JP2001291399A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001291399A
JP2001291399A JP2000107921A JP2000107921A JP2001291399A JP 2001291399 A JP2001291399 A JP 2001291399A JP 2000107921 A JP2000107921 A JP 2000107921A JP 2000107921 A JP2000107921 A JP 2000107921A JP 2001291399 A JP2001291399 A JP 2001291399A
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    • G11C7/1006Data managing, e.g. manipulating data before writing or reading out, data bus switches or control circuits therefor
    • GPHYSICS
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    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
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    • G11C29/40Response verification devices using compression techniques

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ直並列変換機能に基づく高周波動作が
可能な半導体記憶装置において、動作テストを効率的に
実行することが可能な構成を提供する。 【解決手段】 本発明に従う半導体記憶装置110は、
メモリコア部20と、メモリコア部20から出力された
データを内部ノードN0〜Nnに伝達するテストモード
制御回路200と、内部ノードN0〜Nnの各々に入出
力される複数個の並列データをデータノードNd0〜N
dnのそれぞれにおいて直列に入出力するためのデータ
入出力制御回路40とを備える。テストモード制御回路
200は、通常の読出動作時においては、メモリコア部
20からの読出データを内部ノードN0〜Nnにそのま
ま伝達し、テストモード時においては、メモリコア部2
0から出力されたデータに圧縮を加えて、内部ノードN
0〜Nnに伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には、データのパラレル/シリアル
変換を用いて、高周波数のデータ入出力を行なう半導体
記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロプロセッサの動作周波数
の高速化等に対応して、半導体記憶装置のデータバンド
幅を上げることが求められている。そこで、データバン
ド幅を上げるために、データバス幅を倍増させたり、同
期型半導体記憶装置のクロック周波数を上げるといった
技術が発表されている。データ入出力を高速化する技術
としては、データの入出力をクロック信号の立上がりと
立下がりとの両エッジに同期して行なう同期型半導体記
憶装置が提案されている。
【0003】しかし、データ入出力周波数の高周波化
は、記憶装置であるDRAM(Dynamic Random Access
Memory)に対するアクセス時間によって律速される。こ
の問題点を解決するために、データのパラレル/シリア
ル変換(以下、データ直並列変換ともいう)を用いて、
外部との間で入出力データの授受を行なう同期クロック
信号の周波数を、DRAMの内部動作周波数よりも高め
るインターフェイス技術が発表されている。
【0004】図14は、データ直並列変換を用いてイン
タフェースの高速化を可能とした従来の技術の半導体記
憶装置500の構成を示す概略ブロック図である。
【0005】図14を参照して、半導体記憶装置500
は、クロック信号CLKを受けるクロック端子5と、半
導体記憶装置500の動作を制御するための制御信号を
受ける制御信号ノードNccと、メモリコア部20と、
データ入出力制御部40とを備える。
【0006】半導体記憶装置500は、さらに、制御信
号ノードNccから受ける制御信号RQとクロック信号
CLKとに基づいて、メモリコア部20およびデータ入
出力制御部40の動作を制御するコントロール回路10
を備える。
【0007】メモリコア部20は、コントロール回路1
0によって生成されるアドレス信号およびコマンド制御
信号に応じて動作する。メモリコア部20は、複数のメ
モリマットMT0〜MTn(n:自然数)を含む。メモ
リマットMT0〜MTnの各々に対しては、並列にm個
(m:自然数)のデータの読出および書込が可能であ
る。図14においては、m=8の場合を示している。
【0008】データ入出力制御部40は、各メモリマッ
トに対して入出力される8個の並列データと、各データ
ノードNd0〜Ndnによって授受される1個の直列デ
ータの間におけるデータ直並列変換を実行する。データ
入出力制御部40は、コントロール回路10によって生
成されるデータI/O制御信号に基いて動作する。デー
タノードNd0〜Ndnは、他の回路装置や外部との間
でデータ授受が可能である。
【0009】データ入出力制御部40は、メモリマット
MT0〜MTnにそれぞれ対応して設けられるデータ変
換回路50−0〜50−nおよび入出力バッファ60−
0〜60−nを含む。
【0010】データ出力時において、データ変換回路5
0−0〜50−nは、各メモリマットから出力される8
個の並列データを直列データに変換する。出力バッファ
60−0〜60−nは、データ変換回路50−0〜50
−nからそれぞれ伝達される直列データをデータDQ0
〜DQnとして、データノードNd0〜Ndnからそれ
ぞれ出力する。
【0011】なお、データ入出力制御部40について
は、データ出力(読出)に関する動作のみを詳細に説明
するが、データ入力(書込)に関しても、各データノー
ドNd0〜Ndnから入力される直列の入力データを入
出力バッファ60−0〜60−nを介してデータ変換回
路50−0〜50−nに伝達し、直列に入力されたデー
タを各データ変換回路によって並列データに変換して、
対応するメモリマットに対する並列なデータ書込を実行
することが可能である。
【0012】コントロール回路10によって生成され
る、メモリコア部20を制御するためのコマンド制御信
号と、データ入出力制御部40を制御するために生成さ
れるデータI/O制御信号とは、異なる周波数に基づく
信号である。メモリコア部の周波数は、DRAMとして
安定動作できるように低く抑えられており、メモリコア
部に対する1回のデータ読出/書込動作は複数個のデー
タについて並列に実行される。
【0013】これに対して、メモリコア部との間で並列
に読出/書込される複数個のデータを、高周波動作可能
なデータ入出力制御部によって直列データに変換して順
に入出力する。これにより、半導体記憶装置全体として
の高速動作を達成することが可能となる。
【0014】図15は、データ出力時における半導体記
憶装置500のデータ直並列変換を説明する概念図であ
る。
【0015】図15を参照して、メモリマットMT0か
らは、1回の読出動作によって、8個のデータDT0
〈0〉〜DT0〈7〉が並列に出力される。以下におい
ては、同時に並列処理される複数個のデータを、複数ビ
ットのひとまとまりの信号としても表記する。たとえ
ば、DT0〈0〉〜DT0〈7〉を、DT0〈0:7〉
とも表記する。同様に、第n番目のメモリマットMTn
からは、DTn〈0:7〉が並列に出力される。
【0016】一例として、メモリマットMT0からのデ
