JPS5829691B2 - 電線収納式仕切構造 - Google Patents

電線収納式仕切構造

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JPS5829691B2
JPS5829691B2 JP55137849A JP13784980A JPS5829691B2 JP S5829691 B2 JPS5829691 B2 JP S5829691B2 JP 55137849 A JP55137849 A JP 55137849A JP 13784980 A JP13784980 A JP 13784980A JP S5829691 B2 JPS5829691 B2 JP S5829691B2
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strut
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は仕切構造及びその他同種類のもの、特に壁パネ
ル及び共働する支柱を用い、仕切構造の各別の壁パネル
間の電気接続を行なうようにした仕切構造に関するもの
である。
永久仕切壁から区別されているポータプルな組み立て式
の仕切構造は長年に亘って使用されており、その構造及
び設置技術の改良によりその使用が急速に拡大してきて
おり、今日この種の仕切構造はオフィスビルディング、
工業プラント等に広く使用されている。
その製造及び設置モードについて種々の構造のものが開
発されている。
殆んどの場合、パネルは適当な手段で互に連結して、互
に接合交差するパネル構造を種々に組み合わせ組み立て
て使用することができる。
斯る仕切構造は比較的低コスト、設置が簡単、壁の配置
構成が融通性に富む等の利点を有するが、電気配線の施
設に問題がある。
今日、電気が生活に大きな役割を課しており、照明に使
用される以上に日常のビジネス業務に使用されている。
上述した仕切壁の使用においては電動タイプライタ−コ
ピー装置、ラジオ、インターコム等に電気を供給する設
備が極めて重要であり、仕切壁構造で仕切られた室又は
空間に適切に電気を供給し得るようにすることは不可欠
の事項である。
給電ラインは上方又は下方から、或は垂直側壁から仕切
壁に容易に導くことができるが、これには問題がある。
その1つの配線方法は、擬似天井の上方にオーバヘッド
配線を、電力引出し口を必要とする種々の位置まで施設
し、次いで天井から適当な支柱を通して各仕切壁構造に
延長するやり方である。
同様に、配線を床下を所望の引出し口点まで施設し、次
いで仕切壁まで引き出すこともできる。
しかし、何れの方法も予め決められた別個の固定の配線
を必要とし、これは費用がかかるのみならず、配線構成
が融通性に富むという斯る仕切壁の主要な利点を無効に
し、給電設備を修正しないでフロア−プラン等を変更し
得るという特徴が失なわれてしまう。
本発明の目的は、電線を壁パネル及び支柱内に収納し得
るようにして、従来のように仕切構造で仕切られた各室
に天井配線や床配線等の露出配線によらずに給電し得る
ようにした仕切構造及びこれに使用する支柱を提供する
ことにある。
本発明は、特に、壁パネルをそれらの垂直縁で支柱に支
持し、壁パネルは支柱に容易に着脱し得るよう構成する
と共に、1つの共通の支柱に2枚以上のパネルを取り付
は得るようにし、その支柱が各パネルの接合点を形成す
るよう構成した仕切壁構造に関連する。
本発明では、これらの壁パネルに、肉薄導管又は他の適
当な部材を用いて壁パネルの一方の垂直縁から他方の垂
直縁につながる電線通路を設け、これを通して電線を配
線し得るようにする。
支柱は適当な中空管部材で構成し、これにパネルを連結
支持し得るようにすると共に、パネルの電線通路と連通
ずる電線アクセス孔を設けて電線を壁パネル内から支柱
内に延在し得るようにし、これにより壁パネルと支柱と
の間に接続導管を構成する。
この支柱は更に複数個の一列に整列する区分と、これら
区分を組み立てた状態に保持する装置で構成し、これら
区分の少くとも1つの区分は他の区分に対し共通の軸を
中心に回転自在にすると共に該回転自在の区分には少く
とも1個の電線アクセス孔を設けた構成とする。
期る構成の本発明仕切構造においては支柱が一方の壁パ
ネル内の電線を他方の壁パネル内に通す接続導管を構成
するので一方のパネル内から他方のパネル内に連続的に
延在する配線を施設し必要な位置にアウトレットを設け
ることができるため、従来のように露出配線を施設する
必要がなく、従って外観が極めて良くなるのに加えて露
出配線に足を引っかける等の事故も防げるという効果が
ある。
更に支柱の電線アクセス孔を有する部分が回転自在にな
っているので壁パネルを互に任意の角度に配置して上述
の配線を行なうことができ、斯る配線によりパネル相互
の角度調整が制限されることがないため、壁パネルの配
置が融通性に富むという効果がある。
上述の構成の仕切構造は2,3又は4枚の壁パネルを共
通の支柱に支持し、それらの電線を収納し得るように設
計することができる。
この設計の構成は一層融通性に富み、この場合にはパネ
ル間に適当なプラグイン又は他の適当な接続具を用いて
、必要に応じパネルに予め配線を施こすことができ、ま
た、パネルの組み立てにより種々の電線通路を形成しこ
れと並行して通路に配線を行うことができ、また組み立
て後に電線を通路に必要なように通し、必要に応じこれ
