JP2000099775A - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JP2000099775A
JP2000099775A JP10269321A JP26932198A JP2000099775A JP 2000099775 A JP2000099775 A JP 2000099775A JP 10269321 A JP10269321 A JP 10269321A JP 26932198 A JP26932198 A JP 26932198A JP 2000099775 A JP2000099775 A JP 2000099775A
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airflow
temperature
user
ticket gate
automatic ticket
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JP10269321A
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English (en)
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Yukio Asari
幸生 浅利
Yoshihiko Naruoka
良彦 成岡
Shigeru Inamura
茂 稲村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、利用者に対して安全に投入口への
乗車券等の媒体の挿入を誘導案内することができる自動
改札装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、自動改札装置Aに投入口の位
置を案内するための誘導装置Bが設けられており、自動
改札装置Aに対して利用者が通行する入り口をモニタす
る人間接近センサ26と、投入口3付近に気流を発生さ
せて利用者に乗車券等の挿入場所を示す気流発生部27
と、投入口3付近をモニタする近接センサ28、及び投
入口3付近の外部温度を測定する温度センサ29とから
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道等の交通機関
で利用される自動改札装置に関し、さらに詳しくは、利
用者が乗車券等を投入しようとする際に投入動作を誘導
する自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市圏における鉄道等の交通機関
では、入場口及び出場口に利用者の通行をチェックする
自動改札装置が設けられており、利用者が入場口又は出
場口を通行する際に乗車券等の媒体が自動改札装置に投
入され、自動改札装置にて乗車券等の媒体の適否をチェ
ックすることにより、利用者の通行を許可又は阻止する
ようになっている。
【0003】このような自動改札装置では、乗車券等の
媒体の投入口への誘導が全く無く、利用者自身が目視に
て投入口の場所を確認し、乗車券等の媒体を挿入してい
る。そのため、視覚障害者にとっては自動改札装置の手
前まで到達しても、投入口の位置を確認して乗車券等の
媒体を実際に挿入するのに時間がかかってしまうという
問題があった。そこで、近年、音声で案内を行ったり、
案内板等による誘導方法が各種考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、音声での案内は乗車券等の媒体の投入を案内
するに止まり、投入口の場所への案内に用いるには難し
かった。また、案内板等を用いて物理的に誘導する方法
も結果的には利用者自身が手探りで投入口の場所を探す
必要があり、手元を傷付ける可能性があるという問題点
があった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を除去し、利
用者に対して安全に投入口への乗車券等の媒体の挿入を
誘導案内することができる自動改札装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る自動改札装置は、駅構内の入出場口に
設けられ利用者により投入される乗車券に基づいて利用
