JP2002059925A - 折り畳みコンテナ - Google Patents

折り畳みコンテナ

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JP2002059925A
JP2002059925A JP2000247412A JP2000247412A JP2002059925A JP 2002059925 A JP2002059925 A JP 2002059925A JP 2000247412 A JP2000247412 A JP 2000247412A JP 2000247412 A JP2000247412 A JP 2000247412A JP 2002059925 A JP2002059925 A JP 2002059925A
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Tetsuya Murakami
哲也 村上
Hidetoshi Yamaguchi
英俊 山口
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て状態、折り畳み状態のいずれでも積
みかさねて横ずれしない。 【解決手段】 底板1の上面部の四隅部に平面視L状の
コーナ突部20を上方に向けて突設する。コーナ突部2
0の上端面を折り畳みコンテナAを折り畳んだ状態にお
ける倒した第1の側板2よりも上方に位置させる。底板
1の下面部の四隅部に隅嵌め込み部21を形成する。折
り畳んだ状態の折り畳みコンテナAの上に他の折り畳み
コンテナAを載置した状態で上段の折り畳みコンテナA
の底板1の隅嵌め込み部21が下段の折り畳みコンテナ
Aのコーナ突部20内に嵌め込まれるように構成する。
組み立て状態の折り畳みコンテナAを上下に積みかさね
た状態で、上段の折り畳みコンテナAの下面部の四隅部
の隅嵌め込み部21が下段の組み立て状態の折り畳みコ
ンテナAの上面開口部22の四隅部に嵌め込まれるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳みコンテナ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、矩形状の底板の対向する一対
の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板
と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の
第2の側板とを、一対の第2の側板を倒した上に一対の
第1の側板を倒した状態で折り畳み且つ一対の第1の側
板を起立させた後に一対の第2の側板を起立させて箱形
状に組み立てる折り畳みコンテナが知られている。例え
ば、実開昭55−36346号公報にはこの種の折り畳
みコンテナが開示してある。この実開昭55−3634
6号公報に示された従来例にあっては、図19乃至図2
2に示すようなもので、底板1の四隅部に平面視L字状
をした突片30を上方に向けて突設し、底板1の四隅部
の突片30の内方に各辺の方向で対向する縦長の開口を
有した案内体31を設け、各側板32の下端両側に突軸
33を設け、その突軸33を案内体31の開口に臨ませ
て、側板32を底板1の上面に重複するように起倒自在
に取付けたものである。
【0003】この従来例にあっては、側板32を起立さ
せて箱状に組み立てた状態では、折り畳みコンテナの底
板1の下面部の四隅部に設けた脚39が底板1部の外周
縁よりも少し内側に引き込んでいるため、組み立て状態
の折り畳みコンテナの上開口内に上段の折り畳みコンテ
ナAの脚39を嵌め込んで上下に積みかさねることがで
き、このように折り畳みコンテナAの上開口内に上段の
折り畳みコンテナAの脚39を嵌め込むことで、組み立
て状態の折り畳みコンテナAを上下に積みかさねた場合
における横ずれを防止することができるようになってい
る。
【0004】しかしながら、上記従来例にあっては、図
20に示すように、折り畳んだ状態で最上段に位置する
側板32と案内体31と突片30の上端とが面一となっ
ている。このため、後述のように蓋35を被せない限
り、折り畳み状態の折り畳みコンテナAを上下に積みか
さねた場合の横ずれを防止することができなかった。こ
のため、従来にあっては、図20、図22のように、四
隅部に上下に断面L状をした下ずれ防止突片部36と上
ずれ防止突片部37とを有する蓋35を折り畳んだ状態
の最上段に位置する側板32の上に載せ、蓋35の下ず
れ防止突片部36を底板1の四隅部に突設した平面視L
字状をした突片30に被嵌することで蓋35が横ずれし
ないようにしていた。
【0005】したがって、折り畳み状態で複数積みかさ
ねる場合、上記のように横ずれしないように被せた蓋3
