JP2001293615A - 切断機 - Google Patents

切断機

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JP2001293615A
JP2001293615A JP2000115541A JP2000115541A JP2001293615A JP 2001293615 A JP2001293615 A JP 2001293615A JP 2000115541 A JP2000115541 A JP 2000115541A JP 2000115541 A JP2000115541 A JP 2000115541A JP 2001293615 A JP2001293615 A JP 2001293615A
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cutting
length
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cut
gripping
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Yoshitaka Tsune
良孝 津根
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Tsune Seiki Co Ltd
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Tsune Seiki Co Ltd
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被切断材の残材を極力短くすることができ
て、1本の被切断材をきわめて有効に使用できる切断機
を提供すること。 【解決手段】 切断位置Pの前後で被切断材Wを把持す
る主バイス機構1と、被切断材Wを把持してこれを切断
位置Pに対し搬送する送材バイス機構4とを備え、この
送材バイス機構4により被切断材Wを予め設定された切
断長さLずつ搬送して切断を行う切断機において、残材
Wrの長さLrと送材バイス機構4による残材Wrの送
り限界長さLmin との差が被切断材Wの切断長さLより
短くなったとき(L>Lr−Lmin )、残材Wrの先端
部を掴持して被切断材搬送方向へ所要長さα=L−(L
r−Lmin )だけ引き出すようにした被切断材引き出し
機構10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋸刃による切断位
置の前後で被切断材を把持する主バイス機構と、被切断
材を把持してこれを切断位置に対し搬送する送材バイス
機構とを備え、この送材バイス機構により鋼棒や鋼管等
の被切断材を予め設定された切断長さずつ搬送して、連
続的に切断を行う切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】図11の(A)は従来の丸鋸切断機の概
略平面図、(B)は(A)に示す切断機の右側面図であ
る。この図において、1は被切断材Wを鋸刃2による切
断位置Pの前後で把持する主バイス機構で、基台3上に
設けられた固定バイス1a、この固定バイス1aに対し
水平方向に進退移動する可動バイス1b、この可動バイ
ス1bを駆動する油圧シリンダ1c、及び他のシリンダ
によって昇降駆動される縦バイス1dとからなる。4は
被切断材Wを把持してこれを切断位置Pに対し搬送する
送材バイス機構で、送材台6に沿って切断位置P近傍の
前進端位置とこれより後方の後退端位置との間を往復す
る往復台5と、この往復台4上に搭載された固定バイス
4a、可動バイス4bと、可動バイス4bを駆動する油
圧シリンダ4cとからなる。
【0003】しかして、この切断機は、鋼棒等の被切断
材Wを主バイス機構1により把持して、被切断材W先端
の端材部を鋸刃2により切断した後、この被切断材Wを
送材バイス機構4により予め設定された切断長さL(図
12参照)搬送して、切断位置Pで鋸刃2により切断
し、この切断後、送材バイス機構4を後退限位置まで後
退させて、その位置から送材バイス機構4により被切断
材Wを再び所定長さ搬送して、鋸刃2により切断し、こ
の動作を繰り返し行わせて、1本の被切断材Wを定寸切
断するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この切断機の使用にお
いて、上記のように1本の被切断材Wを送材バイス機構
4により所定の切断長さLずつ搬送して鋸刃2により順
次切断していくと、1本の被切断材Wを切断し終わる頃
に、図11に示すように送材バイス機構4によってそれ
以上送ることができない長さの残材が生ずる。即ち、送
材バイス機構4は、鋸刃2による切断が終わるごとに、
