JPH07259877A - トルクリミッタ - Google Patents

トルクリミッタ

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JPH07259877A
JPH07259877A JP5022194A JP5022194A JPH07259877A JP H07259877 A JPH07259877 A JP H07259877A JP 5022194 A JP5022194 A JP 5022194A JP 5022194 A JP5022194 A JP 5022194A JP H07259877 A JPH07259877 A JP H07259877A
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JP
Japan
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outer ring
coil spring
peripheral surface
torsion coil
locking
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Pending
Application number
JP5022194A
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English (en)
Inventor
Hideo Ouchi
英男 大内
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
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Publication of JPH07259877A publication Critical patent/JPH07259877A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/02Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type
    • F16D7/022Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type with a helical band or equivalent member co-operating with a cylindrical torque limiting coupling surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立後に設定トルクを調節自在とし、しかも
この設定トルクが不用意に変化する事を防止する。 【構成】 外輪32の開口部に蓋体30を、回転不能に
装着する。捩りコイルばね26の両端に設けた第一、第
二の係止部28、29を、この蓋体30と外輪32の底
板部33とに係止する。蓋体30に形成した係止孔31
は、長孔部と複数の突出部とから成り、上記第一の係止
部28を何れの突出部と係合させるかにより、設定トル
クの調節を自在としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るトルクリミッタ
は、例えば複写機や各種プリンタ等に内蔵され、紙が2
枚以上まとめて後方に送られない様にする自動給紙装置
に組み込んで利用する。
【0002】
【従来の技術】複写機や各種プリンタの自動給紙装置
は、シート状に切断され重ね合わされた状態でカセット
等に収納された紙を1枚ずつ、印字部等が存在する後方
に送らなければならない。ところが、薄い紙をカセット
から取り出す場合、1枚ずつ安定して取り出す事は難し
く、しばしば2枚以上まとめて取り出す場合が生じる。
この様な場合でも、印字部の前でまとまって取り出され
た紙を分離し、印字部には紙が1枚ずつ送り込まれる様
に、図7に示す様な分離機構を設けている。この分離機
構は、モータで駆動される駆動ローラ1と、トルクリミ
ッタ5を介して回転自在に枢支された従動ローラ2とか
