JP3082565B2 - 無励磁作動型電磁ブレ−キ/クラッチ - Google Patents
無励磁作動型電磁ブレ−キ/クラッチInfo
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Description
型の電磁ブレ−キ又はクラッチ(以下電磁ブレ−キ/ク
ラッチと称する)に関する。近年ACサ−ボモ−タの普
及や安全性が重視されるのに伴い、無励磁作動型のブレ
−キ/クラッチの需要が増えつつあり、その中のマグネ
ット組立体のヨ−クの部分に永久磁石を組み込んだ永久
磁石型のものは、下記に示すような特徴を有することか
ら広く利用されている。 1)ばね式のものに比較して小形で制動トルクが大きく
応答性がよい。 2)コイルの励磁状態での電流(電圧)の大きさを調整
することにより保持トルクを制御できる。 3)ブレ−キ解放時の通電極性と逆の電圧をコイルに印
加すれば、永久磁石の磁束と励磁コイルの磁束とが重合
して定格トルク以上の制動トルクを発生させることがで
きる。 4)放熱特性に優れ、スリップサ−ビスが出来トルク容
量が大きい。 本発明は上記のような特徴を有する永久磁石型の無励磁
作動電磁ブレ−キ/クラッチの改良に関する。
レ−キの通電されない状態と、通電された状態での横断
面図を、それぞれ図10の(A)と同図の(B)に示
す。なお、無励磁作動型電磁クラッチは、マグネット組
立体が固定される相手となる物体が固定体でなく回転体
である点が相違するだけで、それ以外の構造と作用は電
磁ブレ−キと全く同一なので、以下の説明は電磁ブレ−
キについて述べる。図10の(A)を参照すると、図で
左端近くに配置されている磁性体と永久磁石によるア−
マチュア組立体1は、スプラインハブ5とスプライン5
aを介して回転軸9に対し軸方向に移動可能に装着さ
れ、スプライン5aとこのア−マチュア組立体1との間
には、ア−マチュア組立体1を常時制動から解放される
方向(図で左方)に押圧するばねプレ−ト4が配置され
ている。一方、ア−マチュア組立体1に軸方向に対向し
て図で軸方向の右側に配置されたマグネット組立体3は
磁性体製のアウタポ−ルPoと、インナポ−ルPiと、
アウタポ−ルPoを形成する外側ヨ−ク6と、インナポ
−ルPiを形成する内側ヨ−ク7とを有し、外側および
内側ヨ−ク6、7のそれぞれを連結し半径方向に互いに
平行な垂直部6aと7aの間の空隙には、比較的大形の
永久磁石2が配置されている。この永久磁石2によりマ
グネット組立体3のアウタポ−ルPoと、インナポ−ル
Piとに沿って発生する磁束φmによって、ア−マチュ
ア組立体1は、前記ばねプレ−ト4の力に抗しスプライ
ンハブ5のスプライン5aに沿って図で右方へ動かされ
ヨ−ク6に吸着され、マグネット組立体3に摩擦接触す
る。
aを介して固定体8に固定されているので、回転軸9の
回転トルクにはスプラインハブ5、ア−マチュア組立体
1、マグネット組立体3などを介してブレ−キ作用が加
えられる。図10の(B)を参照し、マグネット組立体
3のコイル11に通電された状態では、永久磁石2によ
る磁束φmとは反対方向に磁力を生じて磁束φmを打ち
消し、ばねプレ−ト4の力でア−マチュア組立体1は図
で左方へ動かされ、ア−マチュア1とマグネット組立体
3との間にはギャップGaを生じ、回転軸9のトルクに
及ぼしていたブレ−キ作用は解除される。この説明で
は、ばねプレ−ト4として説明したが、ばねに限定され
るものではなく、磁石による反発力を利用して解放する
構造でもよいことは勿論である。尚、無励磁状態および
励磁状態の断面図がそれぞれ後述する第2実施例の図6
の(A)および同図の(B)と同じで、ア−マチュア組
立体の正面図が図11に示される無励磁作動型電磁ブレ
−キが本出願人の先願として出願(特願平5−3494
63号)されているが、後述する本発明第1実施例のよ
うなバイパス回路を形成するためのバイパスギャップが
ないためア−マチュアの解放動作が不安定である。