後退限位置まで後退して被切断材Wを把持し、この後退
限位置から切断位置Pの手前側の前進限位置に至る距離
に相当する切断長さだけ被切断材Wを搬送するわけであ
るが、送材バイス機構4の前進限位置と切断位置Pとの
間には主バイス機構1の介在によって必然的に一定の距
離があり、また被切断材Wに対する固定バイス1a及び
可動バイス1bの掴み代に一定幅Sを要することから、
切断の進行に伴い残材Wrの長さが短くなってくると、
その残材は送材バイス機構4によってそれ以上送れなく
なる。この送材バイス機構4によってそれ以上送ること
ができない残材Wrの長さ、即ち送り限界長さL
min は、切断機の大きさや主バイス機構1の配置関係に
よって多少異なる。
【0005】しかして、被切断材Wの残材長さLrと送
材バイス機構4による残材Wrの送り限界長さLmin
の差が被切断材の切断長さLよりも短くなったときに
は、それ以上切断が行えないため、その残材Wrは、少
なくとももう1回切断できる長さを有しながら、クロッ
プ(端材)として捨てざるを得なくなる。この点につい
て、図12を参照して具体的に説明すると、いま、この
送材バイス機構4の送り限界長さLmin を55mm、被
切断材の切断長さLを30mm、被切断材Wの残材長さ
Lrを75mmとすれば、図示の状態にある残材Wrを
もう1回切断しようとして、この残材Wrを送材バイス
機構4によって30mm送ろうとしても、この送材バイ
ス機構4は、送り限界長さLmin により切断位置Pの手
前側55mmのところまでしか前進できないため、この
残材Wrの実際の送り長さnは切断長さLよりも10m
m少ない20mmとなる。従って、この残材Wrは、も
う1回切断できる長さ75mmを有しながら、捨てざる
を得ない。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑み、被切断材の
残材を極力短くすることができて、1本の被切断材をき
わめて有効に使用できる切断機を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
鋸刃2による切断位置Pの前後で被切断材Wを把持する
主バイス機構1と、被切断材Wを把持してこれを切断位
置Pに対し搬送する送材バイス機構4とを備え、この送
材バイス機構4により被切断材Wを予め設定された切断
長さLずつ搬送して切断を行う切断機において、被切断
材Wの残材Wrの長さLrと送材バイス機構4による残
材Wrの送り限界長さLmin との差が被切断材Wの切断
長さLより短くなったとき(L>Lr−Lmin )、切断
位置Pの手前側所要位置、又は切断位置Pの被切断材搬
送方向前方側から切断位置Pを越えて被切断材搬送方向
と反対方向へ突入した位置で当該残材Wrの先端部を掴
持して被切断材搬送方向へ所要長さα=L−(Lr−L
min )だけ引き出すようにした被切断材引き出し機構1
0を設けてなることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、鋸刃2による切断
位置Pの前後で被切断材Wを把持する主バイス機構1
と、被切断材Wを把持してこれを切断位置Pに対し搬送
する送材バイス機構4とを備え、この送材バイス機構4
により被切断材Wを予め設定された切断長さLずつ搬送
して連続的に切断を行う切断機において、被切断材Wの
残材Wr′の長さLr′が送材バイス機構4の送り限界
長さLmin より短く且つ切断長さLより十分長いとき
(L<Lr′<Lmin )、切断位置Pの被切断材搬送方
向前方側から切断位置Pを越えて被切断材搬送方向と反
対方向へ突入した位置で当該残材Wr′の先端部を掴持
して被切断材搬送方向へ切断長さLだけ引き出すように
した被切断材引き出し機構10を設けてなることを特徴
とする切断機。
【0009】請求項3は、請求項1又は2に記載の切断
機において、被切断材引き出し機構10は、被切断材W
を直径方向両側から掴持する一対の掴持部材11,1
2、及び両掴持部材11,12を被切断材Wを掴持する
閉鎖位置とそれを開放する開放位置とに開閉駆動する開
閉駆動手段13を装備した可動枠14と、この可動枠1
4を切断位置の前方所要位置から切断位置P側に対し進
退駆動する可動枠進退駆動手段16とからなり、可動枠
14が切断位置Pの手前側まで前進し、両掴持部材1
1,12が切断位置Pの手前側所要位置、又は切断位置
Pの被切断材搬送方向前方側から切断位置Pを越えて被
切断材搬送方向と反対方向へ突入した位置で残材Wr,
Wr′の先端部を掴持するようになっていることを特徴
とする。
【0010】請求項4は、請求項2又は3に記載の切断
機において、被切断材引き出し機構10の一対の掴持部
材11,12は、残材Wr,Wr′を掴持するとき主バ
イス機構1の固定バイス1aに当たらないように、固定
