JP4664629B2 - 改札機 - Google Patents

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Description

この発明は、改札機に係り、特に、改札処理の結果を表示する案内表示部の画面表示方法に関する。
近年、改札処理の省力化を目的として、改札機が導入されている。この改札機は、利用者が駅構内や遊戯施設などの施設内に入場する場合や、施設内から出場する場合などに、入場券、プリペイドカード、定期券、乗車券などの券媒体から改札処理に必要な改札情報を読み取り、利用者の改札通路の通行を許可するか否かの改札処理を行う。
このような改札機においては、改札通路の通行が許可されたのか否か、さらには、改札通路の通行が許可された場合に改札処理で引去られた引去り額(改札処理で利用された利用額)、引去り後の残額などの改札処理結果は、改札機本体の下流側に設置された案内表示部に表示されている。
また、改札機は、複数の利用者の改札処理を並行して行うことも可能である。このような並行処理に対応して、改札機内に投入された券の管理性能を高めるために、利用者本人の券と他の利用者の券との搬送位置を表示色で区別する改札機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−334288号公報
従来、例えば、一人の利用者が改札機を利用する場合、改札処理での改札通路の通行可否判定が完了したのと同時のタイミングで案内表示部に改札処理結果を表示し、利用者の改札通路からの通過(退出)するタイミングで表示内容を更新(表示画面の消去など)を行っている。このため、利用者は、通常、改札通路内を進行方向に沿って進行しながら、進行方向前方(視線の方向)で自分の改札処理結果を視認できる。
しかしながら、複数の利用者の改札処理を並行して行った場合、改札通路内に複数の利用者が同時に存在することになる。このような場合、改札通路内で荷物と人間との区別がつかなかったり、人間同士が極端に接近したり、その他の外乱などによって、利用者と自分の改札処理結果とが1対1対応が取れない場合があり、利用者が改札通路を進行する適切なタイミングで自分の改札処理結果を視認できないおそれがある。
例えば、先行利用者が正券(改札処理により改札通路の通行可と判定される券媒体)を利用して改札通路を通過したにもかかわらず、通過未完了となっていた状態で後続利用者が正券を利用して改札通路内に進入した場合、後続利用者が通過未完了の先行利用者であると判断され、先行利用者の改札処理結果が案内表示部に表示されたままの状態となってしまう。この場合、後続利用者は、改札通路を進行する際に自分の改札処理結果を案内表示部で確認することができない。
このため、利用者に対するサービス性が損なわれるおそれがある。また、先行利用者が案内表示部に表示される改札処理結果を確認しようと案内表示部付近で立ち止まってしまったり、改札通路の通行速度を急激に低下したりすると、後続利用者と衝突する危険があり、また、後続利用者の流動を阻害する。このため、改札効率の低下を招くおそれがある。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、改札効率を低下することなく利用者へのサービス性を向上することができる改札機を提供することにある。
本実施形態によれば、
改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、前記改札手段による改札処理の結果を利用者に案内するための案内画面を表示する表示手段と、利用者の改札通路の通過を検知する検知手段と、を備え、前記表示手段は、前記検知手段により先行利用者が改札通路内に存在すると判断され且つ前記改札手段により先行利用者に続く後続利用者の改札処理を行った際に、先行利用者の改札処理結果を案内するための第1案内画面と、後続利用者の改札処理結果を案内するための第2案内画面とを改札通路の進行方向に沿って配置された状態で表示することを特徴とする改札機が提供される。
この発明によれば、改札効率を低下することなく利用者へのサービス性を向上することができる改札機を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る改札機について図面を参照して説明する。
