JP2001287739A - 折り畳みコンテナ - Google Patents

折り畳みコンテナ

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JP2001287739A JP2000108628A JP2000108628A JP2001287739A JP 2001287739 A JP2001287739 A JP 2001287739A JP 2000108628 A JP2000108628 A JP 2000108628A JP 2000108628 A JP2000108628 A JP 2000108628A JP 2001287739 A JP2001287739 A JP 2001287739A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳みコンテナを箱状に組み立てた状態に
おける高さを高くできるとともに折り畳み状態の嵩を低
くする。 【解決手段】 矩形状の底板1の対向する一対の辺にそ
れぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板2と、対向
する他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側
板3とを、一対の第1の側板2を倒した上に一対の第2
の側板3を倒した状態で折り畳み且つ一対の第1の側板
2を起立させた後に一対の第2の側板3を起立させて箱
形状に組み立てる折り畳みコンテナである。一対の第1
の側板2乃至一対の第2の側板3の一方の対または両方
の対が倒した状態で重複するように設定する。重複する
対をなす側板の回動枢支位置の高さが同じで、且つ、倒
した状態で対を構成する側板同士が互いに該側板の縦横
方向において互いに平行状態で重複するように構成して
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳みコンテナ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、長方形状の底板の対向する長
辺に長辺側の側板を回動自在に取付け、また、対向する
短辺に短辺側の側板を回動自在に取付けた折り畳みコン
テナが知られている。例えば、実開昭63−11772
5号公報にはこの種の折り畳みコンテナが開示してあ
る。この実開昭63−117725号公報に示された従
来例にあっては、図13に示すようなもので、折り畳み
状態では対をなす短辺側の側板3がいずれも底板1の上
面に水平状態で面接触して重なり、また、対をなす長辺
側の側板2がいずれも水平状態で短辺側の側板3の上面
に面接触して重なるように折り畳まれるようになってお
り、このため折り畳んだ状態における嵩を低くできるも
のである。
【0003】ところで、上記従来例にあっては、長辺側
の側板2の長辺と直交する方向の長さ(つまり長辺側の
側板2の高さ方向の長さ)が底板1の短辺側の長さの略
1/2よりも短くなり、短辺側の側板3の短辺方向と直
交する方向の長さ(つまり短辺側の側板3の高さ方向の
長さ)が底板1の長辺側の長さの略1/2よりも短くな
っているので、上記のようにコンパクトに折り畳むこと
ができるが、箱状に組み立てた状態における高さが低く
(つまり深さが浅く)、収納量が少なく、また、背の高
い収納物を入れた場合、箱状に組み立てた折り畳みコン
テナの上開口から上方にはみ出し、収納状態で折り畳み
コンテナを上下方向に積み重ねることができないという
問題がある。
【0004】そこで、箱状に組み立てた状態における高
さを高く(つまり深さを深く)、収納量を多く、また、
背の高い収納物を収納することができるように、例え
ば、長辺側の側板2の長辺と直交する方向の長さを底板
1の短辺側の長さの略1/2以上の長さとすることが考
えられる。図において9は側板2の回動枢支のための横
軸部であり、図において両側の対向する横軸部9の高さ
は同一レベルとなっている。この場合、図12(a)
(b)のように、折り畳んだ状態で対となった長辺側の
側板2同士が重なり、図12のHで示す折り畳み高さが
高くなってしまい、折り畳み状態で搬送する場合や折り
畳み状態で収納する場合における嵩が高くなってしまう
という問題がある。
【0005】なお、一方の長辺側の側板の枢支位置と他
方の長辺側の側板の枢支位置とを異なる高さ位置とする
ことも考えられ、これだと上記のHで示す折り畳み高さ
