JPH0573325U - 電磁スプリングクラッチ - Google Patents

電磁スプリングクラッチ

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JPH0573325U
JPH0573325U JP1222992U JP1222992U JPH0573325U JP H0573325 U JPH0573325 U JP H0573325U JP 1222992 U JP1222992 U JP 1222992U JP 1222992 U JP1222992 U JP 1222992U JP H0573325 U JPH0573325 U JP H0573325U
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智 伊藤
肇 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電磁スプリングクラッチの板ばね6を改良し
て、電磁スプリングクラッチの高感度化、クラッチ接・
断特性の迅速化、組立・分解の容易化及び板ばね6の長
寿命化を図る。 【構成】板ばね6はロータ5に設けた凹部に取付け・取
外し可能に嵌合させ固定されている。また、板ばね6は
アーマチュア4とロータ5を離間する方向に付勢するも
ので非磁性材でリング状に形成され、コイル71に通電
してアーマチュア4がロータ5に吸着されたとき(クラ
ッチ接)アーマチュア4が板ばね6に設けた突起61に
突当たり、板ばね6をロータ5内に押込むように作動す
る。通電を解除すると板ばね6はアーマチュア4を押圧
しクラッチ断となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電磁スプリングクラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
軸上に歯車等の入力回転要素、出力ハブを巻き締め又は解放するコイルスプリ ング、アーマチュア、ロータ、フイールドコアの順に直列に配置された電磁式ス プリングクラッチは、例えば、特開昭61−236930号公報に示されるよう に、クラッチ接からクラッチ断になる際にアーマチュアが素早くロータから離れ るように、板ばねを備えた構造のものが提案されている。
【0003】 すなわち、その概略の構造は図9に示すように、出力ハブ2と同心円状に複数 個の扇形孔をもつ円盤状のロータ5を固着した出力軸8上に、空転自在に入力ギ ヤ1、支持部材9とアーマチュア4とを板ばね6で連結したアーマチュアユニッ ト、コイル71を内蔵したフイールドコア7、及び入力ギヤ1に一端を係止し他 端を支持部材9に係止したコイルスプリング3から構成されている。なお、81 は止め輪である。
【0004】 作動について説明すると、フイールドコア7が励磁されていないときは、入力 ギヤ1とコイルスプリング3を介してアーマチュアユニットとが一体に回転し、 すなわちクラッチ断であり、フイールドコア7が励磁されたときは、ロータ5が 磁化され、アーマチュア4を吸着することにより、コイルスプリング3が出力ハ ブ2に巻き付き、出力軸8に回転を伝える。また、フイールドコア7の励磁を中 止すると、アーマチュア4は板ばね6の復帰力に助けられて素早くロータ5から 離れコイルスプリング3が拡張し、クラッチ断に戻るわけである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述の特開昭61−236930号公報に開示されるような従来技術の電磁ス プリングクラッチでは、クラッチ接になる段階で、板ばね6に回転トルクが掛か り、鋲止め部や板ばねの切欠き部分が疲労しやすい。また、アーマチュアユニッ トは、支持部材9・アーマチュア4・板ばね6の3部品を鋲止め等により一体に 結合するため、構造が複雑で製作コストが割高になるなど製作上の課題が挙げら れる。
【0006】 そこで、本考案はこのような従来の問題点を解消するために、構造が簡単な電 磁スプリングクラッチを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の問題点を解決するもので、非磁性材からなる出力軸(8)上 に、入力回転要素(1)と、円盤状のアーマチュア(4)と、コイル(71)を 備えたフイールドコア(7)とが空転自在に順次装着されてあり、入力回転要素 (1)とアーマチュア(4)との間には出力軸(8)に固定され一体に回転する 出力ハブ(2)を、また、アーマチュア(4)とフイールドコア(7)との間に は出力軸(8)に固定され同心円状に複数個の扇形孔を持つ円盤状のロータ(5 )をそれぞれ備えると共に、一端が入力回転要素(1)に他端がアーマチュア( 4)にそれぞれ係止されると共に出力ハブ(2)上に出力ハブ(2)と隙間を介 して装着されたコイルスプリング(3)を備え、コイル(71)に通電しフイー ルドコア(7)を励磁したときロータ(5)にアーマチュア(4)が吸着されて コイルスプリング(3)が出力ハブ(2)に巻付くことによりクラッチ接となる 電磁スプリングクラッチに適用され、次の技術手段を採った。