JP2001277806A - 旋回ロック機構付きキャスタ構造およびこれを用いた走行体 - Google Patents

旋回ロック機構付きキャスタ構造およびこれを用いた走行体

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JP2001277806A JP2000099557A JP2000099557A JP2001277806A JP 2001277806 A JP2001277806 A JP 2001277806A JP 2000099557 A JP2000099557 A JP 2000099557A JP 2000099557 A JP2000099557 A JP 2000099557A JP 2001277806 A JP2001277806 A JP 2001277806A
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Katsumi Yamaguchi
克実 山口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 足で簡単に旋回ロック状態を解除できるよう
にする。 【解決手段】 係合突部24と受部11との係合により
ロックされる旋回ロック機構を備えたキャスタ1が、走
行体に枢着された解除バー32の枢動で上記係合突部が
受部に係合した状態の操作ペダルを係合解除方向に変位
させてロック解除を行うようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直進方向にロックで
きる旋回自在なキャスタに係わり、特に車輪前方でロッ
ク機構を操作できるキャスタの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は実用新案登録第255678
8号のキャスタにおいて、被取付体に取り付けられる取
付部と、その下方に旋回自在に取着された旋回部と、該
旋回部から下方に向けて突設された左右一対の支持ヨー
クと、該支持ヨークの下端部に回転自在に取着された車
輪と、上記旋回部の旋回を固定するためのロック機構と
を具備してなるキャスタにおいて、取付部の一側縁でキ
ャスタの直進時に後方となるに位置に下向きに固設さ
れ、その底面が旋回方向両側に沿って延びる隆起部分に
形成されると共に該隆起部分の旋回方向中途位置に受部
が形成された掛止ガイド部を設け、該掛止ガイド部の底
面で上記受部の旋回方向両側に形成されて受部へ接近す
るに従って漸次下降する傾斜面からなって受部へ連なる
ガイド面を設け、支持ヨーク内に嵌込まれて支持ヨーク
間に横架された枢軸に枢着されると共にキャスタの直進
時に後方を向く方向で車輪上に延び、上向きに枢動した
際に上記ガイド面と衝合して受部突入方向に付勢され受
部と整合した位置で該受部に突入する係合突部を有し先
端が操作ペダルとなる作動体を設け、作動体の枢軸より
後方で支持ヨークに前後に摺動可能に取付けられたロッ
ク軸と、上記枢軸とロック軸の間に介設されて接近方向
に付勢されたバネ材と、上記作動体に形成されてロック
軸を変位させると共に上下の位置でそれぞれロック軸を
拘束するカム面とを設けてなるキャスタの構造を既に提
案し、相応の成果を挙げている。そして、更に鋭意研究
開発を行った結果、キャスタで走行する走行体におい
て、キャスタの旋回ロック解除を、操作ペダルを足で操
作するだけでなく、走行体に設けた解除バーで行えるよ
うにして、操作性を高めたキャスタおよびこれを用いた
走行体を完成するに至った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、操作ペダ
ルを外側または内側の一方に延出し、または双方に延出
させておき、走行体に設けた解除バーを枢動させること
によって旋回ロック状態を解除しうるようにした旋回ロ
ック機構付きキャスタ構造およびこれを用いた走行体を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1の発明では、走行体の下部の少なく
とも一個所に取り付ける旋回ロック機能付きキャスタ構
造であって、上記キャスタが、被取付体に取り付けられ
る取付部と、その下方に軸受部を介して旋回自在に取着
された支持ヨークと、該支持ヨークに回転自在に軸支さ
れた車輪と、走行体の端部寄りで、取付部でキャスタの
直進時に後方となる位置に下向きに固設されて受部が形
成された掛止ガイド部と、上記受部の旋回方向両側に形
成されて受部へ連なるガイド面と、支持ヨークに枢着さ
