JPH03129130A - 電磁制御ばねクラッチ機構 - Google Patents

電磁制御ばねクラッチ機構

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JPH03129130A
JPH03129130A JP1265068A JP26506889A JPH03129130A JP H03129130 A JPH03129130 A JP H03129130A JP 1265068 A JP1265068 A JP 1265068A JP 26506889 A JP26506889 A JP 26506889A JP H03129130 A JPH03129130 A JP H03129130A
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boss
input
armature
spring
output
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JP1265068A
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Inventor
Kozo Nishimura
西村 興三
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/105Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with a helical band or equivalent member co-operating with a cylindrical coupling surface
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D2027/008Details relating to the magnetic circuit, or to the shape of the clutch parts to achieve a certain magnetic path

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電磁コイルが除勢されると回転入力部材と
回転出力部材とが連結され、電磁コイルが付勢されると
回転入力部材と回転出力部材との連結が解除される形成
の電磁制御ばねクラッチ機構に関する。
〔従来の技術〕
特開昭62−224732号公報には、この形成の電磁
制御はねクラッチ機構が開示されている。
この電磁制御ばねクラッチ機構は、軸部材に回転自在に
装着された入力回転要素と、軸部材の軸方向に移動自在
に装′着されたアマチュアと、アマチュアの片面側に対
向して軸部材に回転自在に装着された回転部材と、アマ
チュアを回転部材に近接する方向に押圧するばねと、ば
ねの力に抗してアマチュアを回転部材から離れる方向に
磁気的に吸引する電磁手段と、一端が入力回転要素に連
結され他端が回転部材に連結されたコイルばねとを備え
ている。
電磁手段が除勢されているときには、アマチュアの片面
がばねの作用によって回転部材の対向する面に押圧され
、回転部材に作用する回転阻止力によってコイルばねが
収縮され、入力回転要素の回転駆動力はコイルばねを介
して軸部材に伝達される。
電磁手段が付勢されると、アマチュアは電磁手段の吸引
作用によって回転部材から離れ、入力回転要素の回転駆
動力の伝達が停止される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の電磁制御ばねクラッチ機構は、次のよう
な解決すべき課題を持つ。
(1)入力回転要素の回転駆動力を軸部材に伝達する場
合には、回転部材に回転阻止力を作用させるため、その
間室に、アマチュアの片面はばねの作用によって回転部
材の対向する面に押圧されている。十分な回転阻止力を
得るためには、回転部材のアマチュアに対向する面に摩
擦部材を設ける必要がある。
このことは、駆動力を必要とするときに、逆にその回転
を阻止する力(引きずりトルク)を与えることになり、
駆動力のロスを生ずるとともに、摩擦部分の摩耗により
耐久性が低下して寿命が短くなる。
(2)電磁手段、アマチュア、回転部材、コイルばね及
び入力回転要素が、軸方向に単純に配列されているので
、全体として軸方向スペースが大きくなり、コンパクト
化されていない。
この発明は、上記のような事実に基づいてなされたもの
で、その主たる目的は、駆動力にロスがなく、耐久性に
優れしかもコンパクトな、改良された電磁制御ばねクラ
ッチ機構を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記主目的を達成するため、この発明によれば、出力ボ
