JP2005267459A - 改札機 - Google Patents

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和弘 杉山
Tsutomu Shinoda
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Abstract

【課題】利用者の安全性を確保することができる改札機を提供することを目的とする。
【解決手段】 ドア機構5は、改札通路を開閉可能なドア部5Aと、ドア部5Aを駆動する開閉機構5Bと、ドア部5Aに設けられ改札通路を閉鎖動作中のドア部5Aに向かって接近する利用者を検知する接近センサSと、を備えて構成されており、ドア部5Aの閉鎖動作中に接近センサSにより利用者の接近を検知したのに基づいてドア部5Aの閉鎖動作を減速するよう制御されることを特徴とする。
【選択図】 図3A

Description

この発明は、改札機に係り、特に、改札処理の結果に基づき改札通路を開閉するドア機構を備えた改札機に関する。
近年、改札処理の省力化を目的として、改札機が導入されている。この改札機は、利用者が駅構内や遊戯施設などの施設内に入場する場合や、施設内から出場する場合などに、入場券、プリペイドカード、定期券、乗車券などの磁気式券媒体を取り込み、磁気式券媒体に磁気記録された改札情報に基づいて利用者の改札通路の通過を許可するか否かの改札処理を行う。取り込んだ券媒体は、必要に応じて返却または回収される。
また、近年では、磁気式券媒体のほかに無線式券媒体を取り扱う改札機が導入されている。このような無線式対応の改札機は、無線式券媒体との間で無線通信を行い、無線式券媒体から読み取った改札情報に基づいて利用者の改札通路の通過を許可するか否かの改札処理を行う。
これらの改札機においては、改札処理の結果、利用者の通過を許可するとの判定に基づき(判定OK)改札通路を開放し、また、利用者の通過を許可しないとの判定に基づき(判定NG)改札通路を閉鎖する。このような改札通路の開閉制御は、ドア機構によってなされる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−46833号公報
従来の改札機においては、判定NGの際、ドア機構により改札通路を閉鎖することにより、利用者の改札通路の通過を阻止している。しかしながら、ドア機構の閉鎖動作を加速的に行った場合、通過を阻止された利用者に対して大きな衝撃を与えてしまうことになり、場合によっては利用者の転倒事故を招くおそれがある。
また、ドア機構の閉鎖動作中に、ドア部が所定角度回転したのに基づき閉鎖動作を減速する工夫がなされたものもある。しかしながら、ドア部が所定角度回転する前に利用者がドア部付近を通過しようとすると、減速する前にドア部に衝突することになり、利用者の安全性を十分に確保できない場合がある。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、利用者の安全性を確保することができる改札機を提供することにある。
この発明の第1の様態による改札機は、
改札通路を開閉可能なドア部と、
前記ドア部を駆動する駆動手段と、
前記ドア部に設けられ、改札通路を閉鎖動作中の前記ドア部に向かって接近する移動体を検知する接近検知手段と、
前記ドア部の閉鎖動作中に、前記接近検知手段により移動体の接近を検知したのに基づいて、前記ドア部の閉鎖動作を減速するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第2の様態による改札機は、
券媒体から改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取った改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
改札通路を開閉可能なドア部と、
前記改札手段による改札処理の結果、改札通路を閉鎖するとの判断に基づいて、前記ドア部を駆動する駆動手段と、
前記ドア部に設けられ、改札通路を閉鎖動作中の前記ドア部に向かって接近する移動体を検知する接近検知手段と、
前記ドア部の閉鎖動作中に、前記接近検知手段により移動体の接近を検知したのに基づいて、前記ドア部の閉鎖動作を減速するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明の第3の様態による改札機は、
改札通路の進行方向に沿って区画された複数のゾーン毎にそれぞれ設けられ、各ゾーンの移動体の通過を検知する通過検知手段と、
改札通路を開閉可能なドア部と、
前記ドア部を駆動する駆動手段と、
