JPH07223114A - シャーリングマシンにおける板材送り方法およびその板材送り装置 - Google Patents

シャーリングマシンにおける板材送り方法およびその板材送り装置

Info

Publication number
JPH07223114A
JPH07223114A JP1428594A JP1428594A JPH07223114A JP H07223114 A JPH07223114 A JP H07223114A JP 1428594 A JP1428594 A JP 1428594A JP 1428594 A JP1428594 A JP 1428594A JP H07223114 A JPH07223114 A JP H07223114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
positioning device
shearing machine
workpiece
ram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1428594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Maeda
義弘 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP1428594A priority Critical patent/JPH07223114A/ja
Publication of JPH07223114A publication Critical patent/JPH07223114A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shearing Machines (AREA)
  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断幅が狭くても反り、捩れの発生がなく、
切断幅精度の向上を図り、板押えにかからない幅の狭い
ワークの切断を可能とし、安全性の向上を図ると共に騒
音の発生を防止し、仕分け作業が不要となり、機械の省
スペース化を図る。 【構成】 ラム5に備えた上刃3に相対して下部テーブ
ル9に下刃7を設け、この下刃7の前方側にワークWを
載置するテーブル11を備えたシャーリングマシン1に
おいて、ワークWの位置決めを行なうワーク突当て部材
49と、ワークWの縁端をクランプするクランプ装置5
1とを備えたワーク位置決め装置45を設け、このワー
ク位置決め装置45を前後方向へ移動自在に設けてなる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャーリングマシン
における板材送り方法およびその板材送り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のシャーリングマシンは、機台の前
方にはワークを支承するテーブルが設けられ、後方には
左右の側板を連結するクラウン部が設けてあり、前記側
板に案内され例えば流体圧シリンダに駆動され昇降する
ラムの下部に上刃が設けてある。また、クラウン部の前
方には板押え装置が設けてあって、テーブルの上面上に
ワークを固定し、テーブルの後方端に設けた下刃と前記
上刃との間でワークを切断する。
【0003】すなわち、シャーリングマシンのフロント
ゲージ側よりワークを挿入し、剪断された製品は後方の
シュータやコンベアにて搬出される。通常ワークは下刃
を支持するテーブル上に置かれ、バックゲージやフロン
トゲージにより位置決め後剪断加工が施される。
【0004】例えば、実公昭63−27933号公報、
実開平3−33020号公報に記載されているバックゲ
ージを備えたシャーリングマシンが知られていて、いず
れもワークを下刃側から上刃側へ送材し、バックゲージ
に付き当て位置決めしてワークに剪断加工を施してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のシャーリングマシンの剪断方法では、製品の取出し
あるいは試し加工等は、機械の後方へ取りにいかなくて
はならない。また、上刃にはレーキ角が付いているの
で、未剪断部がテーブル上に残っている状態で、既に剪
断している側を下方へ押し下げるため、特に幅の狭い製
品を加工する際には、製品に反り、捩れが発生してしま
う不都合があった。
【0006】更に、ワークが斜めになって切断されるた
め、切断開始部分と切断終了部分とで切断幅精度が変化
するという問題があった。
【0007】なお更に、最終切断のテーブル上のワーク
残材部が板押えの中心までないと切断できず、刃の近く
まで指を近ずけて作業しなければならないため非常に危
険で安全性に問題があった。
【0008】その他、切断完了後のワークがシュータ又
