JP3936068B2 - ドアクローザの停止角度調整機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドアクローザの停止角度調整機構(以下単に停止角度調整機構という)に係り、特に、ドライバ等の工具を使用せずに簡単にドアクローザの停止角度を調整することができる停止角度調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドアクローザの停止装置、すなわち、閉鎖運動中のドアクローザを一時的に停止させる装置は、例えば荷物を室内に搬入するとき、ドアを手で押えておかなくてもよいので便利である。
【0003】
このドアクローザの停止装置は種々のものが提案されているが、簡単な構造で作動が確実なものとして、ドアクローザのリンク機構に組込まれたものがある。
【0004】
この停止装置は、図1に示すように、ブラケット1を介して通常は図示しないドア枠に固定されるブラケット軸2に装着され、後述のクリックボールと係合する凹部3を形成したカム板4と、上記ブラケット軸2に回動可能に支承されるフォークアーム5の筒状に形成された基部Aに収納され、ブラケット軸2方向に付勢された図示しないクリックボール等のクリック体とを有している。
【0005】
そして、ドアクローザが閉鎖方向に作動し、ブラケット軸2に固定されたカム板4に対し、フォークアーム5がブラケット軸2の回りを相対的に回動してその基部Aに内蔵されたクリックボールがカム板の凹部3と整合すると、クリックボールが凹部3に填り込んでドアクローザの閉鎖力に対抗してこれを停止させる。
【0006】
この型式の停止装置は、図2に示すように、その停止角度位置調整機構を内蔵することができる。
【0007】
すなわち、図2において符号6はブラケット1に固定されたブラケット軸2の基部において、その母線方向に形成された外側セレーションで、この外側セレーション6は、カム板4の装着孔7の開口端縁に形成された内側セレーション8と噛み合うことができる。
【0008】
そして、上記のように形成されたカム板4は、フォークアーム5の基端に形成されたスリット9に水平方向に挿入され、その装着孔7をフォークアームの回動軸と同軸に整合した後、ブラケット軸2をフォークアーム5の基端の支承孔11に挿入して内側及び外側セレーション8、6を適当な相対角度位置で噛み合わせる。
【0009】
なお、上記のように構成された停止角度調整機構は、カラー12、12、支持盤13及びカバー14と共に止めねじ15で一体的に結合される。
【0010】
その為、止めねじ15を緩めれば各構成部材は図2で上下方向に相対移動可能になるので、カム板4の内側セレーション8とブラケット軸の外側セレーション6との噛み合い係合を得ことができ、従ってこれらの相対角度位置を調整した後止めねじ15を再度締結することにより停止角度の調整ができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成され、図2に示すような停止角度調整機構は勿論所期の機能を発揮して実用されているが、角度調整の度毎にドライバー等の工具で止めねじ15を緩める必要があり、その場で思いついての任意の停止角度調整ができない、という恨みが残る。
【0012】
この発明は、ドライバー等の工具を必要とせず、手指で簡単に、かつ何時でもドアクローザの停止角度を調整できる停止角度調整機構を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、外周面の一部に外側セレーションを形成したブラケット軸と、基端に、ブラケット軸と嵌合する支承孔を開口させると共に、この支承孔に垂直なスリットを形成したフォークアームと、このフォークアームの基端部に内蔵され、支承孔の中心軸方向に付勢されたクリック体と、外周に上記クリック体と係合する凹部を形成し、ブラケット軸と嵌合する装着孔を開口させると共に、この装着孔の開口端縁に上記外側セレーションと噛み合い係合可能な内側セレーションを形成したカム板とを有するものにおいて、このカム板をフォークアームのスリットに挿入し、支承孔と装着孔とを整合させた状態で、これらをブラケット軸に対し回動可能に、かつ軸線方向に摺動可能に案内し、一方、フォークアームに関してブラケットと反対側におけるブラケット軸にフランジを有するカム板固定カラーを軸線方向に摺動可能に設け、他方、ブラケット軸内にガイドピン及びこれと摺動可能に嵌合する筒状の制御体を同軸に設け、この制御体のブラケット軸外に突出する部分に摘みを形成すると共に、ガイドピンにその半径方向に突出する係合ピンを植設し、また、制御体の筒部にこの係合ピンと摺動可能に係合する母線方向に延在する案内溝、及びこの案内溝の両端に連設された円周方向に延在する係止溝を形成し、この制御体をカム板固定カラーに連係させる一方、手指で摘みを操作し制御体をブラケット方向に押込んで所定の方向に回転させ、係合ピンを案内溝の下端に連設された係止溝に係合させてフォークアームの基端をブラケットとカム板固定カラーとで挟持したとき、カム板の内側セレーションとブラケット軸の外側セレーションとがブラケット軸の軸線方向において整合するようにしたことを特徴とする。