5の上に上段の折り畳みコンテナAを載置することで、
蓋35の平面視L字状をした上ずれ防止突片部37によ
り上段の折り畳みコンテナAの横ずれを防止している。
【0006】このように、上記従来例の折り畳みコンテ
ナにあっては、折り畳んだ状態で最上段に位置する側板
32と案内体31と突片30の上端とが面一となってい
るため、蓋35を被せないで折り畳みコンテナA同士を
直接上下に載置した場合、上段の折り畳みコンテナAの
横ずれを防止することができないものである。
【0007】一方、図23、図24に示すように底板1
の長辺側の一辺と口枠40の長辺側の一辺とに中央部で
2つ折り自在に枢支した長側板41の上下端部をそれぞ
れ枢支し、口枠40の端面側に短側板42の上端部を枢
支し、口枠40を上方に持ち上げて中央部で2つ折り自
在に枢支した長側板41を起立させ、短側板42を起立
させることで箱状に組み立てる口枠40付きの折り畳み
コンテナAがあり、この口枠40付きの折り畳みコンテ
ナAにおいては箱状に組み立てた状態でも、折り畳んだ
状態でも下段の折り畳みコンテナAの口枠40内に上段
の折り畳みコンテナAの底板1の外周部を除いて形成し
た下方突出部43を嵌め込むことで横ずれ防止をはかっ
ているが、この従来例においては、底板1と側板の他に
口枠40が必要で、折り畳みコンテナAを構成する部材
点数が増え、口枠40が無ければ、横ずれ防止できない
ものであり、また、折り畳みコンテナAを折り畳んだ状
態では長側板41を折り畳むので、2つ折りした2枚分
の厚みの長側板41と1枚分の厚みの短側板42とが上
下に重なることになって折り畳んだ場合における上下の
嵩も高くなるものである。
【0008】このように、従来にあっては、矩形状の底
板1の対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた
一対の第1の側板と、対向する他の一対の辺に回動自在
に取付けた一対の第2の側板とを、一対の第2の側板を
倒した上に一対の第1の側板を倒した状態で折り畳み且
つ一対の第1の側板を起立させた後に一対の第2の側板
を起立させて箱形状に組み立てる部材点数が少なく且つ
折り畳み状態における上下の嵩の低い折り畳みコンテナ
においては、箱状に組み立てた折り畳みコンテナを直接
上下に積みかさねる場合、折り畳んでコンパクトにした
状態の折り畳みコンテナを直接上下に積みかさねる場合
のいずれの場合も横ずれを防止するようなものはなかっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みて発明したものであり、折り畳みコンテナにおい
て、組み立て状態で上下に積みかさねても折り畳み状態
で上下に積みかさねても少ない部材点数で横ずれの防止
ができるとともに、コーナ突部で上方からの荷重を支持
して側板や横軸部が変形しないようにでき、また、横ず
れ防止と上方からの荷重支持を行え、しかも、ずれ防止
を行うためのコーナ突出部の上方への突出長さを短くで
きて折り畳み状態における折り畳みコンテナの上下高さ
をできるだけ低くでき、更に、組立時に先に起立させる
第1の側板が起立後に再び倒れるのを防止でき、また、
起立状態で第1の側板の荷重をコーナ突部の長辺部でも
支持できる折り畳みコンテナを提供することを課題とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
本発明折り畳みコンテナは、矩形状の底板1の対向する
一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側
板2と、対向する他の一対の辺に回動自在に取付けた一
対の第2の側板3とを、一対の第2の側板3を倒した上
に一対の第1の側板2を倒した状態で折り畳み且つ一対
の第1の側板2を起立させた後に一対の第2の側板3を
起立させて箱形状に組み立てる折り畳みコンテナAであ
って、底板1の上面部の四隅部にそれぞれ底板1の隣接
する辺にわたる平面視L状のコーナ突部20を上方に向
けて突設し、該平面視L状のコーナ突部20の上端面を
折り畳みコンテナAを折り畳んだ状態における倒した第
1の側板2よりも上方に位置させ、底板1の下面部の四
隅部に隅嵌め込み部21を形成し、折り畳んだ状態の折
り畳みコンテナAの上に他の折り畳みコンテナAを載置
した状態で上段の折り畳みコンテナAの底板1下面部の
隅部に形成した隅嵌め込み部21が下段の折り畳みコン
テナAの平面視L状のコーナ突部20内に嵌め込まれる
ように構成し、組み立て状態の折り畳みコンテナAを上
下に積みかさねた状態で、上段の折り畳みコンテナAの
下面部の四隅部の隅嵌め込み部21が下段の組み立て状
態の折り畳みコンテナAの上面開口部22の四隅部に嵌
め込まれるように構成して成ることを特徴とするもので
