JPS61236930A - 電磁制御ばねクラツチ機構 - Google Patents

電磁制御ばねクラツチ機構

Info

Publication number
JPS61236930A
JPS61236930A JP60078439A JP7843985A JPS61236930A JP S61236930 A JPS61236930 A JP S61236930A JP 60078439 A JP60078439 A JP 60078439A JP 7843985 A JP7843985 A JP 7843985A JP S61236930 A JPS61236930 A JP S61236930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
boss
spring
clutch mechanism
armature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60078439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2686927B2 (ja
Inventor
Kozo Nishimura
西村 興三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP60078439A priority Critical patent/JP2686927B2/ja
Priority to US06/847,079 priority patent/US4704554A/en
Priority to CA000505851A priority patent/CA1292196C/en
Priority to KR1019860002825A priority patent/KR920010896B1/ko
Priority to EP86302782A priority patent/EP0202030B1/en
Priority to DE8686302782T priority patent/DE3672684D1/de
Publication of JPS61236930A publication Critical patent/JPS61236930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2686927B2 publication Critical patent/JP2686927B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/105Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with a helical band or equivalent member co-operating with a cylindrical coupling surface
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D2027/007Bias of an armature of an electromagnetic clutch by flexing of substantially flat springs, e.g. leaf springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D2027/008Details relating to the magnetic circuit, or to the shape of the clutch parts to achieve a certain magnetic path

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、電磁制御ばねクラッチ機構に関る、。
〈従来技術〉 従来から、回転駆動される入力回転要素の駆動力を選択
的に伝達る、ために、コイルばねを利用した電磁制御ば
ねクラッチ機構が使用されている。
この種の電磁制御ばねクラッチ機構としては、例えば特
開昭59−175633号公報に開示されているものを
掲げることができ、かかる電磁制御ばねクラッチ機構は
、入力回転要素が固定された軸部材と、軸部材と一体に
回転せしめられるロータと、ロータの片面側に配設され
たアマチュアと、軸部材に回転自在に装着された支持部
材上、アマチュアと支持部材の間に配設された偏倚ばね
部材と、偏倚ばね部材の弾性偏倚作用に抗してアマチュ
アをロータの上記片面に磁気的に吸着せしめる電磁手段
と、一端が支持部材に連結されたコ、イルばね手段を備
え、上記コイルばね手段の収縮によって入力回転要素か
らの駆動力を伝達る、。
しかしい上述した通りの電磁制御ばねクラッチ機構にお
いて、は、次の通りの解消すべき問題が存在る、。第1
に、偏倚ばね部材が複数個の取付ねしによって支持部材
に固定される構成である故に、偏倚ばね部材の環状中央
部を支持部材の端面に実賞上均−に固定る、ことが困難
で、このことに起因して応答性が悪化し、また取付ねじ
の頭部の存在によって小型化が困難である。第2に、電
磁手段、ロータ、アマチュア組立体等が別個に構成され
ている故に、例えば静電複写機のタイミングローラの制
御に適用しようとる、場合にはこれらの組付けを静電複
写機の組付時に行なわなければならず、複写機の組立工
数が増す、第3に、支持部材を軸部材に装着る、ことに
関連して支持部材と軸部材間には若干の間隙が存在し、
この若干の間隙によって電磁手段の除勢時にアマチュア
が軸部材に対して傾斜る、傾向にあり、このことに起因
して応答性が低下る、。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その第
1の目的は、偏倚ばね部材を支持部材に実質上均一に固
定る、ことができると共に小型化も達成できる電磁制御
ばねクラッチ機構を提供る、ことである。
また、本発明の第2の目的は、組付けが著るしく簡単で
しかも組付順序を変えることによって2種の形態にる、
ことができる電磁制御ばねクラッチ機構を提供る、こと
である。
更に、本発明の第3の目的は、応答性の優れた電磁制御
ばねクラッチ機構を提供る、ことである。
〈発明の要約〉 本発明の第1の局面によれば、上記第1の目的に対応し
て、回転自在に装着された軸部材と、該   −軸部材
に装着された入力回転要素と、該軸部材と一体に回転せ
しめられるロータと、該ロータの片面側に対向して位置
る、アマチュアと、該軸部材に対して回転自在に装着さ
れた支持部材と、該支持部材と該アマチュアの間に配設
され該アマチュアを該ロータの該片面から離隔る、方向
に弾性的に偏倚せしめる偏倚ばね部材と、付勢されると
該偏倚ばね部材の弾性偏倚作用に抗して該アマチュアを
該ロータの該片面に磁気的に吸着せしめる電磁手段と、
一端が該支持部材に連結されたコイルばね手段とを含み
、該コイルばね手段の収縮によって該人力回転要素から
の駆動力を伝達る、電磁制御ばねクラッチ機構において