を低くできるが、一方の長辺側の側板が他方の長辺側の
側板よりも高さ方向の長さが長く、両長辺側の側板を同
一金型で成形出来ず、また、折り畳みに当たっても、高
さ方向の長さが長い方の長辺側の側板を先に倒し、その
後に高さ方向の長さが短い方の長辺側の側板を倒してそ
の上に重ねるというように両長辺側の側板の折り畳み順
序が決まっており、長辺側の側板の折り畳み順序を逆に
すると折り畳むことができないものであり、したがっ
て、このものはコスト的にも、操作性の面でも実用的で
ないものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みて発明したものであり、折り畳みコンテナにおい
て、箱状に組み立てた状態における高さを高くできると
ともに折り畳み状態における嵩を低くでき、しかも、安
定した状態で折り畳むことができる折り畳みコンテナを
提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
本発明折り畳みコンテナは、矩形状の底板1の対向する
一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側
板2と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた一
対の第2の側板3とを、一対の第1の側板2を倒した上
に一対の第2の側板3を倒した状態で折り畳み且つ一対
の第2の側板3を起立させた後に一対の第1の側板2を
起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナであっ
て、一対の第1の側板2乃至一対の第2の側板3の一方
の対または両方の対が倒した状態で重複するように設定
し、重複する対をなす側板の回動枢支位置の高さが同じ
で、且つ、倒した状態で対を構成する側板同士が互いに
該側板の縦横方向において互いに平行状態で重複するよ
うに構成してあることを特徴とするものである。このよ
うな構成とすることで、箱状に組み立てた状態における
折り畳みコンテナの高さを高くできるとともに折り畳み
状態における嵩を低くできるものである。しかも、折り
畳みコンテナの折り畳み状態における嵩を低くしたにも
かかわらず、重複する対をなす側板の回動枢支位置の高
さを同じ高さ位置とすることで、重複する対をなす側板
として同一金型で成形したものであっても使用すること
が可能となるものであり、また、折り畳み時に対となっ
た2枚の側板のうちどちらを先に倒しても折り畳むこと
が可能なような構成とすることもできるものである。
【0008】また、底板1が長方形状で、一対の第1の
側板が底板1の長辺に回動自在に取付けられた長辺側の
側板2aであり、他の一対の第2の側板が底板1の短辺
に回動自在に取付けられた短辺側の側板3aであること
が好ましい。このような構成とすることで、折り畳んだ
際に平面視長方形となり且つ箱状に組み立てた際に平面
視長方形の箱となる折り畳みコンテナにおいて、箱状に
組み立てた状態における折り畳みコンテナの高さを高く
できるとともに折り畳み状態における嵩を低くできるも
のである。
【0009】また、対をなす長辺側の側板2aの回動枢
支位置の高さが同じで、且つ、倒した状態で長辺側の側
板2a同士が互いに面接触状態で重複するように構成す
ると共に倒した状態で対をなす長辺側の側板2aの下に
位置する側板の一部が底板1上面側に当接し、対をなす
短辺側の側板3aの回動枢支位置の高さが同じで、且
つ、倒した状態で対となった短辺側の側板3aがいずれ
も水平となるように構成し、起立状態で長辺側の側板2
aの両端部を支持して長辺側の側板2aが起立状態で外
側に倒れるのを防止するための支持突部4を短辺側の側
板3aの両端部に突設し、対をなす短辺側の側板3aを
倒した状態で両端部の支持突部を底板1の長辺側の両端
部に設けた受け部に当接することが好ましい。このよう
な構成とすることで、倒して折り畳んだ状態で傾斜した
長辺側の側板2aの上に対をなす短辺側の側板3aをい
ずれも水平に倒した短辺側の側板3aを両端部の支持突
部4を底板1の長辺側の両端部に設けた受け部5に当接
して支持できて、短辺側の側板3aを安定して水平状態
に保持できるものである。
【0010】また、対をなす長辺側の側板2aの回動枢
支位置の高さが同じで、且つ、倒した状態で長辺側の側
板2a同士が互いに面接触状態で重複するように構成す
