JP2001266184A - 自動改札装置と自動改札方法 - Google Patents

自動改札装置と自動改札方法

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JP2001266184A
JP2001266184A JP2000076520A JP2000076520A JP2001266184A JP 2001266184 A JP2001266184 A JP 2001266184A JP 2000076520 A JP2000076520 A JP 2000076520A JP 2000076520 A JP2000076520 A JP 2000076520A JP 2001266184 A JP2001266184 A JP 2001266184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、磁気記録層が下側の状態で搬送
される場合、はやいタイミングで次の券を繰り出すこと
ができる。また、通常一般的に、磁気記録層が下側の状
態で搬送される場合が多いため、総合的に、自動改札装
置における処理時間をはやくすることができる。 【解決手段】 この発明は、磁気記録層が上側の状態の
券を読み取る読取ヘッドで磁気情報を読み取った場合、
反転動作が完了したときに次の券を繰り出し、磁気記録
層が下側の状態の券を読み取る読取ヘッドで磁気情報を
読み取った場合、磁気情報を読み取ったときに次の券を
繰り出すようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、駅など
の交通機関などで用いられ、利用者が投入する券を取込
んで改札業務を行う自動改札装置と自動改札方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、改札業務の省力化を目的として、
鉄道などの施設の入場口あるいは出場口などに自動改札
装置が導入されている。自動改札装置では、施設を利用
する利用者(旅客)が施設に入場あるいは出場する際、
あるいは施設の乗換えを行なう際、旅客が携帯する券
(記録媒体)等を取込んで検査し、乗車券が正当であれ
ば旅客の通過を許可し、不当であれば旅客の通過を阻止
する。
【0003】また、近年では、複数枚の券を組み合わせ
て利用者の通過を判定する自動改札機がある。この種の
自動改札装置は、入場、出場、あるいは乗換えの際に、
旅客によって通路の進入口側に設けられている投入口に
一括して投入された乗車券に記録されている磁気情報
(たとえば、入場駅および有効な料金などの情報)を読
取り、投入された全ての乗車券の情報に基づいて旅客の
通過の許可あるいは阻止を決定する。また、このような
自動改札装置は、一括して投入された乗車券に所定の処
理、たとえば、券面に対する印刷処理や磁気記録部に対
する磁気記録処理などを施した後、一括して券を取出口
に排出する。
【0004】このような自動改札装置では、複数枚の券
が一括して投入されることから券を1枚づつに分離して
処理を行い、処理後は、それらの券を取り揃えて放出す
る。このため、自動改札装置が複数枚の券に対する処理
が遅いと、券を投入した旅客が先に取出口についてしま
い、取出口付近で券の放出をまつということが起こる。
一方、1枚の券のみを処理する自動改札装置では、券に
対する処理が速いため、旅客が取出口につく時間に券は
すでに取出口にあり、旅客の流動もスムーズに行うこと
ができる。
【0005】このように、複数枚の券を処理する自動改
札装置の場合、1人の旅客に対して複数枚の券を全て処
理する必要があり、各券に対する処理が遅いと、その分
だけ取出口に券を放出するタイミングが遅くなり、旅客
の流動阻害が発生する。このため、複数枚の券を処理す
る自動改札装置では、できるだけ速く券を処理して、旅
客に返却するものが要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、複数
枚の券を処理する自動改札装置において、できるだけは
やく複数枚の券を処理して、旅客に返却するものが要望
されているもので、複数枚の券を処理する自動改札装置
において、できるだけはやく複数枚の券を処理して、旅
客に返却する自動改札装置と自動改札方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の自動改札装置
は、利用者が所持する券の一方の面に記録されている情
報に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括して受
け入れた複数枚の券を1枚づつ分離して搬送するととも
に、分離した券以外の券を保留する分離手段、およびこ
の分離手段により搬送される券の情報が記録されている
面が上側か下側かに基づいて、上記分離手段により保留
されている券の分離および搬送を開始する時間を制御す
る制御手段から構成されている。
【0008】この発明の自動改札装置は、利用者が所持
する券の一方の面に記録されている情報に基づいて改札
処理を行うものにおいて、一括して受け入れた複数枚の
券を1枚づつ分離して搬送するとともに、分離した券以
外の券を保留する分離手段、この分離手段により搬送さ
れた券の上側の面から情報を読み取る第1の読取手段、
上記分離手段により搬送された券の下側の面から情報を
読み取る第2の読取手段、上記第1の読取手段により券
の上側の面から情報が読み取れた場合に、券面の上下を
反転させる反転手段、上記第1の読取手段により券の下
側の面から情報が読み取られた券を上記反転手段により
反転させた際に、上記分離手段により保留されている券
に対する分離および搬送を開始する第1の制御手段、お
よび上記第2の読取手段により情報が読み取られた際
に、上記分離手段により保留されている券に対する分離
および搬送を開始する第2の制御手段から構成されてい
る。
【0009】この発明の自動改札方法は、利用者が所持
する券の一方の面に記録されている情報に基づいて改札
処理を行うものにおいて、一括して受け入れた複数枚の
券を1枚づつ分離して搬送するとともに、分離した券以
外の券を保留し、この分離して搬送される券の情報が記
録されている面が上側か下側かに基づいて、上記分離手
段により保留されている券の分離および搬送を開始する
時間を制御することを特徴とする。
【0010】この発明の自動改札装置は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する分離手
段、この分離手段により順次搬送される券に記録されて
いる情報に対する処理を行う情報処理手段、この情報処
理手段により処理した券が、上記分離手段から上記情報
処理手段に最後に搬送された券でない場合に、上記情報
処理手段により処理した券を保留する保留手段、上記情
報処理手段により処理した券が、上記保留手段により保
