JPH02558Y2 - - Google Patents

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JPH02558Y2
JPH02558Y2 JP3283686U JP3283686U JPH02558Y2 JP H02558 Y2 JPH02558 Y2 JP H02558Y2 JP 3283686 U JP3283686 U JP 3283686U JP 3283686 U JP3283686 U JP 3283686U JP H02558 Y2 JPH02558 Y2 JP H02558Y2
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JP
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tube
inner tube
cam lever
outer tube
cam
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JP3283686U
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばカメラ用三脚の支脚等の伸縮
自在管に係り、特に、伸縮自在管を所定長さに固
定するための固定機構に関する。
(従来の技術) 例えば、カメラ用三脚の支脚としては、例えば
実公昭56−52472号公報あるいは実開昭56−12106
号公報に示されるように、外側管とこの外側管内
に摺動自在に嵌挿された内側管とを有し、その外
側管の内側管が嵌挿された端部に、外側管に対し
て内側管を解除可能に固定する固定機構が設けら
れている。
この固定機構は、外側管の端部外側に設けられ
た基体に支持軸によつてカムレバーが回動自在に
支持され、このカムレバーの固定方向への回動操
作により内側管の外側面を押圧して外側管に対し
て内側管を固定し、解除方向への回動操作により
押圧を解除して内側管の摺動を許容し、伸縮を可
能としている。そして、このカムレバーの支持軸
は、外側管および内側管の軸方向に沿つてあるい
は軸方向と直交する方向に沿つて設けられ、従つ
て、カムレバーは、外側管および内側管の軸方向
と直交する方向に回動操作するか、あるいは軸方
向に回動操作するようになつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、カムレバーを外側管および内側
管の軸方向に回動操作する場合には、カムレバー
の回動範囲が狭いので少ない回動角度で押圧およ
び解除することになり、カムレバーの操作力が重
く、回動操作性が悪くなり、また、カムレバーを
外側管および内側管の軸方向と直交する方向に回
動操作する場合には、基体の側部に手を当てが
い、カムレバーの先端に親指を引掛けて回動操作
することになるが、その場合、カムレバーの回動
と手の操作中心とが一致せず、すなわちカムレバ
ーの回動方向に対して操作力が加わる方向が斜め
にずれているので、大きな操作力を必要とし、操
作性が悪い問題があつた。
本考案は上述のような問題点に鑑みなされたも
ので、固定機構のカムレバーの操作性が良い伸縮
自在管を提供することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、外側管2とこの外側管2内に摺動自
在に嵌挿された内側管3とを有し、その外側管2
の内側管3が嵌挿された端部に内側管3を解除可
能に固定する固定機構4を設けた伸縮自在管1に
おいて、その固定機構4は、上記外側管2に設け
られた基体8と、この基体8に支持軸15によつ
て回動自在に支持され固定方向への回動操作によ
り内側管3を押圧して固定するとともに解除方向
への回動操作により押圧を解除して内側管3の摺
動を許容するカムレバー16とを備え、その支持
軸15の軸線を外側管2および内側管3の軸方向
に対して10〜30゜の範囲内で傾斜して設けたもの
である。
(作用) 本考案の伸縮自在管では、基体8の側部の例え
ば内側管3に手を当てがつてカムレバー16を回
動操作する際に、外側管2および内側管3の軸方
向に対して10〜30゜の範囲内で傾斜されている支
持軸15を中心として回動するカムレバー16の
回動方向と、内側管3に当てがつた手の親指によ
るレバー操作方向とがほぼ一致するものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照し
て説明する。
1は伸縮自在管で、この伸縮自在管1は、外側
管2とこの外側管2内に摺動自在に嵌挿された内
側管3とを有し、その外側管2と内側管3が嵌挿
された端部に、外側管2に対して内側管3を着脱
自在に固定する固定機構4が設けられている。
上記外側管2および内側管3は、図示の状態
で、上辺が長く下辺が短い断面略台形の管体から
なり、その外側管2の内側管3が嵌挿された端部
の内側には、外側管2の上面の開口部2aに対応
する開口部5aを有するスリーブ5が配設され、
そして、その開口部2a,5aに嵌合された後述
する押圧部材12によつてスリーブ5が位置決め
されて、このスリーブ5の内側を内側管3の外側
面が摺動するようになつており、また、内側管3
の外側管2内に嵌挿された端部には、取付具6を
介してスリーブ7が取付けられ、内側管3の進退
によつてスリーブ7が外側管2の内側面を摺動す
るとともに、上記スリーブ5に当接して内側管3
を抜け止めされるようになつている。
上記固定機構4は、外側管2の端部に設けられ
た基体8を有し、この基体8には、外側管2の外
側形状と略同一に形成されて外側管2の外周に嵌
合する嵌合孔9が設けられ、この嵌合孔9の縁部
に外側管2の端部に当接して外側管2への嵌合を
規制する当接縁部10が設けられ、また、上面に
外側管2の開口部2aに対応して開口部11が設
けられ、この開口部11を貫通して開口部2aお
よび開口部5aに嵌合された合成樹脂製の押圧部
材12によつて、基体8が外側管2の端部に取付
けられている。またさらに、基体8の外側管2の
軸方向に対応した方向の開口部11の両縁部上面
には、支持部13,13が平行に突設され、この
両支持部13,13には、外側管2の軸方向に対
して軸線をα゜(10〜30゜の範囲内)傾斜させた軸孔