れると共に上向きに枢動した際に上記ガイド面にガイド
されて受部に掛止可能な係合部を有し先端が外方へ突出
する操作ペダルとなる作動体と、該作動体の係合部を係
合方向に付勢する付勢手段とからなっており、上記係合
突部が受部に係合した状態の操作ペダルを押して係合解
除方向に変位させうるようになっている、という技術的
手段を講じている。また、請求項2の発明では、走行体
の下部の少なくとも一個所に取り付ける旋回ロック機能
付きキャスタ構造であって、上記キャスタが、被取付体
に取り付けられる取付部と、その下方に軸受部を介して
旋回自在に取着された支持ヨークと、該支持ヨークに回
転自在に軸支された車輪と、走行体の端部寄りで、取付
部でキャスタの直進時に後方となる位置に下向きに固設
されて受部が形成された掛止ガイド部と、上記受部の旋
回方向両側に形成されて受部へ連なるガイド面と、支持
ヨークに枢着されると共に上向きに枢動した際に上記ガ
イド面にガイドされて受部に掛止可能な係合部を有し先
端が外方へ突出する操作ペダルとなる作動体と、該作動
体の係合部を係合方向に付勢する付勢手段とからなって
おり、走行体に枢着された解除バーの枢動で、上記係合
突部が受部に係合した状態の操作ペダルを係合解除方向
に変位させうるようになっている、という技術的手段を
講じている。また、請求項3の発明では、前記作動体
が、その延出方向の両方に操作ペダルを備えており、解
除バーによって内側の操作ペダルを係合解除方向に変位
させうるようになっている、という技術的手段を講じて
いる。また、請求項4の発明では、前記係合突部が受部
に係合した状態が見うるように形成されると共に、操作
ペダルの上面に識別部が表示されてなる、という技術的
手段を講じている。更に、請求項5の発明では、旋回ロ
ック機能を有するキャスタを少なくとも一個所に取り付
けた走行体であって、上記キャスタが、被取付体に取り
付けられる取付部と、その下方に軸受部を介して旋回自
在に取着された支持ヨークと、該支持ヨークに回転自在
に軸支された車輪と、走行体の端部寄りで、取付部でキ
ャスタの直進時に後方となる位置に下向きに固設されて
受部が形成された掛止ガイド部と、上記受部の旋回方向
両側に形成されて受部へ連なるガイド面と、支持ヨーク
に枢着されると共に上向きに枢動した際に上記ガイド面
にガイドされて受部に掛止可能な係合部を有し先端が外
方へ突出する操作ペダルとなる作動体と、該作動体の係
合部を係合方向に付勢する付勢手段とからなっており、
走行体に上記係合突部が受部に係合した状態の操作ペダ
ルを係合解除方向に変位させる解除バーを枢着してな
る、という技術的手段を講じている。そして、請求項6
の発明では、前記作動体が、その延出方向の両方に操作
ペダルを備えており、解除バーによって内側の操作ペダ
ルを係合解除方向に変位させうるようになっている、と
いう技術的手段を講じている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の旋回ロック機構
付きキャスタ1の好適実施例を図面を参照しつつ説明す
る。図1から図4は第1実施例の旋回ロック機構付きキ
ャスタ1を示す。符号2は被取付体にキャスタを取り付
けるための取付部であって平面略四角板体からなってお
り、その中央に下向きに軸部4が固着されている。
【0006】上記取付部2の下方で軸部4の外側には旋
回部5が旋回可能に配置されており、上下二段のスチー
ルボールを介して旋回部5が旋回自在に軸受けされてい
る。この旋回部5には一対の支脚片6からなる支持ヨー
クが一体的に形成されている。この一対の支脚片6の先
端に固着された車軸P1を介して車輪7が回転自在に軸
支される公知構成からなっている。
【0007】このキャスタ1にロック機構が設けられて
いる。即ち、取付部2の一側縁でキャスタの直進時に後
方となるに位置には、略チャンネル状からなる掛止ガイ
ド部8が下方に向けて一体に突設されている。この掛止
ガイド部8は左右の側壁面9が後方(取付部2中央)に
向かって漸次幅狭く設定されると共に、下に向かうに従
って漸次中央側に向かって傾斜させるガイド面9’から
なっている。また掛止ガイド部8の底壁面10は、後方
に向かって漸次下向きに傾斜する面からなっており、そ
の中央に受部11となる矩形の穴が穿設されており、掛
止ガイド部8で形成される中空部分と連通可能となって
いる。
【0008】一方、支持ヨーク6にはキャスタの直進時
に後方を向く方向で車輪上に延びる作動体20が枢動可
能に取付けられている。この作動体20は、一対の側壁
片22の外方寄りの上部を横架部23で連接し、該横架
部23より外方に、キャスタ取付時に走行体の外方へ突
