JP2000011220A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JP2000011220A
JP2000011220A JP17878898A JP17878898A JP2000011220A JP 2000011220 A JP2000011220 A JP 2000011220A JP 17878898 A JP17878898 A JP 17878898A JP 17878898 A JP17878898 A JP 17878898A JP 2000011220 A JP2000011220 A JP 2000011220A
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三喜男 大関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通行者の身体に悪影響を及ぼすことなく、通行
不可と判定された通行者の通行を確実に阻止することが
できる自動改札装置を提供する。 【解決手段】通行不可の判定によるドア20の閉動作
時、通行者のドア20への接触を光電スイッチ202で
予測検知し、ドア20を通行者に非接触状態で停止させ
ることにより、ドア20が通行者に当たった場合の衝撃
力を緩和する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、鉄道な
どの交通機関の駅に設置され、通行者が提示する乗車券
からそれに記録されている改札情報を読取って改札処理
を自動的に行なう自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば、鉄道などの交通機関の
駅には、改札処理を自動的に行なう自動改札装置が設置
されている。このような自動改札装置には、通行者の通
行を阻止する通行阻止手段としてフラップ形のドアが設
けられていて、このドアの開閉により通行者の通行が許
可されたり、阻止されたりするようになっている。ドア
の開閉は、通行者の投入した乗車券に記録されている改
札情報の読取結果、または、通行者を検知する検知器の
検知状況に応じて素早く行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ドアの素早い開閉動作により、乗車券の投入忘れや種類
の違う乗車券の投入など、誤った改札処理を行なった通
行者がドアに衝突することがある。
【0004】ドアの開閉は固定された動作であるため、
平均的な利用客にドアが当たった場合には問題がなくて
も、たとえば、妊婦や子供、老人や怪我人などにドアが
当たった場合には、身体に悪影響を及ぼす可能性があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、通行者の身体に悪影響
を及ぼすことなく、通行不可と判定された通行者の通行
を確実に阻止することができる自動改札装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動改札装置
は、改札用の通路に進入する通行者が提示する記録媒体
からそれに記録されている所定の情報を読取り、この読
取った情報に基づき前記通行者の通行可否を判定する記
録媒体処理手段と、この記録媒体処理手段により前記通
行者が通行不可と判定された場合に、前記通路の近傍か
ら前記通路内に導出され、前記通行者の通行を阻止する
通行阻止手段と、前記通行不可と判定された通行者が前
記通路内を進行して、前記通行阻止手段に接触するのを
予測する接触予測手段と、この接触予測手段により前記
通行者が前記通行阻止手段に接触するのを予測した場合
に、前記通行阻止手段を前記通行者に非接触状態で停止
させる制御手段とを具備している。
【0007】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開
状態に設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒
体処理手段により前記通行者が通行不可と判定された場
合に閉動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を
阻止するドアと、前記通行不可と判定された通行者が前
記通路内を進行して、前記閉動作中のドアの近傍の所定
範囲内に位置したことを検知する検知手段と、この検知
手段により前記通行者が前記閉動作中のドアの近傍の所
定範囲内に位置したことを検知すると、その検知した時
点で前記ドアの閉動作を停止させるドア制御手段とを具
備している。
【0008】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開
状態に設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒
体処理手段により前記通行者が通行不可と判定された場
合に閉動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を
阻止するドアと、前記通行不可と判定された通行者が前
記通路内を進行して、前記閉動作中のドアの近傍の所定
範囲内に位置したことを検知する第1の検知手段と、こ
の第1の検知手段により前記通行者が前記閉動作中のド
アの近傍の所定範囲内に位置したことを検知すると、そ
の検知した時点で前記ドアの閉動作を停止させる第1の
ドア制御手段と、前記第1の検知手段が前記通行者を検
知しなくなると、前記停止状態にあるドアの閉動作を再
開させる第2のドア制御手段と、前記第1の検知手段に
より検知された前記通行者が前記通路内から退去したこ
とを検知する第2の検知手段と、この第2の検知手段に
より前記通行者が前記通路内から退去したことを検知す
ると、前記ドアを開動作させて開状態に制御する第3の
ドア制御手段とを具備している。
【0009】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、この記録媒体処理手段により前記通行者が通行不
可と判定された場合に、前記通路の近傍から前記通路内
に導出され、前記通行者の通行を阻止する通行阻止手段
と、前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進
行して、前記通行阻止手段に接触したことを検知する接
触検知手段と、この接触検知手段により前記通行者が前
記通行阻止手段に接触したことを検知した場合に、前記
通行阻止手段を停止させる制御手段とを具備している。