スを有する回転出力部材と、該回転出力部材にその軸方
向に間隔を持って回転自在に支持された、入力ボスを有
する回転入力部材と、電磁コイルを含む電磁コイル組立
体と、該出力ボス及び該入力ボスの双方の外周部に跨が
るよう嵌合されたコイルばねと、該コイルばねの外周部
に配置されたアマチュア組立体とを備え、該アマチュア
組立体は、ばね部材を介して相互に連結されたアマチュ
ア及び支持部材よりなり、該コイルばねの一端は該出力
ボスに係止され、またその他端は該支持部材に係止され
ており、該電磁コイルの除勢時には、該回転入力部材の
該入力ボスの回転により該コイルばねが締め付け方向に
収縮されて、該出力ボス及び該入力ボスが駆動結合され
、該電磁コイルの付勢時には、該アマチュアが該電磁コ
イル組立体に磁気的に吸着されて該アマチュア組立体の
回転が阻止されることにより該コイルばねの該収縮が解
除されて、該出力ボス及び該入力ボスの駆動結合が解除
されるよう構成されたこと、を特徴とする電磁制御ばね
クラッチ機構が得られる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照しながら、この発明に従って改良
された電磁制御ばねクラッチ機構を、実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図ないし第4図において、この実施例に基づく電磁
制御ばねクラッチ機構は、回転出力部材2、回転入力部
材4、電磁コイル組立体6、コイルばね8及びアマチュ
ア組立体10を含む。
回転出力部材2は、円筒状の軸部12と、その軸方向中
央部外周に形成された大径の出力ボス14と、出力ボス
14の端部に設けた環状フランジ16よりなる(第2図
参照)。軸i12の端部には半径方向のねじ孔18が形
成されている。環状フランジ16の外周部には、切欠き
20が形成されている。第4図の2点鎖線でしめすよう
に、このクラッチの使用に際しては、軸部12には回転
を制御すべき回転軸22が嵌合され、ねじ孔18及び回
転軸22の対応するねじ孔(図示せず)にねじ24を締
め込むことにより、回転出力部材2は回転軸22に固定
されるよう構成されている。
回転入力部材4は、被駆動部材である合成樹脂製ギヤ2
6と円筒状の金属製入力ボス28とからなる。入力ボス
28の円筒端部には、軸方向に延びた一対の弧状突起3
0が形成されている。ギヤ26はその軸心部に、軸部1
2と嵌合しうる孔32が形成され、その向き合った内周
部には、弧状突起30と係合しうる弧状凹部34が形成
されている。入力ボス28の内径は、軸B12と嵌合し
つる大きさに定められている。入力ボス28の弧状突起
30をギヤ26の弧状凹部34に係合することにより、
入力ボス28は、その円筒部がギヤ26の軸方向側部に
突出した状態で、ギヤ26に相対回転できないように連
結される。これらは一体に成形されてもよい。ギヤ26
と入力ボス28からなる回転入力部材4は、軸部12の
出力ボス14の一端側に回転自在に支持(嵌合〉される
。この嵌合状態において、軸部12の出力ボス14と、
入力ボス28の円筒部の各外径は、実質的に同一である
。軸部12の端部には、回転入力部材4の抜は止め用の
スナップリング36が圧入されている。
電磁コイル組立体6は、軸部12に、回転入力部材4と
軸方向に間隔をもって回転自在に支持されている。電磁
コイル組立体6は、軸部■2の出力ボス■4の他端側に
回転自在に支持されたフィールド鉄心38と、電磁コイ
ル40をフィールド鉄心38の外周部に保持するようフ
ィールド鉄心38に固定されたケーシング42とからな
る。
フィールド鉄心38は、全体が円筒状であって、軸部1
2に回転自在に嵌合できる孔44と軸方向の一端に開口
する円筒部46が形成されている。
またその外径部の軸方向の他端には、小径の段部(肩)
48が設けられている。
電磁コイル40は、断面が実質的U字形の合成樹脂製環
状体からなるボビン50のU字形空間内に収納されてい
る。電磁コイル40の外周面は、図示はされていないが
、帯状の絶縁部材により覆われ、その接続端子(コード
)は、ボビン50のU字形空間を形成する一方の壁と帯
状の絶縁部材との間から外部へ延びている。ボビン50
はフィールド鉄心38の外周部に嵌合・装着される。
ケーシング42は、磁性体である金属製板材より形成さ
れ、中央部に孔52を有する平板部54と、平板部54
の相対する端部に折り曲げ形成された一対の円弧状フラ
ンジ部56からなる。各フランジ部56の各端部に連続
した、平板、部54の相対する他の端部は互いに平行に
形成されている。
平板部54の他の端部の一方には、平板部54を延長し
て形成された係止部58が設けられている。
ケーシング42は、その孔52によりフィールド鉄心3
8の段部48に嵌合され、この嵌合端部でカシメにより
