JP2001281749A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001281749A
JP2001281749A JP2000099364A JP2000099364A JP2001281749A JP 2001281749 A JP2001281749 A JP 2001281749A JP 2000099364 A JP2000099364 A JP 2000099364A JP 2000099364 A JP2000099364 A JP 2000099364A JP 2001281749 A JP2001281749 A JP 2001281749A
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JP
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camera
camera body
flexible board
flexible substrate
board
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JP2000099364A
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English (en)
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Toru Ito
徹 伊藤
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/189Printed circuits structurally associated with non-printed electric components characterised by the use of a flexible or folded printed circuit

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ内部での配線を効率よく行う。 【解決手段】 メインフレキシブル基板41を略L字形
状(展開時)とし、一端の背面部53をカメラボディ3
の背面側に配置し、他端の上面部54をカメラボディ3
の上方に配置する。背面部53には、液晶パネルや設定
部,磁気ヘッド59,CPU57等を取り付けて各種回
路を形成する。上面部54には、給送用モータ45及び
ズーム用モータ49を駆動制御するモータドライバ用I
C61を取り付け、電源回路を形成する。カートリッジ
室32の前面に配置される前面接続部55は、シャッタ
用フレキシブル基板63との接続にのみ利用する。セン
サ用フレキシブル基板72は、メインフレキシブル基板
41への接続に必要な以上に長く形成して、カメラボデ
ィ3の底面に蛇行させて配置し、メインフレキシブル基
板41の移動時に接続が外れないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、更
に詳しくは、カメラ内部での配線に使用されるフレキシ
ブル基板の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オートフォーカス機構,パワーズーム機
構,オートワインド機構等を備えたカメラは、これら各
機構の制御のために各種電子回路が内蔵されている。ま
た、IX240タイプのフイルムカートリッジを使用す
るカメラには、カートリッジのデータディスクからデー
タを読み出す手段や、写真フイルムの磁気記録層にデー
タを読み書きする磁気ヘッド等を備えている。このよう
なカメラは、各種電子部品をフレキシブル基板に装着し
て各種制御回路を形成し、このフレキシブル基板を折り
曲げて、カメラ内のわずかなスペースに組み込んでい
る。
【0003】また、特開平8−122906号公報に記
載されているIX240タイプのフイルムカートリッジ
を使用するカメラでは、フイルムカートリッジがカメラ
の底面または上面から、カートリッジ室に軸方向に挿入
されるため、従来の135タイプのフイルムパトローネ
を使用するカメラのようにカメラの背面に裏蓋を備えて
いない。そのため、カメラボディのアパーチャーの背後
に写真フイルムの背面を支持する圧板を取り付け、この
圧板に各種電気部品や回路、フレキシブル基板や液晶パ
ネル等を取り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラは、例え
ば、メインのフレキシブル基板の他に、AF用、シャッ
タ用等の多数のフレキシブル基板を各部に使用し、これ
らのフレキシブル基板をカメラ内で接続している。その
