JPH109289A - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

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JPH109289A
JPH109289A JP8163362A JP16336296A JPH109289A JP H109289 A JPH109289 A JP H109289A JP 8163362 A JP8163362 A JP 8163362A JP 16336296 A JP16336296 A JP 16336296A JP H109289 A JPH109289 A JP H109289A
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shaft
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force transmitting
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Tsutomu Kubo
久保  勉
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Mita Industrial Co Ltd
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    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs

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  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな衝撃力が加わっても駆動力伝達部材に
取り付けられている板バネが変形してアーマチュアが大
きく位置ずれしないようにする。 【解決手段】 励磁コイル5を内蔵したフィールド2に
第1のシャフト6を回転自在に取付け、第1のシャフト
6にロータ7を固定する。第1のシャフト6に第2のシ
ャフト10を挿通し、第2のシャフト10に駆動力伝達
部材12を回転自在に取付ける。駆動力伝達部材12に
は、板バネ14を介してアーマチュア13を取り付ける
と共に、アーマチュア13を所定の間隙を介してロータ
7に対向させる。また、駆動力伝達部材12には、規制
部材15が取り付けられており、この規制部材15によ
りアーマチュア13が板バネ14の弾性力に抗してロー
タ7側に移動する距離を上記所定の間隙を越える所定値
以下に規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁クラッチに関
し、更に詳しくは耐衝撃性に優れた電磁クラッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁クラッチは、例えば、図3に
示すように構成されている。この図に示す電磁クラッチ
は、複写機の給紙機構等に用いられるものであり、有底
二重筒状体からなるフィールド32に励磁コイル33が
内蔵されると共に、軸心方向に貫通孔34aを有する第
1のシャフト34が回転自在に挿通されている。この第
1のシャフト34には、その第1のシャフト34の端部
にスリット35の形成されたロータ36が固定されると
共に、貫通孔34aに第1のシャフト34よりも長い第
2のシャフト37が挿通されている。第1のシャフト3
4は第2のシャフト37にねじ止めされ、第2のシャフ
ト37が第1のシャフト34と一緒に回転するようにな
っている。この第2のシャフト37には、外周に歯車の
形成された駆動力伝達部材38が回転自在に取り付けら
れると共に、駆動力伝達部材38には、アーマチュア3
9がリング状の板バネ40を介して取付けられ、上記ア
ーマチュア39が所定の間隙を介してロータ36に対向
するようになっている。
【0003】上記のように構成された電磁クラッチは、
駆動力伝達部材38が図略の駆動源によりアーマチュア
39と共に第2のシャフト37の外周を回転する。い
ま、励磁コイル33に通電されると、フィールド32、
第1のシャフト34及びロータ36を介して形成される
磁路中に励磁コイル33による磁束が生成され、ロータ
36にはスリット35に生じる洩れ磁束によって吸着力
が生じる。そのため、アーマチュア39は板バネ40の
弾性力に抗してロータ36に吸着される。その結果、ロ
ータ36が駆動力伝達部材38と一緒に回転することに
なり、ロータ36が固定されている第1のシャフト34
と共に第2のシャフト37が回転する。
【0004】一方、励磁コイル33への通電が遮断され
ると、磁束が消滅するためにロータ36とアーマチュア
39間の吸着力が消滅し、その結果、アーマチュア39
は板バネ40の弾性力により駆動力伝達部材38側に引
き戻され、ロータ36から離反することになる。その結
果、駆動力伝達部材38は回転していても第1のシャフ