ータ出力を説明すると、メモリマットMT0から同時並
列に読出された8個のデータDT0〈0:7〉は、デー
タ変換回路50−0に並列に入力される。
【0017】データ変換回路50−0は、コントロール
回路10の生成するデータI/O制御信号のうちの1つ
であるデータ入出力制御クロックCLKIOに応じて、
並列データを1個ずつ直列に入出力バッファ60−0に
出力する。出力バッファ60−0は、データ変換回路5
0から出力された信号レベルに応じてデータDQ0をデ
ータノードNd0に出力する。
【0018】その他のメモリマットについても、同様に
データ変換回路50−1〜50−nおよび出力バッファ
60−1〜60−nによって同様にデータ直並列変換を
行ない、メモリコア部の動作周波数よりも高い周波数の
下でデータノードNd1〜Ndnによってデータを出力
することができる。
【0019】図16は、半導体記憶装置500のデータ
出力を説明するタイミングチャートである。
【0020】図16を参照して、データノードNd0〜
Ndnにおけるデータ入出力は、データ入出力制御クロ
ックCLKIOの立上がり/立下がりの両エッジに応答
して実行される。
【0021】半導体記憶装置500においては、メモリ
マットMT0〜MTnに対応してデータノードNd0〜
Ndnがそれぞれ設けられているので、データノードN
d0〜Ndnの各々は、対応するメモリマットに対して
並列に入出力されるデータを取扱う。たとえば、データ
ノードNd0によって授受されるデータDQ0は、メモ
リマットMT0に関するデータである。
【0022】データ出力時においては、時刻T0のクロ
ック活性化タイミング以前に各メモリマットから並列に
読出されたDT0〈0:7〉〜DTn〈0:7〉のデー
タが、時刻T0〜T7の各クロック活性化エッジにおい
て各データノードから直列に出力される。
【0023】このように、DRAMを構成するメモリコ
ア部に対する1回あたりの読出/書込動作を複数のデー
タについて並列に実行し、外部との間におけるデータ入
出力をデータ直並列変換を介して実行することによっ
て、メモリコア部の動作周波数よりも高い周波数で、デ
ータ入出力を実行することが可能となる。これにより、
メモリコア部を形成するDRAMのアクセス時間によっ
て律速されていたデータ入出力周期をより短縮して、1
回の読出/書込動作においてメモリコア部に対して並列
に入出力されるデータ数を増加させることによって、半
導体記憶装置全体としての高周波動作化が可能となる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
記憶装置の高周波動作化を図っていくと、この半導体記
憶装置自体をテストする装置(以下、単にメモリテスタ
とも称する)についても、高周波対応を可能とする高性
能化が要求される。これにより、使用するメモリテスタ
が高価なものとなってしまう。したがって、このような
データ直並列変換を用いて高周波動作を行なう半導体記
憶装置においては、動作テスト時のコストの削減が重要
な課題となる。
【0025】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、この発明の目的は、デー
タ直並列変換機能に基づく高周波動作が可能であるとと
もに、動作テストを効率的に実行することが可能な半導
体記憶装置の構成を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、各々が直列に信号を入出力するための複数の
入出力ノードと、データ信号を記憶するためのメモリコ
ア部とを備え、メモリコア部は、行列状に配置される複
数のメモリセルと、各々がデータ信号を伝達する複数の
データ線とを有し、複数の入出力ノードに対応してそれ
ぞれ設けられる複数の内部ノードと複数の入出力ノード
との間にそれぞれ配置される複数のデータ変換回路をさ
らに備え、各データ変換回路は、複数の内部ノードのう
ちの対応する1つに並列に伝達されるM個(M:2以上
の自然数)の信号を受けて、対応する複数の入出力ノー
ドのうちの対応する1つに対して直列に伝達し、複数の
内部ノードとメモリコア部との間に配置されるテストモ
ード回路をさらに備え、テストモード回路は、各々がN
本(N:2以上の自然数)のデータ線ごとに配置される
複数のデータ圧縮回路を含み、各データ圧縮回路は、テ
ストモード時において、N本のデータ線によって伝達さ
れるN個のデータ信号に応じて、K個(K:Nより小さ
い自然数)のテスト結果信号を生成し、テストモード回
路は、テストモード時において、複数の内部ノードのう
ちの一部のそれぞれに対して、複数のデータ圧縮回路が
生成する複数のテスト結果信号をM個ずつ並列に伝達す
る。
【0027】請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、複数の内部ノード
は、各々がL個(L:2以上の自然数)の内部ノードを
含む複数のグループに分割されており、半導体記憶装置
は、各グループごとに配置される、L個の内部ノードの
うちの1個に対応して設けられる出力切換回路と、その
他の(L−1)個の内部ノードのそれぞれに対応して設
けられ、対応する内部ノードに並列に伝達されるM個の
信号を保持する複数のデータレジスタ回路とをさらに備
え、出力切換回路は、テストモード時において、L個の
内部ノードのうちの1つを順に選択して、選択された内
部ノードに伝達されるM個の並列の信号を、複数のデー
タ変換回路のうちの1つに伝達する。
【0028】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、半導体記憶装置は、
クロック信号に同期して動作し、出力切換回路が内部ノ
ードの選択を切換える周期は、複数のデータ変換回路の
うちの1つが対応する複数の入出力ノードに対して信号
を直列に伝達する周期のL倍である。
【0029】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
1または2に記載の半導体記憶装置であって、テスト結
果信号は、N本のデータ線によって伝達されるN個のデ
ータ信号の圧縮信号を含む。
【0030】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
4記載の半導体記憶装置であって、Kは1であり、各複
数のデータ圧縮回路は、N本のデータ線によって伝達さ
れるN個のデータ信号間における一致比較結果を圧縮信
号として生成する論理ゲートを有する。
【0031】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
1または2に記載の半導体記憶装置であって、テスト結
果信号は、N本のデータ線によって伝達されるN個のデ
ータ信号のうちの1つと、N本のデータ線によって伝達
されるN個のデータ信号の圧縮信号とを含む。
【0032】請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項
6記載の半導体記憶装置であって、Kは2であり、各複
数のデータ圧縮回路は、N本のデータ線によって伝達さ
れるN個のデータ信号間における一致比較結果を圧縮信
号として生成する論理ゲートを有する。
【0033】請求項8記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、テストモード回路
は、各々が、N本のデータ線ごとに、メモリコア部と複
数の内部ノードのうちの1つとの間に配置される複数の
マルチプレクサをさらに含み、各マルチプレクサは、通
常の読出動作時においては、N本のデータ線によって伝
達されるN個のデータ信号を対応する内部ノードに伝達
し、複数の内部ノードのうちの一部に対応する複数のマ
ルチプレクサの一部の各々は、テストモード時におい
て、複数のデータ圧縮回路から出力されたテスト結果信
