JP3504386B2 - 短尺材の切断方法 - Google Patents

短尺材の切断方法

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JP3504386B2 JP15779495A JP15779495A JP3504386B2 JP 3504386 B2 JP3504386 B2 JP 3504386B2 JP 15779495 A JP15779495 A JP 15779495A JP 15779495 A JP15779495 A JP 15779495A JP 3504386 B2 JP3504386 B2 JP 3504386B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、短尺材の定寸作業を
行う短尺材の切断方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図3および図4には、一般的な切断機で
ある帯鋸盤1が示されている。この帯鋸盤1では、通常
ワークWを定寸だけ送材して切断する。従って、この帯
鋸盤1は主に、ワークWを切断する切断部3と、被切断
部材であるワークWの搬入搬出を行う送材部5から構成
されている。 【0003】前記切断部3は、駆動ホイール7および従
動ホイール9を有する鋸刃ハウジング11を有し、この
駆動ホイール7および従動ホイール9には帯鋸刃BSが
走行自在に巻回されている。従って、図示しない駆動装
置が駆動ホイール7を回転させることにより帯鋸刃BS
を走行させてワークWを切断するものである。 【0004】前記送材部5は、ワークWを載置支持する
ための搬入テーブル13と、この搬入テーブル13上に
載置されたワークWを挟持固定すると共に前記切断部3
に定寸送材するための送材バイス機構15と、切断時に
ワークWを挟持固定すると共に切断後には製品受台17
上の製品たるワークWを搬出するための前バイス機構1
9、および製品受台17から構成されている。 【0005】また、図2を併せて参照するに、前記搬入
テーブル13の前端部(図2中帯鋸刃BSの右側)には
搬入側スライドプレート21が設けられ、前記製品受台
17の後端部(図2中帯鋸刃BSの左側)には搬出側ス
ライドプレート23が設けられている。 【0006】搬入テーブル13は、ワークWを載置支持
するための支持ローラ25,25…と、この支持ローラ
25を回転自在に支持するフレーム27を有している。 【0007】前述の各バイス機構15,19は、いずれ
も基準側の固定バイスジョー15F,19Fと、この固
定バイスジョー15F,19Fに対して接近離反自在に
設けられている可動バイスジョー15M,19Mから構
成されている。 【0008】なお、前記製品受台17は搬入テーブル1
3の支持ローラ25よりも若干低めに設けられているの
が一般的である(図2参照)。 【0009】以上説明したような帯鋸盤1を用いて、短
尺材Wの切断加工を行う場合には、搬入側から短尺材を
手で押し込み、スケールを用いて手作業により定寸作業
を行うのが一般的であった。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、作業者が手で押し込むため
重労働であり大変であった。また、帯鋸刃BSのそばで
作業を行わねばならないため危険を伴っていた。さら
に、スケール等で定寸するため時間がかかり作業効率が
悪いのみならず定寸が不正確であった。また、従来機に
おいては、送材バイス機構15により送材長さには限度
があるため、100mm以下の短尺材については先端位
置決めができないというような問題があった。 【0011】 この発明の目的は、以上のような従来の
技術に着目してなされたものであり、従来機を用いて短
尺材の定寸作業を容易で安全に且つ正確に行うことがで
きる短尺材の切断方法を提供するものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1によるこの発明の短尺材の切断方法は、ワ
ークを搬入する送材バイス機構と切断された製品を搬出
する前バイス機構を有する切断機を用いて、前記前バイ
ス機構の搬出方向前進位置において短尺材であるワーク
をクランプした後、この前バイス機構を後退させて送材
バイス機構によりワークをクランプし、この送材バイス
機構を一端後退させた後に前進させてワーク位置決め手
段によりワーク前端位置を確認し、この確認されたワー