; 少なくとも該偏倚ばね部材及び該支持部材はユニット化
されたユニッ)&Il立体を構成し、該ユニット組立体
はプレート状ばね固定部材を含み、 該偏倚ばね部材は該ばね固定部材を該支持部材に装着る
、ことによって該ばね固定部材と該支持部材間に固定さ
れている、 ことを特徴とる、電磁制御ばねクラッチ機構が提供され
る。
また、本発明の第2の局面によれば、上記第2の目的に
対応して、回転自在に装着された軸部材と、 該軸部材に回転自在に装着される入力回転要素と、 該入力回転要素と一体に回転る、第1のボス部材と、 該軸部材に装着されるユニット組立体であって、該第1
のボス部材に隣接して配設されピン部材を介して該軸部
材と一体に回転る、第2のボス部材、該第2のボス部材
の一端部に固定されたロータ、該ロータの片面側に対向
して位置る、アマチュア、該第2のボス部材に回転自在
に装着された支持部材、及び該支持部材と該アマチュア
の間に配設され該アマチュアを該ロータの該片面から離
隔る、方向に弾性的に偏倚せしめる偏倚ばね部材を含む
ユニット組立体と、 該ユニット組立体の該ロータの他面側に対向して該軸部
材に装着され且つ付勢されると該弾性偏倚ばねの弾性偏
倚作用に抗して該アマチュアを該ロータの該片面に磁気
的に吸着すしめる電磁手段と、 該第1のボス部材と該第2のボス部材の他端部に跨って
被嵌され、該ユニット組立体に連結される一端から該入
力回転要素に連結される他端まで、該入力回転要素の所
定方向への回転に付随して該ユニット組立体と該入力要
素とが相対的に回転せしめられると収縮される方向に捲
回されているコイルばね手段と、を備え、 該軸部材には該ピン部材が装着される単一のピン孔が形
成され、 該第2のボス部材め両端部にはピン受部が設けられてお
り、 該軸部材の一端側から他端側に向けて順次電磁手段、ユ
ニ・/ト組立体及び入力回転要素を装着した場合には、
該軸部材の該ピン孔に装着されたピン部材は該第2のボ
ス部材の該一端部に設けられた該ピン受部に係合し、他
方、該軸部材の該一端側から該他端側に向けて順次入力
回転要素、ユニット組立体及び電磁手段を装着した場合
には、該軸部材の該ピン孔に装着された該ピン部材は該
第2のボス部材の該他端部に設けられた該ピン受部に係
合る、、 ことを特徴とる、電磁制御ばねクラッチ機構が提供され
る。
更にまた、本発明の第3の局面によれば、上記第3の目
的に対応して、回転自在に装着された軸部材と、該軸部
材に装着された入力回転要素さ、該軸部材と一体に回転
せしめられるロータと、該ロータの片面側に対向して位
置る、アマチュアと、該軸部材に対しぞ回転自在に装着
された支持部材と、該支持部材と該アマチュアの間に配
設され該アマチュアを該ロータの該片面から離隔る、方
向に弾性的に偏倚せしめる偏倚ばね部材と、該ロータの
他端側に配設され且つ付勢されると該弾性偏倚ばね部材
の弾性偏倚作用に抗して該アマチュアを該ロータの該片
面に磁気的に吸着せしめる電磁手段と、一端が該支持部
材に連結されたコイルばね手段とを含み、該コイルばね
手段の収縮によって該入力回転要素からの駆動力を伝達
る、電磁制御ばねクラッチ機構において; 該支持部材の該偏倚ばね部材に対向る、一端面には間隔
を置いて複数個の突起が設けられ、該複数個の突起の先
端は該偏倚ばね部材及び該アマチュアを越えて該ロータ
の該片面に接触乃至近接せしめられている、ことを特徴
とる、電磁制御ばねクラッチ機構が提供される。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
電磁制御ばねクラッチ機構について説明る、。尚、具体
例においては電磁制御ばねクラッチ機構を静電複写機の
タイミングローラに適用して説明る、が、これに限定さ
れることなく、その他種々の要素の回転の制御に適用る
、ことができる。
静電複写機のタイミングローラを示す第1図において、
前後方向(第1図において左右方向)に間隔を置いて垂
直前基板2と垂直後基板4が配設されている。垂直前基
板2及び垂直後基板4間には軸受部材6及び8を介して
支持軸10(軸部材を構成る、)が回転自在に装着され
、この支持軸10の中間部にタイミングローラ12が装
着されている。支持軸10の一端は垂直前基板2を貫通
して幾分前方(第1図において左方)に突出し、かかる
前突出部の軸受部材6の外側部位には係止部材14が装
着されている。また、支持軸10の他端側は垂直後基板
4を貫通して後方(第1図において右方)に突出し、か
かる後突出部の軸受部材8の外側部位には係止部材16
が装着されている。そして、かかる支持軸10の後突出
部に、全体を番号18で示す電磁制御ばねクラ、チ機構
が配設されている。
第1図と共に第2図を参照して、図示の電磁制御ばねク
ラッチ機構18は、入力回転要素、ロータ22及びアマ
チェア24等を含むユニット組立体26、並びに電磁手
段28を備えている。具体例の電磁制御ばねクラッチ機
構18は、後に詳述る、如く、入力回転要素、ユニット
組立体2G 及び電磁手段28の組付順序を変へること
によって2種の形態、即ち支持軸10の後端部に形成さ
れた小径部10aにその一端側から他端側(第1図にお
いて左方から右方向)に向けて順次電磁手段28、ユニ
ット組立体26及び入力回転要素を配置した第1の形態
(第1図乃至第4図に示す形態)と上記小径部10aに
その一端側から他端側に向けて順次入力回転要素、ユニ
ット組立体26及び電磁手段28を配置した第2の形L
i(第6図に示す形態)に使用る、ことができる。
次に、主として第2図を参照して、上記電磁制御ばねク
ラッチ機構18の構成を説明る、(従って、上記第1の
形態で使用している)。支持軸10の小径部tOaの一
端部に配置された電磁手段2Bはフィールドコア30と
、フィールドコア30に装着された電磁コイル32を有
し、フィールドコア30がスリーブ部材34を介して小
径部10aに回転自在に装着されている(第1図参照)
。フィールドコア30の外周面には係止部36が設けら
れ、係止部36には切欠き38が形成されている。一方
、垂直後基板4には、その一部を後方に折曲せしめるこ
とによって係止突起40が設けられており、かかる係止
突起40が上記係止部36の切欠き38に係止されてい
る(第1図参照)。
従って、電磁手段28は、後述る、支持軸10の回転に
よって回動されることがない。
小径部10aの他端部に配置された、例えば歯車20か
ら構成る、ことができる入力回転要素は、上記小径部t
Oaに回転自在に装着されている。
歯車20の片面(第1図及び第2図において左面)には
環状のボス部42が一体に設けられ、ボス部内には円筒
状の第1のボス部材44が装着されている。具体例では
、この第1のボス部材44は、歯車20の側面に形成さ
れた貫通孔46内にその端面に設けられた突出部48を
挿入る、ことによって歯車20と一体に回転る、ように
装着されている。この第1のボス部材44は、後述る、
第2のボス部材に向けて前後方向前方に延びている。
尚、第1のボス部材44は歯車2oと一体に形成る、こ
とも可能である。歯車20は、図示していないが、適宜
の歯車機構等を介して電動モータの如き駆動源に駆動連