留される券でない場合に、上記情報処理手段により処理
した券に対する後段の処理内容に基づいて上記保留手段
により保留されている券の搬送開始時間を設定する設定
手段、およびこの設定手段により設定された搬送開始時
間に基づいて、上記保留手段により保留されている券の
搬送を開始する制御手段から構成されている。
【0011】この発明の自動改札装置は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する分離手
段、この分離手段により順次搬送される券に記録されて
いる情報に対する処理を行う情報処理手段、この情報処
理手段により処理した券が、上記分離手段から上記情報
処理手段に最後に搬送された券でない場合に、上記情報
処理手段により処理した券を保留する保留手段、上記情
報処理手段により処理した券が、上記保留手段により保
留される券でない場合に、上記情報処理手段により処理
した券に印刷処理を行うか否かを判断する判断手段、こ
の判断手段により印刷処理を行うと判断した際に、上記
保留手段により保留されている券の搬送開始時間を予め
設定されている印刷する場合の時間に設定する設定手
段、およびこの設定手段により設定された搬送開始時間
に基づいて、上記保留手段により保留されている券の搬
送を開始する制御手段から構成されている。
【0012】この発明の自動改札装置は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する分離手
段、この分離手段により順次搬送される券に記録されて
いる情報に対する処理を行う情報処理手段、この情報処
理手段により処理した券が、上記分離手段から上記情報
処理手段に最後に搬送された券でない場合に、上記情報
処理手段により処理した券を保留する保留手段、上記情
報処理手段により処理した券が、上記保留手段により保
留される券でない場合に、上記情報処理手段により処理
した券に穿孔を開ける処理を行うか否かを判断する判断
手段、この判断手段により穿孔を開ける処理を行うと判
断した際に、上記保留手段により保留されている券の搬
送開始時間を予め設定されている穿孔を開ける場合の時
間に設定する設定手段、およびこの設定手段により設定
された搬送開始時間に基づいて、上記保留手段により保
留されている券の搬送を開始する制御手段から構成され
ている。
【0013】この発明の自動改札装置は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する分離手
段、この分離手段により順次搬送される券に記録されて
いる情報に対する処理を行う情報処理手段、この情報処
理手段により処理した券が、上記分離手段から上記情報
処理手段に最後に搬送される券でない場合に、上記情報
処理手段により処理した券を保留する保留手段、上記情
報処理手段により処理した券が、上記保留手段により保
留される券でない場合に、上記情報処理手段により処理
した券に印刷処理を行うか否かを判断する第1の判断手
段、上記情報処理手段により処理した券が、上記保留手
段により保留される券でない場合に、上記情報処理手段
により処理した券に穿孔を開ける処理を行うか否かを判
断する第2の判断手段、上記第1の判断手段により印刷
処理を行うと判断し、かつ上記第2の判断手段により穿
孔を開ける処理を行うと判断した際に、上記保留手段に
より保留されている券の搬送開始時間を予め設定されて
いる印刷する場合の第1の所定時間と穿孔を開ける場合
の第2の所定時間とをあわせた値に設定する第1の設定
手段、上記第1の判断手段により印刷処理を行うと判断
し、かつ上記第2の判断手段により穿孔を開ける処理を
行なわないと判断した際に、上記保留手段により保留さ
れている券の搬送開始時間を予め設定されている印刷す
る場合の第1の所定時間に設定する第2の設定手段、上
記第1の判断手段により印刷処理を行なわないと判断
し、かつ上記第2の判断手段により穿孔を開ける処理を
行うと判断した際に、上記保留手段により保留されてい
る券の搬送開始時間を予め設定されている穿孔を開ける
場合の第2の所定時間に設定する第3の設定手段、およ
び上記第1、第2、第3の設定手段により設定された搬
送開始時間に基づいて、上記保留手段により保留されて
いる券の搬送を開始する制御手段から構成されている。
【0014】この発明の自動改札方法は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行う自動改札装置におい
て、一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送
し、これにより順次搬送される券に記録されている情報
に対する処理を行い、この処理した券が複数枚の券のう
ち最後に搬送された券でない場合に、上記処理した券を
保留し、上記処理した券が保留される券でない場合に、
上記処理した券に対する後段の処理内容に基づいて上記
保留されている券の搬送開始時間を設定し、この設定さ
れた搬送開始時間に基づいて、上記保留されている券の
搬送を開始することを特徴とする。
【0015】この発明の自動改札装置は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する分離手
段、この分離手段により順次搬送される券に記録されて
いる情報に対する処理を行う情報処理手段、および上記
情報処理手段により処理された券に対する後段の処理内
容に基づいて、券の搬送速度を制御する制御手段から構
成されている。
【0016】この発明の自動改札装置は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する分離手
段、この分離手段により順次搬送される券に記録されて
いる情報に対する処理を行う情報処理手段、上記情報処
理手段により処理された券に対する後段の処理内容に基
づいて、券の搬送速度の制御パターンを予め設定されて
いる複数の制御パターンから選択する選択手段、および
この選択手段により選択された制御パターンに基づい
て、券の搬送速度を制御する制御手段から構成されてい
る。
【0017】この発明の自動改札装置は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する分離手
段、この分離手段により順次搬送される券に記録されて
いる情報に対する処理を行う情報処理手段、この情報処
理手段により処理された券を搬送しながら穿孔を開ける
処理を行う穿孔手段、上記情報処理手段により処理され
た券を搬送しながら印刷処理を行う印刷手段、上記情報
処理手段により処理された券が、上記穿孔手段による穿
孔を開ける処理、および印刷手段による印刷処理を行う
か否かを判断する判断手段、およびこの判断手段により
上記穿孔を開ける処理および印刷処理を行う券であると
判断した場合、穿孔してから印刷するまでの搬送距離に