ク前端位置に基づいて送材バイス機構により切断長さだ
け送材して切断することを特徴とするものである。 【0013】また、請求項2によるこの発明の切断機の
送材装置は、搬入するワークを移動自在に支持する搬入
テーブルと、この搬入テーブル上のワークを搬入する送
材バイス機構と、切断時にワークを挟持固定すると共に
切断後製品を搬出する前バイス機構と、前記製品を支持
する製品受台とを有する切断機の送材装置であって、前
記製品受台を上下動自在に設けると共に、この製品受台
を前記搬入テーブルより低い位置から高い位置まで移動
させる高さ調整機構を備えてなることを特徴とするもの
である。 【0014】 請求項1によるこの発明の短尺材の切断
方法では、送材バイス機構が切断機にワークを搬入し、
前バイス機構が切断された製品を搬出する切断機を用い
て、まず、前記前バイス機構の搬出方向前進位置におい
て短尺材であるワークをクランプした後、この前バイス
機構を後退させて送材バイス機構によりワークをクラン
プし直し、この送材バイス機構を一端後退させた後に前
進させてワーク位置決め手段によりワーク前端位置を確
認し、この確認されたワーク前端位置に基づいて送材バ
イス機構により切断長さだけワークを送材して切断する
ものである。 【0015】 【0016】 【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。 【0017】図2には、この発明に係る短尺材の切断方
法に用いる切断機の送材装置が示されている。なお、一
般的な切断機である帯鋸盤1については従来技術の欄で
すでに説明しているので、共通の部位には同一の符号を
付して重複する説明は省略することとする。 【0018】一般に帯鋸盤1においては、ワークWを正
規の搬入方向(図2中左方向)に搬入する際の便宜か
ら、搬入側スライドプレート21に比して搬出側スライ
ドプレート23を若干低く設定してある。従って、搬出
側から短尺材のワークWを搬入する場合には、搬入側ス
ライドプレート21に引っ掛かって倒れてしまう場合が
ある。これは、ワークWの長さが短い程、また径が大き
い程その傾向が強い。 【0019】このため、図2に示されるような高さ調整
機構を帯鋸盤1の製品受台17に設けてある。この高さ
調整機構として、図2に示す例では、図示しない駆動モ
ータにより回転駆動されるカム29により製品受台17
を上下動するものである。 【0020】次に、図1に基づいて、短尺材であるワー
クWの定寸動作について説明する。先ず、カム29を回
転させて搬出側のパスラインである製品受台17の上面
を搬入側のパスラインよりも高い位置に上昇させる(ス
テップS1)。 【0021】また、前バイス機構19を最も後退(図
2,図4中右方向へ移動)させ、この後退端位置におい
て最も前進(図2,図4中左方向へ移動)させた前進端
位置における送材バイス機構15がクランプし直すこと
ができるように、前バイス機構19がワークWをクラン
プする(ステップS2)。この時、送材バイス機構15
の可動バイスジョー15Mを移動させて全開またはワー
クWの径よりも大きく開けておく。 【0022】続いて、ワークWをクランプした状態で前
バイス機構19を後退端位置にて、ワークWを送材バイ
ス機構15にとどかせて、送材バイス機構15によりワ
ークWをクランプする(ステップS3)。前バイス機構
19の可動バイスジョー19Mを移動させてワークWを
アンクランプし、送材バイス機構15を後退させて、カ
ム29を回転させて製品受台17を搬入側のパスライン
よりも低い位置まで下降させる(ステップS4)。ワー
ク位置決め手段としてワークWの先端を検出するセンサ
等がある場合(ステップS5)はそのセンサ等が検出す
るまで(ステップS6)送材バイス機構15を後退させ
る(ステップS7)。 【0023】一方、前記センサが設けられていない場合
には、一旦最後端まで後退させる(ステップS8)。そ
して、前バイス機構19をワーク位置決め手段として使
用すべく全閉にするか、若しくはワーク位置決め手段と
してワーク突当て部材(図示せず)を設けてある場合に
はその突当て部材を出し、ワークWの前端が当接するま
で送材バイス機構15を前進させる(ステップS9)。 【0024】これによりワークWの前端位置を知った
後、前バイス機構19を全開して所定の切断長さだけ送
材バイス機構15を前進させ、前バイス機構19により
クランプしてから短尺材であるワークWの切断を行う