図1に示すような改札機は、通常、2台1組として設置され、両者の間に利用者が通行可能な改札通路が形成される。改札機で利用可能な券媒体としては、普通乗車券、定期券、特急券、回数券、入場券、プリペイドカード、ポストペイカードなどの磁気式券媒体及び無線式券媒体を対象としている。
これらに券媒体は、入場業務や出場業務などの改札処理に必要な改札情報として、例えば、利用可能な区間情報、有効期限情報、入場記録情報、出場記録情報、利用者情報、利用可能な金額情報などを有している。このような改札情報は、磁気式券媒体では、その券面の磁気記録層に所定形式で磁気記録されており、また、無線式券媒体では、そのメモリ部に所定形式で記憶されている。
改札機の本体1には、施設内への入場時あるいは施設内からの出場時に、磁気式の券媒体(施設内への入場券、乗車券、定期券、回数券、プリペイドカードなど)が投入される投入口2、この投入口2で受け取った券媒体を必要に応じて排出する排出口3がそれぞれ設けられている。投入口2の近傍には、必要に応じて券媒体の投入を阻止するためのシャッタ(図示しない)が設けられている。
本体1における排出口3の前方(通行方向下流側)には、表示手段としての機能を有する案内表示部4が設けられている。この案内表示部4は、利用者や係員などに対して各種案内に関する情報の他に、改札処理の結果に関する情報(改札通路の通行を許可する旨の情報(判定OK)、改札通路の通行を阻止する旨の情報(判定NG)、改札処理で利用された利用額に対応する情報、利用可能な金額から利用額を引去った後の残額に対応する情報)を利用者に案内するための案内画面などを表示する。
本体1の改札通路側に面した側面の両端部には、それぞれ利用者の通行を制御する(通行を阻止するまたは通行を許可する)開閉動作可能なドア機構5が設けられている。このドア機構5は、改札処理の結果に基づいて開閉制御される。
本体1の上部には、利用者の改札通路を規定するための枠体6が立設されている。この枠体6上には、小児券の投入、無効券の投入や機器の異常など装置の動作状態を表示する表示灯8が設けられている。
また、枠体6及び本体1の各改札通路側の側面には、利用者の改札通路内の通行状態を検知するのに必要な信号を出力する複数の人間検知器7がそれぞれ設けられている。これら複数の人間検知器7のうち、改札通路の進行方向に沿ったもっとも下流側に位置する人間検知器7Xは、利用者の改札通路の通過を検知するのに必要な信号を出力する。
本体1における一端側上面部には、無線式券媒体との間で無線通信を行うための動作磁界を発生するアンテナ部111を備えた無線通信装置112が設けられている。無線通信装置112は、アンテナ部111を介して利用者によりかざされた無線式券媒体との間で無線通信を行う。つまり、無線通信装置112は、アンテナ部111を介して無線式券媒体から送信されたデータを受信したり、無線式券媒体に対してデータを送信したりする。
図2に示すように、改札機は、装置全体の制御を司るCPU60を備えている。このCPU60は、券媒体に記憶された改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段としての機能を有している。
このCPU60には、ROM61、RAM62、運賃メモリ63、検知回路64、搬送制御回路65、読取回路66、書込回路67、印刷駆動回路68、入鋏制御回路69などが接続されている。
ROM61は、CPU60の制御プログラムなどを記憶している。RAM62は、制御プログラムのバッファとして情報を記憶するとともに、券媒体から読み取った情報などの各種エラー情報などを記憶する。運賃メモリ63は、入場駅(から設置駅まで)に対応した運賃情報を記憶している。
検知回路64は、投入口2から排出口3までの間に規定される搬送経路上に設けられた検知器11からの出力信号に基づいて、投入口2での磁気式券媒体の投入状態や、排出口3での磁気式券媒体の抜き取り、搬送経路上での磁気式券媒体の搬送状態などを検知する。検知器11は、光学センサによって構成され、例えば搬送路を介して互いに対向配置された一対の発光素子と受光素子とによって構成されている。
搬送制御回路65は、磁気式券媒体を搬送経路に沿って搬送するための搬送ローラや搬送ベルトを駆動する搬送用モータなど各種搬送機構12の駆動を制御する。読取回路66は、磁気式券媒体の裏面の磁気記録層に記録されているエンコード磁気情報を読み取る読取ヘッド14の駆動を制御する読取手段としての機能を有している。書込回路67は、券媒体の磁気記録層に対してエンコード磁気情報を記録する書込ヘッド15の駆動を制御する。