バイス1aから斜め上方へ離間した傾斜位置に対向配置
されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図4に示す本発明に係る丸
鋸切断機においては、主バイス機構1及び送材バイス機
構4は、図11及び図12によって従来技術の項で既に
説明したものと同じ構成であるため、同一部材に同一符
号を付して、その構成の説明を省略する。これらの図に
おいて、10は送材バイス機構4の基台3に隣接して設
けられた被切断材引き出し機構で、残材Wrの長さLr
と送材バイス機構4による残材Wrの送り限界長さL
min との差が被切断材の切断長さLより短くなった(L
>Lr−Lmin )とき、当該残材Wrの先端部を一対の
掴持部材11,12により掴持して被切断材搬送方向へ
所要長さα=L−(Lr−Lmin )だけ引き出すように
したものである。尚、ここでは、丸鋸切断機を例示して
いるが、本発明は帯鋸切断機にも適用可能である。
【0012】上記被切断材引き出し機構10の具体的な
構成については後述するが、先ず、この被切断材引き出
し機構10の動作について図1〜図4を参照して説明す
る。いま、送材バイス機構4の送り限界長さLmin を例
えば55mmとし、被切断材Wの切断長さLを30mm
として切断を行う場合に、切断が進んで1本の被切断材
Wを切り終わる頃に、図1の実線図示のように残材Wr
の長さLrが75mmであるとすれば、この残材長さL
rと送材バイス機構4による残材Wrの送り限界長さL
min との差は、Lr−Lmin =75mm−55mm=2
0mmとなって、切断長さL(30mm)よりも短くな
る。
【0013】このように残材長さLrと送材バイス機構
4による残材Wrの送り限界長さL min との差が切断長
さLよりも短くなったときは、この残材Wrが少なくと
ももう1回切断できる長さを有しながら、送材バイス機
構4によっては切断長さL分の残材Wrの送りができな
いことから、先ず、この残材Wrを、図2に示すように
送材バイス機構4によってその前進限位置Qまで送る。
尚、この前進限位置Qは、切断位置Pからその手前側へ
55mm(送り限界長さLmin )隔たった位置のことで
あって、送材バイス機構4は、送り限界長さLmin の制
約により残材Wrを切断位置Pの手前側55mmに位置
する前進限位置Qまでしか前進できないのである。こう
して残材Wrを送材バイス機構4によって前進限位置Q
まで送ると、この残材Wrの実際の送り長さnは、切断
長さLより10mm少ない20mmとなり、従ってこの
残材Wrは図2に示すように切断位置Pから20mmだ
け前方へ突出することになる。
【0014】そこで、図2に示すように、切断位置Pの
前方に待機している被切断材引き出し機構10の掴持部
材11,12を、切断位置P側へ向かって前進移動させ
て、同図仮想線図示のように残材Wrの先端部を掴持さ
せる。こうして残材Wrの先端部を掴持した掴持部材1
1,12を、送材バイス機構4によって送り足りなかっ
た長さ分αだけ後退させて、切断位置Pから被切断材搬
送方向前方へ引き出す。このαは、切断長さL−(残材
長さLr−送り限界長さLmin )=30mm−(75m
m−55mm)=10mmである。これによって、残材
Wrは、図3に示すように切断位置Pから所定の切断長
さLだけ送られたことになる。
【0015】被切断材引き出し機構10の掴持部材1
1,12が残材Wrの先端部を掴持するときは、主バイ
ス機構1の可動バイス1bを図2の仮想線図示のように
後退させ、縦バイス1dによって残材Wrを固定する。
そして、掴持部材11,12がその残材Wrを掴持して
引き出す際には、縦バイス1dを開放する。上記掴持部
材11,12は、被切断材Wの先端部を掴持して所要長
さαだけ引き出した後、図4に示すように、残材Wrを
開放して掴持位置から退避する。
【0016】上記のように被切断材引き出し機構10に
よって残材Wrがαだけ被切断材搬送方向前方へ引き出
された後、この残材Wrは、図4に示すように主バイス
機構1により把持された状態で鋸刃2によって切断され
る。この切断によって残った残材Wr′の長さは、75
mm−30mm=45mmで、切断長さL(30mm)
より長く、送り限界長さLmin より短いため、もう1回
切断できるが、この残材Wr′は、送材バイス機構4に
よってはそれ以上送れない。従って、この際、被切断材
引き出し機構10の掴持部材11,12が、図3に示す
ように切断位置Pの手前側でしか残材Wrを掴めないよ
うになっている場合には、それ以上は切断が行えず、長
さ45mmの残材Wr′が最終残材となる。しかし、被
切断材引き出し機構10の掴持部材11,12を、切断
位置Pの被切断材搬送方向前方側から切断位置Pを越え
て被切断材搬送方向と反対方向へ突入した位置で残材の