基づいて、穿孔を開ける処理から印刷処理までの搬送速
度の制御を行う制御手段から構成されている。
【0018】この発明の自動改札装置は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する分離手
段、この分離手段により順次搬送される券に記録されて
いる情報に対する処理を行う情報処理手段、この情報処
理手段により処理された券を搬送しながら穿孔を開ける
処理を行う穿孔手段、上記情報処理手段により処理され
た券を搬送しながら印刷処理を行う印刷手段、上記情報
処理手段により処理された券が、上記穿孔手段による穿
孔を開ける処理、および印刷手段による印刷処理を行う
か否かを判断する判断手段、この判断手段により上記穿
孔を開ける処理および印刷処理を行う券であると判断し
た場合、穿孔してから印刷するまでの搬送距離に基づい
て、穿孔を開ける処理から印刷処理までの搬送速度の制
御パターンを予め設定されている複数の制御パターンか
ら選択する選択手段、およびこの選択手段により選択し
た制御パターンに従って、券の搬送速度を制御する制御
手段から構成されている。
【0019】この発明の自動改札方法は、利用者の所持
する券に基づいて改札処理を行うものにおいて、一括し
て受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送し、この搬
送された券に記録されている情報に対する処理を行い、
この処理された券に対する後段の処理内容に基づいて、
券の搬送速度を制御することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0021】図1は、この実施の形態に係る鉄道関係の
駅に設置される入場業務や出場業務を行う自動改札装置
1の内部構成を概略的に示すものである。自動改札装置
1は、通常、2台1組として駅の改札口などに設置され
る。1組の自動改札装置間には、通行者が通行する通路
が形成される。
【0022】この自動改札装置が処理する乗車券には、
普通乗車券(乗車券)、定期乗車券(定期券)、特急乗
車券(特急券)、回数乗車券(回数券)、ストアードフ
ェアカード(SFカード)等のプリペイドカードなどの
種類がある。このような乗車券には所定の情報、例え
ば、有効期限、および乗車可能区間を示す情報が所定の
形式で磁気記憶されている。
【0023】また、複数枚の乗車券の組合せ利用として
は、例えば、定期券とSFカード、乗車券とSFカー
ド、定期券と定期券、定期券と特急乗車券、定期券2枚
とSFカード、乗車券と定期券とSFカード、乗車券と
定期券と特急乗車券、あるいは定期券2枚と特急乗車券
などの種々の組合せがある。
【0024】自動改札装置1は、入場業務や出場業務を
行う本体1によって構成されている。この本体1には、
駅の改札口内(構内)への入場時、あるいは駅の改札口
内からの出場時に、乗車券、定期券、SFカード、ある
いは回数券が投入される投入口2、この投入口2で受入
れた券を排出する取出口3がそれぞれ設けられている。
上記投入口2は、複数枚の券の投入を受付けることがで
きる。また、上記投入口2の近傍には、券の投入を阻止
するためのシャッタ(図示しない)が設けられている。
【0025】本体1上の取出口3の前方には、通行者や
駅員などに対して案内を行うための案内表示部4が設け
られている。
【0026】本体1の通路側の側面の両端部には、それ
ぞれ通行者の通行を制御する開閉動作可能なドア(図示
しない)が設けられており、通行可否の判定結果に基づ
き、このドアが開閉制御される。本体1の上部には、通
路内の通行者を検知するための複数の人間検知センサ
(図示しない)が配設された人間検知バー5が設けられ
ている。また、人間検知バー5には、利用者の通行状態
を示す状態表示器6が設けられている。
【0027】次に、自動改札装置1内の内部機構を説明
する。図1に示すように、投入口2と取出口3との間に
は、投入口2により受入れた券を取出口3(矢印a方
向)に搬送する主搬送路11が形成されている。
【0028】主搬送路11の搬送経路上には投入口2か
ら取出口3に沿い、分離整列部12、磁気処理部13、
印刷部14、放出部15が順に設けられる。また、磁気
処理部13内の主搬送路11から分岐する反転搬送路1
6に反転部17が設けられ、磁気処理部13内の主搬送
路11から分岐する保留搬送路17に第1、第2の保留
部19、20が設けられ、放出部15内の主搬送路11
から分岐する集札搬送路21に集札部22が設けられて
いる。
【0029】上記投入口2に投入された券は、分離整列
部12に受入れられる。投入口2には、最大3枚の券が
一括して投入される。この際、投入された券の枚数は、
投入口2近傍の主搬送路11上に設けられた厚さ検知セ
ンサ23により検出される。この厚さ検知センサ23に
より投入枚数が検出されると、分離整列部12では、一
括して受入れた券を1枚ずつに分離する。1枚ずつに分
離された券は、図示しない整列機構により整列して磁気
処理部13へ送出される。この分離整列部12内の主搬
送路11上には、券の有無を検知する複数の検知センサ
が設けられている。また、分離整列部12は、分離部1
2aと整列部12bとに分けられる。分離部12aで
は、複数枚の券が投入された際に、複数の券を1枚ずつ
に分離し、整列部12bに1枚づつ供給し、残りの券を
分離部12a内に保留するようになっている。すなわ
ち、分離部12aは、対向する2つのローラ(図示しな
い)を、それぞれ2つのパルスモータ(図示しない)で
順方向と逆方向とに駆動し、複数枚の券を分離する。分
離されて順方向に搬送された券は、1枚づつ整位部12
bを介して磁気処理部13へ搬送され、分離された逆方
向に搬送された券は、分離部12a内に保留される。
【0030】この分離整列部12内から主搬送路11上
により券が磁気処理部13へ搬送される。磁気処理部1
3では、上記読取ヘッド24、25が券の裏面の磁気記
録層に記録されているエンコード磁気情報を読取る。上
記読取ヘッド(磁気上ヘッド)24は、磁気記録層が上
側で搬送された際に読取るものであり、上記読取ヘッド
(磁気下ヘッド)25は、磁気記録層が下側で搬送され
た際に読取るものである。この読取ヘッド25の後段に
は、主搬送路11から反転搬送路16へ券を振り分ける
振分ゲート16aが設けられている上記読取ヘッド24
にて磁気記録層が読み取られた場合(磁気記録層が上側
の場合)、主搬送路11上の券は、振分ゲート16aを
介して主搬送路11上をそのまま搬送されて書込前セン
サ26に検知された後、書込ヘッド27へ供給される。
また、この読取ヘッド25にて磁気記録層が読み取られ
た場合(磁気記録層が下側の場合)、主搬送路11上の
券は、振分ゲート16aにより反転搬送路16に振り分
けられる。この反転搬送路16により券が導かれた上記
反転部17は、券の表裏を反転してから再び振分ゲート
