JP2583820Y2 - 電磁スプリングクラッチ - Google Patents

電磁スプリングクラッチ

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JP2583820Y2
JP2583820Y2 JP1992012229U JP1222992U JP2583820Y2 JP 2583820 Y2 JP2583820 Y2 JP 2583820Y2 JP 1992012229 U JP1992012229 U JP 1992012229U JP 1222992 U JP1222992 U JP 1222992U JP 2583820 Y2 JP2583820 Y2 JP 2583820Y2
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智 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電磁スプリングクラッ
チに関するものである。
【0002】
【従来の技術】軸上に歯車等の入力回転要素、出力ハブ
を巻き締め又は解放するコイルスプリング、アーマチュ
ア、ロータ、フイールドコアの順に直列に配置された電
磁式スプリングクラッチは、例えば、特開昭61−23
6930号公報に示されるように、クラッチ接からクラ
ッチ断になる際にアーマチュアが素早くロータから離れ
るように、板ばねを備えた構造のものが提案されてい
る。
【0003】すなわち、その概略の構造は図9に示すよ
うに、出力ハブ2と同心円状に複数個の扇形孔をもつ円
盤状のロータ5を固着した出力軸8上に、空転自在に入
力ギヤ1、支持部材9とアーマチュア4とを板ばね6で
連結したアーマチュアユニット、コイル71を内蔵した
フイールドコア7、及び入力ギヤ1に一端を係止し他端
を支持部材9に係止したコイルスプリング3から構成さ
れている。なお、81は止め輪である。
【0004】作動について説明すると、フイールドコア
7が励磁されていないときは、入力ギヤ1とコイルスプ
リング3を介してアーマチュアユニットとが一体に回転
し、すなわちクラッチ断であり、フイールドコア7が励
磁されたときは、ロータ5が磁化され、アーマチュア4
を吸着することにより、コイルスプリング3が出力ハブ
2に巻き付き、出力軸8に回転を伝える。また、フイー
ルドコア7の励磁を中止すると、アーマチュア4は板ば
ね6の復帰力に助けられて素早くロータ5から離れコイ
ルスプリング3が拡張し、クラッチ断に戻るわけであ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述の特開昭61−2
36930号公報に開示されるような従来技術の電磁ス
プリングクラッチでは、クラッチ接になる段階で、板ば
ね6に回転トルクが掛かり、鋲止め部や板ばねの切欠き
部分が疲労しやすい。また、アーマチュアユニットは、
支持部材9・アーマチュア4・板ばね6の3部品を鋲止
め等により一体に結合するため、構造が複雑で製作コス
トが割高になるなど製作上の課題が挙げられる。
【0006】そこで、本考案はこのような従来の問題点
を解消するために、構造が簡単な電磁スプリングクラッ
チを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の問題点
を解決するもので、非磁性材からなる出力軸(8)上
に、入力回転要素(1)と、円盤状のアーマチュア
(4)と、コイル(71)を備えたフイールドコア
(7)とが空転自在に順次装着されてあり、入力回転要
素(1)とアーマチュア(4)との間には出力軸(8)
に固定され一体に回転する出力ハブ(2)を、また、ア
ーマチュア(4)とフイールドコア(7)との間には出
力軸(8)に固定され同心円状に複数個の扇形孔を持つ
円盤状のロータ(5)をそれぞれ備えると共に、一端が
入力回転要素(1)に他端がアーマチュア(4)にそれ
ぞれ係止されると共に出力ハブ(2)上に出力ハブ
(2)と隙間を介して装着されたコイルスプリング
(3)を備え、コイル(71)に通電しフイールドコア
(7)を励磁したときロータ(5)にアーマチュア
(4)が吸着されてコイルスプリング(3)が出力ハブ
(2)に巻付くことによりクラッチ接となる電磁スプリ
ングクラッチに適用され、次の技術手段を採った。すな
わち、アーマチュア(4)とロータ(5)の間にこれら
を離間させる方向に付勢する非磁性材からなる板ばね
(6)を備え、板ばね(6)はアーマチュア(4)又は
ロータ(5)のいずれかに設けた孔又は段部に取付け取
外し可能に嵌合して固定され、フイールドコア(7)を
励磁したとき対向する部材に押圧されて孔又は段部内に