励磁作動型電磁クラッチ/ブレ−キには、つぎに示すよ
うな欠点があり解決が望まれていた。 1)永久磁石がマグネット組立体側にあり、しかも従来
の永久磁石はマグネット組立体の構成上から軸方向に着
磁されるため軸方向寸法(L)が過大になる。 2)十分な磁力を発生させるためには永久磁石の表面積
を大きくする必要があり、小形化が極めて困難である。 3)マグネット組立体はアウタポ−ル、インナポ−ル、
コイルおよび永久磁石で構成されるため構造が複雑にな
り製造コストが高くなる。 これらの欠点を改良する手段として、ア−マチュア組立
体の正面図が図11に示されるように、ア−マチュア組
立体1c内に環状の強力で薄型の永久磁石2cを配置し
た無励磁作動型電磁ブレ−キが、本出願人の先願として
平成5年12月28日に出願(実願平5−74415
号)されている。また、図示はしないが強力で薄型の永
久磁石をマグネット組立体内に配置した無励磁作動型電
磁ブレ−キが、本出願人の先願として平成5年12月2
8日に出願(特願平5−349463号)されている。
前記の特開平5−349463号では、ア−マチュア組
立体1c内に環状または円周方向に複数に分割された強
力で薄型の永久磁石2cを配置した実施例も開示されて
いるが、後述する本発明の実施例のようなバイパスギャ
ップを形成するための磁気空隙や磁気抵抗体がないため
ア−マチュアの解放動作が本発明に比較するとやや不安
定である。
め、本発明では次の手段を採用した。 1)軸線方向の長さがア−マチュア組立体より短く肉厚
が薄い偏平なリングを、所定の間隔を保って円周方向に
複数に分割した円弧状の永久磁石を、その側壁を軸線に
平行に且つ同心に、つまり肉厚方向を軸線に直角にア−
マチュアの外側または内側に配置するとともに、このア
−マチュア組立体の軸線方向の長さから永久磁石の長さ
を差し引いた寸法に相当する永久磁石と同心のリング状
または円弧状の磁気空隙、または銅、ステンレス鋼など
の非磁性体をブレ−ジングなどにより形成した磁気抵抗
体、すなわち、バイパスギャップを設けてコイルの励磁
によるバイパス磁気回路を構成し、 2)軸線方向の長さが短い偏平なリングを、円周方向に
所定の間隔を保って少なくとも2個に分割した複数の円
弧状の永久磁石と、これらの永久磁石の間を同一円周上
で連結する位置に円弧状の磁気空隙を設けるか、または
銅、ステンレス鋼などの非磁性体をブレ−ジングなどに
より形成した磁気抵抗体、すなわち、バイパスギャップ
を介在させコイルの励磁によるバイパス磁気回路を構成
することにより、上記の1)項とは異なった別構造の無
励磁作動型電磁ブレ−キ/クラッチの軸線方向長さを一
層短縮することにより上記の課題を解決した。
に、コイルに通電しない状態では、永久磁石の磁束φm
によりア−マチュア組立体を吸着して一定の制動トルク
を発生する。コイルに永久磁石による磁束φmを打ち消
す方向に所定値の電流を流すと、ヨ−クにおいては励磁
電流による電磁現象によって永久磁石による磁束φmに
対する磁気抵抗が増大するので、ア−マチュア組立体と
ヨ−クとを相互に吸着していた磁束φmが減少されまた
は零になって、ばねプレ−トなどの解放手段の力でア−
マチュア組立体はヨ−クとの吸着から解放されるので、
ブレ−キトルクは零となる。またφm>φcの範囲で調
整して通電することにより、従来の無励磁作動型電磁ブ
レ−キと同様に、トルクを制御することができる。コイ
ルに流す電流をさらに増加すると永久磁石による磁束φ
mがヨ−クに入らなくなり、ヨ−クには励磁電流によっ
て磁束φcが形成されるが、永久磁石による磁気抵抗が
大きいため、励磁電流によって形成される方向の磁束φ
cはア−マチュア組立体内に侵入できない。
による磁束φcとがア−マチュア組立体とマグネット組
立体(ヨ−ク)との対向部において相互に反発しあい、
ア−マチュア組立体の端部の磁極の極性と同一極性の磁
極がマグネット組立体(ヨ−ク)の端部に形成されて図
5に示すように両組立体間に反発力が生じる。その結