ある。このような構成とすることで、矩形状の底板1の
対向する一対の辺にそれぞれ回動自在に取付けた一対の
第1の側板2と、対向する他の一対の辺に回動自在に取
付けた一対の第2の側板3とを、一対の第2の側板3を
倒した上に一対の第1の側板2を倒した状態で折り畳み
且つ一対の第1の側板2を起立させた後に一対の第2の
側板3を起立させて箱形状に組み立てる折り畳み状態に
おいて嵩が低くできる構成の折り畳みコンテナAを、箱
状に組み立てた状態、折り畳んだ状態のいずれの場合に
も上下に多段に積みかさねた際に横ずれを防止できるも
のであり、しかも、横ずれ防止を箱状に組み立てた状態
では側板の上端部で行い、折り畳んだ状態では底板の一
部に設けたコーナ突部で行うことで、底板、側板以外の
他の横ずれ防止のための部材が必要でないものである。
【0011】また、折り畳んだ状態の折り畳みコンテナ
Aの上に他の折り畳みコンテナAを載置した状態で上段
の折り畳みコンテナAの底板1下面部の隅部に形成した
隅嵌め込み部21が下段の折り畳みコンテナAの平面視
L状のコーナ突部20内に嵌め込まれると共に底板1下
面部の隅部下面がコーナ突部20の上面に載置されるよ
うに構成することが好ましい。このような構成とするこ
とで、折り畳んだ状態で上下に積み重ねた際に、横ずれ
を防止するだけでなく、上段の底板からの荷重を下段の
底板から突出したコーナ突部20に直接伝達することが
でき、折り畳み状態の折り畳みコンテナを上下に多段に
積み重ねた際に側板の横軸部などに過大な荷重が作用し
ないようにできるものである。
【0012】また、平面視L状のコーナ突部20の2辺
のうち第2の側板3と平行な方の辺の上コーナ部分を傾
斜部23とし、第1の側板2の両端部の下端面部に起立
状態でコーナ突部20の第1の側板2と平行な方の辺に
嵌り込んで該辺の上面に載置するための段部24を形成
することが好ましい。このような構成とすることで、折
り畳んだ状態で底板1の上面部の4隅に上方に突出した
コーナ突部20を設けて上下に積みかさねた際の横ずれ
防止を行うものでありながら、横ずれ防止のために支持
する横方向の長さを確保しながらコーナ突部20の上方
への突出長さをできるだけ短くして折り畳み状態におけ
る上下方向の嵩を低くできるものである。
【0013】また、平面視L状のコーナ突部20の2辺
のうち第2の側板3と平行な方の辺を短辺部25とする
と共に第1の側板2と平行な方の辺を短辺部25よりも
長い長辺部26とし、短辺部25の上コーナ部分を傾斜
部23とし、第1の側板2の両端部の下端面部に起立状
態でコーナ突部20の長辺部26に嵌り込んで長辺部2
6の上面に載置するための段部24を形成し、第2の側
板3の両端部の下端面部に起立状態でコーナ突部20の
短辺部25の傾斜部23に近接対向する傾斜面部27を
形成することが好ましい。このような構成とすること
で、折り畳んだ状態で底板1の上面部の4隅に上方に突
出したコーナ突部20を設けて上下に積み重ねた際の横
ずれ防止を行うものでありながら、横ずれ防止のために
支持する横方向の長さを確保しながらコーナ突部20の
上方への突出長さをできるだけ短くして折り畳み状態に
おける上下方向の嵩を低くでき、また、箱状に組み立て
た状態において第1の側板2からの荷重を底板2から突
出したコーナ突部20の横長さの長い長辺部26で安定
して受けることができるものである。
【0014】また、第1の側板2の回動時に第1の側板
2の最端部下面部が傾斜部23に当たって抵抗を与える
ように構成することが好ましい。このような構成とする
ことで、第1の側板2を起立させた後、第2の側板3の
起立操作を行う際、第1の側板2が倒れるのを第1の側
板2の最端部下面部が傾斜部23に当たって抵抗を受け
ることでそれ以上倒れるのを防止できて、第2の側板3
の起立操作を簡単に行えるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態につき説明
する。
【0016】本発明の折り畳みコンテナAは、合成樹脂
製の矩形状の底板1の対向する一対の辺にそれぞれ回動
自在に取付けた一対の第1の側板2と、対向する他の一
対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側板3とを、
一対の第1の側板2を倒した上に一対の第2の側板3を
倒した状態で折り畳み且つ一対の第2の側板3を起立さ
せた後に一対の第1の側板2を起立させて箱形状に組み
立てるようになっている。
【0017】折り畳みコンテナAは底板1が長方形をし
ていて折り畳んだ際に平面視長方形となり且つ箱状に組
み立てた際に平面視長方形の箱となるタイプのものと、
底板1が正方形をしていて折り畳んだ際に平面視正方形
となり且つ箱状に組み立てた際に平面視正方形の箱とな