【0014】
また、請求項2に記載の発明は、外周面の一部に外側セレーションを形成したブラケット軸と、基端に、ブラケット軸と嵌合する支承孔を開口させると共に、この支承孔に垂直なスリットを形成したフォークアームと、このフォークアームの基端部に内蔵され、支承孔の中心軸方向に付勢されたクリック体と、外周に上記クリック体と係合する凹部を形成し、ブラケット軸と嵌合する装着孔を開口させると共に、この装着孔の開口端縁に上記外側セレーションと噛み合い係合可能な内側セレーションを形成したカム板とを有するものにおいて、このカム板をフォークアームのスリットに挿入し、支承孔と装着孔とを整合させた状態で、これらをブラケット軸に対し回動可能に、かつ軸線方向に摺動可能に案内し、一方、ブラケット軸内にガイドピン及びこれと摺動可能に嵌合する筒状の制御体を同軸に設け、この制御体のブラケット軸外に突出する部分に摘みを、この摘みの外周部にフォークアームの基端部に臨む環堤部を夫々形成すると共に、ガイドピンにその半径方向に突出する係合ピンを植設し、他方、制御体の筒部にこの係合ピンと摺動可能に係合する母線方向に延在する案内溝、及びこの案内溝の両端に連設された円周方向に延在する係止溝を形成し、手指で摘みを操作し制御体をブラケット方向に押込んで所定の方向に回転させ、係合ピンを案内溝の下端に連設された係止溝に係合させてフォークアームの基端をブラケットと制御体の環堤部とで挟持したとき、カム板の内側セレーションとブラケット軸の外側セレーションとがブラケット軸の軸線方向において整合するようにしたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施例を図3乃至図 を参照して説明する。
図3及び図4において符号1は前記ブラケットを示し、このブラケット1の下面には、例えば溶接により、カップ状のブラケット軸2が開口を下に向けて固設されている。
【0016】
このブラケット軸2の外周面のほぼ中間部に外側ブラケット6(図3参照)が形成されている。このセレーションはブラケット軸2の母線方向に延在する多数の突条を円周方向に連設したものである。
【0017】
上記ブラケット軸2には、カム板4とフォークアーム5の基端とが、前者が後者のスリット9内に挿入され、かつ前者の装着孔7(図2参照)及び後者の支承孔11(図3参照)を整合させた状態で、回動可能に、また摺動可能に嵌合している。
【0018】
なお、図示の実施例においては、フォークアームの支承孔11とブラケット軸2との間の摩擦トルクを減少させるため、ブラケット1と外側セレーション6との間におけるブラケット軸2に上部カラー15が嵌装されているが、この上部カラー15は本発明の必須の構成要素ではない。
【0019】
一方、フォークアーム5に関してブラケット1と反対側(すなわち下方)におけるブラケット軸2には、図3及び図4に示すように、フランジを有する短筒状のカム板固定カラー16が摺動可能に嵌装されている。
【0020】
なお、図示の実施例においては、このカム板固定カラー16とブラケット軸2との間の摩擦トルクを減少させるため(図4参照)、ブラケット軸2の下方に下部カラー17が嵌装されているが、この下部カラー17は本発明の必須の構成要素ではない。
【0021】
他方、カップ状のブラケット軸2の内筒部に、ガイドピン18及びこのガイドピン18と摺動可能に嵌合する筒状の制御体19とが同軸に設けられている。
【0022】
図示の実施例では、上端に雄ねじ部を、下端にスリワリ付の大径部を形成したガイドピン18と、上端開口端縁にガイドピンと嵌合する環状の蓋板を結合した制御体19とを、前者の雄ねじ部を後者の下端開口から差込んでブラケット軸2に形成された雌ねじ部に捩じ込むことにより、ガイドピン18と制御体19とを相互に一体的に結合し、かつこれらをブラケット軸2に装着している。
【0023】
そして、大径部と制御体19の蓋板との間におけるガイドピン18には、圧縮コイルばねとしての戻しばね21が巻装されており、この戻しばねの弾力により制御体19は上方に、すなわちブラケット1に近接する方向に付勢されているが、この戻しばね21が無くてもこの発明は成り立つ。すなわち、この戻しばね21はこの発明の必須の構成要素ではない。
【0024】
上記制御体19のブラケット軸2から下方に突出する部分には、フランジ付の摘み22が形成されている。
