JPH05142635A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH05142635A JPH05142635A JP3305043A JP30504391A JPH05142635A JP H05142635 A JPH05142635 A JP H05142635A JP 3305043 A JP3305043 A JP 3305043A JP 30504391 A JP30504391 A JP 30504391A JP H05142635 A JPH05142635 A JP H05142635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- film
- shielding member
- back surface
- electric circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
- G03B17/04—Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルム露光部背面を固定部材で覆った構成
のカメラにおいて、このフィルム露光部を開放した状態
で検査・調整を行うことができ、しかも、カメラを動作
させた状態で検査・調整を行うことの可能なカメラを提
供する。 【構成】 フィルム露光部１ａの背面が露出されたカメ
ラ本体１と、カメラ本体１のフィルム露光部１ａ背面を
覆う遮光部材４と、カメラ本体１および遮光部材４の外
装を形成するカメラカバー９、１０と、前記遮光部材４
に設けられた圧板６とを備え、フィルムがフィルム露光
部１ａの背面以外の部分から装填および取り外される構
成のカメラにおいて、圧板６と前記遮光部材４との間に
電気回路８を実装し、遮光部材４が、前記カメラカバー
９、１０を取り外した状態でその端部に設けられたヒン
ジ部５によりフィルムの給送方向に直交する方向に回動
可能となるように構成した。
のカメラにおいて、このフィルム露光部を開放した状態
で検査・調整を行うことができ、しかも、カメラを動作
させた状態で検査・調整を行うことの可能なカメラを提
供する。 【構成】 フィルム露光部１ａの背面が露出されたカメ
ラ本体１と、カメラ本体１のフィルム露光部１ａ背面を
覆う遮光部材４と、カメラ本体１および遮光部材４の外
装を形成するカメラカバー９、１０と、前記遮光部材４
に設けられた圧板６とを備え、フィルムがフィルム露光
部１ａの背面以外の部分から装填および取り外される構
成のカメラにおいて、圧板６と前記遮光部材４との間に
電気回路８を実装し、遮光部材４が、前記カメラカバー
９、１０を取り外した状態でその端部に設けられたヒン
ジ部５によりフィルムの給送方向に直交する方向に回動
可能となるように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム露光部の背面
に設けられてフィルムの面位置を規制する圧板の後部に
電気回路を搭載したカメラに関する。
に設けられてフィルムの面位置を規制する圧板の後部に
電気回路を搭載したカメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】フィルムの巻上げ動作をスプロケットに
よるフィルムの巻き取りで行わずに、スプールの回転に
よりフィルムカートリッジから送り出すことで行うフィ
ルムカートリッジが提案されている（例えば米国特許公
報第4,832,275号参照）。このようなフィルムカートリ
ッジが装填されるカメラにおいては、従来のカメラのよ
うにフィルムカートリッジからフィルム先端部（リーダ
ー部）を引き出してスプロケットに巻き付ける動作が不
要であるため、従来の裏蓋のようにフィルム露光部の背
面を開放する機構を設ける必要がない。従って、フィル
ム露光部の背面を固定部材で完全に覆い、従来の裏蓋に
付設された圧板等をこの固定部材やカメラ本体に固設す
ることが可能であるとともに、この圧板の背面に、従来
はカメラ本体に設けられていたカメラ全体の制御を行う
電気回路を実装し、圧板背面の広い実装面積を活用して
カメラ全体の小型化を図ることも可能である。
よるフィルムの巻き取りで行わずに、スプールの回転に
よりフィルムカートリッジから送り出すことで行うフィ
ルムカートリッジが提案されている（例えば米国特許公
報第4,832,275号参照）。このようなフィルムカートリ
ッジが装填されるカメラにおいては、従来のカメラのよ
うにフィルムカートリッジからフィルム先端部（リーダ
ー部）を引き出してスプロケットに巻き付ける動作が不