ト34及び第2のシャフト37の回転は停止することに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成された電磁クラッチは、アーマチュア39が板バ
ネ40を介して駆動力伝達部材38に取り付けられてい
るため、電磁クラッチの組立て作業中や複写機等の組立
て作業中等にアーマチュア39の取り付けられた駆動力
伝達部材38あるいは組み立ての完了した電磁クラッチ
を誤って床に落したりすると、その床との衝撃時の力で
板バネ40が弾性限界を超えて変形し、アーマチュア3
9がロータ36側に突出してしまう場合があり、そうし
た場合はアーマチュア39が常にロータ36に接触した
状態となって電磁クラッチとして機能しないことになる
という問題があった。
【0006】従って、本発明は、大きな衝撃力が加わっ
ても駆動力伝達部材に取り付けられている板バネの変形
によりアーマチュアが大きく位置ずれすることのない電
磁クラッチを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る電磁クラッチは、内部に励磁コイル
を配設したフィールドにシャフトを回転自在に取付け、
前記シャフトにロータを固定する共に、駆動力伝達部材
を回転自在に取付け、前記駆動力伝達部材に板バネを介
してアーマチュアを取付けると共に、このアーマチュア
を所定の間隙を介して前記ロータに対向させてなるもの
において、前記アーマチュアが前記板バネの弾性力に抗
して前記ロータ側に移動する距離を上記所定の間隙を越
える所定値以下に規制する規制部材を前記駆動力伝達部
材に取り付けたことを特徴としている。
【0008】この請求項1に係る電磁クラッチでは、大
きな衝撃力が加わった場合でも、駆動力伝達部材に取り
付けられた規制部材によりアーマチュアが板バネの弾性
力に抗してロータ側に移動する距離が所定値以下に規制
され、板バネの変形によりアマチュアが大きく位置ずれ
することが阻止される。
【0009】また、請求項2に係る電磁クラッチは、請
求項1に係るものにおいて、前記アーマチュアが、前記
駆動力伝達部材に突出形成された前記シャフトの挿通さ
れる軸受部の外周に配設され、前記規制部材が、前記ア
ーマチュアと前記軸受部との間に配設される筒体と、こ
の筒体の一端に形成された前記駆動力伝達部材への取付
け部と、前記筒体の他端に形成された前記アーマチュア
の移動を規制する鍔部とを備えたことを特徴としてい
る。
【0010】この請求項2に係る電磁クラッチでは、規
制部材を構成する筒体が一端の取付け部で駆動力伝達部
材に取付けられ、他端の鍔部でアーマチュアの必要以上
の移動を規制する。
【0011】また、請求項3に係る電磁クラッチは、請
求項2に係るものにおいて、前記規制部材の鍔部が、前
記ロータの前記アーマチュアとの対向面に形成された凹
溝内に配設されたことを特徴としている。
【0012】この請求項3に係る電磁クラッチでは、規
制部材の鍔部が、ロータのアーマチュアとの対向面に形
成された凹溝内に配設されていることにより、励磁コイ
ルに通電されたときアーマチュアがロータに正常に吸着
される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
電磁クラッチの断面図である。この図において、電磁ク
ラッチは、中心部を貫通する筒状の嵌合部1を備えた有
底二重筒状体からなるフィールド2を有している。この
フィールド2内には、絶縁材料からなるボビン3に巻成
され、外周が絶縁シート4で覆われてなるリング状の励
磁コイル5が嵌合部1の外周に嵌め込まれて配置されて
いる。また、フィールド2の嵌合部1内には、軸心方向
に貫通孔6aの形成された第1のシャフト6が嵌合部1
の両端に配置した軸受6b,6cを介して回転自在に挿
通されている。この第1のシャフト6の一端には、励磁
コイル5に対向する位置に励磁コイル5に近似した外径
を有するリング状のロータ7が固定されている。このロ
ータ7には、その外周縁の内側の位置に外周縁に沿って
スリット8が形成されている。
【0014】上記第1のシャフト6の貫通孔6aには、
第1のシャフト6よりも長い第2のシャフト10が挿通
され、第1のシャフト6が第2のシャフト10にねじ止
めされることにより両方のシャフト6,10が一緒に回
転するようになっている。この第2のシャフト10に
は、ロータ7に対向する位置に駆動力伝達部材12が取
り付けられている。
【0015】この駆動力伝達部材12は、歯車部12a
とアーマチュア収納部12bとから構成され、歯車部1
2a側の滑り軸受12cとアーマチュア収納部12b側
の玉軸受12dとが第2のシャフト10に嵌合されて第
2のシャフト10の外周に自在に回転するようになって
いる。アーマチュア収納部12bは、中央に玉軸受12
dを配設する軸受部12eが突出形成され、この軸受部
12eの外周にリング状のアーマチュア13が配設され
ている。このアーマチュア13は、リング状の板バネ1
4を介して駆動力伝達部材12に取り付けられており、
所定の間隙(例えば、0.2乃至0.3mm)を介して
ロータ7に対向するようになっている。上記軸受部12
eとアーマチュア13との間には所定の間隙が形成され
