孔2
1の内径をシャフト10の外径より若干小さく形成す
る。そして、嵌合の際に、加熱により、固定台20を膨
張させ、一時的に円孔21の内径を大きくした後、シャ
フト10の端部11を円孔21に挿入し、冷却する。
【0017】また、接着や締め付けの他にもピン結合の
方法が考えられる。具体的には、図示の本実施形態のよ
うに、前記固定台20には、直径方向に沿って両側の周
壁を貫通する一対の通孔22が形成されている。また、
シャフト10の端部11には、該シャフト10の端部1
1が固定台20の円孔21内に嵌め込まれると前記一対
の通孔22と対応する通孔12が形成されている。そし
て、シャフト10の端部11を固定台20の円孔21内
に嵌め込み、これらの通孔12,22を一致させた後、
ピン23を前記通孔12,22に貫通させることによっ
て、シャフト10に固定台20ないしハンドル全体を取
り付ける。
【0018】また、前記ハンドル本体30の突起部34
の円孔33には、弾性付勢手段40が配設される。本実
施形態において、この弾性付勢手段40としては渦巻き
ばねを採用したが、必要に応じて板ばねや強力弾性ゴム
などを採用してもよい。
【0019】前記弾性付勢手段40は、前記滑りラグ2
5が軸方向に延びる前記有底スロット341を経由して
周方向に延びるスロット342に嵌め込まれた際、前記
固定台20を弾性的に押圧する役割をなす。これによ
り、前記滑りラグ25を周方向に延びるスロット342
における上面の所定位置に付勢し、固定台20とハンド
ル本体30との間の摺動を強力に制動し、固定台20を
安定的に前記突起部34の円孔33内に保持する。従っ
て、ハンドル本体30は、傘のシャフト10に取り付け
た固定台20に安定的に保持される。
【0020】また、本実施形態では、前記突起部34の
円孔33の内周面に、周方向に延びるスロット342の
端部から係止スロット343を設けているため、固定台
20を時計回り方向に回動させ、滑りラグ25を前記ス
ロット342に沿って端部まで摺動させた場合、前記弾
性付勢手段40による前記固定台20への押圧により、
前記滑りラグ25が前記係止スロット343内に押圧さ
れ、該係止スロット343内に安定的に嵌め込まれる。
その結果、前記弾性付勢手段40の弾性に抗して滑りラ
グ25を前記係止スロット343内から離脱させなけれ
ば、滑りラグ25をスロット342に沿って摺動させる
ことができない。そのため、ハンドル本体30と固定台
20との取付状態を確実に維持することができる。
【0021】次に、本発明におけるハンドルの操作、動
作及び効果を説明する。まず、図1に示すように、シャ
フト10を固定台20の円孔21内に嵌め込む。そし
て、これらの通孔22と通孔12とを一致させ、ピン2
3を通孔22と通孔12とを貫通させる。そうすると、
固定台20がしっかりとシャフト10に保持される。
【0022】ついで、図2に示すように、固定台20の
2つの滑りラグ25を、弾性付勢手段40を介在させて
ハンドル本体30の軸方向に延びる有底スロット341
に向けて挿入し、固定台20をハンドル本体30に対し
て軸方向に沿って円孔33に嵌め込む。この際、滑りラ
グ25は、弾性付勢手段40の弾性に抗しながら、軸方
向に延びる有底スロット341と周方向に延びるスロッ
ト342と交差部位まで押圧されると、前記スロット3
42に沿って摺動することができる。
【0023】図3及び図4に示すように、前記のように
滑りラグ25を有底スロット341とスロット342と
交差部位まで押圧して、固定台20を時計回り方向に回
転させると、滑りラグ25をスロット342に嵌め込ん
で摺動することができる。そして、滑りラグ25は、周
方向に延びるスロット342と係止スロット343との
交差部位まで摺動すると、弾性付勢手段40による固定
台20の弾性的な付勢によって、係止スロット343内
に嵌め込まれる。
【0024】図4に示すように、固定台20の滑りラグ
25が係止スロット343内に嵌め込まれると、ハンド
ル本体30がシャフト10に取り付けた固定台20と強
固に連結され、相対的に回動することはない。このた
め、使用する際に、ハンドル本体30が容易にシャフト
10から外れることはない。
【0025】一方、ハンドルが不意な衝撃などの原因で
損傷した場合、使用者は、弾性付勢手段40の弾性的な
付勢に抗しながら、シャフト10の軸方向に沿ってハン
ドル本体30を押す。これににより、滑りラグ25と係
止スロット343の係止を解除し、周方向に延びるスロ
ット342内に位置させる。
【0026】その後、ハンドル本体30を時計回りと逆