ら成る。
【0003】この分離機構を構成する駆動ローラ1と従
動ローラ2とのうち、駆動ローラ1は、図7で時計方向
に回転するモータの駆動軸3に固定して、この駆動軸3
と同期して回転させる。又、駆動軸3と同方向(図7で
時計方向)に回転する枢軸4と従動ローラ2との間に
は、トルクリミッタ5を設ける。そして、駆動、従動、
両ローラ1、2の外周面を被覆したゴム筒同士を、弾性
的に当接させている。
【0004】この様に構成する為、駆動ローラ1の外周
面と従動ローラ2の外周面との間に強い摩擦力が働いた
場合には、トルクリミッタ5のスリップにより、従動ロ
ーラ2が駆動ローラ1と逆方向(図7の反時計方向)に
回転する。これに対し、両ローラ1、2の間に滑り易い
面が存在した場合には、この面が滑る事により、従動ロ
ーラ2が、駆動ローラ1と同方向(図7の時計方向)に
回転する。
【0005】従って、駆動、従動、両ローラ1、2の間
に紙が1枚のみ送り込まれた場合には、この紙の両面
と、両ローラ1、2の外周面を覆うゴム筒との間に働く
強い摩擦力により、両ローラ1、2が互いに逆方向に回
転し、両ローラ1、2の間に挟まれた紙を後方(図7の
左方)に送る。これに対し、図7に示す様に、駆動、従
動、両ローラ1、2の間に2枚の紙6a、6bが重ね合
わされた状態で送り込まれた場合には、駆動ローラ1の
外周面を覆うゴム筒と一方の紙6aの表面とに働く強い
摩擦力により、この紙6aのみを後方に送る。
【0006】この場合に於いて、互いに重ね合わされた
2枚の紙6a、6b同士の間に働く摩擦力は、駆動、従
動、両ローラ1、2の外周面と各紙6a、6bの表面と
の間に働く摩擦力、及び従動ローラ2と枢軸4との間に
設けたトルクリミッタ5のトルクに比べて遥かに弱い。
この為、両紙6a、6bの合わせ面同士が滑り、駆動ロ
ーラ1の外周面を覆うゴム筒と直接接触した紙6aのみ
が後方に送られる。そして、従動ローラ2の外周面を覆
うゴム筒と接触した紙6bは、枢軸4と同方向に回転す
る従動ローラ2により、前方(図7の右方)に送り返さ
れて、2枚の紙の分離が行なわれる。
【0007】ところで、上述の様な自動給紙装置の枢軸
4と従動ローラ2との間等に組み込まれる従動ローラ用
トルクリミッタ5として従来から、特開平5−1066
41号公報、同5−126160号公報に記載された構
造のものが知られている。図8〜9は、このうちの特開
平5−106641号公報に記載されたトルクリミッタ
を示している。
【0008】内側部材である円筒状の内輪7は、その一
端縁(図8〜9の右端縁)に切り欠き8を有する。自動
給紙装置の分離機構の組立時にこの内輪7は、上記枢軸
4(図7)に外嵌し、この枢軸4を直径方向に挿通した
ピン(図示せず)と上記切り欠き8とを係合させる。従
ってこの内輪7は、上記枢軸4の周囲に回転不能に組み
付けられる。又、この内輪7の周囲には円筒状の外輪9
を、この内輪7と同心に支持している。即ち、この外輪
9の一端(図8〜9の右端)開口部内側に嵌着した円環
状の蓋体10の内周面を、上記内輪7の一端部(図8〜
9の右端部)外周面に摺接させると共に、上記外輪9の
他端部(図8〜9の左端部)に形成した段部11を、上
記内輪7の他端部(図8〜9の左端部)外周面に摺接さ
せている。
【0009】上述の様に、互いに同心に、且つ相対回転
自在に組み合わされた内輪7の外周面と外輪9の内周面
との間には、捩りコイルばね12を装着している。この
捩りコイルばね12は、1本の線材を巻回して成り、互
いに連続した小径部13と大径部14とを有する。そし
て、このうちの小径部13を上記内輪7に弾性的に外嵌
し、大径部14を上記外輪9に弾性的に内嵌している。
【0010】上述の様に構成されるトルクリミッタの作
用に就いて、内輪7が駆動輪で、外輪9が従動輪である
場合を例にして説明する。内輪7が捩りコイルばね12
の巻き方向と逆方向(例えば図9の矢印α方向)に回転
する場合には、上記小径部13の内周縁と内輪7の外周
面との摩擦力に基づいてこの小径部13の内径が縮まる
傾向となる。従って、小径部13の内周縁と内輪7の外
周面との間に十分な摩擦力が作用し、この内輪7と上記