出する第1ペダル部21を突設し、内方に上記受部11
に突入可能な係合突部24を突設している。
【0009】そして前記一対の側壁片22の中途部には
枢軸P2が貫通しており、該枢軸P2の両端は支持ヨー
ク6に固着されている。また、作動体20の上記枢軸P
2個所を挟んで反対側の上部には前記第1ペダル21と
反対方向に延出する第2ペダル25が設けられている。
【0010】そして、この作動体20には、前記枢軸P
2に嵌着され一端が旋回部5に掛止められ、多端が第1
ペダル21の下端に掛け止められて、前記係合突部24
を受部11に突入させる方向に付勢するバネ材13が取
り付けられている。一方、走行体30には、前記キャス
タの第2ペダル25と対峙する個所で、基端が走行体3
0の両側で枢着された一対のアーム31の先端間に横架
されて、前記第2ペダル25と衝合可能な解除バー32
が設けられている。
【0011】次に、このキャスタ1における直進用のロ
ック機構の作用について説明する。図1の実線位置に示
すように、作動体20はバネ材13によりロック位置に
拘束されており、係合突部24は受部11に没入したロ
ック位置にある。そこで、走行体30から外方へ突出し
ている第1ペダル部21を、上記ばね材13の付勢力に
抗して足で押し下げることによって、係合突部24は受
部11から外れて、これにより旋回部5側と取付部2側
とは係合が解かれるので、車輪7は旋回自在となる。
【0012】第1ペダルを用いない場合は、前記解除バ
ー32を足で押してアーム31を枢動させ、解除バー3
2で第2ペダル部25を下から押し上げる。ここで、解
除バー32は直接操作してもよいが、更に操作部材(図
示せず)を連結しておき走行体の外方へ突出させて操作
しやすい位置に操作部材を設け、これを介して解除バー
32を作動させるようにしてもよい。また、1つのアー
ム31を走行体側に枢着し、これに解除バー32を取り
付けて枢動可能としてもよい。これによって、前記枢軸
P2を支点に係合突部24が図2に示すように押し下げ
られ、受部11から外れるので、旋回ロックが解除され
る。従って、使用者は前記いずれのロック解除方法をも
用いることができる。
【0013】次いで、車輪7の旋回をロックする場合
は、キャスタを直進させることにより支持ヨーク6乃至
車輪7が旋回して係合突部24が受部11に整合する位
置まで変位し、作動体20は前記バネ体13によって常
時ロック方向に付勢されているので、掛止ガイド部8に
ガイドされる等して係合突部24が受部11に突入して
旋回がロックされるようになっている。
【0014】次ぎに、図5から図7は第2実施例の旋回
ロック機構付きキャスタ1を示す。このキャスタでは、
作動体20が、横架部23より外方に第1ペダル部を設
けず、第2ペダル部25だけを設けた点で、前記第1実
施例と異なっている。その他の構成は、前記実施例と同
様であるので、同一構成については同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0015】そして、このキャスタ1では、使用者は、
走行体30に枢着された解除バー32を足で押してアー
ム31を枢動させ、解除バー32で第2ペダル部25を
下から押し上げ、これによって、前記枢軸P2を支点に
係合突部24が押し下げられ、受部11から外れるの
で、旋回ロックが解除されるようになっている。一方、
解除後は前記解除バー32は自重により元の垂下位置ま
で復帰するので、車輪7は自由に旋回する。
【0016】旋回ロックする場合は、このキャスタ1を
直進させて、支持ヨーク6乃至車輪7を旋回させて係合
突部24が受部11に整合する位置まで変位し、作動体
20は前記バネ体13によって常時ロック方向に付勢さ
れているので、前述のように掛止ガイド部8にガイドさ
れる等して係合突部24が受部11に突入して旋回がロ
ックされる。その他の作用、効果は前記実施例と同様で
ある。
【0017】次ぎに、図8から図10は第3実施例の旋
回ロック機構付きキャスタ1を示す。このキャスタで
は、作動体20が、横架部23より外方に第1ペダル部
21を設けているが、第2ペダル部を設けていない。そ
して第1ペダル部21は外方へ長く延出している。一
方、走行体30には左右両側からブラケット33が垂設
されており、該ブラケット33には弧状の長孔34が穿
設されている。
【0018】また、上記ブラケット33の先端側には枢
軸P3によってアーム31が枢着されており、アーム3
1,31間に解除バー32が横架されている。この解除
バー32は、その両端が前記長孔34に掛け止められて
