JPH0650616Y2 - シリンダ錠 - Google Patents

シリンダ錠

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JPH0650616Y2
JPH0650616Y2 JP1988022452U JP2245288U JPH0650616Y2 JP H0650616 Y2 JPH0650616 Y2 JP H0650616Y2 JP 1988022452 U JP1988022452 U JP 1988022452U JP 2245288 U JP2245288 U JP 2245288U JP H0650616 Y2 JPH0650616 Y2 JP H0650616Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
key cylinder
case
cylinder
cylinder lock
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988022452U
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English (en)
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JPH01130473U (ja
Inventor
勝司 古新居
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、錠、特に自動車のドアをロックするシリン
ダ錠に関連する。
従来の技術 例えば、実公昭61−9088号公報に示されるように、自動
車のドアロック用シリンダ錠は公知である。第5図及び
第6図に示すように、従来のシリンダ錠10は、ケース11
と、ケース11に形成された孔12内で回転可能に支持され
たキーシリンダ13と、キーシリンダ13の内端部13aに取
付けられたレバー14と、キーシリンダ13が回転されたと
き、回転前の角度位置に向かってキーシリンダ13を付勢
するばね15とを有する。詳細には図示しないが、キーシ
リンダ13の孔16内にはタンブラ17が摺動可能に配置され
ている。キーシリンダ13の内端には切欠き部18を有する
延長部19が設けられ、内端13aにレバー14がEリング20
により固着されている。
ケース11及びキーシリンダ13にはそれぞれ同一の角度で
開放する切欠き部21と22が形成され、ばね15の折曲げ端
部23と24が切欠き部21と22に係合されている。シリンダ
錠10では、切欠き部21と22の開放角度内でキーシリンダ
13を回転することができる。
第7図に示すように、自動車のドアパネル25の孔26にシ
リンダ錠10を装着する場合、シリンダ錠を傾けてレバー
14を孔26に先に挿入した後、ケース11側を孔26内に挿入
する。このように挿入されたシリンダ錠は、図示しない
リテーナクリップにより、ドアパネル25に固定される。
考案が解決しようとする課題 自動車のドアパネル21内には周知のようにドアパネル21
から出入するドアガラス等種々の部品が配置されてい
る。シリンダ錠の内端部がこれらの部品に当接して、こ
れらの物品の移動を阻止しないため、シリンダ錠を軸方
向にできるだけ短く製造する必要がある。しかし、従来
のシリンダ錠では、必要な部品を所定の位置に配置して
組立るため、シリンダ錠の長さを減少することができな
かった。また、従来のシリンダ錠では、ばねの2つの折
曲げ端部23と24を弾性的に変形した後、切欠き部21と22
内に装着してシリンダ錠を組立なければならず、組立に
相当の時間を必要とした。また、従来、シリンダ錠の全
長を短縮するため、ばねをケース上に配置することも検
討されたが、ばねの端部をケースとキーシリンダとに取
付ける係止部を確保できない欠点があった。
そこで、この考案は、軸方向の長さを減少することがで
きかつ組立の容易なシリンダ錠を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 この考案によるシリンダ錠は、ケースと、ケースに形成
された孔内で回転可能に支持されたキーシリンダと、キ
ーシリンダに形成された複数の孔内の各々に滑動可能に
配置されたタンブラと、キーシリンダの内端部に取り付
けられたレバーと、キーシリンダが回転されたとき、回
転前の角度位置に向かってキーシリンダを付勢するばね
とを有する。タンブラが配置された対応位置におけるケ
ースの外表面側にばねを捲回し、レバーよりもキーシリ
ンダの外端部側のケースに固定部を設ける、ケースの固
定部に対して径方向に重なるアーム部をレバーから軸方
向に突出して形成し、タンブラが配置された対応位置に
おけるアーム部と固定部とをばねの捲回方向から折曲げ
た両端部の間に配置する。キーシリンダの回転時にはア
ーム部がばねの両端部のいずれか一方と係合され、固定
部がばねの他端と係合されるようにする。
作用 シリンダ錠の組立の際に、ばねの両端の間にケースの固
定部が挟持されるように、ケースの外側にばねが装着さ
れる。レバーのアーム部はばねの両端の間に配置され、
レバーはキーシリンダに固定される。キーシリンダ内に
キーを挿入してばねの弾力に抗してキーシリンダを右又
は左に回転した後、キーから手を離すと、ばねの弾力に
よりキーシリンダはキーと共に自動的に最初の位置に戻
される。固定部に対して径方向にずらしてアーム部をレ
バーに設けると共に、固定部に対して並べて配置したの
で、パネルに形成した従来の大きさの孔にそのままこの
考案のシリンダ錠を取付けることができる。
実施例 以下、この考案の実施例を第1図〜第4図について説明
する。これらの図面では第5図及び第6図に示す部分と
同一の部分については同一符号を付し、説明を省略す
る。第1図はこの考案のシリンダ錠の断面図、第2図は
側面図、第3図は第1図のA−A線に沿う断面図、第4
図は背面図である。この考案のシリンダ錠30では、タン
ブラ17が配置された対応位置におけるケース41の外表面
側にばね31を捲回し、レバー33よりもキーシリンダ43の
外端部側のケース41に固定部32を設ける。ケース41の固
定部32に対して径方向に重なるアーム部34をレバー33か
ら軸方向に突出して形成し、タンブラ17が配置された対
応位置におけるアーム部34と固定部32とをばね31の捲回
方向から折曲げた両端35、36の間に配置する。キーシリ
ンダ43の回転時にはアーム部34がばね31の両端35、36の
いずれか一端と係合され、固定部32がばね31の他端と係
合されるようにする。図示の実施例では、ばね31はケー
ス41の外周部に設けられた環状溝41a内に配置され、固
定部32はばね31と交差する軸方向に延びる。レバー33か
ら軸方向に延び出すアーム部34は、固定部32と同一の軸
方向上かつ固定部32の径方向内側位置に配置される。第
4図に示すように、キーシリンダ43の端部43aに取付け
られたレバー33には、ケース41から突出する突起39と係
合する切欠き部37、38が設けられる。切欠き部37、38
は、ケース41の突起39と係合することにより、キーシリ
ンダ43の回転角度規制が行われる。
上記の構成において、シリンダ錠30の組立の際に、ばね
31の両端35、36の間にケース41の固定部32が挟持される
ように、ケース41の外側にばね31が装着される。レバー
33のアーム部34をばね31の両端35、36の間に配置して、
キーシリンダ43にレバー33が固定される。キーシリンダ
43内にキー(図示せず)を挿入してばね31の弾力に抗し
てキーシリンダ43を右又は左に回転した後、キーから手
を離すと、ばねの弾力によりキーシリンダ43はキーと共
に自動的に最初の位置に戻される。本実施例では、ケー
ス41の環状溝41a内にばね31を配置するので、ばね31の
脱落を確実に防止することができる。
この考案の上記実施例では種々の変更が可能である。例
えば、レバー33から軸方向に延び出すアーム部34をケー
ス41の固定部32の径方向外側位置に設けることもでき
る。この場合、ばね31の両端は径方向内側に折曲げられ
る。また、固定部32から一定角度離れたケース41の外面
に1個又は2個の突出部を形成して、アーム部34又はレ
バー33の回転角度を規制することも可能である。
考案の効果 キーシリンダ内に配置されたタンブラの径方向外側延長
上にばねを配置できるので、シリンダ錠の軸方向長さを
短縮化することが可能である。この場合、ばねの径が従
来より大きく、キーシリンダの回転角度に対する弾性抵
抗力があまり増加しないので、キーシリンダと共にキー
を円滑に回転することができる。また、ばねの両端の間
にケースの固定部が挟持されるように、ケースの外側に
ばねを装着するので、ばねの取付が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるシリンダ錠の断面図、第2図は
側面図、第3図は第1図のA−A線に沿う断面図、第4
図は背面図、第5図は従来のシリンダ錠の断面図、第6
図はこの側面図、第7図は自動車のドアパネルに形成さ
れたシリンダ錠の取付用の孔の正面図である。 30……シリンダ錠、31……ばね、32……固定部、33……
レバー、34……アーム部、35、36……両端、41……ケー
ス、43……キーシリンダ、