すなわち、 アーマチュア(4)とロータ(5)の間にこれらを離間させる方向に付勢する 非磁性材からなる板ばね(6)を備え、板ばね(6)はアーマチュア(4)又は ロータ(5)のいずれかに設けた孔又は段部に取付け取外し可能に嵌合して固定 され、フイールドコア(7)を励磁したとき対向する部材に押圧されて孔又は段 部内に収納されると共にフイールドコア(7)の励磁を中止したとき対向する部 材を押圧することによりコイルスプリング(3)の出力ハブ(2)への巻付きを 解除させてクラッチを断とすることを特徴とする電磁スプリングクラッチである 。
【0008】 さらに、この板ばね(6)は、略リング状の平板又は波板形状に形成され、対 向する部材と当接する面に突起(61)を備えると好適である。
【0009】
【作用】
本考案の電磁スプリングクラッチの板ばね6は、略ドーナツ状の平板または波 板形状をしており、隣り合うアーマチュアまたはロータの一方に設けた孔又は凹 部に取付け取外し可能に嵌合して固定され、平板の一部または波板の凹部は嵌合 される部材に設けた孔又は段部内に収納され、平板に設けた突起または波板の凸 部はアーマチュアとロータの間に突出してこれらを離間する方向に付勢するよう に構成されているから、フイールドコアが励磁されアーマチュアがロータに吸着 される場合は、平板の突起部または波板の凸部は、被嵌合部材がロータにあって は扇形孔内に、被嵌合部材がアーマチュアにあってはアーマチュアに設けた板ば ね逃げ用段部に押し込められる。フイールドコアの励磁が解除されると、板ばね が相手部材を押圧し、アーマチュアをロータから素早く離隔させてクラッチを断 とする。
【0010】 板ばねは、銅合金、不銹鋼、樹脂等の非磁性材で構成したので、鋼製の場合の ように磁束を短絡させたり、磁化して相手部材と吸引し合うようなことがなくな る。さらに板ばねのばね部に突起を設けることにより、相手部材と板ばねの接触 する面積が少くなり、摺接する場合の摩擦抵抗を少なくすることができる。 また、板ばねは、略リング状板に構成され、ロータ或はアーマチュアに嵌合さ せると共に、リング状板外縁から蛸足状に係止部を形成して、ロータの外輪部、 又はアーマチュアの外縁等に足部を折曲げ係止させることにより簡単に組立てで き、交換も容易にできる。
【0011】 さらに、従来技術のように板ばねの切欠部にのみ回転トルクがかかり、切欠部 に金属疲労を起こすようなことは防止できる。
【0012】
【実施例】
以下、図1〜図8の図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。なお、従 来のものと共通する構成要素については同一符号を使用するものとする。また、 各要素の大きさや厚さは模式的に示してある。図2は各要素の斜視図である。 図1、図2に示すように、出力軸8は、樹脂、銅合金、アルミ合金、オーステ ナイト形ステンレス鋼等の非磁性材料であり、軽量化及び電磁スプリングクラッ チを取り付ける軸にセットし易くするためにパイプ状に形成している。出力軸8 の外径部には、その他の要素を所定間隔をもって一体に規制するための止め輪8 1(図1)用の溝86、出力ハブ2を固定するためのキー83、出力ハブ2とア ーマチュア4の軸方向位置を規制するフランジ85、アーマチュア4を回転自在 に支持するアーマチュア軸84、ロータ5を固定するためのキー82を備えてい る。
【0013】 入力ギヤ1は出力ハブ2と摺接し、コイルスプリング3の一部が巻き付く内ボ ス部11と、コイルスプリング3の一端と係止する切欠き13を持つ外ボス部1 2が付いている。 出力ハブ2は、前記のキー83に嵌合するキー溝21を備え、出力軸8に嵌入 される。
【0014】 コイルスプリング3は、内径が出力ハブ2の外径寸法より僅かに大きい。図で はスプリングの断面を角形で示してあるが、丸形や楕円形等にすることができる 。アーマチュア4は、鉄製で円盤状に形成されており、コイルスプリング3の他 端を係合するための係合孔41を備えている。 ロータ5は、前記したキー82と係合し出力軸8に固定するためのキー溝51 を備えており、内輪52と外輪53を接続部54で繋いで扇形孔55を形成した 鉄製の円盤であり、扇形孔55を形成することによりフイールドコア7の磁束に よりアーマチュア4を効率よくロータ5に吸引するという効果が得られる。また 、板ばね6の厚さより僅かに大きい深さの段部56を設け、後述する板ばね6の 支持部64を収納嵌合させる。