捩りコイルばね12とが一体に回転する。
【0011】この捩りコイルばね12の大径部14は上
記外輪9の内周面に弾性的に内嵌されているので、上記
捩りコイルばね12の回転に伴ってこの外輪9が回転す
る。そして、この外輪9を回転させる事に対する負荷が
大きくなると、上記内輪7からこの捩りコイルばね12
に加えられる回転力に基づき、上記大径部14の径が縮
まる傾向となって、この大径部14の外周縁と上記外輪
9の内周面との当接圧が低下する。この結果、これら外
周縁と内周面との間に作用する摩擦力が次第に小さくな
る。そして、上記内輪7に加えられた回転トルクと、上
記外周縁と内周面との間に働く摩擦力とが釣り合う状態
で、これら外周縁と内周面とが滑り、上記外輪9が上記
内輪7に対して相対回転し始める。この様に、外輪9が
内輪7に対して回転し始める状態での回転トルクが、ト
ルクリミッタの設定トルクになる。
【0012】反対に、上記内輪7が、上記捩りコイルば
ね12の巻き方向と逆方向(例えば図9の矢印β方向)
に回転する場合には、上記内輪7の外周面と上記小径部
13の内周縁との摩擦力に基づき、この小径部13の内
径が広がる傾向となる。この結果、上記内輪7の外周面
と小径部13の内周縁との間に働く摩擦力が低減し、内
輪7が捩りコイルばね12に対して空転する。この結
果、この内輪7の回転が捩りコイルばね12及び外輪9
に伝達されなくなる。
【0013】上記図8〜9に示したトルクリミッタの場
合、捩りコイルばね12を構成する線材の線径や巻き数
を変える事で、上記設定トルクを変える事はできるが、
組立後にこの設定トルクを変える事はできない。特開平
5−126160号公報に記載された構造の場合も同様
である。一方、特開平5−209633号公報には、組
立後に設定トルクの調整を可能とすべく、図10に示す
様な構造のトルクリミッタが記載されている。
【0014】このトルクリミッタの場合、蓋体10を外
輪9の開口部内側に、回転自在に嵌着している。捩りコ
イルばね15の一端(図10の右端)には、軸方向(図
10の左右方向)に突出した係止部16を形成してお
り、この係止部16を、上記蓋体10に形成した係止孔
17に挿入している。又、上記捩りコイルばね15の中
間部内周縁は、内輪7の中間部外周面に形成した大径部
18の外周面に、弾性的に当接させている。更に、上記
捩りコイルばね15の他端(図10の左端)部外周縁
は、外輪9の端部内周面に形成した小径部19の内周面
に、弾性的に当接させると共に、直径方向内方に形成し
た係止部45を、外輪9内に設けた切り欠き46に係合
させている。
【0015】上述の様に構成されるトルクリミッタの場
合には、上記捩りコイルばね15の中間部内周縁と上記
大径部18の外周面との間に作用する摩擦力によって、
内輪7と外輪9との間で回転力の伝達が行なわれる。伝
達すべき回転トルクが大きくなると、これら内周縁と外
周面との当接面同士が滑り、上記回転力の伝達が行なわ
れなくなる。
【0016】この様に当接面同士が滑り始める際の回転
トルク、即ち設定トルクを変える為には、上記外輪9に
対して前記蓋体10を回転させる。蓋体10の回転に伴
って前記係止部16が、上記捩りコイルばね15を巻き
増す方向に変位すると、この捩りコイルばね15の内径
が縮まる傾向になって、上記内周縁と外周面との当接部
に作用する摩擦力が増大し、上記設定トルクが大きくな
る。上記蓋体10を反対方向に回転させると、上記捩り
コイルばね15の内径が広がる傾向になって、上記内周
縁と外周面との当接部に作用する摩擦力が減少し、上記
設定トルクが小さくなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様な
従来のトルクリミッタの場合には、次に述べる様な、解
決すべき問題点がある。即ち、図10に示した構造の場
合には、蓋体10を回転させる事で組立後に設定トルク
を調整自在な反面、使用中にこの蓋体10が不用意に回
転した場合には、上記設定トルクが所望値からずれてし
まう。この様な不都合を解消する為、上記蓋体10を回
転させる為に要するトルクを大きくすると、上記設定ト