前記ドア部に設けられ、改札通路を閉鎖動作中の前記ドア部に向かって接近する移動体を検知する接近検知手段と、
前記ドア部の閉鎖動作中に、前記通過検知手段により移動体の所定ゾーンの通過を検知し、かつ、前記接近検知手段により移動体の接近を検知したのに基づいて、前記ドア部の閉鎖動作を減速するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、利用者の安全性を確保することができる改札機を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る改札機について図面を参照して説明する。
図1に示すような改札機は、通常、2台1組として設置され、両者の間に利用者が通行可能な改札通路が形成される。入場業務や出場業務などの改札処理を行う改札機で利用可能な券媒体としては、普通乗車券、定期券、特急券、回数券、入場券、プリペイドカードなどの磁気式券媒体及び無線式券媒体を対象としている。
これら券媒体は、改札処理に必要な改札情報、例えば、利用可能な区間情報、有効期限情報、入場記録情報、出場記録情報、利用者情報などを有している。このような改札情報は、磁気式券媒体では、その券面の磁気記録層に所定形式で磁気記録されており、また、無線式券媒体では、そのメモリ部に所定形式で記憶されている。
改札機の本体1には、施設内への入場時あるいは施設内からの出場時に、磁気式の券媒体(施設内への入場券、乗車券、定期券、回数券、プリペイドカードなど)が投入される投入口2、この投入口2で受け取った券媒体を必要に応じて排出する排出口3がそれぞれ設けられている。投入口2の近傍には、必要に応じて券媒体の投入を阻止するためのシャッタ(図示しない)が設けられている。
本体1における排出口3の前方には、利用者や係員などに対して案内などの各種情報を表示する案内表示部4が設けられている。本体1の改札通路側に面した側面の両端部には、それぞれ利用者の改札通路の通過を制御する(通過阻止するまたは通過許可する)ドア機構5が設けられている。すなわち、ドア機構5は、改札通路を開閉可能なドア部5Aを備えている。このドア機構5は、改札処理の結果に基づいて開閉制御される。
また、ドア部5Aには、改札通路を閉鎖動作中にドア部5Aに向かって接近する利用者(移動体)を検知する接近検知手段として機能する接近センサSが設けられている。この接近センサSは、少なくとも改札通路の進行方向A下流側のドア部に設けられている。また、この接近センサSは、ドア部5Aにおいて、改札通路側に面した位置、すなわち改札通路を閉鎖した状態で進行方向Aに沿って通過しようとする利用者に対向する位置に配置されている。
より望ましくは、接近センサSは、ドア部5Aにおける開閉動作するための回転軸近傍に配置されている。これにより、改札通路を通過しようとする利用者と接近センサSとがドア部5Aの閉鎖動作初期の段階で相対することになり、利用者を早期に検知することが可能となる。また、利用者がドア部5Aに衝突した場合であっても、回転軸に近い位置の接近センサSと利用者との衝突が避けられ、利用者に対してケガを負わせるおそれがなく、しかも、衝撃による接近センサSの破損も防止することができる。
また、接近センサSは、ドア部5Aにおいてできるだけ低い位置に配置されることが望ましい。これにより、子供などドア部5Aによる衝撃に対して弱い利用者も確実に検知することができる。
本体1の上部には、利用者の改札通路を規定するための枠体6が立設されている。枠体6上には、小児券の投入、無効券の投入や機器の異常など装置の動作状態を表示する表示灯8が設けられている。枠体6及び本体1の各改札通路側の側面には、利用者の通過を検知する複数の人間検知器7がそれぞれ設けられている。これら人間検知器7は、改札通路の進行方向Aに沿って区画された複数のゾーン毎にそれぞれ設けられており、各ゾーンの利用者の通過を検知する通過検知手段として機能する。
図1に示した例では、改札通路は、進行方向Aの上流側から順にゾーンA、ゾーンB、ゾーンC…に区画されており、人間検知器7は、ゾーンAの通過を検知する人間検知器7A、ゾーンBの通過を検知する人間検知器7B、ゾーンCの通過を検知する人間検知器7C…などを含んでいる。
本体1における一端側上面部には、無線式券媒体との間で無線通信を行うための動作磁界を発生するアンテナ部111を備えた無線通信装置112が設けられている。アンテナ部111は、例えば、ループ状アンテナなどで構成されている。無線通信装置112は、アンテナ部111を介して利用者によりかざされた無線式券媒体との間で無線通信を行う通信手段として機能する。つまり、無線通信装置112は、アンテナ部111を介して無線式券媒体から送信されたデータを受信したり、無線式券媒体に対してデータを送信したりする。