(ステップS10)。 【0025】このような切断機の送材装置によれば、前
バイス機構19により適正にワークWをクランプした後
は、自動で短尺材の切断加工を行うことができる。この
ため、煩わしい手作業による定寸作業から解放され、帯
鋸刃BSの下にもぐり込んで作業する必要がなくなり作
業の安全性が改善される。また、短尺材であるワークW
の正確な切断を行うことができる。 【0026】また、製品受台17はカム29により高さ
調整自在となっており、前バイス機構19によりクラン
プされたワークWを搬入する際に製品受台17側を高く
することができるのでワークWを逆向きに搬入すること
が可能になる。 【0027】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、前述のカム
29による高さ調整機構の代わりに以下のようなものも
考えられる。 【0028】図5に示される高さ調整機構では、複数の
上下ガイド31およびガイドレール33により上下動自
在に設けられている製品受台17を、この製品受台17
の下側に設けられている油圧や空気圧により作動する流
体圧シリンダ35により上下動するものである。 【0029】図6に示される高さ調整機構では、ジャッ
キアップ方式を採用しており、ハンドル37を回してネ
ジ39を回転させることによりリンク41を作動させて
製品受台17の高さを上下動させるものである。 【0030】図7に示される高さ調整機構では、リンク
式レバー方式を採用したものであり、レバー43を上下
動させることによりリンク機構45を作動させて製品受
台17を上下動するものである。 【0031】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる短尺材の切断方法では、ワークを搬入する送材バイ
ス機構と切断された製品を搬出する前バイス機構を有す
る切断機を用いて短尺材であるワークの切断を行うに際
し、前記前バイス機構の搬出方向前進位置において短尺
材であるワークをクランプした後、この前バイス機構を
後退させて搬入するので、ワークの長さが短くてもワー
クの後端部を送材バイス機構によりクランプすることが
できる。また、ワークをクランプした送材バイス機構を
一端後退させて、ワーク位置決め手段によりワーク前端
位置を正確に確認するので、この確認されたワーク前端
位置に基づいて送材バイス機構を前進させることにより
短尺材であるワークの切断が正確に行われることとな
る。これに伴い、作業者が鋸刃をくぐってワークを差し
込む作業がなくなるので、作業の安全性が向上するし、
短尺材の切断加工が自動化できる。 【0032】
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係る短尺材の切断方法を示すフロー
チャートである。 【図2】この発明に係る短尺材の切断に用いる切断機の
送材装置の一例を示す側面図である。 【図3】従来より一般的な帯鋸盤を示す正面図である。 【図4】従来より一般的な帯鋸盤を示す側面図である。 【図5】この発明に係る短尺材の切断に用いる切断機の
送材装置における高さ調整機構の別の例を示す説明図で
ある。 【図6】この発明に係る短尺材の切断に用いる切断機の
送材装置における高さ調整機構の別の例を示す説明図で
ある。 【図7】この発明に係る短尺材の切断に用いる切断機の
送材装置における高さ調整機構の別の例を示す説明図で
ある。 【符号の説明】 1 帯鋸盤(切断機) 13 搬入テーブル 15 送材バイス機構 17 製品受台 19 前バイス機構 29,35,41,45 高さ調整機構 W ワーク

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ワークを搬入する送材バイス機構と切断
    された製品を搬出する前バイス機構を有する切断機を用
    いて、前記前バイス機構の搬出方向前進位置において短
    尺材であるワークをクランプした後、この前バイス機構
    を後退させて送材バイス機構によりワークをクランプ
    し、この送材バイス機構を一端後退させた後に前進させ
    てワーク位置決め手段によりワーク前端位置を確認し、
    この確認されたワーク前端位置に基づいて送材バイス機
    構により切断長さだけ送材して切断することを特徴とす
    る短尺材の切断方法。
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