ため、カメラのコストが上昇するとともに、フレキシブ
ル基板同士の接触不良等が発生することがあった。ま
た、フレキシブル基板上での電子部品の配置の適正化が
なされておらず、フレキシブル基板が無駄に大きくなっ
てしまい、カメラの小型化を阻害していた。
【0005】また、カメラの製造ラインでは、撮影レン
ズから検査光を入射させ、この検査光をアパーチャーで
受光することにより、焦点距離やシャッタの検査を行っ
ているが、上述したIX240タイプのフイルムカート
リッジを使用するカメラでは、カメラボディの背面に取
り付けられた圧板を取り外して検査を行う必要がある。
そのため、外側に取り付けられたフレキシブル基板も圧
板と一緒に動かせるようにしなければならず、その際
に、断線したり他の基板との接続が外れないようにしな
ければならない。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、カメラ内部での配線を効率よく行い、カメラのロ
ーコスト化と小型化と実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明のカメラは、略L字形状のメインフレキシ
ブル基板の一辺に、操作部用の接点,液晶パネル,CP
U,磁気ヘッドを取り付けてカメラボディの背面側に配
置し、該フレキシブル基板の他辺にモータドライバ用I
C,電源回路等を設けてカメラボディの上部に配置した
ものである。また、メインフレキシブル基板のカメラボ
ディの上部に配置される他片をカメラボディの前面まで
延長し、別の基板との接続に用いたものである。
【0008】更に、フイルム給送モータの回転を検出す
る給送用センサと、ズーム駆動モータの回転を検出する
ズーム用センサとをセンサ用フレキシブル基板に取り付
け、このセンサ用フレキシブル基板の一端を延長して、
カメラボディの背面側に配置されたメインフレキシブル
基板に接続するとともに、この延長部分を、センサ用フ
レキシブル基板とメインフレキシブル基板との距離以上
に長くして蛇行させてカメラボディの底面または上面に
配置したものである。
【0009】また、カメラボディのフレキシブル基板と
圧板のフレキシブル基板と間を接続する帯状接続片を、
各フレキシブル基板間の距離以上に長く形成し、カメラ
ボディから圧板が取り外される際に帯状接続片を展開し
て、カメラボディのフレキシブル基板と圧板のフレキシ
ブル基板との接続を維持するようにしたものである。
【0010】更に、帯状接続片は、折り畳んだり、ある
いは蛇行するように形成することで、省スペースにカメ
ラ内に組み込み、圧板取り外し時には展開しやすくした
ものである。また、帯状接続片は、カメラボディ側フレ
キシブル基板及び圧板側フレキシブル基板と別体に喪蹴
ることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明を実施し
たカメラ2の外観を示す斜視図であり、図3は、カメラ
2内の各部品の配置を示す説明図である。カメラ2は、
各種撮影機構が組み込まれたカメラボディ3(図4参
照)と、このカメラボディ3の前面及び背面を覆う前カ
バー4及び後カバー5とから構成されている。
【0012】カメラ2の前面中央には、撮影レンズ7を
保持するレンズ鏡筒8が配置され、右上方部にはストロ
ボ発光部9が、中央上部には対物側ファインダ窓10,
測光窓11,測距用投光窓12,測距用受光窓13等が
設けられている。レンズ鏡筒8内には、ズーム光学系を
構成する撮影レンズ7と、電子シャッタとが組み込まれ
ている。そして、背面に設けられた電源スイッチ15が
オンされると、レンズ鏡筒8はカメラ2の前面に突出さ
れ、電源スイッチ15がオフされるとカメラ2内に沈胴
される。また、ズームボタン16の操作に応じて突出量
が変化して、焦点距離が変化する。ストロボ発光部9
は、ズームストロボであり、ズームボタン16の変倍操
作によって、レンズ鏡筒8と一緒にカメラ2内で光軸方
向に移動し、被写体の照明範囲を変化させる。
【0013】カメラ2の上面には、シャッタボタン18
が設けられている。カメラ2の背面には、接眼側ファイ
ンダ窓19,標準,ワイド,パノラマ等の撮影サイズを
切り換える撮影サイズ切換スイッチ20,各種情報が表
示される液晶パネル21,各種設定を行う設定部22,
ズームボタン16等が設けられている。また、ストロボ
発光部の背後には、カメラ2の電源となる電池が収納さ
れる電池室が設けられており、この電池室は電池蓋23
よって覆われている。
【0014】上記設定部22には、前述の電源スイッチ
15の他に、カメラ2の撮影モードを切り換えるモード
選択スイッチ25,セルフ撮影用のタイマースイッチ2
6,日付や時間の設定に使用するデートスイッチ27,
フイルムカートリッジの途中入れ換え時に使用するMR