結され、上記駆動源によって所定方向に回転される。支
持軸10の小径部1゜aの歯車20の装着部位の外側(
第1図において右側)には、更に歯車20等が外れるの
を防止る、ために、係止部材49が装着されている(第
1図)。
また、小径部10aの中間部、即ち電磁手段28と歯車
20の間に配置された図示のユニット組立体26は、ロ
ータ22、アマチュア24、偏倚ばね部材50、支持部
材52及び第2のボス部材54を含み、これらがユニッ
ト化されて一個の組付要素を構成る、。第3図をも参照
して、第2のボス部材54は、一端部(第1図乃至第3
図において左側)に設けられた小径部56と、他端部(
第1図乃至第3図において右側)に設けられた大径部5
8と、その中間部に設けられた中径部60とを有してい
る。第2のボス部材54の小径部56にはピン受部を規
定る、一対の切欠き62が形成されており、かかる切欠
き62に支持軸10の小径部10aにこれを貫通して形
成されたピン孔64(第2図)に装着されているピン部
材66の両端部を係合せしめることによって第2のボス
部材54が上記小径部10aにこれと一体に回転る、よ
うに装着されている(第1図及び第4図)、具体例では
、第2のボス部材54の他端部にもピン受部を規定る、
一対の凹部68が形成されている。一対の凹部68は、
後述る、如く、図示の電磁制御ばねクラッチ機構18を
第2の形態、即ち第6図。
に示す形態で使用る、場合に利用され、かかる場合には
一対の凹部68内に、ピン孔64に装着されたピン部材
66の両端部が係合される。それ故に、第1の形り、(
第1図乃至第4図)のみで使用る、場合には凹部68を
省略る、ことができ、また第2の形態(第6図)のみで
使用る、場合には切欠き62を省略る、ことができる。
図示のロータ22は、環状基板70と、環状基板70の
外側に位置る、環状部72と、環状基板70と環状部7
2を接続る、接続部74を有る、環状板から構成されて
いる。かかるロータ22は、環状基@70を第2のボス
部材54の小径部56に圧入る、ことによってその一端
に固定され、第2のボス部材54、従って支持軸10と
一体に回転される。具体例では、ロータ22が第2のボ
ス部材54の小径部56に固定されることに関連して、
ロータ22の環状基部70の内周縁にも、一対の凹部7
6が形成されている。ロータ22に形成された凹部76
は、上記第2のボス部材54に形成された切欠き62と
協働してピン受部を規定し、第4図に示す如く、小径部
10aに装着されたピン部材64の両端部は上記切欠き
62及び上記凹部76に係合される(従って、ロータ2
2を第2のボス部材54の小径部56に固定る、際には
、ロータ22の凹部76と小径部56の切欠き62を整
合させて圧入る、)。11><構成る、ことによって、
ロータ22と第2のボス部材54の小径部56の圧入状
態が比較的弱い場合においても、ロータ22はピン部材
66を介して支持軸10と一体に確実に回転され□る。
また、支持部材52は短筒状の部材から構成され、第2
のボス部材54の中径部60に回転自在に装着されてい
る。支持部材52の一端面(第1図乃至第3図において
左面)内周縁には、環状フランジ77が設けられている
。この支持部材52は、軽量のプラスチックから形成る
、のが好ましい、また、ロータ22の片面(第1図乃至
第3図において右面)側に対向して位置る、アマチュア
24は、ロータの環状部72の外径と略同−の外径を有
る、環状板から構成され、偏倚ばね部材50を介して上
記支持部材52に装着されている。更に説明る、と、偏
倚ばね部材50は支持部材52の環状フランジ77に装
着され、その環状中央部78が支持部材52の一端面に
後述る、如く固定されている0図示の偏倚ばね部材50
は環状中央部78から外側に鎌状に延びる複数個(具体
例において3個)の突出部80を有し、複数個の突出部
80の各々の自由端部がアマチュア24の片面(ロータ
22と対向る、面とは反対の面)にリベットの如き固定
部材84により固定されている。
偏倚ばね部材50はアマチュア24をロータ22の片面
から離隔る、方向に弾性的に偏倚せしめる作用をる、。
具体例においては、偏倚ばね部材50は次の通りにして
支持部材52に固定されている。
図示のユニット組立体18は、更に、プレート状のばね
固定部材を含んでいる。図示のばね固定部材は偏倚ばね
部材50の環状中央部78の形状に略対応した環状のプ
レート部材86から構成されている。このプレート部材
86の周縁部には、その一部を折曲せしめることによっ
て周方向に間隔を置いて複数個(具体例では3個)の係
止突部88が設けられている。一方、偏倚ばね部材50
の環状中央部78には上記係止突部88の各々に対応し
て複数個(具体例では3個)の挿通孔90が形成され、
更に支持部材52には上記挿通孔90の各々に対応して
貫通孔92が形成されている。従って、支持部材52の
環状フランジ77に偏倚ばね部材52及びプレート部材
86を装着る、と、プレート部材86の各係止突部88
は対応る、偏倚ばね部材50の挿通孔90及び支持部材
52の貫通孔92を通して支持部材52の他側に突出る
、ようになり(第5図に実線で示す如く突出される)、
かかる係止径突出88の突出端を所要の通り変形せしめ
て支持部材52の他端部に係止せしめることによって、
偏倚ばね部材50の環状中央部78はプレート部材86
と支持部材52間に固定2rる。
具体例のユニット組立体26においては、更に、支持部
”材52の一端面に周方向に間隔を置いて複数個の突起
94が設けられ、また偏倚ばね部材5゜の環状中央部7
8には上記突起94に対応して周方向に間隔を置いて突
起受部を規定る、複数個の開口96が形成されている。
各突起94の先端側は偏倚ばね部材50の開口96を貫
通し、プレート部材86及びアマチュア24を越えてロ
ータ22の片面側に延び、その先端はロータ22の片面
に接触乃至近接せしめられている(第4図参照)。
具体例では、突起94が上述した如く延びていることに
関連して、プレート部材86の周縁部には上記開口96
に対応して円弧状の切欠き98が形成されている。かく
の通りであるので、各突起94は開口96及び切欠き9
8に受け入れられ、支持部材52と偏倚ばね部材50間
において駆動力を伝達る、作用とる、(言い換えると、
支持部材52と偏倚ばね部材50間に生ずるアシアル荷
重、即ち回転方向の荷重を受ける作用をる、)と共に、
後述る、如くクラッチ機構18の応答性を向上させる作
用をる、。クラッチ機構18の応答性を一層向上させる
には、具体例に示す如く、支持部材52の環状フランジ
77の先端側も偏倚ばね部材50及びプレート部材86
を越えて突出させ、その先端をロータ22の片面に接触
乃至近接せしめるのが好ましく、具体例においては、突
起94の先端面及び環状フランジ77の先端面がロータ
22の片面に実質上平行である実質上同一平面を規定る
、ように構成されている(第4図参照)。
歯車20に装着された第1のボス部材44とユニット組
立体26の第2のボス部材54の他端部、即ち大径部5
8にはコイルばね手段100が被嵌されている。第1図