収納されると共にフイールドコア(7)の励磁を中止し
たとき対向する部材を押圧することによりコイルスプリ
ング(3)の出力ハブ(2)への巻付きを解除させてク
ラッチを断とすることを特徴とする電磁スプリングクラ
ッチである。
【0008】さらに、この板ばね(6)は、略リング状
の平板又は波板形状に形成され、対向する部材と当接す
る面に突起(61)を備えると好適である。
【0009】
【作用】本考案の電磁スプリングクラッチの板ばね6
は、略ドーナツ状の平板または波板形状をしており、隣
り合うアーマチュアまたはロータの一方に設けた孔又は
凹部に取付け取外し可能に嵌合して固定され、平板の一
部または波板の凹部は嵌合される部材に設けた孔又は段
部内に収納され、平板に設けた突起または波板の凸部は
アーマチュアとロータの間に突出してこれらを離間する
方向に付勢するように構成されているから、フイールド
コアが励磁されアーマチュアがロータに吸着される場合
は、平板の突起部または波板の凸部は、被嵌合部材がロ
ータにあっては扇形孔内に、被嵌合部材がアーマチュア
にあってはアーマチュアに設けた板ばね逃げ用段部に押
し込められる。フイールドコアの励磁が解除されると、
板ばねが相手部材を押圧し、アーマチュアをロータから
素早く離隔させてクラッチを断とする。
【0010】板ばねは、銅合金、不銹鋼、樹脂等の非磁
性材で構成したので、鋼製の場合のように磁束を短絡さ
せたり、磁化して相手部材と吸引し合うようなことがな
くなる。さらに板ばねのばね部に突起を設けることによ
り、相手部材と板ばねの接触する面積が少くなり、摺接
する場合の摩擦抵抗を少なくすることができる。また、
板ばねは、略リング状板に構成され、ロータ或はアーマ
チュアに嵌合させると共に、リング状板外縁から蛸足状
に係止部を形成して、ロータの外輪部、又はアーマチュ
アの外縁等に足部を折曲げ係止させることにより簡単に
組立てでき、交換も容易にできる。
【0011】さらに、従来技術のように板ばねの切欠部
にのみ回転トルクがかかり、切欠部に金属疲労を起こす
ようなことは防止できる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図8の図面を参照しながら本考
案の実施例を説明する。なお、従来のものと共通する構
成要素については同一符号を使用するものとする。ま
た、各要素の大きさや厚さは模式的に示してある。図2
は各要素の斜視図である。図1、図2に示すように、出
力軸8は、樹脂、銅合金、アルミ合金、オーステナイト
形ステンレス鋼等の非磁性材料であり、軽量化及び電磁
スプリングクラッチを取り付ける軸にセットし易くする
ためにパイプ状に形成している。出力軸8の外径部に
は、その他の要素を所定間隔をもって一体に規制するた
めの止め輪81(図1)用の溝86、出力ハブ2を固定
するためのキー83、出力ハブ2とアーマチュア4の軸
方向位置を規制するフランジ85、アーマチュア4を回
転自在に支持するアーマチュア軸84、ロータ5を固定
するためのキー82を備えている。
【0013】入力ギヤ1は出力ハブ2と摺接し、コイル
スプリング3の一部が巻き付く内ボス部11と、コイル
スプリング3の一端と係止する切欠き13を持つ外ボス
部12が付いている。出力ハブ2は、前記のキー83に
嵌合するキー溝21を備え、出力軸8に嵌入される。
【0014】コイルスプリング3は、内径が出力ハブ2
の外径寸法より僅かに大きい。図ではスプリングの断面
を角形で示してあるが、丸形や楕円形等にすることがで
きる。アーマチュア4は、鉄製で円盤状に形成されてお
り、コイルスプリング3の他端を係合するための係合孔
41を備えている。ロータ5は、前記したキー82と係
合し出力軸8に固定するためのキー溝51を備えてお
り、内輪52と外輪53を接続部54で繋いで扇形孔5
5を形成した鉄製の円盤であり、扇形孔55を形成する
ことによりフイールドコア7の磁束によりアーマチュア
4を効率よくロータ5に吸引するという効果が得られ
る。また、板ばね6の厚さより僅かに大きい深さの段部
56を設け、後述する板ばね6の支持部64を収納嵌合
させる。
【0015】板ばね6は、非磁性であるオーステナイト
系ステンレス鋼、ばね用の銅合金、樹脂或は繊維強化樹
脂等で造られる。リング状の板ばね6は、ばね部63に
凹部62を設けて、その裏面に突起61を形成してあ
る。この突起61は、アーマチュア4と当接する。ま
た、板ばね6は外縁から突出する足部65を備えてお
り、リング状の板ばね6のばね部63をロータ5の扇形
孔55に、板ばね6の支持部64をロータ5の段部56
に嵌合させ、前記の足部65をロータ5の扇形孔55へ
挿入すると共に外輪53に折曲げ係止させることにより