ら電線を支柱においてワイヤナツト、コネクタ等により
互に接続することができる。
パネルにはパネル内の電線通路と連通ずるアウトレット
レセプタクルを設けることができると共に、支柱にアウ
トレット機構を直接設けることもできる。
本発明の好適例では、支柱を複数個の区分で構成し、そ
の中間区分にはパネルからの電線を導く適当な導管又は
ケーブルコネクタを設け、その各中間区分は各壁パネル
と対応させ、各中間区分は関連するパネルと一緒に回転
して、隣接パネル間の角度関係をそれらの間の電気接続
に何の影響も与えることなく任意所望の関係にし得るよ
うにする。
この構成では、これら中間区分及び両端の主区分はこれ
ら区分間に配置されたガイドリングにより垂直方向に適
正に整列した状態に維持すると共に、例えば適当なフイ
ツチングにより支柱に連結された支柱内を延在するねじ
ロッドのような適当な手段でこの組み立てられた状態に
緊締するようにする。
本発明の他の例では、パネルの上端縁部を、この上端縁
に沿って電線を延在し電源に接続し得るように、また照
明器具、時計等をパネルの上部に支持しこれに電気を供
給し得るように構成する。
本発明の更に他の例では、電力を上方からパネルの支柱
の上部に供給し得るようにする。
本発明の更に他の例では、パネルの全ての端縁又は選択
した端縁即ち、上端縁、下端縁及び側端縁に電線通路を
設けて、電線通路の接続配置について完全な自由度を得
、これら通路への配線及びこれらと関連する他の器具へ
の配線並びにパネル間の電気接続を自由に行ない得るよ
うにする。
斯るパネル−パネル電気接続部は支柱の上端縁、下端縁
又は中間部に配設することができる。
本発明は、配線についての上述の特徴に加えて、壁パネ
ルを支柱に支持する極めて有効な構造も提供し、これに
より壁パネルと支柱を極めて強固に連結することができ
る。
図面につき本発明を説明する。
第1図は本発明を適用し得る仕切壁の全体的な構成配置
を示し、1は各別の垂直支柱で、この支柱は図に示すよ
うに壁パネル2a、2b及び2Cをそれらの連結部で支
持する。
市販用の斯る仕切構造においては、これらパネルを支柱
1に、支柱の上端及び下端付近のパネルの垂直端縁から
外側に突出し且つ下向きフランジ部で終端する突起を支
柱のこれと共働する素子により枝柱に掛合することによ
り連結するよう構成し、こうして仕切壁を斯る突起で支
持する構造になっている。
この種の突起は第9図に示してあり、本発明の他の特徴
と共に後に詳述する。
各パネルにはその垂直端縁に沿って細条状の金属部材3
が設られ、この部材には棚5を支持する棚支持ブラケッ
ト5′の鎖錠素子を受は入れる一連の細長いスロット4
が設けられている。
各支柱1は床面から脚部6により支持され、この脚部は
壁構造物のレベリング調整を容易に行ない得るよう可調
整とするのが好適である。
以上述べた構造は慣例のもので、電気配線が必要な場合
には、これら配線はオーバヘッド配線、即ちいわゆる可
撓性鱈へその緒”即ち給電線を含む給電ケーブルにより
行なわれる。
通常、電話回線及び電力供給回線の両方を含むことがで
きる給電ライン又は電線管を垂直に延在し得る適当なパ
ネルに取り付け、これにより配線が施こされていない1
以上の区域に給電し得るようにしている。
斯る給電ラインの中間の位置に他のアウトレットが必要
とされる場合には、これらアウトレフトは肉薄電線管、
アウトレットボックス等を用いて結線することができる
本発明の一例においては、壁パネルに水平電線通路7を
設け、これを第1図に示すように該パネルの一方の垂直
端縁から他方の垂直端縁まで延在させ、これにより端か
ら端まで延在する電線を施設することができると共に、
電線の任意の所望の点にアウトレット8を設けることが
できるようにする。
図示の本発明の一例の構造では、支柱1を複数個の区分
1a、1b、1c及び1dに分割し、区分1c及び1d
はパネル2a及び2bの通路7からの電線を受は入れる
ように構成し、これら通路を支柱1の内部で連通させて
パネル2aの遊端からパネル2bの遊端へ連続的に延在
する電線を施設し得るようにしである。
図示の構造では、区分1cは支柱1の軸を中心にパネル
2aと共に回動し、壁パネル2aの角度を変えることが
できるようにしてあり、同様に区分1dもパネル2bと
共に回動するようにしてあり、電気接続によって壁2a
と2bとの角度の調整が制限されることがないように構
成しである。
第2及び第3図は斯る支柱の一例の細部を示し、本例は
更に2個の追加の中間区分1e及び1fを使用して4個
の壁パネルの電気接続を収納し得るように構成されてい
る。
区分10〜1fには電線受入アクセス孔9が設けられ(
区分1fの電線アクセス孔は図の観察側にある)、各ア
クセス孔はこれに適当なフイツチング10c、10d、
10e及び10fが接続されるよう構成されている。
図示の例では、フイツチング10にはアクセス孔9内に
ねじ込むようにしたねじ端部11を設けである。
各フイツチングは、関連する区分への取付けを容易にす
るために、適当なレンチ等が掛合する平部13を有する
フランジ12を設けることができる。
各フイツチング10の反対側端部は関連する壁パネル(
第2図には図示せず)の通路7(導管部材14で形成さ
れているものとして示す)と整列し、その隣接端部がこ
のフイツチング10の拡大端部15内にはまるよう構成
されている。
図に示すように、フイツチング10e及び10dのねじ