【0015】 板ばね6は、非磁性であるオーステナイト系ステンレス鋼、ばね用の銅合金、 樹脂或は繊維強化樹脂等で造られる。リング状の板ばね6は、ばね部63に凹部 62を設けて、その裏面に突起61を形成してある。この突起61は、アーマチ ュア4と当接する。また、板ばね6は外縁から突出する足部65を備えており、 リング状の板ばね6のばね部63をロータ5の扇形孔55に、板ばね6の支持部 64をロータ5の段部56に嵌合させ、前記の足部65をロータ5の扇形孔55 へ挿入すると共に外輪53に折曲げ係止させることにより組み立てることができ る。
【0016】 図3〜図8は、板ばね6とロータ5またはアーマチュア4との嵌合構造の各実 施例を示している。 図3は、ロータ5と板ばね6の組立体構造の斜視説明図(実施例1)である。 図3のロータ5と板ばね6は図2のものとは天地逆に示されている。 リング状の板ばね6は、扇形孔55の段部56に収納され、足部65を折曲げ て溝57に係止させると、突起61はロータ5の面より突出しており、その裏面 は扇形孔55なのでばね体となる。図3では足部65は折曲げた状態を図示して いる。以下図4〜図8も同様である。
【0017】 他の組み付け構造としては、板ばね6に足部65を設けずに、前記と同様にロ ータ5の所定位置にセットし、ロータ5の接続部54(図2参照)付近にかしめ て固定することができる。 図4は、板ばね6を波形リング形状にした実施例2を示している。足部65は ロータ5の外輪53に設けた溝57に巻き付け係止される。板ばね6の支持部6 4付近は段部56に収納され、板ばね6の凸面はロータ5の面より突出しており 、ばね体となる。板ばね6の凸面に突起61を設けることができる。
【0018】 図5は、アーマチュア4と板ばね6の組立体構造の斜視説明図(実施例3)で ある。リング状の板ばね6は、図3と同様な突起61及び足部65を備えている 。アーマチュア4は、内径よりに板ばね6の厚さより少し深い段部42があり、 段部42には、前記の足部65の取付け位置に対応して突起43を備えており、 その外側に足部65を貫通できる孔44と、アーマチュア4の裏面に図示されて いない足部65の末端を収納するための溝が形成されている。板ばね6の突起6 1部は、アーマチュア4の突起43間にあり、ばね体となっている。また、板ば ね6は、磁束の通過を防げないように外径を小さく形成している。
【0019】 図6は、図5とほぼ同様であるが、板ばね6を波板リング形状で、その凸部に 突起61を設けた実施例4である。 図7は実施例5であり、板ばね6のリング部をロータ5の扇形孔55部分に対 応した大きさとし、ばね部63を外側へ放射状に形成した実施例である。アーマ チュア4は、ロータ5の扇形孔55部分の形に対応して段部42aを備えており 、外側へ放射状に足部65を収納するための溝57を備えている。また、ばね部 63に対応する位置には、一段と深い逃げ段部42bを設けている。アーマチュ ア4の段部42aに板ばね6を収納し、足部65を折曲げ係止させて組立てられ る。ばね部6の突起61はアーマチュア4の面よりも突出していると共に逃げ段 部42bがあるので、ばね体となる。この構成の場合、アーマチュア4は内輪部 45及び外輪部46を形成してあるので、それぞれロータ5の内輪52および外 輪53と対応しており、磁束を効率よく通過させることができる。
【0020】 図8は、実施例6であり、アーマチュア4と板ばね6の別の構造例を示したも のである。板ばね6はリング状ではなく、突起61を持つ平板状のばね部63、 支持部64、及び2個の足部65からなる部材複数個から構成されている。アー マチュア4には、前記の支持部64を収納する段部42aと、一段深い逃げ段部 42b、及び前記の足部65を貫通できる孔44を備えており、各板ばね6の足 部65を孔44に挿通し、裏側で折曲げて組立てられる。
【0021】 これらの各種板ばね6の製作は、金属製の場合は板材を打ち抜いて、また、樹 脂製の場合は足部が曲がった形状に成形する。また、ロータ5やアーマチュア4 は板材の打ち抜きや粉末冶金法により製作することができる。 図1、図2に示すフイールドコア7は、ボビンに巻かれたコイル71を収納し た通常のもので、出力軸8との摺動性をよくする場合は、フイールドコア7の内 径軸受部73に焼結合金等の軸受を設けることができる。係止部72は、フイー ルドコア7が回転しないように用いられる他の装置等の突起に係合する。
【0022】 図1は、図2に示したこれらの要素を組立てた断面図でありクラッチ断状態を 示している。板ばね6は、一部がロータ5の段部に収納され、ロータ5に係止さ れていると共に、ロータ5の扇形孔部に位置する突起61を有する部分がばね部 となっている。なお、図示していないが、ロータ5とフイールドコア7の間に、 磁力を阻害しない程度の厚さの樹脂製ワッシャーを装着する場合がある。