Cスイッチ28等が設けられている。
【0015】カメラ2の側方に設けられている操作部材
30は、上下方向でスライド自在とされており、フイル
ムカートリッジが装填されるカートリッジ室32の底蓋
31を開放する際に操作される。なお、カートリッジ室
32に未使用あるいは使用途中のフイルムカートリッジ
が装填されている際には操作部材30はロックされ、底
蓋は開放されない。
【0016】図4に示すように、カメラボディ3は、I
X240タイプのフイルムカートリッジが装填されるカ
ートリッジ室32と、フイルムカートリッジから引き出
された写真フイルムを巻き取るフイルム巻き取り室33
とが一体に形成されている。また、カメラボディ3を背
面側から見た図5に示すように、カートリッジ室32と
フイルム巻き取り室33との間には、写真フイルムへの
露光範囲を規定するアパーチャー34が形成されてい
る。アパーチャー34の前面には、レンズ鏡筒8を納め
た固定筒35が取り付けられている。
【0017】カートリッジ室32の上部には、カートリ
ッジ用フレキシブル基板37や、フイルムカートリッジ
のスプールに係合して回転させる駆動軸や、フイルムカ
ートリッジのフイルム出入り口を開閉する遮光蓋を回動
させる遮光蓋開閉機構39等が組み込まれている。カー
トリッジ用フレキシブル基板37は、フイルムカートリ
ッジから写真フイルムの感度や撮影枚数等のデータ、使
用状態等を検出するセンサが取り付けられている。ま
た、カートリッジ用フレキシブル基板37には、矩形状
の接続片38が一体に形成されており、カートリッジ室
32の背面側に配置されている。接続片38の一方の面
には、放射状の導通面が形成された略円板形状の端子部
が設けられており、他の基板との接続に利用される。
【0018】カートリッジ室32の上部には、板形状の
支持板40が取り付けられる。この支持板40は、駆動
軸や遮光蓋開閉機構39を支持するとともに、その上面
にメインフレキシブル基板41が取り付けられる。
【0019】フイルム巻き取り室33の上面には、フイ
ルム巻取軸43が挿入される開口44が形成されてい
る。フイルム巻取軸43は筒形状とされており、フイル
ム巻き取り室33の下面に支持されて回転自在にフイル
ム巻き取り室33内に組み込まれる。フイルム巻取軸4
3内には、フイルム給送の駆動源となる給送用モータ4
5が組み込まれる。
【0020】カメラボディ3の底面には、給送用モータ
45の回転を伝達する減速ギヤトレイン42が組み込ま
れている。この減速ギヤトレイン42の回転は、フイル
ム巻取軸43の下方に設けられたギヤ43aに伝達さ
れ、フイルム巻取軸43を回転する。また、減速ギヤト
レイン42の回転は、カートリッジ室32の側方に組み
込まれた伝達シャフト(図示せず)により、カートリッ
ジ室32上部の各機構に伝達される。カートリッジ室3
2と固定筒35との間には、ストロボ装置のメインコン
デンサ47が組み込まれている。
【0021】フイルム巻き取り室33の下方には、レン
ズ鏡筒8の突出,沈胴と、変倍,合焦とを行うズーム用
モータ49が組み込まれている。図3に示すように、フ
イルム巻き取り室33とカートリッジ室32とは高さ方
向の寸法に差があり、ズーム用モータ49はこの高さ寸
法の段差内に納められることで、カメラ2の高さ方向の
寸法を小型化している。
【0022】ズーム用モータ49の回転は、フイルム巻
き取り室33の側方に組み込まれたストロボ駆動機構5
0に伝達される。ストロボ駆動機構50は、ズーム用モ
ータ49の回転によってストロボ発光部をカメラ2内で
光軸方向に沿って移動させ、ストロボ光の照射範囲を変
化させる。
【0023】カメラボディ3の背面には、アパーチャー
34を塞ぐように圧板51が取り付けられる。この圧板
51は、カートリッジ室33からフイルム巻き取り室3
3に送られる写真フイルムの背面を支持して平面性を付
与する。圧板51の右上方には、写真フイルムのパーフ
ォレーションを検出する光電センサ用の開口51aが設
けられており、その下方には、写真フイルムの磁気記録
層からデータを読み出し、適宜データを書き込む磁気ヘ
ッド用の開口51bが設けられている。
【0024】カメラボディ3には、複数の電子部品が取
り付けられて各種回路が形成されたメインフレキシブル
基板41が取り付けられる。このメインフレキシブル基
板41は、図6に示すように、その展開形状が略L字形
状とされており、L字形状の一辺をなす矩形状の部分が
圧板側フレキシブル基板に相当する背面部53、この背
面部53から突出された部分が上面部54及び前面接続
部55となっている。
【0025】メインフレキシブル基板41の背面部53
は、カメラボディ3の背面側にまわされて、圧板51の