16aを介して主搬送路11上に供給する。この反転部
17で反転された券は、磁気記録層が上側になった状態
で上記書込ヘッド27へ搬送される。
【0031】上記書込ヘッド27は、券の磁気記録層に
対してエンコード磁気情報を記録するものである。主搬
送路11上のa方向に沿って書込ヘッド27の後段に
は、書込ヘッド27による書込結果を確認のために読取
るベリファイ用の読取ヘッド28が設けられている。こ
の読取ヘッド28による読取結果が記録内容と一致した
券は、振分ゲート18aを介して印刷部14あるいは第
1、第2の保留部19、20に搬送される。たとえば、
複数の券を処理するために券を一旦保留する場合、券は
振分ゲート18aにより保留搬送路18に振分られ、第
1、第2の保留部19、20へ搬送される。また、券を
保留せずに印刷等の処理を行う場合、券は振分ゲート1
8aを介してそのまま主搬送路11上を搬送され、印刷
部14に供給される。
【0032】また、上記振分ゲート18aにより保留搬
送路18に搬送された券は、第1の保留部あるいは第2
の保留部に保留される。第1、第2の保留部は、ぞれぞ
れ図示しないストッパが保留搬送路18を塞ぐことによ
り券を保留する。この第1、第2の保留部19、20に
保留された券は、上記ストッパが解除されることにより
保留搬送路18から反転搬送路16を介して振分ゲート
16aに向かって搬送される(矢印b方向)。保留搬送
路18から反転搬送路16を介して振分ゲート16aに
達した券は、主搬送路11に合流し、矢印a方向に搬送
される。
【0033】印刷部14は、主搬送路11上に設けられ
たパンチ部29と印刷ヘッド30とから構成されてい
る。パンチ部29は、主搬送路11によって搬送されて
きた乗車券等に入鋏としての穿孔(パンチ穴)を開けた
り、あるいはSFカードの残額に応じたパンチ穴を開け
るものである。印刷ヘッド30は、主搬送路11によっ
て搬送されてきた乗車券やSFカードに日付等の情報を
印刷するものである。この印刷部14により処理された
券は、主搬送路11により放出部15へ搬送される。
【0034】放出部15は、上記印刷部14までの処理
が施された券を取出口3から放出するか、あるいは集札
部22で集札する。たとえば、定期券やSFカード等の
券は、利用者に返却するため、主搬送路11を取出口3
へ放出される。また、降車の際の乗車券は、集札するた
め、振分ゲート21aにより集札搬送路21へ振り分け
られ、集札部22に供給される。集札部22は、搬送さ
れてきた券を回収箱に集札する。また、取出口3へ放出
する券が複数枚の場合、取出口3の手前で複数の券が重
ねられ、一括して放出される。
【0035】図2は、上記のように構成された自動改札
装置の制御系統を概略的に示すものである。自動改札装
置の制御系統は、自動改札装置全体を制御するセントラ
ル・プロセッシング・ユニット(以下、CPUと略記す
る)40、CPU40の制御プログラムを記憶している
リード・オンリー・メモリ41(以下、ROMと略記す
る)、券から読取った情報の記憶および制御プログラム
のバッファとして情報を記憶するランダム・アクセス・
メモリ42(以下、RAMと略記する)、入場駅(から
設置駅まで)に対応した運賃情報を記憶している運賃メ
モリ43、読取ヘッド24、25を制御する読取回路4
4、書込ヘッド27を制御する書込回路45、読取ヘッ
ド28を制御する読取回路46、振分ゲート16a、1
8a、21aを制御する振分け制御回路47、搬送路上
の券の通過を検知する検知センサの出力により乗車券P
等の搬送状態を検知する検知回路49、厚さ検知センサ
23の出力により投入口2に一括して投入された券の厚
さを検知する検知回路50、書込前センサ26の出力に
より書込ヘッド27の前段で券の有無を検知する検知回
路51、券を搬送する主搬送路11、反転搬送路16、
保留搬送路18、集札搬送路21を駆動させる搬送用モ
ータ52を制御する搬送制御回路53、図示しない人間
検知センサの出力により券の投入者の通過(移動位置)
を検知する通過検知回路54、図示しないドアを駆動す
るドア開閉機構55を制御するドア制御回路56、印刷
ヘッド30を駆動する駆動回路57、パンチ部29を制
御する制御回路58、自動改札装置1を制御する図示し
ない制御盤あるいはホストコンピュータ等との間で情報
の伝達を行う伝達制御回路59、投入口2に設けられ、
券の投入を阻止する図示しないシャッタを駆動するシャ
ッタ開閉機構60を制御するシャッタ制御回路61、第
1、第2の保留部19、20で券を保留するためのスト
ッパを駆動するストッパ駆動機構62を制御するストッ
パ制御回路63、操作案内を行うスピーカ64を駆動す
る駆動回路65、上記案内表示部4、状態表示器6等か
ら構成されている。また、上記CPU40には、タイマ
40aが内蔵されており、搬送タイミングなどを計数し
ている。
【0036】次に、分離整列部12と磁気処理部13の
動作について図3に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0037】まず、ユーザが投入口2に券を投入する。
すると、CPU40は、投入口2の近傍に設けられた検
知センサの検知信号により乗車券が投入されたことを検
知する(ステップ1)。投入された券は、投入口2より
主搬送路11に取り込まれて搬送される。取り込まれた
券は、主搬送路11上に設けられた厚さ検知センサ23
により厚さが検知される。CPU40は、厚さ検知セン
サ23が検知した信号に基づいて、投入された券の枚数
を判断する(ステップ2)。
【0038】この判断により複数枚の券が投入されてい
ないと判断した場合、つまり、投入された券が1枚であ
ると判断した場合、CPU40は、投入された券を整位
して磁気処理部13へ搬送する(ステップ3)。
【0039】また、上記判断により複数枚の券が投入さ
れたと判断した場合、CPU40は、券の分離動作を行
う(ステップ4)。複数枚の券は、対向する2つのロー
ラ(図示しない)を、それぞれ2つのパルスモータ(図
示しない)で順方向と逆方向とに駆動することにより分
離される。分離された券は、1枚づつ整位されて順次磁
気処理部13へ搬送される。
【0040】磁気処理部13に搬送された券は、まず、
読取ヘッド24により磁気記録内容が読み取られる(ス
テップ5)。この読取結果に基づいてCPU40は、磁
気記録内容が正常に読み取れたか否かを判断する(ステ
ップ6)。
【0041】この判断により磁気記録内容が正常に読み
取れなかった場合、CPU40は、磁気記録層が下側の
状態で券が搬送されていると判断する。従って、CPU
40は、磁気記録層が下側の状態の券から磁気情報を読
み取るため、券を搬送し、読取ヘッド25により券の磁
気情報を読み取る(ステップ7)。この読取ヘッド25
により磁気情報が読み取れたときに、CPU40は、分
離整列部12に残券があるか否かを判断する(ステップ