印刷駆動回路68は、磁気式券媒体に対して必要に応じて日付や改札場所名等の所定の情報を印刷する印刷部16の駆動を制御する。印刷部16は、例えばサーマルヘッド及びインクリボンを用いた熱転写方式のプリンタにより構成されている。入鋏制御回路69は、磁気式券媒体に対して必要に応じて穿孔を形成する入鋏部17の駆動を制御する。
また、CPU60には、通過検知回路70、ドア制御回路71、表示制御回路72、音声出力回路73、無線通信制御回路74、通信制御部77、係員操作パネル78などが接続されている。
通過検知回路70は、人間検知器7及び7Xからの出力信号に基づいて利用者の改札通路の通行状態(移動位置)及び改札通路からの通過を検知する検知手段としての機能を有している。ドア制御回路71は、ドア機構5を駆動するドア開閉機構79を制御する。表示制御回路72は、案内表示部4や表示灯8などの各種表示部の駆動を制御する。音声出力回路73は、音声にて操作案内を行うスピーカ80を駆動する。
無線通信制御回路74は、無線通信装置112を制御して、アンテナ部111を介して無線式券媒体と交信し、無線式券媒体に記憶された改札情報などを含むデータを読み取る(無線式券媒体から送信されたデータを受信する)読取手段としての機能を有するとともに、無線式券媒体に向けて所定情報例えば改札処理の結果に相当する判定結果情報などを含むデータを送信する(無線式券媒体に対してデータを書き込む)。
通信制御部77は、遠隔操作部90との間で情報通信を行う。この遠隔操作部90は、改札機を監視する監視装置あるいは改札機を制御するホストコンピュータなどであり、改札機における各種設定を受け付ける入力部、入力された情報や改札機本体の動作状態などを表示する表示部などで構成されている。係員操作パネル78は、改札機における各種設定を受け付ける入力部、入力された情報や改札機本体の動作状態などを表示する表示部などで構成されている。
上述したような構成の改札機は、複数の利用者の改札処理を並行して行うことが可能である。すなわち、改札通路内に先行して進入した先行利用者が所持する券媒体を利用して改札処理を行っている間であって、先行利用者が改札通路を通過する前のタイミングであっても、改札通路内に進入した後続利用者が所持する券媒体を受け付け可能であり、後続利用者の券媒体を利用した改札処理が先行利用者の改札処理と並行して行われる。
このような並行処理に対応して、案内表示部4は、先行利用者の改札処理結果を案内するための第1案内画面と、先行利用者に続く後続利用者の改札処理結果を案内するための第2案内画面とを同時に表示することが可能である。
例えば、図3に示すように、案内表示部4は、改札通路の進行方向Aに沿って並んで配置された状態で、第1案内画面4A及び第2案内画面4Bとを同時に表示可能である。このとき、先行利用者は後続利用者より改札通路内における進行方向下流側に位置しているため、これに対応して、案内表示部4において、先行利用者用の第1案内画面4Aは、後続利用者用の第2案内画面4Bより進行方向Aの下流側に表示される。
第1案内画面4A及び第2案内画面4Bには、それぞれ改札処理の結果に対応した情報を含む表示内容が表示される。このとき、例えば、改札通路の通行を許可する(判定OK)旨の情報、改札通路の通行を阻止する(判定NG)旨の情報、改札処理で利用された利用額を案内する情報、利用可能な金額から利用額を引去った後の残額を案内する情報などが表示される。これらの情報は、文字であっても良いし、ピクト表示であっても良い。また、第1案内画面4A及び第2案内画面4Bの区別を容易にするために、第2案内画面4Bには、後続利用者の改札処理結果であることを報知するために「つぎのひと」というような注釈を同時に表示しても良い。
この案内表示部4では、図3に示した例のように、第1案内画面4Aのサイズが第2案内画面4Bのサイズより大きくなるように設定されている。例えば、第1案内画面4Aと第2案内画面4Bとの進行方向Aに沿った表示幅の比は、2:1となっている。これにより、後続利用者の改札処理結果を表示しつつ、先行利用者の改札処理結果をより確実に視認可能とすることができる。
次に、券媒体を利用した複数の利用者の改札処理方法について説明する。
図4に示すように、CPU60は、検知回路64を制御して検知器11からの出力信号に基づき改札通路内に利用者が存在しないと判断した場合、券媒体を受け付け可能な待機状態となっている。