端部11は各々の反対側拡大端部15に対しオフセット
させて、一方の区分の向きを他方の区分に対し逆にした
とき両フイツチングの外端15が共通の軸線上に配置さ
れるようにする。
追加の接続区分1e及び1fを用いる場合は、関連する
フイツチング10e及び10fには例えばフイツチング
10c又は10dより大きなオフセットを与えて、それ
らの反対側拡大端部15がフイツチング10e及び10
dの中心線の平面内にある共通の中心線上に位置するよ
うにすることができる。
第2図に示す構造では、支柱1の区分1c〜1fの隣接
する各対はそれぞれのスリーブ部材16で離間され、各
スリーブ部材は支柱の内径に略々等しい外径を有する管
状部17を有し、この管状部17はその上端と下端の略
々中心に、支柱の外径に略々等しい外径を有する外側突
出環状フランジ18を有する。
支柱の種々の区分は適当な手段、例えばねじ付ロッド1
9と端部材16′に固着されているナツト20により組
み立てることができる。
部材16′は部材16と略々同一の形状を有するが、部
材16には電気導線を通すための比較的大きな孔21が
設けられているのに対し、部材16′にはねじ棒を通す
だけの比較的小さな孔23を有する横方向内壁22が設
けられている。
部材16及び16′は支柱の種々の区分を軸方向に正確
に整夕1ルた状態に維持し、部材16′を適当な方向に
回すことにより区分10〜1fを軸方向に緊締し得ると
共に、これら区分の相対的運動を許す。
使用に当り、電線は種々の通路7中を通し、一つのフイ
ツチング10から支柱を経て他のフイツチング10へ延
在させることができる。
これは、例えばそれぞれの支柱区分が完全に組み立てら
れた又は少くとも部分的に組み立てられた状態で電線を
通路に適当に供給することにより又は後に述べる方法で
容易に行なうことができる。
ロッド19には、少くとも支柱内の電線と隣接する部分
に、絶縁材料のカバー、例えば絶縁スリーブ19′又は
巻装した、モールドした或は塗布した絶縁層を設けるの
が好適である。
電線は一方のパネルから支柱を経て他方のパネルへ直接
通したり、支柱において互に接続したりすることができ
るが、斯る配線は、例えばプラグ−ソケットコネクタの
ような他の手段を用いて、パネルと支柱の連結と同時に
行なうこともできる。
斯る構造を第4図に示し、この場合には第4図に示すよ
うに支柱の1個以上の区分にめすソケット部材24を取
り付ける。
第4図は1つの支柱区分に2個の斯るソケット部材を用
いる例を示す。
この場合には、各フィツチング10の端部11を支柱に
取り付けられたソケットに挿入するよう構成された接続
プラグ部材25とする。
第2図に示す構造のように、これらの接続プラグは第2
図のフイツチング10c及び10dと同様にオフセット
させることができる。
更に、破線で示すように、ソケット24を他の支柱区分
に配置されたソケットと、2個のコネクタ部材26及び
26′を用い、一方をソケット部材とし、他方をプラグ
部材として相互接続することができる。
更に、第4図に示すように、1つ以上のコネクタ部材2
4を、通常のコードプラグ等が差込まれる孔27(破線
で示す)を有する通常のアウトレフトソケットとするこ
とができる。
各々関連する壁パネルに連結されるようにした複数個の
支柱区分を設ける代りに、ある仕切壁配置の場合には1
個の中間支柱区分のみを用い、これに種々の電線受入ア
クセス孔を設け、それらの軸線は互に一定の関係とする
のが望ましい。
斯る構造は、壁パネルを例えば互に直角に配置する場合
に特に好適で、この構造の場合には交替可能な支柱区分
に所要のアクセス孔を、その軸を中心に種々の所望の間
隔で設けることができる。
斯る構造を第5図に示す。
この構造では、隣接する支柱区分1atIb間にスリー
ブ1gを配置し、これら支柱区分とスリーブとの間にス
ペーサ18を配置し、これらはロッド19で互に固定す
る。
この構造では、4個のアクセス孔9が設けられ、各社は
例えば溶接ビード28等により固着されたフイツチング
10′を有し、これらフイツチングは一定の角度関係に
ある。
この構成では、区分1gとして種々の角度に配置された
任意の所望数のフイツチング10′を有するものを作る
ことができる。
例えば、互に90° に配置された2個のフイツチング
10′を設けたもの、互に180@に配置された2個の
フイツチングを設けたもの、互に90’ に配置され
た3個のフイツチングを設けたもの、或は互に90゜に
配置された4個のフイツチングを設けたものを作ること
ができる。
上記の最后の例を第6図に示す。
配線を一方の壁パネルから他方の壁パネルに直接通す場
合、又は個々の電線を各パネルから挿入し支柱内で例え
ばワイヤナツトやその他の適当な手段で接続する場合、
支柱区分内に手を近づけ得る手アクセス孔を設けて各種
電線の挿通や接続を容易に行ない得るようにするのが望
ましい。
斯る構成を第7及び第8図に示す。
第7図に示すように区分1hには互に直角に配置された
1対の電線アクセス孔9と同様に互に90°に配置され
た1対の手アクセス孔29が設けられ、孔29は適当な
材料例えばプラスチックのカバ一部材30(第7図に1
つのみを示す)で閉じるようになっており、このカバー
は例えばこれと一体に形成されたフック部材31及びス
ナップイン部材31′のような任意の適当な手段により
所定位置に固定し得るように形成されている。
第8図は同様の構成を示し、本例では支柱区分11に互