及び第2図を参照して、ユニット組立体26の第2のボ
ス部材54の大径部58は上記第1のボス部材44に向
けて延び、両ボス部材44及び54の端面は相互に接触
乃至近接せしめられている。この第2のボス部材54の
大径部58の外径と第1のボス部材44の外径とは実質
上等しく、コイルばね手段100は上記第2のボス部材
54の大径部58と第1のボス部材44の両者に跨って
被嵌されている。具体例においては、コイルばね手段1
00は第1図及び第2図において左側から見て布巻(従
って、歯車20が矢印102で示す方向に回転されてい
るときに、支持部材52にその回動を阻止る、力が作用
して支持部材52が歯車20に対して相対的に回転せし
められ□ると収縮される方向)に捲回されている。
かかるコイルばね手段100の一端100aは、支持部
材52の他端部に形成された切欠き104(具体例では
、周方向に間隔を置いて複数個形成された切欠き104
のいずれか)に挿入されることによってこれに連結され
、その他端100bは、歯車20の環状ボス部42に形
成された切欠き106(具体例では、周方向に間隔を置
いて4個形成された切欠き106のいずれか)に挿入さ
れることによってこれに連結されている。
上記クラッチ機構1Bは、上述した記載から容易に理解
される如く、実賞上4個の組付要素、即ち電磁手段28
、ユニット組立体1B、コイルばね手段100及び歯車
20から構成される。そして、これらを次の通りに支持
軸10の小径部10aに装着る、ことによって第1の形
態として使用る、ことができる。即ち、第1の形態とし
て使用る、場合には、第1図から理解される如く、まず
電磁手段28を装着し、次いで小径部10aのピン孔6
4にピン部材66を装着しくピン部材66の長さは小径
部10aの径より幾分長くなっており、従って所要の通
り装着る、と第4図に示す通りその両端部は小径部10
aから突出る、)、更にユニット組立体26を装着して
第2のボス部材54の切欠き62及びロータ22の凹部
76によって規定されるピン受部に上記ピン部材66の
両端部を係合せしめる。次に、コイルばね手段100の
一端側を第2のボス部材540大径部58に被嵌し、そ
の一端100aを支持部材52の切欠き104に挿入る
、0次いで、歯車20を装着し、コイルばねチ段100
の他端側内径部に歯車20に装着されている第1のボス
部材44を位?1l−1め、その他端100bを歯車2
0の環状ボス部42に形成された切欠き106に挿入し
、しかる後に、係止部材49を小径部10aの他端(第
1図において右端)に係止る、。か(して、第1図に示
す通りに支持軸10の小径部10aに所要の通りに組付
けられ、組付要素が少ないことに関連して組付工数が少
なくなり、容易且つ迅速に組付けることができる。
かかる第1の形態においては、ロータ22の他側に電磁
手段28の電磁コイル32が配置され、電磁手段28は
係止突起40によりその回転が阻止される。また、第2
のボス部材54及びロータ22はゼン部材66を介して
支持軸10と一体に回転し、支持部材52並びにこれに
装着されたアマチュア24、偏倚ばね部材50及びプレ
ート部材86は第2のボス部材54、従って支持軸lO
に対して回転自在であり、更に歯車20及びこれに装着
された第1のボス部材44は支持軸lOに対して回転自
在である。
具体例においては、プレート部材86の係止突部88の
突出端を変形せしめることによって支持部材52の他端
部に係止せしめているが、かかる係止は、具体例のよう
に次の通りにる、のが好ま−しい、即ち、第5図に示す
如く、支持部材52の各貫通孔92の右端部(第1図乃
至第3図及び第5図において右端部)を右方に向けて拡
張せしめ、貫通孔92の拡張部92a内に係止突部88
の変形部を収容せしめるようにる、のが好ましく、か(
る、ことによって、支持部材52、偏倚ばね部材50及
びプレート部材86から成る組立要素を小型化る、こと
ができる。尚、具体例のように貫通孔92に拡張部92
aを設けた場合には、係止突部88を変形せしめるため
のポンチの如き加圧工具108の先端を凹状にし、その
先端面110が弧状面を規定る、ようにる、のが望まし
い。かくる、ことにより、第5図に実線で示す如く突出
せしめられている係止突部88の突出部を加圧工具10
8の作用によって第5図に一点鎖線で示す如く所要の通
り変形せしめてその変形部を貫通孔92の拡張部92a
に確実に係止せしめることができる。
次に、主として第1図を参照して、上述したクラッチ機
構18を第1の形態で使用した場合の作用効果について
説明る、。
まず、電磁コイル32に電流が供給された場合−につい
て説明る、と、電磁手段28が付勢されると、電磁手段
28の磁気的吸引力によってアマチュア24が偏倚ばね
部材50の弾性偏倚作用に抗して第1図において左方に
移動し、ロータ22の片面に磁気的に吸着せしめられて
、アマチュア24とロータ22とが接続状態になる。歯
車20は矢印102(第2図)で示す方向に回転され、
コイルばね手段100を介して支持部材52も同じ方向
に回転されており(支持部材52と一体に偏倚ばね部材
50及びアマチュア24も回転されている)、従って、
アマチュア24とロータ22が磁気的に吸着されて接続
状態になると、支持軸10が停止していることに起因し
て支持部材52にその回動を素子る、力が作用る、。か
くる、と、かかる回動阻止力によって歯車20と支持部
材52間に相対的速度差が生じ、かかる速度差に起因し
てコイルばね手段100が収縮される。かくる、と、コ
イルばね手段100を介して第1のボス部材44と第2
のボス部材54とが接続され、支持軸10はピン部材6
6、第2のボス部材54、コイルばね手段100及び第
1のボス部材44を介して歯車20に駆動連結される。
かくして、歯車20の回動力は支持軸10に伝達され、
支持軸10、従ってこれに装着されたタイミングローラ
は歯車20の回転に付随して矢印102(第3図)に示
す方向に回転され、複写紙を所要の通り搬送る、。
他方、電磁コ4ル32への電流の供給が停止された場合
について説明る、と、電磁手段28が除勢されると、偏
倚ばね部材50の弾性偏倚作用によってアマチュア24
が第1図において右方に移動してロータ22の片面から
離れ、アマチュア24とロータ22との上記接続状態が
解除される(即ち、アマチュア24は偏倚ばね部材50
の作用によって第1図に示す位置に復帰る、)。このア
マチュア24の復帰時には、支持部材52とアマチュア
24間に介在されている偏倚ばね部材50の弾性偏倚作
用によってロータ22の片面から離隔る、方向に移動さ
れるため、アマチュア24とロータ22の接続が迅速に
解除される。また、この復帰時には第2のボス部材54
の中径部60の外径と支持部材52の内径間に存在る、
間隙に起因してアマチュア24が支持軸10に対して幾
分傾斜る、傾向にあるが、具体例においては支持部材5
2の一端面に設けられた突起94がロータ22の片面に
接触乃至近接せしめられている故に、第4図から容易に
理解される如く、アマチュア24が若干傾動した際には
支持部材52の突起94の前端面がロータ22の片面に
接触る、ようになり、アマチュア24がロータ22の片