者の通行の可否を判定する自動改札装置において、利用
者により投入される乗車券を受け入れる投入手段と、こ
の投入手段の周辺における利用者等の障害物を検出する
検出手段と、この検出手段により障害物が検出されると
気流を発生させることにより前記投入手段の位置を案内
する気流発生手段とを有するものである。
【0007】上述する構成により本発明は、利用者によ
り投入される乗車券を受け入れる投入手段の周辺におけ
る利用者等の障害物を検出する検出手段により障害物が
検出されると気流発生手段により気流を発生させること
により前記投入手段の位置を案内するようになってい
る。これより、利用者に対して安全に投入口への乗車券
等の媒体の挿入を誘導案内することができる。
【0008】上記目的を達成するために、本発明に係る
自動改札装置は、駅構内の入出場口に設けられ利用者に
より投入される乗車券に基づいて利用者の通行の可否を
判定する自動改札装置において、利用者により投入され
る乗車券を受け入れる投入手段と、前記自動改札装置に
おける利用者の進行方向上流側における利用者等の障害
物を検出する第1の検出手段と、前記投入手段周辺の利
用者の手等の障害物を検出する第2の検出手段と、気流
を発生させることにより前記投入手段の位置を案内する
気流発生手段と、前記第1の検出手段により障害物が検
出されると前記気流発生手段から第1の風量の気流を発
生させるよう制御し、前記第2の検出手段により障害物
が検出されると前記気流発生手段から第1の風量とは異
なる第2の風量の気流を発生させるよう制御する制御手
段とを有するものである。
【0009】上述する構成により本発明は、前記自動改
札装置における利用者の進行方向上流側における利用者
等の障害物を検出する第1の検出手段により障害物が検
出されると、前記制御手段により前記気流発生手段から
第1の風量の気流を発生させるよう制御し、利用者によ
り投入される乗車券を受け入れる投入手段周辺の利用者
の手等の障害物を検出する第2の検出手段により障害物
が検出されると、前記制御手段により前記気流発生手段
から第1の風量とは異なる第2の風量の気流を発生させ
るよう制御するようになっている。これより、利用者に
対して安全に投入口への乗車券等の媒体の挿入を誘導案
内することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図2は、本発明の誘導装置を用
いた自動改札装置Aの外観構成を示す図である。入場
(乗車)業務や出場(降車)業務を行う自動改札装置A
は本体1によって構成されている。この本体1には、駅
の改札口内つまり構内への入場時、あるいは駅の改札口
内つまり構内からの出場時に、定期券や乗車券、ストア
ードフェアカード、回数券等の媒体2が投入される投入
口3、この投入口3で受入れた定期券等の媒体2を排出
する排出口4がそれぞれ設けられている。投入口3の近
傍には、定期券等の媒体2の投入を阻止するためのシャ
ッタ(図示しない)、及び後述する誘導装置Bが設けら
れている。
【0011】本体1の上面部には、利用者に対して種々
の操作案内が表示される表示部5が設けられている。ま
た、本体1の側面部には、閉じることにより定期券等2
の投入者の通過を阻止する等の利用者の通行を阻止する
ためのドア部(ゲート)6が設けられている。さらに、
本体1の上部には、本体1に対応する通路を区別させる
ための仕切りになるフレーム7が設けられ、このフレー
ム7には小児券の投入、無効券の投入や機器の異常を知
らせるための表示器8が設けられている。また、本体1
の側面部とフレーム7には、利用者の通過を検知する人
間検知器10、…が設けられている。
【0012】上記人間検知器10、…は、利用者の通過
を検知するものであり、検知器としては透過型、反射型
などが用いられるようになっている。但し、透過型の場
合、対抗する別の本体に設けられた発光部からの光が導
かれるようになっている。
【0013】次に、図3を用いて、上記自動改札装置A
の本体1の内部機構の概略構成を説明する。すなわち、
投入口3と排出口4との間には、投入口3により受入れ
た定期券等の媒体2を排出口4(矢印a方向)に搬出す
る主搬送路11が形成されている。
【0014】主搬送路11の搬送経路上には投入口3か
ら排出口4に沿い、図示しない整列部、磁気情報読取部