号を対応する内部ノードに伝達し、複数のマルチプレク
サの残りの各々は、テストモード時において、所定の固
定電位レベルを対応する内部ノードに伝達する。
【0034】請求項9記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、メモリコア部は、欠
陥が生じたメモリセルを置換救済するためのスペアアレ
イ部をさらに備え、スペアアレイ部は、各々が1回のア
クセス動作時における置換救済の対象となる複数の置換
単位を含み、Nは、置換単位に対応して定められる。
【0035】請求項10記載の半導体記憶装置は、請求
項1記載の半導体記憶装置であって、テストモード時に
おいて、同一周波数に基づく複数の制御信号を生成する
テスト制御回路をさらに備え、メモリコア部およびデー
タ変換回路は、テストモード時において、複数の制御信
号に応答して動作する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
における同一符号は同一または相当部分を示す。
【0037】[テスト結果データの圧縮について]半導
体記憶装置の動作テスト時(以下、テストモード時とも
称する)においては、制御信号ノードおよびデータノー
ドを介して、テストに使用するデータや制御信号がメモ
リテストとの間で授受される。したがって、半導体記憶
装置のテストコストを削減する方法としては、動作テス
ト時に使用するI/Oピン数の削減、すなわち、テスト
結果データの出力対象となるデータノードの数を通常動
作時よりも減らすことによって、1個のメモリテスタに
よって同時にテストできる被試験対象の数(以下、テス
ト同測数とも称する)を増加させることが考えられる。
【0038】また、半導体記憶装置500のように、低
速で動作するメモリコア部と高速で動作するデータ入出
力制御部とを有する構成であれば、メモリコア部の動作
テストは低周波数の比較的安価なメモリテスタで行な
い、データ入出力制御部に対する動作テストのみを高速
対応可能な高価なメモリテスタによって行なうことで、
テストコストを削減する方法も考えられる。このような
方法は、データ制御入出力部を介さずに直接にメモリコ
ア部にアクセスして動作テストを実行するもので、ダイ
レクトメモリアクセスモードとも呼ばれる。
【0039】ただし、ダイレクトメモリアクセスモード
においても、データ入出力データの流れは、図15およ
び図16で説明したような通常動作時と同様であるの
で、動作テスト時に使用するI/Oピンの削減により、
動作テストのコスト削減が図れるという点では同様であ
る。
【0040】図1は、このような目的のために使用され
る、動作テスト結果データを圧縮して出力することが可
能な半導体記憶装置100の構成を示す概略ブロック図
である。
【0041】図1を参照して、半導体記憶装置100
は、図14で説明した半導体記憶装置500と同様に、
メモリコア部20とデータ入出力制御部41とを備え
る。
【0042】データ入出力制御部41は、データ変換回
路50−0〜50−nおよび入出力バッファ60−0〜
60−nに加えて、判定データ圧縮回路70および出力
切換回路75を有する点で、図14で説明したデータ入
出力制御回路40と異なる。
【0043】図2は、判定データ圧縮回路70の構成例
を示す図である。図2を参照して、判定データ圧縮回路
70は、たとえば、メモリコア部20から並列に読出さ
れるすべてのデータDT0〈0〉,DT0〈1〉〜DT
n〈7〉のすべてを入力とする一致比較(排他的OR)
ゲートLG70を有する。論理ゲートLG70は、動作
テストの判定結果を示す信号RSLTを出力する。
【0044】動作テスト時においては、1回当たりのテ
スト対象となるメモリセル群に同一レベルの信号を書込
むこととすれば、出力されるデータ間の一致比較の実行
によって、対応する領域における欠陥の有/無が確認で
きる。
【0045】図2の例では、動作テスト結果が正常であ
る場合、すなわちメモリコア部20から1回に読出され
た全データが一致する場合においては、判定結果信号R
SLTは、活性化(Lレベルへ)される。一方、メモリ
コア部20に欠陥が生じている場合には、DT0〈0〉
〜DTn〈7〉が完全に一致しないため、判定結果信号
RSLTは非活性化(Hレベルへ)される。これにより
メモリコア部20の異常が検知できる。
【0046】再び図1を参照して、データノードNd0
に対応して、出力切換回路75が設けられる。出力切換
回路75は、コントロール回路10の生成するテスト実
行フラグTFLGに応じて、データ変換回路50−0の
出力および判定データ圧縮回路70の出力信号RSLT
のいずれか一方を入出力バッファ60−0に出力する。
【0047】テストフラグTFLGは、テストモード時
においては活性化され、これに応じて判定結果信号RS
LTがデータ変換回路50−0の出力に代わって入出力
バッファ60−0に出力される。一方、通常動作時にお
いては、テストフラグTFLGは非活性化され、これに
応じてメモリコア部20からの読出データを出力するた
めに出力切換回路75は、データ変換回路50−0の出
力データを入出力バッファ60−0に伝達する。
【0048】このような構成とすることにより、テスト
モード時における動作テスト結果を圧縮して、1つのデ
ータノードNd0のみによって外部に出力できる。これ
により、テストモード時に使用されるデータノード数を
削減して、テスト同測数を増加することができる。
【0049】しかしながら、半導体記憶装置100の構
成では、動作テストによってメモリコア部20内におけ
る欠陥の有/無については情報を得ることができるもの
の、欠陥の発生個所に関する情報を得ることはできな
い。
【0050】特に、歩留まりを確保するために設けられ
るスペアアレイ部25は、置換救済の単位となる冗長ユ
ニットSMUに分割され、冗長ユニットSMUごとに置
換救済が実行される。したがって、動作テストの判定結
果を冗長ユニット単位を超えて圧縮すると、救済が必要
な個所が特定できず、メモリコア部20に欠陥があるこ
とが判明した場合には、さらに詳細なテストを実行する
必要が生じるため、トータルとしては動作テストのコス
ト削減を図ることができない。
【0051】[実施の形態1]図3は、本発明の実施の
形態1に従う半導体記憶装置110の構成を示すブロッ
ク図である。
【0052】図3を参照して、半導体記憶装置110
は、メモリコア部20と、メモリコア部20から出力さ
れたデータを内部ノードN0〜Nnに伝達するテストモ
ード制御回路200と、内部ノードN0〜Nnに各々入
出力される複数個のデータをデータノードNd0〜Nd
nのそれぞれにおいてシリアルに入出力するためのデー
タ入出力制御回路40と、半導体記憶装置110全体の
動作を制御するための信号を生成するコントロール回路
10とを備える。
【0053】メモリコア部20は、DRAMに代表され
る一般的なランダムアクセスメモリの構成を有し、コン
トロール回路10によって生成されるアドレス信号AD
Dおよび複数のコマンド制御信号CSMsに応じて動作
する。メモリコア部20は、複数のメモリマットMT0
〜MTn(n:自然数)と、スペアアレイ部25とを含
む。
【0054】メモリマットMT0〜MTnの各々に対し
ては、並列にm個(m:自然数)のデータの読出および
書込が可能である。図3においては、m=8の場合を例
示している。すなわち、各メモリマット内には、8本の
データI/O線DIOが配置され、コントロール回路1
0によって生成されるアドレス信号およびコマンド制御
信号に応じて、各メモリマットとの間で、m=8個のデ
ータが入出力される。
【0055】スペアアレイ部25は、各々が置換救済の
単位となる複数の冗長ユニットSMUを有する。アドレ
ス信号ADDによって選択されたアドレスが、予めプロ
グラムされる欠陥アドレスと一致する場合には、冗長ユ
ニットSMUを単位とする置換救済が実行される。半導
