JPH07237033A - 切断機における端材保持装置 - Google Patents

切断機における端材保持装置

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JPH07237033A
JPH07237033A JP3012094A JP3012094A JPH07237033A JP H07237033 A JPH07237033 A JP H07237033A JP 3012094 A JP3012094 A JP 3012094A JP 3012094 A JP3012094 A JP 3012094A JP H07237033 A JPH07237033 A JP H07237033A
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fixed
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Masaki Okubo
政紀 大窪
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Daito Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成のもとに、直角切りおよび角度切
りのいずれの場合でも、端材を常に一定の姿勢で所定の
位置に位置決め保持することのできる、切断機における
端材保持装置を提供する。 【構成】 固定ジョー11とこれに対向して接近・離隔
自在の移動ジョー12とからなる少なくとも一つのバイ
ス10により、切断すべき材料Wをベッド4上で挟持固
定した状態で切断工具によって切断する切断機におい
て、バイス10の固定ジョー11側に、当該固定ジョー
11の挟持面Gから移動ジョー12側に突出し、かつ、
上下方向に摺動自在の押え部材31と、アクチュエータ
34の駆動によりその押え部材31を上下動させるため
の上下動機構(押え棒32等)を設け、押え部材31と
ベッド4との間で材料の端部を上下方向に挟持し得るよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯鋸盤をはじめとする切
断機において、H形鋼等の被切断材の端材を保持するた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】H形鋼等の被切断材料を帯鋸盤等の切断
機で切断する場合、材料の先端および後端の端面が良好
な面を呈していない場合、その端面部分を薄く切断す
る、いわゆる端切りが行われている。
【0003】このような端切りによって切断された薄い
材料、つまり端材については、従来、端切りの完了後に
作業者が取り除き、切断ライン外に設けた受箱等に捨て
る等によって処理していた。
【0004】しかし近年、この種の切断機による切断作
業の自動化の要望の高まりを受けて、端材の処理につい
ても自動化できる装置が実用化されてきつつある。この
ような端材処理の自動化は、例えばロボットハンド等に
よって端材を切断ライン外の所定位置に持ち去ることに
よって行われることが一般的であるが、ロボットハンド
等により端材を持ち去るためには、端切り完了時点にお
いて端材が一定の姿勢で定められた位置に存在している
必要がある。そこで、従来の切断機では、例えば図7
(A)および(B)に平面図で示すように、被切断材料
Wを挟持固定するメインバイスMと、切断工具による切
断面Cを挟んでメインバイスMよりも送材方向前方に設
けられた前バイスFを備えた切断機において、材料の後
端部の端切り時には、(A)に示すように、メインバイ
スMによって、端材となる部分を挟持し、前バイスFに
よって被切断材料Wの本体部分を挟持した状態で端切り
するとともに、端切り完了後に材料Wを送材した後、メ
インバイスMにより挟持された端材を、例えば前バイス
F側から進出してくるロボットハンド等の搬出手段(図
示せず)によってライン外に持ち去り、また、材料の先
端部の端切り時には、(B)に示すように、前バイスF
によって、端材となる部分を、メインバイスMによって
材料Wの本体部分を、それぞれ挟持した状態で端切りし
た後、前バイスFに挟持されている端材をロボットハン
ドによってライン外に持ち去る等の方法が採用されてい
る。
【0005】また、従来、このような既存の各バイスを
利用した端材の保持方法のほか、専ら端材を保持するた
めの装置を設けることが既に提案されている(特開平4
−283018号)。この提案では、前バイスに設けた