は他面へ落下するため騒音が発生したり、切断材を取り
出すためにラムの後方へ入らなければならず安全性に欠
け、耳切り端材と製品とが混在するために仕分け作業が
必要となるという問題があった。加えて、機械の後方に
広い場所を必要とし省スペース化を図れないという問題
もあった。
【0009】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、ワークを後方より送ることも可能にし、切断幅が
狭くても反り、捩れの発生がなく、切断幅精度の向上を
図り、板押えにかからない幅の狭いワークの切断を可能
とし、安全性の向上を図ると共に騒音の発生を防止し、
仕分け作業が不要となり、機械の省スペース化を図った
シャーリングマシンにおける板材送り方法およびその板
材送り装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明のシャーリングマシンにおける板材送り方法
は、ラムに備えた上刃に相対して下部テーブルに下刃を
設け、この下刃の前方側にワークを載置するテーブルを
備えたシャーリングマシンにおいて、前記上刃側より下
刃側へワークを送材かつ位置決めをして、ワークあるい
は製品側が前記テーブル上に載置された状態で上刃と下
刃との協働によりワークに剪断加工を行なうことを特徴
とするものである。
【0011】また、この発明にシャーリングマシンにお
ける板材送り方法は、前記ワークを搬入するため、前後
方向へ移動自在に設けられたワークの突当て位置決めと
ワークの送り込み位置決めとを兼ねたワーク位置決め装
置で、ワークが下刃側から上刃側へ送材される場合、前
記ワーク位置決め装置をワーク突当て部材として作用
し、ワークを前方へ排出するためワークが上刃側から下
刃側へ送材される場合、前記ワーク位置決め装置を、ワ
ークをクランプしワーク送り込み用として作用し、前記
両方向のワーク送材作用を適宜選択して送材することを
特徴とするものである。
【0012】更に、この発明のシャーリングマシンにお
ける板材送り装置は、ラムに備えた上刃に相対して下部
テーブルに下刃を設け、この下刃の前方側にワークを載
置するテーブルを備えたシャーリングマシンにおいて、
ワークの位置決めを行なうワーク突当て部材と、ワーク
の縁端をクランプするクランプ装置とを備えたワーク位
置決め装置を設け、このワーク位置決め装置を前後方向
へ移動自在に設けてなることを特徴とするものである。
【0013】前記シャーリングマシンにおける板材送り
装置において、前記ワーク位置決め装置を前記ラムに設
けると共にラムに対して上下動自在に設けてなること、
前記ラムに回転自在な前後方向へ延伸したネジ部材が装
着され、このネジ部材にナット部材が螺合し、このナッ
ト部材にワーク位置決め装置を構成する部材であるワー
ク突当て部材とクランプ装置が支持棒を介して垂設さ
れ、この支持棒は前記ナット部材に対して上下方向へ移
動自在な間隔を保って装着されていることが望ましいも
のである。
【0014】
【作用】この発明をシャーリングマシンにおける板材送
り方法およびその板材送り装置とすることにより、通常
の切断作業、すなわち、製品幅が比較的広く捩れ、反り
の必要がない場合は、ワークを下刃側より上刃側へ送材
し、ワーク位置決め装置であるワーク突当て部材にワー
クを突当て位置決めして所望の製品を前端側より剪断す
る。この時ワークは後方へ搬出される。また、捩れ、反
りの発生する幅狭の製品を得る場合は、ワーク位置決め
装置のクランプ装置にてワークをクランプし、ワークを
上刃側から下刃側へ送材して幅狭の製品をワークの後端
側より剪断加工する。なお、この際製品はテーブル上に
載置される。レーキ角のある上下により押下げられるの
は残材側で、幅は比較的広いので捩れ、反りの発生はほ
とんどない。
【0015】このため、製品の変形量が小さく、所望す
る製品の大小により送材方向を自在に選択できる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、シャーリングマシンについては、
既に公知の構成のものであるため詳細な図示と説明を省
略する。
【0017】図1を参照するに、シャーリングマシン1
は、左右に設けた側板(図示省略)の内部に上刃3を備
えたラム5が左右に設けた流体圧作動のシリンダ(図示
省略)により上下移動自在に設けられている。前記上刃
3と相対して下刃7が下部テーブル9上に図示されてい
て、下部テーブル9は前記側板(図示省略)に固着され
ている。
【0018】前記下刃7の前側(図1において左側)に
はワークWを載置するテーブル11が設けられている。
また、前記側板の前面側には前板13が設けられ、この
前板13の下部にワークWを押圧保持する板押え部材1
5が設けられている。
【0019】前記下刃7の後側(図1において右側)に
は逆板押え装置17が設けられている。より詳細には、
