JPH1110442A - 鋸盤における前バイスによる定寸切断方法 - Google Patents

鋸盤における前バイスによる定寸切断方法

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JPH1110442A
JPH1110442A JP16276397A JP16276397A JPH1110442A JP H1110442 A JPH1110442 A JP H1110442A JP 16276397 A JP16276397 A JP 16276397A JP 16276397 A JP16276397 A JP 16276397A JP H1110442 A JPH1110442 A JP H1110442A
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JP
Japan
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vise
cutting
vice
sawing machine
end material
Prior art date
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Application number
JP16276397A
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English (en)
Inventor
Toshio Ito
利男 伊藤
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動化をすることにより、人的ミスを無くし
手作業による寸法出しの手間を削除すると共に、セット
にかかる時間を短縮し生産性の向上を図る。 【解決手段】 前バイス3と後バイス21にはそれぞれ
位置検出機構であるエンコーダ11,29を備えている
ので位置管理がなされている。そこで、端材Sより製品
を取り出す時は、後バイス21の先端を所望する切断位
置に位置決めして、端材Wをクランプした前バイス3を
送材方向と逆方向に送材し入力値まで送る。この状態よ
り、後バイス21で端材Wをクランプして切断加工が施
される。而して、自動定寸位置決めができ、人手を要さ
ずとも時間を短縮し生産性の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,鋸盤における前
バイスによる定寸切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、帯鋸盤においては、図6に示され
ているように、後バイス101によりワークWを、帯鋸
盤103に設けた帯鋸刃の鋸刃走行ラインN−N線に所
望の切断部位を合わせるべく送材方向(図6の図中に矢
印で示す。)へ移動し定寸出しを行なっている。そして
本体バイス105によりワークWを挟持固定して、走行
する帯鋸刃によりワークWを切断する。
【0003】なお、前述した切断を繰返すことにより端
材(残材)が残るが、この端材より製品を取り出す際に
は、作業者が金尺等で寸法を測り、切断位置を決めセッ
トして切断しているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の帯鋸盤における端材(残材)より製品を取り出す際
は、作業者によって定寸を測り切断位置決め、セットし
て切断しているので、作業者によるセットミスが発生す
ると共に、手間と時間がかかるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、自動化をすることによ
り、人的ミスを無くし手作業による寸法出しの手間を削
除すると共に、セットにかかる時間を短縮し生産性の向
上を図った鋸盤における前バイスによる定寸切断方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の鋸盤における前バイスによ
る定寸切断方法は、鋸盤における前バイスにて前記鋸盤
で切断された端材又は残材をクランプし、前記前バイス
を送材方向と逆方向へ送り定寸切断を行なう鋸盤におけ
る前バイスによる定寸切断方法にして、 (A)位置検出機構を備えた後バイスをワーク送材方向
前進限にて停止せしめる後バイス設定値停止工程。
【0007】(B)前記後バイス設定値停止工程にある
後バイスを、位置検出機構を備えた前記前バイスにてク
ランプされた前記端材又は残材を所望切断位置に位置決
めするため所定量後退せしめ、前記前バイスを閉状態と
して後退位置にある後バイスへ前記前バイスにてクラン
プされた前記端材又は残材を当接せしめるため、前記前
バイスをワーク送材方向に対して逆方向へ移動する被切
断送材工程。
【0008】(C)前記被切断送材工程にて位置設定さ
れた前記端材又は残材を後バイスを開放すると共に前記
前進限まで移動しクランプする後バイスクランプ工程。
【0009】(D)前記後バイスと前記前バイスとでク
ランプされた前記端材又は残材を切断する切断工程。
【0010】とを、備えてなることを特徴とするもので
ある。
【0011】したがって、前バイスと後バイスはそれぞ
れ位置検出機構を備えているので位置管理がなされる。
そこで端材(残材)より製品を取り出す時は、後バイス
の先端を所望する切断位置に位置決めして、端材(残
材)をクランプした前バイスを送材方向と逆方向に送材
し入力値で送る。この状態より、後バイスで端材(残
材)をクランプして切断加工が施される。
【0012】而して、自動定寸位置決めができ、人手を
要さずに人的ミを無くすと共に、セット時間にかかる時
間を短縮し生産性の向上を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、鋸盤である例えば
堅型帯鋸盤と前,後バイスは既に公知の構成のものであ
るため、詳細な図示と説明を省略する。
【0014】図1を参照するに、堅型帯鋸盤1の前面側
(図1において左側)には前バイス3が移動自在に設け
られている。この前バイスス3は、送材基準線線K−K
に一致する固定バイスジョー5と端材又は残材Wをクラ
ンプ、アンクランプ自在とする可動バイスジョー7とで
構成され、可動バイスジョー7は例えばシリンダ(図示
省略)等にて作動される。
【0015】前記前バイス3の固定バイスジョー5側に
はブラケット9が設けられ、このブラケット9に位置検
出機構である例えばエンコーダ11を備えたモータ13
が立設され、このモータ13の出力軸に係合したピニオ
ン15が架台17の長手方向へ延伸して設けたラック1
9に噛合している。なお、N−N線は鋸刃走行ラインを
示す。
【0016】上記構成により、モータ13を駆動せしめ
るとピニオン15が回転し、ラック19上を転動し前バ
イス3は移動され、エンコーダ11により前バイス3の
位置管理がなされている。
【0017】前記帯鋸盤1の後面側(図1において右