11)。この判断により残券があると判断した際、CP
U40は、分離整列部12から次の券の搬送を開始す
る。
【0042】この判断により磁気記録内容が正常に読み
取れた場合、CPU40は、磁気記録層が上側の状態で
券が搬送されていると判断する。CPU40は、磁気記
録層が上側の状態の券を反転させるため、反転部17を
駆動させる(ステップ8)。そして、CPU40は、振
分ゲート16aにて券を反転搬送路16へ搬送すること
により反転部17で券の反転動作を実行する(ステップ
9)。
【0043】この反転部17により反転された券が再び
主搬送路11へ搬送されると、CPU40は、書込前セ
ンサ26の検知信号に基づいて券が検知位置に到達した
か否かを判断する(ステップ10)。この判断により券
が書込前センサ26の検知位置に到達したと判断したと
き、CPU40は、分離整列部12に残券があるか否か
を判断する(ステップ11)。この判断により残券があ
ると判断した際、CPU40は、上記ステップ4へ戻
り、分離整列部12から次の券の搬送を開始する。
【0044】また、上記ステップ11で、分離整列部1
2に残券がないと判断した場合、CPU40は、磁気処
理部13の磁気情報の書込み前までの処理を完了する。
【0045】上記のように、複数枚の券が投入された場
合、券の搬送状態で磁気記録層が上側か、磁気記録層が
下側かによって、次の券を繰り出すタイミングを違え
る。すなわち、磁気記録層が上側の状態の券を読み取る
読取ヘッドで磁気情報を読み取った場合、反転動作が完
了したときに次の券を繰り出し、磁気記録層が下側の状
態の券を読み取る読取ヘッドで磁気情報を読み取った場
合、磁気情報を読み取ったときに次の券を繰り出す。
【0046】これにより、磁気記録層が下側の状態で搬
送される場合、はやいタイミングで次の券を繰り出すこ
とができる。また、通常一般的に、磁気記録層が下側の
状態で搬送される場合が多いため、総合的に、自動改札
装置における処理時間をはやくすることができる。
【0047】次に、第1、第2の保留部19、20内の
券に対する搬送制御について説明する。
【0048】上記読取ヘッド24、25によって読み取
られた券は、残券が分離整列部12にない場合、書込ヘ
ッド27にて磁気情報を書込み、読取ヘッド28にて書
込内容を確認する。これにより、磁気情報が正しく書き
込まれた券は、印刷部14へ搬送される。
【0049】また、残券がある場合、複数枚の組み合わ
せ判定を行う必要があるため、券は、第1の保留部19
へ送られて保留される。第1の保留部に前券が保留され
ている場合、第2の保留部20に保留される。印刷部1
4へ搬送された券は、券の種類、および処理内容によっ
て、パンチ処理、あるいは印刷処理等を行う。
【0050】図4は、第1、第2の保留部19、20内
の券の搬送制御を説明するためのフローチャートであ
る。
【0051】すなわち、第1、あるいは第2の保留部1
9、20に券が保留されている状態で、書込前センサ2
6に券(前券)が搬送された際に、分離整列部12内に
保留されている券が無い場合、CPU40は、前券が印
刷処理する券であるか否かを判断する(ステップ2
1)。この判断により前券が印刷処理する券であると判
断した場合、予め設定されている印刷する場合の遅延値
(第1の所定時間)Aを読取ヘッド28による読取終了
時点からの保留解除タイミングの遅延値(搬送開始時
間)Tに代入する(T=A)(ステップ22)。また、
保留解除タイミングの遅延値Tは、初期値がT=0であ
り、前券が印刷する券でないと判断した場合、保留解除
タイミングの遅延値Tは、T=0のままとする。
【0052】さらに、CPU40は、前券がパンチ処理
する券であるか否かを判断する(ステップ23)。この
判断により前券がパンチ処理する券であると判断した場
合、CPU40は、予め設定されているパンチ動作する
場合の遅延値(第2の所定時間)Bを上記保留解除タイ
ミングの遅延値Tに代入する(T=T+B)(ステップ
24)。また、保留解除タイミングの遅延値Tは、初期
値がT=0であり、前券がパンチ動作する券でないと判
断した場合、保留解除タイミングの遅延値Tは、T=T
のままとする。
【0053】つまり、遅延値Tは、前券が印刷のみ行う
場合、T=Aとなり、前券がパンチ動作のみ行う場合、
T=Bとなり、前券が印刷およびパンチ動作の両方を行
う場合、T=A+Bとなり、前券が印刷およびパンチ動
作のどちらも行わない場合、T=0となる。
【0054】以上により保留解除タイミングの遅延値T
は決定される。この後、前券に対する読取ヘッド28に
よる磁気記録内容の確認読取が終了した際、CPU40
は、タイマ40aにより遅延値Tの減算を開始する(ス
テップ26)。
【0055】その後、CPU40は、タイマ40aの減
算を続け、T=0になった際に(ステップ27)、第
1、あるいは第2の保留部19、20を解除する(ステ
ップ28)。この際、第1の保留部19および第2の保
留部20の両方に券が保留されている場合、CPU40
は、一方の保留部のみを解除する。
【0056】一方の保留部を解除した場合に、CPU4
0は、第1あるいは第2の保留部19、20に券がある
か否かを判断する(ステップ29)。この判断により第
1あるいは第2の保留部19、20の何れかに券がある
と判断した場合、CPU40は、上記ステップ21へ戻
り、書込前センサ27に検知された券を前券として処理
を繰り返す。また、上記判断により第1あるいは第2の
保留部19、20の両方に券がないと判断した場合、C
PU40は、保留部からの搬送処理を完了する。
【0057】上記のように、保留部に券が保留されてい
る状態で処理する券が印刷する券か、パンチ動作する券
かに応じて予め設定されている遅延値に応じて、保留を
解除するタイミングを決定するようにしたものである。
【0058】これにより、処理中の券の種類や処理内容
に応じて、印刷時間およびパンチ動作時間等の後段の処
理時間を加味し、最も効率的なタイミングで保留してい
る券の処理を開始することができ、複数枚の券に対する
処理時間を短くすることができる。
【0059】次に、パンチ動作および印刷処理の際の搬
送速度制御について説明する。
【0060】図5は、券(媒体)の例を示す図であり、
図6は、印刷部14内のパンチ部29から印刷ヘッド3
0までの主搬送路11の状態を示す図である。
【0061】図5に示すように、搬送方向に対して券の
前端から印刷する位置Cまでの距離をbとし、券の前端
からパンチを行う位置Pまでの距離をpとする。また、
図6に示すように、パンチ部29から印刷ヘッド30ま
での距離をlとする。すると、パンチしてから印刷を開
始するまでの券の搬送距離Lは、L=l−p+bとな
る。
【0062】印刷部14に搬送されてきた券は、パンチ
および印刷を行わない券であれば、一定速度で放出部1
5に搬送される。パンチあるいは印刷を行う券の場合、