先端部を掴持するように構成すれば、上記長さ45mm
の残材Wr′を切断長さL(30mm)だけ前方へ引き
出すことによって、もう1回切断することができる。こ
の切断によって残った最終の残材は、長さが15mm
で、クロップ(端材)となる。
【0017】また、残材Wr′の長さ(45mm)が送
り限界長さLmin (55mm)より短くて、切断長さL
よりも十分長い場合、例えば切断長さLが10mmの場
合には、上記のように被切断材引き出し機構10の掴持
部材11,12を、切断位置Pの被切断材搬送方向前方
側から切断位置Pを越えて被切断材搬送方向と反対方向
へ突入した位置で残材Wrの先端部を掴持し得るように
構成すれば、この掴持部材11,12により、長さ45
mmの残材Wr′を切断位置Pから被切断材搬送方向前
方へ切断長さ10mmだけ引き出すことによって、更に
所定の切断を行うことができる。尚、例えば、残材W
r′の長さが45mmで、切断長さLが20〜40mm
であるような場合には、主バイス機構1の固定バイス1
a及び可動バイス1bによる残材Wr′の把持幅が短く
なって、残材Wr′を確実に把持固定できないため、切
断位置Pでの切断を行うことができない。
【0018】次に、図5〜図11を参照して被切断材引
き出し機構10の具体的構成について説明する。図5は
図1のA−A線拡大断面図、図6は図1のB−B線拡大
断面図である。図7は図6のC−C線断面図、図8は図
6のD−D線断面図、図9は図6のE−E線断面図、図
10は図6に示す被切断材引き出し機構10の一部を示
す断面図である。この被切断材引き出し機構10は、被
切断材Wをその直径方向両側から掴持する一対の掴持部
材11,12、及び両掴持部材11,12を被切断材W
を掴持する閉鎖位置とそれを開放する開放位置とに開閉
駆動する開閉駆動手段13を装備した可動枠14と、こ
の可動枠14を被切断材Wの搬送方向と平行な一対のガ
イドレール15,15に沿って切断位置Pの前方所要位
置から切断位置P側に対し進退駆動する可動枠進退駆動
手段16とからなる。
【0019】図5及び図7に示すように、切断機の機枠
9には送材バイス機構4の近傍位置に、被切断材Wの搬
送方向と平行に延びる一対の水平な支持枠17,17の
夫々一端部が固着され、両支持枠17,17の下面側に
沿って一対のガイドレール15,15が配設され、両ガ
イドレール15,15に可動枠14がスライド自在に支
持されている。可動枠進退駆動手段16は、図6及び図
8に示すように、上記両ガイドレール15,15間に平
行に配設された螺軸18を有し、この螺軸18は、両ガ
イドレール15,15に取り付けられた両端の軸受部材
19,20によって回転自在に支持されると共に、サー
ボモーター21によって正逆方向に回転駆動される。そ
して、この螺軸19にナット部材22が螺嵌され、この
ナット部材22には一対のガイドレール15,15に案
内される可動枠14が一体的に取り付けられている。従
って、螺軸19をサーボモーター21により正逆回転さ
せることによって、可動枠14は、図7の左側に仮想線
で示す待機位置側から同図の右側に実線で示す切断位置
P側に対し進退駆動することができる。
【0020】図6及び図10に示すように、可動枠14
の切断位置側端部には、取付基板23が水平面に対し4
5°の傾斜角度で取り付け固定され、この取付基板23
の下面側には、被切断材Wの搬送方向と直交方向に延び
る一対の平行なガイドレール24,24が配設されてい
る。両ガイドレール24,24には長手方向中心部Oを
挟んでその両側に一対のブラケット31,32がスライ
ド自在に取り付けられ、両ブラケット31,32に掴持
部材11,12に夫々ボルト25で取り付け固定されて
いる。
【0021】また、取付基板23の下面側に配設された
両ガイドレール24,24間には、図10に示すように
螺軸26が取付基板23と平行状態で回転自在に配設さ
れ、この螺軸26は、その長さ方向中心部を挟んでその
両側が互いに逆ねじ部26a,26bを形成している。
この逆ねじ部26a,26bにナット27,28が回転
を規制された状態で螺嵌されており、両ナット27,2
8の対向端部間には、前記両ブラケット31,32の一
部を成す係止片31a,32aが突入している。また、
両ブラケット31,32には、掴持部材開閉駆動用エア
シリンダ29のピストンロッド29aと同軸一体に連結
された作動軸30が上記螺軸19と平行に延びるように
貫通していて、この作動軸30の先端部が一方のブラケ
ット31に固定され、エアシリンダ29のシリンダチュ
ーブ29bが他方のブラケット32に固定されている。
前記螺軸19の一端部には回転操作用ツマミ33が取り
付けられている。尚、図6及び図10において、34は
作動軸30を所要の回転位置にロックするためのロック