外側に取り付けられる。この背面部53のカメラボディ
3に対面する側の面には、カメラ2の各部を制御するC
PU57と、写真フイルムのパーフォレーションを検出
する光電センサ58と、写真フイルムの磁気記録層にデ
ータを読み書きする磁気ヘッド59とが取り付けられ、
磁気ヘッドドライバ回路等が形成されている。光電セン
サ58と磁気ヘッド59とは、圧板51に設けられたそ
れぞれの開口51a,51bに嵌め込まれて、写真フイ
ルムに対面する。背面部53のカートリッジ室32の背
面に対面する位置には、放射状の接続端子53dが設け
られている。
【0026】メインフレキシブル基板41の背面部53
の外側の面には、上述した液晶パネル21が取り付けら
れている。また、液晶パネル21の周囲には、設定部2
2の各スイッチや、ズームボタン16を構成する接点が
形成されている。
【0027】このように、メインフレキシブル基板41
の背面部53をカメラボディ3の背面側に取り付けるこ
とで、カメラ2の背面側に組み込まれる部品をメインフ
レキシブル基板41に容易に接続することができ、接触
不良を防止するとともに、配線スペースを減少してカメ
ラ2を小型化することができる。また、液晶パネル21
とこの液晶パネル21を制御するCPU57との間は、
接続ラインが非常に多くなっているが、メインフレキシ
ブル基板41の表裏を挟んで近接するように配置してい
るため、接続ラインを効率よく引き回すことができるの
で、小さなフレキシブル基板41を有効に利用すること
ができる。
【0028】メインフレキシブル基板41の上面部54
は、背面部に対して折り曲げられ、カートリッジ室32
上部の支持板40に取り付けられる。この上面部54に
は、給送用モータ45とズーム用モータ49を駆動制御
するモータドライバ用ICが61取り付けられ、電源回
路が形成されている。これによれば、フイルム巻き取り
室33上部の電池室と電源回路とが近くなって配線が容
易になり、接触不良を防止するとともに、配線スペース
を減少してカメラ2を小型化することができる。
【0029】前面接続部55は、上面部54に対して折
り曲げられてカートリッジ室32の前面に取り付けられ
る。カートリッジ室32の前面には、レンズ鏡胴8から
引き出されたシャッタ用フレキシブル基板63が配置さ
れている。このシャッタ用フレキシブル基板63は、レ
ンズ鏡筒8内に組み込まれた電子シャッタに接続されて
おり、カートリッジ室33の前面に配置される端部に、
導通面が露呈された接続端子63aが設けられている。
前面接続部55はシャッタ用フレキシブル基板63に重
ねられ、その際にシャッタ用フレキシブル基板63の接
続端子63aに接触して電気的に接続する接続端子55
aが設けられている。接続端子55aと63aとの接続
は、カートリッジ室32の前面に取り付けられる押さえ
板65によって挟み込まれることにより維持される。
【0030】メインフレキシブル基板41の背面部53
の側端縁に形成されたストロボ用接続端子53aには、
ストロボ用フレキシブル基板67の第1接続端子67a
が接続される。ストロボ用フレキシブル基板67の端部
には、第2接続端子67bが設けられており、フイルム
巻き取り室33の上部を通って、フイルム巻き取り室前
面に配置されたストロボ用プリント基板68に接続され
ている。ストロボ用プリント基板68には、ストロボ回
路が形成されており、ストロボ用フレキシブル基板67
によって接続されたメインフレキシブル基板41に制御
されて、ストロボ発光部9を発光させる。
【0031】メインフレキシブル基板41の背面部53
のカートリッジ用接続端子53bには、カートリッジ検
出用フレキシブル基板70の接続端子70aが接続され
る。カートリッジ検出用フレキシブル基板70は、カー
トリッジ室32の背面側に取り付けられ、カートリッジ
室32内にフイルムカートリッジが装填されたか否かを
検出する。この検出信号は、接続端子70aと53bと
を通してメインフレキブル基板41に入力される。
【0032】メインフレキシブル基板41の背面部53
の下方に設けられたPI用接続端子53cには、PI用
フレキシブル基板72の接続端子72aが接続される。
PI用フレキシブル基板72は、細い帯状のフレキシブ
ル基板が蛇行するように形成されており、カメラボディ
3の底面に取り付けられている。そして、接続端子72
aをカメラボディ3の下方から背面側までまわし、メイ
ンフレキシブル基板41のPI用接続端子53cに接続
される。
【0033】PI用フレキシブル基板72の端部と端部
近傍とには、ズーム用センサと給送用センサとを構成す
る2個のフォトインタラプタ74,75が取り付けられ
ている。ズーム用フォトインタラプタ74は、ズーム用
モータ49の近傍に取り付けられ、ズーム用モータ49