前記下部テーブル9の後側側面に流体圧として例えば油
圧で作動する油圧シリンダ19が垂直状態で装着され、
この油圧シリンダ19に設けたピストンロッド21の先
端に逆板押え部材23が固着されていて、ピストンロッ
ド21の上昇限にて逆板押え部材23の上面が、前記下
刃7の上面とほぼ一致する。
【0020】上記構成により、逆板押え装置17を使用
する時は、ワークWが上刃側より下刃側へ送材する際に
板押えとして油圧シリンダ19の作動により逆板押え部
材23を上昇せしめ、ワークWを剪断時は上刃3に押さ
れてワークWと共に逆板押え部材23は下降するもので
ある。
【0021】前記下記テーブル9の後側側面にはワーク
支え装置25が設けられている。より詳細には、下部テ
ーブル9に設けた軸受部材(図示省略)に回動自在にL
形状をしたアーム27が装着され、このアーム27に複
数個のローラ29が回転自在に配設されている。前記ア
ーム27は下部テーブル9に装着された流体圧として例
えば空気圧にて作動するエアシリンダ31のピストンロ
ッド33の先端と連結されている。
【0022】上記構成により、エアシリンダ31を作動
せしめピストンロッド33を突出せしめると、アーム2
7は水平状態、すなわち、パスラインP−P線上にアー
ム27に設けたローラ29の上面が一致する。この状態
で逆送りするワークWを支承し円滑に送材が行なわれ
る。なお、ワークWを逆送りしない通常の剪断作業で
は、エアシリンダ31を適宜作動せしめピストンロッド
33を伸縮してアーム27をラム5の上下動に合せて回
動し支持或いは退避させる。
【0023】更に前記下部テーブル9の後側側面にはシ
ュータ35が設けられていて、このシュータ35にて端
材WH あるいは製品WS を機外へ排出するものである。
【0024】前記ラム5の後側側面に支持板37が水平
状態で延伸され、この支持板37の片端には図示を省略
したが軸受部材が垂設されている。この軸受部材とラム
5に装着されたベアリング39とに、ワーク位置決め装
置送り用のネジ部材41が回転自在に支承されている。
なお、ワーク位置決め装置送り用のネジ部材41の駆動
系としては、図示を省略したが、回転伝達部材を介して
駆動モータが前記支持板37に設けられている。
【0025】前記ネジ部材41にはナット部材43が螺
合し、ナット部材43は前後方向へ移動自在となってい
る。このナット部材43にワーク位置決め装置45が垂
設されている。
【0026】ワーク位置決め装置45は、図2を併せて
参照するに、前記ネジ部材41に螺合されたナット部材
43に形成したクランプ支持部43Aにワーク位置決め
装置45を垂設支承する支持棒47が上下方向へ移動自
在に装着されていて、支持棒47の上端にはストッパプ
レート47Aが設けられている。なお、ナット部材43
が回動しないように適宜手段により回動止めがなされて
いる。
【0027】前記ワーク位置決め装置45を構成するワ
ーク突当て部材49とクランプ装置51とは1体的に設
けられていて、前記支持棒47の下端に固着されてい
る。より詳細には、先端にワーク端突当部53を備えた
ワーク突当て部材49にクランプ装置51が設けられ、
クランプ装置51は、前記ワーク突当て部材49の下面
に一体的にワーク受け板55が設けられ、このワーク受
け板55と相対して上部にワーク押え爪57がワーク突
当て部材49に揺動自在に支持されている。なお、ワー
ク押え爪57の先端には垂下したワーク押え部57Aが
形成されている。
【0028】前記ワーク押え爪57の後端上面に、流体
圧作動のシリンダ59のピストンロッド61が係合され
ていて、シリンダ59の外筒63が前記ワーク突当て部
材49に一体的に設けられていて、前記外筒63の上面
63Aに前記支持棒47が一体的に設けられている。な
お、支持棒47の長さは、クランプ装置51作動するシ
リンダ59の外筒63の上面63Aと、前記ナット部材
43のクランプ支持部43Aの下面との間に、図2の図
中に示されているごとくL寸法の間隔を備えて設定され
ている。この間隔L寸法を設定したことは、ラム5が下
降してもすぐにワーク位置決め装置45が下降しないよ
う、ラム5に遅れて下降させるためのものである。
【0029】上記構成により、図示を省略した駆動モー
タの駆動により、ネジ部材41が回転すると、このネジ
部材41に螺合したナット部材43が前後進する。ナッ
ト部材43の前後進によりナット部材43に上下動自在
に支持棒47を介して垂設されたワーク位置決め装置4
5であるワーク突当て部材49とクランプ装置51が前
後進自在となる。
【0030】前記ワーク突当て部材49はワークWが下
刃側から上刃側へ送材される場合に、ワーク突当て部材
49に設けたワーク端突当部53にワークWの縁端を突
当てて位置決めをするものである。また、クランプ装置
51は、ワークWが上刃側から下刃側へ送材される場合