果、ばねプレ−トなどによる解放力を助けてア−マチュ
ア組立体を解放する。コイルに流す電流をさらに増加す
ると、マグネット組立体に形成される磁力によってア−
マチュア組立体は図5に示すように再び吸引される。従
って、励磁電流により形成される磁界の強さと永久磁石
により形成される磁界の強さとをばねプレ−トなどによ
る解放手段の力に対応させ適切な方向と値に調整して通
電することにより、従来の無励磁作動型電磁ブレ−キと
同様に、トルクを制御することができる。
1実施例の、無励磁状態と励磁状態の横半体断面図を、
それぞれ図1の(A)および同図の(B)に示す。なお
図1を含め以下に示す本発明の各実施例において、ア−
マチュア組立体(以下ア−マチュアと称す)内での永久
磁石の配置は、円周方向に所定の間隔で円弧状に分割し
た複数のもの、あるいは連続した環状の1組のいずれか
一方を示したが、本発明の効果は記載されたものに制限
されるものではない。図1の(A)および同図の(B)
において、従来技術として示した図10の(A)と同図
の(B)とに示した部材と同じ部材には同じ符号を付
し、重複を避け異なる点のみを述べる。軸方向の長さに
おいてア−マチュアよりも短い偏平円筒状の永久磁石リ
ング2aの拡大断面半体側面図を図2の(A)に、図2
の(A)のA矢視縮小全体平面図を図2の(B)に示
す。図2の(B)に示されるように、矢印で示すラジア
ル方向に着磁された永久磁石リング2aが図1の(A)
と同図の(B)に示すように、ア−マチュア組立体(以
下ア−マチュアと称す)1の軸方向の外側の半径方向で
中間部に挿入され、その軸方向内方に整列して幅の狭い
リング状のバイパスギャップGbが明けられている。一
方、マグネット組立体3aのコの字形断面を有するヨ−
ク6bのアウタポ−ルPoとインナポ−ルPiの開口端
は、ア−マチュアの軸方向内方端に対面して配置され、
アウタポ−ルとインナポ−ル間の環状空隙内に励磁コイ
ル11を収容して静止体8に固定される。
に永久磁石リング2aの軸方向外側に設けてもよい。図
1の(A)および同図の(B)に示した永久磁石の形状
について、上記では連続したリングとして説明したが、
所定の間隔を保って円周方向に分割した円弧状としても
よいことは勿論である。上記の構造を有する電磁クラッ
チ/ブレ−キの作動について説明する。無励磁状態では
図1の(A)に点線で示すように、永久磁石2aにより
形成される磁界によって、ア−マチュア1aとヨ−ク6
とを還流する磁束φmが形成されるので、ア−マチュア
1aはばねプレ−ト4の力に抗しヨ−ク6bに吸着され
る。励磁状態になると、図1の(B)に実線で示すよう
に、コイル11に流れる電流によって、永久磁石2aが
無い場合は前述した永久磁石により形成されて磁束φm
に対して、逆方向にア−マチュア1aとヨ−ク6とを還
流する磁束φcを形成する方向に磁界が形成される(図
1の(B)には説明の便宜上永久磁石による磁束φmが
存在しないものとして記載している)。従って、ヨ−ク
6bにおいては永久磁石2aによる磁束φmに対する磁
気抵抗が増大して磁束φmは減少する。従って、ア−マ
チュア1aは、ばねプレ−ト4の力により図で左方へ移
動しヨ−ク6bとの吸着から解放される。
電流との関係を示すグラフで、本図において図10の
(A)と同図の(B)に示す従来の電磁ブレ−キの特性
を点線で示し、図1の(A)と同図の(B)に示す本発
明の電磁ブレ−キの特性を実線で示している。また、図
5は図1の(B)に示したよりも大きな電流でコイルを
励磁した状態を示す横半体断面図である。即ち、図4に
示すようにコイル電流を増加していくと、ア−マチュア
1aとヨ−ク6bとを還流する磁束φmが減少するので
吸引力が減少する。コイルに流す電流が増加して永久磁
石2aによる磁束φmがヨ−ク6bに入らなくなると、
ヨ−ク6bには励磁電流によって磁束φcが形成される
が、永久磁石2aによる磁気抵抗が大きいため、励磁電