ると共に倒した状態で対をなす長辺側の側板2aの下に
位置する側板の一部が底板1上面側に当接し、対をなす
短辺側の側板3aの回動枢支位置の高さが同じで、且
つ、倒した状態で対となった短辺側の側板3aがいずれ
も水平で、且つ、倒した状態で倒して重ねた対の長辺側
の側板2aのうちの上の長辺側の側板2aに当接するよ
うに構成することが好ましい。このような構成とするこ
とで、対をなす長辺側の側板2aを折り畳むと長辺側の
側板2aは傾斜状態で面接触するが、その上に対をなす
短辺側の側板3aがいずれも水平状態で長辺側の側板2
aに当接するので、折り畳み状態における折り畳みコン
テナの上面部に水平姿勢の短辺側の側板3が位置し、外
観が良いものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態につき説明
する。
【0012】本発明の折り畳みコンテナは、合成樹脂製
の矩形状の底板1の対向する一対の辺にそれぞれ回動自
在に取付けた一対の第1の側板2と、対向する他の一対
の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側板3とを、一
対の第1の側板2を倒した上に一対の第2の側板3を倒
した状態で折り畳み且つ一対の第2の側板3を起立させ
た後に一対の第1の側板2を起立させて箱形状に組み立
てるようになっている。
【0013】折り畳みコンテナは底板1が長方形をして
いて折り畳んだ際に平面視長方形となり且つ箱状に組み
立てた際に平面視長方形の箱となるタイプのものと、底
板1が正方形をしていて折り畳んだ際に平面視正方形と
なり且つ箱状に組み立てた際に平面視正方形の箱となる
タイプのものとがあり、本発明においては上記いずれの
タイプの折り畳みコンテナであってもよいものである
が、添付図面には底板1が長方形をしている実施形態を
示している。以下、底板1が長方形の場合を例として図
1乃至図11に基づいて説明する。そして、以下の説明
においては、第1の側板2を長辺側の側板2aとし、第
2の側板3を短辺側の側板3aとして説明する。
【0014】合成樹脂製の長方形状の底板1の対向する
長辺側の辺には長辺側の側板2aが回動自在に取付けて
あり、また、底板1の対向する短辺側の辺には短辺側の
側板3aが回動自在に取付けてある。
【0015】長辺側の側板2aは底板1の長辺と直交す
る方向の長さが底板1の短辺側の長さの略1/2以上の
長さとなっていて、回動して折り畳んだ場合、対となっ
た長辺側の側板2a同士が一部重複するようになってい
る。また、添付図面の実施形態では短辺側の側板3aは
底板1の短辺と直交する方向の長さが底板1の長辺側の
長さの略1/2よりも短い長さとなっていて、回動して
折り畳んだ場合、対となった短辺側の側板3a同士は重
複しないようになっている。
【0016】長辺側の側板2a、短辺側の側板3aはい
ずれも下端部を横軸部9a、9bにより底板1に回動自
在に取付けてある。
【0017】ここで、対となった長辺側の両側板2aの
底板1への各枢支部分の高さ位置(横軸部9a、9aの
高さ位置)は同じ高さ位置となっている。また、対とな
った短辺側の側板3aの短辺側の両側板3aの底板1へ
の各枢支部分の高さ位置(横軸部9b、9bの高さ位
置)は同じ高さ位置となっている。そして、短辺側の側
板3aの底板1への枢支位置(横軸部9b、9bの高さ
位置)と長辺側の側板2aの底板1への枢支部分の高さ
位置(横軸部9a、9aの高さ位置)とは高さを違わせ
てあり、長辺側の側板2aの枢支部分の高さ位置よりも
短辺側の側板3aの枢支部分の高さ位置を高くしてあ
り、折り畳むに当たっては、先に底板1の上に長辺側の
側板2aを折り畳んで重ね、次に、短辺側の側板3aを
折り畳んで長辺側の側板2aの上に重ねるようになって
いる。
【0018】添付図面に示す実施形態においては、図1
(a)、図2、図5、図9、図10等に示すように、底
板1の上面部の長辺側には立ち上がり突部12aが設け
てあり、該立ち上がり突部12aの凹部内に長辺側の横
軸部9aが位置している。
【0019】また、図1(a)、図2、図5、図9、図
10等に示すように、底板1の上面部の短辺側には立ち
上がり突部12bが設けてあり、該立ち上がり突部12
bの凹部に短辺側の横軸部9bが位置している。
【0020】上記横軸部9aの高さ位置は次のようにし
て設定してある。すなわち、両長辺側の側板2aのうち
いずれか一方を先に倒して該先に倒した方の長辺側の側