ボルト、35はロックボルト34を回転操作するハンド
ルである。
【0022】両掴持部材11,12を開閉操作するにあ
たっては、先ず、被切断材Wの径の大小に応じて両掴持
部材11,12の開放限位置を設定する。即ち、回転操
作用ツマミ33により作動軸30を正逆何れかに回転し
て、両方のナット27,28の間隔を所望に決める。被
切断材Wの径が大きい場合は、その間隔を広くし、径が
小さい場合は、その間隔を狭くする。図10には、被切
断材Wの径が大きい場合を例示している。しかして、こ
の図10に示す状態から、エアシリンダ29を伸縮作動
させると、先ず、ピストンロッド29aと連結している
ブラケット31側の掴持部材11が被切断材Wの側面に
当接し、その直後にシリンダチューブ29bと連結して
いるブラケット32側の掴持部材12が被切断材Wの反
対側側面に当接し、両掴持部材11,12が閉じて被切
断材Wの両側面を掴持固定する。このとき、両ブラケッ
ト31,32の係止片31a,32aは、互いに対向方
向に移動して、開放限位置にある両ナット27,28の
対向端面から離れる。
【0023】上記のように両掴持部材11,12が閉じ
て被切断材Wを掴持した状態から、エアシリンダ29を
伸張作動させると、両掴持部材11,12が拡開して被
切断材Wを開放する。このとき、両ブラケット31,3
2の係止片31a,32aが開放限位置にあるナット2
7,28の対向端面に夫々当接して、それ以上拡開しな
い。尚、上記開閉駆動手段13は、エアシリンダ29、
作動軸30、両ブラケット31,32によって構成され
る。
【0024】図1〜図4で説明したように残材Wrを送
材バイス機構4によって送り足りなかった長さ分αだけ
一対の掴持部材11,12により被切断材搬送方向前方
側へ引き出す引き出し操作においては、可動枠14が待
機位置側から前進して前進限位置に停止した後、前記開
閉駆動手段13の閉鎖作動によって、掴持部材11,1
2が、図2の仮想線図示のように切断位置Pから被切断
材搬送方向前方へ長さnだけ突出している残材Wrの先
端部を掴持する。そして、掴持部材11,12が残材W
rの先端部を掴持した後、可動枠進退駆動手段16の作
動により可動枠14が前進限位置から長さαだけ後退し
て一旦停止し、その間に開閉駆動手段13が開放作動し
て掴持部材11,12による残材Wrの掴持を開放す
る。この後、可動枠14は、可動枠進退駆動手段16の
作動により待機位置側へ後退移動して後退限位置で停止
する。上記の動作は、図1〜図4によって既に説明した
通りである。
【0025】また、図7〜図9に示すように、可動枠1
4が待機位置側から前進して前進限位置に停止したと
き、掴持部材11,12の先端部が、切断位置Pの被切
断材搬送方向前方側から切断位置Pを越えて被切断材の
搬送方向と反対方向へ所要長さμ突入し、この突入した
位置で残材Wrの先端部を掴持するようになっている。
この点については、既に説明したが、残材Wr′(図4
参照)の長さが送り限界長さLmin より短くても、切断
長さLより十分長い場合には、掴持部材11,12が切
断位置Pを越えて被切断材搬送方向と反対方向へ所要長
さ突入した位置で残材Wr′の先端部を掴持し得るよう
に構成することによって、この残材Wr′を掴持部材1
1,12により切断位置Pから被切断材搬送方向前方へ
所要の切断長さだけ引き出すことによって、更に所定の
切断を行うことができ、最終残材の長さを一層短くする
ことができる。この場合、上記突入長さμは、例えば1
0mm程度とされる。
【0026】また、図5及び図6に示すように、上記一
対の掴持部材11,12は、被切断材W(残材Wr)を
掴持するとき主バイス機構1の固定バイス1aに当たら
ないように、これら固定バイス1a及び基台3から斜め
上方へ離間した傾斜位置で対向するように配置されてい
る。因みに、この一対の掴持部材11,12を水平方向
に並ぶように配設した場合は、一方の掴持部材11が主
バイス機構1の固定バイス1aに当たるため、両掴持部
材11,12を切断位置P側へ近づけることができなく
なる。従って、図5及び図6に示すように、一方の掴持
部材11が固定バイス1aよりも上方レベルに位置し、
他方の掴持部材12を固定バイス1aよりも下方レベル
に位置するような傾斜状態に両掴持部材11,12を配
設している。また、このような配置構成を採用すること
によって、両掴持部材11,12を、切断位置Pの被切
断材搬送方向前方側から切断位置Pに極力近い位置に、
更にはその切断位置Pを越えた位置にも容易に突入させ
ることができ、それによって残材Wr,Wr′の長さが
短くてもその残材Wr,Wr′の先端部を確実に掴持す
ることができる。
【0027】尚、掴持部材11,12が残材Wrを掴持
する際には、その残材Wrを主バイス機構1の固定バイ
ス1aと縦バイス1dとによって把持し、可動バイス1