流によって形成される方向の磁束φcは、ア−マチュア
組立体1a内には侵入できない。即ち、永久磁石2aに
よる磁束φmと励磁電流による磁束φcとがア−マチュ
ア1aとヨ−ク6bとの対向部において相互に反発しあ
い、ア−マチュア1aの端部の磁極の極性と同一極性の
磁極がヨ−ク6bの端部に形成されてア−マチュア1a
とヨ−ク6bとの間に反発力が生じる。さらにコイル電
流を増加すると、永久磁石2aによる磁束φmに打ち勝
って図5に示すようにア−マチュア1aとヨ−ク6bと
を環流する磁束φcが形成され、さらにコイル電流を増
加するとこの磁束φcによる吸引力が増大する。
手段2)による本発明の第2実施例としての電磁クラッ
チ/ブレ−キの吸引状態における横半体断面図である。
図6の(A)は図1の(A)に対応する吸引状態におけ
る永久磁石による磁束φm、図6の(B)は図1の
(B)に対応するコイル電流による磁束φcの状況を示
している。図7はア−マチュア1bの正面図であり、図
7のX−X断面図を図8に示す。軸方向の長さ(高さ)
がア−マチュア1bと同じで、偏平な円弧状の2個の永
久磁石2b、2bをア−マチュア1bの外周から僅かに
内方の半径方向中間部に、円周方向に所定の間隔を保っ
て対称的に配置し、両永久磁石2b間の2つの間隔部は
バイパスギャップGcで、図7に示すように弧状の空隙
として残し磁気空隙とするか、または銅、ステンレス鋼
などの非磁性材料を空隙内にブレ−ジングなどにより充
填し磁気抵抗とする。図7中の符号5bは回転軸に対し
円周方向には一体に回転し軸方向には相対移動を可能に
するスプラインである。作動は第1実施例と殆ど同じな
ので説明を省略するが、マグネット組立体のコイル11
から発生する磁束φcは、斜視図としての図9に矢印の
経路で示すように、インナポ−ルPiから円弧状の磁気
空隙Gcの半径方向外側に至り、つぎに永久磁石2bか
ら離れるように、さらにア−マチュア1b内の永久磁石
2bの半径方向外方を円周方向に通った後、軸方向に方
向変換してマグネット組立体3aのアウタ−ポ−ルPo
に戻る磁路を形成する。
磁石は軸方向の幅が小さい偏平なリング状であり、しか
もラジアル方向に着磁されているため、永久磁石の表面
積を有効に活用できて、小形ではあるが効率的で強い吸
引力が発生され、ア−マチュアの形状を単純にし小形化
できる。 (2)永久磁石をア−マチュア側に設けたので、コイル
を内蔵するマグネット組立体の構造が簡単で軸線方向の
寸法が短くなり、小形で単純な構造とすることによりコ
ストを低減できる。 (3)図5に示すように、適切な吸引力と反発力を得る
ために必要な励磁電流の調節精度が従来よりも低減で
き、安定なア−マチュアの解放動作が得られる。 (4)第2実施例では、第1実施例よりも軸線方向の寸
法を短縮し小形化できる。 (5)第1実施例においては、ア−マチュアの幅を永久
磁石の幅よりも広くしてギャップを設けたので、上述の
効果が確実に得られた。 (6)第2実施例においては、ア−マチュアの幅と永久
磁石の幅とを等しくし永久磁石と並べてギャップを設け
たので、ア−マチュアの幅を第1実施例よりも狭くする
ことが出来る。
実施例で、本図の(A)は永久磁石による磁束状態を示
す横半体断面図で、本図の(B)はコイル電流による磁
束状態を示す横半体断面図である。
側断面図であり、本図の(B)は本図の(A)の着磁方
向を示すA矢視縮小平面図である。
を設けた部分側面図である。
引力(+P)と反発力(−P)との関係を示すグラフで
ある。
磁界が大になった状態での磁束状態を示す横半体断面図
である。
2実施例の永久磁石による磁束状態を示す横半体断面図
で、本図の(B)はコイル電流による磁束状態を示す横
半体断面図である。
の平面図である。
ての図6の(B)に示した励磁状態での磁路を示す斜視
図である。
であり、本図の(A)は無励磁状態の横半体断面図で、
本図の(B)は励磁状態の横半体断面図である。