【0010】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開
状態に設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒
体処理手段により前記通行者が通行不可と判定された場
合に閉動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を
阻止するドアと、前記通行不可と判定された通行者が前
記通路内を進行して、前記閉動作中のドアに接触したこ
とを検知する接触検知手段と、この接触検知手段により
前記通行者が前記閉動作中のドアに接触したことを検知
すると、その検知した時点で前記ドアの閉動作を停止さ
せるドア制御手段とを具備している。
【0011】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開
状態に設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒
体処理手段により前記通行者が通行不可と判定された場
合に閉動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を
阻止するドアと、前記通行不可と判定された通行者が前
記通路内を進行して、前記閉動作中のドアに接触したこ
とを検知する第1の検知手段と、この第1の検知手段に
より前記通行者が前記閉動作中のドアに接触したことを
検知すると、その検知した時点で前記ドアの閉動作を停
止させる第1のドア制御手段と、前記第1の検知手段が
前記通行者を検知しなくなると、前記停止状態にあるド
アの閉動作を再開させる第2のドア制御手段と、前記第
1の検知手段により検知された前記通行者が前記通路内
から退去したことを検知する第2の検知手段と、この第
2の検知手段により前記通行者が前記通路内から退去し
たことを検知すると、前記ドアを開動作させて開状態に
制御する第3のドア制御手段とを具備している。
【0012】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、この記録媒体処理手段により前記通行者が通行不
可と判定された場合に、前記通路の近傍から前記通路内
に導出され、前記通行者の通行を阻止する、硬度を変更
する手段を備えた通行阻止手段と、前記通行不可と判定
された通行者が前記通路内を進行して、前記通行阻止手
段に接触したことを検知する接触検知手段と、この接触
検知手段により前記通行者が前記通行阻止手段に接触し
たことを検知した場合に、前記通行阻止手段を停止させ
るとともに前記通行阻止手段の硬度を所定値まで下げる
制御手段とを具備している。
【0013】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開
状態に設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒
体処理手段により前記通行者が通行不可と判定された場
合に閉動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を
阻止する、硬度を変更する手段を備えたドアと、前記通
行不可と判定された通行者が前記通路内を進行して、前
記閉動作中のドアに接触したことを検知する接触検知手
段と、この接触検知手段により前記通行者が前記閉動作
中のドアに接触したことを検知すると、その検知した時
点で前記ドアの閉動作を停止させるとともに前記ドアの
硬度を所定値まで下げるドア制御手段とを具備してい
る。
【0014】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開
状態に設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒
体処理手段により前記通行者が通行不可と判定された場
合に閉動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を
阻止する、硬度を変更する手段を備えたドアと、前記通
行不可と判定された通行者が前記通路内を進行して、前
記閉動作中のドアに接触したことを検知する第1の検知
手段と、この第1の検知手段により前記通行者が前記閉
動作中のドアに接触したことを検知すると、その検知し
た時点で前記ドアの閉動作を停止させるとともに前記ド
アの硬度を所定値まで下げる第1のドア制御手段と、前
記第1の検知手段が前記通行者を検知しなくなると、前
記停止状態にあるドアの閉動作を再開させる第2のドア
制御手段と、前記第1の検知手段により検知された前記
通行者が前記通路内から退去したことを検知する第2の
検知手段と、この第2の検知手段により前記通行者が前
記通路内から退去したことを検知すると、前記ドアを開
動作させて開状態に制御するとともに前記ドアの硬度を
元に戻す制御を行なう第3のドア制御手段とを具備して
いる。
【0015】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、この記録媒体処理手段により前記通行者が通行不
可と判定された場合に、前記通路の近傍から前記通路内
に導出され、前記通行者の通行を阻止する、硬度を変更
する手段を備えた通行阻止手段と、前記通行不可と判定
された通行者が前記通路内を進行して、前記通行阻止手
段に接触するのを予測する接触予測手段と、前記通行不
可と判定された通行者が前記通路内を進行して、前記通
行阻止手段に接触したことを検知する接触検知手段と、
前記接触予測手段により前記通行者が前記通行阻止手段
に接触するのを予測した場合、あるいは、前記接触検知
手段により前記通行者が前記通行阻止手段に接触したこ
とを検知した場合に、前記通行阻止手段を停止させると
ともに前記通行阻止手段の硬度を所定値まで下げる制御
手段とを具備している。
【0016】また、本発明の自動改札装置は、改札用の
通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに記
録されている所定の情報を読取り、この読取った情報に
基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理手
段と、前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開
状態に設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒
体処理手段により前記通行者が通行不可と判定された場
合に閉動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を
阻止する、硬度を変更する手段を備えたドアと、前記通
行不可と判定された通行者が前記通路内を進行して、前
記閉動作中のドアの近傍の所定範囲内に位置したことを
検知する第1の検知手段と、前記通行不可と判定された
通行者が前記通路内を進行して、前記閉動作中のドアに
接触したことを検知する第2の検知手段と、前記第1の
検知手段により前記通行者が前記閉動作中のドアの近傍
の所定範囲内に位置したことを検知すると、あるいは、
前記第2の検知手段により前記通行者が前記閉動作中の
ドアに接触したことを検知すると、その検知した時点で
前記ドアの閉動作を停止させるとともに前記ドアの硬度
を所定値まで下げるドア制御手段とを具備している。
【0017】さらに、本発明の自動改札装置は、改札用
の通路に進入する通行者が提示する記録媒体からそれに
記録されている所定の情報を読取り、この読取った情報
に基づき前記通行者の通行可否を判定する記録媒体処理
手段と、前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は
開状態に設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録
媒体処理手段により前記通行者が通行不可と判定された
場合に閉動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行
を阻止する、硬度を変更する手段を備えたドアと、前記
通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行して、
前記閉動作中のドアの近傍の所定範囲内に位置したこと
を検知する第1の検知手段と、前記通行不可と判定され
た通行者が前記通路内を進行して、前記閉動作中のドア
に接触したことを検知する第2の検知手段と、前記第1
の検知手段により前記通行者が前記閉動作中のドアの近
傍の所定範囲内に位置したことを検知すると、あるい
は、前記第2の検知手段により前記通行者が前記閉動作
中のドアに接触したことを検知すると、その検知した時
点で前記ドアの閉動作を停止させるとともに前記ドアの
硬度を所定値まで下げる第1のドア制御手段と、前記第
1あるいは第2の検知手段が前記通行者を検知しなくな
ると、前記停止状態にあるドアの閉動作を再開させる第
2のドア制御手段と、前記第1あるいは第2の検知手段
により検知された前記通行者が前記通路内から退去した
ことを検知する第3の検知手段と、この第3の検知手段
により前記通行者が前記通路内から退去したことを検知
すると、前記ドアを開動作させて開状態に制御するとと
もに前記ドアの硬度を元に戻す制御を行なう第3のドア
制御手段とを具備している。
【0018】本発明によれば、通行不可の判定によるド
アの閉動作時、通行者のドアへの接触を予測するか、通
行者のドアへの接触を検知し、ドアを通行者に非接触状
態で停止させるか、ドアの硬度を下げることにより、ド
アが通行者の身体に当たった場合の衝撃力を緩和し、通
行者の身体を保護することができる。これにより、通行
者の身体に悪影響を及ぼすことなく、通行不可と判定さ
れた通行者の通行を確実に阻止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
る自動改札装置の外観構成を概略的に示すものである。
自動改札装置1は、通常、2台1組として駅の改札口な
どに設置され、両者の間に通行者が通行する改札用の通
路が形成される。
【0020】自動改札装置本体10の上面の一端部に
は、駅構内への入場時または駅構外への出場時に記録媒
体としての乗車券が投入される投入口12が設けられ、
他端部には、投入口12から受入れた乗車券を排出する
取出口14が設けられている。なお、乗車券には、たと
えば、普通乗車券、定期乗車券、特急乗車券、回数乗車
券、ストアードフェアカードなどの種類があり、このよ
うな乗車券には所定の情報、たとえば、有効期限情報お
よび乗車可能区間情報などの改札情報が所定の形式で磁
気記録されている。
【0021】投入口12の近傍には、乗車券の投入を阻
止するためのシャッタ(図示しない)が設けられてい
る。このシャッタは、乗車券が投入されてから所定時間
後に他の乗車券投入を所定期間禁止する。このシャッタ
の働きにより、他人の乗車券が連続して投入されるのを
防ぐ。
【0022】本体10上の投入口12の前方には、通行
者に対して種々の案内を表示する案内表示部16が設け
られている。この案内表示部16は、たとえば、ストア
ードフェアカードの残額などを表示する。また、投入口
12の下部には、改札用通路の案内を表示する通路案内
表示部13が設けられている。この通路案内表示部13
により、後述する通行判定処理モードが案内表示され
る。
【0023】本体10上の取出口14の前方には、通行
者に対して種々の案内を表示する案内表示部18が設け
られている。本体10の通路側の側面の両端部には、閉
じることにより通行者の通行を阻止する通行阻止手段と
してのドア20が開閉可能に設けられており、通行可否
の判定結果に基づき、このドア20が開閉制御されるよ
うになっている。
【0024】本体10の上部には、本体10に対する通
路を区別させるための仕切となるフレーム22が設けら
れている。このフレーム22には、小児券の投入、無効
券または異常券の投入や機器の異常などを知らせるため
の表示器26が設けられている。また、本体10の通路
側の側面部とフレーム22には、通行者を検知する検知
手段としての複数の光学的な人間検知器24,…が設け
られている。人間検知器24は、通行者の通過を検知す
るものであり、透過形あるいは反射形などが用いられ
る。
【0025】図2は、本体10の内部構成を概略的に示
すものである。すなわち、投入口12と取出口14との
間には、投入口12から投入された乗車券Pを取出口1
4(矢印a方向)に搬送するための主搬送路32が形成
されている。この主搬送路32上には、主搬送路32上
を搬送される乗車券Pを検知する複数のセンサ、たとえ
ば、投入口12から投入された乗車券Pを検知する投入
口センサ90、取出口14に排出された乗車券Pを検知
する取出口センサ92などが設けられている。これら各
センサにより乗車券Pの搬送状態を検知することができ
る。
【0026】投入口12から主搬送路32への入口に
は、乗車券Pの投入を所定期間禁止するシャッタ28が