要であるため、従来の裏蓋のようにフィルム露光部の背
面を開放する機構を設ける必要がない。従って、フィル
ム露光部の背面を固定部材で完全に覆い、従来の裏蓋に
付設された圧板等をこの固定部材やカメラ本体に固設す
ることが可能であるとともに、この圧板の背面に、従来
はカメラ本体に設けられていたカメラ全体の制御を行う
電気回路を実装し、圧板背面の広い実装面積を活用して
カメラ全体の小型化を図ることも可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たカメラにあっては、カメラ製造時の検査工程におい
て、レンズのピントバック調整や露光量の検査・調整の
ためにフィルム露光部の背面を開放する必要があるた
め、カメラ製造時に取り付けた固定部材を検査時におい
て取り外さなければならない。従って、固定部材の取り
外しおよび再取り付けの分だけ工数増加を招く、という
問題があった。特に、カメラ本体には測距、測光装置等
の電気回路が付設されることが多いため、カメラにはそ
の本体側の電気回路と圧板背面の電気回路とを接続する
電気配線が配設されるが、上述の検査時において固定部
材の取り外しとともにこの電気配線も切り離す必要があ
るため、カメラを動作させた状態で検査・調整を行うこ
とが困難である、という問題もあった。
たカメラにあっては、カメラ製造時の検査工程におい
て、レンズのピントバック調整や露光量の検査・調整の
ためにフィルム露光部の背面を開放する必要があるた
め、カメラ製造時に取り付けた固定部材を検査時におい
て取り外さなければならない。従って、固定部材の取り
外しおよび再取り付けの分だけ工数増加を招く、という
問題があった。特に、カメラ本体には測距、測光装置等
の電気回路が付設されることが多いため、カメラにはそ
の本体側の電気回路と圧板背面の電気回路とを接続する
電気配線が配設されるが、上述の検査時において固定部
材の取り外しとともにこの電気配線も切り離す必要があ
るため、カメラを動作させた状態で検査・調整を行うこ
とが困難である、という問題もあった。
【０００４】本発明の目的は、フィルム露光部背面を固
定部材で覆った構成のカメラにおいて、このフィルム露
光部を開放した状態で検査・調整を行うことができ、し
かも、カメラを動作させた状態で検査・調整を行うこと
の可能なカメラを提供することにある。
定部材で覆った構成のカメラにおいて、このフィルム露
光部を開放した状態で検査・調整を行うことができ、し
かも、カメラを動作させた状態で検査・調整を行うこと
の可能なカメラを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図１に対
応付けて説明すると、本発明は、フィルム露光部１ａの
背面が露出されたカメラ本体１と、前記カメラ本体１の
フィルム露光部１ａ背面を覆うようにこのカメラ本体１
に設けられた遮光部材４と、前記カメラ本体１および遮
光部材４の外周を覆って外装を形成するカメラカバー
９、１０と、前記遮光部材４の前面に露出して設けら
れ、フィルムの面位置を規制する圧板６とを備え、フィ
ルムが前記フィルム露光部１ａの背面以外の部分から装
填および取り外される構成のカメラに適用される。そし
て、上述の目的は、前記圧板６と前記遮光部材４との間
に電気回路８を実装し、前記遮光部材４が、前記カメラ
カバー９、１０を取り外した状態でその端部に設けられ
たヒンジ部５により前記フィルムの給送方向に直交する
方向に回動可能となるように構成することで達成され
る。また、請求項２の発明は、請求項１に記載のカメラ
において、前記カメラ本体１に内蔵された第１の電気回
路３と、この第１の電気回路３と前記電気回路８とを電
気的に接続し、前記ヒンジ部５を通って前記圧板６の後
方に回り込むように配線された可撓性を有する電気配線
７とを備えたものである。さらに、請求項３の発明は、
請求項２に記載のカメラにおいて、前記電気配線７をフ
レキシブルプリント基板としたものである。
応付けて説明すると、本発明は、フィルム露光部１ａの
背面が露出されたカメラ本体１と、前記カメラ本体１の
フィルム露光部１ａ背面を覆うようにこのカメラ本体１
に設けられた遮光部材４と、前記カメラ本体１および遮
光部材４の外周を覆って外装を形成するカメラカバー
９、１０と、前記遮光部材４の前面に露出して設けら
れ、フィルムの面位置を規制する圧板６とを備え、フィ
ルムが前記フィルム露光部１ａの背面以外の部分から装
填および取り外される構成のカメラに適用される。そし
て、上述の目的は、前記圧板６と前記遮光部材４との間
に電気回路８を実装し、前記遮光部材４が、前記カメラ
カバー９、１０を取り外した状態でその端部に設けられ