図2に示すように、改札機は、装置全体の制御を司るCPU60を備えている。このCPU60は、券媒体に記録された改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段として機能する。
このCPU60には、ROM61、RAM62、運賃メモリ63、検知回路64、搬送制御回路65、読取回路66、書込回路67、印刷駆動回路68、入鋏制御回路69などが接続されている。
ROM61は、CPU60の制御プログラムなどを記憶している。RAM62は、制御プログラムのバッファとして情報を記憶するとともに、券媒体から読み取った情報などの各種エラー情報などを記憶する。運賃メモリ63は、入場駅(から設置駅まで)に対応した運賃情報を記憶している。
検知回路64は、投入口2から排出口3までの間に規定される搬送経路上に設けられた検知器11からの出力信号に基づいて、投入口2での磁気式券媒体の投入状態や、排出口3での磁気式券媒体の抜き取り、搬送経路上での磁気式券媒体の搬送状態などを検知する。検知器11は、光学センサによって構成され、例えば搬送路を介して互いに対向配置された一対の発光素子と受光素子とによって構成されている。
搬送制御回路65は、磁気式券媒体を搬送経路に沿って搬送するための搬送ローラや搬送ベルトを駆動する搬送用モータなど各種搬送機構12の駆動を制御する。読取回路66は、磁気式券媒体の裏面の磁気記録層に記録されているエンコード磁気情報を読み取る読取ヘッド14の駆動を制御する。この読取ヘッド14は、磁気式券媒体から改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段として機能する。書込回路67は、券媒体の磁気記録層に対してエンコード磁気情報を記録する書込ヘッド15の駆動を制御する。
印刷駆動回路68は、磁気式券媒体に対して必要に応じて日付や改札場所名等の所定の情報を印刷する印刷部16の駆動を制御する。印刷部16は、例えばサーマルヘッド及びインクリボンを用いた熱転写方式のプリンタにより構成されている。入鋏制御回路69は、磁気式券媒体に対して必要に応じて穿孔を形成する入鋏部17の駆動を制御する。
また、CPU60には、通過検知回路70、ドア制御回路71、表示制御回路72、音声出力回路73、無線通信制御回路74、接近検知回路75、通信制御部77、係員操作パネル78などが接続されている。
通過検知回路70は、人間検知器7からの出力信号に基づいて利用者の通過(移動位置)を検知する。ドア制御回路71は、ドア機構5を構成する開閉機構5Bを制御する。すなわち、開閉機構5Bは、ドア部5Aを駆動する駆動手段として機能するものである。また、ドア制御回路71は、CPU60と協同して開閉機構5Bによるドア部5Aの駆動を制御する駆動制御手段として機能する。
表示制御回路72は、案内表示部4や表示灯8などの各種表示部の駆動を制御する。音声出力回路73は、音声にて操作案内を行うスピーカ80を駆動する。無線通信制御回路74は、無線通信装置112を制御して、アンテナ部111を介して無線式券媒体と交信し、無線式券媒体に記憶された改札情報に対応したデータを読み取ったり(無線式券媒体から送信されたデータを受信したり)、無線式券媒体に対して所定情報に対応したデータを書き込んだり(無線式券媒体に対してデータを送信したり)する。つまり、この無線通信装置112は、無線式券媒体から改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段として機能する。
接近検知回路75は、ドア部5Aに設けた接近センサSからの出力信号に基づき、ドア部5Aによる改札通路の閉鎖動作中において、ドア部5Aに向かって接近する利用者を検知する。
通信制御部77は、遠隔操作部90との間で情報通信を行う。この遠隔操作部90は、改札機を監視する監視装置あるいは改札機を制御するホストコンピュータなどであり、改札機における各種設定を受け付ける入力部、入力された情報や改札機本体の動作状態などを表示する表示部などで構成されている。係員操作パネル78は、改札機における各種設定を受け付ける入力部、入力された情報や改札機本体の動作状態などを表示する表示部などで構成されている。
次に、ドア機構の構造について説明する。
図3A及び図3Bに示すように、ドア機構5は、ドア部5A及び開閉機構5Bによって構成されている。開閉機構5Bは、ドア部5Aを駆動するモータ400と、モータ400の回転軸に固定されたギア401と、モータ400の回転軸に対して直交する方向に立設されたカム支点シャフト402と、このシャフト402に固定されギア401と噛合するギア403と、シャフト402に固定されたカム404、405、406と、リンク407及び408と、ドア部5Aの位置を検知するために各カムに対応して設けられた検知器(スイッチ)409、410、411とを備えて構成されている。