体記憶装置110においては、データI/O線4本分を
一単位として、1個の冗長ユニットSMUによる置換救
済が実行されることとする。
【0056】なお、図3においては、各メモリマットに
対応してスペアアレイ部25を配置する構成を示した
が、スペアアレイ部25は、複数個のメモリマットで共
有する構成とすることも可能である。
【0057】テストモード制御回路200の構成につい
ては後程詳細に説明するが、テストモード制御回路20
0は、通常の読出動作時であるか、テストモード時であ
るかに応じて、内部ノードN0〜Nnに伝達される信号
を制御する。
【0058】テストモード制御回路200は、通常の読
出動作時においては、メモリコア部20から出力された
データを内部ノードN0〜Nnにそのまま伝達し、テス
トモード時においては、メモリコア部20から出力され
たデータに圧縮を加えて、内部ノードN0〜Nnに伝達
する。
【0059】データ入出力制御部40は、図14で説明
したデータ入出力制御部と同様の構成を有し、内部ノー
ドN0〜Nnの各々に伝達される8個の並列データと、
各データノードNd0〜Ndnによって授受される1個
の直列データとの間におけるデータ直並列変換を実行す
る。データ読出時においては、対応するメモリマットか
ら読出された8個の並列データが、テストモード制御回
路200を介して内部ノードN0〜Nnの各々に伝達さ
れる。
【0060】データ入出力制御部40は、内部ノードN
0〜Nnにそれぞれ対応して設けられるデータ変換回路
50−0〜50−nと、データ変換回路50−0〜50
−nとデータノードNd0〜Ndnとの間にそれぞれ設
けられる入出力バッファ60−0〜60−nとを含む。
【0061】データ出力時において、データ変換回路5
0−0〜50−nは、各メモリマットから出力される8
個の並列データを直列データに変換する。出力バッファ
60−0〜60−nは、データ変換回路50−0〜50
−nからそれぞれ伝達される直列データをデータDQ0
〜DQnとして、データノードNd0〜Ndnからそれ
ぞれ出力する。
【0062】データノードNd0〜Ndnは、たとえば
混載DRAMのように、ロジック回路と同一のチップ上
に搭載される場合には、ロジック回路との間に共有され
るデータバスと接続される。あるいは、各データノード
ごとに、外部との間でデータ授受が直接可能なデータ入
出力端子を設けることによって、単独の半導体記憶装置
の構成とすることも可能である。制御信号RQについて
も同様に、混載DRAM上に設けられるシステムバスと
接続する構成とすることも、外部から制御信号が直接入
力できる端子を設ける構成とすることも可能である。
【0063】なお、本発明の実施の形態においては、デ
ータ入出力制御部40の動作について、データ出力(読
出)に関する動作のみを詳細に説明するが、データ入力
(書込)に関しても、同様に、データ直並列変換に基づ
いた動作が可能である。この場合には、各データノード
Nd0〜Ndnから入力される直列の入力データを入出
力バッファ60−0〜60−nを介してデータ変換回路
50−0〜50−nに伝達し、直列に入力されたデータ
を各データ変換回路によって並列データに変換し、テス
トモード制御回路200を介さずに、対応するメモリマ
ットに対して並列なデータ書込を実行する。
【0064】コントロール回路10は、クロック端子5
に入力されるクロック信号CLKおよび制御信号ノード
Nccに入力される制御信号RQに応じて、メモリコア
部20に対して、アドレス信号ADDおよびメモリコア
部20に対するアクセスを制御するためのコマンド制御
信号CSMsを生成する。コントロール回路10は、さ
らに、データ入出力制御回路40に対して、データ直並
列変換およびデータ入出力タイミングを制御するための
データ入出力制御信号CSDsを生成する。
【0065】また、コントロール回路10は、テストモ
ード制御回路に対しては、現在の動作モードが通常動作
モードであるか、動作テスト実行時に対応するテストモ
ードであるかどうかを指定するテストフラグTFLGを
出力する。
【0066】コントロール回路10は、これらの制御信
号によって、メモリコア部20をDRAMとして安定動
作が可能な比較的低周波数で動作させ、メモリコア部と
の間で並列に入出力した複数のデータに対して、高周波
数で動作するデータ入出力制御回路40によってデータ
直並列変換を行ない、各データノードにおいて直列に入
出力することによって、高速動作化を可能にするもので
ある。
【0067】図4は、コントロール回路10の構成を示
すブロック図である。図4を参照して、コントロール回
路10は、ダイレクトメモリアクセス制御部12と、通
常モード制御部15とを含む。ダイレクトメモリアクセ
ス制御部12および通常モード制御部15の各々は、ク
ロック端子5に入力されるクロック信号CLKおよび制
御信号RQに応じて、メモリコア部20、テストモード
制御回路200およびデータ入出力制御部40に対する
アドレス信号および制御信号を生成することができる。
【0068】制御信号RQによってダイレクトメモリア
クセスが指示さた場合には、ダイレクトメモリアクセス
制御部12によって、アドレス信号ADDおよびコマン
ド制御信号CSMsが生成される。一方、この場合に
は、通常モード制御部15は、動作の停止を指示され
て、これらの信号の生成を中止する。
【0069】図4においては、ダイレクトメモリアクセ
スモード時におけるアドレス信号ADDおよび制御信号
CSMs,TFLG,CSDsの供給を実線で示し、通
常モード時におけるこれらの信号の供給を点線で示して
いる。
【0070】このような構成とすることにより、ダイレ
クトメモリアクセスモード時においていは、低速のメモ
リテスタによってクロック端子5に供給されるクロック
信号CLKに応じて、メモリコア部20を動作させて、
動作テスト結果を示す信号をテストモード制御用回路2
00およびデータ入出力制御部40を介して、データノ
ードNd0〜Ndnから出力することが可能である。
【0071】図5は、テストモード制御回路200の構
成を示す回路図である。図5においては、テストモード
制御回路200全体のうち、メモリマットMT0〜MT
3に対応する部分が代表的に示されているが、他のメモ
リマットに対しても、同様の構成が配置される。
【0072】図5を参照して、テストモード制御回路2
00は、4個の出力データごとにそれぞれ配置されるデ
ータ圧縮回路201−0a〜201−3bおよび、マル
チプレクサMX0a〜MX3bを含む。データ圧縮回路
は、半導体記憶装置110における1個の冗長ユニット
SMUによる置換救済単位と対応付けて、4個の出力デ
ータごとに配置される。データ圧縮回路201−0a〜
201−3bは、図5の例においては、一致比較ゲート
(排他的ORゲート)LG0a〜LG3bをそれぞれ有
する。
【0073】一例として、メモリマットMT0およびM
T1から読出されるデータの出力について説明する。
【0074】データDT0〈0:3〉,DT0〈4:
7〉,DT1〈0:3〉およびDT1〈4:7〉に対応
して、データ圧縮回路201−0a,201−0b,2
01−1aおよび201−1bがそれぞれ設けられる。
【0075】データ圧縮回路201−0aは、対応する
4個のデータDT0〈0:3〉間において信号レベルが
一致する場合には圧縮判定信号DG0aを活性化(Lレ
ベル,“0”)する。一方、4個のデータDT0〈0:
3〉間において信号レベルが一致しない場合において
は、データ圧縮回路201−0aは、圧縮判定信号DG
0aを非活性化(Hレベル,“1”)する。
【0076】データ圧縮回路201−0b,201−1
a,201−1bも同様に、対応する4個の読出データ
の信号レベルが一致するか否かに応じて、圧縮判定信号
DG0b,DG1a,DG1bをそれぞれ出力する。
【0077】データ圧縮回路201−0a〜201−1
bによって生成される4個の圧縮判定信号は、マルチプ