固定される。ケーシング42の一対の円弧状フランジ部
56は、電磁コイル40の外周面をボビン50に沿って
覆い、その外方からカシメることにより、電磁コイル4
0はフィールド鉄心38に固定される。電磁コイル40
の接続端子は、一対の円弧状7ランジ部56の円周方向
端部間の隙間から外部に導出される。この組付け状態に
おいて、電磁コイル組立体6の軸方向の一端を形成する
、ケーシング42の各円弧状フランジ部56の軸方向端
部と、フィールド鉄心38の円筒部46開ロ端部は、実
質的に回転軸に直角な同一面上に位置される。円弧状フ
ランジ部56の軸方向端部は、ロータとして機能する。
フィールド鉄心38の孔44を、軸部12の一端側に回
転自在に嵌合することにより、電磁コイル組立体6は、
軸部12に支持される。フィールド鉄心38の円筒部4
6の底壁部47は、軸部12の環状フランジ16の側部
に当接される。軸部12の、フィールド鉄心38の外方
@部位置にはスナップリング59が圧入され、フィール
ド鉄心38の軸部12からの抜けを防止している。
軸部12の環状フランジ16を含む出力ボス14の外周
部と、フィールド鉄心38の円筒部46内周部との間に
は、空間が形成される。
アマチュア組立体10は、ばね部材60を介して相互に
連結されたアマチュア62及び支持部材64よりなる。
支持部材64は、合成樹脂製であって、円筒部66とそ
の一端部に形成された環状フランジ68とからなる。環
状フランジ68の外周部には、周方向に等間隔を置いた
複数位置すなわち3か所に切欠き70が形成され、また
周方向に等間隔を置いた他の複数位置すなわち3か所に
軸方向のねじ孔72が形成されている。第3図に示すよ
うに、円筒部66の他端部には、その内径部66aより
大径の孔66bが形成され、これらの間に段部66Cが
形成されている。孔66bの内径は出力ボス14の環状
フランジ16の外径より大きく、内径部66aの内径は
環状フランジ16の外径より小さい。内径部66aは環
状フランジ68をも貫通しているが、その環状フランジ
68の端部には、同フランジ68よりも小径の環状突起
68aが形成されるとともに、半径方向外側に向かう切
欠き(溝)68bが設けられている環状突起68aはギ
ヤ26との接触を最小にするために設けられている。環
状突起68aの内径側には、コイルばね8の外径より小
さい環状突起68cが形成されている。環状突起68c
は、コイルばね8の第4図右側への移動を防止している
。また、コイルばね8の係止部88を支持部材64の切
欠き68bに係止させれば、コイルはね8は、環状突起
68cと係止部88とによって支持部材64に支持され
、脱落することがない。このことは、アッセンブリ化に
有利である。
アマチュア62は環状の磁性体よりなり、切欠き70に
対応する位置に軸方向の連結孔74が3個形成され、ま
たその周方向のねじ孔72に対応する位置には、切欠き
76が3個形成されている。
ばね部材60は、ばね鋼のようなばね特性を有する環状
の板ばねから構成されている。ばね部材60には、切欠
き76及びねじ孔72に対応する位置に軸方向の連結孔
78が3個形成され、また、連結孔74及び切欠き70
に対応する位置に軸方向の連結孔80が3個形成されて
いる。
アマチュア62とばね部材60とは、支持部材64の円
筒部66に嵌合され、環状7ランジ68に重合された状
態で、各連結孔74及び80を介してリベット82によ
り固定される。ばね部材60と支持部材64とは、連結
孔78及びねじ孔72を介してビス84により固定され
る。各切欠き76及び70は、それぞれビス84及びリ
ベット82固定のための“逃げ”として機能する。
軸B12の出力ボス14と入力ボス28の双方の外周部
に跨がるように、コイルばね8が嵌合されている。コイ
ルはね8は、この例では矩形断面のばね線材からなり、
このばね線材を、第1図において、左方からみて時計方
向に巻かれることによって、右方へ進むように形成され
ている。コイルばね8の一端には、軸方向に突出した係
止部86が形成され、他端には、半径方向外側に突出し
た係止部88が形成されている。係止部86は、出力ボ
ス14の環状フランジ16の切欠き20に係止され、係
止部88は、支持部材64の環状フランジ68の切欠き
68bに係止される。コイルばね8と出力ボス14及び
回転入力部材4の入力ボス28との嵌合部分は、“しま
りばめ”となっている。この“しまりばめ”は、少なく
ともコイルばね8と回転入力部材26の入力ボス28と
の間に形成されることが望ましい。
アマチュア組立体10は、支持部材64の円筒部66が
フィールド鉄心38の円筒部46内に回転自在に支持さ
れることにより、電磁コイル組立体6に支持される。こ
の状態でコイルばね8の外径部が、支持部材64の円筒
部66の内径部66a内に位置される。これにより、コ