bは後退させておくことができると共に、また縦バイス
1dは切断位置Pから十分離れた位置にあることから、
掴持部材12が可動バイス1bや縦バイス1dに当たる
ことはない。また、基台3には、図5及び図6に示すよ
うに可動バイス1b側に凹窪部40が形成されているた
め、この基台3が掴持部材12の障害物となることはな
い。
【0028】上述したような被切断材引き出し機構10
による一連の残材引き出し操作は、被切断材引き出し機
構10側の開閉駆動手段13及び可動枠進退駆動手段1
6と、切断機本体側の主バイス機構1及び送材バイス機
構4との双方に関連して、それらの動作を制御する制御
装置によって自動的に行われ、その制御装置はマイクロ
コンピュータを主体として構成されるものである。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、残材Wr
の長さLrと送材バイス機構による残材の送り限界長さ
min との差が被切断材の切断長さLより短くなったと
き(L>Lr−Lmin )には、被切断材引き出し機構に
より、切断位置Pの手前側又は切断位置Pを越えた所要
位置でその残材の先端部を掴持して被切断材搬送方向へ
所要長さα=L−(Lr−Lmin )だけ引き出すことに
よって、当該残材を更に定寸切断することができるか
ら、被切断材の残材を極力短くでき、1本の被切断材を
有効に使用することができる。
【0030】請求項2に係る発明によれば、残材Wr′
の長さLr′が送材バイス機構の送り限界長さLmin
り短く且つ切断長さLより十分長いとき(L<Lr′<
mi n )には、被切断材引き出し機構10により、残材
Wr′の先端部を切断位置Pの被切断材搬送方向前方側
から切断位置Pを越えて被切断材搬送方向と反対方向へ
突入した位置で掴持して被切断材搬送方向へ切断長さL
だけ引き出すことによって、被切断材の残材をより一層
短くでき、1本の被切断材をきわめて有効に使用するこ
とができる。
【0031】請求項3に係る発明によれば、被切断材引
き出し機構10が、被切断材Wを直径方向両側から掴持
する一対の掴持部材11,12、及び両掴持部材11,
12を閉鎖位置と開放位置とに開閉駆動する開閉駆動手
段13を装備した可動枠14と、可動枠14を切断位置
Pの前方所要位置から切断位置P側に対し進退駆動する
可動枠進退駆動手段16とを備え、可動枠14が切断位
置Pの手前側まで前進して、両掴持部材11,12が切
断位置Pの手前側所要位置、又は切断位置Pを越えて被
切断材搬送方向と反対方向へ突入した位置で残材Wr,
Wr′の先端部を掴持するようになっているから、請求
項1及び請求項2に記載の切断機を有効に実施すること
ができる。
【0032】請求項4に係る発明によれば、被切断材引
き出し機構の一対の掴持部材を、固定バイスから斜め上
方へ離間した傾斜位置に対向配置しているから、両掴持
部材を、切断位置の被切断材搬送方向前方側から切断位
置に極力近い位置、更にその切断位置を越えた位置にも
容易に突入させることができ、それによって残材が短く
てもその残材の先端部を確実に掴持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る切断機の概略平面図で、被切断
材引き出し機構の掴持部材が待機位置側に位置している
状態を示す。
【図2】 図1と同様な概略平面図で、被切断材引き出
し機構の掴持部材が残材の先端部を掴もうとしている状
態を示す。
【図3】 図1と同様な概略平面図で、被切断材引き出
し機構の掴持部材が残材の先端部を掴んで所要長さ引き
出した状態を示す。
【図4】 図1と同様な概略平面図で、被切断材引き出
し機構の掴持部材が残材の掴持を終えて待機位置側に戻
った状態を示す。
【図5】 図1のA−A線拡大断面図である。
【図6】 図1のB−B線拡大断面図である。
【図7】 図6のC−C線断面図である。
【図8】 図6のD−D線断面図である。
【図9】 図6のE−E線断面図である。
【図10】 被切断材引き出し機構の一部を示す断面図
である。
【図11】 (A)は従来の切断機の概略平面図、
(B)は(A)に示す切断機の右側面図である。
【図12】 従来の切断機による切断方法を示す概略平
面図である。
【符号の説明】
1 主バイス機構 1a 固定バイス 1b 可動バイス 2 鋸刃 3 基台 4 送材バイス機構 10 被切断材引き出し機構 11,12 掴持部材 13 開閉駆動手段 14 可動枠 16 可動枠進退駆動手段 P 切断位置 W 被切断材 Wr,Wr′ 残材(被切断材)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月26日(2000.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図11の(A)は従来の丸鋸切断機の概