に、シリンダ59の作動によりワーク押え爪57を揺動
させ、ワーク押え部57Aとワーク受け板55との間に
てワークWの縁端部を挾持してワーク送り込み用とする
ものである。
【0031】なお、ワークWをクランプ装置51にてク
ランプした状態でラム5を下降してワークWに剪断加工
が施されるが、その際、支持棒47にはL寸法の間隔が
あり、このストローク分だけラム5の下降に遅れてクラ
ンプ装置51は下降する。このことは、ラム5が下降し
てもすぐにクランプ装置51が下降しないのは、ワーク
Wをクランプ装置5でクランプしているためである。ま
た、クランプ装置51の上下動をシリンダ等を用いて行
ってもよい。
【0032】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、図3を参照するに、通常、対角精度の出ていない
ワークWは、先端の耳WM をサイドゲージ65に添わせ
て切断し90度精度を確保した基準面K−K線を形成す
る。この際は、逆板押え装置17を下降させ、ワーク支
え装置25のアーム27を下降し、ワーク位置決め装置
45を後退限に位置せしめて耳WM の剪断を行なう。
【0033】耳切り後、捩れ、反り等をそれほど心配し
なくても良い製品WS は、ワーク位置決め装置45を製
品寸法値に停止させ通常通り、すなわち下刃側から上刃
側へワークWを送材しワーク位置決め装置45に突き当
て通常の切断加工を施して、製品WS をシュータ35に
て搬出、集積する。
【0034】耳切り後、特にワーク幅の狭い反り、捩れ
が発生する製品WS を切断する際は、上刃側から下刃側
へワークWを送材して剪断加工をする。すなわち、ワー
ク位置決め装置45を前進させ、逆板押え部材23の手
前で停止しワークWの縁端(基準線K−K線)をクラン
プ装置51にてクランプし位置決め装置45を後端限に
戻す。そして、逆板押え部材23を上昇させると共にワ
ーク支え装置25のアーム27をパスラインP−P線に
一致させる。
【0035】そして、ワーク位置決め装置45の移動に
より、図3に示されたにNo1,No2,No3の順に
位置決めして製品WS を剪断加工により得る。なお、製
品WS 側はテーブル11により加工中も常に水平に支持
されているため、捩れ、反り等の心配がなく、残材WZ
側は最終加工付近まである一定以上の幅を有することに
より、捩れ、反り等が発生しずらい。また、後端端材W
H は製品WS に押し戻されてテーブル11上に設けられ
た端材溝等に落下処理される。
【0036】上述したごとく、捩れ、反り等を特に配慮
した製品S を剪断するには、製品加工専用機として逆送
り式機械を購入する必要があるが、コストおよびそのス
ペースが必要となる。しかし、本実施例のごとくワーク
位置決め装置45にワーク突当て部材49とクランプ装
置51を設けたことにより、突当てと送りを兼用して1
台2役にすることによりコストダウンと機械の後方スペ
ースが有効利用可能となる。
【0037】また、クランプしたまま剪断を行なう製品
側はテーブル11上に載置されているので、切断幅精度
が向上する。
【0038】更に、逆板押え部材23を併用することで
テーブル11上の端材に板押え部材15がかからなくて
も剪断でき、最終残材幅を小さくできると共に作業上の
危険を回避できる。
【0039】なお更に、製品WS をテーブル11上にて
処理できるので、製品WS に庇を付けことなく、取出し
の際の騒音発生を防止し、仕分け作業が不要となり作業
負荷が軽減されると共に、機械の内部にもぐり込む必要
もないので安全性の向上を図ることができる。
【0040】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことより、その他
の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例で
は、ワーク位置決め装置45に設けたクランプ装置51
は流体圧作動のシリンダ59にてクランプ、アンクラン
プを行っているが、マグネットによりワーク端面を吸着
支持する手段でも、バキュームパットによるワーク端面
吸着支持する手段としても可能である。また、クランプ
装置51をラム5に吊下げる方式でなく、下部テーブル
11又は側板に装着支持することでも可能である。
【0041】更に、後端端材WS の処理方法として、母
材によってテーブル11上、あるいは下刃7上の端材を
押し戻す方法以外に、キツカを用いてテーブル11上の
端材WH をシュータ35に落すことも可能である。この
場合は母材を後方に移動してスクラップ処理のための空
間を作っておく必要がある。
【0042】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、ワーク位置め装置にワー
ク突当て部材とクランプ装置を設け、通常の作業、すな