板2aを先端側程下となるように傾斜させるとともに該
長辺側の側板2aの一部を底板1の上面側に当接させ、
次に、他方の長辺側の側板2aを倒した場合、後で倒し
た方の長辺側の側板2aが先に倒した方の長辺側の側板
2aと面接触して重なり合うような関係となるように横
軸部9aの高さ位置が設定してある。したがって、長辺
側の側板2aの厚みや高さ方向の長さにより、上記の条
件を満たす横軸部9aの高さ位置が異なるものとして設
定される。
【0021】また、上記横軸部9bの高さ位置は次のよ
うにして設定してある。すなわち、上記のようにして対
をなす長辺側の側板2aを折り畳んで長辺側の側板2a
を傾斜状態で面接触させて重複させた状態で、傾斜した
上の長辺側の側板2a上に対をなす短辺側の側板3aを
いずれも水平状態で当接できるように横軸部9bの高さ
位置が設定してある。
【0022】短辺側の側板3aの両端部には、起立状態
で長辺側の側板2aの両端部を支持して長辺側の側板2
aが起立状態で外側に倒れるのを防止するための支持突
部4が突設してある。
【0023】しかして、上記の構成の折り畳みコンテナ
の使用に当たっては、図8、図9のように箱状に組み立
てた状態で内部に収納物を収納して搬送するものである
が、使用しない場合には、折り畳んでコンパクトにした
状態で搬送したり、保管したりするものである。
【0024】ここで、箱状に組み立てた折り畳みコンテ
ナを折り畳むに当たっては、先ず、対をなす長辺側の側
板2aのうちのいずれか一方を回動して倒すことで該一
方の長辺側の側板2aを斜めに傾斜させた状態でその一
部を底板1の上面側に当接する。次に、他方の長辺側の
側板2aを回動して倒すことで該他方の長辺側の側板2
aをその一部を先に倒した斜めに傾斜させた一方の長辺
側の側板2aに重複させるものである。この場合、対を
構成する長辺側の側板2a同士が倒した状態で該長辺側
の側板2aの縦横方向において互いに平行状態で重複さ
せるものである。つまり、面接触状態で対を構成する長
辺側の側板2a同士が倒した状態で面接触するものであ
る。ここで、面接触とは面同士が接触して重複する場合
だけでなく、一方が面で他方が長辺側の側板の縦方向及
び横方向に形成した縦横のリブ又は格子状のリブの際に
面と縦横のリブ又は格子状のリブが接触する場合、また
は、長辺側の側板の縦方向及び横方向に形成した縦横の
リブ又は格子状のリブの際に縦横のリブ又は格子状のリ
ブが接触する場合とがあり、いずれの場合も対をなす長
辺側の側板2a同士が当該長辺側の側板2aの縦横方向
において互いに平行状態で重複することになる。
【0025】これによりそれぞれ回動枢支位置の高さが
同じ対となった両長辺側の側板2aを図5、図6のよう
に互いに一部が斜めに傾斜した状態で、重複部分におい
ては当該長辺側の側板2aの縦横方向において互いに平
行状態で重複することになる。このように、回動枢支位
置の高さが同じ対となった両長辺側の側板2aを互いに
重複部分において当該長辺側の側板2aの縦横方向にお
いて互いに平行状態で重複するするように折り畳むこと
で、図11の模式図に示すように、Hで示す長辺側の側
板2aの折り畳み高さを、長辺側の側板2aが底板1の
短辺側の長さの略1/2以上の長さとなったものを折り
畳んだ場合において最も短くできて、従来の図12
(a)、(b)に比べて折り畳んだ場合の嵩を低くでき
るものである。なお、対となった長辺側の側板2aを折
り畳む際には両長辺側の側板2aの回動枢支位置が同じ
高さであるため、どちらの長辺側の側板2aを先に倒し
ても互いに一部が面接触状態で重複することができて、
両長辺側の側板2aの折り畳み順序に制約がないものと
することができるものである。
【0026】上記のように対となった長辺側の側板2a
を折り畳んだ後、回動枢支位置の高さが同じ対となった
短辺側の側板3aを回動して倒し、図1、図2、図3に
示すように、両短辺側の側板3aを水平に倒した状態で
先に倒して重ねた対の長辺側の側板2aのうちの上の長
辺側の側板2aに当接するものである。このように、回
動枢支位置の高さが同じ対となった両短辺側の側板3a
を水平に倒した状態で先に倒して重ねた対の長辺側の側
板2aのうちの上の長辺側の側板2aに当接すること
で、長辺側の側板2a上に短辺側の側板3aを最も嵩低
く折り畳むことができるものである。
【0027】したがって、本発明によれば、上記の理由
で折り畳みコンテナを折り畳んだ場合における嵩を低く