検知器409は、ドア部5Aが改札通路を開放するように待機位置P1に位置している際(例えば回転角度が0°)にカム404によりONした状態となる。検知器411は、ドア部5Aが改札通路を閉鎖するように位置P2に移動している際にカム406によりONした状態となる。検知器410は、ドア部5Aが待機位置P1と位置P2との間を移動する途中の所定位置に位置している際にカム405によりONした状態となる。
モータ400は、ドア制御回路71による駆動制御される。すなわち、ドア部5Aは、モータ400が駆動することにより、開閉動作が可能である。ドア部5Aにより改札通路を閉鎖する際には、ドア制御回路71の制御に基づき、モータ400が駆動され、ドア部5Aの閉鎖動作が開始される。そして、カム405により、検知器410が検知(ON)した時点で、ドア制御回路71は、モータ400の駆動を制御して、ドア部5Aの閉鎖動作の減速を開始する。その後、同様に、カム406により、検知器411が検知(ON)した時点で、ドア制御回路71は、モータ400の駆動を停止する。
また、ドア部5Aにより改札通路を開放する際には、ドア制御回路71の制御に基づき、モータ400が駆動され、ドア部5Aの開放動作が開始される。そして、カム405により、検知器410が検知(ON)した時点で、ドア制御回路71は、モータ400の駆動を制御して、ドア部5Aの開放動作の減速を開始する。その後、同様に、カム404により、検知器409が検知(ON)した時点で、ドア制御回路71は、モータ400の駆動を停止する。
次に、この第1実施形態に係る改札機において、接近センサSからの出力信号に基づいたドア部5Aによる改札通路の閉鎖動作について説明する。
図4に示すように、CPU60は、ドア部5Aによる改札通路を閉鎖する必要があるか否かを判断する(ST1)。なお、ここでは、通常の待機状態において、ドア部5Aが改札通路を開放しているものとする。
すなわち、CPU60は、利用者が所持していた磁気式券媒体を受け取ったのに基づき、読取回路66を制御して読取ヘッド14を介して磁気式券媒体から改札情報を読み取り、読み取った改札情報に基づいて改札処理を行う。また、CPU60は、利用者が所持する無線式券媒体による無線通信要求に基づき、無線通信装置112を制御してアンテナ部111を介して無線式券媒体との間で無線通信を行い、無線式券媒体から読み取った改札情報に基づいて改札処理を行う。
そして、CPU60は、改札処理の結果、利用者の通過を許可するとの判定に基づき(判定OK)改札通路を開放し、また、利用者の通過を許可しないとの判定に基づき(判定NG)改札通路を閉鎖する。つまり、CPU60は、判定OKの場合に待機状態を保ち改札通路を開放しつづけ、判定NGの場合に改札通路を閉鎖する必要があると判断する。
続いて、CPU60は、ドア部5Aによる改札通路の閉鎖動作が必要であると判断したのに基づいて(ST1、Y)、ドア制御回路71を制御して開閉機構5Bを構成するモータ400を駆動する(ST2)。モータ400は、ドア制御回路71による制御に基づき駆動を開始する。このとき、モータ400の回転軸は、順方向に回転する。モータ400の駆動力は、ギア401及び403を介してシャフト402に伝達し、さらに、リンク407及び408に伝達し、回転軸を中心にしてドア部5Aを順方向つまり改札通路を閉鎖する方向に回転させる。
続いて、CPU60は、接近検知回路75を介して接近センサSからの出力信号に基づき、改札通路を閉鎖動作中のドア部5Aに向かって接近する利用者を検知したか否かを判断する(ST3)。そして、CPU60は、ドア部5Aの閉鎖動作中に、接近センサSにより利用者のドア部5Aへの接近を検知したのに基づいて(ST3、Y)、ドア制御回路71を介してドア部5Aの閉鎖動作を減速するようモータ400の駆動を制御する(ST5)。
一方、CPU60は、ドア部5Aへの利用者の接近を検知しなかった場合には(ST3、N)、開閉機構5Bを構成するカム405により検知器410が検知(ON)した時点で(ST4、Y)、ドア制御回路71を介してドア部5Aの閉鎖動作を減速するようモータ400の駆動を制御する(ST5)。
続いて、CPU60は、開閉機構5Bを構成するカム406により検知器411が検知(ON)した時点で(ST6、Y)、ドア制御回路71を介してモータ400の駆動を停止する(ST7)。このような一連の動作により、ドア部5Aにより改札通路が閉鎖される。また、CPU60は、このような改札通路の閉鎖動作に並行して、表示制御回路72を制御して表示灯8を点灯する。