るタイプのものとがあり、本発明においては上記いずれ
のタイプの折り畳みコンテナであってもよいものである
が、添付図面には底板1が長方形をしている実施形態を
示している。以下、底板1が長方形の場合を例として図
1乃至図18に基づいて説明する。そして、以下の説明
においては、第1の側板2を短辺側の側板2aとし、第
2の側板3を長辺側の側板3aとして説明する。
【0018】合成樹脂製の長方形状の底板1の対向する
長辺側の辺には長辺側の側板3aが回動自在に取付けて
あり、また、底板1の対向する短辺側の辺には短辺側の
側板2aが回動自在に取付けてある。
【0019】添付図面に示す実施形態においては、長辺
側の側板3aは底板1の長辺と直交する方向の長さが底
板1の短辺側の長さの略1/2以上の長さとなってい
て、回動して折り畳んだ場合、対となった長辺側の側板
3a同士が一部重複するようになっている。また、添付
図面の実施形態では短辺側の側板2aは底板1の短辺と
直交する方向の長さが底板1の長辺側の長さの略1/2
よりも短い長さとなっていて、回動して折り畳んだ場
合、対となった短辺側の側板2a同士は重複しないよう
になっている。
【0020】短辺側の側板2a、長辺側の側板3aはい
ずれも下端部を横軸部9a、9bにより底板1に回動自
在に取付けてある。
【0021】ここで、対となった短辺側の両側板2aの
底板1への各枢支部分の高さ位置(横軸部9a、9aの
高さ位置)は同じ高さ位置となっている。また、対とな
った長辺側の側板3aの底板1への各枢支部分の高さ位
置(横軸部9b、9bの高さ位置)は同じ高さ位置とな
っている。そして、対となった短辺側の側板2aの底板
1への枢支位置(横軸部9a、9aの高さ位置)と長辺
側の側板3aの底板1への枢支部分の高さ位置(横軸部
9b、9bの高さ位置)とは高さを違わせてあり、長辺
側の側板3aの枢支部分の高さ位置よりも短辺側の側板
2aの枢支部分の高さ位置を高くしてあり、折り畳むに
当たっては、先に底板1の上に長辺側の側板3aを折り
畳んで重ね、次に、短辺側の側板2aを折り畳んで長辺
側の側板3aの上に重ねるようになっている。
【0022】添付図面に示す実施形態においては、図1
等に示すように、底板1の上面部の短辺側には立ち上が
り突部12aが設けてあり、該立ち上がり突部12aの
凹部13a内に短辺側の側板2aの下端部に垂設した脚
14aが挿入され、脚14aに設けた横軸部9aが凹部
13aの両側の立ち上がり突部12a内に回動自在に嵌
め込んである。
【0023】また、図1等に示すように、底板1の上面
部の長辺側には立ち上がり突部12bが設けてあり、該
立ち上がり突部12bの凹部13b内に長辺側の側板3
aの下端部に垂設した脚14bが挿入され、脚14bに
設けた横軸部9bが凹部13bの両側の立ち上がり突部
12b内に回動自在に嵌め込んである。
【0024】底板1の上面部の四隅部の上記立ち上がり
突部12a、12bとが連続する部分にはそれぞれ底板
1の隣接する辺にわたる平面視L状のコーナ突部20が
上方に向けて一体に突設してある。
【0025】この平面視L状のコーナ突部20の上端面
は図3、図4、図6に示すように、折り畳みコンテナA
を折り畳んだ状態における倒した短辺側の側板2a(つ
まり第1の側板2)よりも上方に位置するように構成し
てある。
【0026】また、平面視L状のコーナ突部20の2辺
のうち第2の側板3と平行な方の辺を短辺部25とする
と共に第1の側板2と平行な方の辺を短辺部25よりも
長い長辺部26としてある。短辺部25の上コーナ部分
は傾斜部23となっている。第1の側板2の両端部の下
端面部に起立状態でコーナ突部20の長辺部26に嵌り
込んで長辺部26の上面に載置するための段部24が形
成してある。また、第2の側板3の両端部の下端面部に
起立状態でコーナ突部20の短辺部25の傾斜部23に
近接対向する傾斜面部27を形成してあり、第2の側板
3の両端部の下端面部の最外端には傾斜面部27の上端
に連続する水平載置面部29が設けてある。
【0027】底板1の下面部の四隅部に隅嵌め込み部2
1が形成してある。添付図面に示す実施形態において
は、底板1の下面部の外周部を除く部分が下方に向けて
突出した突出底部1aとなっていて底板1の外周が周段
部1bとなっている。そして、突出底部1aの四隅部が
隅嵌め込み部21となっている。もちろん隅嵌め込み部
21としては上記の例に限定されず、例えば底板1の下
面部の四隅部の外端から少し内に引き込んだ位置に脚を
垂設して隅嵌め込み部21とする等、種々の形態のもの
が考えられる。
【0028】短辺側の側板2aの両端部には、起立状態
で長辺側の側板3aの両端部を支持して長辺側の側板3
aが起立状態で外側に倒れるのを防止するための支持突
部4が突設してある。
【0029】しかして、上記の構成の折り畳みコンテナ