【0023】 入力ギヤ1を回転すると、コイルスプリング3及びアーマチュア4が一緒に回 転する。 入力ギヤ1を回転しながらフイールドコア7を励磁すると、ロータ5は磁化し アーマチュア4を吸引し、アーマチュア4は板ばね6の突起61を押しながらロ ータ5に吸着すると、コイルスプリング3は出力ハブ2を巻き締め、出力軸8に 回転が伝わり、クラッチ接となる。
【0024】 励磁を解くと、ロータ5の磁気は極めて弱くなり、板ばね6のスプリング力に よりアーマチュア4はロータ5から素早く離れるので、コイルスプリング3は出 力ハブ2の巻締めを瞬時に解放する。
【0025】
【考案の効果】
本考案の電磁スプリングクラッチは次のような優れた効果を奏する。 ア 板ばねを非磁性体で構成したので、磁性体の場合のように磁束を短絡させ る或は対向する部材を磁化するようなことはなく、さらに板ばね部に突起 を設けたため対向する部材との摩擦抵抗を減少させることができるので、 電磁スプリングクラッチの高感度化を図ると共に、クラッチの接・断を迅 速に行うことができる。
【0026】 イ 板ばねをアーマチュア或はロータに取付け取外し可能に嵌合して係止させ るよう構成したので、構造が簡単であり、組立て及び取替が容易である。 ウ 板ばねの一部のみに回転トルクがかかるようなことはなく、板ばねの長寿 命化を図ることができる。 エ 特に事務機械用の回転素子の性能の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電磁スプリングクラッチの断面の説明
図である。
【図2】本考案の電磁スプリングクラッチの構成部品の
斜視図である。
【図3】板ばねとロータの斜視図である。(実施例1)
【図4】板ばねとロータの斜視図である。(実施例2)
【図5】板ばねとアーマチュアの斜視図である。(実施
例3)
【図6】板ばねとアーマチュアの斜視図である。(実施
例4)
【図7】板ばねとアーマチュアの斜視図である。(実施
例5)
【図8】板ばねとアーマチュアの斜視図である。(実施
例6)
【図9】従来例の電磁スプリングクラッチの断面の説明
図である。
【符号の説明】
1 入力ギヤ 2 出力ハブ 3 コイルスプリング 4 アーマチュア 5 ロータ 6 板ばね 7 フイールドコア 8 出力軸 61 突起 71 コイル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材からなる出力軸(8)上に、入
    力回転要素(1)と、円盤状のアーマチュア(4)と、
    コイル(71)を備えたフイールドコア(7)とが空転
    自在に順次装着されてあり、該入力回転要素(1)と該
    アーマチュア(4)との間には該出力軸(8)に固定さ
    れ一体に回転する出力ハブ(2)を、また、該アーマチ
    ュア(4)と該フイールドコア(7)との間には該出力
    軸(8)に固定され同心円状に複数個の扇形孔を持つ円
    盤状のロータ(5)をそれぞれ備えると共に、一端が該
    入力回転要素(1)に他端が該アーマチュア(4)にそ
    れぞれ係止されると共に該出力ハブ(2)上に該出力ハ
    ブ(2)と隙間を介して装着されたコイルスプリング
    (3)を備え、該コイル(71)に通電し該フイールド
    コア(7)を励磁したとき該ロータ(5)に該アーマチ
    ュア(4)が吸着されて該コイルスプリング(3)が該
    出力ハブ(2)に巻付くことによりクラッチ接となる電
    磁スプリングクラッチにおいて、 該アーマチュア(4)と該ロータ(5)の間にこれらを
    離間させる方向に付勢する非磁性材からなる板ばね
    (6)を備え、該板ばね(6)は該アーマチュア(4)
    又は該ロータ(5)のいずれかに設けた孔又は段部に取
    付け取外し可能に嵌合して固定され、該フイールドコア
    (7)を励磁したとき対向する部材に押圧されて該孔又
    は段部内に収納されると共に該フイールドコア(7)の
    励磁を中止したとき該対向する部材を押圧することによ
    り該コイルスプリング(3)の該出力ハブ(2)への巻
    付きを解除させてクラッチを断とすることを特徴とする
    電磁スプリングクラッチ。
  2. 【請求項2】 該板ばね(6)は略リング状の平板又は
    波板形状に形成され、該対向する部材と当接する面に突
    起(61)を備えた請求項1記載の電磁スプリングクラ
    ッチ。
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