このように、ドア部5Aにより改札通路を閉鎖する際には、ドア部5Aが所定角度回転した時点でドア部5Aの閉鎖動作を減速しているが、ドア部5Aが所定角度回転するのに先立って、接近センサSからの出力信号に基づき利用者のドア部5Aの接近を検知したタイミングで、ドア部5Aの閉鎖動作を減速している。これにより、改札通路の通過を阻止された利用者に対して与える衝撃を緩和することができ、しかも、ドア部5Aが所定角度回転する前に利用者がドア部5A付近を通過しようとした場合であっても、確実に閉鎖動作が減速されるため、利用者の安全性を十分に確保することができる。
このようなドア部5Aによる改札通路の閉鎖動作の後、待機状態への復帰動作が行われる。すなわち、図5に示すように、CPU60は、通過検知回路70を介して人間検知器7からの出力信号に基づき、利用者が改札通路から退出したか否かを判断する(ST11)。
続いて、CPU60は、利用者の改札通路からの退出を検知したのに基づいて(ST11、Y)、待機状態への復帰動作を開始する。すなわち、CPU60は、ドア制御回路71を制御して開閉機構5Bを構成するモータ400を駆動する(ST12)。モータ400は、ドア制御回路71による制御に基づき駆動を開始する。このとき、モータ400の回転軸は、逆方向に回転する。モータ400の駆動力は、ギア401及び403を介してシャフト402に伝達し、さらに、リンク407及び408に伝達し、回転軸を中心にしてドア部5Aを逆方向つまり改札通路を開放する方向に回転させる。
続いて、CPU60は、開閉機構5Bを構成するカム405により検知器410が検知(ON)した時点で(ST13、Y)、ドア制御回路71を介してドア部5Aの開放動作を減速するようモータ400の駆動を制御する(ST14)。
続いて、CPU60は、開閉機構5Bを構成するカム404により検知器409が検知(ON)した時点で(ST15、Y)、ドア制御回路71を介してモータ400の駆動を停止する(ST16)。このような一連の動作により、ドア部5Aにより改札通路が開放され、待機状態に復帰する。また、CPU60は、このような改札通路の開放動作に並行して、表示制御回路72を制御して表示灯8を消灯する。
次に、第2実施形態に係る改札機において、人間検知器7及び接近センサSからの出力信号に基づいたドア部5Aによる改札通路の閉鎖動作について説明する。なお、第1実施形態と同様の説明は省略する。
図6に示すように、CPU60は、ドア部5Aによる改札通路を閉鎖する必要があるか否かを判断する(ST21)。そして、CPU60は、ドア部5Aによる改札通路の閉鎖動作が必要であると判断したのに基づいて(ST21、Y)、ドア制御回路71を制御して開閉機構5Bを構成するモータ400を駆動し(ST22)、回転軸を中心にしてドア部5Aを順方向つまり改札通路を閉鎖する方向に回転させる。
続いて、CPU60は、通過検知回路70を介して人間検知器7からの出力信号に基づき、利用者の所定ゾーンの通過を検知したか否かを判断する(ST23)。ここでは、CPU60は、人間検知器7Bからの出力信号に基づき、利用者が改札通路のゾーンBを通過したか否か(あるいは改札通路のゾーンCへ進入したか否か)を判断する。
続いて、CPU60は、利用者がゾーンBを通過したと判断したのに基づいて(ST23、Y)、接近検知回路75を介して接近センサSからの出力信号に基づき、改札通路を閉鎖動作中のドア部5Aに向かって接近する利用者を検知したか否かを判断する(ST24)。そして、CPU60は、接近センサSにより利用者のドア部5Aへの接近を検知したのに基づいて(ST24、Y)、ドア制御回路71を介してドア部5Aの閉鎖動作を減速するようモータ400の駆動を制御する(ST25)。
続いて、CPU60は、開閉機構5Bを構成するカム406により検知器411が検知(ON)した時点で(ST26、Y)、ドア制御回路71を介してモータ400の駆動を停止する(ST27)。このような一連の動作により、ドア部5Aにより改札通路が閉鎖される。また、CPU60は、このような改札通路の閉鎖動作に並行して、表示制御回路72を制御して表示灯8を点灯する。
このような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られ、しかも、接近センサからの出力信号と合わせて人間検知器からの出力信号を利用することにより、改札通路における接近センサが設けられたゾーンすなわちドア部5Aによって閉鎖される位置への利用者の接近をより確実に検知することができ、検知したタイミングで閉鎖動作の減速を開始することで利用者の安全性を十分に確保することができる。なお、このような第2実施形態におけるドア部5Aによる改札通路の閉鎖動作の後も、第1実施形態と同様に図5に示したような待機状態への復帰動作が行われる。