パンチあるいは印刷のタイミングで速度を落とすことに
より、正確に指定の位置にパンチ動作あるいは印刷処理
が実行される。
【0063】ここで、パンチ動作時の搬送速度をV0、
印刷のときの搬送速度をV1とする。この場合、パンチ
位置P、および印刷位置Cによって、pおよびbの値が
変化するため、パンチしてから印刷するまでの搬送距離
Lは変化する。
【0064】たとえば、パンチしてから印刷するまでの
搬送距離Lが短い場合に、図7に示すように、パンチ動
作する速度V0から少し速度をアップさせると、すぐに
減速して印刷する速度V1にする必要がある。
【0065】また、パンチ動作後にV0からV1以上の
速度に加速せずに、V0からV1に移行すると、処理時
間がかかってしまう。また、パンチ動作後にV0から急
速に加速し、印刷開始時にV1になるように急速に減速
すると処理時間を速くすることができるが、加速度が大
きいために印刷位置の精度にずれが生じやすい。
【0066】このため、パンチしてから印刷までの搬送
距離Lが予め設定される基準値qに基づいて、パンチ部
29の前段から印刷部30の後段までの券の搬送速度を
制御する。
【0067】図8〜図11は、パンチおよび印刷を行う
場合の搬送速度の加速度パターンを示す図である。図8
〜図11に示す例では、パンチしてから印刷するまでの
搬送距離Lに対する基準値を2つ設け、第1の基準値q
が第2の基準値rよりも大きいとする。
【0068】図8は、パンチしてから印刷するまでの搬
送距離Lが第1の基準値qよりも大きい場合の例を示す
図である。この場合、qに対してLが大きいので、パン
チから印刷までの間に加速、等速、減速を行い、搬送時
間を短縮するようにしている。このパターンを加減速パ
ターン1とする。
【0069】図9は、パンチしてから印刷するまでの搬
送距離Lが第1の基準値qよりも小さく、かつ第2の基
準値rよりも大きい場合の例を示す図である。この場
合、rに対してLが大きいので、パンチから印刷までの
間に加速、等速、減速を行い、搬送時間を短縮するが、
Lがqよりは小さいため、図8に示す加速パターン1よ
りも加速および減速の時間が短い。このパターンを加減
速パターン2とする。
【0070】図10は、パンチしてから印刷するまでの
搬送距離Lが第2の基準値rよりも小さい場合の例を示
す図である。この場合、rに対してLが小さいので、パ
ンチから印刷までの間、V0からV1への加速のみを行
う。このパターンを加減速パターン3とする。
【0071】図11は、パンチ処理および印刷処理を行
わない場合の例を示す図である。この場合、図11に示
すようにV0およびV1に関係なく、最速で搬送され
る。このパターンを加減速パターン4とする。
【0072】次に、印刷部14における券の搬送速度制
御について図12に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
【0073】主搬送路11を印刷部14内に券が搬送さ
れる際、CPU40は、搬送されてくる券が印刷および
パンチを行う券か否かを判断する(ステップ31)。こ
の判断により印刷およびパンチを行う券であると判断す
ると、CPU40は、券の種類から搬送方向に対して券
の前端から印刷する位置までの距離b、および券の前端
からパンチを行う位置までの距離pを判定する。さら
に、CPU40は、パンチ部29から印刷ヘッド30ま
での距離をlを用いて、パンチしてから印刷を開始する
までの搬送距離Lを、L=l−p+bにより算出する
(ステップ32)。
【0074】パンチしてから印刷を開始するまでの搬送
距離Lを算出すると、CPU40は、距離Lが予め設定
されている第1の基準値qよりも大きいか否かを判断す
る(ステップ33)。この判断により距離Lが第1の基
準値qよりも大きいと判断した場合、CPU40は、図
8に示すように、パンチから印刷までの間に、加速、等
速、減速を行う加減速パターン1により券の搬送を制御
する(ステップ34)。
【0075】上記判断により距離Lが第1の基準値qよ
りも大きくないと判断した場合、CPU40は、さら
に、距離Lが第2の基準値rよりも大きいか否かを判断
する(ステップ35)。この判断により距離Lが第2の
基準値qよりも大きいと判断した場合、CPU40は、
図9に示すように、パンチから印刷までの間に、加速、
等速、減速を行う加減速パターン2により券の搬送を制
御する(ステップ36)。
【0076】上記判断により距離Lが第2の基準値rよ
りも大きくないと判断した場合、CPU40は、図10
に示すように、パンチから印刷までの間に、V0からV
1への加速のみを行う加減速パターン3より券の搬送を
制御する(ステップ37)。
【0077】また、上記ステップ31で、印刷およびパ
ンチを行わないと判断した場合、CPU40は、図11
に示すように、最速で券を搬送する加減速パターン4よ
り券の搬送を制御する。
【0078】上記のように、パンチから印刷までの間
に、券の搬送速度を制御する加減速パターンを複数用意
し、券の種類と所定の基準値とに応じて加減速パターン
を決定するようにしたものである。
【0079】これにより、パンチ位置および印刷位置の
精度を保ち、かつ、処理速度を速くすることができる。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、複数枚の券を処理する自動改札装置において、でき
るだけ速く複数枚の乗車券を処理して、旅客に返却する
自動改札装置と自動改札方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に関わる自動改札装置の
内部機構を示す図。
【図2】自動改札装置の制御系統の構成を示すブロック
図。
【図3】分離整列部および磁気処理部の搬送制御を説明
するためのフローチャート。
【図4】保留部内の券の搬送制御を説明するためのフロ
ーチャート。
【図5】券の印刷位置およびパンチ位置の例を示す図。
【図6】パンチ部と印刷ヘッドとの位置関係を示す図。
【図7】パンチ部および印刷ヘッドの周辺における券の
搬送速度の加減速パターンを示す図。
【図8】パンチ部および印刷ヘッドの周辺における券の
搬送速度の加減速パターンを示す図。
【図9】パンチ部および印刷ヘッドの周辺における券の
搬送速度の加減速パターンを示す図。
【図10】パンチ部および印刷ヘッドの周辺における券
の搬送速度の加減速パターンを示す図。
【図11】パンチ部および印刷ヘッドの周辺における券
の搬送速度の加減速パターンを示す図。
【図12】印字部における券の搬送速度制御を説明する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