ており、この間隙にアーマチュア13が板バネ14の弾
性力に抗してロータ7側に移動する距離を所定値以下に
規制する規制部材15が配設されている。
【0016】図2は、上記アーマチュア収納部12b内
に配設されている各構成部材の分解斜視図であり、この
図により上記各構成部材の構成を詳細に説明する。すな
わち、アーマチュア13は、中央に貫通孔13aを有
し、その貫通孔13aの周縁部に規制部材15の後述す
る取付け部15b,15c,15dを受入れ可能な大き
さの3個の凹部13b,13c,13dが等間隔で形成
され、貫通孔13aを挟む各凹部に対向する位置にかし
め部材挿入孔13e,13f,13gがそれぞれ形成さ
れている。
【0017】板バネ14は、中央にアーマチュア13の
貫通孔13aよりも径の小さな貫通孔14aを有し、そ
の貫通孔14aと外周縁との間に3個の円弧状のスリッ
ト14b,14c,14dが形成されて2重のリング形
状とされ、アーマチュア13のかしめ部材挿入孔13
e,13f,13gに対向する位置にかしめ部材挿入孔
14e,14f,14gがそれぞれ形成され、アーマチ
ュア13の凹部13b,13c,13dに対向する位置
にねじ挿入孔14h,14i,14jがそれぞれ形成さ
れている。
【0018】この板バネ14は、かしめ部材16a,1
6b,16cが、板バネ14のかしめ部材挿入孔14
e,14f,14gを介してアーマチュア13のかしめ
部材挿入孔13e,13f,13gに挿入されてかしめ
られることによりアーマチュア13に固定されている。
【0019】また、規制部材15は、アーマチュア13
の厚み寸法よりも大きな値の長さ寸法を有し、かつ、ア
ーマチュア13の貫通孔13aに嵌合し得る大きさの外
径を有する筒体15aと、この筒体15aの一端に等間
隔で周方向に突出するように形成された駆動力伝達部材
12への取付け部15b,15c,15dと、上記筒体
15aの他端に上記一端の取付け部15b,15c,1
5dと対向しない位置に等間隔で周方向に突出し、アー
マチュア13の貫通孔13aの周縁部であって凹部13
b,13c,13dの形成されていない部分に対向する
ように形成されたアーマチュア13の移動を規制する鍔
部15e,15f,15gとから構成されている。な
お、取付け部15b,15c,15dには、ねじ挿入孔
15h,15i,15jがそれぞれ形成されている。
【0020】この規制部材15は、その取付け部15
b,15c,15dがアーマチュア13の凹部13b,
13c,13dに位置合わせされた状態で筒体15aが
アーマチュア13の貫通孔13a内に配設されると共
に、取付け部15b,15c,15dのねじ挿入孔15
h,15i,15jが板バネ14のねじ挿入孔14h,
14i,14jと位置合わせされた状態で板バネ14と
共に駆動力伝達部材12にねじ止めされる。このとき、
鍔部15e,15f,15gは、ロータ7とアーマチュ
ア13との間隙よりも大きな所定の間隙(例えば、0.
3乃至0.5mm)を介してアーマチュア13とその貫
通孔13aの周縁部であって凹部13b,13c,13
dの形成されていない部分において対向するようになっ
ている。これにより、励磁コイル5に通電されたときに
アーマチュア13がロータ7へ移動するのを可能とする
一方、特にアーマチュア13の取り付けられた駆動力伝
達部材12を第2のシャフト10に取り付ける前にアー
マチュア13が板バネ14の弾性限界を超えてロータ7
側へ移動するのを規制する。
【0021】つまり、アーマチュア13、板バネ14及
び規制部材15が互いに取り付けられた状態で、アーマ
チュア13の表面と規制部材15の鍔部15e,15
f,15gの裏面間寸法が板バネ14の弾性限界内寸法
となるように筒体15aの長さ又は鍔部15e,15
f,15gの厚みが設定されている。なお、ロータ7に
は、第1のシャフト6周辺のアーマチュア13との対向
面に凹溝7aが形成されており、駆動力伝達部材12を
第2のシャフト10に取り付けたときに上記鍔部15
e,15f,15gがその凹溝7a内に配設されるよう
になっている。これにより、励磁コイル5に通電された
とき、アーマチュア13はロータ7に正常に吸着される
ことになる。
【0022】なお、上記構成部品のうち、少なくともフ
ィールド2、第1のシャフト6、ロータ7、及びアマチ
ュア13は鉄系材料等の磁性材料で構成され、駆動力伝
達部材12及び規制部材15は好ましくは樹脂等の非磁
性材料で構成される。
【0023】本発明の電磁クラッチは上記のように構成
され、図示していない駆動源により駆動力伝達部材12
が第2のシャフト10の回りを回転する。いま、励磁コ
イル5に通電されると、フィールド2、第1のシャフト
6、及びロータ7を介して形成されている磁路中に励磁
コイル5による磁束が生成され、ロータ7にはスリット
8の洩れ磁束によって吸着力が生じる。そのため、アマ
チュア13は板バネ14の弾性力に抗してロータ7に吸
着される。その結果、ロータ7は駆動力伝達部材12と
一緒に回転し、ロータ7は第1のシャフト6に固定され
ているため、第1のシャフト6及び第2のシャフト10
が回転する。