に整列した電線アクセス孔9と、少くとも1個の手アク
セス孔29及びカバー30が設けられている。
第8図の例では、肉薄接合具32の形態のフィフランジ
10’を用い、これを支柱区分11にねじ込み、この接
合具32により肉薄導管33の隣接端部を受は入れ、こ
れをクランプナツト34で所定位置に固定するようにし
である。
第9〜第11図は前述したパネル−支持連結構造と関連
する本発明の追加の特徴を示し、これによりパネルと支
柱との一層強く堅牢な連結と棚等の直接支持が得られる
第9図は先に概説した現在市販されている壁パネルと、
これと共働する支柱との間の支持構造の詳細を示す。
市販の構造では前述したように各壁パネル2の垂直端縁
に金属補強細条3(第1図参照)が設けられている。
各補強細条は横断面が略略U字形で、支柱1の外周面と
略々同心の凹状壁部36で連結された1対の略々平行な
互に離間した壁部35を有する。
互に対向する両壁部35間の間隔は壁パネルの対向面間
の間隔より小さく、各壁部35の対向端縁は外方延長フ
ランジ35′で終端し、これらフランジの外端縁はパネ
ルの厚さに略々等しい間隔になっている。
壁パネル即ちその心部材37の垂直端縁には、壁パネル
の各面と隣接する肩部38を形成する長さ方向に延在す
る曲縁37′が設けられ、部材3の各フランジ35′が
それぞれの肩部上に載置される。
細条部材3は関連する壁パネルに、細条3の中間凹部3
6を貫通してパネルの心部材37内にねじ込まれるねじ
39のような適当な手段により固着される。
パネルの心部材は例えば木、金属、その他の適当な材料
で構成することができる。
各細条3の中間連結部36から打ち出した部分で装着突
起40が形成さへその遊端は不向きフランジ41で終端
し、各細条にはこのような突起が2個設けられ、1個は
パネルの上端縁近くに、他の1個はその下端縁近くに設
けられる。
市販の構造では、このような突起が壁パネルと支柱とを
支持する唯一の装置である。
細条3を形成する金属は比較的薄く、壁パネルには相当
重い荷重が加えられることがあるので、突起40が折れ
たり、その根もと、即ち突起40が形成された孔42か
ら破れたりすることが起り易い。
第9〜第12図には壁パネルと支柱との間に一層堅牢且
つ耐久性のある支持を与える比較的丈夫な連結構造も示
す。
この構造では、各壁パネルに少くとも1個のハンガ一部
材43を設ける。
このハンガ一部材は中間部45で連結された1対のフッ
ク部44を有し、この部材は細条3の中間壁部36の溝
孔46内に配置され、そこに47で示すように剛固に溶
接される。
図に示すように、支柱1は3個の区分1a、1b及び1
Cを具え、区分1cにハンガー43のフック部44を受
は入れるスロット4Bを設ける。
反対側のパネル2にも支柱区分1Cのスロット48に同
様に掛合する同様のハンガ一部材を設ける。
この構成では、突起40は主として壁パネルを動作位置
に維持する働きをし、パネルの荷重はハンガー43を介
して支柱に支持される。
図示の構成では、壁パネルの上端縁の突起40はカップ
状部材49の下端部50を突起40の上側面上に載置し
て所定位置に保持する。
第9図には、更に、支柱の上端から支柱内に電線を引入
れる構成も示す。
この場合には、部材49に複数個の放射状に内側に延在
するスポーク状部材51を設け、これら部材間に電線受
入通路を形成することができる。
部材49はロッド19に螺合する六角スリーブナツト5
3で所定位置に固着する。
図示の構成では、部材49は突起40の両側に延在する
下向き突部54を有し、これにより部材49の回転が阻
止されるようになっている。
部材49の上端には適当な電線管、ケーブル等、即ち電
線、電話線、その他の所望のサービスラインを含むこと
ができるいわゆる”へその緒”給電ラインを接続し得る
ように構成するのが好適である。
ロッド19の反対側端部は床台部材55を具える脚部6
に、これに設立されたねじロッド56をスリーブ部材5
7にねじ込み、このスリーブ部材の上端部内にロッド1
9の道端をねじ込むことにより支持することができる。
図示の構成では、部材57の上端部を拡大して突起40
を掛合し鎖錠するようにしである。
第11図は第9図の構造の変形例を示し、本例はハンガ
ー43のみにより壁パネルを支持するようにしたもので
、少くとも2個のハンガーを設け、これらを突起40と
同様に1つはパネルの上端縁近くに、他の1つはパネル
の下端縁近くに配設する。
この構成では、パネルは、内部スリーブ58の底面をハ
ンガー43の上端面に載置し、このスリーブをロッド1
9上のナツト59により所定位置に止めることにより鎖
錠保持して組み立てられる。
本例では支柱の上端はロッド19に螺合するナツト61
が固着された円板から成るキャップ部材60で閉じるよ
うにしである。
しかし、第9図の保持構造を電線小人のために用いるこ
ともできる。
細条3に溶接したハンガー43の代りに、ハンガーは第
11図に破線で示すハンガー43′のような板状構造と
することができ、このハンガーは例えばパネルの心部材
37に形成した溝内に挿入し、その上縁を溝の上縁と掛
合させることができる。
更に、このハンガーはハンガーを貫通し壁パネルの心部
材にねじ込まれたねじ61のような適当な手段で固定す
ることができる。
スロット48が設けられる支柱区分は支柱の個個の区分
とし、これにフック部材44を受は入れる1対以上のス
ロットを設け、各対のスロットは支柱区分の周囲に間隔