11…主搬送路 12…分離整列部(分離手段) 13…磁気処理部(情報処理手段) 14…印刷部 15…放出部 17…反転部(反転手段) 19、20…第1、第2の保留部(保留手段) 24…読取ヘッド(第1の読取手段) 25…読取ヘッド(第2の読取手段) 26…書込前センサ 27…書込ヘッド 28…読取ヘッド 29…パンチ部(穿孔手段) 30…印刷ヘッド(印刷手段) 40…CPU(制御手段、判断手段、設定手段、選択手
段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が所持する券の一方の面に記録さ
    れている情報に基づいて改札処理を行う自動改札装置に
    おいて、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ分離して搬送
    するとともに、分離した券以外の券を保留する分離手段
    と、 この分離手段により搬送される券の情報が記録されてい
    る面が上側か下側かに基づいて、上記分離手段により保
    留されている券の分離および搬送を開始する時間を制御
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】 利用者が所持する券の一方の面に記録さ
    れている情報に基づいて改札処理を行う自動改札装置に
    おいて、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ分離して搬送
    するとともに、分離した券以外の券を保留する分離手段
    と、 この分離手段により搬送された券の上側の面から情報を
    読み取る第1の読取手段と、 上記分離手段により搬送された券の下側の面から情報を
    読み取る第2の読取手段と、 上記第1の読取手段により券の上側の面から情報が読み
    取れた場合に、券面の上下を反転させる反転手段と、 上記第1の読取手段により券の下側の面から情報が読み
    取られた券を上記反転手段により反転させた際に、上記
    分離手段により保留されている券に対する分離および搬
    送を開始する第1の制御手段と、 上記第2の読取手段により情報が読み取られた際に、上
    記分離手段により保留されている券に対する分離および
    搬送を開始する第2の制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】 利用者が所持する券の一方の面に記録さ
    れている情報に基づいて改札処理を行う自動改札装置に
    おいて、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ分離して搬送
    するとともに、分離した券以外の券を保留し、 この分離して搬送される券の情報が記録されている面が
    上側か下側かに基づいて、上記分離手段により保留され
    ている券の分離および搬送を開始する時間を制御する、 ことを特徴とする自動改札方法。
  4. 【請求項4】 利用者の所持する券に基づいて改札処理
    を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する
    分離手段と、この分離手段により順次搬送される券に記
    録されている情報に対する処理を行う情報処理手段と、 この情報処理手段により処理した券が、上記分離手段か
    ら上記情報処理手段に最後に搬送された券でない場合
    に、上記情報処理手段により処理した券を保留する保留
    手段と、 上記情報処理手段により処理した券が、上記保留手段に
    より保留される券でない場合に、上記情報処理手段によ
    り処理した券に対する後段の処理内容に基づいて上記保
    留手段により保留されている券の搬送開始時間を設定す
    る設定手段と、 この設定手段により設定された搬送開始時間に基づい
    て、上記保留手段により保留されている券の搬送を開始
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】 利用者の所持する券に基づいて改札処理
    を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する
    分離手段と、 この分離手段により順次搬送される券に記録されている
    情報に対する処理を行う情報処理手段と、 この情報処理手段により処理した券が、上記分離手段か
    ら上記情報処理手段に最後に搬送された券でない場合
    に、上記情報処理手段により処理した券を保留する保留
    手段と、 上記情報処理手段により処理した券が、上記保留手段に
    より保留される券でない場合に、上記情報処理手段によ
    り処理した券に印刷処理を行うか否かを判断する判断手
    段と、 この判断手段により印刷処理を行うと判断した際に、上
    記保留手段により保留されている券の搬送開始時間を予
    め設定されている印刷する場合の時間に設定する設定手
    段と、 この設定手段により設定された搬送開始時間に基づい
    て、上記保留手段により保留されている券の搬送を開始
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  6. 【請求項6】 利用者の所持する券に基づいて改札処理
    を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する
    分離手段と、 この分離手段により順次搬送される券に記録されている
    情報に対する処理を行う情報処理手段と、 この情報処理手段により処理した券が、上記分離手段か
    ら上記情報処理手段に最後に搬送された券でない場合
    に、上記情報処理手段により処理した券を保留する保留
    手段と、 上記情報処理手段により処理した券が、上記保留手段に
    より保留される券でない場合に、上記情報処理手段によ
    り処理した券に穿孔を開ける処理を行うか否かを判断す
    る判断手段と、 この判断手段により穿孔を開ける処理を行うと判断した
    際に、上記保留手段により保留されている券の搬送開始
    時間を予め設定されている穿孔を開ける場合の時間に設
    定する設定手段と、 この設定手段により設定された搬送開始時間に基づい
    て、上記保留手段により保留されている券の搬送を開始
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  7. 【請求項7】 利用者の所持する券に基づいて改札処理
    を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する
    分離手段と、 この分離手段により順次搬送される券に記録されている
    情報に対する処理を行う情報処理手段と、 この情報処理手段により処理した券が、上記分離手段か
    ら上記情報処理手段に最後に搬送される券でない場合
    に、上記情報処理手段により処理した券を保留する保留
