JPH021927Y2 - - Google Patents

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JPH021927Y2
JPH021927Y2 JP16099184U JP16099184U JPH021927Y2 JP H021927 Y2 JPH021927 Y2 JP H021927Y2 JP 16099184 U JP16099184 U JP 16099184U JP 16099184 U JP16099184 U JP 16099184U JP H021927 Y2 JPH021927 Y2 JP H021927Y2
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antenna
antenna mounting
engaging
mounting base
mounting body
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案は起倒可能な車輛用アンテナ取付機構に
係り、簡易な操作力で起倒することができ、しか
も走行中には安定した支持関係を形成することが
でき、又製作の容易な車輛用アンテナ取付機構を
得ようとするものである。
産業上の利用分野 車輌用アンテナ取付機構 従来の技術 車輛樋部の如きにアンテナを取付けるための機
構としては従来から種々のものが提案されている
が、これらの中で車輛樋部に取付けられ且つ起倒
可能なものとしては、○イ実開昭54−183251号公
報、○ロ実開昭58−158511号公報、○ハ実公昭59−
6004号公報などがある。
即ち○イは回動機構部分に突起又はコロナなどを
用い係合孔の何れかに対して圧入係合させ、この
状態で支持させるようにしたものであり、○ロは鋳
造成形材で形成し、押釦操作で回動機構部分の係
合を解脱し、ワンタツチ的に回動操作するように
したものであつて、○ハは同じく鋳造成形材で形成
し、つまみ付ねじを操作してから回動操作するよ
うにしたものである。
考案が解決しようとする問題点 然しこれら従来のものにおいては夫々に不利欠
点を有している。即ち○イのものは突起又はコロと
係合孔との係合は弾性材による弾力に依存し、従
つてこの係合ロツクを確実にしようとすると弾性
材が強力となつて回動が容易でないこととなり、
回動を容易ならしめたものでは係合ロツクによる
所定位置での保持が不安定となる。○ロのものは鋳
造材によることから製作組立てが必ずしも容易で
ない嫌いがあるし、係止ロツクは弾性材の弾力に
よるので○イと同様な不利も認められる。○ハによる
ものは鋳造材によるので○ロと同じ製作上の不利が
認められ、しかもつまみ付ねじを操作してから回
動操作することとなるのでその回動による起倒操
作が煩雑となる欠点がある。
「考案の構成」 問題点を解決するための手段 本考案は上記したような従来のものの問題点を
解消するように考案されたもので、取付基体とア
ンテナ取付部体とを中心軸により回動可能に取付
けたものにおいて、前記取付基体の軸孔に小径延
出部を形成すると共に前記中心軸にはこの小径延
出部内をスライド可能とするための切欠部を形成
し、該中心軸と前記した取付基体との間に上記中
心軸を介してアンテナ取付部体を常時前記した小
径延出部方向にスライドさせるための発条を設
け、又前記取付基体には係止部を設けると共にア
ンテナ取付部体には該係止部と係合する長孔状係
接部および係接突部を設け、しかも上記取付基体
における前記アンテナ取付部体のスライド方向延
長線上に係合突部を形成すると共に上記アンテナ
取付部体の両側には該係合突部と係脱する係合部
を設けたことを特徴とする起倒可能な車輛用アン
テナ取付機構である。
作 用 取付基体の軸孔に小径延出部を形成すると共に
中心軸に該小径延出部内をスライド可能とするた
めの切欠部を形成し、しかも該中心軸と取付基体
とに亘つてこの中心軸を介してアンテナ取付部体
を前記した小径延出部方向にスライドさせるため
の発条を設けることによりアンテナ取付部体は常
に小径延出部方向にスライドされ、この方向に設
けられた取付基体の係合突部に対しアンテナ取付
部体の係合部を係合させることができる。
然して該係合を解脱することにより取付基体と
アンテナ取付部体とは適宜に回動することがで
き、斯うした回動状態から垂立状態に戻すと中心
軸に作用する発条が作用し係合突部と係合部が係
止する。
実施例 本考案によるものの具体的な実施態様を添附図
面に示すものについて説明すると、取付基体1と
アンテナ取付部体2に対し中心軸3を挿着し、前
記したアンテナ取付部体2の外側に中心軸3と係
止する係止部材6を位置せしめ、取付基体1の内
側に弾性部材5を介して中心軸3の鍔部31を係
合し、更に中心軸3の鍔部31より外側に係着溝
32を設けて中間に螺旋部4aを形成した発条4
をその螺旋部4aで係着し、該発条4の先端部4
b,4bを取付基体1に形成した止着部12に止
着している。前記した取付基体1の中央部には下
方に小径延出部10aを形成した所謂だるま状の
軸孔10が形成され、又該軸孔10の上下には係
止部11が配設されているが、更にアンテナ取付
部体2の中央部には長孔状軸孔20を穿設すると
共に該軸孔20の上下に前記係止部11と係脱し
且つスライドさせ得る長孔状係接部21が穿設さ
れ、しかも軸孔20の側方には前記係止部11と
係脱する別の係接突部22が配設されている。更
に上記取付基体1の上端には係合突部13を形成
し、又前記取付部体2の両側には該係合突部13
と係脱する係合部23が設けられている。なお前
記した中心軸3の両側には切欠部33が対設され
て上記した軸孔10の小径延出部10aおよび長
孔状軸孔20の幅員に即応しこれらの部分10
a,20に対して軸方向にはスライド可能で円周
方向には回動しないように挿着され、軸孔10に
おいては斯かる中心軸3が回動可能に挿着される