面に接触すことによる応答性の低下が効果的に防止され
る。更に、具体例おいては、支持部材52の環状フラン
ジ77の先端もロータ22の片面に接触乃至近接されて
いる故に、支持部材52自体の所謂ガタも少な(る、こ
とができ、応答性の低下が一層防止されるアマチュ□ア
24とロータ22の接続状態が解除されると、上述した
駆動伝達時に蓄えられたコイノ&ばね手段100(7)
′弾性力によって支持部材52が矢印102で□示す方
向に更に若干回動され、コイルばね手段100は拡張さ
れる。コイルばね手段160の拡張の際には、支持部材
52が第2のボス部材54に回転自在に装着され、かか
る支持部材52には偏倚ばね部材50、アマチュア24
及びプレート部材86が装着されているのみであるため
、支持部材52は大きい抵坑を受けることなくコイルば
ね手段lOOの弾性力によって容易且つ迅速に所要の通
り回転される。か(の如くコイルばね手段lOOが拡張
る、と、第1のス部材44と第2のボス部材54とのコ
イルばね手段100による接続が解除され、かくして歯
車20と支持軸10の駆動連結が解除される。かかる電
磁手段28の除勢時におむ、1ては、容易に理解される
如く、歯車20の回転に付随してコイルばね手段100
を介して支持部材52、偏倚ばね部材50及びアマチュ
ア22が回転る、のみであり、支持軸10、従ってタイ
ミングローラ12は回転る、ことはない。
具体例のクラッチm1stsにおいては、更に、ロータ
22、アマチュア24、偏倚ばね部材50、支持部材5
2及び第2のボス部材54をユニット化している故に、
従来に比して組付要素を著るしく少なくる、ことができ
、特に重要であるロータ22とアマチュア24の間隔を
も一定に保持る、   ゛ことができる。また、アマチ
ュア24が偏倚ばね部材50を介してプレート部材86
によって支持部材52の一端面に固定される故に、プレ
ート部材86がアマチュア24の環状中央部78のほぼ
全域に実質上均一に作用し、かかる環状中央部78をプ
レート部材86と支持部材52間に確実に固定る、こと
ができると共に偏倚ばね部材50、支持部材52及びプ
レート部材86から成る組立要素を小型化る、こともで
きる。更に、かくる、ことによって、支持部材52への
固定に伴うアマチュア24の変形も防止る、ことができ
、このことに起因して応答性も向上る、。
上述した通りの電磁制御ばねクラッチ機構18は、上述
した如(、電磁手段28、ユニット組立体18、コイル
ばね手段100及び歯車20を次の通りに支持軸10の
小径部10aに装着る、ことによって第6図に示す第2
の形態として使用る、ことができる。即ち、第2の形態
として使用る、場合には、第6図から理解される如く、
まず歯車20を装着しくかかる歯車20の装着は、それ
に装着された第1のボス部材44が他端側、即ち第6図
2において右側に延びるように行つ)、次いで小径部1
0aのピン孔64にピン部材66を装着る、0次に、コ
イルばね手段100の他端側を歯車20に装着されてい
る第1のボス部材44に被嵌し、その他端100bを歯
車20の環状ボス部42に形成された切欠き106に挿
入る、。しかる後に、ユニット組立体26を装着しくか
かるユニット組立体26の装着は、第2のボス部材54
が第1ボス部材44に対向る、ように、即ち、ロータ2
2が他側となるように行う)、コイルばね手段10Gの
一端側内径部内にユニー/ )組立体26の第2のボス
部材54の大径部58を位置せしめ、第2のボス部材5
4の凹部68によって規定されるピン受部にピン部材6
6の両端部を係合せしめ、更にコイルばね手段106の
一端100aをユニット組立体26の支持部材52に形
成された切欠き104に挿入る、。次いで、電磁手段2
8を所要の通り装着しくかかる電磁手段28は、第1の
形態と同様に、フィールドコア30に設けられた係止部
36の切欠き38に垂直後基板4に設けれた係止突起4
0が係止される)、更に係止部材49を小径部10aの
他端に係止る、。かくして、第6図に示す通りに支持軸
10の小径部10aに所要の通り組付けられる。
かかる第2の形態においても、第1の形態と同様ニ、ロ
ータ22の他側に電磁手段28の電磁コイル32が配置
され、電磁手段28は係止突起40によりその回転が阻
止される。また、第2のボス部材54及びロータ22は
ピン部材66を介して支持軸10と一体に回転し、支持
部材52並びにこれに装着されたアマチュア24、偏倚
ばね部材50及びプレート部材86は第2のボス部材巨
4、従って支持軸10に対して回転自在であり、更に歯
車20及びこれに装着された第1のボス部材44は支持
軸10に対して回転自在である。そして、第2の形態に
おいては、第1図と第6図とを比較る、ことによって容
易に理解される如(、歯車20の装着位置は、第1の形
態で使用したときよりも垂直後基板4側に所定量接近る
、(即ち、歯車20の装着位置は支持軸10の小径部1
0aの一端部になる)。
上述した第2の形態で使用した場合にも第1の形態で使
用した場合にも第1の形態で使用した場合と実質上同様
の効果が達成される。即ち、1tttt手段28が付勢
されると、上述した如くしてコイルばね手段100が収
縮され、第1のボス部材44と第2のボス部材54がコ
イルばね手段100を介して接続され、か(して歯車2
0からの回動力は第1のボス部材44、コイルばね手段
100、第2のボス部材54及びピン部材66を介して
支持軸lOに伝達される。他方、電磁手段28が除勢さ
れると、収縮していたコイルばね手段100が上述した
如くして拡張され、第1のボス部材44と第2のボス部
材54のコイルばね手段100による接続が解除され、
かくして歯車20と支持軸10の駆動連結が解除される
。そして、除勢時においては、歯車20の回転に付随し
てコイルばね手段100を介して支持部材52、偏倚ば
ね部材50及びアマチュア22が回転る、のみであり、
支持軸10は回転る、ことはない。
以上の通りであるので、具体例の電磁制御ばねクラッチ
機構においては、比較的簡単な構成でしかも組付順序を
変えるのみで2種の形態に使用る、qとができ、設計変
更る、ことな(広範囲に渡って用いることができる。
以上、本発明に従って構成された電磁制御ばねクラッチ
機構について説明したが、本発明はかかる具体例に限定
されるものではなく、零発−の範囲を逸脱る、ことな(
種々の変形乃至修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された電磁制御ばねクラ
7チ機構の一具体例を静電複写機のタイミングローラに
第1の形態で通用した例を示す断面図。  ・ 第2図は、第1図の電磁制御ばねクラッチ機構を分解し
て示す分解斜視図。 第3図は、第1図の電磁制御ばねクラッチ機構のユニッ
ト組立体を分解して示す拡大分解斜視図。 第4図は、ユニット組立体を装着した状態を示す断面図
。 第5図は、第3図のユニット組立体の偏倚ばね部材50
の固定方法を説明る、ための部分拡大断面図。 第6図は、第1図の電磁制御ばねクラッチ機構を第2の