鉛直の旋回ポストを中心として回動自在に旋回フレーム
を支承し、その旋回フレームには、固定ボルトを締めつ
けることにより任意の高さで固定できる支持ベースを上
下動自在に設け、更にその支持ベースには、それぞれ一
対のレバーを操作することによって板材を上下のジョー
で挟持できるようにした複数の材料保持装置を設けてい
る。そして、端切りに際しては、旋回フレームを旋回さ
せて各材料保持装置を材料の先端部に接近させ、その材
料先端部(端切りによって端材となる部分)を各材料保
持装置により上下から挟持するとともに、端切り完了後
には旋回フレームを旋回させて送材領域外に退避させる
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な従来の端材処理方式のうち、既存のバイスを利用する
方式においては、図7に示したような直角切りにおいて
は端材の保持が可能であるものの、先端または後端が既
に斜めに切断されている材料の端切りを行う場合には、
以下に示すように端材を一定の姿勢で所定位置に位置決
め保持しておくことができず、ロボットハンド等によっ
て自動的に端材を処理することができないという問題が
ある。
【0007】すなわち、H形鋼等の材料の角度切りが可
能な切断機においては、一般に、図8に示すように、メ
インバイスMの固定ジョーMfを切断機の基台等に固定
するとともに、移動ジョーMmは切断工具とともに基台
に対して旋回自在のベッド上に支承される。そのため、
角度切りを行うべくベッドBを旋回させた状態で、材料
Wの後端の端切りを行う場合、図8(A)に示すよう
に、メインバイスMによって材料Wの後端部を無理に挟
持したとしても、端切りによって生じた薄い端材は、傾
斜した状態で移動ジョーMmと固定ジョーMfの間で挟
持された状態となり、実際にはこれらのジョー間でうま
く挟持固定することはできず、脱落してしまう。また、
材料の先端の端切りを行う場合にも、図8(B)に示す
ように、前バイスFによって材料Wの先端部を挟持する
ことはできない。従ってこのような角度切りを行う場合
にはいずれも、端材は無拘束状態となり、一定の姿勢で
定められた位置に保持しておくことはできず、ロボット
ハンド等による処理が不可能となってしまう。
【0008】また、前記した直角切りにおいても、薄い
端材をメインバイスMや前バイスFで挟持したとき、そ
の挟持力によって端材が変形し、結果として一定の姿勢
で所定位置に安定して保持できないという問題もある。
【0009】一方、専用の材料保持装置を設ける提案方
式では、端材が脱落してしまう恐れはないものの、材料
の上下からの挟持機構のほか、退避のための旋回機構、
および挟持すべき材料の高さに合わせるべく材料保持装
置(支持ベース)の上下動機構を必要とし、構造が複雑
となるばかりでなく、H形鋼等の切断に際しては材料保
持装置の高さをいちいち調節する必要があって煩わしい
等の欠点がある。更に、端材部分の挟持から切断後の退
避そして端材の開放という一連の動作を自動化するに
は、複数の材料保持装置の挟持・開放のためのアクチュ
エータのほか、少なくとも退避のための旋回用のアクチ
ュエータが必要となって装置が大型化し、これらを前バ
イスの固定ジョーに装着することは実質的に極めて困難
であり、しかもH形鋼等の切断に際しては、そのウエブ
部を上下に挟持しなければならない関係上、各材料保持
装置の高さ調整という動作は人手によらざるを得ない。
また更に、この提案は材料の先端部の端切りに際しては
端材部分の保持は可能であるものの、その構造上、その
まま後端部の端切りには使用することはできない。
【0010】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、その主たる目的は、簡単な構成の追加により、
直角切りおよび角度切りのいずれの場合でも、端材を常
に一定の姿勢で所定の位置に位置決め保持することので
きる、切断機における端材保持装置の提供を目的として
いる。
【0011】また、本発明の他の目的は、端材処理を容
易に自動化することができ、更に、材料の後端部の端材
処理にも有効な切断機における端材保持装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例図面である図1〜図3を参照しつつ
説明すると、本発明の切断機における端材保持装置は、
固定ジョー11とこれに対向して接近・離隔自在の移動
ジョー12とからなる少なくとも一つのバイス10によ
り、切断すべき材料をベッド4上で挟持固定した状態で
切断工具によって切断する切断機において、切断すべき