ュア組立体の正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸と、この回転軸に対し相対回転可
能に配置され、静止体または回転体に対し固定され、そ
の外周と内周がそれぞれアウタポ−ルとインナポ−ルと
され、これらの中間に画定される環状空隙を有する二重
中空円筒体状のヨ−クと、このヨ−クの前記環状空隙内
に収容される励磁コイルとを有するマグネット組立体
と、 前記マグネット組立体の前記環状空隙の開口端側に対向
して回転軸と一体に回転可能にされ、軸方向への相対移
動が可能に装着されたア−マチュア組立体と、 このア−マチュア組立体を常時前記マグネット組立体か
ら引き離す方向に押圧するばねなどの解放手段と、 前記ア−マチュア組立体内に配置され前記マグネット組
立体が励磁されない状態では、前記ア−マチュア組立体
を前記解放手段の押圧に抗して前記マグネット組立体に
吸着させて制動するか、または前記マグネット組立体と
一体に回転させる永久磁石と、 を有して、前記マグネット組立体が励磁されると前記永
久磁石の磁束を打ち消す磁力が発生し、前記解放手段に
よりア−マチュア組立体が吸着から解放されて制動が解
除され、または前記ア−マチュア組立体が前記回転軸と
の連結から解除される無励磁作動型電磁ブレ−キ/クラ
ッチにおいて、 前記永久磁石は、強力で軸方向に短く肉厚が薄く偏平な
リング状か、または、半径方向の肉厚が薄く円周方向に
所定数の間隔により、これらの間隔と同数に分割された
複数の円弧状体として、ラジアル方向に着磁され、前記
永久磁石に対する所定位置において軸方向に整列する円
弧状の前記永久磁石の厚みよりも狭い所定幅の空隙、ま
たは銅、ステンレス鋼などの非磁性体部によるバイパス
ギャップが配置されていることを特徴とする無励磁作動
型電磁ブレ−キ/クラッチ。 - 【請求項2】 請求項1記載の無励磁作動型電磁ブレ−
キ/クラッチにおいて、前記永久磁石は前記ア−マチュ
ア組立体の軸方向の外側に配置されていることを特徴と
する無励磁作動型電磁ブレ−キ/クラッチ。 - 【請求項3】 回転軸と、この回転軸に対し相対回転可
能に配置され、静止体または回転体に対し固定され、そ
の外周と内周がそれぞれアウタポ−ルとインナポ−ルと
され、これらの中間に画定される環状空隙を有する二重
中空円筒体状のヨ−クと、このヨ−クの前記環状空隙内
に収容される励磁コイルとを有し1次側の電磁石として
作動するマグネット組立体と、 前記マグネット組立体の前記アウタポ−ルとインナポ−
ルの開口端側に対向して回転軸と一体に回転可能にさ
れ、軸方向への相対移動が可能に装着された2次側回転
体としてのア−マチュア組立体と、 このア−マチュア組立体を常時前記マグネット組立体か
ら引き離す方向に押圧するばねなどの解放手段と、 前記ア−マチュア組立体内に配置され前記マグネット組
立体が励磁されない状態では、前記ア−マチュア組立体
を前記解放手段の押圧に抗して前記マグネット組立体に
吸着させて制動するか、または前記マグネット組立体と
一体に回転させる永久磁石と、 を有して、前記マグネット組立体が励磁されると前記永
久磁石の磁束を打ち消す磁力が発生し、前記解放手段に
よりア−マチュア組立体が吸着から解放されて制動が解
除され、または前記ア−マチュア組立体が前記回転軸と
の連結から解除される無励磁作動型電磁ブレ−キ/クラ
ッチにおいて、 前記永久磁石は、強力で軸方向に短く偏平で半径方向の
肉厚が薄く円周方向に所定の間隔で分割された複数の円
弧状の磁石としてラジアル方向に着磁され、前記ア−マ
チュア組立体の半径方向の所定の位置に配置され、互い
に隣接する前記複数の円弧状の永久磁石の間には、前記
永久磁石の軸方向幅以内の幅を有して同一円周方向に連
続する円弧状の空隙、または銅、ステンレス鋼などの非
磁性体部によるバイパスギャップが配置されていること
を特徴とする無励磁作動型電磁ブレ−キ/クラッチ。
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