方向に回動させ、滑りラグ25を軸方向に延びる有底ス
ロット341と対応する位置まで摺動させる。そして、
この状態で、ハンドル本体30に加える力を解除する
と、滑りラグ25が弾性付勢手段40の弾性力によって
有底スロット341に沿って取り外される。このよう
に、本発明の構成では、シャフト10に取り付けた固定
台20からハンドル本体30を容易に取り外すことがで
きる。
【0027】即ち、本発明に係るハンドル本体30は、
シャフト10に容易に取り付けることができると共に、
シャフト10から取り外すことができるため、ハンドル
本体30が破損しても、容易に交換できる。
【0028】次に、図5および図6に示す本発明に係る
第2実施形態を説明する。この第2実施形態では、固定
台120の外周面には、滑りラグ125の下側に隙間1
27をあけてばね板126が設けられている。このばね
板126は、滑りラグ125の上面までの全高が周方向
に延びるスロット1342の高さより僅かに大きくなる
ように構成されている。
【0029】この実施形態では、前記ばね板126を滑
りラグ125と共に軸方向に延びる有底スロット134
1に沿って挿入し、底部近傍の周方向に延びるスロット
1342の位置まで摺動させる。その後、前記有底スロ
ット1341の底部に対して押し込むように力を加える
ことにより、ばね板126が圧縮され、隙間127側に
偏って歪む。そのため、前記ばね板126と前記滑りラ
グ125との隙間127が小さくなる。
【0030】そして、この状態で、固定台120を時計
回り方向に向けて回転させると、前記ばね板126が前
記滑りラグ125と共に周方向に延びるスロット134
2内に嵌め込まれる。
【0031】この状態で、加える力を解除すると、ばね
板126の弾性力により、ばね板126が周方向に延び
るスロット1342の側辺に押圧され、前記滑りラグ1
25がばね板126と共に前記周方向沿いのスロット1
342内にしっかりと保持される。
【0032】このように、本発明では、第1実施形態に
示す別部材からなる弾性付勢手段40である渦巻きばね
の代わりに、ばね板126を適用しても、前記第1実施
形態と同様の作用、効果を得ることができる。また、こ
の第2実施形態では、円孔133の内周面には、軸方向
に延びる有底スロット1341と周方向に延びるスロッ
ト1342とをL字状に形成しただけで、係止スロット
を設けていないが、前記ばね板126の付勢力により、
確実に取付状態を維持できる。
【0033】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されるものではない。即ち、本発明は、添付図面を基づ
いた実施形態に関連して十分に記載したが、この技術を
熟練した人々にとっては種々の変形や修正は簡単であ
る。そのため、そのような変形や修正は、添付した請求
の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、
その中に包含されると理解されるべきである。
【0034】具体的には、前記第1実施形態のハンドル
本体30は、第2実施形態のように、係止スロット34
3を設けない構成としてもよい。即ち、この係止スロッ
トを設けない構成としても、前記渦巻きばねやばね板等
の付勢手段により周方向に延びるスロット内で滑りラグ
を確実に固定保持できる。そして、更に前記係止スロッ
トを形成することにより、渦巻きばねやばね板等の付勢
手段の付勢力で、該係止スロット内に固定台の滑りラグ
を係止できるため、より確実にハンドル本体と固定台と
を固定保持でき、これらの取付状態を確実に維持でき
る。
【0035】また、前記各実施形態では、弾性付勢手段
40またはばね板126により、ハンドル本体30と固
定台20との取付状態を強固に維持できるようにした
が、固定台20の滑りラグ25,125を、周方向に延
びるスロット342,1342に無理嵌めする高さで形
成し、弾性付勢手段40またはばね板126を設けない
構成としてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るハンドルは、簡単な部材を付加するだけで、ハン
ドル本体を容易にシャフトに取り付けたり、または、シ
ャフトから取り外すことができる。そのため、ハンドル
本体が破損した場合、容易に交換できる。そのうえ、シ
ャフトにハンドル本体を取り付けた状態では、その取付
状態が強固であり、容易に緩んで落ちることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るハンドルを示す
分解斜視図である。