形態で適用した例を示す断面図。 10・・・支持軸 12・・・タイミングローラ 18・・・電磁制御ばねクラッチ機構 20・・・歯車(入力回転要素) 22・・・ロータ 24・・・アマチュア 26・・・ユニット組立体 28・・・電磁手段 44・・・第1のボス部材 50・・・偏倚ばね部材 52・・・支持部材 54・・・第2のボス部材 62・・・切欠き(ピン受部) 64・・・ピン孔 66・・・ピン部材 68・・・凹部(ピン受部) 86・・・プレート部材(ばね固定部材)94・・・突
起 100・・・コイルばね手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転自在に装着された軸部材と、該軸部材に装着さ
    れた入力回転要素と、該軸部材と一体に回転せしめられ
    るロータと、該ロータの片面側に対向して位置するアマ
    チュアと、該軸部材に対して回転自在に装着された支持
    部材と、該支持部材と該アマチュアの間に配設され該ア
    マチュアを該ロータの該片面から離隔する方向に弾性的
    に偏倚せしめる偏倚ばね部材と、付勢されると該偏倚ば
    ね部材の弾性偏倚作用に抗して該アマチュアを該ロータ
    の該片面に磁気的に吸着せしめる電磁手段と、一端が該
    支持部材に連結されたコイルばね手段とを含み、該コイ
    ルばね手段の収縮によって該入力回転要素からの駆動力
    を伝達する電磁制御ばねクラッチ機構において; 少なくとも該偏倚ばね部材及び該支持部材はユニット化
    されたユニット組立体を構成し、該ユニット組立体はプ
    レート状のばね固定部材を含み、 該偏倚ばね部材は該ばね固定部材を該支持部材に装着す
    ることによって該ばね固定部材と該支持部材間に固定さ
    れている、 ことを特徴とする電磁制御ばねクラッチ機構。 2、該偏倚ばね部材は環状中央部と該環状中央部から鎌
    状に延びる複数個の突出部を有し、該ばね固定部材は該
    偏倚ばね部材の該環状中央部の形状に略対応した環状の
    プレート部材から構成されている特許請求の範囲第1項
    記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 3、該偏倚ばね部材の該環状中央部には周方向に間隔を
    置いて複数個の挿通孔が形成され、他方、該プレート部
    材の周縁部には該複数個の挿通孔に対応して複数個の係
    止突部が設けられており、該偏倚ばね部材は該複数個の
    係止突部の各々を対応する該複数個の挿通孔を通して該
    支持部材に係止せしめることによって該プレート部材と
    該支持部材間に固定されている、特許請求の範囲第2項
    記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 4、該支持部材の該偏倚ばね部材に対向する一端面には
    間隔を置いて複数個の駆動力伝達用突起が設けられ、他
    方、該偏倚ばね部材の該環状中央部には該駆動力伝達用
    突起に対応して複数個の突起受部が形成され、該複数の
    駆動力伝達用突起の各々が対応する該複数個の突起受部
    に受け入れられている、特許請求の範囲第2項又は第3
    項記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 5、該ユニット組立体は該アマチュアを含み、該偏倚ば
    ね部材の該複数個の突出部の自由端部が該アマチュアに
    固定されている、特許請求の範囲第2項乃至第4項のい
    ずれかに記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 6、該入力回転要素と一体に回転する第1のボス部材と
    、該第1のボス部材に隣接して該軸部材に装着されこれ
    と一体に回転する第2のボス部材を備え、該ユニット組
    立体は更に該ボス部材を含み、該第2のボス部材に該支
    持部材が回転自在に装着されており、該入力回転要素は
    該軸部材に回転自在に装着され、該コイルばね手段は該
    第1のボス部材と該第2のボス部材とに跨って被嵌され
    、該支持部材に連結された該一端から該入力回転要素に
    連結された他端まで、該入力回転要素の所定方向への回
    転に付随して該支持部材と該入力回転要素とが相対的に
    回転せしめられると収縮される方向に捲回され、該軸部
    材は出力回転軸を構成する、特許請求の範囲第5項記載
    の電磁制御ばねクラッチ機構。 7、該ユニット組立体は該ロータをも含み、該ロータが
    該第2のボス部材に固定されている、特許請求の範囲第
    6項記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 8、該軸部材は静電複写機における複写紙の搬送を開始
    せしめるタイミングローラが装着される支持軸である、
    特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記載の電
    磁制御ばねクラッチ機構。 9、回転自在に装着された軸部材と、 該軸部材に回転自在に装着される入力回転要素と、 該入力回転要素と一体に回転する第1のボス部材と、 該軸部材に装着されるユニット組立体であって、該第1
    のボス部材に隣接して配設されピン部材を介して該軸部
    材と一体に回転する第2のボス部材、該第2のボス部材
    の一端部に固定されたロータ、該ロータの片面側に対向
    して位置するアマチュア、該第2のボス部材に回転自在
    に装着された支持部材、及び該支持部材と該アマチュア
    間に配設され該アマチュアを該ロータの該片面から離隔
    する方向に弾性的に偏倚せしめる偏倚ばね部材を含むユ
    ニット組立体と、該ユニット組立体の該ロータの他面側
    に対向して該軸部材に装着され且つ付勢されると該弾性
    偏倚ばねの弾性偏倚作用に抗して該アマチュアを該ロー
    タの該片面に磁気的に吸着せしめる電磁手段と、 該第1のボス部材と該第2のボス部材の他端部とに跨が
    って被嵌され、該ユニット組立体に連結される一端から
    該入力回転要素に連結される他端まで、該入力回転要素
    の所定方向への回転に付随して該ユニット組立体と該入
    力要素とが相対的に回転せしめられると収縮される方向
    に捲回されているコイルばね手段と、を備え、該軸部材
    には該ピン部材が装着される単一のピン孔が形成され、 該第2のボス部材の両端部にはピン受部が設けられてお
    り、 該軸部材の一端側から他端側に向けて順次電磁手段、ユ
    ニット組立体及び入力回転要素を装着した場合には、該
    軸部材の該ピン孔に装着されたピン部材は該第2のボス
    部材の該一端部に設けられた該ピン受部に係合し、他方
    、該軸部材の該一端側から該他端側に向けて順次入力回
    転要素、ユニット組立体及び電磁手段を装着した場合に
    は、該軸部材の該ピン孔に装着された該ピン部材は該第