レクサMX0aに伝達される。マルチプレクサMX0a
は、テストフラグTFLGに応じて動作する。
【0078】テストフラグTFLGが非活性化(Lレベ
ル,“0”)されている場合、すなわち通常モード時に
おいては、“0”側に入力されるメモリマットから読出
されたデータDT0〈0:3〉がそのまま内部ノードN
0に伝達される。
【0079】一方、テストフラグTFLGが活性化(H
レベル,“1”)されている場合、すなわちテストモー
ド時には、“1”側に入力される4個の圧縮判定信号が
内部ノードN0に伝達される。
【0080】メモリマットMT2およびMT3に対して
も、同様にデータ圧縮回路およびマルチプレクサが設け
られる。
【0081】したがって、通常の読出動作時において
は、各マルチプレクサが“0”側のデータを出力するこ
とによって、各メモリマットから出力された並列データ
が内部ノードN0〜N3に伝達され、データ変換回路5
0−0〜50−3を介してデータノードNd0〜Nd3
から出力される。
【0082】テストモード時においては、メモリマット
MT2およびMT3から出力される動作テスト結果を示
すデータ信号は、データ圧縮回路201−2a,201
−2b,201−3a,201−3bによって圧縮され
て、マルチプレクサMX0bに入力される。このように
して、メモリマットMT0〜MT3に関連する動作テス
トの結果は、8個の信号に圧縮されて、データ変換回路
50−0によって、1個のデータノードNd0から出力
される。
【0083】したがって、テストモード時においては、
データノードNd0から出力されるデータDQ0をチェ
ックすることによって、メモリマットMT0〜MT3に
関する欠陥の有/無をチェックすることができる。これ
により、テストモード時における使用I/Oピン数を通
常動作時の1/4に削減することができ、テスト同測数
を4倍に向上させることができる。
【0084】また、テストモード時に出力されるデータ
を置換救済単位ごとに圧縮する構成としているため、冗
長救済単位ごとについての欠陥の有/無についても確認
できる。すなわち、データDQ0をチェックすることに
よって、メモリコア部20全体における欠陥の有/無の
みならず、欠陥が存在する置換救済単位の特定も可能で
ある。
【0085】したがって、1回の動作テストによって、
欠陥の有/無と置換救済に必要なデータとの両方の取得
が可能であるため、効率的な動作テストを実行すること
ができる。
【0086】さらに、通常の読出動作時およびテストモ
ード時のいずれにおいても、データ変換回路50−0〜
50−n以降の回路に必要とされる機能は、対応する内
部ノードN0〜Nnに伝達される8個の並列データを1
個ずつの直列データとして対応するデータノードNd0
〜Ndnに伝達することであるから、従来の技術で説明
したデータ入出力制御部40と同一の構成を採用するこ
とができる。すなわち、実施の形態1に従う半導体記憶
装置によれば、高周波動作を行なうデータ入出力制御部
40に変更を加えることなく、テスト同測数の増加によ
る動作テストのコスト改善が可能である。
【0087】また、テストモード時においては、データ
ノードNd0〜Nd3は、データ出力には使用されない
ため、これらのデータノードに対応して設けられるマル
チプレクサMX1a,MX1b,MX2a,MX2b,
MX3a,MX3bの“1”側には、出力レベルを固定
するための電源ノード91が結合される。
【0088】電源ノード91には、データのLレベルお
よびHレベルにそれぞれ対応する接地電位GNDおよび
電源電位VDDのいずれか一方が供給される。これによ
り、テストモード時において、データ出力に使用されな
いデータノードの電位レベルが不定となることを回避で
きる。
【0089】図6は、テストモード時におけるテストモ
ード制御回路200のデータ出力を説明するブロック図
である。図6においては、テストモード制御回路200
全体のうち、メモリマットMT0〜MT5に対応する部
分が代表的に示されている。
【0090】図6を参照して、テストモード時において
は、各メモリマットから並列に読出されたデータは、4
個ずつ対応するデータ圧縮回路に入力される。データ圧
縮回路は、対応する置換救済単位中における欠陥の有/
無を示す圧縮判定信号をそれぞれ出力する。
【0091】8個の圧縮判定信号DG0a〜DG3b
は、内部ノードNd0に伝達され、データ入出力制御ク
ロックCLKIOに応じて動作するデータ変換回路50
−0によって、1個ずつ入出力バッファ60−0を介し
てデータノードNd0から直列に出力される。このよう
な構成とすることにより、テストモード時においては、
メモリマットMT0〜MT3に関する判定データを、置
換救済単位ごとに圧縮して、1個のデータノードNd0
によって取出すことが可能となり、テスト同測数の増加
が可能となる。
【0092】メモリマットMT4以降についても、4個
のメモリマットについての置換救済単位ごとに圧縮され
た判定結果を、1個のデータノードによって出力するこ
とができる。
【0093】図7は、半導体記憶装置110のテストモ
ード時におけるデータ出力を説明するタイミングチャー
トである。
【0094】図7を参照して、データノードにおけるデ
ータ入出力は、データ入出力制御クロックCLKIOの
立上がり/立下がりの両エッジに応答して実行される。
【0095】テストモード時においては、時刻T0以前
に各メモリマットから並列に読出される動作テストの結
果を示すデータは、置換救済単位ごとに圧縮された圧縮
判定信号となって、各データ圧縮回路から出力される。
メモリマットMT0〜MT3に関連する圧縮データDG
0a〜DG3bは、データノードNd0からデータDQ
0として、各クロックエッジの時刻T0〜T7におい
て、直列に1個ずつ出力される。
【0096】同様に、メモリマットMT4〜MT7に関
する動作テストの結果を示すデータは、置換救済単位ご
とに圧縮された圧縮判定信号となって、各クロックエッ
ジの時刻T0〜T7において、データDQ4として入出
力ノードNd4から1個ずつ直列に出力される。
【0097】その間のデータノードNd1〜Nd3に
は、図5に示す電源ノード91によって固定された電位
レベルが出力される。
【0098】[実施の形態2]実施の形態2において
は、実施の形態1に比較して、判定結果のデータ圧縮の
信頼性をより向上することが可能な構成について説明す
る。
【0099】実施の形態2においては、図3に記載した
半導体記憶装置110の構成に比較して、テストモード
制御回路の構成が異なる点が特徴である。その他の回路
構成および動作については半導体記憶装置110の場合
と同様であるので説明は繰返さない。
【0100】図8は、実施の形態2に従うテストモード
制御回路210のテストモード時におけるデータ出力を
説明するための図である。
【0101】実施の形態1においては、データ圧縮を排
他的ORゲートを用いた一致比較によって実施したた
め、圧縮の対象となる4個のデータのすべてに対応して
欠陥が存在する場合においても、圧縮判定信号は「良
好」の判定結果を示してしまうという問題点が存在す
る。実施の形態2においては、この点を考慮して、デー
タ圧縮における信頼性をより向上することを目的とす
る。
【0102】図8においては、テストモード制御回路2
10全体のうち、メモリマットMT0〜MT5に対応す
る部分が代表的に示されているが、他のメモリマットに
対しても、同様の構成が配置される。
【0103】図8を参照して、テストモード制御回路2
10においては、データ圧縮回路の各々は、対応する一
致比較ゲートがそれぞれ出力する圧縮判定信号に加え
て、圧縮前の4個のデータのうちのいずれか1個をさら
に出力することを特徴とする。
【0104】たとえば、テストモード時において、メモ
リマットMT0に関連する出力データとしては、既に説
明した圧縮判定信号DG0aおよびDG0bに加えて、