ルクの調整作業が面倒になる。
【0018】これに対して、図8〜9に示した構造の場
合には、設定トルクが不用意に変化する事がない反面、
組立後に設定トルクを調節する事ができない。本発明の
トルクリミッタは、この様な不都合を解消すべく考えた
もので、組立後に設定トルクの調整が自在で、しかもこ
の設定トルクが不用意に変化する事のない構造を提供す
るものである。
【0019】
【課題を解決する為の手段】本発明のトルクリミッタ
は、前述の従来から知られたトルクリミッタと同様に、
軸に対して回転しない円筒状の外周面を有する内側部材
と、コイル部を有し、このコイル部の内周縁を上記外周
面に弾性的に接触させた状態で上記内側部材に外嵌され
た捩りコイルばねと、この捩りコイルばねの周囲に、上
記内側部材と同心に支持された、円筒部と底板部とを有
する有底円筒状の外輪と、この外輪の開口部を塞ぐ蓋体
とを備える。そして、上記捩りコイルばねの一端を上記
外輪に、他端を上記蓋体に、それぞれ係止して成る。
【0020】特に、本発明のトルクリミッタに於いて
は、上記蓋体は上記外輪に対し回転不能に装着されてい
る。又、上記捩りコイルばねの少なくとも何れか一方の
端部には、この捩りコイルばねのコイル部から突出した
係止部が形成されている。又、上記外輪と蓋体との少な
くとも何れか一方には、この係止部を挿通自在な係止孔
が形成されている。そして、この係止孔は、円周方向に
長い長孔部と、この長孔部の片縁から突出した複数の突
出部とを備えたものである。
【0021】
【作用】上述の様に構成される本発明のトルクリミッタ
の場合、捩りコイルばねの内周縁と内側部材の外周面と
の間に存在する摩擦面の摩擦に基づき、所定の設定トル
クを得る。この設定トルクを変える場合には、捩りコイ
ルばねの一端に形成した係止部を係合させる突出部を変
える。この様に突出部を変える事で、上記係止部の円周
方向位置が変わり、上記捩りコイルばねのコイル部の内
径が変化する傾向となる。この結果、このコイル部の内
周面により上記摩擦面に付与される力の大きさが変化し
て、上記設定トルクが変化する。
【0022】蓋体は外輪に対し回転不能に装着されてお
り、或る一つの突出部と係合した係止部は、この係止部
と直角方向の力を加えない限り当該突出部から動く事は
ない。従って、上記設定トルクが不用意に変化する事は
ない。
【0023】
【実施例】図1〜4は本発明の第一実施例を示してい
る。内輪20は、ステンレス鋼、鋼、アルミニウム合
金、マグネシウム合金等の各種金属、或はポリアミド樹
脂(ナイロン)、ポリ四弗化エチレン(PTFE)、デ
ルリン等の各種合成樹脂により、一体に造られている。
この内輪20は、図示しない軸に外嵌し、更にこの軸を
挿通したスプリングピンの両端部と、内輪20の端縁部
に形成した切り欠き21、21とを係合させる。従って
この内輪20は、上記軸に回転不能に結合され、図示し
ないモータにより回転駆動されたり、或はフレーム等の
固定部分に片持ち式に支持固定される。この内輪20の
中間部外周面は、円筒状の外周面22を構成する。この
外周面22部分には、図1、4に示す様なスリーブ23
を外嵌している。
【0024】このスリーブ23は、ポリアミド樹脂(ナ
イロン)、ポリ四弗化エチレン(PTFE)、デルリン
等の各種合成樹脂、或はアルミニウム合金、マグネシウ
ム合金等の各種金属により一体に造られている。又、こ
のスリーブ23は、上記内輪20にがたつきなく外嵌自
在な円筒状に形成されており、その内周面24を、上記
外周面22と摩擦係合自在としている。又、このスリー
ブ23の円周方向複数個所には、それぞれ軸方向(図
1、4の左右方向)に亙るスリット25、25を形成し
て、上記スリーブ23の内径を弾性的に拡縮自在として
いる。
【0025】上述の様なスリーブ23の周囲には、捩り
コイルばね26を装着している。この捩りコイルばね2
6はコイル部27を有する。そして、このコイル部27
を上記スリーブ23に、弾性的に外嵌している。従って
このコイル部27の内周縁は、上記スリーブ23の外周
面に弾性的に接触している。又、上記捩りコイルばね2
6の両端部に設けた第一、第二の係止部28、29のう