組み立てることができる。
【0016】図3〜図8は、板ばね6とロータ5または
アーマチュア4との嵌合構造の各実施例を示している。
図3は、ロータ5と板ばね6の組立体構造の斜視説明図
(実施例1)である。図3のロータ5と板ばね6は図2
のものとは天地逆に示されている。リング状の板ばね6
は、扇形孔55の段部56に収納され、足部65を折曲
げて溝57に係止させると、突起61はロータ5の面よ
り突出しており、その裏面は扇形孔55なのでばね体と
なる。図3では足部65は折曲げた状態を図示してい
る。以下図4〜図8も同様である。
【0017】 他の組み付け構造としては、板ばね6に
足部65を設けずに、前記と同様にロータ5の所定位置
にセットし、ロータ5の接続部54(図2参照)付近に
かしめて固定することができる。図4は、板ばね6を波
形リング形状にした実施例2を示している。足部65は
ロータ5の外輪53に設けた溝57に巻き付け係止され
る。板ばね6の支持部64付近は段部56に収納され、
板ばね6の凸面はロータ5の面より突出しており、ばね
体となる。板ばね6の凸面に突起61を設けること
きる。
【0018】図5は、アーマチュア4と板ばね6の組立
体構造の斜視説明図(実施例3)である。リング状の板
ばね6は、図3と同様な突起61及び足部65を備えて
いる。アーマチュア4は、内径よりに板ばね6の厚さよ
り少し深い段部42があり、段部42には、前記の足部
65の取付け位置に対応して突起43を備えており、そ
の外側に足部65を貫通できる孔44と、アーマチュア
4の裏面に図示されていない足部65の末端を収納する
ための溝が形成されている。板ばね6の突起61部は、
アーマチュア4の突起43間にあり、ばね体となってい
る。また、板ばね6は、磁束の通過を防げないように外
径を小さく形成している。
【0019】 図6は、図5とほぼ同様であるが、板ば
ね6を波板リング形状で、その凸部に突起61を設けた
実施例4である。図7は実施例5であり、板ばね6のリ
ング部をロータ5の扇形孔55部分に対応した大きさと
し、ばね部63を外側へ放射状に形成した実施例であ
る。アーマチュア4は、ロータ5の扇形孔55部分の形
に対応して段部42aを備えており、外側へ放射状に足
部65を収納するための溝47を備えている。また、ば
ね部63に対応する位置には、一段と深い逃げ段部42
bを設けている。アーマチュア4の段部42aに板ばね
6を収納し、足部65を折曲げ係止させて組立てられ
る。ばね部6の突起61はアーマチュア4の面よりも突
出していると共に逃げ段部42bがあるので、ばね体と
なる。この構成の場合、アーマチュア4は内輪部45及
び外輪部46を形成してあるので、それぞれロータ5の
内輪52および外輪53と対応しており、磁束を効率よ
く通過させることができる。
【0020】図8は、実施例6であり、アーマチュア4
と板ばね6の別の構造例を示したものである。板ばね6
はリング状ではなく、突起61を持つ平板状のばね部6
3、支持部64、及び2個の足部65からなる部材複数
個から構成されている。アーマチュア4には、前記の支
持部64を収納する段部42aと、一段深い逃げ段部4
2b、及び前記の足部65を貫通できる孔44を備えて
おり、各板ばね6の足部65を孔44に挿通し、裏側で
折曲げて組立てられる。
【0021】これらの各種板ばね6の製作は、金属製の
場合は板材を打ち抜いて、また、樹脂製の場合は足部が
曲がった形状に成形する。また、ロータ5やアーマチュ
ア4は板材の打ち抜きや粉末冶金法により製作すること
ができる。図1、図2に示すフイールドコア7は、ボビ
ンに巻かれたコイル71を収納した通常のもので、出力
軸8との摺動性をよくする場合は、フイールドコア7の
内径軸受部73に焼結合金等の軸受を設けることができ
る。係止部72は、フイールドコア7が回転しないよう
に用いられる他の装置等の突起に係合する。
【0022】図1は、図2に示したこれらの要素を組立
てた断面図でありクラッチ断状態を示している。板ばね
6は、一部がロータ5の段部に収納され、ロータ5に係
止されていると共に、ロータ5の扇形孔部に位置する突
起61を有する部分がばね部となっている。なお、図示
していないが、ロータ5とフイールドコア7の間に、磁
力を阻害しない程度の厚さの樹脂製ワッシャーを装着す
る場合がある。
【0023】入力ギヤ1を回転すると、コイルスプリン
グ3及びアーマチュア4が一緒に回転する。入力ギヤ1
を回転しながらフイールドコア7を励磁すると、ロータ
5は磁化しアーマチュア4を吸引し、アーマチュア4は
板ばね6の突起61を押しながらロータ5に吸着する
と、コイルスプリング3は出力ハブ2を巻き締め、出力