(磁気ヘッド;読取ヘッド)14、15、磁気情報記録
部(磁気ヘッド;書込ヘッド)16、17、および磁気
情報読取部(磁気ヘッド;読取ヘッド)18、19、印
刷部26、27、入鋏部21、保留部22が順に設けら
れている。
【0015】上記各定期券、金額カード、乗車券および
精算券等の媒体2の裏面にはそれぞれ磁気記録部を有し
ており、各カード、券ごとにカード、券の種類、有効期
間、利用料金、乗車区間、入場駅、残金額、残回数等の
必要とする情報が磁気記録されるようになっている。
【0016】上記読取ヘッド14、15はそれぞれ読取
手段(第2の読取手段)を構成しており、定期券等の媒
体2の裏面の磁気記録層に記録されているエンコード磁
気情報を読取るものである。上記読取ヘッド14は、定
期券の磁気記録層が下側で搬送された際に読取るもので
あり、上記読取ヘッド15は、定期券の磁気記録層が上
側で搬送された際に読取るものである。
【0017】上記書込ヘッド16、17はそれぞれ書込
手段を構成しており、定期券等の媒体2の裏面の磁気記
録層に対してエンコード磁気情報を記録するものであ
る。上記書込ヘッド16は、定期券の磁気記録層が下側
で搬送された際に記録するものであり、上記書込ヘッド
17は、定期券の磁気記録層が上側で搬送された際に記
録するものである。
【0018】上記読取ヘッド18、19は、上記書込ヘ
ッド16、17で記録されたエンコード磁気情報を読取
るものである。上記読取ヘッド18は、定期券の磁気記
録層が下側で搬送された際に読取るものであり、上記読
取ヘッド19は、定期券の磁気記録層が上側で搬送され
た際に読取るものである。また、搬送路11に沿い、読
取ヘッド14、15、書込ヘッド16、17、読取ヘッ
ド18、19の搬送路11の反対側には、支持部材(回
転ローラ)20、…がそれぞれ設けられている。
【0019】印刷手段としての上記印刷部26、27
は、たとえばサーマルヘッドにより構成され、定期券等
の媒体2の表面の印刷面に印刷を行うものである。上記
印刷部26は、定期券の印刷面が上側で搬送された際に
印刷するものであり、上記印刷部27は、定期券の印刷
面が下側で搬送された際に印刷するものである。
【0020】入鋏部21は、搬送路11によって搬送さ
れてきた乗車券等に入鋏としての穿孔を開けるものであ
る。例えば、普通乗車券に使用済のパンチを行うもので
ある。また、保留部22は、入鋏部21によって乗車券
等に穿孔を開ける際に、その乗車券等を保留(保持)す
るものである。さらに、主搬送路11の搬送経路上に
は、搬送される定期券等2の通過を検知する検知器(図
示しない)が設けられる。
【0021】また、主搬送路11の搬送経路上の保留部
22と排出口4の間には、振分部23が設けられてい
る。この振分部23は、受入れた券が排出すべき券の場
合には券を排出口4方向に振分け、受入れた券が集札す
べき等の場合には券を集札する集札部25の方向へ振分
けるようになっている。この振分部23により集札部2
5側へ振分けられた券はシュータ24を介して集札部2
5に集札されるようになっている。
【0022】図4は、図3のように構成された自動改札
装置Aの制御系統を概略的に示すものである。自動改札
装置Aの制御系統は、自動改札装置A全体を制御するセ
ントラル・プロセッシング・ユニット(以下、CPUと
略記する)30、CPU30の制御プログラムを記憶し
ているリード・オンリー・メモリ31(以下、ROMと
略記する)、定期券T等から読取った情報の記憶および
制御プログラムのバッファとして情報を記憶するランダ
ム・アクセス・メモリ32(以下、RAMと略記す
る)、入場駅(から設置駅まで)に対応した運賃情報を
記憶している運賃メモリ33、読取ヘッド14、15を
制御する読取回路34、書込ヘッド16、17を制御す
る書込回路35、読取ヘッド18、19を制御する読取
回路36、振分けゲート23を制御する振分け制御回路
37、通過検知用の検知器38、…の出力により定期券
等2の搬送状態を検知する検知回路39、定期券等2を
搬送路11に沿って搬送させる搬送用モータ40を制御
する搬送制御回路41、上記人間検知器10、…の出力
により定期券等2の投入者の通過を検知する通過検知回
路42、ドア部6を駆動するドア開閉機構43を制御す