ち、一端(図1の右端)から軸方向に突出した第一の係
止部28は、後述する蓋体30に形成した係止孔31を
挿通している。一方、他端(図1の左端)から軸方向に
突出した第二の係止部29は、次述する外輪32の底板
部33に形成した円孔34を挿通している。
【0026】上記捩りコイルばね26の周囲には外輪3
2を、前記内輪20と同心に支持している。この外輪3
2は、各種合成樹脂、或はアルミニウム合金、鋼等の各
種金属により、或はポリアミド樹脂(ナイロン)、ポリ
四弗化エチレン(PTFE)、デルリン等の各種合成樹
脂により、円筒状に形成されている。この外輪32は、
円筒部35と、この円筒部35の一端(図1の左端)開
口部に形成された内向フランジ状の底板部33とから成
る。又、上記円筒部35の他端(図1の右端)開口部に
は円輪状の蓋体30を内嵌して、この他端開口部を塞い
でいる。
【0027】尚、この蓋体30の外周面で、直径方向反
対側の2個所位置には、それぞれ四分の一円弧状の係止
突条36、36を形成している。そして、上記外輪32
の開口部内周面の直径方向反対位置に、これら各係止突
条36、36を嵌合自在な、それぞれが四分の一円弧状
の段部37、37を形成している。そして、この段部3
7、37の円周方向中間位置に、係止突片38、38を
形成している。これら各係止突片38、38の開口部側
面は、直径方向内側に向かう程軸方向内側に向かう方向
に傾斜した傾斜面39、39としている。
【0028】それぞれが上述の様に形成された外輪32
と蓋体30とは、上記各係止突条36、36と上記各段
部37、37を軸方向に亙って対向させた後、上記蓋体
30を上記外輪32の端部開口の内側に押し込む事で、
互いに組み合わせる。この押し込み作業の際に、上記各
係止突片38、38並びに外輪32の開口部は、弾性変
形しつつ上記各係止突条36、36の通過を許容する。
そして通過後は、これら各係止突片38、38と各係止
突条36、36の中間部外周縁とが係合し、この係止突
条36、36が上記各段部37、37から抜け出る事を
防止する。又、この状態では、上記各係止突条36、3
6の円周方向両端部と各段部37、37の円周方向両端
部とが係合して、上記蓋体30が外輪32に対して回転
する事を阻止する。即ち、上記外輪32の開口部への押
し込みに伴って上記蓋体30はこの外輪32の開口部
に、この外輪32から抜け出る事なく、しかも回転不能
に装着される。
【0029】上述の様にして外輪32の開口部に装着さ
れた蓋体30には、図3に示す様な形状の係止孔31を
形成している。この係止孔31は、上記蓋体30と同心
に形成された円弧形の長孔部41と、この長孔部41の
外周縁から直径方向外方に突出した複数(図示の例では
3個)の突出部42a、42b、42cとを備えてい
る。この様な係止孔31に挿通される、前記第一の係止
部28には、直径方向外方(図1の上方)に向く弾力が
付与されている。従って上記第一の係止部28は、上記
複数の突出部42a〜42cの内の何れか1個の突出部
42b(又は42a、42c)と係合する。そして、直
径方向内側に向いた外力が作用しない限り、当該突出部
42b(又は42a、42c)と係合したまま、係止位
置が動く事はない。
【0030】一方、上記蓋体30の内周面は前記内輪2
0の一端部(図1の右端部)に、前記底板部33の内周
縁はこの内輪20の他端部(図1の左端部)に、それぞ
れ外嵌している。この結果上記外輪32は、前記内輪2
0の周囲に、回転自在に支持されている。又、前記内輪
20の中間部外周面に形成した鍔部43は、上記蓋体3
0の内側面(図1の左側面)内周寄り部分と、上記スリ
ーブ23の一端面(図1の右端面)との間で挟持してい
る。従って、上記内輪20が、次述する外輪32の内側
から抜け出る事はない。
【0031】又、上記底板部33の外側面には複数個
(図示の例では2個)の突起40、40を形成してい
る。この突起40、40は、上記外輪32を図示しない
ハウジング等に内嵌した状態で、ハウジング側に設けた
凹部と係合し、これら外輪32とハウジングとの相対回
転を防止する。例えば、図7に示した従動ローラ2は、