をあけて配設することができる。
第10図においては、支柱区分1は複数対のスロット4
8を有しく図は横断面図で各対の一方のスロットのみを
示す)、これらスロットの角度関係は45°間隔から1
20°間隔まで変化し、壁パネルを支柱に45°の多数
倍の角度〜60゜の多数倍の角度及び45° と60°
の合成角度の種々の角度で支持することができる。
しかし、前述の構造のように、種々の個数のスロットを
種々の角度関係で設けた種々の支柱を製造して、所望の
角度関係で設けられた所望数のスロットを有する支柱を
用いて所望のパネル配置を達成し得るようにすることが
できる。
隣接パネル間の角度が90°の場合には支柱区分に90
°間隔のスロット対を設けることができる。
支柱には第12図に示すようにプラスチック、その他適
当な材料のカバー62を設け、これによりスロット48
を覆う。
図に示すように、カバー62には各スロット48の位置
にへこみ63のような適当な印を付ける。
これにより、使用時にプラスチックカバーを選択したへ
こみの位置で切り取り、所望のスロット対48を露出さ
せ、使用しないスロットはカバーされたままとすること
ができる。
従って、この支柱は1〜4枚のパネルを連結し得る幾分
万能な構造で、仕使用スロット48は目かくしされたも
のとなる。
第13図は、照明器具を支持すると共にこれに電流を供
給する装置であって、パネルの上端縁の任意の点に取り
付けることができ、さらに”へその緒”給電ラインを接
続するのに使用し得る装置の断面図を示す。
この構造では、パネル2(適当な外装64が設けられて
いる)の上端縁部に底部が中間壁部67により連結され
た1対の上方延長側壁部66を有するチャンネル部材6
5でチャンネルを画成する。
このチャンネル部材はパネルの心部材68の上端縁に複
数個のねじ69または他の適当な手段でしつかり固定す
る。
図に示すように、外装64はチャンネル部材の側壁部6
6に沿って延長させ、これを覆うようにすることができ
る。
パネル内には、第1図に示すように、アウトレット8、
接続箱または延長アウトレットストリップとパネル上端
との間を延在する電線通路70を形成することができる
この通路は第13図に示すように例えば導管71により
画成できると共にチャンネルの底壁まで延在させてこれ
と連通させ、その開口端72をフレアー状に形成するこ
とができる。
このようにすると、電線をアウトレット8とチャンネル
65との間に延在させ、アウトレット8からパネルの上
端縁に電力を供給したり、適当な電源からアウトレット
8に電力を供給することができる。
パネル2の上端に沿って逆U字形のサドル部材73を設
け、その脚部74をパネル面に密接させると共にその中
間部75に孔76を設ける。
チャンネル内に、板状部78と上向き縁部79から成る
保持部材77を配置する。
保持部材77の部分78に中空接続部材81を、その基
部82を部材77の部分78に、例えば基部82の1部
分を部材77の部分78の孔に挿入することにより固定
する。
この基部82の端部は82′で示すようにフレアーまた
はウェッジ状にしてそれらの間に部材77をクランプす
ることができる。
基部82の上部には一体に形成されたねじニップル83
があり、これに止めナツト84を螺合して部材77とサ
ドル部材73を所定の位置に固定する。
止めナツト84の上部にはねじ部85を設け、その上端
部は通常の肉薄電線管接続部材に形成されている円錐状
緊締素子に対応する円錐状緊締素子86で終端させ、こ
れにより電線管87の下端部をサドル部材にしつかり緊
締する。
この緊締作用はナツト84のねじ部85にクランプナツ
ト88を螺合することにより遠戚される。
サドル部材を用いる場合、パネルの縁かざりまたはカバ
ーストリップ2′を適当にカットしてサドル部材に対応
する部分を除去する。
チャンネル部材65は壁パネルの全上端縁に沿って設け
るので、サドル部材73はその上端縁に沿って任意の位
置に配置することができる。
さらに、サドル部材の配置と無関係に、電線、その他の
導線をサドル部材からチャンネル65を通して通路70
に通すことができる。
第13図に示す構造は給電ラインをパネルに接続するの
に特に有用であるが、ランプ取付具やその他の電気製品
の支持構造としても使用でき、この場合にはナツト84
を適当な直立柱と一体に形成して斯る柱をサドル部材に
固定し得るようにすると共にサドル部材をパネルの上端
縁にしつかり緊締し得るように構成し、ランプ取付具や
その他の物品をこの柱に支持するようにすることができ
る。
必要に応じ1個以上の柱を用いることができる。
以上述べた本発明の特徴は現在市販されているパネルに
対応する一般的構造のパネルの変形および変更に主とし
て関係するものであるが、第14〜21図に、これらの
特徴と共に追加の特徴を含む完全に新たに設計したパネ
ル構造を示す。
第14図はパネルと支柱の側面図を示し、その内部構造
の詳細を示すためパネルの外装またはカバーは除去しで
ある。
第14〜21図の構成素子は第1〜13図の対応する素
子と同一の符号で示す。
第14図において、パネル2は完全な耐火構造として設
計されており、このパネルはパネルの上端および下端を
構成するl対の上端および下端チャンネル部材65とこ
れらを互に連結する管状部材90とから成る短形フレー
ム構成を具える。
第20図に示すように、部材90は短形断面で、その露
出端面には第1図に示すものと略々同一の構造とし得る