ように成つている。アンテナ取付部体2における
上述したような軸孔20および係接部21、係接
突部22の配設域にはカバー部体7が前記中心軸
3の先端において取付けられている。
上記したアンテナ取付部体2の上端に形成され
た取付座24には取付孔25が設けられて第2,
3図に示すようにアンテナ8が取付けられ、又取
付基体1の下端部に形成された取付孔14には第
6,7図に示すように車体9の樋部91に対して
係着するようにされた係着手段18が枢子19と
緊締子17で連結されるように成つている。
上記した実施態様によるものの組付け操作につ
いて説明すると、中心軸3によつて全部材が組付
けられることは明かで、しかも発条4が第4図a
のように取付けられることによつて取付基体1を
上方に押上げ、第4図aの状態を形成する。即ち
中心軸3が軸孔10の小径延出部10aに係合
し、係合突部13と係合部23とが係合している
のでアンテナ取付部体2およびアンテナ8は取付
基体1に正確に係止しアンテナ8は第7図に示す
如く車体9に対し垂直状態に保持される。
又この状態でアンテナ取付部体2を発条4の作
用に抗して上方に押上げると前記した係合突部1
3と係合部23との係合が解脱され且つ中心軸3
が軸孔10における小径延出部10aから外れて
大径の軸孔10内に位置することとなることは第
4図と第5図の各bとして示す通りであり、この
状態では取付基体1に対してアンテナ取付部体2
を第3図に仮想線で示すように左右に回動するこ
とができる。このようなアンテナ取付部体2の回
動に際してはそれまで長孔状係接部21と係合し
ていた係止部11が解脱されて係接部22に対し
係止部11が係合し、第4図cと第5図cに示す
ように所定の回動位置に保持される。この回動状
態からアンテナを垂立状態に戻すならば発条4の
作用で係合突部23と係合部13との係止が自動
的に得られる。又発条4はコイル状にしたものを
取付基体1と中心軸3とに係止するようにしたも
のでもよい。
前記したような実施態様のものにおいて、その
アンテナ取付部体2の軸孔20周辺における構成
は必要に応じて第1図aにおけるアンテナ取付部
体2の上方に併せて同図bの部体2aとして示す
ように変更して実施することができる。即ち軸孔
20や上部の長孔状係接部21、係合部22に関
しては前記したところと全く同様であるが、下半
部におけるそれらの構成についてはこの取付部体
2aのように連続した倒T字形のものとして穿設
し、即ち孔部21aと孔部22aとを一連として
形成したものであり、又孔部21aと22aとを
一連としたものであつても前記したところと同じ
作用効果が得られる。
又前記したような実施態様のものにおける係止
部21と係接部11,12は場合によつては図示
の状態とは逆とし、係止部21を孔とし、係接部
11,12を突出部として形成してもよいことは
明かである。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは金属板
などを用いたプレス成形手法により簡易且つ量産
的に製品を得ることができ、しかもそのアンテナ
8の車体に対する支持は係止部11と係接部21
との係止よりも係合突部13と係合部23との機
械的な係止関係によつて保持されているので頗る
安全且つ的確なものとなり、車体の走行、振動な
どによつてもその支持関係が変化するようなこと
は全くないものであり、又その起倒はアンテナ取
付部体2を上方に押し上げるだけで上記した係止
関係を容易に解脱することができ、特に発条4の
弾力はアンテナ8の保持機能とは関係のないもの
であるから比較的軽度のもので足り、上記のよう
な押上げ操作を簡易に行い得ることとなつて何れ
にしても頗る容易であるなどの効果を有し、実用
上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案による取付機構の構成部材分解状
態を示した斜面図、第2図はその組立状態の斜面
図、第3図はその正面図でアンテナの回動操作状
態を併せて示し、第4図その背面として回動操作
を段階的に示した説明図、第5図はその断面図で
第4図に対応してその回動操作時の態様を段階的
に示した説明図、第6図は車体取付部材をも取付
けた正面図、第7図はその側面図であつて、車体
内外方向における傾動操作関係を併せて示すもの
である。 然してこれらの図面において、1は取付基体、
2はアンテナ取付部体、3は中心軸、4は発条、
4aはその螺旋部、10は軸孔、10aはその小
径延出部、11は係止部、12は止着部、13は
係合突部、20は軸孔、21は長孔状係接部、2
2は係接突部、23は係合部を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付基体とアンテナ取付部体とを中心軸により
    回動可能に取付けたものにおいて、前記取付基体
    の軸孔に小径延出部を形成すると共に前記中心軸
    にはこの小径延出部内をスライド可能とするため
    の切欠部を形成し、該中心軸と前記した取付基体
    との間に上記中心軸を介してアンテナ取付部体を
    常時前記した小径延出部方向にスライドさせるた
    めの発条を設け、又前記取付基体には係止部を設
    けると共にアンテナ取付部体には該係止部と係合
    する長孔状係接部および係接突部を設け、しかも
    上記取付基体における前記アンテナ取付部体のス
    ライド方向延長線上に係合突部を形成すると共に
    上記アンテナ取付部体の両側には該係合突部と係
    脱する係合部を設けたことを特徴とする起倒可能
    な車輛用アンテナ取付機構。
JP16099184U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH021927Y2 (ja)

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