おり、解除バー32の枢動のストロークを規制して、該
解除バー32が長孔34に沿って昇降するように規制さ
れている。
【0019】更に、この解除バー32は、付勢手段(図
示例ではコイルスプリング)35によって第1ペダル部
21とは干渉しないように上方に付勢されている。その
他の構成は、前記実施例と同様であるので、同一構成に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0020】そして、このキャスタ1では、使用者は、
走行体30に枢着された解除バー32を足で押し下げア
ーム31を枢動させ、解除バー32で第1ペダル部21
を上から押し下げ、これによって、前記枢軸P2を支点
に係合突部24が押し下げられ、受部11から外れるの
で、旋回ロックが解除されるようになっている。一方、
解除後は前記解除バー32は付勢手段35によって元の
待機位置まで復帰するので、車輪7は自由に旋回する。
【0021】旋回ロックする場合は、このキャスタ1を
直進させて、支持ヨーク6乃至車輪7を旋回させて係合
突部24が受部11に整合する位置まで変位し、作動体
20は前記バネ体13によって常時ロック方向に付勢さ
れているので、前述のように掛止ガイド部8にガイドさ
れる等して係合突部24が受部11に突入して旋回がロ
ックされる。その他の作用、効果は前記実施例と同様で
ある。
【0022】図11および図12に示すキャスタ1は、
解除バーを設けないで、第1ペダル部21を足で押し下
げる例を示す。本実施例では、作動体20の第1ペダル
21および横架部22の中途位置の表面に表示部Dが形
成されている。ここで表示部Dは第1ペダル部21また
は横架部22のいずれか一方、または双方でもよく、ま
た全域でも一部でもよく、要するに旋回ロック時に外方
へ突出しており、外部から視認しやすい個所であればよ
い。
【0023】この表示部Dには、適宜文字やマーク、着
色などの標識を施しておく、従って、旋回ロック時には
作動体20が拘束されるので、前記表示部Dも図13
(a)に示すように、所定位置に拘束されるので、誰で
も容易に旋回ロックされていることが分かる。そしてロ
ック解除されると図13(b)に示すように作動体20
は旋回自在となるので表示部Dが回動し、旋回ロックの
解除が容易に分かる。また、このキャスタ1では、取付
部2の外側で受部11に係合突部24が係合している状
態が上方から視認できるので、これによっても旋回ロッ
ク状態を確認することができる。この構成は、本実施例
に限らず、他の実施例に組み合わせて用いてもよいこと
勿論である。
【0024】前記走行体は複数のキャスタを取り付けて
おり、走行体を走行自在としているが、この発明のキャ
スタ1は、少なくとも1個所に設けられていればよい。
1つのキャスタ1の旋回がロックされれば、他のキャス
タはこれに従動して動くので、スムーズに所望方向に走
行させることができる。勿論、この発明のキャスタを、
走行体の1個所以上に取り付けてもよい。
【0025】また、上記実施例では、ロック解除時の作
動体を拘束する手段を設けなかったが、例えば前記実用
新案登録2556788号で開示した公知構成などを用
いてもよい。その他、要するにこの発明の要旨を変更し
ない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明のキャスタでは、解除バーを枢動
させて旋回ロックの解除を行えるようにしたので、誰で
も解除バーを足で押すことにより簡単にロック解除を行
うことができる。また、ペダル部を前後に設けた場合に
は、足で直接ペダル部を押してロック解除を行っても、
あるいは解除バーを足で押してロック解除を行ってもよ
い。また、簡単な構造であるので、走行体に簡便に取り
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のキャスタ構造の旋回ロック状態を
示す側面図である。
【図2】第1実施例のキャスタ構造のロック解除状態を
示す側面図である。
【図3】取付部の平面図である。
【図4】図1の背面図である。
【図5】第2実施例のキャスタ構造の旋回ロック状態を
示す側面図である。
【図6】第2実施例のキャスタ構造のロック解除状態を
示す側面図である。
【図7】図5の背面図である。
【図8】第3実施例のキャスタ構造の旋回ロック状態を
示す側面図である。
【図9】第3実施例のキャスタ構造のロック解除状態を
示す側面図である。
【図10】図8の背面図である。
【図11】第4実施例のキャスタ構造の旋回ロック状態
を示す側面図である。
【図12】第4実施例のキャスタ構造のロック解除状態