わちワークを前側より後側へ送材するときは、ワーク位
置決め装置のワーク突当て部材によりワークの位置決め
をして剪断加工を行なう。そして、ワークに反り、捩れ
等が発生する板幅の狭い製品を得る際は、逆送り作業、
すなわち、ワークを後側より前側へ送材する。
【0043】このため、切断幅が狭くとも製品はテーブ
ル上にあるため、反り、捩れの発生がなく、切断幅精度
の向上を図り、板押えにかからない幅の狭いワークの切
断を可能とし、安全性の向上を図ると共に騒音の発生を
防止し製品に庇が付くことなく、仕分け作業が不要とな
り、1台の機械で2役を兼ねるのでコストダウンと省ス
ペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、シャーリングマシン
の断面説明図である。
【図2】図1におけるワーク位置決め装置の拡大斜視説
明図である。
【図3】この発明に係る作用説明図である。
【符号の説明】
1 シャーリングマシン 3 上刃 5 ラム 7 下刃 9 下部テーブル 11 テーブル 41 ネジ部材 43 ナット部材 45 ワーク位置決め装置 47 支持棒 49 ワーク突当て部材 51 クランプ装置 W ワーク L 間隔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムに備えた上刃に相対して下部テーブ
    ルに下刃を設け、この下刃の前方側にワークを載置する
    テーブルを備えたシャーリングマシンにおいて、上刃側
    より下刃側へワークを送材かつ位置決めをしてワークあ
    るいは製品が前記テーブル上に載置された状態で上刃と
    下刃との協働によりワークに剪断加工を行なうことを特
    徴としたシャーリングマシンにおける板材送り方法。
  2. 【請求項2】 前記ワークを搬入するため、前後方向へ
    移動自在に設けられたワークの突当て位置決めとワーク
    の送り込み位置決めとを兼ねたワーク位置決め装置で、
    ワークを後方へ排出するためワークが下刃側から上刃側
    へ送材される場合、前記ワーク位置決め装置をワーク突
    当て部材として作用し、ワークを前方へ排出するためワ
    ークが上刃側から下刃側へ送材される場合、前記ワーク
    位置決め装置をワークをクランプしワーク送り込み用と
    して作用し、前記両方向のワーク送材作用を適宜選択し
    て送材することを特徴とする請求項1記載のシャーリン
    グマシンにおける板材送り方法。
  3. 【請求項3】 ラムに備えた上刃に相対して下部テーブ
    ルに下刃を設け、この下刃の前方側にワークを載置する
    テーブルを備えたシャーリングマシンにおいて、ワーク
    の位置決めを行なうワーク突当て部材と、ワークの縁端
    をクランプするクランプ装置とを備えたワーク位置決め
    装置を設け、このワーク位置決め装置を前後方向へ移動
    自在に設けてなることを特徴とするシャーリングマシン
    における板材送り装置。
  4. 【請求項4】 前記ワーク位置決め装置を前記ラムに設
    けると共に、ラムに対して上下動自在に設けてなること
    を特徴とする請求項3記載のシャーリングマシンにおけ
    る板材送り装置。
  5. 【請求項5】 前記ラムに回転自在な前後方向へ延伸し
    たネジ部材が装着され、このネジ部材にナット部材が螺
    合し、このナット部材にワーク位置決め装置を構成する
    部材であるワーク突当て部材とクランプ装置が支持棒を
    介して垂設され、この支持棒は前記ナット部材に対して
    上下方向へ移動自在な間隔を保って装着されていること
    を特徴とする請求項4記載のシャーリングマシンにおけ
    る板材送り装置。
JP1428594A 1994-02-08 1994-02-08 シャーリングマシンにおける板材送り方法およびその板材送り装置 Pending JPH07223114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1428594A JPH07223114A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 シャーリングマシンにおける板材送り方法およびその板材送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1428594A JPH07223114A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 シャーリングマシンにおける板材送り方法およびその板材送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07223114A true JPH07223114A (ja) 1995-08-22