圧縮前のデータDT0〈0〉およびDT0〈4〉を内部
ノードN0に伝達する。なお、ここで出力の対象とする
圧縮前のデータは、任意に選ぶことができ、DT0
〈0〉およびDT0〈4〉を対象としたのは例示にすぎ
ない。
【0105】メモリマットMT1についても、同様に圧
縮判定信号DG1aおよびDG1bに加えて、圧縮前の
データの一部であるDT1〈0〉およびDT1〈4〉が
内部ノードN1に伝達される。
【0106】これにより、データ変換回路50−0は、
テストモード時において、それぞれの圧縮判定信号に対
応する圧縮前のデータのうちの1個を出力することがで
きる。これにより、圧縮前のデータと圧縮判定信号との
両方をチェックすることによって、各置換救済単位ごと
の欠陥の有/無をより確実に検出することができる。
【0107】すなわち、図8に示されるように、メモリ
マットMT0およびMT1からのテスト結果は出力デー
タDQ0として出力することができ、メモリマットMT
2およびMT3からのテスト結果はデータDQ2として
出力することができる。この結果、テストモード時にお
けるデータノードの使用数は、通常モード時の1/2と
なる。
【0108】したがって、実施の形態2においては、テ
ストモード時において、各置換単位に対応して出力され
るデータ数は実施の形態1の場合の2倍となるので、テ
スト同測数は実施の形態1の場合の1/2となる。
【0109】図9は、テストモード制御回路220によ
るテストモード時のデータ出力を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【0110】図9を参照して、データノードNd0は、
テストモード時において、メモリマットMT0およびM
T1に対応する動作テストの結果を、データDQ0とし
て出力する。同様に、データノードNd2は、メモリマ
ットMT2およびMT3に対応する動作テストの結果
を、データDQ2として出力する。データノードNd4
は、メモリマットMT4およびMT5に対応する動作テ
ストの結果を、データDQ4として出力する。
【0111】通常の読出動作時において、メモリマット
MT1およびMT3に対応するデータの入出力を実行す
るデータノードNd1およびNd3の信号レベルはテス
トモード時においては固定される。
【0112】時刻T0以前において、動作テストの結果
を示すデータが各メモリマットから並列に読出され、各
内部ノードに対して、4個の圧縮判定信号および4個の
圧縮前のデータが伝達される。
【0113】データノードNd0は、データ入出力制御
クロックCLKIOの各クロックエッジである時刻T0
〜T3にそれぞれ対応して、圧縮前データDT0
〈0〉,圧縮判定信号DG0a,圧縮前データDT0
〈4〉,圧縮判定信号DG0bを1個ずつ直列に、デー
タDQ0として出力する。時刻T4〜T7のクロックエ
ッジに関しても同様に、メモリマットMT1に対応する
圧縮前データおよび圧縮判定信号であるDT1〈0〉,
DG1a,DT1〈4〉,DG1bがそれぞれ出力され
る。
【0114】同様に、データノードNd2およびNd4
は、メモリマットMT3,MT4およびメモリマットM
T5,MT6にそれぞれ対応する、4個の圧縮判定信号
および4個の圧縮前のデータを、時刻T0〜T7の各ク
ロックエッジにおいて、1個ずつ直列に出力する。
【0115】[実施の形態3]図10は、実施の形態3
に従うテストモード制御回路220のテストモード時に
おけるデータ出力を説明する図である。図10において
は、テストモード制御回路220全体のうち、メモリマ
ットMT0〜MT7に対応する部分が代表的に示されて
いるが、他のメモリマットに対しても、同様の構成が配
置される。
【0116】テストモード制御回路220は、図6に示
したテストモード制御回路200と比較して、データレ
ジスタRGおよびデータ切換スイッチSWをさらに備え
る点で異なる。
【0117】実施の形態3においては、内部ノードN0
〜NnをL個(L:2以上の自然数)ずつのグループに
分割する。各グループを形成するL個の内部ノードのう
ちの1個に対応して切換スイッチSWが配置され、残り
の(L−1)個の内部ノードに対応してデータレジスタ
RGが配置される。図10においては、一例としてL=
2の場合を記載している。
【0118】テストモード制御回路220におけるデー
タ圧縮は、実施の形態1で説明したテストモード制御回
路200と同様であるので説明は繰返さない。すなわ
ち、各データ圧縮回路によって、置換救済単位に相当す
る4個の読出データごとにデータ圧縮が実行され、各デ
ータ圧縮回路は、圧縮判定信号を出力する。
【0119】メモリマットMT0〜MT3に対応する8
個の圧縮判定信号DG0a〜DG3bは、内部ノードN
0に伝達される。一方、内部ノードN1に伝達されるメ
モリマットMT4〜MT7に対応する8個の圧縮判定信
号DG4a〜DG7bは、データレジスタRGに格納さ
れてノードN1′に出力される。
【0120】データ切換スイッチSWは、内部ノードN
0およびノードN1′のいずれか一方を、制御信号SL
Tに応じて、データ変換回路50−0の入力ノードに相
当するN0′と接続する。
【0121】データレジスタRGは、制御信号SLTに
応じて、内部ノードN1に並列に伝達されている信号を
取り込んで保持するとともに、ノードN1′に出力す
る。
【0122】制御信号SLTは、L=2であることに対
応して、データ入出力制御クロックCLKIOの1/4
の周波数を有する。したがって、クロックCLKIOの
4周期ごとに、制御信号SLTの信号レベルは変化す
る。これに応じて、データレジスタRGの格納データが
更新されるとともに、データ切換スイッチSWの接続方
向が変更される。これにより、データ入出力制御クロッ
クCLKIOの4周期ごとに、内部ノードN0に伝達さ
れるメモリマットMT0〜MT3に対応する8個の圧縮
判定信号および、内部ノードN1を介してノードN1′
に伝達されるMT4〜MT7に対応する8個の圧縮判定
信号が、順にデータ変換回路50−0に伝達される。
【0123】これにより、テストモード時において、メ
モリマットMT0〜MT7に関連するテストデータをデ
ータノードNd0のみで出力することが可能となり、テ
ストモード時においては、データノードDQ1〜DQ7
によるデータ出力が不要となる。この結果、データノー
ドの使用数は、通常動作時の1/8となり、実施の形態
1に比較してテスト同測数をさらに増やすことが可能と
なる。
【0124】図11は、テストモード制御回路220に
よるテストモード時のデータ出力を説明するタイミング
チャートである。
【0125】図11を参照して、データ入出力制御クロ
ックCLKIOの活性化エッジである時刻T0に先立っ
て、各メモリマットから並列に読出される動作テストの
結果を示すデータは、置換救済単位ごとに圧縮された圧
縮判定信号となって、各データ圧縮回路から出力され
る。
【0126】これにより、内部ノードN0およびN1に
メモリマットMT0〜MT3およびMT4〜MT7に対
応する圧縮テストデータがそれぞれ伝達される。
【0127】時刻T0〜T7の各クロックエッジにおい
ては、メモリマットMT0〜MT3に対応する圧縮判定
信号が、DG0a,DG0b,…,DG3bの順に1個
ずつ直列にデータDQ0として出力される。
【0128】時刻T8のクロック活性化エッジに先立っ
て、制御信号SLTの信号レベルが反転され、内部ノー
ドN1に伝達されるメモリマットMT4〜MT7に対応
する圧縮判定信号は、データレジスタRGに保持され
て、ノードN1′に出力される。また、データ切換スイ
ッチSWは、接続方向を切換えて、内部ノードN0とノ
ードN1′とを接続する。これにより、データレジスタ
RGに保持されていた圧縮判定信号DG4a〜DG7b
がデータ変換回路50−0に伝達される。
【0129】以降、時刻T8からT15までの各クロッ
クエッジにおいて、圧縮判定信号DG4a,DG4b,