を示す側面図である。
【図13】第4実施例のキャスタの平面図であって
(a)は旋回ロック時、(b)はロック解除時の状態を
示す。
【符号の説明】
1 キャスタ 2 取付部 5 旋回部 6 支持ヨーク 7 車輪 8 掛止ガイド部 9’ ガイド面 11 受部 13 コイルばね 20 作動体 21 第1ペダル部 24 係合突部 25 第2ペダル部 30 走行体 31 アーム 32 解除バー P1 車軸 P2 枢軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体の下部の少なくとも一個所に取り
    付ける旋回ロック機能付きキャスタ構造であって、 上記キャスタが、被取付体に取り付けられる取付部と、 その下方に軸受部を介して旋回自在に取着された支持ヨ
    ークと、 該支持ヨークに回転自在に軸支された車輪と、 走行体の端部寄りで、取付部でキャスタの直進時に後方
    となる位置に下向きに固設されて受部が形成された掛止
    ガイド部と、 上記受部の旋回方向両側に形成されて受部へ連なるガイ
    ド面と、 支持ヨークに枢着されると共に上向きに枢動した際に上
    記ガイド面にガイドされて受部に掛止可能な係合部を有
    し先端が外方へ突出する操作ペダルとなる作動体と、 該作動体の係合部を係合方向に付勢する付勢手段とから
    なっており、 上記係合突部が受部に係合した状態の操作ペダルを押し
    て係合解除方向に変位させうるようになっていることを
    特徴とする旋回ロック機能付きキャスタ構造。
  2. 【請求項2】 走行体の下部の少なくとも一個所に取り
    付ける旋回ロック機能付きキャスタ構造であって、 上記キャスタが、被取付体に取り付けられる取付部と、 その下方に軸受部を介して旋回自在に取着された支持ヨ
    ークと、 該支持ヨークに回転自在に軸支された車輪と、 走行体の端部寄りで、取付部でキャスタの直進時に後方
    となる位置に下向きに固設されて受部が形成された掛止
    ガイド部と、 上記受部の旋回方向両側に形成されて受部へ連なるガイ
    ド面と、 支持ヨークに枢着されると共に上向きに枢動した際に上
    記ガイド面にガイドされて受部に掛止可能な係合部を有
    し先端が外方へ突出する操作ペダルとなる作動体と、 該作動体の係合部を係合方向に付勢する付勢手段とから
    なっており、 走行体に枢着された解除バーの枢動で、上記係合突部が
    受部に係合した状態の操作ペダルを係合解除方向に変位
    させうるようになっていることを特徴とする旋回ロック
    機能付きキャスタ構造。
  3. 【請求項3】 作動体が、その延出方向の両方に操作ペ
    ダルを備えており、解除バーによって内側の操作ペダル
    を係合解除方向に変位させうるようになっていることを
    特徴とする請求項2に記載の旋回ロック機能付きキャス
    タ構造。
  4. 【請求項4】 係合突部が受部に係合した状態が見うる
    ように形成されると共に、操作ペダルの上面に識別部が
    表示されてなることを特徴とする請求項1から3に記載
    のいずれかの旋回ロック機能付きキャスタ構造。
  5. 【請求項5】 旋回ロック機能を有するキャスタを少な
    くとも一個所に取り付けた走行体であって、 上記キャスタが、被取付体に取り付けられる取付部と、 その下方に軸受部を介して旋回自在に取着された支持ヨ
    ークと、 該支持ヨークに回転自在に軸支された車輪と、 走行体の端部寄りで、取付部でキャスタの直進時に後方
    となる位置に下向きに固設されて受部が形成された掛止
    ガイド部と、 上記受部の旋回方向両側に形成されて受部へ連なるガイ
    ド面と、 支持ヨークに枢着されると共に上向きに枢動した際に上
    記ガイド面にガイドされて受部に掛止可能な係合部を有
    し先端が外方へ突出する操作ペダルとなる作動体と、 該作動体の係合部を係合方向に付勢する付勢手段とから
    なっており、 走行体に上記係合突部が受部に係合した状態の操作ペダ
    ルを係合解除方向に変位させる解除バーを枢着してなる
    ことを特徴とする走行体。
  6. 【請求項6】 作動体が、その延出方向の両方に操作ペ
    ダルを備えており、解除バーによって内側の操作ペダル
    を係合解除方向に変位させうるようになっていることを
    特徴とする請求項5に記載の走行体。
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