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、ケースに形成された孔内で回転
    可能に支持されたキーシリンダと、キーシリンダに形成
    された複数の孔内の各々に滑動可能に配置されたタンブ
    ラと、キーシリンダの内端部に取り付けられたレバー
    と、キーシリンダが回転されたとき、回転前の角度位置
    に向かってキーシリンダを付勢するばねとを有するシリ
    ンダ錠において、 タンブラが配置された対応位置におけるケースの外表面
    側にばねを捲回し、 レバーよりもキーシリンダの外端部側のケースに固定部
    を設け、 ケースの固定部に対して径方向に重なるアーム部をレバ
    ーから軸方向に突出して形成し、 タンブラが配置された対応位置におけるアーム部と固定
    部とをばねの捲回方向から折曲げた両端部の間に配置
    し、 キーシリンダの回転時にはアーム部がばねの両端部のい
    ずれか一方と係合され、固定部がばねの他端と係合され
    るようにしたことを特徴とするシリンダ錠。
  2. 【請求項2】アーム部は固定部に対し径方向内側又は外
    側で軸方向に延びる請求項(1)に記載のシリンダ錠。
  3. 【請求項3】ばねの両端は径方向外側又は内側に折曲げ
    られた請求項(1)に記載のシリンダ錠。
  4. 【請求項4】ケースの外側に形成された環状溝内にばね
    を配置した請求項(1)に記載のシリンダ錠。
JP1988022452U 1988-02-24 1988-02-24 シリンダ錠 Expired - Lifetime JPH0650616Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988022452U JPH0650616Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 シリンダ錠

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JP1988022452U JPH0650616Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 シリンダ錠

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Publication Number Publication Date
JPH01130473U JPH01130473U (ja) 1989-09-05
JPH0650616Y2 true JPH0650616Y2 (ja) 1994-12-21

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ID=31240588

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JP1988022452U Expired - Lifetime JPH0650616Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 シリンダ錠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI79880C (fi) * 1981-05-11 1990-03-12 Willenhall Ltd L & F Cylinderlaos.

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JPH01130473U (ja) 1989-09-05

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