【0024】一方、励磁コイル5への通電が遮断される
と、磁束が消滅するためにロータ7の吸着力も消滅し、
その結果、アマチュア13は板バネ14の弾性力により
駆動力伝達部材12側に引き戻され、ロータ7とは離間
することになる。そのため、駆動力伝達部材12は回転
していても第1のシャフト6及び第2のシャフト10の
回転は停止することになる。
【0025】本発明の電磁クラッチは上記のように構成
されているので、電磁クラッチの組立て作業中や複写機
等の組立て作業中等にアーマチュア13の取り付けられ
た駆動力伝達部材12や組立ての完了した電磁クラッチ
が誤って床に落ちたりして大きな衝撃力が加えられて
も、板バネ14が弾性限界を超えて大きく変形すること
が阻止されるので、アーマチュア13が大きく位置ずれ
するようなことがなく、耐衝撃性にすぐれたものとな
る。
【0026】なお、上記実施形態において、フィールド
2とロータ7は第1のシャフト6に取り付け、駆動力伝
達部材12は第2のシャフト10に取り付ける構成とさ
れているが、すべてを同一のシャフトに取り付けるよう
な構成とすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
内部に励磁コイルを配設したフィールドにシャフトを回
転自在に取付け、前記シャフトにロータを固定する共
に、駆動力伝達部材を回転自在に取付け、前記駆動力伝
達部材に板バネを介してアーマチュアを取付けると共
に、このアーマチュアを所定の間隙を介して前記ロータ
に対向させてなるものにおいて、前記アーマチュアが前
記板バネの弾性力に抗して前記ロータ側に移動する距離
を上記所定の間隙を越える所定値以下に規制する規制部
材を前記駆動力伝達部材に取り付けたことから、大きな
衝撃力が加わった場合でもアーマチュアの位置ずれを可
及的に阻止することができる。
【0028】また、請求項2の発明によれば、前記アー
マチュアは、前記駆動力伝達部材に突出形成された前記
シャフトが挿通される軸受部の外周に配設され、前記規
制部材は、前記アーマチュアと前記軸受部との間に配設
される筒体と、この筒体の一端に形成された前記駆動力
伝達部材への取付け部と、前記筒体の他端に形成された
前記アーマチュアの移動を規制する鍔部とを備えた構成
とされていることから、簡単な構成でアーマチュアの位
置ずれを可及的に阻止することができる。
【0029】また、請求項3の発明によれば、前記規制
部材の鍔部は、前記ロータの前記アーマチュアとの対向
面に形成された凹溝内に配設されていることから、励磁
コイルに通電されたときにアーマチュアをロータに正常
に吸着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電磁クラッチの断面
図である。
【図2】図1の電磁クラッチに適用される駆動力伝達部
材のアーマチュア収納部内の構成部材の分解斜視図であ
る。
【図3】従来例の電磁クラッチの断面図である。
【符号の説明】
1 嵌合部 2 フィールド 5 励磁コイル 6 第1のシャフト(シャフト) 7 ロータ 7a 凹溝 10 第2のシャフト(シャフト) 12 駆動力伝達部材 13 アマチュア 14 板バネ 15 規制部材 12e 軸受部 15a 筒体 15b,15c,15d 取付け部 15e,15f,15g 鍔部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に励磁コイルを配設したフィールド
    にシャフトを回転自在に取付け、前記シャフトにロータ
    を固定する共に、駆動力伝達部材を回転自在に取付け、
    前記駆動力伝達部材に板バネを介してアーマチュアを取
    付けると共に、このアーマチュアを所定の間隙を介して
    前記ロータに対向させてなる電磁クラッチにおいて、前
    記アーマチュアが前記板バネの弾性力に抗して前記ロー
    タ側に移動する距離を上記所定の間隙を越える所定値以
    下に規制する規制部材を前記駆動力伝達部材に取り付け
    たことを特徴とする電磁クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記アーマチュアは、前記駆動力伝達部
    材に突出形成された前記シャフトが挿通される軸受部の
    外周に配設され、前記規制部材は、前記アーマチュアと
    前記軸受部との間に配設される筒体と、この筒体の一端
    に形成された前記駆動力伝達部材への取付け部と、前記
    筒体の他端に形成された前記アーマチュアの移動を規制
    する鍔部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の電
    磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 前記規制部材の鍔部は、前記ロータの前
    記アーマチュアとの対向面に形成された凹溝内に配設さ
    れたことを特徴とする請求項2記載の電磁クラッチ。
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