の回転軸に取り付けられた回転板49aの回転を検出
し、この検出信号をメインフレキシブル基板41に入力
する。同様に、給送用フォトインタラプタ75は、カメ
ラボディ3の下面に取り付けられたギヤトレイン42内
に組み込まれ、給送用モータ45の回転を検出してメイ
ンフレキシブル基板41に入力する。メインフレキシブ
ル基板41のCPU57は、これらのフォトインタラプ
タ74,75から入力された検出信号から、写真フイル
ムの給送量や、ズーム位置等を算出する。
【0034】上記PI用フレキシブル基板72が、給送
用フォトインタラプタ75とメインフレキシブル基板4
1との距離以上に長く形成されているのは、メインフレ
キシブル基板41の移動を吸収して、接続が外れるのを
防止するためである。メインフレキシブル基板41が取
り付けられる圧板51は、図5に示すように、製造時に
焦点距離やシャッタの検査のためにカメラボディ3から
取り外される。その際に、メインフレキシブル基板41
を屈曲させるようにして圧板51の端部がカメラボディ
3から持ち上げられる。PI用フレキシブル基板72
は、この時に蛇行部分を撓ませてメインフレキシブル基
板41の移動に追随し、メインフレキシブル基板41と
の接続が外れないようにする。
【0035】なお、PI用フレキシブル基板72は、蛇
行させずに真っ直ぐに形成し、圧板取り外し時に展開し
やすいように、適当な長さで折り畳んでもよい。また、
蛇行部分は、メインフレキシブル基板41に一体に設け
ても良い。更に、PI用フレキシブル基板72は、フォ
トインタラプタが取り付けられる部分と、メインフレキ
シブル基板41への接続に使用する部分とを別体に設け
てもよい。
【0036】メインフレキシブル基板41の上部には、
AF用フレキシブル基板77が取り付けられる。AF用
フレキシブル基板77には、AF回路とAE回路とが設
けられており、レンズ鏡筒8の上部に取り付けられる測
光素子、測距用投光素子,測距用受光素子等が接続され
る。また、AF用フレキシブル基板77の上面には、シ
ャッタスイッチ78が設けられており、このシャッタス
イッチ78はシャッタボタン18に押圧されてオンす
る。
【0037】また、AF用フレキシブル基板77には、
カートリッジ室32の背面側に配置される接続片80が
一体に設けられており、この接続片80には放射状の接
続端子80aが設けられている。この接続端子80a
と、メインフレキシブル基板41の接続端子53dと、
カートリッジ用フレキシブル基板37の接続片38の接
続端子とは、カートリッジ室32の背面の同じ位置で重
ね合わされ、電気的に接続される。なおAF用フレキシ
ブル基板77の外側から、略円板形状の挟持板82がカ
ートリッジ室32の背面に固着されることで、各フレキ
シブル基板37,41,77の接続端子の接触は維持さ
れる。
【0038】図6に示すように、メインシブル基板41
を略L字形状としたので、メインフレキシブル基板41
の製造時に、図中2点鎖線で示すように、一対のメイン
フレキシブル基板41が組み合うように材料取りするこ
とができる。これにより、メインフレキシブル基板41
の材料の無駄を少なくすることができ、歩留りを大幅に
向上させてコストダウンすることができる。
【0039】なお、上記実施形態では、IX240タイ
プのフイルムカートリッジを使用するカメラを例に説明
したが、本発明は、135タイプのフイルムパトローネ
を使用するカメラや、電子スチルカメラ、ビデオカメ
ラ、その他の電子機器等にも利用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカメラ
は、1枚のメインフレキシブル基板をカメラボディの上
面側と背面側とに配置したので、従来のように上面側の
フレキシブル基板と背面側のフレキシブル基板とを別々
に設けるよりもコストダウンすることができる。また、
上面側のフレキシブル基板と背面側のフレキシブル基板
との間で接続不良等が発生することもない。更に、メイ
ンフレキシブル基板のカメラボディの前面側に配置する
部分は、他の基板との接続のみ利用するようにしたの
で、メインフレキシブル基板を小さくすることができ、
カメラの薄型化にも効果がある。
【0041】また、フイルム給送モータの回転を検出す
る給送用センサと、ズーム駆動モータの回転を検出する
ズーム用センサとをセンサ用フレキシブル基板に取り付
け、このセンサ用フレキシブル基板の一端を延長して、
カメラボディの背面側に配置されたメインフレキシブル
基板に接続するようにしたので、各センサごとに別々に
メインフレキシブル基板に接続する場合よりも、カメラ
内の配線を少なくしてコストダウンとカメラの小型化と
を実現することができる。
【0042】更に、センサ用フレキシブル基板のメイン