設けられている。所定期間とは、投入された乗車券Pが
取出口14から受取られるまでの期間のことである。こ
のシャッタ28は、乗車券Pが投入された瞬間に閉じる
ようになっている。
【0027】主搬送路32上には、投入口12から取出
口14に沿って、図示しない整列部、読取ヘッド33お
よび34、書込ヘッド35および36、読取ヘッド37
および38、パンチ処理部42、保留部44、サーマル
ヘッド56および58などが順に設けられている。
【0028】整列部では、投入口12に投入された乗車
券Pの所定方向が搬送方向とされ、かつ、片側基準とな
るような整列が施される。読取ヘッド33および34
は、乗車券Pの磁気記録部に記録されているエンコード
磁気情報を読取るものである。読取ヘッド33は、磁気
記録部を下側にして搬送される乗車券Pの磁気情報を読
取るものであり、逆に、読取ヘッド34は、磁気記録部
を上側にして搬送される乗車券Pの磁気情報を読取るも
のである。
【0029】書込ヘッド35および36は、乗車券Pの
磁気記録部に対して所定のエンコード磁気情報を書込む
ものである。書込ヘッド35は、磁気記録部を下側にし
て搬送される乗車券Pに対して所定の磁気情報を書込む
ものであり、逆に、書込ヘッド36は、磁気記録部を上
側にして搬送される乗車券Pに対して所定の磁気情報を
書込むものである。
【0030】読取ヘッド37および38は、書込ヘッド
35および36により書込まれたエンコード磁気情報を
確認するために、書込まれたエンコード磁気情報を読取
るものである。読取ヘッド37は、磁気記録部を下側に
して搬送される乗車券Pの磁気情報を読取るものであ
り、逆に、読取ヘッド38は、磁気記録部を上側にして
搬送される乗車券Pの磁気情報を読取るものである。
【0031】また、主搬送路32に沿って、読取ヘッド
33および34、書込ヘッド35および36、読取ヘッ
ド37および38の搬送路の反対側には、支持部材とし
ての回転ローラ40がそれぞれ設けられている。
【0032】パンチ処理部42は、主搬送路32によっ
て搬送されてくる乗車券Pに対して、必要に応じて入鋏
としての穿孔を開けるものである。必要に応じてとは、
たとえば、改札時に投入される普通乗車券などに対して
ということである。保留部44は、パンチ処理部42に
よって乗車券Pに穿孔を開ける際に、その乗車券Pを保
留するためのものである。
【0033】サーマルヘッド56および58は、搬送さ
れる乗車券Pに所定の情報を印字記録するものである。
サーマルヘッド56は、乗車券Pの上面に所定の情報を
印字記録するものであり、逆に、サーマルヘッド58
は、乗車券Pの下面に所定の情報を印字記録するもので
ある。たとえば、使用履歴の印字記録が必要なストアー
ドフェアカードが、印字記録面を下側にして投入口12
から投入されると、振分ゲート59により主搬送路32
から副搬送路50へ導かれ、サーマルヘッド58の方向
へ搬送される。そして、サーマルヘッド58により、使
用履歴のカードの裏面に印字記録される。印字記録が施
されたカードは、振分ゲート62により元の主搬送路3
2に戻される。
【0034】サーマルヘッド56および58と取出口1
4との間には、振分ゲート64が設けられている。この
振分ゲート64は、受入れられた乗車券Pが排出すべき
ものであるときには、この乗車券Pを取出口14の方向
へ振分け、受入れられた乗車券Pが回収すべきものであ
るときには、この乗車券Pを回収部70の方向へ振分け
るようになっている。この振分ゲート64により、回収
部70側へ振分けられた乗車券Pはシュータ72を介し
て回収部70に回収される。
【0035】本体10には、各部を駆動するためのモー
タが複数設置されている。たとえば、乗車券Pを搬送す
る搬送路を駆動するメインモータ74、ドア20の開閉
を行なうドア開閉モータ76、乗車券Pを取出口14に
搬送するインダクションモータ78などが設けられてい
る。ドア開閉モータ76には、可変速可能なサーボモー
タなどが利用される。
【0036】図3は、上記のように構成された自動改札
装置1の制御系の構成を概略的に示すものである。自動
改札装置1は、CPU(セントラル・プロセッシング・
ユニット)100により全体が制御される。すなわち、
CPU100には、CPU100の制御プログラムなど
を記憶しているROM(リード・オンリ・メモリ)10
2、乗車券から読取った情報の記憶および制御プログラ
ムのバッファとして情報を記憶するRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)104、入場駅からこの自動改札装
置1の設置駅までの運賃情報を記憶している運賃メモリ
106、読取ヘッド33および34を制御する読取回路
108、書込ヘッド35および36を制御する書込回路
110、読取ヘッド37および38を制御する読取回路
112が接続されている。CPU100により、読取ヘ
ッド33および34で読取られた情報を基にして通行の
可否判定処理などが行なわれる。
【0037】また、CPU100には、振分ゲート5
9,62,64などを制御する振分け制御回路114、
サーマルヘッド56および58を制御するサーマルヘッ
ド制御回路116、投入口センサ90および取出口セン
サ92などの各センサからの信号を基に乗車券の搬送状
況を検知する検知回路118、乗車券を搬送するメイン
モータ74を制御する搬送制御回路120、複数の人間
検知器24,…からの検知信号により通行者の通過を検
知する通過検知回路122、ドア20を開閉駆動するド
ア開閉モータ76を制御するドア制御回路126が接続
されている。
【0038】さらに、CPU100には、通路案内表示
部13、案内表示部16、および、案内表示部18など
の各表示部を制御する表示制御回路128、表示器26
を制御する表示器制御回路130、パンチ処理部42を
制御するパンチ処理制御回路132、シャッタ28の駆
動を制御するシャッタ制御回路134、複数の自動改札
装置を一括して監視する監視盤140と接続するための
監視盤インタフェース138などが接続されている。
【0039】次に、本発明の要部であるドア20の衝撃
緩和制御について説明する。図4は、複数の自動改札装
置により構成される自動改札システムを示すものであ
る。図4に示すように、自動改札装置1は2台1組とな
り、両者の間に改札処理のための改札用の通路2を形成
する。通常、自動改札装置1による改札処理実行時に
は、ドア20は図1に示すように本体10に対して平行
に待機されている。このような状態のドア20を開状態
と称する。ドア20が開状態のときには、通行者の通行