材料Wの端材を保持する装置であって、上記バイス10
の固定ジョー11側に、当該固定ジョー11の挟持面G
から移動ジョー12側に突出し、かつ、上下方向に摺動
自在の押え部材31と、この押え部材31をアクチュエ
ータ34の駆動によって上下動させるための上下動機構
(押え棒32等)が設けられ、材料の端材切断時に、切
断により端材となる材料の端部を押え部材31とベッド
4との間で保持するように構成されていることによって
特徴づけられる。
【0013】ここで、本発明においては、押え部材31
とその上下動機構を設けるバイスは、図1、図2の例の
ようにメインバイス10のほか、図4、図5に例示する
ように、前バイス20であってもよく、また、図6に示
すように、その双方に設けてもよい。
【0014】
【作用】固定ジョー11の材料挟持面から移動ジョー1
2側に突出して上下動自在の押え部材31は、バイス1
0を通常のバイスとして機能させる場合には、挟持面に
よる材料Wの挟持を妨げないように上方に退避させる。
角度切りの場合の端切り時には、図2、図4に示すよう
に、押え部材31を下降させて材料Wの端部をその上方
から押圧する。これにより、端切りによって生じる端材
は、固定ジョー11と移動ジョー12との間で挟持され
ないものの、押え部材31とベッド4の上面との間で上
下方向に挟持固定された状態となり、ロボットハンド等
による端材の自動排出処理が可能となる。ここで、押え
部材31は、材料の押圧動作と退避動作とがともに上下
動であるため、一次元の移動機構と1つのアクチュエー
タで両動作に兼用させることができ、しかも材料をベッ
ド4との間で上から押えつけることによって材料を挟持
するため、高さ調整等が不要となって、構造が簡単で全
自動化が容易となる。
【0015】また、端材保持装置30は端材を保持する
ときにのみ用いられることから、その挟持力を薄い端材
の強度に合わせて設定することができるため、直角切り
の端切り時においても、メインバイス10等によって端
材を保持する場合のように端材が変形する等の不具合も
生じない。
【0016】
【実施例】図1および図2は本発明を帯鋸盤に適用した
場合の実施例の要部構成を示す平面図で、図1は材料W
の後端部を直角切りで端切りする状態、図2は同じく材
料Wの後端部を角度切りで端切りする状態をそれぞれ示
している。
【0017】帯鋸刃による切断面Cを挟んでその両側に
メインバイス10と前バイス20とが設けられており、
材料Wは、後述するように前バイス20によって、矢印
で示す向きに送材される。
【0018】メインバイス10は、切断機の基台(図示
せず)に固定された固定ジョー11と、基台に対して旋
回中心軸Pを中心として旋回自在のベッド4上に設けら
れた移動ジョー12によって構成され、移動ジョー12
は、ベッド4上で固定ジョー11に接近または離隔する
方向に摺動自在に支承されており、油圧シリンダ(図示
せず)の駆動によって固定ジョー11に対して接近し
て、固定ジョー11との間でベッド4上の材料Wを挟持
固定する。
【0019】前バイス20は、固定ジョー21とこれに
対向して接近・離隔自在の移動ジョー22によって構成
されているとともに、その全体が搬出用ローラ台50を
下から包み込むように配置され、送材シリンダ(図示せ
ず)の駆動によって材料Wの長手方向、すなわち矢印で
示す図中左右方向に移動可能となっている。すなわち、
この前バイス20の固定ジョー21と移動ジョー22の
間で材料Wを挟持した状態で送材シリンダを駆動するこ
とによって、その材料Wを長手方向に送材することがで
きる。
【0020】さて、この実施例では、メインバイス10
の固定ジョー11に端材保持装置30が設けられてい
る。端材保持装置30は、図3に固定バイスジョー11
の近傍を抽出して送材方向前方から見た正面図(A)
と、その平面図(B)および左側面図(C)を示すよう
に、固定ジョー11の材料挟持面Gから移動ジョー12
側に突出するように配置された押え部材31と、その押
え部材31が下端部に装着され、かつ、固定ジョー11
内に上下方向に伸びるように形成されたTスロット33
に沿って上下動自在の押え棒32と、固定ジョー11内
に鉛直の姿勢で保持された油圧シリンダ34を主体とし
て構成され、油圧シリンダ34のピストンロッドは上方
に伸び、その先端部はブラケット35によって押え棒3
2と連結されている。このような構成により、油圧シリ
ンダ34を伸縮駆動すると、ブラケット35を介して押
え棒32がTスロット33に沿って上下動し、これによ