たヒンジ部５により前記フィルムの給送方向に直交する
方向に回動可能となるように構成することで達成され
る。また、請求項２の発明は、請求項１に記載のカメラ
において、前記カメラ本体１に内蔵された第１の電気回
路３と、この第１の電気回路３と前記電気回路８とを電
気的に接続し、前記ヒンジ部５を通って前記圧板６の後
方に回り込むように配線された可撓性を有する電気配線
７とを備えたものである。さらに、請求項３の発明は、
請求項２に記載のカメラにおいて、前記電気配線７をフ
レキシブルプリント基板としたものである。
【０００６】
−請求項１− 遮光部材４は、カメラカバー９、１０を取り外した状態
でその端部に設けられたヒンジ部５によりフィルムの給
送方向に直交する方向に回動可能とされるので、カメラ
カバー９、１０を取り外した後にこの遮光部材４を回動
すれば、カメラ本体１のフィルム露光部１ａを大きく開
放することができる。 −請求項２− カメラ本体１側の第１の電気回路３と遮光部材４側の電
気回路８とは可撓性を有する電気配線７により接続され
ているので、遮光部材４を回動してカメラ本体１のフィ
ルム露光部１ａを開放した状態でもこれら第１の電気回
路３および電気回路８は電気的に接続されたままであ
る。
でその端部に設けられたヒンジ部５によりフィルムの給
送方向に直交する方向に回動可能とされるので、カメラ
カバー９、１０を取り外した後にこの遮光部材４を回動
すれば、カメラ本体１のフィルム露光部１ａを大きく開
放することができる。 −請求項２− カメラ本体１側の第１の電気回路３と遮光部材４側の電
気回路８とは可撓性を有する電気配線７により接続され
ているので、遮光部材４を回動してカメラ本体１のフィ
ルム露光部１ａを開放した状態でもこれら第１の電気回
路３および電気回路８は電気的に接続されたままであ
る。
【０００７】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。図１は、本発明によるカメラの一
実施例を示す断面図である。なお、本実施例のカメラ
は、スプールの回転によりフィルムが送り出される形式
のフィルムカートリッジが装填されるカメラであり、そ
の底部にはカートリッジ室に通じるフィルム装填用のス
ロットが設けられている。但し、以下の説明ではこれら
カートリッジ、スプールおよびスロット等の図示、説明
は省略する。
いて詳細に説明する。図１は、本発明によるカメラの一
実施例を示す断面図である。なお、本実施例のカメラ
は、スプールの回転によりフィルムが送り出される形式
のフィルムカートリッジが装填されるカメラであり、そ
の底部にはカートリッジ室に通じるフィルム装填用のス
ロットが設けられている。但し、以下の説明ではこれら
カートリッジ、スプールおよびスロット等の図示、説明
は省略する。
【０００９】図１において、１はカメラ本体であり、そ
の前部（図１において左端部）には撮影レンズ２が固設
されている。カメラ本体１の後部（図１において右端
部）にはフィルム露光部１ａが形成されており、このフ
ィルム露光部１ａの後方を不図示のフィルムが通過す
る。カメラ本体１の上部には測距・測光装置３が設けら
れている。
の前部（図１において左端部）には撮影レンズ２が固設
されている。カメラ本体１の後部（図１において右端
部）にはフィルム露光部１ａが形成されており、このフ
ィルム露光部１ａの後方を不図示のフィルムが通過す
る。カメラ本体１の上部には測距・測光装置３が設けら
れている。
【００１０】４はカメラ本体１の後部に設けられ、フィ
ルム露光部１ａを覆うように形成された遮光部材であ
る。遮光部材４は、その横断面形状がコ字状に形成さ
れ、上部に設けられたヒンジ部５によりフィルムの給送
方向に直交する方向（図１において上下方向）に回動可
能に支持されている。６は遮光部材４の前部に露出して
設けられた圧板であり、この圧板６は遮光部材４に一体
に取り付けられている。圧板６は、カメラ本体１の後部
に形成されたレール部１ｂとともに、不図示のフィルム
を挟持してその面位置を規定する。
ルム露光部１ａを覆うように形成された遮光部材であ
る。遮光部材４は、その横断面形状がコ字状に形成さ
れ、上部に設けられたヒンジ部５によりフィルムの給送
方向に直交する方向（図１において上下方向）に回動可
能に支持されている。６は遮光部材４の前部に露出して
設けられた圧板であり、この圧板６は遮光部材４に一体
に取り付けられている。圧板６は、カメラ本体１の後部
に形成されたレール部１ｂとともに、不図示のフィルム
を挟持してその面位置を規定する。
【００１１】７はフレキシブルプリント基板（以下、Ｆ
ＰＣと称する）であり、その下部は圧板６の背面（後