略平面図、(B)は(A)に示す切断機の右側面図であ
る。この図において、1は被切断材Wを鋸刃2による切
断位置Pの前後で把持する主バイス機構で、基台3上に
切断位置Pを挟んで設けられた一対の固定バイス1a、
この固定バイス1aに対し水平方向に進退移動する二股
状の可動バイス1b、この可動バイス1bを駆動する油
圧シリンダ1c、及び他のシリンダによって昇降駆動さ
れる縦バイス1dとからなる。4は被切断材Wを把持し
てこれを切断位置Pに対し搬送する送材バイス機構で、
送材台6に沿って切断位置P近傍の前進端位置とこれよ
り後方の後退端位置との間を往復する往復台5と、この
往復台4上に搭載された固定バイス4a、可動バイス4
bと、可動バイス4bを駆動する油圧シリンダ4cとか
らなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】しかして、この切断機は、鋼棒等の被切断
材Wを主バイス機構1により把持して、切断作業の開始
にあたって、まず被切断材W先端の不要な端材部分を鋸
刃2により切断し、しかしてこの切断端面を基準として
被切断材Wを送材バイス機構4により予め設定された切
断長さL(図12参照)搬送して、切断位置Pで鋸刃2
により切断し、この切断後、送材バイス機構4を後退さ
せて、その位置から送材バイス機構4により被切断材W
を再び所定長さ搬送して、鋸刃2により切断し、この動
作を繰り返し行わせて、1本の被切断材Wを定寸切断す
るようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この切断機の使用にお
いて、上記のように1本の被切断材Wを送材バイス機構
4により所定の切断長さLずつ搬送して鋸刃2により順
次切断していくと、1本の被切断材Wを切断し終わる頃
に、図11に示すように送材バイス機構4によってそれ
以上送ることができない長さの残材Wrが生ずる。即
ち、送材バイス機構4は、鋸刃2による切断が終わるご
とに、所要の後退位置まで後退して被切断材Wを把持
し、この後退位置から切断位置Pの手前側の前進限位置
に至る距離に相当する切断長さだけ被切断材Wを搬送
するわけであるが、送材バイス機構4の前進限位置と切
断位置Pとの間には主バイス機構1の介在によって必然
的に一定の距離があり、また送材バイス機構4側におい
被切断材Wに対する固定バイス4a及び可動バイス
の掴み代に一定幅Sを要することから、切断の進行に
伴い残材Wrの長さが短くなってくると、その残材は送
材バイス機構4によってそれ以上送れなくなる。この送
材バイス機構4によってそれ以上送ることができない残
材Wrの長さ、即ち送り限界長さLmin は、切断機の大
きさや主バイス機構1の配置関係によって多少異なる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】次に、図5〜図11を参照して被切断材引
き出し機構10の具体的構成について説明する。図5は
図1のA−A線拡大断面図、図6は図1のB−B線拡大
断面図である。図7は図6のC−C線方向から見た図、
図8は図6のD−D線断面図、図9は図6のE−E線
向から見た図、図10は図6に示す被切断材引き出し機
構10の一部を示す断面図である。この被切断材引き出
し機構10は、被切断材Wをその直径方向両側から掴持
する一対の掴持部材11,12、及び両掴持部材11,
12を被切断材Wを掴持する閉鎖位置とそれを開放する
開放位置とに開閉駆動する開閉駆動手段13を装備した
可動枠14と、この可動枠14を被切断材Wの搬送方向
と平行な一対のガイドレール15,15に沿って切断位
置Pの前方所要位置から切断位置P側に対し進退駆動す
る可動枠進退駆動手段16(図7)とからなる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、取付基板23の下面側に配設された
両ガイドレール24,24間には、図10に示すように
螺軸26が取付基板23と平行状態で回転自在に配設さ
れ、この螺軸26は、その長さ方向中心部を挟んでその
両側が互いに逆ねじ部26a,26bを形成している。
この逆ねじ部26a,26bにナット27,28が回転
を規制された状態で螺嵌されており、両ナット27,2
8の対向端部間には、前記両ブラケット31,32の一
部を成す係止片31a,32aが突入し、両係止片31
a,32aは、後述のように互いの対向方向には、その
移動が規制されていないが、互いに離反する方向には、
夫々ナット27,28に当接することによってその移動
が規制されるようになっている。また、両ブラケット3
1,32には、掴持部材開閉駆動用エアシリンダ29の
ピストンロッド29aと同軸一体に連結された作動軸3