って押え部材31が固定ジョー11の材料挟持面Gに沿
って上下動する。
【0021】以上のような端材保持装置30は、端切り
時における端材の保持時においてのみ使用される。すな
わち、図3に示すように、端切りのために材料Wをその
長手方向に送材して位置決めした状態で、実際の切断を
行う前に、油圧シリンダ34を駆動して、端切りすべき
材料の後端部を押え部材31によって上方から押えつけ
る。これにより、図1に示す直角切り時における材料W
の後端部の端切り、および、図2に示す角度切り時にお
ける材料Wの後端部の端切りのいずれにおいても、端切
りが完了した時点では、端材は押え部材31とベッド4
の間で上下方向に挟持され、倒れたり落下するようなこ
とがなく、一定の位置に保持される。端材をライン外へ
搬送するためのロボットハンド等の端材搬出手段が、例
えば前バイス20側から移動してくる場合には、前バイ
ス20で挟持している材料Wを前方に搬送した後、その
搬出手段によって端材を持ち去ればよい。
【0022】なお、メインバイス10を、固定ジョー1
1と移動ジョー12との間で材料Wを挟持する、通常の
バイスとして使用する場合には、押え部材31を材料W
の高さより上方に移動させておくことによって、押え部
材31が材料Wに干渉することを避けることができる。
【0023】ここで、以上の実施例では、メインバイス
10の固定ジョー11に端材保持装置30を設け、材料
Wの後端部の端切り時に生じる端材を保持するようにし
た例を示したが、端材保持装置30を前バイス20の固
定ジョー21に装着すると、以下に示すように材料Wの
先端部の端切り時に生じる端材を保持することができ
る。
【0024】図4および図5は、端材保持装置30を前
バイス20側に装着した、本発明の他の実施例の要部構
成を示す平面図で、図4は材料Wの先端部を直角切りで
端切りする状態、図5は同じく材料Wの先端部を角度切
りで端切りする状態を示している。
【0025】この例では、図3に示した端材保持装置3
0と全く同じものを前バイス20の固定ジョー21に設
けており、この端材保持装置30は材料Wの先端部の端
切り時においてのみ用いられる。すなわち、材料Wの先
端部の端切り時において、材料Wを端切りすべくその長
手方向への位置決めを行った後に、押え部材31を下方
に移動させて材料Wの先端部を上方から押しつける。こ
れにより、図4に示す直角切り設定状態、および図5に
示す角度切り設定状態のいずれにおいても、材料先端部
の端切りによって生じた端材は、押え部材31とベッド
4との間で確実に一定位置に挟持固定されることにな
り、先の例と同様にしてロボットハンド等の搬出手段に
よる端材のライン外への搬出が容易となる。
【0026】本発明の端材保持装置30は、以上の各実
施例のようにメインバイス10または前バイス20のい
ずれか一方に設けるほか、これらの双方の固定ジョー1
1および21に設けることができ、これによって材料W
の先端部と後端部双方の端切り時のいずれにおいても端
材の保持が可能となる。この場合、図6(A)および
(B)にそれぞれ直角切りによる端切り時の状態を各固
定ジョー11,21側から見た側面図を示すように、後
端部の端切りに際しては、図6(A)に示すように、メ
インバイス10側の端材保持装置30により材料Wの後
端部を保持し、前バイス20側の端材保持装置30の押
え部材31は上昇させておく一方、材料Wの先端部の端
切りに際しては、同図(B)に示すように、前バイス2
0側の端材保持部材30により材料Wの先端部を保持
し、メインバイス10側の端材保持装置30の押え部材
31は上昇させておけばよい。勿論、角度切りによる端
切り時においても、上記と同じ使い方によって、図2な
いしは図5に示した場合と全く同様に材料Wの先端部お
よび後端部の端材の保持が可能となる。
【0027】なお、以上の各実施例において、端材保持
装置30の油圧シリンダ34に代えて、空圧シリンダや
電動ネジ等の他の直動型アクチュエータを使用できるこ
とは勿論である。
【0028】また、本発明の端材保持装置は、帯鋸盤に
限らず、バイスを有する任意の切断機に適用し得ること
は言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定ジョーとこれに対向して接近・離隔自在の移動ジョ
ーとからなる少なくとも一つのバイスにより、切断すべ
き材料をベッド上で挟持固定した状態で切断工具によっ
て切断する切断機において、バイスの固定ジョー側に、
当該固定ジョーの挟持面から移動ジョー側に突出し、か
つ、上下方向に摺動自在の押え部材を設けるとともに、