部）に一体に取り付けられ、その上部はヒンジ部５を介
して測距・測光装置３まで延出されている。圧板６背面
のＦＰＣ７上には、カメラ全体の制御を行う電気回路８
が実装されている。なお、カメラ本体１および遮光部材
４の上部には、互いに嵌合する形状の凸部１ｃおよび凹
部４ａが形成されていわば入れ子状になっており、上述
のＦＰＣ７はこの入れ子部を通って引き回されている。
また、圧板６の前面にはＦＰＣ７検査用のコンタクト部
材６ａ（図２参照）が設けられている。
ＰＣと称する）であり、その下部は圧板６の背面（後
部）に一体に取り付けられ、その上部はヒンジ部５を介
して測距・測光装置３まで延出されている。圧板６背面
のＦＰＣ７上には、カメラ全体の制御を行う電気回路８
が実装されている。なお、カメラ本体１および遮光部材
４の上部には、互いに嵌合する形状の凸部１ｃおよび凹
部４ａが形成されていわば入れ子状になっており、上述
のＦＰＣ７はこの入れ子部を通って引き回されている。
また、圧板６の前面にはＦＰＣ７検査用のコンタクト部
材６ａ（図２参照）が設けられている。
【００１２】さらに、９、１０はそれぞれカメラの外装
を構成する前カバーおよび後カバーであり、これら前・
後カバー９、１０によりカメラ本体１および遮光部材４
が覆われている。
を構成する前カバーおよび後カバーであり、これら前・
後カバー９、１０によりカメラ本体１および遮光部材４
が覆われている。
【００１３】図２は、検査・調整状態における本実施例
のカメラを示す断面図である。図２に示す状態では、後
カバー１０が取り外され、遮光部材４およびこれと一体
の圧板６、ＦＰＣ７、電気回路８がヒンジ部５を中心と
して上方に跳ね上げられており、フィルム露光部１ａは
外部に露出された状態にある。このフィルム露光部１ａ
後部には検査・調整装置１１が取り付けられている。こ
の検査・調整装置１１は、カメラを作動させて撮影時の
露光量の検査・調整やレンズ２のピントバック調整を行
うためのものであり、さらに、上述のコンタクト部材６
ａによりＦＰＣ７の検査も行うためのものである。
のカメラを示す断面図である。図２に示す状態では、後
カバー１０が取り外され、遮光部材４およびこれと一体
の圧板６、ＦＰＣ７、電気回路８がヒンジ部５を中心と
して上方に跳ね上げられており、フィルム露光部１ａは
外部に露出された状態にある。このフィルム露光部１ａ
後部には検査・調整装置１１が取り付けられている。こ
の検査・調整装置１１は、カメラを作動させて撮影時の
露光量の検査・調整やレンズ２のピントバック調整を行
うためのものであり、さらに、上述のコンタクト部材６
ａによりＦＰＣ７の検査も行うためのものである。
【００１４】従って、本実施例によれば、検査・調整時
にヒンジ部５を中心として遮光部材４を跳ね上げればフ
ィルム露光部１ａを大きく開放することができ、遮光部
材４の取り外し、取り付けといった面倒な工程を経るこ
となく検査・調整を行うことができる。しかも、遮光部
材４を跳ね上げた状態でも測距・測光装置３と電気回路
８とはＦＰＣ７により接続されているので、カメラが作
動した状態で検査・調整を行うことができる。また、遮
光部材４がフィルムの給送方向に直交する方向に回動可
能に構成したので、ヒンジ部５を通るＦＰＣ７の幅を広
くすることができ、より多くの回路を接続することがで
きる、という利点がある。
にヒンジ部５を中心として遮光部材４を跳ね上げればフ
ィルム露光部１ａを大きく開放することができ、遮光部
材４の取り外し、取り付けといった面倒な工程を経るこ
となく検査・調整を行うことができる。しかも、遮光部
材４を跳ね上げた状態でも測距・測光装置３と電気回路
８とはＦＰＣ７により接続されているので、カメラが作
動した状態で検査・調整を行うことができる。また、遮
光部材４がフィルムの給送方向に直交する方向に回動可
能に構成したので、ヒンジ部５を通るＦＰＣ７の幅を広
くすることができ、より多くの回路を接続することがで
きる、という利点がある。
【００１５】なお、本発明のカメラは、その細部が上述
の一実施例に限定されず、種々の変形が可能である。一
例として、上述の実施例では測距・測光装置３と電気回
路８とをＦＰＣ７により接続していたが、他の電気配
線、例えばリード線により接続してもよい。さらに、遮
光部材４と後カバー１０とを一体化してもよい。
の一実施例に限定されず、種々の変形が可能である。一
例として、上述の実施例では測距・測光装置３と電気回
路８とをＦＰＣ７により接続していたが、他の電気配
線、例えばリード線により接続してもよい。さらに、遮