    2のボス部材の該他端部に設けられた該ピン受部に係合
    する、 ことを特徴とする電磁制御ばねクラッチ機構。 10、該ユニット組立体の該偏倚ばね部材は、環状中央
    部と該環状中央部から鎌状に延びる複数個の突出部を有
    し、該環状中央部が該支持部材に固定され、該複数個の
    突出部の自由端部が該アマチュアに固定されている、特
    許請求の範囲第9項記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 11、該ユニット組立体は、更に、プレート状のばね固
    定部材を含み、該偏倚ばね部材は、該ばね固定部材を該
    支持部材に装着することによって該ばね固定部材と該支
    持部材間に固定されている、特許請求の範囲第10項記
    載の電磁制御ばねクラッチ機構。 12、該ばね固定部材は該偏倚ばね部材の該環状中央部
    の形状に略対応した環状のプレート部材から構成され、
    該プレート部材の周縁部には複数個の係止突部が設けら
    れており、他方、該偏倚ばね部材の該環状中央部には該
    複数個の係止突部に対応して複数個の挿通孔が形成され
    、該偏倚ばね部材は該複数個の係止突部の各々を対応す
    る該複数個の挿通孔を通して該支持部材に係止せしめる
    ことによって該プレート部材と該支持部材間に固定され
    ている、特許請求の範囲第11項記載の電磁制御ばねク
    ラッチ機構。 13、該軸部材は静電複写機における複写紙の搬送を開
    始せしめるタイミングローラが装着される支持軸である
    、特許請求の範囲第9項乃至第12項のいずれかに記載
    の電磁制御ばねクラッチ機構。 14、回転自在に装着された軸部材と、該軸部材に装着
    された入力回転要素と、該軸部材と一体に回転せしめら
    れるロータと、該ロータの片面側に対向して位置するア
    マチュアと、該軸部材に対して回転自在に装着された支
    持部材と、該支持部材と該アマチュアの間に配設され該
    アマチュアを該ロータの該片面から離隔する方向に弾性
    的に偏倚せしめる偏倚ばね部材と、該ロータの他面側に
    配設され且つ付勢されると該弾性偏倚ばね部材の弾性偏
    倚作用に抗して該アマチュアを該ロータの該片面に磁気
    的に吸着せしめる電磁手段と、一端が該支持部材に連結
    されたコイルばね手段とを含み、該コイルばね手段の収
    縮によって該入力回転要素からの駆動力を伝達する電磁
    制御ばねクラッチ機構において; 該支持部材の該偏倚ばね部材に対向する一端面には間隔
    を置いて複数個の突起が設けられ、該複数個の突起の先
    端は該偏倚ばね部材及び該アマチュアを越えて該ロータ
    の該片面に接触乃至近接せしめられている、ことを特徴
    とする電磁制御ばねクラッチ機構。 15、該支持部材の該一端面の内周面には環状フランジ
    が設けられ、該環状フランジの先端は該偏倚ばね部材及
    び該アマチュアを越えて該ロータの該片面に接触乃至近
    接せしめられている、特許請求の範囲第14項記載の電
    磁制御ばねクラッチ機構。 16、該複数個の突起の先端面及び該環状フランジの先
    端面は、該ロータの該片面に実質上平行である実質上同
    一平面を規定する、特許請求の範囲第15項記載の電磁
    制御ばねクラッチ機構。 17、該ロータ、該偏倚ばね部材及び該支持部材はユニ
    ット化されたユニット組立体を構成し、該偏倚ばね部材
    は環状中央部と該環状中央部から鎌状に延びる複数個の
    突出部を有し、該環状中央部が該支持部材に固定され、
    該複数個の突出部の自由端部が該アマチュアに固定され
    ている、特許請求の範囲第14項乃至第16項のいずれ
    かに記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 18、該複数個の突起は駆動力伝達用突起であり、該偏
    倚ばね部材の該環状中央部には該駆動力伝達用突起に対
    応して複数個の突起受部が形成されており、該駆動力伝
    達用突起の各々の先端側は対応する該複数個の該突起受
    部に受け入れられ、更に該アマチュアを越えて該ロータ
    の該片面に接触乃至近接せしめられている、特許請求の
    範囲第17項記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 19、該入力回転要素と一体に回転する第1のボス部材
    と、該第1のボス部材に隣接して該軸部材に装着されこ
    れと一体に回転する第2のボス部材を備え、該ユニット
    組立体は更に該第2のボス部材及び該ロータを含み、該
    第2のボス部材にはその一端部に該ロータが固定される
    と共にその中間部に該支持部材が回転自在に装着されれ
    ており、該入力回転要素は該軸部材に回転自在に装着さ
    れ、該コイルばね手段は該第1のボス部材と該第2のボ
    ス部材の他端部とに跨って被嵌され、該支持部材に連結
    された該一端から該入力回転要素に連結された他端まで
    、該入力回転要素の所定方向への回転に付随して該支持
    部材と該入力回転要素とが相対的に回転せしめられると
    収縮される方向に捲回され、該軸部材は出力回転軸を構
    成する、特許請求の範囲第17項又は第18項記載の電
    磁制御ばねクラッチ機構。
JP60078439A 1985-04-15 1985-04-15 電磁制御ばねクラツチ機構 Expired - Fee Related JP2686927B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60078439A JP2686927B2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15 電磁制御ばねクラツチ機構
US06/847,079 US4704554A (en) 1985-04-15 1986-04-01 Clutch mechanisms with improved electromagnetic means, spring supports and assembly versatility
CA000505851A CA1292196C (en) 1985-04-15 1986-04-04 Electromagnetic clutch mechanism
KR1019860002825A KR920010896B1 (ko) 1985-04-15 1986-04-14 전자 제어 클러치 기구
EP86302782A EP0202030B1 (en) 1985-04-15 1986-04-15 Electromagnetic clutch mechanism