は可能となる。また、ドア20が図4に示すように改札
通路2を閉塞するような状態を閉状態と称する。ドア2
0が閉状態のときは、通行者の通行は不可となる。
【0040】通行者が乗車券を投入せずに改札用の通路
2を通過しようとすると、人間検知器24により通行者
が検知され、ドア20が閉じて閉状態となる。通行者が
投入した乗車券が無効券または異常券の場合にも、ドア
20が閉じて閉状態となる。このように、通行者の通行
が認められないと、ドア20が閉じて通行者の通行が阻
止される。ドア20により通行が阻止されたとき、通行
者がドア20に誤って衝突してしまうことがあり危険で
ある。
【0041】そこで、本発明では、通行者がドア20に
衝突したときの衝撃を瞬時に検知するか、衝撃(接触)
を予測して、ドア20の動作を停止させる制御を実施す
るか、あるいは、ドア20の内部に封入してある液体も
しくは気体をドア外部に放出することにより、通行者へ
の衝撃を緩和するものである。
【0042】以下に、通行者のドア20への衝突(接
触)を予測または検知する手段の例を説明する。図5
は、非接触による検知方式の例である。図5に示すよう
に、たとえば、ドア20を回転駆動するための回転軸2
01の所定の部位には、通行者の接近を検知する検知手
段としての直接反射形の光電スイッチ202が取着され
ていて、図6に示すように、ドア20の手前側にその動
作領域αがくるように光電スイッチ202の動作位置l
が設定されている。これにより、光電スイッチ202は
ドア20とともに回動し、ドア20に衝突(接触)する
直前の通行者の身体を常に検知することができる。すな
わち、通行者がドア20に衝突(接触)する前に、通行
者のドア20への衝突(接触)を予測できるものであ
る。
【0043】なお、光電スイッチ202の検出距離L
は、図6に示すように、ドア20の先端位置付近になる
よう感度調節することにより、相対するドア20に取着
された光電スイッチ(図示しない)との干渉を防ぐよう
にする。
【0044】図7は、接触による検知方式の例であり、
ドア20の表面に圧力センサ208を取着することによ
り、通行者のドア20への衝突(接触)を瞬時に検知す
ることができる。
【0045】次に、ドア20の衝撃緩衝手段について説
明する。一例として、ドア20の回転動作を制御する方
式について説明する。通行者がドア20の手前の光電ス
イッチ202の動作領域lに入って検知されたとき、ド
ア20の回転軸201を回転駆動するドア開閉モータ7
6をオフすることにより、ドア20は検知された位置で
停止する。このように、ドア20への衝突前に検知・停
止するため、通行者に対する衝撃は発生しないか、ある
いは、発生しても衝撃は緩衝される。
【0046】その後、ドア20の停止位置から通行者が
投入口12側に戻ると、光電スイッチ202の動作領域
lを外れるため、ドア開閉モータ76を再びオンするこ
とにより、ドア20は再び閉動作し、最終的に閉状態と
なる。
【0047】その後、人間検知器24により、通行者が
通路2内から退去したことを検知されると、ドア開閉モ
ータ76を閉動作時とは逆方向に回転するようオンする
ことにより、ドア20は開動作し、通常時の開状態に復
帰する。
【0048】次に、ドア20自体の衝撃を緩和する手段
について説明する。たとえば、図7に示すように、ドア
20は弾性変形部材で形成されているとともに、ドア2
0の内部には、弾性変形部材で形成され、油が封入され
た油封入袋204が複数設置されている。油封入袋20
4には、油出し入れ用のチューブ205の一端が連結さ
れているとともに、このチューブ205の他端は本体1
0内に設置された電磁弁206を介して油貯蔵部207
に連結されている。また、ドア20の表面には、通行者
の接触(衝突)を検知する接触検知手段としての圧力セ
ンサ208が取着されている。
【0049】このような構成において、ドア20が閉動
作する際、通行者の身体がドア20の表面に衝突する
と、まず圧力センサ208が接触を検知する。圧力セン
サ208が接触を検知すると、電磁弁206をオンして
弁を開放することにより、ドア20の内部に設置された
油封入袋204に封入されている油を油貯蔵部207に
戻し、ドア20の通行者への衝撃力を緩衝する。
【0050】油封入袋204は、弾性変形部材で形成さ
れているので、通行者の衝突による荷重が除かれると自
然と元の形に戻り、油は、油封入袋204の形が元に戻
るにしたがい、油封入袋204の中に自然に再充填され
る。再充填が充分に行なわれる時間が経過した後、電磁
弁206をオフして弁を閉成することにより、ドア20
は動作前の状態に復帰する。
【0051】なお、衝撃緩和手段として油を封入した油
封入袋204を使用したが、油の代りに空気を封入した
空気封入袋を使用してもよい。また、接触検知手段とし
ての圧力センサ208は、前述した接触予測手段として
の光電スイッチ202、あるいは、人間検知器24でも
代用できる。
【0052】ここで、上述したドア制御の内容を図8に
示すフローチャートにまとめて説明する。通常、改札用
の通路2を通行者が通過するとき、通行者が自動改札装
置1に乗車券を投入しており(ST1、NO)、かつ、
乗車券の内容が通行可と判定されるものであるとき、自
動改札装置1は乗車券に対して通常の処理を行ない、乗
車券を通行者に返却もしくは回収する(ST16)。
【0053】通行者が乗車券を投入せずに改札用の通路
2を通過しようとしたとき(ST1、YES)、あるい
は、投入された乗車券による通行判定がエラーとなった
とき(ST2、YES)、ドア開閉モータ76が動作
し、ドア20が閉動作を行ない(ST3)、通行者の通
行が阻止される(図6bの状態)。
【0054】このとき、光電スイッチ202または圧力
センサ208により、通行者のドア20への衝突検知ま
たは衝突の予測がなされると(ST4、YES)、ドア
開閉モータ76は動作を停止し(ST5)、電磁弁20
6が開放され(ST6)、ドア20の内部にある油封入
袋204から油が放出されて、通行者へのドア20の衝
撃が緩和される。
【0055】その後、ドア20の停止位置から通行者が
投入口12側に戻ると、圧力センサ208は非検知状態
となり、また、光電スイッチ202の動作領域lを外れ
るため、ドア開閉モータ76を再びオンすることによ
り、ドア20は再び閉動作し、最終的に閉状態となる
(図6bの状態)。
【0056】その後、通行者が改札用の通路2から退去
したことを人間検知器24が検知した後(ST7、YE
S)、ドア20の油封入袋204の形状が弾性的に元通