Aの使用に当たっては、図7、図10乃至図13のよう
に箱状に組み立てた状態で内部に収納物を収納して搬送
するものであるが、使用しない場合には、図1乃至図6
に示すように、折り畳んでコンパクトにした状態で搬送
したり、保管したりするものである。
【0030】ここで、箱状に組み立てた折り畳みコンテ
ナを折り畳むに当たっては、先ず、対をなす長辺側の側
板3aのうちのいずれか一方を回動して倒すことで該一
方の長辺側の側板3aを斜めに傾斜させた状態でその一
部を底板1の上面側に当接する。次に、他方の長辺側の
側板3aを回動して倒すことで該他方の長辺側の側板3
aをその一部を先に倒した斜めに傾斜させた一方の長辺
側の側板3aに重複させるものである。
【0031】上記のように対となった長辺側の側板3a
を折り畳んだ後、回動枢支位置の高さが同じ対となった
短辺側の側板2aを回動して倒し、図4、図6に示すよ
うに、両短辺側の側板2aを水平に倒した状態で先に倒
して重ねた対の長辺側の側板3aのうちの上の長辺側の
側板3aに当接するものである。
【0032】また、上記のように短辺側の側板2aを水
平に倒した状態で先に倒して重ねた対の長辺側の側板3
aのうちの上の長辺側の側板3aに当接した状態で、図
1、図3に示すように、短辺側の側板2aの両端部に設
けた支持突部4が底板1の長辺側の両端部に設けた受け
部5に当接するように構成してある。これにより倒して
折り畳んだ状態で倒した短辺側の側板2aの両端部の支
持突部4を底板1の長辺側の両端部に設けた受け部5に
当接して短辺側の側板2aを安定して水平状態に保持で
きるものである。
【0033】一方、折り畳みコンテナAを使用するため
に箱状に組み立てるには、先ず、水平に倒れている短辺
側の両側板2aをそれぞれ回動して起立させ、その後、
重なった状態で倒れている長辺側の側板3aのうち上の
長辺側の側板3aを回動して起立させ、次に、残りの下
の長辺側の側板3aを回動して起立させて図7に示すよ
うに箱状に組み立てるものである。この箱状に組み立て
た状態では、起立状態で長辺側の側板3aの両端部を支
持突部4で受けて支持することで長辺側の側板3aが起
立状態で外側に倒れるのを防止するようになっている。
なお、添付図面に示す実施形態では、支持突部4が係止
手段を兼用しており、箱状に組立てた状態で短辺側の側
板2aの両端部に設けた係止手段に長辺側の側板3aの
両端部に設けた被係止手段を着脱自在に係止して箱形状
に組み立てた状態を保持するようになっている。
【0034】このようにして折り畳みコンテナAを箱状
に組み立て、箱状の内部に収納物を収納して搬送した
り、保管したりするのである。
【0035】ここで、箱状に組み立てた折り畳みコンテ
ナAを上下に積みかさねるに当たっては、図16、図1
7に示すように、組み立て状態の折り畳みコンテナAを
上下に積みかさねた状態で、上段の折り畳みコンテナA
の底板1の下面部の四隅部の隅嵌め込み部21が下段の
組み立て状態の折り畳みコンテナAの上面開口部22の
四隅部に嵌め込まれる(実施形態では底板1の下面部に
設けた四隅部に隅嵌め込み部21を有する突出底部1a
が組み立て状態の折り畳みコンテナAの上面開口部22
に嵌め込まれる)ことで、箱状に組み立てた状態の折り
畳みコンテナAの横ずれを防止するようになっている。
この場合、上段の折り畳みコンテナAの底板1の外周の
周段部1bが下段の折り畳みコンテナAの短辺側の側板
2a、長辺側の側板3aの各上面に載置され、これによ
り起立状態の側板2a、3aを介して下段の折り畳みコ
ンテナAに荷重が伝達されるが、この場合、短辺側の側
板2aの両端部の下端面部の段部24がコーナ突部20
の長辺部26の上面に載置され、また、長辺側の側板3
aの両端部の下端面部の水平載置面部29がコーナ突部
20の短辺部25の上面に載置されるので、起立状態の
短辺側の側板2a、長辺側の側板3aから底板1のコー
ナ突部20にも直接荷重が伝達されることになり、これ
により、横軸部9a、9bに荷重が集中してかかって変
形するのを防止するようになっている。
【0036】また、折り畳み状態の折り畳みコンテナA
を上下に多段に積み重ねるに当たっては、図14、図1
5に示すように、折り畳んだ状態の折り畳みコンテナA
の上に他の折り畳みコンテナAを載置した状態で上段の
折り畳みコンテナAの底板1下面部の隅部に形成した隅
嵌め込み部21が下段の折り畳みコンテナAの平面視L
状のコーナ突部20内に嵌め込まれて折り畳んだ状態の
折り畳みコンテナAの横ずれを防止するようになってい
る。また、折り畳んだ状態の折り畳みコンテナAの上に
他の折り畳みコンテナAを載置した状態で上段の折り畳
みコンテナAの底板1下面部の隅部に形成した隅嵌め込
み部21が下段の折り畳みコンテナAの平面視L状のコ