上記ハウジングの外周面に設けられる。尚、前記捩りコ
イルばね26の第二の係止部29を挿通する為の円孔3
4は、これら複数個の突起40、40の内の一方(図1
の上方)の突起40の中心部に形成している。
【0032】上述の様に構成される本発明のトルクリミ
ッタの作用に就いて、図示しない軸に外嵌された内輪2
0が駆動側である場合を例にして説明する。尚、外輪3
2が駆動側である場合の作用も、ほぼ同様である。
【0033】一端に設けた第一の係止部28を蓋体30
に形成した係止孔31を構成する何れかの突出部42b
(又は42a、42c)に、他端に設けた第二の係止部
29を底板部33に形成した円孔34に、それぞれ挿通
する事で、その両端部を外輪32の側に係止した捩りコ
イルばね26のコイル部27の内周縁は、スリーブ23
の外周面に弾性的に当接する。この結果このスリーブ2
3は、その直径を縮める傾向となり、このスリーブ23
の内周面24と前記内輪20の外周面22とが摩擦係合
する。
【0034】この結果、これら軸と共に回転する内輪2
0とスリーブ23とが一体的に回転する。そしてスリー
ブ23の回転が捩りコイルばね26を介して外輪32に
伝達され、上記内輪20と外輪32とが同速で回転す
る。上記軸から内輪20に加えられた回転トルクが大き
くなると、この回転トルクと、上記外周面22と内周面
24との間に働く摩擦力とが釣り合う状態で、これら外
周面22と内周面24とが滑り始める。そして、上記ス
リーブ23並びに捩りコイルばね26を介してこのスリ
ーブ23に結合された外輪32が、上記内輪20に対し
て相対回転し始める。この様に外輪32が内輪20に対
して回転し始める状態での回転トルクが、トルクリミッ
タの設定トルクになる。
【0035】この設定トルクは、上記捩りコイルばね2
6のコイル部27が上記スリーブ23の外周面を抑え付
ける力を変える事で調節自在であり、この抑え付ける力
は、上記捩りコイルばね26の一端に設けた第一の係止
部28の円周方向位置を変える事により、調節自在であ
る。即ち、それまで中間の突出部42bと係合していた
第一の係止部28を円周方向一端(図3の左上端)の突
出部42aと係合させれば、上記コイル部27の内径が
縮まる(或は広がる)傾向となり、上記抑え付ける力が
大きく(或は小さく)なって、上記設定トルクが大きく
(或は小さく)なる。反対に、第一の係止部28を円周
方向他端(図3の右下端)の突出部42cと係合させれ
ば、上記コイル部27の内径が広がる(或は縮まる)傾
向となり、上記抑え付ける力が小さく(或は大きく)な
って、上記設定トルクが小さく(或は大きく)なる。
【0036】この様に、上記第一の係止部28が係合す
る突出部42a〜42cを変える調節作業は、トルクリ
ミッタの組み立て完了後にも、外部から容易に行なえ
る。即ち、調節作業を行なうには、先ず、上記第一の係
止部28の先端部で前記蓋体30の外側面から突出した
部分を、この蓋体30の直径方向内方(図1の下方)に
変位させて、この第一の係止部28をそれまで係合して
いた突出部42bから抜き出して、前記係止孔31の長
孔部41に移動させる。次いでこの第一の係止部28
を、この長孔部41に沿って移動させ、移動させようと
する突出部42a(又は42c)の開口部に対向する部
分にまで移動させてから、上記第一の係止部28に付与
していた力を解除する。この第一の係止部28には、直
径方向外方に向かう弾力が付与されているので、上記力
の解除に伴ってこの係止部28が、それまでとは異なる
突出部42a(又は42c)内に進入し、この突出部4
2a(又は42c)と係合する。
【0037】この様に第一の係止部28が係合する突出
部42a〜42cをそれまでとは変える事で、上述の様
にコイル部27の内径が変化し、トルクリミッタの設定
トルクが変化する。突出部42a〜42cを含む係止孔
31を形成した蓋体30は、外輪32に回転不能に嵌合
しており、上記第一の係止部28と何れかの突出部42
a〜42cとの係合は、この第一の係止部28に直径方
向内方の力が加わらない限り、外れる事はない。従っ
て、上記設定トルクが不用意に変化する事はない。