軸8に回転が伝わり、クラッチ接となる。
【0024】励磁を解くと、ロータ5の磁気は極めて弱
くなり、板ばね6のスプリング力によりアーマチュア4
はロータ5から素早く離れるので、コイルスプリング3
は出力ハブ2の巻締めを瞬時に解放する。
【0025】
【考案の効果】本考案の電磁スプリングクラッチは次の
ような優れた効果を奏する。 ア 板ばねを非磁性体で構成したので、磁性体の場合の
ように磁束を短絡させる或は対向する部材を磁化するよ
うなことはなく、さらに板ばね部に突起を設けたため対
向する部材との摩擦抵抗を減少させることができるの
で、電磁スプリングクラッチの高感度化を図ると共に、
クラッチの接・断を迅速に行うことができる。
【0026】 イ 板ばねをアーマチュア或はロータに取付け取外し可
能に嵌合して係止させるよう構成したので、構造が簡単
であり、組立て及び取替が容易である。 ウ 板ばねの一部のみに回転トルクがかかるようなこと
はなく、板ばねの長寿命化を図ることができる。 エ 特に事務機械用の回転素子の性能の向上に寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電磁スプリングクラッチの断面の説明
図である。
【図2】本考案の電磁スプリングクラッチの構成部品の
斜視図である。
【図3】板ばねとロータの斜視図である。(実施例1)
【図4】板ばねとロータの斜視図である。(実施例2)
【図5】板ばねとアーマチュアの斜視図である。(実施
例3)
【図6】板ばねとアーマチュアの斜視図である。(実施
例4)
【図7】板ばねとアーマチュアの斜視図である。(実施
例5)
【図8】板ばねとアーマチュアの斜視図である。(実施
例6)
【図9】従来例の電磁スプリングクラッチの断面の説明
図である。
【符号の説明】
1 入力ギヤ 2 出力ハブ 3 コイルスプリング 4 アーマチュア 5 ロータ 6 板ばね 7 フイールドコア 8 出力軸 61 突起 71 コイル

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材からなる出力軸(8)上に、入
    力回転要素(1)と、円盤状のアーマチュア(4)と、
    コイル(71)を備えたフイールドコア(7)とが空転
    自在に順次装着されてあり、該入力回転要素(1)と該
    アーマチュア(4)との間には該出力軸(8)に固定さ
    れ一体に回転する出力ハブ(2)を、また、該アーマチ
    ュア(4)と該フイールドコア(7)との間には該出力
    軸(8)に固定され同心円状に複数個の扇形孔を持つ円
    盤状のロータ(5)をそれぞれ備えると共に、一端が該
    入力回転要素(1)に他端が該アーマチュア(4)にそ
    れぞれ係止されると共に該出力ハブ(2)上に該出力ハ
    ブ(2)と隙間を介して装着されたコイルスプリング
    (3)を備え、該コイル(71)に通電し該フイールド
    コア(7)を励磁したとき該ロータ(5)に該アーマチ
    ュア(4)が吸着されて該コイルスプリング(3)が該
    出力ハブ(2)に巻付くことによりクラッチ接となる電
    磁スプリングクラッチにおいて、 該アーマチュア(4)と該ロータ(5)の間にこれらを
    離間させる方向に付勢する非磁性材からなる板ばね
    (6)を備え、該板ばね(6)は該アーマチュア(4)
    又は該ロータ(5)のいずれかに設けた孔又は段部に取
    付け取外し可能に嵌合して固定され、該フイールドコア
    (7)を励磁したとき対向する部材に押圧されて該孔又
    は段部内に収納されると共に該フイールドコア(7)の
    励磁を中止したとき該対向する部材を押圧することによ
    り該コイルスプリング(3)の該出力ハブ(2)への巻
    付きを解除させてクラッチを断とすることを特徴とする
    電磁スプリングクラッチ。
  2. 【請求項2】 該板ばね(6)は略リング状の平板又は
    波板形状に形成され、該対向する部材と当接する面に突
    起(61)を備えた請求項1記載の電磁スプリングクラ
    ッチ。
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JPS54112952U (ja) * 1978-01-30 1979-08-08
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JPS62121428U (ja) * 1986-01-24 1987-08-01

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