0が上記螺軸26と平行に延びるように貫通していて、
この作動軸30の先端部が一方のブラケット31に固定
され、エアシリンダ29のシリンダチューブ29bが他
方のブラケット32に固定されている。前記螺軸26
一端部には回転操作用ツマミ33が取り付けられてい
る。尚、図6及び図10において、34は螺軸26を所
要の回転位置にロックするためのロックボルト、35は
ロックボルト34を回転操作するハンドルである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】両掴持部材11,12を開閉操作するにあ
たっては、先ず、被切断材Wの径の大小に応じて両掴持
部材11,12の開放限位置を設定する。即ち、回転操
作用ツマミ33により螺軸26を正逆何れかに回転し
て、両方のナット27,28の間隔を所望に決める。被
切断材Wの径が大きい場合は、その間隔を広くし、径が
小さい場合は、その間隔を狭くする。図10には、被切
断材Wの径が大きい場合を例示している。しかして、こ
の図10に示す状態から、エアシリンダ29を伸縮作動
させると、先ず、ピストンロッド29aと連結している
ブラケット31側の掴持部材11が被切断材Wの側面に
当接し、その直後にシリンダチューブ29bと連結して
いるブラケット32側の掴持部材12が被切断材Wの反
対側側面に当接し、両掴持部材11,12が閉じて被切
断材Wの両側面を掴持固定する。このとき、両ブラケッ
ト31,32の係止片31a,32aは、互いに対向方
向に移動して、開放限位置にある両ナット27,28の
対向端面から離れる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃2による切断位置Pの前後で被切断
    材Wを把持する主バイス機構1と、被切断材Wを把持し
    てこれを切断位置Pに対し搬送する送材バイス機構4と
    を備え、この送材バイス機構4により被切断材Wを予め
    設定された切断長さLずつ搬送して切断を行う切断機に
    おいて、被切断材Wの残材Wrの長さLrと送材バイス
    機構4による残材Wrの送り限界長さLmin との差が被
    切断材Wの切断長さLより短くなったとき(L>Lr−
    min )、切断位置Pの手前側所要位置、又は切断位置
    Pの被切断材搬送方向前方側から切断位置Pを越えて被
    切断材搬送方向と反対方向へ突入した位置で当該残材W
    rの先端部を掴持して被切断材搬送方向へ所要長さα=
    L−(Lr−Lmin )だけ引き出すようにした被切断材
    引き出し機構10を設けてなる切断機。
  2. 【請求項2】 鋸刃2による切断位置Pの前後で被切断
    材Wを把持する主バイス機構1と、被切断材Wを把持し
    てこれを切断位置Pに対し搬送する送材バイス機構4と
    を備え、この送材バイス機構4により被切断材Wを予め
    設定された切断長さLずつ搬送して連続的に切断を行う
    切断機において、被切断材Wの残材Wr′の長さLr′
    が送材バイス機構4の送り限界長さLmin より短く且つ
    切断長さLより十分長いとき(L<Lr′<Lmin )、
    切断位置Pの被切断材搬送方向前方側から切断位置Pを
    越えて被切断材搬送方向と反対方向へ突入した位置で当
    該残材Wr′の先端部を掴持して被切断材搬送方向へ切
    断長さLだけ引き出すようにした被切断材引き出し機構
    10を設けてなる切断機。
  3. 【請求項3】 被切断材引き出し機構10は、被切断材
    Wを直径方向両側から掴持する一対の掴持部材11,1
    2、及び両掴持部材11,12を被切断材Wを掴持する
    閉鎖位置とそれを開放する開放位置とに開閉駆動する開
    閉駆動手段13を装備した可動枠14と、この可動枠1
    4を切断位置の前方所要位置から切断位置P側に対し進
    退駆動する可動枠進退駆動手段16とからなり、可動枠
    14が切断位置Pの手前側まで前進し、両掴持部材1
    1,12が切断位置Pの手前側所要位置、又は切断位置
    Pの被切断材搬送方向前方側から切断位置Pを越えて被
    切断材搬送方向と反対方向へ突入した位置で残材Wr,
    Wr′の先端部を掴持するようになっている請求項1又
    は2に記載の切断機。
  4. 【請求項4】 被切断材引き出し機構10の一対の掴持
    部材11,12は、残材Wr,Wr′を掴持するとき主
    バイス機構1の固定バイス1aに当たらないように、固
    定バイス1aから斜め上方へ離間した傾斜位置に対向配
    置されている請求項2又は3に記載の切断機。
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