部材3を固着し、各部材3にはその壁部35に一連のス
ロット4を設ける。
部材3は部材90に例えばスポット溶接等の任意の適当
な手段により固着することができる。
部材65および90から成るフレーム構造は、第14図
に示すように、斜めに延在するコーナ部材91、垂直に
延在する中間スタッド92、対角方向に延在し両端がコ
ーナ部材91に固着されたロッド93のような追加の部
材で適当に補強することができる。
パネルの設計および寸法に応じて任意の数の補強部材を
用いることができる。
各補強部材は両端を隣接する構造部材および他の補強部
材の隣接する中間部に溶接等により固着することができ
る。
対角ロッド93がスタッド92と交差する場合、これら
ロッドは斯るスタッドにあけた孔を通すようにし、且つ
これらロッドはそれぞれ異なる面に配置して互にじゃま
にならないようにする。
スタッドの両端も上下のチャンネル部材に溶接、その他
の適当な手段により固着することができる。
同様に、導管14および70もそれらの両端をそれぞれ
の共働部材90および65に適当な方法で固着でき、導
管14は必要に応じスタッド92の孔を経て延在させる
上述のフレーム構造にフック部44を有するバンカー4
5を固着する。
図示のハンガーはスタッド92まで延在する延長部45
′を有し、これを溶接または他の適当な方法でこのスタ
ッドに固着しているが、必要に応じ部材90ならびに部
材3および対角ロツデ93にも固着することができる。
図示の構造では、導管14および70は接続箱8で相接
する。
接続箱は例えばいわゆる1900boxとすることがで
き、この接続箱は両側が開口しているので、パネルの各
面に開口を設け、適当なアウトレットソケット等または
複数個の電気装置を収納するチャンネル型電気ストリッ
プを設けることができる。
パネルの内部を、例えば吸音材料のような適当な材料9
4で適当に充満させてパネルの片側から反対側への音の
伝達を低減させることができる。
第14図に示す支柱1は、第2図に示すものと同様に、
フイツチング18で互に結合される複数個の区分1at
1a’t1bt1b’t1et1dから成り、区分1c
および1dにはそれぞれのパネルと共働するフイツチン
グ10が設けられている。
区分1eにも、図示のパネルと直角に延在する第3のパ
ネルと共働するフイツチング10を設けることができる
第16および第20図に示すように、管状部材90およ
び部材3には複数個の孔95および96を設け、これら
孔は支柱に支持されたフイツチング10に対応する位置
に配置して、任意の封孔95および96を用いて電線を
パネルから支柱に通すことができるようにする。
孔96は着脱自在のカバ一部材97で適当にカバーする
ことができ、このカバ一部材は第7図のカバ一部材30
と同様の構造として部材3とスナップ掛合するようにで
きる。
支柱1の種々の区分は1部または全部にねじが付けられ
たロッド19により組み立て保持する。
このロッドの下端部を脚部6の1部を構成する円筒部材
98にねじ込み、脚部6の部材55に支持されたねじ棒
99の上端部を同様に部材98にねじ込む。
これがため、ロッド99ど部材98をロッド19に対し
相対的に調整することにより支柱の高さを適当に調整す
ることができる。
第14図の支柱の上端部には連結部材100を配設し、
これは第15図に示すように、略々円筒状の部分101
と、これから外方に突出した複数個の中空管部材102
とから成り、これら管部材の数は支柱で支持し、電線通
路を連結すべきパネルの枚数に一致させる。
管部材101および102は隣接するチャンネル部材6
5の端部にはまる寸法に形成して一方のチャンネル部材
から他方のチャンネル部材へ連通するようにする。
部材100は例えばロッド19の端部に螺合するキャッ
プ部材103のような適当な手段で固定する。
部材103をロッド19に固定し易くするために、部材
103の上面に適当な工具が掛合する切欠きゃ切り込み
等を設けることができる。
第15図に示すように両端が開口し支柱区分の内径より
僅かに小さい外径を有するスリーブ部材58′を部材1
00とハンガー45のフック部材44との間に配置して
パネルが支柱に対し上方に移動して外れるのを阻止する
ことができる。
第17.18および19図に示すように、上部チャンネ
ル65には第13図に示すものと同様の給電接続部材を
支持することができるが、本例では第13図のサドル部
材73の上側部分に相当する平坦部材75のみを用いる
また、第17および第19図に示すように、標準構造の
アウトレットソケット104をチャンネル65内に適当
な形状のクリップ部材77で装着し、カバー75をアウ
トレット104に取り付けることもできる。
第17図に示すように、カバーストリップ2′を適当に
切るか或は複数個の区分に形成してチャンネル65をカ
バー75と相まって完全に覆うようにすることができる
第17〜第19図の構造は上部チャンネルと同様に下部
チャンネルも使用できる。
第21図に示すように、両方のチャンネルまたは一方の
チャンネルの開口側を水平方向の代りに垂直方向に延在
させることもできる。
第21図では下部チャンネル65が垂直側に開口を有し
、これを適当な材料でスナップ掛合するよう構成された
カバ一部材2′で閉じるようにしである。
第14〜21図の説明から明らかなように、図示の構造
は第1〜第13図の構造の丈夫で耐久性があるという特
徴、電線をパネル中を通し且つ支柱をコネクタとして使