ーナ突部20内に嵌め込まれた場合、底板1下面部の外
周の周段部1bの隅部がコーナ突部20の上面に載置さ
れ、上段の底板1からの荷重を下段の底板1から突出し
たコーナ突部20に直接伝達することができ、折り畳み
状態の折り畳みコンテナを上下に多段に積み重ねた際に
横軸部9a、9bに荷重が集中してかかって変形するの
を防止するようになっている。
【0037】ところで、折り畳みコンテナAを箱状に組
み立てるに当たり、最初に第1の側板2である短辺側の
側板2aを横軸部9aを中心に回動して起立させるので
あるが、この際、平面視L状をしたコーナ突部20の2
辺のうち第2の側板3と平行な短辺部25の上コーナ部
分を傾斜部23としてあるので、上記のように折り畳ん
だ状態で底板1の上面部の4隅に上方に突出したコーナ
突部20を設けて上下に積みかさねた際の横ずれ防止を
行うものでありながら、横ずれ防止のために支持する横
方向の長さを確保しながらコーナ突部20の上方への突
出長さをできるだけ短くして折り畳み状態における上下
方向の嵩を低くできるものである。
【0038】すなわち、コーナ突部20の2辺のうち第
2の側板3と平行な辺である短辺部25の上コーナ部分
に傾斜部23を設けない場合は、第1の側板2を回動し
て起立するに当たり、第1の側板2の両端部下面部の段
部24が短辺部25の上コーナ部分を越えるには段部2
4の上下高さを高くする必要があるが、このように段部
24の上下高さを高くすると、箱状に組み立てた状態で
コーナ突部20の長辺部26の上面に段部24が当接し
て載置されるには長辺部26の上下長さも高くなり、こ
のため、折り畳みコンテナAの折り畳み状態における上
下高さも高くなってしまう。一方、短辺部25の第2側
板3と平行な方向の横長さを短くすると、段部24の上
下高さが低くても短辺部25の上コーナ部分を越えるこ
とができるが、これだと、短辺部25による横ずれ防止
ができない場合がある。これに対し、上記のように、平
面視L状をしたコーナ突部20の2辺のうち第2の側板
3と平行な短辺部25の上コーナ部分を傾斜部23とし
てあることで、折り畳んだ状態で上下に積みかさねた際
の横ずれ防止のために支持する横方向の長さを確保しな
がらコーナ突部20の上方への突出長さをできるだけ短
くして折り畳み状態における上下方向の嵩を低くできる
ものである。
【0039】ここで、第1の側板2の回動時に第1の側
板2の最端部下面部が傾斜部23に当たって抵抗を与え
るように構成することで、第1の側板2を起立させた
後、第2の側板3の起立操作を行う際、図18の想像線
に示すように、第1の側板2が倒れるのを第1の側板2
の最端部下面部が傾斜部23に当たって抵抗を受けるこ
とでそれ以上倒れるのを防止できて、第2の側板3の起
立操作を簡単に行えるものである。
【0040】また、第2の側板3の両端部の下端面部に
起立状態でコーナ突部20の短辺部25の傾斜部23に
近接対向する傾斜面部27を設けてあるので、第2の側
板3である長辺側の側板3aを回動して起立させる際
に、短辺部25に当たらないように起立させることがで
き、また、起立状態で傾斜部23を設けたにもかかわら
ず、傾斜部23の側方に大きな隙間が生じないようにで
きるものである。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、矩形状の底板の対向する一対の辺に
それぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板と、対向
する他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側
板とを、一対の第2の側板を倒した上に一対の第1の側
板を倒した状態で折り畳み且つ一対の第1の側板を起立
させた後に一対の第2の側板を起立させて箱形状に組み
立てる折り畳みコンテナであるので、従来の口枠を設け
た折り畳みコンテナに比べて部品点数が少なく、折り畳
み状態における嵩を低くできる折り畳みコンテナであ
り、しかも底板の上面部の四隅部にそれぞれ底板の隣接
する辺にわたる平面視L状のコーナ突部を上方に向けて
突設し、該平面視L状のコーナ突部の上端面を折り畳み
コンテナを折り畳んだ状態における倒した第1の側板よ
りも上方に位置させ、底板の下面部の四隅部に隅嵌め込
み部を形成し、折り畳んだ状態の折り畳みコンテナの上
に他の折り畳みコンテナを載置した状態で上段の折り畳
みコンテナの底板下面部の隅部に形成した隅嵌め込み部
が下段の折り畳みコンテナの平面視L状のコーナ突部内
に嵌め込まれるように構成し、組み立て状態の折り畳み
コンテナを上下に積みかさねた状態で、上段の折り畳み
コンテナの下面部の四隅部の隅嵌め込み部が下段の組み
立て状態の折り畳みコンテナの上面開口部の四隅部に嵌