光部材４と後カバー１０とを一体化してもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電気回路を内蔵した遮光部材を、カメラカバーを
取り外した状態でヒンジ部を中心としてフィルムの給送
方向に直交する方向に回動可能としたので、検査・調整
時にはカバーを取り外した後にこのヒンジ部を中心とし
て遮光部材を回動させればフィルム露光部を大きく開放
することができ、遮光部材の取り外し、取り付けといっ
た面倒な工程を経ることなく検査・調整を行うことがで
きる。しかも、請求項２の発明によれば、遮光部材を回
動した状態でも第１の電気回路と電気回路とは電気配線
により接続されているので、カメラが作動した状態で検
査・調整を行うことができる。
れば、電気回路を内蔵した遮光部材を、カメラカバーを
取り外した状態でヒンジ部を中心としてフィルムの給送
方向に直交する方向に回動可能としたので、検査・調整
時にはカバーを取り外した後にこのヒンジ部を中心とし
て遮光部材を回動させればフィルム露光部を大きく開放
することができ、遮光部材の取り外し、取り付けといっ
た面倒な工程を経ることなく検査・調整を行うことがで
きる。しかも、請求項２の発明によれば、遮光部材を回
動した状態でも第１の電気回路と電気回路とは電気配線
により接続されているので、カメラが作動した状態で検
査・調整を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例であるカメラを示す断面図で
ある。
ある。
【図２】検査・調整状態のカメラを示す断面図である。
１ カメラ本体 １ａ フィルム露光部 ３ 測距・測光装置 ４ 遮光部材 ５ ヒンジ部 ６ 圧板 ７ ＦＰＣ ８ 電気回路 ９ 前カバー １０ 後カバー １１ 検査・調整装置
Claims (3)
- 【請求項１】 フィルム露光部の背面が露出されたカメ
ラ本体と、 前記カメラ本体のフィルム露光部背面を覆うようにこの
カメラ本体に設けられた遮光部材と、 前記カメラ本体および遮光部材の外周を覆って外装を形
成するカメラカバーと、 前記遮光部材の前面に露出して設けられ、フィルムの面
位置を規制する圧板とを備え、 フィルムが前記フィルム露光部の背面以外の部分から装
填および取り外される構成のカメラにおいて、 前記圧板と前記遮光部材との間には電気回路が実装さ
れ、 前記遮光部材は、前記カメラカバーを取り外した状態で
その端部に設けられたヒンジ部によりフィルムの給送方
向に直交する方向に回動可能とされることを特徴とする
カメラ。 - 【請求項２】 請求項１に記載のカメラにおいて、 前記カメラ本体に内蔵された第１の電気回路と、 この第１の電気回路と前記電気回路とを電気的に接続
し、前記ヒンジ部を通って前記圧板の後方に回り込むよ
うに配線された可撓性を有する電気配線とを備えたこと
を特徴とするカメラ。 - 【請求項３】 請求項２に記載のカメラにおいて、 前記電気配線はフレキシブルプリント基板であることを
特徴とするカメラ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3305043A JPH05142635A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | カメラ |
| US08/483,967 US5502526A (en) | 1991-11-20 | 1995-06-07 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3305043A JPH05142635A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05142635A true JPH05142635A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17940422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3305043A Pending JPH05142635A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | カメラ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5502526A (ja) |
| JP (1) | JPH05142635A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08286248A (ja) * | 1995-04-12 | 1996-11-01 | Minolta Co Ltd | カメラ |
