JP2001289355A - 配線・配管用支持材 - Google Patents

配線・配管用支持材

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JP2001289355A
JP2001289355A JP2000106384A JP2000106384A JP2001289355A JP 2001289355 A JP2001289355 A JP 2001289355A JP 2000106384 A JP2000106384 A JP 2000106384A JP 2000106384 A JP2000106384 A JP 2000106384A JP 2001289355 A JP2001289355 A JP 2001289355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取り付け位置にドリルで孔を開けるといった加
工手段を施すことなく、容易かつ迅速に複数の配線・配
管用支持材を連結可能になるとともに、種々の配設部材
を適宜適当な位置に取着することができる配線・配管用
支持材を提供すること。 【解決手段】配線・配管用支持材100同士を連結した
り、配設部材を取り付けたりするための取り付け器具
(固定部材70及び被固定部材60)のうち、被固定部
材60を収容するための収容路50を配線・配管用支持
材100に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線や信号線等の
ケーブルや湯、水、ガス、空調管等の流体管を布設する
ときに使用される配線・配管用支持材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】配線・配管材の布設経路に沿って設置さ
れる配線・配管用支持材は、一定の長さの支持材を複数
つなぎ合わせて長い布設路が形成される。従来、複数の
受具をつなぎ合わせる場合は、配線・配管用支持材の側
壁部の適当な位置にドリル等で取付孔を穿設し、ボルト
とナット等の他の部品固定して連結されていた。
【0003】一方、配線・配管用支持材には、カバー部
材、手摺り、ボックスや照明等の諸器具、他の布設経路
から引き出されたり、引き込まれたりする配線・配管材
を取り付けるための配設部材等が取付固定される。従
来、配設部材等は配線・配管用支持材の親桁側壁部の適
当な位置にドリル等で取付孔を穿設し、ボルトとナット
により取り付けられていた。
【0004】以上のような取り付け方法では、配線・配
管用支持材を組み合わせたり、配設部材を取り付けたり
する度に、配線・配管用支持材に取付孔を穿つ必要があ
るため非常に面倒であった。
【0005】こうした点を若干改良したものとして、例
えば、実開平2−88414号公報においてカバー部材
の取付構造の発明を開示している。図20に示したよう
に、ケーブルラックQの開口部を施蓋するカバーP上面
に架設したチャンネル材2を、ケーブルラックQの下端
部に係止してカバーPを固定するケーブル用カバー部材
の止着装置において、チャンネル材2をカバーPの幅長
と略同長に形成し、このチャンネル材2端部内に挿入自
在な屈曲片1Bと、ケーブルラックQの下端部に係止す
る係合片1Aとを有する略コ字形状の係止金具1を設
け、チャンネル材2端部内に挿入した屈曲片1Bをチャ
ンネル材2にネジ止めすることによりケーブルラック用
カバー部材を止着できるような装置について、提案して
いる。
【0006】これはチャンネル材2をチャンネル材2の
端部内に挿入された係止金具1上端の屈曲片1Bに係止
し、一方、係止金具1下端の係合片1Aにてケーブルラ
ックQの下端部に係止してある。そして、カバーPの幅
長と略同長に形成されたチャンネル材2の端面の位置
と、この端部内に挿入された係止金具1の側面の位置と
が略同一になるようにしたものである。
【0007】このような従来の止着装置は、一定の形状
のみの部材を取り付ける場合にはそれなりの効果があ
る。しかし、ボックスや配線・配管材を取り付けるため
の部材等、それぞれ種々の異なった形状の部材を取り付
ける場合には、それぞれ独自の構成を有した固定金具等
を用意して、別々の方法で取付固定しなければならない
ため、汎用性がなく、その作業も複雑かつ面倒なものと
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は以上
のような問題を解決するためになされたものであり、解
決すべき課題は、取り付け位置にドリルで孔を開けると
いった加工手段を施すことなく、容易かつ迅速に複数の
配線・配管用支持材を連結可能になるとともに、種々の
配設部材を適宜適当な位置に取着することができる配線
・配管用支持材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決する手段】以上のような問題点を解決する
ために本発明の請求項1に記載した発明が採った手段
は、配線・配管材30を支持する配線・配管用支持材1
00であって、固定孔64を有した別体の被固定部材6
0を収容する収容路50が長手方向に沿って形成され、
前記収容路50は、前記被固定部材60を側方から収容
できる開口部51を備えるとともに、前記固定孔64を
前記開口部51から外部に臨ませつつ被固定部材60を
収容固定可能に形成したことを特徴とする配線・配管材
用支持部材100とするものである。
【0010】これは配線・配管用支持材100同士を連
結したり、配設部材40を取り付けたりするための取り
付け器具(固定部材70及び被固定部材60)のうち、
被固定部材60を収容するための収容路50を配線・配
管用支持材100に形成したものである。収容路50
は、被固定部材60を側方から収容することができるよ
うにしてあるとともに、収容した被固定部材60の固定
孔64を開口部51から臨むように設置固定できるよう
に形成されている。このように固定孔64は開口部から
臨むことができるので、開口部51の外からでも、固定
部材70を容易に固定孔64に合わせて取り付けること
ができる。このときに隣り合った配線・配管用支持材1
00をまたいで固定すると配線・配管用支持材100を
連結でき、また固定部材70と被固定部材60の間に配
設部材30を挟持しつつ固定すれば、配設部材30を取
り付けることもできる。
【0011】本発明の請求項2に記載した発明が採った
手段は、開口部51は収容路50内に沿って連続して形
成されていることを特徴とする請求項1記載の配線・配
管用支持材100とするものである。これは被固定部材
60を任意の側方位置から挿入できるように開口部51
も連続して形成したものである。
【0012】本発明の請求項3に記載した発明が採った
手段は、開口部51の反対側の内側面には、収容された
被固定部材60の上下方向の可動を防止するため、固定
部材70を係止する固定部材係止部53を備えたことを
特徴とする請求項1又は2記載の配線・配管用支持材1
00とするものである。これは固定部材70で被固定部
材60を固定した際に、固定部材70の先端71を固定
部材係止部53に係止させ上下方向の可動を防止するこ
とにより、取り付け器具60、70全体の上下方向の可
動を防止したものである。
【0013】本発明の請求項4に記載した発明が採った
手段は、収容路50には、該収容路50内に収容された
被固定部材60の側方方向の可動を防止すべく、該被固
定部材60を係止する被固定部材係止部54が形成され
ていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
載の配線・配管用支持材100とするものである。これ
は被固定部材係止部54に被固定部材60の一部を係止
させることにより、被固定部材60の左右方向の可動を
防止してガタツキを防止したものである。従って、被固
定部材60に形成されている固定孔64の位置がぶれる
ことがなく、容易に固定部材70を固定孔64に固定す
ることができる。
【0014】本発明の請求項5に記載した発明が採った
手段は、前記被固定部材60は、前記固定孔64として
螺孔を備えたナット材60aで形成され、固定部材70
であるボルト体70aが螺合可能に形成されていること
を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の配線・
配管用支持材100とするものである。
【0015】本発明の請求項6に記載した発明が採った
手段は、ボルト体70aのナット体60aへの螺合によ
り、該ナット体60aを前記収容路50の開口部51周
縁に圧接させて、他の配線・配管用支持材100aを複
数連結可能とすることを特徴とする請求項5に記載の配
線・配管用支持材100とするものである。すなわち、
ボルト体70aでナット体60aを螺嵌すれば、ナット
体70aは収容路50の開口部51周縁と当接すること
になる。その結果ナット体70aと配線・配管用支持材
100は圧接固定されることになる。こうした固定方法
を用いて、該ナット体60aを他の配線・配管用支持材
100aと介するように固定すれば、配線・配管用支持
材100は連結させることができる。
【0016】本発明の請求項7に記載した発明が採った
手段は、ボルト体70aのナット体60aへの螺合によ
り、該ナット体60aと該ボルト体70aとで前記配設
部材40を挟持しつつ固定されることを特徴とする請求
項5に記載の配線・配管用支持材100とするものであ
る。すなわち、配設部材40を固定する手段として固定
部材70と被固定部材60とで挟持するという方法を採
用したものである。
【0017】本発明の請求項8に記載された発明が採っ
た手段は、前記収容路は、配線・配管材が布設される布
設部から立設される立設部に形成される請求項1から7
に記載の配線・配管用支持材。請求項1から7に記載さ
れた収容路50と同様のものを、立設部12に形成した
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明を図に
示す実施例に沿って説明する。図1は実施例1による配
線・配管用支持材100の全体斜視図が、図2には、部
分拡大図が示されている。図3には、収容路の正面断面
図が示されている。ここで説明の便宜のため、本明細書
においては、図1のAの方向を「長手方向」といい、図
3のBの方向を「上下方向」といい、Cの方向を「側方
方向」という。
【0019】配線・配管用支持材100は、配線又は配
管材30が布設される布設部11とその両脇に立設して
形成される側壁10とからなる。側壁10の外側面に
は、被固定部材60を収容するための収容路50が側壁
10の長手方向に連続して形成されている。収容路50
には、被固定部材60を外部から収容できるように開口
部51が形成されている。開口部51の幅Dは、被固定
部材60を収容した際に上下方向幅E(図4)より短く
形成されている。従って、水平を保った状態でそのまま
被固定部材60を収容したり取り外したりすることはで
きないようになっている。また、被固定部材60を長手
方向の任意の位置から収容できるように、開口部51も
長手方向に沿って連続して形成されている。
【0020】開口部51の上方には、リブ52が収容路
50を覆うように突出して設けられ、収容路50の上方
に空間55を形成している。一方、収容路50の下方に
は、被固定部材60の側方方向の可動を防止するための
被固定部材係止部54が形成されている。なお、被固定
部材係止部54は、実施例1においては、凹状に形成さ
れているが、被固定部材係止部54を凸状に形成し、被
固定部材60を凹状に形成してもよい。さらに、開口部
51の反対側の内側面には、取り付け器具60、70の
上下方向の可動を防止するため固定部材70の先端71
を係止するための固定部材係止部53が形成されてい
る。
【0021】被固定部材60は、実施例1においては、
貫通した固定孔64が二つ形成されていて、この固定孔
64には、ナット体のようにネジ溝が形成されている。
一方、固定部材70には、被固定部材60の固定孔64
と螺合するように、ネジ山が施されたボルト体70aを
使用している。
【0022】被固定部材60は、収容路50への挿入を
確保するため、図4に示したように収容路50に最初に
挿入される部分(実施例1においては上部)が他の部分
と比較して薄く形成されている(Rの部分)。勿論、そ
のまま被固定部材60に収容することができれば、必ず
しも薄く形成する必要はない。また、薄く形成された部
分Rの反対側は、収容路50に挿入したときに前述の被
固定部材係止部54と係合して側方方向の可動を防止す
るため、可動防止係止部61が突出形成されている。な
お、ここで被固定部材60は実施例1においては特殊な
形状を有したナット体60aを使用しているが、使用用
途に応じて適宜選択することができる。収容路50に収
容することができ、しかも収容路50から脱落しない形
状を有し、かつ固定部材70と結合される形状であれ
ば、従来からあるナットであってもよく、特に限定され
るものではない。
【0023】さて、このように形成された配線又は配管
用支持材100は、以下のように、隣あった他の配線又
は配管用支持材100aと連結されることになる。
【0024】まず、収容路50に被固定部材60を取り
付ける方法を、図5〜図7に沿って述べる。開口部51
の幅Dは、挿入後の図を示す図7を見れば明らかなよう
に被固定部材60の上下向の幅Eよりも短く形成されて
いるので、その水平状態を保ったまま直接挿入すること
ができない。そこで、先述した被固定部材60の他の部
分より若干薄く形成されている部分(Rの部分)を収容
路50の上方に形成されている空間55に挿入させる
(図5)。こうすれば被固定部材60の下端部は、開口
部51の下端より上方に位置することができる。そし
て、この状態から被固定部材60がリブ52に当接した
部分56を軸として回転させつつ挿入させる(図5、
6)。その後、被固定部材60を離せば、被固定部材6
0は落下しつつ可動防止係止部61が被固定部材係止部
54に係合し被固定部材60の挿入は完了する(図
7)。この係合により被固定部材60の下方は、側方方
向の可動を抑制されることになる。以上のような方法に
より、被固定部材60を収容路50の任意の位置で取り
付けることが可能になり、その数も任意に取り付けるこ
とができる。
【0025】そして、このように取り付けられた被固定
部材60は側方方向の可動を防止してあるので、固定孔
64もガタツキことがない。従って、固定部材70をこ
の固定孔64に容易に螺合することができる(図8 ネ
ジ溝は省略してある。)。このように螺合すれば、被固
定部材60の上部はリブ52により、下方は被固定部材
係止部54に図8の矢印の方に圧接され固定される。こ
うして被固定部材60の上下で側方方向の可動が抑制さ
れる。
【0026】一方、螺合により必然的に固定部材係止部
53に固定部材の先端71が挿入され係止されることに
なる。従って、固定部材70及びそれに固定された被固
定部材60の上下方向の可動を防止することができる。
このように、被固定部材係止部54で被固定部材60の
側方方向の可動を抑止することができるとともに、固定
部材係止部53によって上下方向の可動をも抑止するこ
とができる。従って、全体のガタツキを防止でき、確実
に固定部材70及び被固定部材を配線・配管用支持材1
00に固定することができる。
【0027】このような固定方法を用いて隣り合った配
線・配管用支持材100を連接して固定すれば、図1の
ように互いを連結させることができる。なお、配線・配
管用支持材100の形状は特に限定されるものではな
く、例えば、図9のように、円筒形のもの、管又はダク
ト(図10)等であっても構わない。
【0028】次に実施例2について説明する。これは別
体に形成されている配設部材40をを取り付ける場合を
示している。図11は、実施例2における全体斜視図で
あり、配設部材として手摺りを固定している状態を示し
ている。
【0029】実施例2における配線・配管用支持材10
0は、布設部11と収容路50が形成された別体の立設
部12が形成されている。ここで、立設部12の外側面
に被固定部材60を収容するための収容路50が長手方
向に連続して形成されている点、及び収容路50、被固
定部材70、固定部材60の形状については、実施例1
と同様である。但し、被固定部材70として固定孔64
が一つのものを使用している。また、被固定部材70を
収容路50に取り付ける方法も実施例1と同様である。
【0030】このように形成された配線又は配管用支持
材100は、他の配設部材40、例えば取付部材、カバ
ー部材、手摺り等が取り付けられる点で実施例1と異な
る。取り付け方法は、収容された被固定部材60の固定
孔64に、配設部材40の孔を介して固定部材70を螺
嵌し、配設部材40が固定部材70と被固定部材60で
挟まれるように固定する(図13)。このときに実施例
1と同様に側方方向及び上下方向の可動が、固定部材係
止部53と固定部材の先端部71との係止及び可動防止
係止部61と被固定部材係止部54との係止により抑制
される。こうして配設部材40の配線・配管用支持材1
00への固定は完了する(図13、14)。
【0031】このような取り付け方法を使用することに
より、配設部材40は、立設部材12の如何なる位置に
も取り付けることができる。また、被固定部材60自体
も収容路50内で確実に固定されているので、それに固
定されている配設部材40も確実に固定されることにな
る。さらに、本発明の固定方法によれば、配設部材40
に孔さえあいていれば、あらゆる形状の配設部材40で
も固定することができ、汎用性にも優れたものとなる。
【0032】なお、例えば、図15に示したように、配
線・配管材30を雨、ほこり、外部衝撃等から保護する
ためのカバー部材41を取り付けても良いし、図16に
示したように、配線又は配管用支持材100の途中から
引き出したり又は引き入れたりする配線又は配管材30
を固定するための配線・配管材固定部材(配設部材)4
2や、支持材を吊るための吊りボルトを取り付けるため
の吊り金具43等を取り付けてもよい。さらに、照明器
具や種々の配線器具、それらの取付に使用する部材等使
用用途に応じて種々の部材を取り付けてもよい。
【0033】次に実施例3について説明する。これは収
容路50に形成された固定部材係止部53に所定間隔で
貫通孔56を設けたものである(図17)。実施例1と
同様に被固定部材60を収容路50に挿入取付した後、
貫通孔56側(開口部51と反対側)から固定部材70
を挿入し固定することができる。
【0034】この方法によれば、あらかじめ立設部12
から固定部材70を開口部51より外方に突出させた状
態で作業ができるので、配設部材40の孔を合わせやす
く、容易に作業を行うことができる。さらに、この方法
によれば、ボルトとナット体の他にもリベット、若しく
は簡易な棒状体等での固定も行うことができる。
【0035】さらに、実施例4が図18に示されてい
る。これは、収容路50を両側に形成した立設部12を
布設部11の両端の親桁の間にも形成したものである。
このときに、立設部12を取り外し自在に形成したり、
親桁間を可動自在に形成すること等は、使用に応じて適
宜選択すればよい。これにより、配線・配管用支持材1
00のあらゆる位置に配設部材40を取り付けることが
できるようになる。
【0036】また、配管・配管用支持材100は、配線
・配管材を布設するタイプのものばかりではなく、図1
9のように配線・配管を吊すタイプのものにも応用する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明による請求項1又
は2記載の配線・配管用支持材においては、被固定部材
を収容路の任意の位置に側方から収容でき、しかも被固
定部材の固定孔が開口部に向かって固定設置されるよう
に形成されガタツキを防止している。従って、外部から
固定孔に容易に固定部材を取り付けることができる。こ
れにより取り付け器具と配線・配管用支持材と確実に固
定できる。この際に隣り合った配線・配管用支持材を介
して固定すれば連結させることができる。また、固定部
材と被固定部材の間に配設部材を挟持することにより、
配設部材を取り付けることもできる。このように単に被
固定部材を収容路に収容するのみで、隣り合った配線・
配管材受具を迅速かつ用意に取り付けることができる。
【0038】請求項3及び4記載の発明により、上下方
向及び側方方向の可動を防止することができる。また、
請求項4記載の発明にあっては、収容するだけで、側方
方向のガタツキをも防止することができ、容易に固定部
材を取り付けることができるようになる。
【0039】請求項5に記載の発明によれば、それぞれ
被固定部材及び固定部材にナット体及びボルト体を使用
することにより、従来からある取付器具で固定させるこ
とができ、作業も容易に行うことができる。
【0040】請求項6に記載の発明によれば、隣り合っ
た配線・配管用支持材を容易かつ迅速に連結することが
できる。又請求項7記載の発明によれば、固定部材と被
固定部材の間に配設部材を挟持しつつ固定することによ
り、種々の配設部材を取り付けることもできる。
【0041】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
使用に応じて適宜配設部材を取り付けたい位置に立設部
を設けることができ、配線・配管用支持材全体のいかな
る位置にも配設部材を取り付けることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例1
を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例1
の部分拡大図を示す側面図である。