そして、CPU60は、一人目の利用者すなわち先行利用者が所持する券媒体を受け付けたか否かを判断する(ST11)。すなわち、CPU60は、検知回路64を制御して投入口2に設けた検知器11からの出力信号に基づいて、先行利用者が所持する磁気式券媒体の投入を受け付けたか否かを判断する。また、CPU60は、無線通信制御回路74を制御して無線通信装置112を介して先行利用者が所持する無線式券媒体による通信開始要求を受け付けたか否かを判断する。
そして、CPU60は、先行利用者の券媒体を受け付けたと判断したのに基づいて(ST11、Y)、券媒体から先行利用者の改札処理に必要な改札情報を読み取る(ST12)。すなわち、CPU60は、投入口2から投入された磁気式券媒体を搬送機構12により搬送経路に沿って搬送し、読取回路66を制御して読取ヘッド14を介して磁気式券媒体から改札情報を読み取る。また、CPU60は、無線通信制御回路74を制御して無線通信装置112のアンテナ部111にかざされた無線式券媒体から改札情報を読み取る。
そして、CPU60は、読み取った改札情報に基づいて、先行利用者の改札処理を行う(ST13)。すなわち、CPU60は、先行利用者の改札通路の通行を許可するか否かの判定を行うとともに、改札処理に必要な利用額や利用可能な金額から利用額を引去った後の残額などを算出する。
そして、CPU60は、表示制御回路72を制御して、案内表示部4の第1案内画面4Aに先行利用者の改札処理結果を表示する(ST14)。このとき、第1案内画面4Aには、改札通路の通行を許可する旨の情報または改札通路の通行を阻止する旨の情報の他に、改札処理で利用された利用額を案内する情報や利用可能な金額から利用額を引去った後の残額を案内する情報などが表示される。
そして、CPU60は、通過検知回路70を制御して人間検知器7X(所定位置)からの出力信号に基づいて、先行利用者が改札通路を通過したか否かを判断する(ST15)。そして、CPU60は、先行利用者が改札通路を通過したと判断したのに基づいて(ST15、Y)、表示制御回路72を制御して、案内表示部4の第1案内画面4Aに表示した先行利用者の改札処理結果を消去する(ST16)。そして、CPU60は、待機状態に戻る。
一方、CPU60は、先行利用者が改札通路内に存在すると判断したのに基づいて(ST15、N)、二人目の利用者すなわち後続利用者が所持する券媒体を受け付けたか否かを判断する(ST17)。そして、CPU60は、後続利用者の券媒体を受け付けていない状態では(ST17、N)、ステップST14に戻り、第1案内画面4Aに先行利用者の改札処理結果を表示し続ける。
そして、CPU60は、先行利用者の券媒体を受け付けたと判断したのに基づいて(ST17、Y)、券媒体から後続利用者の改札処理に必要な改札情報を読み取る(ST18)。そして、CPU60は、読み取った改札情報に基づいて、後続利用者の改札処理を行う(ST19)。
そして、CPU60は、表示制御回路72を制御して、案内表示部4の第2案内画面4Bに後続利用者の改札処理結果を表示する(ST20)。このとき、第2案内画面4Bには、改札通路の通行を許可する旨の情報または改札通路の通行を阻止する旨の情報の他に、改札処理で利用された利用額を案内する情報や利用可能な金額から利用額を引去った後の残額を案内する情報などが表示される。
つまり、このとき、図5Aに示すように、案内表示部4の第1案内画面4Aには先行利用者の改札処理結果が表示された状態で、第2案内画面4Bには後続利用者の改札処理結果が同時に表示される。したがって、先行利用者は第1案内画面4Aを視認することで自分の改札処理結果を確認することができ、また、後続利用者は第2案内画面4Bを視認することで自分の改札処理結果を確認することができる。すなわち、複数の利用者の改札処理を並行して行うことができる改札機において、複数の利用者それぞれの改札処理結果を同時に表示することが可能となる。
そして、CPU60は、通過検知回路70を制御して人間検知器7Xからの出力信号に基づいて、先行利用者が改札通路を通過したか否かを判断する(ST21)。CPU60は、先行利用者が改札通路内に存在していると判断した場合には(ST21、N)、案内表示部4に改札通路内に存在する複数の利用者に対応してそれぞれの改札処理結果を表示した状態を保持する。