用してパネル間に通すことができるという特徴の全てを
有し、加えて電線をパネルの上端縁および下端縁に沿っ
て涌し且つまた上端からパネルを通して下端へ、さらに
側端から側端へ通すことができ、パネル内の電線の配線
の自由度が著しく増大すると共に、アウトレット、電源
およびランプ取付具等をパネルの上端縁および下端縁に
沿った任意の位置、またはパネルの中間位置に自由に配
設することができるという特徴を有する。
さらに、前述したように、この構造は完全に耐火性であ
る。
尚、必要に応じ部材90にアクセス孔95′を設けて導
線を導管14等に通す処理を容易に行ない得るようにす
ることもできる。
斯る孔は第16図に示すカバ一部材97と同様のスナッ
プ掛合カバ一部材で閉じることができる。
上述の種々の構造は種々に組み合わせて使用することが
できる。
例えば、第13図の構造をパネルの下縁部にも用い、上
からも下からも電力を供給し得るようにすることができ
、何れの場合にもパネル−パネル間の電気接続はこれら
チャンネルと隣接する第2〜第8図に示すような構造を
用いて行なうことができる。
また、第9図に示すような支柱を用いて電力内−線をチ
ャンネル構造に付設することもでき、この場合にはチャ
ンネル構造を共働するパネル−パネル電気接続構造と共
に用い、通路7およびこれと関連する構造等は省略する
ことができる。
さらに、棚ブラケット等を掛合するスロット48を支柱
に設けて、棚を支柱に直接支持し得るようにして、支柱
に連結されたパネルに荷重が加わらないようにすると共
に棚の強度を高めることができる。
以上の記載から明らかなように、本発明は、仕切構造に
配線を施こす極めて有効な構成を提供し本発明構成によ
れば電線を仕切壁の支柱内にまたは壁パネル内に接続配
置し得ると共に、照明器具等をパネルに直接取り付け、
これに給電することができる。
本発明は上述した例にのみ限定されず、種々の変更およ
び変形を加えることができるものであり、これら変更や
変形も本発明に含まれると勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による仕切壁構造の一例を全体的に示す
斜視図、第2図は第1図の支柱の縦断面図、第3図は第
2図の■−■線上の断面図、第4図はパネルと支柱との
間の電気接続のためにプラグインコネクタが内部に設け
られた支柱の一部を示す図、第5図は第2図の支柱の変
形例の縦断面図、第6図は第5図のVl−Vl線上の断
面図、第7図は支柱の手アクセス孔とそのカバ一部材を
示す側面図、第8図は第2および第5図の支柱のさらに
他の例の縦断面図、第9図は壁パネルと支柱とを連結す
る新規な構造を示す支柱とパネルの縦断面図、第10図
は第9図の支柱のスロット配置の一例を示す横断面図、
第11図は第9図のパネルと支柱の端部における支持構
造を示す断面図、第12図は支柱の一部を除去してその
細部を示す支柱の部分側面図、第13図はパネル上方か
ら電力を供給したり、照明器具を支持すると共にこれに
電力を供給するパネル上端縁の構造を示す断面図、第1
4図は本発明仕切構造の他の例の壁パネルと支柱の表面
部材を除してその内部の詳細を示す正面図、第15図は
第14図の支柱とこれに組み立てられた2枚のパネルの
上部の断面図、第16図は第14図のパネルの垂直端縁
の側面図、第17図は第14図のパネルの上端縁に取り
付けられたアウトレットソケットおよび給電ライン接続
部を示すパネル上面図、第18図は第17図のXVII
I −X■■線上の断面図、第19図は第17図のXI
V −XIV線上の断面図、第20図は第16図の京−
■線上の断面図、第21図は第14図のパネルに適用し
得る変形チャンネル構造の断面図である。 1:支柱、2at2bj2e;壁パネル、3;金属細条
、4;スロット、5;棚、5′;棚支持ブラケット、6
;脚部、7;電線通路、8;アウトレット、9;電線受
入アクセス孔、1a〜1f;支柱区分、10;フイツチ
ング、14;電線通路形成導管、16;スリーブ部材、
16′;端スリーブ部材、19;ねじロッド、20;ナ
ツト、24;ソケット、25;プラグ、26,26’;
コネクタ、29;手アクセス孔、30;カバ一部材、1
0;フイツチング、32;肉薄コネクタ、33;肉薄導
管、34;クランプナツト、35,35’。 36;U字形金属細条(3)、37;パネル心部材、4
0;突起、43 (44,45) ;ハンガ一部材、4
8;スロット、49,60;止部材、62;カバ一部材
、63:へこみ印、65;チャンネル部材、68;パネ
ル心部材、70:電線通路、71;導管、73;逆U字
型サドル部材、77;保持部材、87;電線管、90;
管部材(支柱)、91.92,93;補強部材、94:
吸音材、95 、96 ;電線アクセス孔、97;カバ
一部材、100 、 (101,102) ;接続部材
、103;止部材、104;アウトレットソケット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の壁パネルおよびこれと共働する細長い中空
    支柱を用いる電線収納式仕切構造において、少くとも1
    対の隣接するパネルの垂直端縁を各別の共働する連絡装
    置により共通の支柱に支持し、前記中空支柱にはこれに
    支持された各壁パネルからの電線を受は入れる複数個の
    アクセス孔を設けると共に支柱の内部をもって各壁パネ
    ルからの電線を導く接続導管を構成し、且つ前記中空支