…,DG7bが1個ずつ直列にデータDQ0として出力
される。また、時刻T8において、各メモリマットに対
応する次の圧縮判定信号が並列に出力され、内部ノード
N0およびN1に伝達される。しかし、このタイミング
においては、内部ノードN0とノードN0′とは接続さ
れていないこと、およびデータレジスタRG0は内部ノ
ードN1に伝達される信号を取込まないことから、時刻
T8〜T15においては、時刻T0以前に出力されたメ
モリマットMT4〜MT7に対応する圧縮判定信号を正
常に出力することができる。
【0130】[実施の形態4]実施の形態4において
は、実施の形態2および実施の形態3で説明した構成を
組合せることによって、データ圧縮の信頼性を向上さ
せ、かつテスト同測数の増加を図る。
【0131】図12は、本発明の実施の形態4に従うテ
ストモード制御回路230のテストモード時におけるデ
ータ出力を説明する図である。図12においては、テス
トモード制御回路230全体のうち、メモリマットMT
0〜MT3に対応する部分が代表的に示されているが、
他のメモリマットに対しても、同様の構成が配置され
る。
【0132】図12を参照して、テストモード制御回路
230は、図8に示したテストモード制御回路210の
構成に加えて、データレジスタRGおよびデータ切換ス
イッチSWをさらに含む。
【0133】データレジスタRGおよびデータ切換スイ
ッチSWの配置および動作については、実施の形態3で
説明のと同様であるので説明は繰り返さない。図12に
おいても、L=2の場合について記載している。
【0134】また、テストモード制御回路230におけ
るデータ圧縮は、実施の形態2で説明したのと同様であ
るので説明は繰返さない。すなわち、各データ圧縮回路
から、置換救済単位に相当する4個の読出データごとに
圧縮された圧縮判定信号に加えて、圧縮前のデータのう
ちの1個が出力される。
【0135】このような構成とすることにより、実施の
形態2で説明したようにデータ圧縮に関する信頼性の向
上するとともに、テストモード時に必要なデータノード
の個数を削減してテスト同測数の増加を図ることが可能
となる。
【0136】図13は、テストモード制御回路230に
よるテストモード時のデータ出力を説明するタイミング
チャートである。
【0137】図13を参照して、データ入出力制御クロ
ックCLKIOの活性化エッジである時刻T0に先立っ
て、動作テストの結果を示すデータが各メモリマットか
ら並列に読出され、各内部ノードに対して、4個の圧縮
判定信号および4個の圧縮前のデータが伝達される。
【0138】データノードNd0は、データ入出力制御
クロックCLKIOの各クロックエッジである時刻T0
〜T8にそれぞれ対応して、内部ノードN0に伝達され
る、メモリマットMT0およびMT1に対応する圧縮前
データDT0〈0〉,圧縮判定信号DG0a,圧縮前デ
ータDT0〈4〉,圧縮判定信号DG0b,圧縮前デー
タDT1〈0〉,圧縮判定信号DG1a,圧縮前データ
DT1〈4〉,圧縮判定信号DG1bを1個ずつ直列に
データDQ0として出力する。
【0139】時刻T8のクロック活性化エッジに先立っ
て、制御信号SLTの信号レベルが反転される。これに
応じて、内部ノードN1に伝達されるメモリマットMT
2およびMT3に対応する圧縮前データおよび圧縮判定
信号が、データ変換回路50−0に伝達され、時刻T8
からT15までのクロックエッジにそれぞれ対応して、
データノードNd0は、圧縮前データDT2〈0〉,圧
縮判定信号DG2a,圧縮前データDT2〈4〉,圧縮
判定信号DG2b,圧縮前データDT3〈0〉,圧縮判
定信号DG3a,圧縮前データDT3〈4〉,圧縮判定
信号DG3bを1個ずつ直列にデータDQ0として出力
する。
【0140】以上、実施の形態1から4においては、テ
ストモード時におけるテストデータの出力を説明した
が、このようなテストモードは、ダイレクトメモリアク
セスモードによって低速テスタからクロック信号CLK
および制御信号RQを入力して、メモリコア部およびデ
ータ入出力制御部をいずれも低速テスタによってテスト
する場合に対しても、通常モードに従って、データ入出
力制御部40をメモリコア部20よりも高周波で動作さ
せる場合に対しても適用することが可能である。
【0141】また、実施の形態1から実施の形態4にお
いては、テストモード時におけるデータ圧縮の単位を、
置換救済単位と揃えることとしたが、これは冗長救済の
ための欠陥有無データを効率的に得るために適した構成
として例示したものにすぎない。すなわち、テストモー
ド時におけるデータ圧縮単位を、所望の解析データを得
ることを目的として、置換救済単位と異なるものとする
ことも可能である。
【0142】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0143】
【発明の効果】請求項1、4および8に記載の半導体記
憶装置は、テストモード時において、N本のデータ線に
よって伝達されるN個のデータ信号を圧縮したテスト結
果信号を、データ変換回路によって直並列変換してデー
タノードから読出すことができる。したがって、N本の
データ線と対応する所定単位ごとのテスト結果を、通常
動作時よりも少ないデータノードを用いて読出すことが
できる。
【0144】請求項2および3に記載の半導体記憶装置
は、入力切換回路による選択を切換えることによって、
L個の内部ノードに伝達されるデータを単一のデータノ
ードから読出すことができる。したがって、請求項1記
載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、テスト動作
時においてデータ読出に使用するデータノードをさらに
削減することができる。
【0145】請求項5記載の半導体記憶装置は、テスト
結果信号として、N個のデータ信号の圧縮信号と、圧縮
前のN個のデータ信号のうちの1個を読出すことができ
る。したがって、請求項1および2記載の半導体記憶装
置のそれぞれが奏する効果に加えて、データ圧縮の信頼
性を向上することができる。
【0146】請求項6および7に記載の半導体記憶装置
は、N個のデータ信号を圧縮して得られる信号として、
N個のデータ信号間での一致比較結果を示す信号を出力
するので、各データ圧縮回路を一致比較ゲートで構成で
きる。
【0147】請求項9記載の半導体記憶装置は、テスト
結果信号の圧縮単位をスペアアレイ部による置換救済時
の置換単位を対応付けて定めるので、請求項1記載の半
導体記憶装置が奏する効果に加えて、置換救済の実行に
必要な情報を得ることができる。
【0148】請求項10記載の半導体記憶装置は、テス
トモード時において、メモリコア部と前記データ変換回
路とを同一周波数に基づいて動作させるための複数の制
御信号を生成するテスト制御回路をさらに備えるので、
請求項1記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、
いわゆるダイレクトメモリアクセスモードの下で、メモ
リコア部のテストを比較的低速のテスタによって実行す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 動作テスト結果データを圧縮して出力するこ
とが可能な半導体記憶装置100の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図2】 判定データ圧縮回路70の構成例を示す図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態1に従う半導体記憶装置
110の構成を示すブロック図である。
【図4】 コントロール回路10の構成を示すブロック
図である。
【図5】 テストモード制御回路200の構成を示す回
路図である。
【図6】 テストモード時におけるテストモード制御回
路200のデータ出力を説明するブロック図である。