    手段と、 上記情報処理手段により処理した券が、上記保留手段に
    より保留される券でない場合に、上記情報処理手段によ
    り処理した券に印刷処理を行うか否かを判断する第1の
    判断手段と、 上記情報処理手段により処理した券が、上記保留手段に
    より保留される券でない場合に、上記情報処理手段によ
    り処理した券に穿孔を開ける処理を行うか否かを判断す
    る第2の判断手段と、 上記第1の判断手段により印刷処理を行うと判断し、か
    つ上記第2の判断手段により穿孔を開ける処理を行うと
    判断した際に、上記保留手段により保留されている券の
    搬送開始時間を予め設定されている印刷する場合の第1
    の所定時間と穿孔を開ける場合の第2の所定時間とをあ
    わせた値に設定する第1の設定手段と、 上記第1の判断手段により印刷処理を行うと判断し、か
    つ上記第2の判断手段により穿孔を開ける処理を行なわ
    ないと判断した際に、上記保留手段により保留されてい
    る券の搬送開始時間を予め設定されている印刷する場合
    の第1の所定時間に設定する第2の設定手段と、 上記第1の判断手段により印刷処理を行なわないと判断
    し、かつ上記第2の判断手段により穿孔を開ける処理を
    行うと判断した際に、上記保留手段により保留されてい
    る券の搬送開始時間を予め設定されている穿孔を開ける
    場合の第2の所定時間に設定する第3の設定手段と、 上記第1、第2、第3の設定手段により設定された搬送
    開始時間に基づいて、上記保留手段により保留されてい
    る券の搬送を開始する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  8. 【請求項8】 利用者の所持する券に基づいて改札処理
    を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送し、 これにより順次搬送される券に記録されている情報に対
    する処理を行い、 この処理した券が複数枚の券のうち最後に搬送された券
    でない場合に、上記処理した券を保留し、 上記処理した券が保留される券でない場合に、上記処理
    した券に対する後段の処理内容に基づいて上記保留され
    ている券の搬送開始時間を設定し、 この設定された搬送開始時間に基づいて、上記保留され
    ている券の搬送を開始する、 ことを特徴とする自動改札方法。
  9. 【請求項9】 利用者の所持する券に基づいて改札処理
    を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する
    分離手段と、 この分離手段により順次搬送される券に記録されている
    情報に対する処理を行う情報処理手段と、 上記情報処理手段により処理された券に対する後段の処
    理内容に基づいて、券の搬送速度を制御する制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  10. 【請求項10】 利用者の所持する券に基づいて改札処
    理を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する
    分離手段と、 この分離手段により順次搬送される券に記録されている
    情報に対する処理を行う情報処理手段と、 上記情報処理手段により処理された券に対する後段の処
    理内容に基づいて、券の搬送速度の制御パターンを予め
    設定されている複数の制御パターンから選択する選択手
    段と、 この選択手段により選択された制御パターンに基づい
    て、券の搬送速度を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  11. 【請求項11】 利用者の所持する券に基づいて改札処
    理を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する
    分離手段と、 この分離手段により順次搬送される券に記録されている
    情報に対する処理を行う情報処理手段と、 この情報処理手段により処理された券を搬送しながら穿
    孔を開ける処理を行う穿孔手段と、 上記情報処理手段により処理された券を搬送しながら印
    刷処理を行う印刷手段と、 上記情報処理手段により処理された券が、上記穿孔手段
    による穿孔を開ける処理、および印刷手段による印刷処
    理を行うか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記穿孔を開ける処理および印刷処
    理を行う券であると判断した場合、穿孔してから印刷す
    るまでの搬送距離に基づいて、穿孔を開ける処理から印
    刷処理までの搬送速度の制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  12. 【請求項12】 利用者の所持する券に基づいて改札処
    理を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送する
    分離手段と、 この分離手段により順次搬送される券に記録されている
    情報に対する処理を行う情報処理手段と、 この情報処理手段により処理された券を搬送しながら穿
    孔を開ける処理を行う穿孔手段と、 上記情報処理手段により処理された券を搬送しながら印
    刷処理を行う印刷手段と、 上記情報処理手段により処理された券が、上記穿孔手段
    による穿孔を開ける処理、および印刷手段による印刷処
    理を行うか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記穿孔を開ける処理および印刷処
    理を行う券であると判断した場合、穿孔してから印刷す
    るまでの搬送距離に基づいて、穿孔を開ける処理から印
    刷処理までの搬送速度の制御パターンを予め設定されて
    いる複数の制御パターンから選択する選択手段と、 この選択手段により選択した制御パターンに従って、券
    の搬送速度を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  13. 【請求項13】 利用者の所持する券に基づいて改札処
    理を行う自動改札装置において、 一括して受け入れた複数枚の券を1枚づつ順次搬送し、 この搬送された券に記録されている情報に対する処理を
    行い、 この処理された券に対する後段の処理内容に基づいて、
    券の搬送速度を制御する、 ことを特徴とする自動改札方法。
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