め込まれるように構成してあるので、口枠のない部品点
数が少なく且つ折り畳み状態における嵩が低い折り畳み
コンテナでありながら、箱状に組み立てた状態でも折り
畳んだ状態でも上下に積み重ねた場合における横ずれを
防止できるものであり、しかも、箱状に組み立てた状態
では側板の一部が横ずれ防止の機能をし、折り畳んだ状
態では底板の一部であるコーナ突部が横ずれ防止の機能
をし、折り畳みコンテナの組み立て状態や折り畳み状態
での積載時における横ずれ防止をするに当たって底板、
側板以外の他の部材を必要としないものであり、構成が
簡単で部材点数も少なくなるものである。
【0042】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、折り畳んだ状態
の折り畳みコンテナの上に他の折り畳みコンテナを載置
した状態で上段の折り畳みコンテナの底板下面部の隅部
に形成した隅嵌め込み部が下段の折り畳みコンテナの平
面視L状のコーナ突部内に嵌め込まれると共に底板下面
部の隅部下面がコーナ突部の上面に載置されるように構
成してあるので、折り畳んだ状態で上下に積み重ねた際
に、横ずれを防止するだけでなく、上段の底板からの荷
重を下段の底板から突出したコーナ突部に直接伝達する
ことができ、折り畳み状態の折り畳みコンテナを上下に
多段に積み重ねた際に側板の横軸部などに過大な荷重が
作用しないようにできて側板や横軸部の破損が破損しな
いようにできるものである。
【0043】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項2記載の発明の効果に加えて、平面視L状のコ
ーナ突部の2辺のうち第2の側板と平行な方の辺の上コ
ーナ部分を傾斜部とし、第1の側板の両端部の下端面部
に起立状態でコーナ突部の第1の側板と平行な方の辺に
嵌り込んで該辺の上面に載置するための段部を形成して
あるので、折り畳んだ状態で底板の上面部の4隅に上方
に突出したコーナ突部を設けて上下に積みかさねた際の
横ずれ防止を行うものでありながら、横ずれ防止のため
に支持する横方向の長さを確保しながらコーナ突部の上
方への突出長さをできるだけ短くして折り畳み状態にお
ける上下方向の嵩を低くできてコンパクト化が図れるも
のである。
【0044】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項3記載の発明の効果に加えて、平面視L状のコ
ーナ突部の2辺のうち第2の側板と平行な方の辺を短辺
部とすると共に第1の側板と平行な方の辺を短辺部より
も長い長辺部とし、短辺部の上コーナ部分を傾斜部と
し、第1の側板の両端部の下端面部に起立状態でコーナ
突部の長辺部に嵌り込んで長辺部の上面に載置するため
の段部を形成し、第2の側板の両端部の下端面部に起立
状態でコーナ突部の短辺部の傾斜部に近接対向する傾斜
面部を形成するので、折り畳んだ状態で底板の上面部の
4隅に上方に突出したコーナ突部を設けて上下に積みか
さねた際の横ずれ防止を行うものでありながら、簡単な
構成で横ずれ防止のために支持する横方向の長さを確保
しながらコーナ突部の上方への突出長さをできるだけ短
くして折り畳み状態における上下方向の嵩を低くでき、
また、箱状に組み立てた状態において第1の側板からの
荷重を底板から突出したコーナ突部の長辺部で安定して
受けることができるものである。
【0045】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項3又は請求項4記載の発明の効果に加えて、第
1の側板の回動時に第1の側板の最端部下面部が傾斜部
に当たって抵抗を与えるように構成してあるので、第1
の側板を起立させた後、第2の側板の起立操作を行う
際、第1の側板が倒れるのを第1の側板の最端部下面部
が傾斜部に当たって抵抗を受けることでそれ以上倒れる
のを防止できて、簡単な構成で第2の側板の起立操作を
簡単に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳みコンテナを折り畳んだ状態の
斜視図である。
【図2】同上の折り畳みコンテナを折り畳んだ状態の平
面図である。
【図3】同上の折り畳んだ状態の正面図である。
【図4】同上の折り畳んだ状態の正面断面図である。
【図5】同上の折り畳んだ状態の側面図である。
【図6】同上の折り畳んだ状態の側面断面図である。
【図7】同上の折り畳みコンテナを箱形状に組み立てた
状態の斜視図である。
【図8】同上の箱形状に組み立てた状態の平面図であ
る。
【図9】同上の箱形状に組み立てた状態の底面図であ
る。
【図10】同上の箱状に組み立てた状態の正面図であ
る。
【図11】同上の箱状に組み立てた状態の正面断面図で
ある。
【図12】同上の箱状に組み立てた状態の側面図であ
る。