【0038】更に、図示の実施例の場合には、構成部品
の摩耗防止により、トルクリミッタの耐久性向上を図れ
る。即ち、単に設定トルクを調整自在とし、この設定ト
ルクが不用意に変化する事を防止する為には、前記コイ
ル部27の内周縁と内輪20の外周面22(更には内輪
20を省略して軸の外周面)と直接当接させても良い。
請求項1に記載した発明の技術的範囲には、この様な構
造も含まれる。但し、図示の実施例の様にスリーブ23
を設ける事により、外周面22と内周面24との摩擦面
積を十分に確保して、構成部品の摩耗防止を図れる。
【0039】即ち、上記コイル部27の内周縁と内輪2
0の外周面22又は軸の外周面と直接当接させた場合に
は、摩擦面積が狭くなって、摩擦部分の摩耗量が多くな
る。これに対して上記スリーブ23を設けると、上述の
様に摩擦面積を十分に確保して、構成部品の摩耗防止を
図れる。上記コイル部27の内周縁とスリーブ23の外
周面とは殆ど摩擦し合う事はなく、この部分の摩耗は殆
ど問題にならない。
【0040】次に、図5〜6は本発明の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、外輪32を構成する底
板部33の内周縁部に保持筒部44を形成し、この保持
筒部44の外周面と上記外輪32の円筒部35の内周面
とを対向させている。そして、この保持筒部44の外周
面に、捩りコイルばね26のコイル部27の片半部(図
5の左半部)を、弾性的に外嵌する事で係止している。
又、上記保持筒部44の内側には内輪20の片半部(図
5の左半部)を、回転自在に挿入している。又、この内
輪20の他半部(図5の右半部)外周には、上記第一実
施例と同様のスリーブ23を外嵌し、このスリーブ23
の外周面に、上記コイル部27の他半部(図5の右半
部)を弾性的に外嵌している。従ってこのスリーブ23
の内周面24は上記内輪20の外周面22に摩擦係合し
ている。上記内輪20の中間部外周面に形成した鍔部4
3は、上記保持筒部44の先端縁と上記スリーブ23の
端縁との間に挟持して、この内輪20の抜け止めを図っ
ている。
【0041】本実施例の場合も、上記外輪32の開口端
部に蓋体30を、この外輪32に対する回転を不能とし
て嵌合し、この蓋体30に、前述した図3に示す様な係
止孔31を形成している。従って、本実施例の場合も、
前述した第一実施例と同様の作業によって、設定トルク
の調節を行なえる。
【0042】尚、外輪32に対して蓋体30を回転不能
に装着する為の構造は、図示の様なものに限定されず、
キー係合、セレーション係合等、従来から知られた各種
係合構造を採用できる。又、図示の各実施例では、蓋体
30の側に係止孔31を形成し、外輪32の底板部33
の側に円孔34を形成しているが、これとは逆に、蓋体
30の側に円孔34を形成し、外輪32の底板部33の
側に係止孔31を形成する事もできる。この場合でも、
蓋体30を外輪32に対し回転不能に装着する必要があ
る。但し、ハウジングに対する回転防止用の突起40、
40は、必要に応じて蓋体30の外側面に設ける。この
場合にトルクリミッタは、蓋体30を奥にして、ハウジ
ングの装着空間内に挿入する。更に、上記係止孔31を
底板部33と蓋体30との両方に設ければ、設定トルク
の調節範囲を広くする為に有効である。係止孔31を両
方に設けた場合には、上記装着空間の奥部に位置する係
止部を動かす際には、トルクリミッタをハウジングから
抜き出して行なう。又、この奥部に位置する係止部とハ
ウジングとの干渉を防止する為に、上記装着空間の内面
の一部を凹ませる事は自由である。
【0043】又、やはり図示の例では上記係止孔31と
して、長孔部41の外周縁から複数の突出部42a、4
2b、42cを、直径方向外方に突出させた例に就いて
述べたが、これら各突出部42a、42b、42cを、
上記長孔部41の内周縁から直径方向内方に突出させる
事もできる。この場合には、これら各突出部42a、4
2b、42cと係合する第一の係止部28に、直径方向
内方に向く弾力を付与する。これら各変形構造も、特許
請求の範囲に記載した本発明の技術的範囲に属する事は
明かである。