    柱は複数個の一列に整列する区分と、これら区分を組み
    立てた状態に保持する装置で構成し、これら区分の少く
    とも1つの区分は他の区分に対し共通の軸を中心に回転
    自在にすると共に該区分には前記電線アクセス孔の少く
    とも1個を設けたことを特徴とする仕切構造。 2、特許請求の範囲1記載の仕切構造において、支柱の
    各区分は隣接する区分と、該区分の内径に対応する外径
    を有すると共に隣接区分の対向端面間に配置される外側
    突出環状フランジを有するスリーブ部材で連絡したこと
    を特徴とする仕切構鳥3 特許請求の範囲1記載の仕切
    構造において、前記アクセス孔の少くとも1個にコネク
    タ部材を設け、支柱内の電線をコネクタ部材にて終端さ
    せ、共働するコネクタ部材を隣接する壁パネルと関連さ
    せ、該パネルに支持された電線をこのコネクタ部材にて
    終端させ、前記両コネクタ部材を互に掛合させて支柱内
    とパネルの電線の電気接続を完威し得るようにしたこと
    を特徴とする仕切構造。 4 特許請求の範囲1記載の仕切構造において、前記支
    柱にはその上端に、電線を支柱内に引入れるまたは支柱
    から引き出すための装置を設けたことを特徴とする仕切
    構造。 5 特許請求の範囲4記載の仕切構造において、支柱上
    端の前記装置には電気器具を支持すると共にこれに電力
    を供給し得る装置を設けたことを特徴とする仕切構造。 6 特許請求の範囲1記載の仕切構造において、壁パネ
    ルの横方向端縁に沿ってパネルに着脱可能に構成された
    電線の入口または出口を形成する装置と、該電線と壁パ
    ネルの他の電線の電気接続を容易にするために壁パネル
    の前記端縁に沿って形成された電線通路とを設けたこと
    を特徴とする仕切構造。 7 特許請求の範囲6記載の仕切構造において、前記通
    路は横方向パネル端縁に沿って延在し電線を収納し得る
    チャンネル部材で構成したことを特徴とする仕切構造。 8 特許請求の範囲7記載の仕切構造において、前記チ
    ャンネル部材にはこれを閉じるカバ一部材を設けたこと
    を特徴とする仕切構造。 9 特許請求の範囲1記載の仕切構造において、前記各
    壁パネルにはその水平端縁に沿って延在し電線を収納す
    るチャンネル部材を設けたことを特徴とする仕切構造。 10特許請求の範囲9記載の仕切構造において、前記支
    柱には前記チャンネル部材に隣接する位置に、チャンネ
    ル部材内の電線を支柱内に通すアクセス孔を設けたこと
    を特徴とする仕切構亀11 特許請求の範囲9記載の仕
    切構造において、前記アクセス孔は支柱に連結され且つ
    共働するチャネル部材と隣接して配置された中空部材に
    設け、該中空部材を斯るチャンネル部材と支柱の内部の
    双方に連通させたことを特徴とする仕切構造。 12特許請求の範囲9記載の仕切構造において、前記チ
    ャンネル部材は壁パネルの水平端縁を限界する壁を有し
    、壁パネルの水平端縁に隣接するパネル面に開口を有す
    ることを特徴とする仕切構造。 13特許請求の範囲1記載の仕切構造において、前記各
    壁パネルにはその各端縁に沿って電線収納用の水平およ
    び垂直通路を設け、支柱の電線アクセス孔を支柱と隣接
    するこれら通路の少くとも1つのアクセス孔と共働させ
    て各壁パネルと支柱との間に電線を導くようにしたこと
    を特徴とする仕切構造。 14特許請求の範囲13記載の仕切構造において、壁パ
    ネルのアクセス孔は該パネルの隣接する垂直端縁に設け
    たことを特徴とする仕切構造。 15特許請求の範囲14記載の仕切構造において、壁パ
    ネルのアクセス孔は水平通路の開口端で形成したことを
    特徴とする仕切構造。 16仕切構造の壁パネルと共に用い、これを支持する支
    柱において、該支柱はこれに支持された共働する壁パネ
    ルからの電線を受は入れる電線アクセス孔を有すると共
    に該支柱はその長さに沿って複数個の区分に分割され、
    その少くとも1つの区分は支柱の軸を中心に回転自在で
    あると共に該回転自在の区分は支柱に支持された壁パネ
    ルからの電線を受は入れるための電線アクセス孔を有し
    、且つこれら区分を支柱に組み立てた状態に保持する装
    置を具えて戒ることを特徴とする方法。 17特許請求の範囲16記載の支柱において、各電線ア
    クセス孔は中空フイツチングを具えることを特徴とする
    支柱。 18特許請求の範囲17記載の支柱において、前記フイ
    ツチングは関連する支柱区分に着脱自在に取り付けたこ
    とを特徴とする支柱。 19 特許請求の範囲17記載の支柱において、前記フ
    イツチングは支柱区分に剛固に永久的に取り付けたこと
    を特徴とする支柱。 2、特許請求の範囲17記載の支柱において、前記アク
    セス孔は支柱の端部近くに配置し、支柱のこの部分には
    前記アクセス孔を形成する着脱自在の部材を設け、さら
    に該部材と支柱を組み立てた状態に保持する装置を設け
    たことを特徴とする支柱。
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