るドア制御回路44、印刷部26、27を駆動する駆動
回路45、入鋏部21を制御する入鋏制御回路46、自
動改札装置Aを制御する図示しない制御盤との間で情報
の伝達を行う伝送制御回路47、現在の日付と時刻をカ
ウントするタイマー48、上記表示部5、表示器8等、
及び誘導装置Bから構成されている。
【0023】図1は、投入口3の近傍に設けられた誘導
装置Bの外観構成を示す図である。誘導装置Bは自動改
札装置Aの本体1の利用者の通行入り口部分に設けら
れ、誘導装置Bは、本体1の前面部に設けられている人
間接近センサ26と、投入口3の上部に並んで設けられ
ている気流発生部27と近接センサ28及び温度センサ
29とから構成されている。そして、図5のブロック図
に示すように、人間接近センサ26、近接センサ28及
び温度センサ29は気流発生部27に接続している。気
流発生部27は誘導制御回路49により気流発生の駆動
や発生量の変動を制御している。
【0024】人間接近センサ26は、自動改札装置Aに
対して利用者が通行する入り口(図6に示すF方向)を
モニタしており、自動改札装置Aの入り口近くの所定範
囲内に利用者が接近した場合に検知して誘導制御回路4
9へ出力信号を送るようになっている。近接センサ28
は投入口3付近をモニタしており、投入口3近くの所定
範囲内に利用者の手先等の障害物が接近した場合に障害
物を検知して誘導制御回路49へ出力信号を送るように
なっている。温度センサ29は投入口3付近の外部温度
を測定している。気流発生部27は投入口3付近のD方
向へ所定の角度Eでもって気流を発生するようになって
おり、利用者に乗車券等の挿入位置を示すものである。
そして、気流発生部27は、誘導制御回路49の制御の
もと、人間接近センサ26の出力信号を受けると自動的
に気流を発生させ、近接センサ28の出力信号を受ける
と発生している気流の発生量を少なくさせるようになっ
ている。
【0025】次に、図7乃至図9を用いて上述した誘導
装置Bを搭載した自動改札装置Aの誘導動作を説明す
る。本誘導動作では、気流発生部27から発生させる気
流の温度は所定の温度に予め設定されているものとす
る。
【0026】図7に示すように、利用者が自動改札装置
Aに接近し、入り口付近に達すると、人間接近センサ2
6が利用者を検出し、誘導制御回路49へ検出信号を出
力する(ST11)。ST11にて人間接近センサ26
より利用者が検知されると、誘導制御回路49は気流発
生部27を制御して気流を発生させるようになっている
(ST12)。
【0027】ST12にて気流を発生させた状態で、次
に近接センサ28にて投入口3付近にて障害物(利用者
の手)が検知されると(ST13)、誘導制御回路49
は気流発生部27を制御して出力している気流の発生量
を変化させるようになっている(ST14)。本実施の
形態では、利用者が乗車券等の媒体2を投入口3に挿入
するため媒体を近付けていることから、気流の発生量
(風量)を少なくするように変化させる。
【0028】ST14で弱い風量で気流を発生させてい
る間に投入口3に乗車券等の媒体2が投入されると(S
T15)、誘導制御回路49の制御により気流発生部2
7からの気流の発生を停止する(ST17)。また、S
T14で弱い風量で気流を発生させている間に投入口3
に乗車券等の媒体2が投入されず(ST15)、予め設
定された所定時間が経過すると(ST16)、誘導制御
回路49の制御により気流発生部27からの気流の発生
を停止するようになっている(ST17)。
【0029】この様に、本実施の形態では、自動改札装
置の入り口付近に利用者が存在すると検知した場合に
は、自動改札装置の投入口へ媒体を円滑に挿入できるよ
うに、投入口付近にて気流を発生させ、投入口の位置が
分かるようになっている。従って、気流により誘導案内
を行っているため利用者に対して安全で、かつ正確にに
投入口への乗車券等の媒体の挿入を誘導案内することが
できるという効果を奏する。
【0030】また、投入口付近にて障害物、特に利用者
の手が検知された場合には、吹き出している気流の発生
量(風量)を変化させることにより、投入口の位置まで
利用者の手元を正確に誘導できる。また、この際に吹き
出している気流の風量を小さくするよう変化差せること
により、利用者による投入口への媒体挿入動作が気流に