フレキシブル基板に接続される部分を、センサ用フレキ
シブル基板とメインフレキシブル基板との距離以上に長
くして、カメラボディの上面または底面に蛇行させて配
置したので、メインフレキシブル基板をカメラボディの
所定の位置から動かす際に邪魔にならず、センサ用フレ
キシブル基板とメインフレキシブル基板との接続が外れ
ることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカメラの前面側外観斜視図で
ある。
【図2】カメラの背面側外観斜視図である。
【図3】カメラ内の部品配置を示す説明図である。
【図4】カメラボディの構成を示す分解斜視図である。
【図5】カメラボディの背面側斜視図である。
【図6】メインフレキシブル基板の展開図である。
【符号の説明】
2 カメラ 3 カメラボディ 7 撮影レンズ 21 液晶パネル 22 操作部 32 カートリッジ室 33 フイルム巻き取り室 34 アパーチャー 37 カートリッジ用フレキシブル基板 41 メインフレキシブル基板 45 給送用モータ 49 ズーム用モータ 51 圧板 57 CPU 59 磁気ヘッド 61 モータドライバ用IC 63 シャッタ用フレキシブル基板 67 ストロボ用フレキシブル基板 70 カートリッジ検出用フレキシブル基板 72 センサ用フレキシブル基板 77 AF用フレキシブル基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムカートリッジが装填されるカー
    トリッジ室が設けられたカメラボディと、各種情報を表
    示する液晶パネルと、各種設定を行うスイッチを備えた
    設定部と、写真フイルムの磁気記録層から各種データを
    読み出し各種データを書き込む磁気ヘッドと、各部の制
    御を行うCPUとを備え、該カメラボディの上部に電源
    電池が納められるカメラにおいて、 略L字形状のメインフレキシブル基板の一辺に、前記操
    作部用の接点,液晶パネル,CPU,磁気ヘッドを設け
    てカメラボディの背面側に配置し、該フレキシブル基板
    の他辺にモータドライバ用IC,電源回路等を設けてカ
    メラボディの上部に配置したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記メインフレキシブル基板のカメラボ
    ディの上部に配置される他片をカメラボディの前面まで
    延長し、別の基板との接続に用いたことを特徴とする請
    求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 フイルム給送モータの回転を検出する給
    送用センサと、ズーム駆動モータの回転を検出するズー
    ム用センサとをセンサ用フレキシブル基板に取り付け、
    このセンサ用フレキシブル基板の一端を延長して、カメ
    ラボディの背面側に配置されたメインフレキシブル基板
    に接続するとともに、この延長部分を、センサ用フレキ
    シブル基板とメインフレキシブル基板との距離以上に長
    くし、カメラボディの底面または上面にに蛇行させて配
    置したことを特徴とする請求項1または2記載のカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 写真フイルムへの露光範囲を規定するア
    パーチャーが設けられたカメラボディと、アパーチャー
    の背後に取り付けられて写真フイルムの背面を支持する
    圧板とを備え、カメラボディに取り付けられるフレキシ
    ブル基板と、圧板に取り付けられるフレキシブル基板と
    の間を、いずれか一方のフレキシブル基板から延設され
    た帯状接続片で接続したカメラにおいて、 前記帯状接続片を、カメラボディのフレキシブル基板と
    圧板のフレキシブル基板との距離以上の長さに形成し、
    該カメラボディから圧板が取り外される際に帯状接続片
    を展開して、カメラボディのフレキシブル基板と圧板の
    フレキシブル基板との接続を維持することを特徴とする
    カメラ。
  5. 【請求項5】 前記帯状接続片は、折り畳まれ、あるい
    は蛇行するように形成されていることを特徴とする請求
    項4記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記帯状接続片は、カメラボディ側フレ
    キシブル基板及び圧板側フレキシブル基板と別体に設け
    られていることを特徴とする請求項4または5記載のカ
    メラ。
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