でき、折り畳み状態での搬送や保管に当たってスペース
をできるだけ取らないようにできるものである。
【0028】ところで、上記のように、折り畳み状態に
おける折り畳みコンテナの上面部に水平姿勢の短辺側の
側板3が位置するので外観が良いものである。図10は
折り畳みコンテナを上下に積み重ねた状態を示してい
る。
【0029】また、上記のように短辺側の側板3aを水
平に倒した状態で先に倒して重ねた対の長辺側の側板2
aのうちの上の長辺側の側板2aに当接した状態で、図
1(b)に示すように、短辺側の側板3aの両端部に設
けた支持突部4が底板1の長辺側の両端部に設けた受け
部5に当接するように構成してある。これにより倒して
折り畳んだ状態で水平に倒した短辺側の側板3aの両端
部の支持突部4を底板1の長辺側の両端部に設けた受け
部5に当接して短辺側の側板3aを安定して水平状態に
保持できるものである。
【0030】ここで、倒して折り畳んだ状態で傾斜した
長辺側の側板2aの上に対をなす短辺側の側板3aをい
ずれも水平状態で線接触状態で当接すると、短辺側の側
板3aは両端部を支持突部4部分で底板に支持するだけ
でなく、短辺側の側板3aの中間部分においても支持さ
れ、これにより短辺側の側板3aの中間部分が下方に撓
むことがなく、倒した状態で短辺側の側板3aに荷重が
かかっても短辺側の側板3aが変形しないようにできる
ものである。
【0031】一方、折り畳みコンテナを使用するために
箱状に組み立てるには、先ず、水平に倒れている短辺側
の両側板3aをそれぞれ回動して起立させ、その後、重
なった状態で倒れている長辺側の側板2aのうち上の長
辺側の側板2aを回動して起立させ、次に、残りの下の
長辺側の側板2aを回動して起立させて図7に示すよう
に箱状に組み立てるものである。この箱状に組み立てた
状態では、起立状態で長辺側の側板2aの両端部を支持
突部4で受けて支持することで長辺側の側板2aが起立
状態で外側に倒れるのを防止するようになっている。な
お、添付図面に示す実施形態では、支持突部4が係止手
段6を兼用しており、箱状に組立てた状態で短辺側の側
板3aの両端部に設けた係止手段6に長辺側の側板2a
の両端部に設けた被係止手段7を着脱自在に係止して箱
形状に組み立てた状態を保持するようになっている。
【0032】このようにして折り畳みコンテナを箱状に
組み立て、箱状の内部に収納物を収納して搬送したり、
保管したりするのであるが、上記実施形態においては、
長辺側の側板2aの底板1の長辺と直交する方向の長さ
を底板1の短辺側の長さの略1/2以上の長さとしてあ
るので、箱状に組み立てた状態における折り畳みコンテ
ナの嵩をより高くできて深さが深くなり、大量の収納物
を収納でき、また、嵩の高い収納物であっても折り畳み
コンテナの上開口から飛び出さないように収納すること
が可能となるものであり、折り畳みコンテナを上下に積
み重ねても何ら問題がないものである。
【0033】なお、長辺側の側板2aの先端部分の倒し
た状態で下面となる部位に凹み部10を設けると、図1
に示すように倒した際に下となる長辺側の側板2aの凹
み部10よりも軸支側にずれた位置のA部分が底板1の
上面に当接することとなり、また倒した際に上になる長
辺側の側板2aの凹み部10が倒した際に下となる長辺
側の側板2aの先端部分の上面に面接触して重なるもの
であり、このものにおいては凹み部10を形成すること
で長辺側の側板2aを倒して重ねた場合の嵩をより低く
できるものである。
【0034】なお、上記実施形態においては、長辺側の
側板2aの枢支部分の高さ位置よりも短辺側の側板3a
の枢支部分の高さ位置を高くした例を示したが、短辺側
の側板3aの枢支部分の高さ位置よりも長辺側の側板2
aの枢支部分の高さ位置を高くしてもよいものである。
このものにおいては、折り畳むに当たって、先に両短辺
側の側板3aを回動して水平状態に倒して底板1の上に
重ね、次に、長辺側の側板2aのいずれか一方を倒して
その一部を短辺側の側板3aの上に当接し、その後残り
の他の長辺側の側板2aを回動して倒すことで、その一
部を先に倒した長辺側の側板2aの上に面接触させるよ
うにするものである。もちろんこの場合も対となった長
辺側の側板2aは倒した状態で対を構成する長辺側の側
板2a同士が互いに該長辺側の側板2aの縦横方向にお
いて互いに平行状態で重複するように設定してある。
【0035】なお、上記いずれの実施形態においても、
短辺側の側板3aの底板1の短辺と直交する方向の長さ