側)には後バイス21が移動自在に設けられている。こ
の後バイス21は、送材基準線K−Kに一致する固定バ
イスジョー23と端材又は残材Wをクランプ、アンクラ
ンプ自在とする可動バイスジョー25とで構成され、可
動バイスジョー25は例えばシリンダ(図示省略)等に
て作動される。
【0018】前記後バイス21の固定バイスジョー23
側にはブラケット27が設けられ、このブラケット27
に位置検出機構である例えばエンコーダ29を備えたモ
ータ31が立設され、このモータ31の出力軸に係合し
たピニオン33が架台35の長手方向へ延伸して設けた
ラック37に噛合している。
【0019】上記構成により、モータ31を駆動せしめ
るとピニオン33が回転し、ラック37上を転動し後バ
イス21は移動され、エンコーダ29により後バイス2
1の位置管理がなされている。
【0020】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、図2乃至図4を参照するに、まず、図2を参照す
るに、後バイス21は、可動バイスジョー25を閉状態
として前進限すなわち鋸刃走行ラインN−N線よりL1
だけ離れた位置に位置決めされている。
【0021】一方、前バイス3は端材(残材)Wをクラ
ンプしている。そして、この端材Wより製品を取り出す
際には、図3に示す動作に入る。なお、端材Wより製品
を取り出すための切断希望位置S−S線は、端材Wの後
端よりL3 の位置にある。
【0022】図3を参照するに、後バイス21を所定位
置後退せしめ、前進限の位置よりL2 だけ後退した位置
にて停止させる。すなわち、L1 +L2 =L3 となり、
このL3 の距離が端材Wの後端より切断希望位置S−S
線までの距離L3 と同一距離となる。
【0023】したがって、前バイス3を送材方向と逆方
向へ移動せしめ前バイス3にクランプした端材Wの後端
面を後バイス21に当接したところで停止せしめると、
端材Wの切断希望位置S−S線と鋸刃走行ラインN−N
線とが一致する。
【0024】上記状態により、図4に示したごとく後バ
イス21の可動バイスジョー25と固定バイスジョー2
3の協働により端材Wをクランプする。
【0025】そして、図5に示したごとく、前バイス3
と後バイス21にて端材Wをクランプして、鋸刃Bにて
切断加工が施される。なお、切断後の残材は前バイスで
自動搬出するようにしても良い。
【0026】上述したごとく、前バイス3による自動設
定定寸位置決めがなされるので、従来のごとく作業者に
よる寸法出しの手間が削除され、材料セットにかかる時
間が短縮し、人的ミスが無くなる。
【0027】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。例えば、鋸
盤として堅型鋸盤を対象として説明したが、横型帯鋸盤
で丸鋸盤にも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の説明より理解
されるように、請求項1によるこの発明によれば、前バ
イスと後バイスはそれぞれ位置検出機構を備えているの
で位置管理がなされる。そこで、端材(残材)より製品
を取り出す時は、後バイスの先端を所望する切断位置に
位置決めして、端材(残材)をクランプした前バイスを
送材方向と逆方向に送材し入力値まで送る。この状態よ
り、後バイスで端材(残材)をクランプして切断加工が
施される。
【0029】而して、自動定寸位置決めができ、人手を
要さず人的ミスを無くすと共に、セットにかかる時間を
短縮し生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、前バイスと後バイス
の平面配置説明図である。
【図2】作用説明図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】作用説明図である。
【図5】作用説明図である。
【図6】従来例を示し、各バイスの平面配置説明図であ
る。
【符号の説明】
1 堅型帯鋸盤(鋸盤) 3 前バイス 11,29 エンコーダ(位置検出機構) 21 後バイス W 端材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸盤における前バイスにて前記鋸盤で切
    断された端材又は残材をクランプし、前記前バイスを送
    材方向と逆方向へ送り定寸切断を行なう鋸盤における前
    バイスによる定寸切断方法にして, (A)位置検出機構を備えた後バイスをワーク送材方向
    前進限にて停止せしめる後バイス設定値停止工程。 (B)前記後バイス設定値停止工程にある後バイスを、
    位置検出機構を備えた前記前バイスにてクランプされた
    前記端材は残材を所望切断位置に位置決めするため所定
    量後退せしめ、前記後バイスを閉状態として後退位置に
    ある後バイスヘ前記前バイスにてクランプされた前記端
    材又は残材を当接せしめるため、前記前バイスをワーク
    送材方向に対して逆方向へ移動する被切断送材工程。 (C)前記被切断送材工程にて位置設定された前記端材
    又は残材を後バイスを開放すると共に前記前進限まで移
    動しクランプする後バイスクランプ工程。 (D)前記後バイスと前記前バイスとでクランプされた
    前記端材又は残材を切断する切断工程。 と、備えてなることを特徴とする鋸盤における前バイス
    による定寸切断方法。
JP16276397A 1997-06-19 1997-06-19 鋸盤における前バイスによる定寸切断方法 Pending JPH1110442A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0696549A1 (de) * 1994-08-10 1996-02-14 Licentia Patent-Verwaltungs-GmbH Vorrichtung zum Aufrichten der Vorderkanten von flachen Sendungen
JP2002273638A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Amada Co Ltd 切断機におけるワーク搬出方法およびその装置
JP2002361521A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Amada Co Ltd 加工システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2002273638A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Amada Co Ltd 切断機におけるワーク搬出方法およびその装置
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