イルばね8と支持部材64の円筒部66とが、部分的に
フィールド鉄心38の円筒部46内に挿入されるよう配
置される。支持部材64の環状フランジ68に取り付け
られたアマチュア62及びばね部材60は、電磁コイル
組立体6と回転入力部材4すなわちギヤ26との間に位
置される。また第5図に示すように、アマチュア62と
電磁コイル組立体6 (この例では、ケーシング42の
円弧上フランジ56及びフィールド鉄心38の各端部)
との間に軸方向の隙間Aが形成され、更に、支持部材6
4の段部66c(第3図)と出力ボス14の環状フラン
ジ16の端部との間に軸方向の隙間Bが形成されている
。隙間Aは、隙間Bよりも大きく形成されている。なお
、支持部材64の段部66cと出力ボス14の環状フラ
ンジ16の端部との間の軸方向の隙間Bは、支持部材6
4の円筒部66の端部とフィールド鉄心38の円筒部4
6内の底壁部47との間に形成してもよい。
次に、以上のように構成されたこの発明による電磁制御
ばねクラッチ機構の実施例の作用を、主として第4図な
いし第7図に基づいて説明する。
電磁制御ばねクラッチ機構を使用する場合には、第4図
に示すように組立てられた後、回転出力部材2をねじ2
4により回転軸22に固定することによって、回転軸2
2上に支持される。電磁コイル組立体6のケーシング4
2の係止部58(第4図2点鎖線)は、回転軸22が支
持される図示しないフレームあるいは基板に形成された
係止孔に、回転しないように挿入される。ギヤ26は、
図示しない駆動ギヤに連結されている。
電磁コイル40の除勢時には、前述の通り、電磁コイル
組立体6とアマチュア62との間に隙間Aが、また支持
部材64と出力ボス14の環状フランジ16との間に隙
間Bがそれぞれ設けられている(第5図参照)。図示し
ない駆動ギヤにより、ギヤ26が第1図の矢印R方向に
回転されると、同時に入力ボス28が同方向に回転され
る。入力ボス28に“しまりばめ”されたコイルばね8
の一端の係止部86が出力ボス14の環状フランジ16
の切欠き20に係止されているので、コイルばね8には
回転差が生じ、締め付け方向に収縮される。入力ボス2
8と出力ボス14とはコイルばね8により駆動結合され
、ギヤ26の回転は軸部12を介して回転軸22に伝達
される。なおこのときアマチュア組立体lOも、コイル
ばね8の係止部88が支持部材64の切欠き68bに係
止されているので、一体的に回転される。
次にこの駆動状態で電磁コイル40が付勢されると、ア
マチュア62が、電磁コイル組立体6方向に吸引される
。支持部材64が軸方向に移動し、先ずその段部66c
が出力ボス14の環状7ランジ16に当接される。隙間
Bはゼロとなる。次いでアマチュア62は、ばね部材6
0のばね力に抗して更に吸引されて、ついにはケーシン
グ42の円弧状フランジ56及びフィールド鉄心38の
各端部に吸着される。隙間Aはゼロとなる(第6図参照
)。コイルばね8はその回転が阻止されるので、入力ボ
ス28の回転により、コイルばね8はその内径が開く方
向に動かされ、収縮が解除される。これにより、入力ボ
ス28は、コイルばね8及び軸部12に対して空転し、
入力ボス28と出力ボス14との駆動結合は解除される
。したがって、ギヤ26の回転は軸部12すなわち回転
軸22に伝達されない。
なお、電磁コイル40が除勢されたとき隙間BとAとの
間にはA>Bの関係があるので、アマチュア62が回転
してもケーシング42の円弧状フラング56及びフィー
ルド鉄心38の各端部に接触することが避けられる。
〔発明の効果〕
以上、一実施例に基づいて説明したこの発明によれば、
つぎのような効果が得られる。
(1)回転入力部材の回転駆動力を軸部に伝達する場合
には、コイルばねが締め付け方向に収縮され、出力ボス
と回転入力部材の入力ボスが駆動結合されて一体的に回
転されるので、従来装置のような引きずりトルクは一切
生じない。したがって、駆動力のロスが除去されるとと
もに、構成部品の不要な摩耗がなくなって耐久性が向上
し、寿命が長くなる。
(2)フィールド鉄心の円筒部内に、コイルばねとアマ
チュア組立体の支持部材とがそれぞれ部分的に挿入され
るようレイアウトされているので、軸方向スペースが大
幅に短縮され、全体として著しくコンパクト化された。
(3)この発明を実施例に示すような構成とした場合に
は、部品点数が少なく、またアマチュア組立体の構成が
アッセンブリ化されているので、組付け作業性が向上し
、コストも安くなる。
(4)コイルばねを少なくとも回転入力部材の入力ボス
にしまりばめとした場合には、駆動力伝達の応答性が速
い。
以上、この発明を、実施例に基づいて詳細に説明したが
、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、こ
の発明の範囲内において、さまざまな変形あるいは修正