【図7】 半導体記憶装置110のテストモード時にお
けるデータ出力を説明するタイミングチャートである。
【図8】 実施の形態2に従うテストモード制御回路2
10のテストモード時におけるデータ出力を説明するた
めの図である。
【図9】 テストモード制御回路220によるテストモ
ード時のデータ出力を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図10】 実施の形態3に従うテストモード制御回路
220のテストモード時におけるデータ出力を説明する
図である。
【図11】 テストモード制御回路220によるテスト
モード時のデータ出力を説明するタイミングチャートで
ある。
【図12】 本発明の実施の形態4に従うテストモード
制御回路230のテストモード時におけるデータ出力を
説明する図である。
【図13】 テストモード制御回路230によるテスト
モード時のデータ出力を説明するタイミングチャートで
ある。
【図14】 データ直並列変換を用いてインタフェース
の高速化を可能とした従来の技術の半導体記憶装置50
0の構成を示す概略ブロック図である。
【図15】 データ出力時における半導体記憶装置50
0のデータ直並列変換を説明する概念図である。
【図16】 半導体記憶装置500のデータ出力を説明
するタイミングチャートである。
【符号の説明】
20 メモリコア部、40,41 データ入出力制御
部、50−0〜50−nデータ変換回路、60−0〜6
0−n 入出力バッファ、200,210,220,2
30 テストモード制御回路、Nd0〜Ndn データ
ノード、MT0〜MTn メモリマット、N0〜Nn
内部ノード。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が直列に信号を入出力するための複
    数の入出力ノードと、 データ信号を記憶するためのメモリコア部とを備え、 前記メモリコア部は、 行列状に配置される複数のメモリセルと、 各々が前記データ信号を伝達する複数のデータ線とを有
    し、 前記複数の入出力ノードに対応してそれぞれ設けられる
    複数の内部ノードと前記複数の入出力ノードとの間にそ
    れぞれ配置される複数のデータ変換回路をさらに備え、 各前記データ変換回路は、前記複数の内部ノードのうち
    の対応する1つに並列に伝達されるM個(M:2以上の
    自然数)の信号を受けて、対応する前記複数の入出力ノ
    ードのうちの対応する1つに対して直列に伝達し、 前記複数の内部ノードと前記メモリコア部との間に配置
    されるテストモード回路をさらに備え、 前記テストモード回路は、各々がN本(N:2以上の自
    然数)のデータ線ごとに配置される複数のデータ圧縮回
    路を含み、 各前記データ圧縮回路は、テストモード時において、前
    記N本のデータ線によって伝達されるN個のデータ信号
    に応じて、K個(K:Nより小さい自然数)のテスト結
    果信号を生成し、 前記テストモード回路は、前記テストモード時におい
    て、前記複数の内部ノードのうちの一部のそれぞれに対
    して、前記複数のデータ圧縮回路が生成する複数の前記
    テスト結果信号をM個ずつ並列に伝達する、半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の内部ノードは、各々がL個
    (L:2以上の自然数)の内部ノードを含む複数のグル
    ープに分割されており、 前記半導体記憶装置は、各前記グループごとに配置され
    る、 前記L個の内部ノードのうちの1個に対応して設けられ
    る出力切換回路と、 その他の(L−1)個の内部ノードのそれぞれに対応し
    て設けられ、対応する内部ノードに並列に伝達されるM
    個の信号を保持する複数のデータレジスタ回路とをさら
    に備え、 前記出力切換回路は、前記テストモード時において、前
    記L個の内部ノードのうちの1つを順に選択して、選択
    された前記内部ノードに伝達されるM個の並列の信号
    を、前記複数のデータ変換回路のうちの1つに伝達す
    る、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体記憶装置は、クロック信号に
    同期して動作し、 前記出力切換回路が内部ノードの選択を切換える周期
    は、前記複数のデータ変換回路のうちの1つが前記対応
    する前記複数の入出力ノードに対して信号を直列に伝達
    する周期のL倍である、請求項2記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記テスト結果信号は、前記N本のデー
    タ線によって伝達されるN個のデータ信号の圧縮信号を
    含む、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記Kは1であり、 各前記複数のデータ圧縮回路は、前記N本のデータ線に
    よって伝達されるN個のデータ信号間における一致比較
    結果を前記圧縮信号として生成する論理ゲートを有す
    る、請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記テスト結果信号は、 前記N本のデータ線によって伝達されるN個のデータ信
    号のうちの1つと、 前記N本のデータ線によって伝達されるN個のデータ信
    号の圧縮信号とを含む、請求項1または2に記載の半導
    体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記Kは2であり、 各前記複数のデータ圧縮回路は、前記N本のデータ線に
    よって伝達されるN個のデータ信号間における一致比較
    結果を前記圧縮信号として生成する論理ゲートを有す
    る、請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記テストモード回路は、 各々が、前記N本のデータ線ごとに、前記メモリコア部
    と前記複数の内部ノードのうちの1つとの間に配置され
    る複数のマルチプレクサをさらに含み、 各前記マルチプレクサは、通常の読出動作時において
    は、前記N本のデータ線によって伝達されるN個のデー
    タ信号を対応する前記内部ノードに伝達し、 前記複数の内部ノードのうちの前記一部に対応する前記
    複数のマルチプレクサの一部の各々は、前記テストモー
    ド時において、複数の前記データ圧縮回路から出力され
    た前記テスト結果信号を対応する前記内部ノードに伝達
    し、 前記複数のマルチプレクサの残りの各々は、前記テスト
    モード時において、所定の固定電位レベルを対応する前
    記内部ノードに伝達する、請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  9. 【請求項9】 前記メモリコア部は、欠陥が生じた前記
    メモリセルを置換救済するためのスペアアレイ部をさら
    に備え、 前記スペアアレイ部は、各々が1回のアクセス動作時に
    おける前記置換救済の対象となる複数の置換単位を含
    み、 前記Nは、前記置換単位に対応して定められる、請求項
    1記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記テストモード時において、同一周
    波数に基づく複数の制御信号を生成するテスト制御回路
    をさらに備え、 前記メモリコア部および前記データ変換回路は、前記テ
    ストモード時において、前記複数の制御信号に応答して
    動作する、請求項1記載の半導体記憶装置。
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