【図2】 滑りラグを軸方向に延びる有底スロットに嵌
め込んだ状態を示す断面図である。
【図3】 滑りラグを周方向に延びるスロットに嵌め込
んだ状態を示す断面図である。
【図4】 滑りラグを係止スロットに係止させた状態を
示す断面図である。
【図5】 第2実施形態に係るハンドルを示す分解斜視
図である。
【図6】 第2実施形態のハンドルの断面図である。
【符号の説明】
10…シャフト 11…端部 12…通孔 20…固定台 21…円孔 22…通孔 23…ピン 25…滑りラグ 30…ハンドル本体 31…開口 32…底面 33…円孔 34…突起部 341…軸方向に延
びる有底スロット 342…周方向に延びるスロット 343…係止スロッ
ト 40…弾性付勢手段 120…固定台 125…滑りラグ 126…ばね板 127…隙間 130…ハンドル本体 133…円孔 134…突起部 1341…軸方向に
延びる有底スロット 1342…周方向に延びるスロット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持のため、棒状物の一端部に取り付け
    られるハンドルであって、 一端を開口し、他端を閉鎖した底面を有し、前記底面に
    前記開口の方向に突出する突起部を設けると共に、該突
    起部に前記開口の方向を開放する円孔を設け、該円孔の
    内周面に少なくとも1つの有底スロットを前記円孔の軸
    方向に沿って延び前記開口の方向を開放するように形成
    すると共に、前記有底スロットの底部近傍から前記円孔
    の周方向に沿って延びるスロットを形成したカップ状の
    ハンドル本体と、 前記棒状物の一端部に固定するもので、前記突起部の円
    孔内に装着され、その外周面に前記有底スロットを介し
    て前記スロットに嵌め込まれる少なくとも1つの滑りラ
    グを突設した固定台とを備えたことを特徴とするハンド
    ル。
  2. 【請求項2】 前記突起部の円孔内に、前記固定台を弾
    性的に押圧して前記滑りラグを周方向に延びる前記スロ
    ットに付勢し、前記固定台を安定的に保持する弾性付勢
    手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のハンド
    ル。
  3. 【請求項3】 前記突起部の円孔の内周面に、周方向に
    延びる前記スロットから円孔の軸方向に沿って前記開口
    の方向に延びる係止スロットを設け、前記弾性付勢手段
    により、前記固定台を押圧して該固定台の滑りラグを前
    記係止スロット内に押し込んで係止するようにしたこと
    を特徴とする請求項2に記載のハンドル。
  4. 【請求項4】 前記固定台の外周面において、前記滑り
    ラグの下側に、所定の隙間をもってばね板を設け、該ば
    ね板と前記滑りラグまでの全高を周方向に延びる前記ス
    ロットの高さより僅かに大きく形成し、前記ばね板が圧
    縮された状態で前記滑りラグと共に前記スロット内に嵌
    め込ませて保持されるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のハンドル。
  5. 【請求項5】 一端部にカバーを支持する棒状のシャフ
    トと、該シャフトの他端部に取り付けるハンドルとを備
    えてなる傘において、 前記シャフトの他端部に、その直径方向に貫通する通孔
    を設ける一方、 前記ハンドルを、 一端を開口し、他端を閉鎖した底面を有し、前記底面に
    前記開口の方向に突出する突起部を設けると共に、該突
    起部に前記開口の方向を開放する円孔を設け、該円孔の
    内周面に少なくとも1つの有底スロットを前記円孔の軸
    方向に沿って延び前記開口の方向を開放するように形成
    すると共に、前記有底スロットの底部近傍から前記円孔
    の周方向に沿って延びるスロットを形成したカップ状の
    ハンドル本体と、 前記棒状物の一端部に固定するもので、前記突起部の円
    孔内に装着され、その外周面に前記有底スロットを介し
    て前記スロットに嵌め込まれる少なくとも1つの滑りラ
    グを突設した固定台とを備えた構成とし、かつ、 前記固定台に、その直径方向に延びて該固定台を貫通
    し、前記通孔と対応する通孔を設け、 前記シャフトと固定台の通孔をピンによって固定したこ
    とを特徴とするハンドルを備えた傘。
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