14,14が設けられている。なお、支持部1
3,13の両側面は、軸孔14,14の軸線に対
して直角面に形成されている。
上記支持部13,13間には、軸孔14,14
に両端が圧入されて支持軸15が取付けられ、こ
の支持軸15は、上記軸孔14,14の配置によ
り、その軸線を外側管2および内側管3の軸方向
に対してα゜、すなわち10〜30゜の範囲内へ傾斜設
定されている。そして、この支持軸15によつて
カムレバー16が回動自在に支持され、このカム
レバー16は、カム部17を有し、このカム部1
7の外周面に押圧部材12に当接および離反する
カム面18が設けられ、また、このカム部17の
一側から先端に、操作部19を有して基体8の側
部形状に合致した形状のレバー部20が設けられ
ている。そして、このカムレバー16は、固定方
向(第3図および第4図反時計回り方向)への回
動操作によりカム面18が押圧部材12に当接し
てその押圧部材12が内側管3の外側面を押圧し
て固定し、また、解除方向(第3図および第4図
時計回り方向)への回動操作によりカム面18が
押圧部材12から離反して押圧が解除され、内側
管3の摺動が許容される。
また、上記押圧部材12は、第4図に示すよう
に、上面にカムレバー16のカム面18が嵌合す
る凹部12aが設けられ、また、下面は、内側管
3の軸方向と直交する方向に沿つて円弧凹面に形
成されている。
なお、第5図には、外形寸法の異なる複数の管
体を伸縮自在に組合わせた状態の伸縮自在管1を
示している。
次に、本実施例の作用を説明する。
伸縮自在管1の固定時には、カムレバー16の
レバー部20が基体8の側部に位置し、カム面1
8が押圧部材12に当接してその押圧部材12が
内側管3の外側面を押圧し、外側管2に対して内
側管3が固定されている。この固定状態では、カ
ムレバー16が傾斜されて、カム面18の長さを
多くとることができるため、押圧部材12の押圧
面積を大きくすることができ、内側管3の固定が
確実である。
そして、伸縮自在管1の長さを変更する場合、
基体8の内側管3側の側部に右手を当てがい、カ
ムレバー16の操作部19に親指を掛けてそのカ
ムレバー16を解除方向に回動操作する。この
際、10〜30゜の範囲内でα゜傾斜された支持軸15
を中心としたカムレバー16の回動と右手の操作
中心とが一致して、カムレバー16の回動方向と
操作力が作用する方向とが一致するため、容易に
カムレバー16を回動させることができ操作性が
良い。そして、カムレバー16のレバー部20が
解除方向に回動した状態で、カムレバー16のカ
ム面18が押圧部材12から離反し、その押圧部
材12の押圧が解除されて内側管3の摺動が許容
され、伸縮自在管1の長さ調整が可能になる。
伸縮自在管1を所定長さにして固定するには、
カムレバー16を固定方向に回動操作する。この
場合にも、基体8の内側管3側の側部に右手を当
てがい、親指でカムレバー16を操作すれば、カ
ムレバー16の回動と操作中心とが一致するため
操作性が良い。そして、カムレバー16を固定方
向に回動した状態で、上述のように押圧部材12
が内側管3を押圧して、伸縮自在管1は所定長さ
に固定される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、固定機構の側部の管上に手を
当てがつてカムレバーを回動操作する際に、10〜
30゜の範囲内で傾斜されている支持軸を中心とし
て回動するカムレバーの回動方向と、管上に当て
がつている手の親指によるレバー操作方向とをほ
ぼ一致させ、カムレバーに操作力を効果的に作用
させることができるため、カムレバーを容易に回
動させることができ、カムレバーの操作性を良好
にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の伸縮自在管の一実施例を示す
平面図、第2図は第1図の−視断面図、第3
図は第1図の−視断面図、第4図は第1図の
−視断面図、第5図は複数の管体を伸縮自在
に組合わせた状態の斜視図である。 1……伸縮自在管、2……外側管、3……内側
管、4……固定機構、8……基体、15……支持
軸、16……カムレバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外側管とこの外側管内に摺動自在に嵌挿された
    内側管とを有し、その外側管の内側管が嵌挿され
    た端部に内側管を解除可能に固定する固定機構を
    設けた伸縮自在管において、 上記固定機構は、上記外側管に設けられた基体
    と、この基体に支持軸によつて回動自在に支持さ
    れ固定方向への回動操作により内側管を押圧して
    固定するとともに解除方向への回動操作により押
    圧を解除して内側管の摺動を許容するカムレバー
    とを備え、 上記支持軸の軸線を外側管および内側管の軸方
    向に対して10〜30゜の範囲内で傾斜して設けたこ
    とを特徴とする伸縮自在管。
JP3283686U 1986-03-07 1986-03-07 Expired JPH02558Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3283686U JPH02558Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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JP3283686U JPH02558Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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JPS62143895U JPS62143895U (ja) 1987-09-10
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JP5883083B2 (ja) * 2014-07-09 2016-03-09 株式会社カインズ 締付け具及びこれを使用した伸縮パイプ

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