| JP3586027B2 (ja) * | 1996-01-29 | 2004-11-10 | 富士写真光機株式会社 | カメラ |
| US5768638A (en) * | 1996-11-13 | 1998-06-16 | Eastman Kodak Company | Single-use camera with chemical flash array |
| FR2756062B1 (fr) * | 1996-11-15 | 1999-02-05 | Kodak Pathe | Structure en u etanche a la lumiere |
| US6088528A (en) * | 1997-10-23 | 2000-07-11 | Eastman Kodak Company | Camera wind and trip testing methods and apparatus |
| JP2001281749A (ja) | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カメラ |
| US6768869B2 (en) * | 2002-04-23 | 2004-07-27 | Eastman Kodak Company | Camera body, camera and method for assembling same |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5267624A (en) * | 1975-12-02 | 1977-06-04 | Canon Inc | Photographic information indicating device for cemera |
| US4926207A (en) * | 1983-09-09 | 1990-05-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Positioning and structure of circuit elements in a camera |
| JPS6238633U (ja) * | 1985-08-22 | 1987-03-07 | ||
| US4647170A (en) * | 1985-09-30 | 1987-03-03 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for identifying a film cartridge |
| US4705372A (en) * | 1986-10-10 | 1987-11-10 | The Laitram Corporation | Camera for recording keyboard entry of data on film edge |
| GB2210699B (en) * | 1987-10-05 | 1991-10-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | Lens-fitted photographic film unit |
| US5032857A (en) * | 1988-05-16 | 1991-07-16 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera with card accommodating device |
| US4832275A (en) * | 1988-05-19 | 1989-05-23 | Eastman Kodak Company | Film cassette |
| US5140354A (en) * | 1991-06-12 | 1992-08-18 | Eastman Kodak Company | Light and dust seal for camera |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3305043A patent/JPH05142635A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-07 US US08/483,967 patent/US5502526A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5502526A (en) | 1996-03-26 |
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