を底板1の長辺側の長さの略1/2よりも短い長さとし
て、折り畳んだ場合に対となった短辺側の側板3a同士
が重複しないように構成した例で説明したが、短辺側の
側板3aの底板1の短辺と直交する方向の長さを底板1
の長辺側の長さの略1/2よりも長くして、折り畳んだ
場合に対となった短辺側の側板3a同士が一部重複する
ようにしてもよいものである。この場合は倒した状態で
対を構成する短辺側の側板3a同士が互いに該短辺側の
側板3aの縦横方向において互いに平行状態で重複する
ように構成する。このようにすることで、箱状に組み立
てた状態における折り畳みコンテナの嵩をより高くでき
て深さがより深くなり、より大量の収納物を収納でき、
また、より嵩の高い収納物であっても折り畳みコンテナ
の上開口から飛び出さないように収納することが可能と
なるものであり、折り畳みコンテナを上下に積み重ねて
も何ら問題がないものである。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、一対の第1の側板乃至一対の第2の
側板の一方の対または両方の対が倒した状態で重複する
ように設定し、重複する対をなす側板の回動枢支位置の
高さが同じで、且つ、倒した状態で対を構成する側板同
士が互いに該側板の縦横方向において互いに平行状態で
重複するように構成してあるので、箱状に組み立てた状
態における折り畳みコンテナの高さを高くできるととも
に折り畳み状態における嵩を低くできて、流通コストを
下げることができる折り畳みコンテナを提供することが
できるものである。また、折り畳みコンテナの折り畳み
状態における嵩を低くしたにもかかわらず、重複する対
をなす側板の回動枢支位置の高さを同じ高さ位置として
あるので、重複する対をなす側板として同一金型で成形
したものであっても使用することが可能となるものであ
って、コストの低減が可能となり、また、折り畳み時に
対となった2枚の側板のうちどちらを先に倒しても折り
畳むことが可能なような構成とすることもできて、折り
畳みが容易となるものである。
【0037】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、底板が長方形状
で、一対の第1の側板が底板の長辺に回動自在に取付け
られた長辺側の側板であり、他の一対の第2の側板が底
板の短辺に回動自在に取付けられた短辺側の側板である
ので、折り畳んだ際に平面視長方形となり且つ箱状に組
み立てた際に平面視長方形の箱となる折り畳みコンテナ
において、箱状に組み立てた状態における折り畳みコン
テナの高さを高くできるとともに折り畳み状態における
嵩を低くできるものである。
【0038】また、請求項3記載の発明にあっては、起
立状態で長辺側の側板の両端部を支持して長辺側の側板
が起立状態で外側に倒れるのを防止するための支持突部
を短辺側の側板の両端部に突設し、対をなす短辺側の側
板を倒した状態で両端部の支持突部を底板の長辺側の両
端部に設けた受け部に当接してあるので、倒して折り畳
んだ状態で傾斜した長辺側の側板の上に対をなす短辺側
の側板をいずれも水平状態で線接触状態で当接しただけ
では水平に倒した短辺側の側板の支持が安定し難い場合
があるが、短辺側の側板の両端部の支持突部を底板の長
辺側の両端部に設けた受け部に当接して短辺側の側板を
安定して水平状態に保持できるものである。
【0039】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、対
をなす長辺側の側板の回動枢支位置の高さが同じで、且
つ、倒した状態で長辺側の側板同士が互いに面接触状態
で重複するように構成すると共に倒した状態で対をなす
長辺側の側板の下に位置する側板の一部が底板上面側に
当接し、対をなす短辺側の側板の回動枢支位置の高さが
同じで、且つ、倒した状態で対となった短辺側の側板が
いずれも水平で、且つ、倒した状態で倒して重ねた対の
長辺側の側板のうちの上の長辺側の側板に当接するよう
に構成してあるので、対をなす長辺側の側板を折り畳む
と長辺側の側板は傾斜状態で面接触するが、その上に対
をなす短辺側の側板がいずれも水平状態で長辺側の側板
に当接して、折り畳み状態における折り畳みコンテナの
上面部に水平姿勢の短辺側の側板が位置し、外観が良い
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の折り畳みコンテナを折り