そして、CPU60は、先行利用者が改札通路を通過したと判断したのに基づいて(ST21、Y)、表示制御回路72を制御して、案内表示部4の第2案内画面4Bの表示内容を第1案内画面に移動する(ST22)。
つまり、このとき、図5Bに示すように、第1案内画面4Aに表示していた先行利用者の改札処理結果は消去され、また、第2案内画面4Bに表示していた後続利用者の改札処理結果も消去された後、第1案内画面4Aに後続利用者の改札処理結果が表示される。そして、CPU60は、ステップST14に戻り、後続利用者を先行利用者に置き換えて、同様の改札処理を継続する。
上述した改札処理方法によれば、複数の利用者の改札処理を並行して行う際、各利用者の改札処理結果を表示する案内表示部は、改札通路を通過する前の利用者数分だけ分割された案内画面を表示可能である。このとき、各利用者が所持する券媒体の改札情報に基づいて改札処理が完了した(通行可否判定が完了した)タイミングで案内表示部の各案内画面に対応する利用者の改札処理結果の表示が開始される。つまり、改札処理が完了したタイミングから利用者が改札通路を通過するまでの間、常に案内表示部の各案内画面に各利用者の改札処理結果が表示されることになる。
このため、改札通路内に進入した利用者は、改札通路内を進行している間(改札通路を通過するまでの間)、進行方向前方(利用者の視線方向)に位置する案内表示部に常に表示された自分の改札処理結果を視認することができる。したがって、利用者が改札通路を進行する適切なタイミングで自分の改札処理結果を確認することができる。
これにより、利用者に対するサービス性を向上することができる。また、自分の改札処理結果を確認するために案内表示部付近で立ち止まってしまったり、改札通路内の通行速度を急激に低下したりすることなしに、利用者が適切なタイミングで改札処理結果を確認できる。このため、改札通路内の利用者の流動性を向上することができ、改札効率の低下を防止することができる。
また、案内表示部に表示される複数の案内画面は、利用者の進行方向に沿って並んでおり、しかも、改札通路を通行している順序で並んでいる。つまり、先行利用者の改札処理結果を表示する案内画面が後続利用者の改札処理結果を表示する案内画面より進行方向下流側に位置している。そして、先行利用者が改札通路を通過したタイミングで案内画面の表示内容が移動する。このため、利用者に対してより確実に改札処理結果を報知することが可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
例えば、先行利用者の改札処理結果を表示する案内画面が後続利用者の改札処理結果を表示する案内画面より進行方向下流側に位置している案内表示部において、各案内画面の指向性を制御する光学フィルタを配置しても良い。すなわち、図6に示すように、案内表示部4は、通常、正面方向すなわち案内画面の法線方向に高い表示輝度が得られるように設定されている。つまり、案内表示部4は、その法線方向の表示輝度が高くなるような指向性を有している。
このような設定の案内表示部4に対して、例えば、第2案内画面4Bのみ、案内画面の法線方向よりも進行方向Aに沿った上流側に向かう方向つまり改札通路内において後続利用者が位置する方向に高い表示輝度が得られるような指向性を有した光学フィルタOFを配置する。これにより、後続利用者の改札処理結果を表示する第2案内画面4Bは、後続利用者の視線方向での表示輝度が高くなり、後続利用者にとって視認しやすくなる。一方で、この第2案内画面4Bは、先行利用者の視線方向(つまり第2案内画面の法線方向)での表示輝度が低くなり、先行利用者にとっては視認しにくくなる。
これにより、案内表示部4に複数の利用者に対応した複数の案内画面を表示した際、利用者が自分の改札処理結果と他人の改札処理結果とを混同しにくくなる。このため、各利用者に対して改札処理結果をより確実に案内することが可能となる。
図1は、この発明の一実施の形態に係る改札機の外観を概略的に示す斜視図である。 図2は、図1に示した改札機の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。 図3は、図1に示した改札機の案内表示部に表示された案内画面の表示例を示す図である。 図4は、図1に示した改札機による改札処理方法を説明するためのフローチャートである。 図5Aは、改札通路内に存在する複数の利用者と、案内表示部に表示された複数の案内画面との関係を説明するための図である。 図5B、先行利用者が改札通路を通過したのに基づいて案内画面の表示内容が切り替わるタイミングを説明するための図である。 図6は、案内表示部に表示される案内画面の指向性を制御する方法を説明するための図である。
