JPS5816263Y2 - 軸受取付機構 - Google Patents
軸受取付機構Info
- Publication number
- JPS5816263Y2 JPS5816263Y2 JP728381U JP728381U JPS5816263Y2 JP S5816263 Y2 JPS5816263 Y2 JP S5816263Y2 JP 728381 U JP728381 U JP 728381U JP 728381 U JP728381 U JP 728381U JP S5816263 Y2 JPS5816263 Y2 JP S5816263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- front panel
- shaft
- idler gear
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軸受の取付機構に関するものであって、例えば
押釦同調器のフロントパネル前面に突出した同調軸の軸
受と、同調軸とクラッチギヤとの間に配設されたアイド
ラギヤ軸の軸受との取付手段に係るものである。
押釦同調器のフロントパネル前面に突出した同調軸の軸
受と、同調軸とクラッチギヤとの間に配設されたアイド
ラギヤ軸の軸受との取付手段に係るものである。
押釦同調器の同調軸は、手動操作によってクランクを回
動させ、クランクに連動するコアを同調コイル内に出し
入れする為のものであるが、この同調軸の先端に設けた
ピニオンは同調軸とクランクとの間に配設されたクラッ
チ機構のクラウンギヤに噛み合っている。
動させ、クランクに連動するコアを同調コイル内に出し
入れする為のものであるが、この同調軸の先端に設けた
ピニオンは同調軸とクランクとの間に配設されたクラッ
チ機構のクラウンギヤに噛み合っている。
−力、押釦同調器の同調軸は、同調操作と同時に押釦同
調器の電源スイッチとしての作用をも果たす。
調器の電源スイッチとしての作用をも果たす。
そのため、同調軸はフロントパネルに対し前後動自在に
取付けられ、この同調軸を押す事によってスイッチがO
N 、OFFされるようになっている。
取付けられ、この同調軸を押す事によってスイッチがO
N 、OFFされるようになっている。
従って、同調軸先端とクラッチのクラウンギヤとは直接
これを噛み合わせる事は不可能であるから、同調軸をフ
ロントパネルに対し前後方向に移動可能に設けた部分と
フロントパネルに固定され常時クラッチのクラウンギヤ
と噛み合っているピニオン軸部分とに分割している。
これを噛み合わせる事は不可能であるから、同調軸をフ
ロントパネルに対し前後方向に移動可能に設けた部分と
フロントパネルに固定され常時クラッチのクラウンギヤ
と噛み合っているピニオン軸部分とに分割している。
即ち、第1図に示す通り、フロントパネルaに軸受けb
を固定し、この軸受す内に同調軸の基端部Cをスライド
自在に組込んでいる。
を固定し、この軸受す内に同調軸の基端部Cをスライド
自在に組込んでいる。
そして、この基端部Cには同じくフロントパネルに固定
した電源スィッチdの操作杆を係合させている。
した電源スィッチdの操作杆を係合させている。
また、基端部Cの先端、すなわちクラッチ機構側には、
軸方向にのびる長いピニオンeを形成しこのピニオンe
がフロントパネルaに固定した軸受すの切欠きfより露
出するようにしている。
軸方向にのびる長いピニオンeを形成しこのピニオンe
がフロントパネルaに固定した軸受すの切欠きfより露
出するようにしている。
一方、この同調軸基端部Cの近傍には同じく軸受gを設
け、この軸受g内にアイドラギヤhを回転自在にはめ込
んでいる。
け、この軸受g内にアイドラギヤhを回転自在にはめ込
んでいる。
このアイドラギヤhの先端には、ユニバーサルジヨイン
トiを介してピニオン軸jが結合され、ピニオン軸jの
先端に形成したピニオンkがクラッチ機構のクラウンギ
ヤtと噛み合っているのである。
トiを介してピニオン軸jが結合され、ピニオン軸jの
先端に形成したピニオンkがクラッチ機構のクラウンギ
ヤtと噛み合っているのである。
そして、アイドラギヤhの歯先は、同調軸基端部Cの軸
受すに形成上た切欠きfの部分から露出している長いピ
ニオンeに噛み合っており、基端部Cが前後動しても両
者の噛み合いはそのまま維持される。
受すに形成上た切欠きfの部分から露出している長いピ
ニオンeに噛み合っており、基端部Cが前後動しても両
者の噛み合いはそのまま維持される。
このように押釦同調器のフロントパネルaには同調軸基
端部用の軸受すとアイドラギヤ用の軸受gとを設ける必
要がある。
端部用の軸受すとアイドラギヤ用の軸受gとを設ける必
要がある。
そして、同調軸基端部用の軸受すは、その切欠きfが常
にアイドラギヤg側を向く必要があるため、常に一定の
方向に固定されなげればならない。
にアイドラギヤg側を向く必要があるため、常に一定の
方向に固定されなげればならない。
しかしながら、従来の軸受の取付機構は、フロントパネ
ルに丸孔を開けそれに同じく丸い外周をもった軸受をは
め込んでいたため、軸受の向きが一定せずその位置決め