Family

ID=11856829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1428594A Pending JPH07223114A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 シャーリングマシンにおける板材送り方法およびその板材送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07223114A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102784956A (zh) * 2012-07-23 2012-11-21 太仓市旭达机械设备有限公司 剪板机
CN103433550A (zh) * 2013-09-11 2013-12-11 江苏久日数控机床有限公司 剪板机防扭曲剪切机构
CN106736622A (zh) * 2016-12-08 2017-05-31 无锡市彩云机械设备有限公司 一种不锈钢钢板的裁切装置
CN108436478A (zh) * 2018-05-31 2018-08-24 安徽扬子职业技术学院 一种汽车底盘的通用可调式剪板机
CN110548920A (zh) * 2019-09-29 2019-12-10 湖北鑫泰钢构工程有限公司 一种剪板机固定机构
CN117680759A (zh) * 2023-12-30 2024-03-12 南通威锋重工机械有限公司 一种大型数控液压闸式剪板机及其使用方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102784956A (zh) * 2012-07-23 2012-11-21 太仓市旭达机械设备有限公司 剪板机
CN103433550A (zh) * 2013-09-11 2013-12-11 江苏久日数控机床有限公司 剪板机防扭曲剪切机构
CN106736622A (zh) * 2016-12-08 2017-05-31 无锡市彩云机械设备有限公司 一种不锈钢钢板的裁切装置
CN108436478A (zh) * 2018-05-31 2018-08-24 安徽扬子职业技术学院 一种汽车底盘的通用可调式剪板机
CN110548920A (zh) * 2019-09-29 2019-12-10 湖北鑫泰钢构工程有限公司 一种剪板机固定机构
CN117680759A (zh) * 2023-12-30 2024-03-12 南通威锋重工机械有限公司 一种大型数控液压闸式剪板机及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3877690A (en) Pressure vise
CN210648720U (zh) 一种高效液压剪板机
EP1712317A3 (en) Table saw
CN218487353U (zh) 一种材料剪切装置
CN108380726B (zh) 自动输料剪裁机
CN210208827U (zh) 一种具有自动固定料板机构的剪板机
JPH07223114A (ja) シャーリングマシンにおける板材送り方法およびその板材送り装置
JP2000024834A (ja) 帯鋸案内方法および帯鋸案内装置
CN212144685U (zh) 一种钢板剪裁装置
CN213053051U (zh) 一种具有上料装置的锯床
CN206883292U (zh) 管状工件开槽机上料机构
CN216328906U (zh) 一种两端切断铣边角槽装置
CN213591872U (zh) 一种液压剪板机
CN107159966A (zh) 管状工件开槽机及其加工工艺
CN220462371U (zh) 一种液压剪板机
JPH10109215A (ja) 板材の剪断方法および剪断機
CN217254678U (zh) 一种螺杆坯件裁断装置
CN218111072U (zh) 一种木材加工机械用工装夹具
GB2058660A (en) Adjustment of severing machine work table for work feed
CN218657039U (zh) 一种用于铝单板加工的裁剪装置
CN213440160U (zh) 梳齿机送料装置
CN221291563U (zh) 刀具可切换的纸护角切割设备
CN219598210U (zh) 一种能够压板的高效剪板机
CN219336158U (zh) 钣金法兰管顶部旋切装置
CN215037756U (zh) 一种工件剪切装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20031216

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040323