りになり、油が再充填されるだけの時間が経過すると、
電磁弁206を閉成し(ST8)、ドア20を開放する
(ST9、図5aの状態)。
【0057】また、ドア20への衝突検知もしくは衝突
の予測がされないままドア20が完全に閉状態になった
場合(ST11、YES)、ドア開閉モータ76は動作
を停止する(ST12、図6bの状態)。その後、通行
者が改札用の通路2を退去したことを人間検知器24が
検知する(ST14、YES)まで、ドア20は閉状態
を保ち、退去した後にドア20を開放する(ST15、
図5aの状態)。
【0058】通行者が改札用の通路2を退去する前に、
ドア20への衝突検知または衝突予測がなされた場合
(ST13、YES)、ステップST5に進み、前述同
様に通行者への身体への衝撃緩和の処理を行なう。
【0059】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、通行不可の判定によるドアの閉動作時、通行者の
ドアへの接触を予測するか、あるいは、通行者のドアへ
の接触を検知し、ドアを通行者に非接触状態で停止させ
るか、あるいは、ドアの硬度を下げることにより、ドア
が通行者の身体に当たった場合の衝撃力を緩和し、通行
者の身体を保護することができる。これにより、通行者
の身体に悪影響を及ぼすことなく、通行不可と判定され
た通行者の改札用の通路の通行を阻止することができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、通
行者の身体に悪影響を及ぼすことなく、通行不可と判定
された通行者の通行を確実に阻止することができる自動
改札装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動改札装置の外観
を概略的に示す斜視図。
【図2】自動改札装置の内部構成を模式的に示す側面
図。
【図3】自動改札装置の制御系を概略的に示すブロック
図。
【図4】複数の自動改札装置により構成される自動改札
システムを示す構成図。
【図5】通行者の非接触による検知方式およびドアの衝
撃緩衝手段の例を説明するためのもので、(a)図はド
ア部分を模式的に示す上面図、(b)図は(a)図のB
部を拡大して示す上面図、(c)図は(a)図のB部を
拡大して示す斜視図。
【図6】ドアの動作過程を示すもので、(a)図は閉動
作の途中の状態を模式的に示す上面図、(b)図は閉状
態時を模式的に示す上面図。
【図7】通行者の接触による検知方式およびドア自体の
衝撃緩和手段の例を説明するための模式図。
【図8】ドア制御の内容を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1……自動改札装置、2……改札用の通路、10……自
動改札装置本体、12……投入口、14……取出口、2
0……ドア(通行阻止手段)、24……人間検知器、3
2……主搬送路、33,34……読取ヘッド、35,3
6……書込ヘッド、76……ドア開閉モータ、100…
…CPU、102……ROM、104……RAM、10
8……読取回路、118……検知回路、120……搬送
制御回路、122……通過検知回路、126……ドア制
御回路、110……書込回路、201……ドアの回転
軸、202……直接反射形の光電スイッチ(検知手
段)、204……油封入袋、205……チューブ、20
6……電磁弁、207……油貯蔵部、208……圧力セ
ンサ(接触検知手段)、P……乗車券(記録媒体)。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 この記録媒体処理手段により前記通行者が通行不可と判
    定された場合に、前記通路の近傍から前記通路内に導出
    され、前記通行者の通行を阻止する通行阻止手段と、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記通行阻止手段に接触するのを予測する接触予測
    手段と、 この接触予測手段により前記通行者が前記通行阻止手段
    に接触するのを予測した場合に、前記通行阻止手段を前
    記通行者に非接触状態で停止させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開状態に
    設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒体処理
    手段により前記通行者が通行不可と判定された場合に閉
    動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を阻止す
    るドアと、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアの近傍の所定範囲内に位置した
    ことを検知する検知手段と、 この検知手段により前記通行者が前記閉動作中のドアの
    近傍の所定範囲内に位置したことを検知すると、その検
    知した時点で前記ドアの閉動作を停止させるドア制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開状態に
    設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒体処理
    手段により前記通行者が通行不可と判定された場合に閉
    動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を阻止す
    るドアと、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアの近傍の所定範囲内に位置した
    ことを検知する第1の検知手段と、 この第1の検知手段により前記通行者が前記閉動作中の
    ドアの近傍の所定範囲内に位置したことを検知すると、
    その検知した時点で前記ドアの閉動作を停止させる第1
    のドア制御手段と、 前記第1の検知手段が前記通行者を検知しなくなると、
    前記停止状態にあるドアの閉動作を再開させる第2のド
    ア制御手段と、 前記第1の検知手段により検知された前記通行者が前記
    通路内から退去したことを検知する第2の検知手段と、 この第2の検知手段により前記通行者が前記通路内から
    退去したことを検知すると、前記ドアを開動作させて開
    状態に制御する第3のドア制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  4. 【請求項4】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 この記録媒体処理手段により前記通行者が通行不可と判