【0044】又、捩りコイルばね26の端部に設けた係
止部を直径方向外方に突出させ、この係止部と、外輪3
2の円筒部35に形成した円孔とを係合させる事も自由
である。この場合に、この係止部の先端部を上記円筒部
35の外周面から突出させ、この突出部分とハウジング
の装着空間内面に形成した係止溝とを係合させれば、前
記突起40、40を省略しても、トルクリミッタとハウ
ジングとの回り止めを図れる。更に、上記円筒部35
に、円孔に代えて係止孔を設ければ、この円筒部と上記
係止部との係合位置を変える事で、設定トルクの調節を
自在な構造を得られる。この場合に上記係止孔は、円周
方向に長い長孔部と、この長孔部の片端縁から軸方向に
突出する複数の突出部とで構成する。又、上記係止部に
は、軸方向の弾力を付与する。
【0045】
【発明の効果】本発明のトルクリミッタは、以上に述べ
た通り構成され作用するが、組立後に外部から設定トル
クを調節する事が可能で、しかも調節した設定トルクが
不用意に変化する事がない為、所望のトルクを安定して
得る事ができる。従って、トルクリミッタを組み込んだ
各種機械装置の性能並びに信頼性向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す断面図。
【図2】外輪を図1の右方から見た図。
【図3】蓋体を図1の右方から見た図。
【図4】スリーブの斜視図。
【図5】本発明の第二実施例を示す断面図。
【図6】外輪を図5の右方から見た図。
【図7】トルクリミッタを組み込んだ紙送り機構部分の
側面図。
【図8】従来から知られたトルクリミッタの第1例を示
す断面図。
【図9】同分解斜視図。
【図10】従来から知られたトルクリミッタの第2例を
示す断面図。
【符号の説明】
1 駆動ローラ 2 従動ローラ 3 駆動軸 4 枢軸 5 トルクリミッタ 6a、6b 紙 7 内輪 8 切り欠き 9 外輪 10 蓋体 11 段部 12 捩りコイルばね 13 小径部 14 大径部 15 捩りコイルばね 16 係止部 17 係止孔 18 大径部 19 小径部 20 内輪 21 切り欠き 22 外周面 23 スリーブ 24 内周面 25 スリット 26 捩りコイルばね 27 コイル部 28 第一の係止部 29 第二の係止部 30 蓋体 31 係止孔 32 外輪 33 底板部 34 円孔 35 円筒部 36 係止突条 37 段部 38 係止突片 39 傾斜面 40 突起 41 長孔部 42a、42b、42c 突出部 43 鍔部 44 保持筒部 45 係止部 46 切り欠き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸に対して回転しない円筒状の外周面を
    有する内側部材と、コイル部を有し、このコイル部の内
    周縁を上記外周面に弾性的に接触させた状態で上記内側
    部材に外嵌された捩りコイルばねと、この捩りコイルば
    ねの周囲に、上記内側部材と同心に支持された、円筒部
    と底板部とを有する有底円筒状の外輪と、この外輪の開
    口部を塞ぐ蓋体とを備え、上記捩りコイルばねの一端を
    上記外輪に、他端を上記蓋体に、それぞれ係止して成る
    トルクリミッタに於いて、上記蓋体は上記外輪に対し回
    転不能に装着されており、上記捩りコイルばねの少なく
    とも何れか一方の端部には、この捩りコイルばねのコイ
    ル部から突出した係止部が形成されており、上記外輪と
    蓋体との少なくとも何れか一方には、この係止部を挿通
    自在な係止孔が形成されており、この係止孔は、円周方
    向に長い長孔部と、この長孔部の片縁から突出した複数
    の突出部とを備えたものである事を特徴とするトルクリ
    ミッタ。
  2. 【請求項2】 内側部材に、内径が弾性的に拡縮自在な
    スリーブが外嵌されており、捩りコイルばねのコイル部
    の内周縁は、このスリーブの外周面に弾性的に接触して
    いる、請求項1に記載したトルクリミッタ。
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