が面倒であった。
ルに丸孔を開けそれに同じく丸い外周をもった軸受をは
め込んでいたため、軸受の向きが一定せずその位置決め
が面倒であった。
本考案は、このような従来の軸受取付機構の欠点を解消
せんとして提案されたものである。
せんとして提案されたものである。
即ち本考案は、隣接して設けられた一方の軸受の外周に
他の軸受の外周部がはめ込まれる位置決め用の切欠きを
形成することによって、この切欠きのある側が常に隣接
する他の軸受側に向くようにして軸受けの位置決めを簡
単に行い得るようにした軸受取付機構を提供することを
目的とする。
他の軸受の外周部がはめ込まれる位置決め用の切欠きを
形成することによって、この切欠きのある側が常に隣接
する他の軸受側に向くようにして軸受けの位置決めを簡
単に行い得るようにした軸受取付機構を提供することを
目的とする。
以下、本考案を第2図以下に示す実施例にもとづいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
図中1はフロントパネル、2はこのフロントパネルに形
成された同調軸基端部用の軸受取付孔である。
成された同調軸基端部用の軸受取付孔である。
3は同じくフロントパネル1に穿孔されたアイドラギヤ
軸受の取付孔である。
軸受の取付孔である。
4は同調軸基端部用の軸受であって、この軸受はフロン
トパネルに設けた取付孔への嵌合部5と、その背面側に
設けられたフランジ6、及びさらにその背面側に設けら
れた軸支持部からなり、この軸支持部7の一部にはアイ
ドラギヤ側に向って切欠き8が形成されている。
トパネルに設けた取付孔への嵌合部5と、その背面側に
設けられたフランジ6、及びさらにその背面側に設けら
れた軸支持部からなり、この軸支持部7の一部にはアイ
ドラギヤ側に向って切欠き8が形成されている。
また、フランジ6には前記切欠き8と同方向に円弧状を
した位置決め用の切欠き9が形成されている。
した位置決め用の切欠き9が形成されている。
一方、10はアイドラギヤ用の軸受であって、この軸受
10もフロントパネルの取付孔3内への嵌合部11と、
その背面側に設けられたフランジ12とを有している。
10もフロントパネルの取付孔3内への嵌合部11と、
その背面側に設けられたフランジ12とを有している。
このフランジ12の外径は、前記軸受4のフランジ6に
形成した切欠き9の円弧状口縁部と同じ径となっている
。
形成した切欠き9の円弧状口縁部と同じ径となっている
。
本考案の軸受取付機構は上記のような構成7を有するも
のであって、次にこれをフロアドパネル1に取付ける状
態を説明する。
のであって、次にこれをフロアドパネル1に取付ける状
態を説明する。
まず、アイドラギヤ用の軸受げ1o7all′フロント
パネルに形成した取付孔3内にはめ込み、これをカシメ
結合により固定する。
パネルに形成した取付孔3内にはめ込み、これをカシメ
結合により固定する。
次いで、同調軸基端部用の軸受4を同じくフロントパネ
ル1に形成した取付孔2内にはめ込む。
ル1に形成した取付孔2内にはめ込む。
この場合7ランジ6に形成した位置決め用の切欠き9を
隣接する軸受10のフランジ12の外周部に合わせるよ
うにする。
隣接する軸受10のフランジ12の外周部に合わせるよ
うにする。
このようにすると、軸受4の位置つ;簡単に決定され、
これにもうけたアイドラギヤ用の切欠き8が常に隣接す
るアイドラギヤ側を向くようになる。
これにもうけたアイドラギヤ用の切欠き8が常に隣接す
るアイドラギヤ側を向くようになる。
軸受4の位置決めが終った後は、フロントパネル1に対
してこの軸受4をカシメ結合により固定するのである。
してこの軸受4をカシメ結合により固定するのである。
以上述べた通り、本考案の軸受取付機構によれば、軸受
外周に形成した切欠き部を隣接する軸受の外周にあてが
うだけで、軸受の位置決めを簡単にかつ正確に行うこと
が可能となる。
外周に形成した切欠き部を隣接する軸受の外周にあてが
うだけで、軸受の位置決めを簡単にかつ正確に行うこと
が可能となる。
なお、本考案はあ示の実施例に限定されるものではなく
、例えば隣接する軸受けの外周が円弧状でない場合には
、当然フランジに形成する切欠きも円弧状とはならず、
隣接する軸受の外周に倣ったものとなる。
、例えば隣接する軸受けの外周が円弧状でない場合には
、当然フランジに形成する切欠きも円弧状とはならず、
隣接する軸受の外周に倣ったものとなる。
また、実施例では、隣接する軸受にフランジを形成して
いるが、必ずしもこの7ランジは必要ではなく1.軸受
の外周部に直接切欠きが当てかってもよい。
いるが、必ずしもこの7ランジは必要ではなく1.軸受
の外周部に直接切欠きが当てかってもよい。
また、位置合わせ用の切欠きは必ずしも7ランジ部分に
設ける必要はなく、フランジがない単なる筒状の軸受に
あってはその−Sを切欠いて形成してもよい。
設ける必要はなく、フランジがない単なる筒状の軸受に
あってはその−Sを切欠いて形成してもよい。
更に、本考案の軸受取付機構は、押釦同調器の同調軸と
アイドラギヤの軸受以外にも、同様に近接して設けられ
た複数の軸受け12個以上、3個、4個でもかまわない
。