【0025】
また、上記ガイドピン18の大径部を半径方向に貫通するようにして係合ピン23が打込まれており、この係合ピン23の両端はガイドピン18外に突出している。
【0026】
一方、制御体のブラケット軸2内における筒部には、図5に示すように、その母線方向に延在する案内溝24、及びこの案内溝24の上下両端に連設された円周方向に延在する係止溝25、25の組が、制御体19の中心軸に関して対称的に2組形成され、これらの溝には上記係合ピン23が摺動可能に係合している。
【0027】
上記のように構成された制御体19は、その中間フランジ部及びばね座金26を介して、カム板固定カラー16に下方から対峙するようにしてこれに連係させている。
【0028】
上記のように構成された請求項1に記載の発明の一実施例による停止角度調整機構は、常態、すなわちドアクローザの使用状態においては、図4に示すように、制御体19が一杯にブラケット軸2内に押込まれ、換言すれば最大限上昇した状態で、摘み22は下方から見て最大限時計方向に回動されている。
【0029】
このとき、係合ピン23は下方の係止溝25の終端部、すなわち図5でAの位置にあり、また、ブラケット軸の外側セレーション6とカム板の内側セレーション8とがブラケット軸2の軸線方向において整合して相互に噛み合うように、これらのセレーションの形成位置が設定されている。
【0030】
このとき、カム板4はブラケット軸2回りの回動が拘束され、すなわちカム板4はブラケット軸2に固定された状態になるので、前記したように、フォークアーム5がブラケット軸2に対し所定の角度相対回動すると、フォークアーム5に内蔵された図示しないクリック体がカム板4の凹部3に填り込むので、ドアクローザはその回動角度で停止する。
【0031】
なお、扉を強い力で閉鎖方向に押動すると、クリック体が凹部3を乗り越えてこれらの係合を解くので、以降ドアは閉鎖方向に回動する。
【0032】
ドアの停止角度を変えるには、ブラケット軸2に対するカム板の凹部3の相対角度位置を変化させる。
【0033】
そのため制御体の摘み22を下方から見て反時計方向に回動させると、ガイドピンの係合ピン23が図5に示す案内溝24の下端Bの位置で案内溝の開口端縁に衝接し、それ以上摘み22を反時計方向に回せなくなる。
【0034】
そこで、今度は摘み22を下方に引き、図3に示すように、制御体19を戻しばね21の弾力に抗して下方に移動させる。
【0035】
この過程において、係合ピン23は図5に示す案内溝24中を上昇して行き、図5のCの位置において上側係止溝25の開口端縁に衝接してそれ以上摘み22を下方に引けなくなる。
【0036】
そこで今度は摘み22を反時計方向に回動させて係合ピン23を上側係止溝25中に進入させる。ここに致って摘み22から手を放しても制御体19は図3に示す位置を保つようになる。
【0037】
上記制御体19の下降に伴ってフォークアーム5及びカム板4が下降すればそれで良し、下降しなければ手指でフォークアーム5をカム板固定カラー16を介して摘み22のフランジに当接するまで下降させる。
【0038】
すると、図3に示すように、ブラケット軸の外側セレーション6とカム板の内側セレーション8との係合が解け、カム板4が自由になるので、カム板4を所定の角度時計方向或いは反時計方向に回動させてブラケット軸2に対するカム板4の相対角度位置を設定する。
【0039】
その後、摘み22を下方から見て時計方向に回動させて係合ピン23を図5のCの位置に致らせ、次いで制御体19をブラケット軸2内に押込み、係合ピン23が図5のBの位置に下ろす。
【0040】
引続いて摘み22を下方から見て更に時計方向に回動させると、係合ピン23はAとBとの間のやや傾斜した係止溝を経てAの位置に復帰し、図4に示す状態に戻る。
【0041】
このとき外側セレーション6と内側セレーションとが新たな相対角度位置を保って再び噛み合い、新たな停止角度がこのようにして設定される。
【0042】
なお、係合ピン23が図5のAとBとの間の傾斜溝を通過するとき、係合ピン23と傾斜溝との間に生じる楔作用により、摘み22の回転力が増幅されてばね座金26を弾性変形させる力が作用し、このばね座金26の弾力に起因する摩擦モーメントにより、図4に示す制御体19の状態角度位置が安定に保たれるが、上記傾斜溝は本発明の必須の構成要素ではない。
【0043】