畳んだ状態の断面図であって、(a)は図3のX−X線
の断面図であり、(b)は図3のY−Y線の断面図であ
る。
【図2】同上の折り畳みコンテナを折り畳んだ状態の斜
視図である。
【図3】同上の折り畳んだ状態の平面図である。
【図4】同上の短辺側の正面図である。
【図5】同上の対となった長辺側の側板を倒し且つ短辺
側の側板を倒す前の状態の断面図である。
【図6】同上の対となった長辺側の側板を倒し且つ短辺
側の側板を倒す前の状態の平面図である。
【図7】同上の箱形状に組み立てた状態の斜視図であ
る。
【図8】同上の箱形状に組み立てた状態の片側半分を断
面にした正面図である。
【図9】同上の箱形状に組み立てた状態の片側半分を断
面にした側面図である。
【図10】同上の折り畳みコンテナを折り畳んで上下に
複数積み重ねた状態の正面図である。
【図11】本発明において長辺側の側板を折り畳んだ状
態で嵩が低くなることを説明するための説明図である。
【図12】(a)(b)は従来例において側板を折り畳
んだ状態で嵩が高くなることを説明するための説明図で
ある。
【図13】(a)(b)は他の従来例を示す箱状に組み
立てた状態の斜視図及び折り畳んだ状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 底板 2 側板 2a 長辺側の側板 3 側板 3a 短辺側の側板 4 支持突部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の底板の対向する一対の辺にそれ
    ぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板と、対向する
    他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側板と
    を、一対の第2の側板を倒した上に一対の第1の側板を
    倒した状態で折り畳み且つ一対の第1の側板を起立させ
    た後に一対の第2の側板を起立させて箱形状に組み立て
    る折り畳みコンテナであって、一対の第1の側板乃至一
    対の第2の側板の一方の対または両方の対が倒した状態
    で重複するように設定し、重複する対をなす側板の回動
    枢支位置の高さが同じで、且つ、倒した状態で対を構成
    する側板同士が互いに該側板の縦横方向において互いに
    平行状態で重複するように構成してあることを特徴とす
    る折り畳みコンテナ。
  2. 【請求項2】 底板が長方形状で、一対の第1の側板が
    底板の長辺に回動自在に取付けられた長辺側の側板であ
    り、他の一対の第2の側板が底板の短辺に回動自在に取
    付けられた短辺側の側板であることを特徴とする請求項
    1記載の折り畳みコンテナ。
  3. 【請求項3】 対をなす長辺側の側板の回動枢支位置の
    高さが同じで、且つ、倒した状態で長辺側の側板同士が
    互いに面接触状態で重複するように構成すると共に倒し
    た状態で対をなす長辺側の側板の下に位置する側板の一
    部が底板上面側に当接し、対をなす短辺側の側板の回動
    枢支位置の高さが同じで、且つ、倒した状態で対となっ
    た短辺側の側板がいずれも水平となるように構成し、起
    立状態で長辺側の側板の両端部を支持して長辺側の側板
    が起立状態で外側に倒れるのを防止するための支持突部
    を短辺側の側板の両端部に突設し、対をなす短辺側の側
    板を倒した状態で両端部の支持突部を底板の長辺側の両
    端部に設けた受け部に当接して成ることを特徴とする請
    求項2記載の折り畳みコンテナ。
  4. 【請求項4】 対をなす長辺側の側板の回動枢支位置の
    高さが同じで、且つ、倒した状態で長辺側の側板同士が
    互いに面接触状態で重複するように構成すると共に倒し
    た状態で対をなす長辺側の側板の下に位置する側板の一
    部が底板上面側に当接し、対をなす短辺側の側板の回動
    枢支位置の高さが同じで、且つ、倒した状態で対となっ
    た短辺側の側板がいずれも水平で、且つ、倒した状態で
    倒して重ねた対の長辺側の側板のうちの上の長辺側の側
    板に当接するように構成して成ることを特徴とする請求
    項2又は3記載の折り畳みコンテナ。
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