アイドラギヤの軸受以外にも、同様に近接して設けられ
た複数の軸受け12個以上、3個、4個でもかまわない
。
)の場合にも使用できる。・
第1図は押釦同調器における同調軸とアイドラギヤとの
関係を示す平面図、第2図は本考案の軸受取付機構の一
実施例を示す分解斜視図である。 1・・・・・・フロントパネル、2・・・・・・同調軸
基端部の軸受取付げ孔、3・・・・・・アイドラギヤ軸
受取付孔、4・・・・・・同調軸基端部の軸受、5・・
・・・・嵌合部、6・・・・・・フランジ、7・・・・
・・軸支持部、8・・・・・・切欠き、9・・・・・・
位置決め用切欠き、10・・・・・・アイドラギヤ軸受
、11・・・・・・嵌合部、12・・・・・・7ランジ
。
関係を示す平面図、第2図は本考案の軸受取付機構の一
実施例を示す分解斜視図である。 1・・・・・・フロントパネル、2・・・・・・同調軸
基端部の軸受取付げ孔、3・・・・・・アイドラギヤ軸
受取付孔、4・・・・・・同調軸基端部の軸受、5・・
・・・・嵌合部、6・・・・・・フランジ、7・・・・
・・軸支持部、8・・・・・・切欠き、9・・・・・・
位置決め用切欠き、10・・・・・・アイドラギヤ軸受
、11・・・・・・嵌合部、12・・・・・・7ランジ
。
Claims (1)
- パネル上に隣接して複数の軸受けを取付ける機構におい
て、一方の軸受けの外周部に他力の軸受けの外周部が嵌
合する位置決め用の切欠きを形成したことを特徴とする
軸受取付機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP728381U JPS5816263Y2 (ja) | 1981-01-23 | 1981-01-23 | 軸受取付機構 |
US06/340,942 US4468976A (en) | 1981-01-22 | 1982-01-20 | Pushbutton-operated waveband or station selector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP728381U JPS5816263Y2 (ja) | 1981-01-23 | 1981-01-23 | 軸受取付機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57122931U JPS57122931U (ja) | 1982-07-31 |
JPS5816263Y2 true JPS5816263Y2 (ja) | 1983-04-02 |
Family
ID=29805529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP728381U Expired JPS5816263Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-23 | 軸受取付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816263Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-23 JP JP728381U patent/JPS5816263Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57122931U (ja) | 1982-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0626247A (ja) | 取っ手及び取っ手装着装置 | |
JPS5816263Y2 (ja) | 軸受取付機構 | |
JP2582510Y2 (ja) | 自動変速機のパーキング機構 | |
JPH0623743Y2 (ja) | スタータモータ装置 | |
JPS6016975Y2 (ja) | 操作つまみ | |
US4704710A (en) | Arrangement for adjusting the hand position of a watch | |
JPH0131773Y2 (ja) | ||
JPS6135016Y2 (ja) | ||
JPS6344779Y2 (ja) | ||
JPH0547232Y2 (ja) | ||
JPH03113749U (ja) | ||
JPS5819532U (ja) | 押釦同調器の押釦機構 | |
JPS62121748U (ja) | ||
JPH021927Y2 (ja) | ||
JPS6370610U (ja) | ||
JPH0131807Y2 (ja) | ||
JPH0322041Y2 (ja) | ||
JPS5914837Y2 (ja) | アダプタ−ツマミ | |
JPS6316116Y2 (ja) | ||
JPS63151315U (ja) | ||
JP2581393Y2 (ja) | 測量機における回転軸の固定装置 | |
JPS6115655Y2 (ja) | ||
JPH029973Y2 (ja) | ||
JPH0238623U (ja) | ||
JPH0372391U (ja) |