なお、上記常態への復帰時、図示の実施例では制御体の摘み22のフランジがカム板固定カラー16を介してフォークアーム5をブラケット1に向けて押上げるが、これはカム板固定カラー16を廃し、その代わりに摘み22のフランジの外周縁にフォークアーム側に突出する環堤部を形成し(図示せず)、この環堤部によりフォークアーム5を直接制御するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、ブラケット軸に上下方向に移動可能に装着され、摘みの操作により上下に移動できる制御体によりフォーアーム及びカム板をブラケット軸に沿って上下に移動させ、カム板の内側セレーション及びブラケット軸の外側セレーションを係脱できるようにしたので、ドアクローザの停止角度位置を工具無しで任意に調整できる、という所期の目的を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】停止装置を備えた従来のドアクローザのリンク機構の外観斜視図。
【図2】その停止角度調整機構の構成部材を展開して示す外観斜視図。
【図3】請求項1に記載の発明の一実施例による停止角度調整機構の拡大断面図で、停止角度変更時の状態を示す。
【図4】請求項1に記載の発明の一実施例による停止角度調整機構の拡大断面図で、ドアクローザ作動時の常態を示す。
【図5】制御体の拡大側面図。
【符号の説明】
1 ブラケット
2 ブラケット軸
3 凹部
4 カム板
5 フォークアーム
6 外側セレーション
7 装着孔
8 内側セレーション
9 スリット
11 支承孔
16 カム板固定カラー
18 ガイドピン
19 制御体
22 摘み
23 係合ピン
24 案内溝
25 係止溝
Claims (2)
- 外周面の一部に外側セレーションを形成したブラケット軸と、基端に、ブラケット軸と嵌合する支承孔を開口させると共に、この支承孔に垂直なスリットを形成したフォークアームと、このフォークアームの基端部に内蔵され、支承孔の中心軸方向に付勢されたクリック体と、外周に上記クリック体と係合する凹部を形成し、ブラケット軸と嵌合する装着孔を開口させると共に、この装着孔の開口端縁に上記外側セレーションと噛み合い係合可能な内側セレーションを形成したカム板とを有するものにおいて、このカム板をフォークアームのスリットに挿入し、支承孔と装着孔とを整合させた状態で、これらをブラケット軸に対し回動可能に、かつ軸線方向に摺動可能に案内し、一方、フォークアームに関してブラケットと反対側におけるブラケット軸にフランジを有するカム板固定カラーを軸線方向に摺動可能に設け、他方、ブラケット軸内にガイドピン及びこれと摺動可能に嵌合する筒状の制御体を同軸に設け、この制御体のブラケット軸外に突出する部分に摘みを形成すると共に、ガイドピンにその半径方向に突出する係合ピンを植設し、また、制御体の筒部にこの係合ピンと摺動可能に係合する母線方向に延在する案内溝、及びこの案内溝の両端に連設された円周方向に延在する係止溝を形成し、この制御体をカム板固定カラーに連係させる一方、手指で摘みを操作し制御体をブラケット方向に押込んで所定の方向に回転させ、係合ピンを案内溝の下端に連設された係止溝に係合させてフォークアームの基端をブラケットとカム板固定カラーとで挟持したとき、カム板の内側セレーションとブラケット軸の外側セレーションとがブラケット軸の軸線方向において整合するようにしたことを特徴とするドアクローザの停止角度調整機構。
- 外周面の一部に外側セレーションを形成したブラケット軸と、基端に、ブラケット軸と嵌合する支承孔を開口させると共に、この支承孔に垂直なスリットを形成したフォークアームと、このフォークアームの基端部に内蔵され、支承孔の中心軸方向に付勢されたクリック体と、外周に上記クリック体と係合する凹部を形成し、ブラケット軸と嵌合する装着孔を開口させると共に、この装着孔の開口端縁に上記外側セレーションと噛み合い係合可能な内側セレーションを形成したカム板とを有するものにおいて、このカム板をフォークアームのスリットに挿入し、支承孔と装着孔とを整合させた状態で、これらをブラケット軸に対し回動可能に、かつ軸線方向に摺動可能に案内し、一方、ブラケット軸内にガイドピン及びこれと摺動可能に嵌合する筒状の制御体を同軸に設け、この制御体のブラケット軸外に突出する部分に摘みを、この摘みの外周部にフォークアームの基端部に臨む環堤部を夫々形成すると共に、ガイドピンにその半径方向に突出する係合ピンを植設し、他方、制御体の筒部にこの係合ピンと摺動可能に係合する母線方向に延在する案内溝、及びこの案内溝の両端に連設された円周方向に延在する係止溝を形成し、手指で摘みを操作し制御体をブラケット方向に押込んで所定の方向に回転させ、係合ピンを案内溝の下端に連設された係止溝に係合させてフォークアームの基端をブラケットと制御体の環堤部とで挟持したとき、カム板の内側セレーションとブラケット軸の外側セレーションとがブラケット軸の軸線方向において整合するようにしたことを特徴とするドアクローザの停止角度調整機構。
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