    定された場合に、前記通路の近傍から前記通路内に導出
    され、前記通行者の通行を阻止する通行阻止手段と、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記通行阻止手段に接触したことを検知する接触検
    知手段と、 この接触検知手段により前記通行者が前記通行阻止手段
    に接触したことを検知した場合に、前記通行阻止手段を
    停止させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  5. 【請求項5】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開状態に
    設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒体処理
    手段により前記通行者が通行不可と判定された場合に閉
    動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を阻止す
    るドアと、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアに接触したことを検知する接触
    検知手段と、 この接触検知手段により前記通行者が前記閉動作中のド
    アに接触したことを検知すると、その検知した時点で前
    記ドアの閉動作を停止させるドア制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  6. 【請求項6】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開状態に
    設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒体処理
    手段により前記通行者が通行不可と判定された場合に閉
    動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を阻止す
    るドアと、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアに接触したことを検知する第1
    の検知手段と、 この第1の検知手段により前記通行者が前記閉動作中の
    ドアに接触したことを検知すると、その検知した時点で
    前記ドアの閉動作を停止させる第1のドア制御手段と、 前記第1の検知手段が前記通行者を検知しなくなると、
    前記停止状態にあるドアの閉動作を再開させる第2のド
    ア制御手段と、 前記第1の検知手段により検知された前記通行者が前記
    通路内から退去したことを検知する第2の検知手段と、 この第2の検知手段により前記通行者が前記通路内から
    退去したことを検知すると、前記ドアを開動作させて開
    状態に制御する第3のドア制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  7. 【請求項7】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 この記録媒体処理手段により前記通行者が通行不可と判
    定された場合に、前記通路の近傍から前記通路内に導出
    され、前記通行者の通行を阻止する、硬度を変更する手
    段を備えた通行阻止手段と、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記通行阻止手段に接触したことを検知する接触検
    知手段と、 この接触検知手段により前記通行者が前記通行阻止手段
    に接触したことを検知した場合に、前記通行阻止手段を
    停止させるとともに前記通行阻止手段の硬度を所定値ま
    で下げる制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  8. 【請求項8】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開状態に
    設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒体処理
    手段により前記通行者が通行不可と判定された場合に閉
    動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を阻止す
    る、硬度を変更する手段を備えたドアと、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアに接触したことを検知する接触
    検知手段と、 この接触検知手段により前記通行者が前記閉動作中のド
    アに接触したことを検知すると、その検知した時点で前
    記ドアの閉動作を停止させるとともに前記ドアの硬度を
    所定値まで下げるドア制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  9. 【請求項9】 改札用の通路に進入する通行者が提示す
    る記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読取
    り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否を
    判定する記録媒体処理手段と、 前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開状態に
    設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒体処理
    手段により前記通行者が通行不可と判定された場合に閉
    動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を阻止す
    る、硬度を変更する手段を備えたドアと、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアに接触したことを検知する第1
    の検知手段と、 この第1の検知手段により前記通行者が前記閉動作中の
    ドアに接触したことを検知すると、その検知した時点で
    前記ドアの閉動作を停止させるとともに前記ドアの硬度