DE8686302782T DE3672684D1 (de) 1985-04-15 1986-04-15 Elektromagnetischer kupplungsmechanismus.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60078439A JP2686927B2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15 電磁制御ばねクラツチ機構

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7335641A Division JP2832211B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 電磁制御ばねクラッチ機構
JP7335640A Division JP2832210B2 (ja) 1995-12-01 1995-12-01 電磁制御ばねクラッチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61236930A true JPS61236930A (ja) 1986-10-22
JP2686927B2 JP2686927B2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=13662066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60078439A Expired - Fee Related JP2686927B2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15 電磁制御ばねクラツチ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2686927B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63243533A (ja) * 1987-03-30 1988-10-11 Mita Ind Co Ltd 電磁制御ばねクラツチ機構
JPH03125034A (ja) * 1989-10-11 1991-05-28 Mita Ind Co Ltd 電磁制御ばねクラッチ機構
JPH03129130A (ja) * 1989-10-13 1991-06-03 Mita Ind Co Ltd 電磁制御ばねクラッチ機構
JPH0573325U (ja) * 1992-03-12 1993-10-08 日立粉末冶金株式会社 電磁スプリングクラッチ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5432108U (ja) * 1977-08-05 1979-03-02
JPS5654492A (en) * 1979-10-11 1981-05-14 Nippon Electric Co Discharge display panel drive system
JPS59175633A (ja) * 1983-03-23 1984-10-04 Mita Ind Co Ltd 電磁制御ばねクラツチ機構
JPS59191431U (ja) * 1983-06-06 1984-12-19 三菱電機株式会社 電磁クラツチ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5432108U (ja) * 1977-08-05 1979-03-02
JPS5654492A (en) * 1979-10-11 1981-05-14 Nippon Electric Co Discharge display panel drive system
JPS59175633A (ja) * 1983-03-23 1984-10-04 Mita Ind Co Ltd 電磁制御ばねクラツチ機構
JPS59191431U (ja) * 1983-06-06 1984-12-19 三菱電機株式会社 電磁クラツチ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63243533A (ja) * 1987-03-30 1988-10-11 Mita Ind Co Ltd 電磁制御ばねクラツチ機構
JPH03125034A (ja) * 1989-10-11 1991-05-28 Mita Ind Co Ltd 電磁制御ばねクラッチ機構
US5031745A (en) * 1989-10-11 1991-07-16 Mita Industrial Co., Ltd. Electromagnetically controlled spring clutch mechanism
JPH03129130A (ja) * 1989-10-13 1991-06-03 Mita Ind Co Ltd 電磁制御ばねクラッチ機構
JPH0573325U (ja) * 1992-03-12 1993-10-08 日立粉末冶金株式会社 電磁スプリングクラッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2686927B2 (ja) 1997-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4913274A (en) Electromagnetically controlled spring clutch mechanism
US4243128A (en) Electromagnetic clutches
CA1292196C (en) Electromagnetic clutch mechanism
JPH0749078Y2 (ja) 電磁クラッチ
JPS61236930A (ja) 電磁制御ばねクラツチ機構
JPH0751973B2 (ja) 電磁制御ばねクラッチ機構
JP2832211B2 (ja) 電磁制御ばねクラッチ機構
JP3330283B2 (ja) 電磁クラッチ
JP2832210B2 (ja) 電磁制御ばねクラッチ機構
KR910003776B1 (ko) 전자석으로 조절되는 스프링 클러치 장치
JP2720266B2 (ja) 電磁制御ばねクラッチ機構
JP2767430B2 (ja) 電磁クラッチ機構
US6279710B1 (en) Electromagnetic clutch
KR20010035292A (ko) 사무기기의 용지 픽업용 스프링 클러치
JPH0130017B2 (ja)
JP3073202B1 (ja) 電磁クラッチ
JPH0238103Y2 (ja)
JP2709940B2 (ja) 電磁クラッチ機構
JP2001003959A (ja) 電磁クラッチ
JPS62224732A (ja) 電磁制御ばねクラツチ機構
JP2577524Y2 (ja) 電磁連結装置
JPH0127176Y2 (ja)
JPH0645063Y2 (ja) 電磁制御ばねクラッチ機構
JP2002070883A (ja) 回転伝達装置
JPS645133Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees