JP2553716Y2 - 配線用ダクトの取付構造 - Google Patents

配線用ダクトの取付構造

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JP2553716Y2
JP2553716Y2 JP1991022957U JP2295791U JP2553716Y2 JP 2553716 Y2 JP2553716 Y2 JP 2553716Y2 JP 1991022957 U JP1991022957 U JP 1991022957U JP 2295791 U JP2295791 U JP 2295791U JP 2553716 Y2 JP2553716 Y2 JP 2553716Y2
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wiring duct
lip
fluorescent lamp
locking piece
socket
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JP1991022957U
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JPH04101218U (ja
Inventor
英夫 大木
Original Assignee
株式会社 ブレスト工業研究所
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、吊りボルト等の懸吊
具に、蛍光灯本体を内部に収納した配線用ダクトを取り
付け懸吊する配線用ダクトの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配線用ダクトとして、所謂レース
ウェイ、ダクトと称する支持材が知られている。この種
の支持材は、金属ダクト、二種金属線ぴ、合成樹脂線ぴ
等として分類されているが、主に、照明器具への給電及
び支持材用として使用されている。そして、これらの配
線用ダクトを吊りボルトへ取り付けるには、図5及び図
6に示す如く、所定の吊り金具Xを用いて連結支持する
ものであった。すなわち、従来の吊り金具Xは、配線ダ
クトPの外側面を把持する構造を成し、この吊り金具X
に吊りボルトQをネジ止めするものであった。
【0003】一方、簡易天井に配設する照明器具へ電源
を提供するコンセントを内臓したチャンネルが実開昭49
-47898号に記載されている。このチャンネルは、上部に
電源コードやコンセントを収納し、下部に器具懸吊用の
折り曲げ溝を形成したものである。
【0004】また、リップ溝形状を成したハンガーレー
ルにケーブルラックを連結する金具が実開昭63-158670
号公報に記載されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図5及び図
6に示す従来の吊り金具Xは、配線ダクトPの外側面か
らリップ部P1にかけて係止し、配線ダクトPを把持す
るものなので、この配線ダクトPの開口部P2を覆うダ
クトカバーT等を装着する場合に、この吊り金具Xが装
着の妨げになる不都合があった。特に、当出願人が平成
3 年1 月18日付にて先に出願した連用蛍光灯システムの
如く、配線ダクトPに蛍光灯本体Sを直付けするような
場合に、配線ダクトPの開口縁に係止した吊り金具Xが
妨げになりやすいものであった。
【0006】一方、従来のコンセントを内臓したチャン
ネルは、簡易天井を構成するもので、このチャンネル間
に照明器具を備えたり、照明器具を取り付けないパネル
を取り付けるものである。したがって、コンセントや器
具懸吊用のアダプタ等を装着することは可能でも、チャ
ンネルの内部に蛍光灯本体を収納することはできない。
また、ハンガーレールにケーブルラックを連結する金
具も、ハンガーレールの内部に蛍光灯本体を収納するこ
とはできない。
【0007】そこでこの考案は、上述の課題を解決する
ために案出されたもので、内部に複数の蛍光灯本体を連
続して収納する配線用ダクトの懸吊作業を容易すること
ができ、しかも、配線用ダクトの開口部にダクトカバー
や蛍光灯等を装着する際に妨げにならない配線用ダクト
の取付構造の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
この考案の手段は、リップ溝形状を成し、このリップ部
P1を下方に向けて内部に複数の蛍光灯本体Sを連続し
て収納する配線用ダクトPと、リップ溝形状を成し、こ
のリップ部1Aを上方に向けた連結軌条1とを一体に形
成する。配線用ダクトPは、蛍光灯本体Sの安定器12
と一方のソケット11に接続端子13を備えた安定器ユ
ニット10と、他方のソケット21に送り端子22を設
けた送り端子ソケット20とを収納する。
【0009】一方、連結軌条1は、吊りボルトQにネジ
止めした回転係止片2を開口部1Bから内部に挿入して
リップ部1Aに係止し、吊りボルトQにネジ止めした止
着ナット3とこの回転係止片2により、連結軌条1のリ
ップ部1Aを挟着固定するものである。
【0010】
【作用】すなわち、この考案によると、配線用ダクトP
のリップ部P1内部に複数の蛍光灯本体Sが連続して収
納され、連結軌条1のリップ部1A内部に回転係止片2
が挿入される。そして、リップ部1A内部の回転係止片
2を90度回転せしめると、リップ部1Aの内側に回転係
止片2が係止し、予め吊りボルトQにネジ止めしてある
止着ナット3を回転係止片2がわに締め付けることでリ
ップ部1Aが緊締され、回転係止片2と止着ナット3と
により、リップ部1Aが挟着固定される。この結果、一
体形成された配線用ダクトPと連結軌条1とを介して複
数の蛍光灯本体Sが連続して配設されるものになる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この考案の実施例を
詳細に説明する。
【0012】図に示す符号Pは、金属ダクト等のリップ
溝形状を成した配線用ダクトであり、主に、照明器具へ
の給電及び支持材用として使用される。例えば、駅のプ
ラットホームや工場など、二重天井を張らない建築構造
物の蛍光灯を装着する部材等として使用されている。
【0013】そして、開口部を下方に向けた配線ダクト
Pの上面に、リップ溝形状を成した連結軌条1を設ける
(図1参照)。図示の連結軌条1は、配線ダクトPと一
体形成したものを示し、連結軌条1の上面に開口部1B
を設けている。また、この連結軌条1は、配線ダクトP
よりも幅員を狭く形成してある(図2参照)。連結軌条
1の幅員は、この外、配線ダクトPの幅員と同サイズに
形成してもよく、この場合、配線ダクトP内部の外に、
連結軌条1の内部にも他のケーブル等を配線収納するこ
とが可能になる。
【0014】符号2は、リップ部1Aに係止する回転係
止片である。この回転係止片2は、連結軌条1の上方に
向いた開口部1Bから内部に挿入して90度回転させるこ
とでリップ部1Aに係止させる。図示例の回転係止片2
は、開口部1Bの幅員より幅が狭い平行四辺形状を成
し、90度回転させたときに、その長手両端部が配線ダク
トPの内側壁に当接する長さに形成している。こうする
ことで、回転係止片2の回転係止操作を容易にすること
ができる。
【0015】そして、回転係止片2と止着ナット3を吊
りボルトQにネジ止めし、開口部1Bの内部に挿入した
回転係止片2とリップ部1Aの上面に位置する止着ナッ
ト3とによって、連結軌条1のリップ部1Aを挟着固定
する(図2参照)。図示では、止着ナット3の下に止着
座金4を装着して、この止着座金4がリップ部1Aの上
面に当接しているが、止着ナット3の径が開口部1Bよ
りも大きい場合は、止着座金4の使用は任意である。
【0016】このように吊りボルトQに懸吊された配線
ダクトPは、その下方を向いた開口部1Bに、蛍光灯本
体Sを直接装着する。このとき使用する蛍光灯本体S
は、一方のソケット11や安定器12、それに接続端子
13を備えた安定器ユニット10と、他方のソケット2
1に送り端子22を設けた送り端子ソケット20とを夫
々個々に配線用ダクトPに装着するものである(図3参
照)。そして、配線用ダクトPに沿って連続的に装着し
た複数の蛍光灯本体Sは、隣接する蛍光灯本体Sの接続
端子13と送り端子22とを介して連続した蛍光管S1
に通電する(図4参照)。
【0017】
【考案の効果】この発明は、上述の如く構成したことに
より、当初の目的を達成する。すなわち、配線ダクトP
の側面や開口部に他の部材を当接させずに配線ダクトP
を懸吊することができる。したがって、従来の吊り金具
Xのように、配線ダクトPの開口部等に係止した部分
が、ダクトカバーや蛍光灯器具等の装着作業の妨げにな
るといった課題は解消された。この結果、内部に複数の
蛍光灯本体を連続して収納する配線用ダクトの懸吊作業
を容易することができる。また、配線用ダクトの開口部
にダクトカバーや蛍光灯等を装着する際に妨げにならな
い。
【0018】以上説明したように、この考案によると、
配線ダクトPの懸吊作業及び配線ダクトへの器具類装着
作業を容易に行えるなどといった実用上有益な種々の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す分解斜視図。
【図2】使用状態を示す断面図。
【図3】蛍光器具を装着した例を示す分解斜視図。
【図4】蛍光器具を装着した例を示す側面図。
【図5】従来の使用状態を示す斜視図。
【図6】従来の使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
P 配線用ダクト P1 リップ部 P2 開口部 Q 吊りボルト S 蛍光灯本体 S1 蛍光管 S2 反射板 S3 カバー T ダクトカバー X 吊り金具 1 連結軌条 1A リップ部 1B 開口部 2 回転係止片 3 止着ナット 4 止着座金 10 安定器ユニット 11 ソケット 12 安定器 13 接続端子 20 送り端子ソケット 21 ソケット 22 端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リップ溝形状を成し、このリップ部を下
    方に向けて内部に複数の蛍光灯本体を連続して収納する
    配線用ダクトと、リップ溝形状を成し、このリップ部を
    上方に向けた連結軌条とを一体に形成し、配線用ダクト
    は、蛍光灯本体の安定器と一方のソケットに接続端子を
    備えた安定器ユニットと、他方のソケットに送り端子を
    設けた送り端子ソケットとを収納し、一方、連結軌条
    は、吊りボルトにネジ止めした回転係止片を開口部から
    内部に挿入してリップ部に係止し吊りボルトにネジ止
    めした止着ナットとこの回転係止片により、連結軌条の
    リップ部を挟着固定することを特徴とする配線用ダクト
    の取付構造。
JP1991022957U 1991-02-08 1991-02-08 配線用ダクトの取付構造 Expired - Lifetime JP2553716Y2 (ja)

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JPH04101218U JPH04101218U (ja) 1992-09-01
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KR200484228Y1 (ko) * 2015-06-08 2017-08-14 (주)주영산업 레이스 웨이 유닛

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