【図3】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例1
の正面図である。
【図4】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例1
の被固定部材を示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例1
の収容路に被固定部材を取り付ける過程を示す正面図で
ある。
【図6】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例1
の収容路に被固定部材を取り付ける過程を示す正面図で
ある。
【図7】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例1
の収容路に被固定部材を取り付ける過程を示す正面図で
ある。
【図8】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例1
の収容路に被固定部材を取り付けた状態を示す正面図で
ある。
【図9】 本発明の別実施例を示す断面図である。
【図10】本発明のさらに別の実施例を示す断面図であ
【図11】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例
2を示す斜視図である。
【図12】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例
1の被固定部材を示す斜視図である。
【図13】 本発明に係る配線・配管用支持材に配設部
材を取り付けた状態を示す正面図である。
【図14】 本発明に係る配線・配管用支持材に配設部
材を取り付けた状態を示す側面図である。
【図15】 本発明に係る配線・配管用支持材に配設部
材としてカバー部材を取り付けた状態を示す側面図であ
る。
【図16】 本発明に係る配線・配管用支持材に配設部
材として吊り金具等を取り付けた状態を示す側面図であ
る。
【図17】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例
3を示す正面図である。
【図18】 本発明に係る配線・配管用支持材の実施例
4を示す断面図である。
【図19】 本発明に係る配線・配管用支持材のうち、
配線・配管材を吊すタイプに応用した例を示す斜視図で
ある。
【図20】 従来の配線・配管用支持材の取付構造を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 側壁 11 布設部 12 立設部 30 配線・配管材 40 配設部材 50 収容路 51 開口部 54 被固定部材係止部 53 固定部材係止部 55 空間 60 被固定部材 61 可動防止係止部 64 固定孔 70 固定部材 100 配線・配管用支持材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線・配管材を支持する配線・配管用支
    持材であって、 固定孔を有する別体の被固定部材を収容する収容路が長
    手方向に沿って形成され、 前記収容路は、前記被固定部材を側方から収容できる開
    口部を備えるとともに、前記固定孔を前記開口部から外
    部に臨ませつつ被固定部材を収容固定可能に形成したこ
    とを特徴とする配線・配管材用支持部材。
  2. 【請求項2】 開口部が収容路に沿って連続して形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の配線・配管用
    支持材。
  3. 【請求項3】 開口部の反対側の内側面には、収容され
    た被固定部材の上下方向の可動を防止するため、固定部
    材を係止する固定部材係止部を備えたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の配線・配管用支持材。
  4. 【請求項4】 収容路には、該収容路内に収容された被
    固定部材の左右方向の可動を防止すべく、該被固定部材
    を係止する被固定部材係止部が形成されていることを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載の配線・配管
    用支持材。
  5. 【請求項5】 前記被固定部材は、前記固定孔として螺
    孔を備えたナット材で形成され、固定部材であるボルト
    体が螺合可能に形成されていることを特徴とする請求項
    1から4のいずれかに記載の配線・配管用支持材。
  6. 【請求項6】 ボルト体のナット体への螺合により、該
    ナット体を前記収容路の開口部周縁に圧接させて、他の
    配線・配管用支持材を複数連結可能とすることを特徴と
    する請求項5に記載の配線・配管用支持材。
  7. 【請求項7】 ボルト体のナット体への螺合により、該
    ナット体と該ボルト体とで前記配設部材を挟持しつつ固
    定することを特徴とする請求項5に記載の配線・配管用
    支持材。
  8. 【請求項8】 前記収容路は、配線・配管材が布設され
    る布設部から立設される立設部に形成される請求項1か
    ら7のいずれかに記載の配線・配管用支持材。
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