符号の説明
1…改札機本体、2…投入口、3…排出口、4…案内表示部、4A…第1案内画面、4B…第2案内画面、7…人間検知器、7X…人間検知器、11…検知器、12…搬送機構、14…読取ヘッド、15…書込ヘッド、60…CPU、74…無線通信制御回路、112…無線通信装置、OF…光学フィルタ

Claims (5)

  1. 改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
    前記改札手段による改札処理の結果を利用者に案内するための案内画面を表示する表示手段と、
    利用者の改札通路の通過を検知する検知手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記検知手段により先行利用者が改札通路内に存在すると判断され且つ前記改札手段により先行利用者に続く後続利用者の改札処理を行った際に、先行利用者の改札処理結果を案内するための第1案内画面と、後続利用者の改札処理結果を案内するための第2案内画面とを改札通路の進行方向に沿って配置された状態で表示することを特徴とする改札機。
  2. 改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
    前記改札手段による改札処理の結果を利用者に案内するための案内画面を表示する表示手段と、
    利用者の改札通路の通過を検知する検知手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記検知手段により先行利用者が改札通路内に存在すると判断され且つ前記改札手段により先行利用者に続く後続利用者の改札処理を行った際に、先行利用者の改札処理結果を案内するための第1案内画面と、後続利用者の改札処理結果を案内するための第2案内画面とを改札通路の進行方向に沿って配置された状態で表示し、前記検知手段により先行利用者の改札通路の所定の位置の通過を検知したのに基づいて、第2案内画面の表示内容を第1案内画面に表示することを特徴とする改札機。
  3. 改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
    前記改札手段による改札処理の結果を利用者に案内するための案内画面を表示する表示手段と、
    利用者の改札通路の通過を検知する検知手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記検知手段により先行利用者が改札通路内に存在すると判断され且つ前記改札手段により先行利用者に続く後続利用者の改札処理を行った際に、先行利用者の改札処理結果を案内するための第1案内画面、後続利用者の改札処理結果を案内するための第2案内画面とを改札通路の進行方向に沿って配置された状態で表示し、しかも、前記第2案内画面は改札通路の進行方向に沿って前記第1案内画面より利用者の進行方向上流側に表示することを特徴とする改札機。
  4. 改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
    前記改札手段による改札処理の結果を利用者に案内するための案内画面を表示する表示手段と、
    利用者の改札通路の通過を検知する検知手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記検知手段により先行利用者が改札通路内に存在すると判断され且つ前記改札手段により先行利用者に続く後続利用者の改札処理を行った際に、先行利用者の改札処理結果を案内するための第1案内画面と、後続利用者の改札処理結果を案内するための第2案内画面とを改札通路の進行方向に沿って配置された状態で分割して表示するとともに第1案内画面と第2案内画面との分割比率は可変であることを特徴とする改札機。
  5. 前記第1案内画面のサイズは、前記第2案内画面のサイズより大きいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の改札機。
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