その押え部材をアクチュエータの駆動により上下動させ
るための上下動機構を設け、端切り時に押え部材によっ
て材料の端部を上から押しつけることによって、端切り
後に生じる端材をその押え部材とベッドとの間で上下方
向に挟持し得るよう構成したから、直角切りおよび角度
切りのいずれにおける端切りに際しても、端材を変形さ
せたり倒したりすることなく、確実に一定の姿勢で所定
の位置に保持することが可能となり、ロボットハンド等
の一つの端材搬出手段を用いて、信頼性の高い自動端材
処理を行うことが可能となった。しかも、本発明の端材
保持装置は、材料の保持動作と不要時における退避動作
とが共通の上下方向であり、かつ、材料の保持動作は、
材料をベッドに対して上から押えつける動作であるか
ら、構成が簡単であり、また、材料の高さや厚さ、形状
等が変わっても何ら調整を要することがなく、無人運転
による全自動の切断機にも容易に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部構成を示す平面図で、材料
Wの後端部を直角切りで端切りする状態を示す図
【図2】同じく本発明実施例の要部構成を示す平面図
で、材料Wの後端部を角度切りで端切りする状態を示す
【図3】その端材保持装置30近傍の送材方向前方から
見た正面図(A)と、その平面図(B)および左側面図
(C)
【図4】本発明の他の実施例の要部構成を示す平面図
で、材料の先端部を直角切りで端切りする状態を示す図
【図5】同じく本発明の他の実施例の要部構成を示す平
面図で、材料の先端部を角度切りで端切りする状態を示
す図
【図6】本発明の更に他の実施例の要部構成を固定バイ
スジョー11ないしは21の外側(右側)から見た側面
図で、(A)は直角切り時における材料後端部の端切り
状態、(B)は同じく直角切り時における材料先端部の
端切り状態を示す図
【図7】従来の切断機における直角切り時における端切
りに際しての端材の保持方法の説明図
【図8】同じく従来の切断機における角度切り時におけ
る端切り状態の説明図
【符号の説明】
4 ベッド 10 メインバイス 11 固定ジョー 12 移動ジョー 20 前バイス 21 固定ジョー 22 移動ジョー 30 端材保持装置 31 押え部材 32 押え棒 33 Tスロット 34 油圧シリンダ 35 ブラケット C 切断面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ジョーとこれに対向して接近・離隔
    自在の移動ジョーとからなる少なくとも一つのバイスに
    より、切断すべき材料をベッド上で挟持固定した状態で
    切断工具によって切断する切断機において、切断すべき
    材料の端材を保持する装置であって、上記バイスの固定
    ジョー側に、当該固定ジョーの挟持面から移動ジョー側
    に突出し、かつ、上下方向に摺動自在の押え部材と、こ
    の押え部材をアクチュエータの駆動によって上下動させ
    るための上下動機構が設けられ、材料の端材切断時に、
    切断により端材となる材料の端部を上記押え部材とベッ
    ドとの間で保持するように構成されていることを特徴と
    する切断機における端材保持装置。
  2. 【請求項2】 切断工具によって形成される材料切断面
    を挟んで送材方向前後に2つのバイスが設けられ、その
    各バイスのうち、送材方向後方のバイスの固定ジョー
    に、上記押え部材とその上下動機構が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の切断機における端材
    保持装置。
  3. 【請求項3】 切断工具によって形成される材料切断面
    を挟んで送材方向前後に2つのバイスが設けられ、その
    各バイスの固定ジョーのそれぞれに、上記押え部材とそ
    の上下動機構が設けられていることを特徴とする、請求
    項1に記載の切断機における端材保持装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008014595A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 切断装置用送りクランプ装置
CN104162713A (zh) * 2014-08-11 2014-11-26 中船澄西船舶修造有限公司 管子斜角切割装置

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