【図13】同上の箱状に組み立てた状態の側面断面図で
ある。
【図14】同上の折り畳みコンテナを折り畳んだ状態で
上下に積みかさねた断面図である。
【図15】同上の折り畳みコンテナを折り畳んだ状態で
上下に積みかさねた斜視図である。
【図16】同上の折り畳みコンテナを箱状に組み立てた
状態で上下に積みかさねた断面図である。
【図17】同上の折り畳みコンテナを箱状に組み立てた
状態で上下に積みかさねた斜視図である。
【図18】同上の第1の側板の回動時に第1の側板の最
端部下面部が傾斜部に当たって抵抗を与えるようにした
例の説明図である。
【図19】従来例の折り畳みコンテナの折り畳み状態の
斜視図である。
【図20】従来例の折り畳みコンテナの折り畳み状態で
蓋を被せた断面図である。
【図21】従来例の折り畳みコンテナの組み立て状態の
斜視図である。
【図22】従来例の折り畳みコンテナの組み立て状態で
蓋を被せた斜視図である。
【図23】他の従来例の折り畳みコンテナの折り畳み状
態の斜視図である。
【図24】他の従来例の折り畳みコンテナを箱状に組み
立てた状態の正面図である。
【符号の説明】
A 折り畳みコンテナ 1 底板 2 第1の側板 2a 短辺側の側板 3 第2の側板 3a 長辺側の側板 20 コーナ突部 21 隅嵌め込み部 22 上面開口部 23 傾斜部 24 段部 25 短辺部 26 長辺部 27 傾斜面部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の底板の対向する一対の辺にそれ
    ぞれ回動自在に取付けた一対の第1の側板と、対向する
    他の一対の辺に回動自在に取付けた一対の第2の側板と
    を、一対の第2の側板を倒した上に一対の第1の側板を
    倒した状態で折り畳み且つ一対の第1の側板を起立させ
    た後に一対の第2の側板を起立させて箱形状に組み立て
    る折り畳みコンテナであって、底板の上面部の四隅部に
    それぞれ底板の隣接する辺にわたる平面視L状のコーナ
    突部を上方に向けて突設し、該平面視L状のコーナ突部
    の上端面を折り畳みコンテナを折り畳んだ状態における
    倒した第1の側板よりも上方に位置させ、底板の下面部
    の四隅部に隅嵌め込み部を形成し、折り畳んだ状態の折
    り畳みコンテナの上に他の折り畳みコンテナを載置した
    状態で上段の折り畳みコンテナの底板下面部の隅部に形
    成した隅嵌め込み部が下段の折り畳みコンテナの平面視
    L状のコーナ突部内に嵌め込まれるように構成し、組み
    立て状態の折り畳みコンテナを上下に積みかさねた状態
    で、上段の折り畳みコンテナの下面部の四隅部の隅嵌め
    込み部が下段の組み立て状態の折り畳みコンテナの上面
    開口部の四隅部に嵌め込まれるように構成して成ること
    を特徴とする折り畳みコンテナ。
  2. 【請求項2】 折り畳んだ状態の折り畳みコンテナの上
    に他の折り畳みコンテナを載置した状態で上段の折り畳
    みコンテナの底板下面部の隅部に形成した隅嵌め込み部
    が下段の折り畳みコンテナの平面視L状のコーナ突部内
    に嵌め込まれると共に底板下面部の隅部下面がコーナ突
    部の上面に載置されるように構成して成ることを特徴と
    する請求項1記載の折り畳みコンテナ。
  3. 【請求項3】 平面視L状のコーナ突部の2辺のうち第
    2の側板と平行な方の辺の上コーナ部分を傾斜部とし、
    第1の側板の両端部の下端面部に起立状態でコーナ突部
    の第1の側板と平行な方の辺に嵌り込んで該辺の上面に
    載置するための段部を形成して成ることを特徴とする請
    求項2記載の折り畳みコンテナ。
  4. 【請求項4】 平面視L状のコーナ突部の2辺のうち第
    2の側板と平行な方の辺を短辺部とすると共に第1の側
    板と平行な方の辺を短辺部よりも長い長辺部とし、短辺
    部の上コーナ部分を傾斜部とし、第1の側板の両端部の
    下端面部に起立状態でコーナ突部の長辺部に嵌り込んで
    長辺部の上面に載置するための段部を形成し、第2の側
    板の両端部の下端面部に起立状態でコーナ突部の短辺部
    の傾斜部に近接対向する傾斜面部を形成して成ることを
    特徴とする請求項3記載の折り畳みコンテナ。
  5. 【請求項5】 第1の側板の回動時に第1の側板の最端
    部下面部が傾斜部に当たって抵抗を与えるように構成し
    て成ることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の折
    り畳みコンテナ。
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