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に従って構成された電磁制御ばねク
ラッチ機構の一実施例を示す分解斜視図。 −第2図は、第1図の■部拡大断面図。 第3図は、第1図の支持部材の要部拡大断面図。 第4図は、第1図の電磁制御ばねクラッチ機構を示す要
部断面図。 第5図は、第4図の一部の構成部品を除いて示す断面図
。 第6図は、第5図の他の作動態様を示す断面図。 2・・・・・回転出力部材 4・・・・・回転入力部材 6・・・・・電磁コイル組立体 8・・・・・コイルばね 10・・・・・アマチュア組立体 12・・・・・軸部 14・・・・・出力ボス 26・・・・・ギヤ 28・・・・・入力ボス 38・・・;・フィールド鉄心 40・・・・・電磁コイル 42・・・・・ケーシング 60・・・・・ばね部材 62・・・・・アマチュア 64・・・・・支持部材 A、B・・・・隙間 埠4121 算50 ど 奪6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、出力ボスを有する回転出力部材と、該回転出力部材
    にその軸方向に間隔を持って回転自在に支持された、入
    力ボスを有する回転入力部材と、電磁コイルを含む電磁
    コイル組立体と、該出力ボス及び該入力ボスの双方の外
    周部に跨がるよう嵌合されたコイルばねと、該コイルば
    ねの外周部に配置されたアマチュア組立体とを備え、該
    アマチュア組立体は、ばね部材を介して相互に連結され
    たアマチュア及び支持部材よりなり、該コイルばねの一
    端は該出力ボスに係止され、またその他端は該支持部材
    に係止されており、該電磁コイルの除勢時には、該回転
    入力部材の該入力ボスの回転により該コイルばねが締め
    付け方向に収縮されて、該出力ボス及び該入力ボスが駆
    動結合され、該電磁コイルの付勢時には、該アマチュア
    が該電磁コイル組立体に磁気的に吸着されて該アマチュ
    ア組立体の回転が阻止されることにより該コイルばねの
    該収縮が解除されて、該出力ボス及び該入力ボスの駆動
    結合が解除されるよう構成されたことを特徴とする電磁
    制御ばねクラッチ機構。 2、該電磁コイル組立体は、該回転出力部材に回転自在
    に支持されたフィールド鉄心と、該電磁コイルを該フィ
    ールド鉄心の外周部に保持するようフィールド鉄心に固
    定されたケーシングとからなり、該フィールド鉄心には
    軸方向の一端に開口する円筒部が形成され、該円筒部内
    に該アマチュア組立体の該支持部材が回転自在に支持さ
    れるとともに、該コイルばねが該支持部材の内側に配置
    されたことを特徴とする請求項1記載の電磁制御ばねク
    ラッチ機構。 3、該アマチュア組立体の該支持部材は、円筒部と該円
    筒嵌合に形成された環状フランジ部とからなり、該ばね
    部材及び該アマチュアはそれぞれ環状の部材から形成さ
    れて該支持部材の該円筒部上に配置され、該ばね部材は
    、周方向に間隔を置いた複数位置において該環状フラン
    ジ部に連結され、該アマチュアは、該ばね部材の周方向
    に間隔を置いた他の複数位置において該ばね部材と連結
    されていることを特徴とする請求項1記載の電磁制御ば
    ねクラッチ機構。 4、該支持部材の該環状フランジ部と該環状フランジ部
    に設けられた該アマチュア及び該ばね部材とが、該電磁
    コイル組立体と該回転入力部材との間の該間隔に配置さ
    れ、該電磁コイルの除勢時においでは、該アマチュアと
    該電磁コイル組立体、及び該支持部材の該円筒部の一端
    部と該フィールド鉄心又は該回転出力部材との間にそれ
    ぞれ軸方向の隙間が形成され、該アマチュアと該電磁コ
    イル組立体間の該隙間が、該支持部材の該円筒部の一端
    部と該フィールド鉄心又は該回転出力部材との間の該隙
    間より大きく形成されていることを特徴とする請求項3
    記載の電磁制御ばねクラッチ機構。 5、少なくとも該コイルばねと該回転入力部材の該入力
    ボスとの該嵌合部分がしまりばめにより組付けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の電磁制御ばねクラッ
    チ機構。 6、該回転入力部材は、被駆動部材と該入力ボスよりな
    り、該入力ボスは被駆動部材に対し相対回転できないよ
    うに係合されたことを特徴とする請求項1記載の電磁制
    御ばねクラッチ機構。
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