以上説明したように、この実施の形態による改札機によれば、ドア部に設けられた接近センサを利用することにより、ドア部に接近する利用者を直接的に検知することができ、ドア部の減速開始タイミングを確実に得ることが可能となる。したがって、改札通路の通過を阻止された利用者に対する衝撃を緩和することができ、利用者に対する安全性を確保することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、接近センサにより利用者を検知する場合について説明したが、利用者がその進行方向手前に荷物を持っているとき、その荷物を検知することでも同じ動作が可能であり、それにより、荷物への衝突を防ぐことができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
図1は、この発明の一実施の形態に係る改札機の外観を概略的に示す斜視図である。 図2は、図1に示した改札機の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。 図3Aは、図1に示した改札機におけるドア機構5の構成を概略的に示す斜視図である。 図3Bは、図3Aに示したドア機構5における開閉機構の構成を概略的に示す側面図である。 図4は、第1実施形態における改札機において、接近センサからの出力信号に基づいたドア部による改札通路の閉鎖動作を説明するためのフローチャートである。 図5は、閉鎖動作を行った後の待機状態への復帰動作を説明するためのフローチャートである。 図6は、第2実施形態における改札機において、人間検知器及び接近センサからの出力信号に基づいたドア部による改札通路の閉鎖動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…改札機本体、5…ドア機構、5A…ドア部、5B…開閉機構、7(A、B、C)…人間検知器、60…CPU、70…通過検知回路、71…ドア制御回路、75…接近検知回路、S…接近センサ、400…モータ

Claims (5)

  1. 改札通路を開閉可能なドア部と、
    前記ドア部を駆動する駆動手段と、
    前記ドア部に設けられ、改札通路を閉鎖動作中の前記ドア部に向かって接近する移動体を検知する接近検知手段と、
    前記ドア部の閉鎖動作中に、前記接近検知手段により移動体の接近を検知したのに基づいて、前記ドア部の閉鎖動作を減速するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  2. 券媒体から改札処理に必要な改札情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った改札情報に基づいて改札処理を行う改札手段と、
    改札通路を開閉可能なドア部と、
    前記改札手段による改札処理の結果、改札通路を閉鎖するとの判断に基づいて、前記ドア部を駆動する駆動手段と、
    前記ドア部に設けられ、改札通路を閉鎖動作中の前記ドア部に向かって接近する移動体を検知する接近検知手段と、
    前記ドア部の閉鎖動作中に、前記接近検知手段により移動体の接近を検知したのに基づいて、前記ドア部の閉鎖動作を減速するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  3. 改札通路の進行方向に沿って区画された複数のゾーン毎にそれぞれ設けられ、各ゾーンの移動体の通過を検知する通過検知手段と、
    改札通路を開閉可能なドア部と、
    前記ドア部を駆動する駆動手段と、
    前記ドア部に設けられ、改札通路を閉鎖動作中の前記ドア部に向かって接近する移動体を検知する接近検知手段と、
    前記ドア部の閉鎖動作中に、前記通過検知手段により移動体の所定ゾーンの通過を検知し、かつ、前記接近検知手段により移動体の接近を検知したのに基づいて、前記ドア部の閉鎖動作を減速するよう前記駆動手段を制御する駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする改札機。
  4. 前記接近検知手段は、前記ドア部において、改札通路を閉鎖した状態で移動体に対向する位置に配置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の改札機。
  5. 前記接近検知手段は、前記ドア部における開閉動作するための回転軸近傍に配置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の改札機。
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