    を所定値まで下げる第1のドア制御手段と、 前記第1の検知手段が前記通行者を検知しなくなると、
    前記停止状態にあるドアの閉動作を再開させる第2のド
    ア制御手段と、 前記第1の検知手段により検知された前記通行者が前記
    通路内から退去したことを検知する第2の検知手段と、 この第2の検知手段により前記通行者が前記通路内から
    退去したことを検知すると、前記ドアを開動作させて開
    状態に制御するとともに前記ドアの硬度を元に戻す制御
    を行なう第3のドア制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  10. 【請求項10】 改札用の通路に進入する通行者が提示
    する記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読
    取り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否
    を判定する記録媒体処理手段と、 この記録媒体処理手段により前記通行者が通行不可と判
    定された場合に、前記通路の近傍から前記通路内に導出
    され、前記通行者の通行を阻止する、硬度を変更する手
    段を備えた通行阻止手段と、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記通行阻止手段に接触するのを予測する接触予測
    手段と、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記通行阻止手段に接触したことを検知する接触検
    知手段と、 前記接触予測手段により前記通行者が前記通行阻止手段
    に接触するのを予測した場合、あるいは、前記接触検知
    手段により前記通行者が前記通行阻止手段に接触したこ
    とを検知した場合に、前記通行阻止手段を停止させると
    ともに前記通行阻止手段の硬度を所定値まで下げる制御
    手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  11. 【請求項11】 改札用の通路に進入する通行者が提示
    する記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読
    取り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否
    を判定する記録媒体処理手段と、 前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開状態に
    設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒体処理
    手段により前記通行者が通行不可と判定された場合に閉
    動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を阻止す
    る、硬度を変更する手段を備えたドアと、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアの近傍の所定範囲内に位置した
    ことを検知する第1の検知手段と、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアに接触したことを検知する第2
    の検知手段と、 前記第1の検知手段により前記通行者が前記閉動作中の
    ドアの近傍の所定範囲内に位置したことを検知すると、
    あるいは、前記第2の検知手段により前記通行者が前記
    閉動作中のドアに接触したことを検知すると、その検知
    した時点で前記ドアの閉動作を停止させるとともに前記
    ドアの硬度を所定値まで下げるドア制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  12. 【請求項12】 改札用の通路に進入する通行者が提示
    する記録媒体からそれに記録されている所定の情報を読
    取り、この読取った情報に基づき前記通行者の通行可否
    を判定する記録媒体処理手段と、 前記通路に開閉可能に設けられていて、通常は開状態に
    設定されて通行者の通行を可能とし、前記記録媒体処理
    手段により前記通行者が通行不可と判定された場合に閉
    動作し、最終的に閉状態となって通行者の通行を阻止す
    る、硬度を変更する手段を備えたドアと、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアの近傍の所定範囲内に位置した
    ことを検知する第1の検知手段と、 前記通行不可と判定された通行者が前記通路内を進行し
    て、前記閉動作中のドアに接触したことを検知する第2
    の検知手段と、 前記第1の検知手段により前記通行者が前記閉動作中の
    ドアの近傍の所定範囲内に位置したことを検知すると、
    あるいは、前記第2の検知手段により前記通行者が前記
    閉動作中のドアに接触したことを検知すると、その検知
    した時点で前記ドアの閉動作を停止させるとともに前記
    ドアの硬度を所定値まで下げる第1のドア制御手段と、 前記第1あるいは第2の検知手段が前記通行者を検知し
    なくなると、前記停止状態にあるドアの閉動作を再開さ
    せる第2のドア制御手段と、 前記第1あるいは第2の検知手段により検知された前記
    通行者が前記通路内から退去したことを検知する第3の
    検知手段と、 この第3の検知手段により前記通行者が前記通路内から
    退去したことを検知すると、前記ドアを開動作させて開
    状態に制御するとともに前記ドアの硬度を元に戻す制御
    を行なう第3のドア制御手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  13. 【請求項13】 前記ドアの硬度を変更する手段は、ド
    アの内部に油などの液体もしくは空気などの気体を封入
    するための袋を有し、この袋に連通された弁を開閉し
    て、前記袋に対して液体もしくは気体を出し入れするこ
    とにより、ドアの硬度を変更することを特徴とする請求
    項8,9,11,12のうちいずれか1つに記載の自動
    改札装置。
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