妨げられる事なく、円滑に行うことができる。
【0031】次に、図8乃至図9には、図7に示すよう
な投入口3周辺の空気の流れのみでの誘導動作だけでな
く、外気温度との温度差をもった気流を発生させること
により、より分かりやすい誘導を行う動作を示すもので
ある。
【0032】図8に示すように、自動改札装置Aの誘導
装置Bでは、温度センサ29により投入口3周辺の外気
温度を測定している(ST21)。そして、ST21に
て測定された外気温度にもとづいて、図9に示すよう
に、気流発生部27から発生される気流の温度を調整す
るようになっている(ST22)。
【0033】誘導制御回路49は温度センサ29からの
出力信号を受信すると、図9に示すように、まず予め設
定された所定温度と比較する(ST221)。ST22
1の比較結果に基づき、所定温度より外気温度が高いと
判定された場合には、気流の温度を測定された外気気温
より低い温度に設定する(ST222)。ST221の
比較結果に基づき、所定温度より外気温度が低いと判定
された場合には、気流の温度を測定された外気気温より
高い温度に設定する(ST223)。
【0034】そして、図8に示すように、利用者が自動
改札装置Aに接近し、入り口付近に達すると、人間接近
センサ26が利用者を検出し、誘導制御回路49へ検出
信号を出力する(ST23)。ST23にて人間接近セ
ンサ26より利用者が検知されると、誘導制御回路49
は気流発生部27を制御して、ST22にて設定された
温度の気流を発生させるようになっている(ST2
4)。
【0035】ST24にて気流を発生させた状態で、次
に近接センサ28にて投入口3付近にて障害物(利用者
の手)が検知されると(ST25)、誘導制御回路49
は気流発生部27を制御して出力している気流の発生量
を変化させるようになっている(ST26)。本実施の
形態では、利用者が乗車券等の媒体2を投入口3に挿入
するため媒体を近付けていることから、気流の発生量
(風量)を少なくするように変化させる。
【0036】ST26で弱い風量で気流を発生させてい
る間に投入口3に乗車券等の媒体2が投入されると(S
T27)、誘導制御回路49の制御により気流発生部2
7からの気流の発生を停止する(ST29)。また、S
T26で弱い風量で気流を発生させている間に投入口3
に乗車券等の媒体2が投入されず(ST27)、予め設
定された所定時間が経過すると(ST28)、誘導制御
回路49の制御により気流発生部27からの気流の発生
を停止するようになっている(ST29)。
【0037】この様に、本実施の形態では、自動改札装
置の投入口の位置をより正確に利用者に案内するため
に、利用者が感知しやすいよう、外気気温が高い(暖か
い)時には冷風を発生させ、外気温度が低い(寒い)時
には温風を発生させるようになっている。従って、気流
により誘導案内を行っているため利用者に対して安全
で、かつ正確にに投入口への乗車券等の媒体の挿入を誘
導案内することができるという効果を奏する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、利用者
に対して安全に投入口への乗車券等の媒体の挿入を誘導
案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動改札装置Aに設置された誘導
装置Bの概略構成を示す外観図。
【図2】本発明に係る自動改札装置Aの概略構成を示す
外観図。
【図3】自動改札装置Aの内部機構の概略構成を示す側
面図。
【図4】自動改札装置Aの制御系統を概略的に示すブロ
ック図。
【図5】自動改札装置Aに用いられる誘導装置Bの制御
系統を概略的に示すブロック図。
【図6】誘導装置Bの人間接近センサ26と気流発生部
27について説明するための図。
【図7】自動改札装置Aに用いられる誘導装置Bの誘導
動作を説明するためのフローチャート。
【図8】自動改札装置Aに用いられる誘導装置Bの誘導
動作を説明するためのフローチャート。
【図9】誘導装置Bの気流発生部27による温度設定動
作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
A 自動改札装置 B 誘導装置 1 本体 3 投入口 11 主搬送路 26 人間接近センサ 27 気流発生部 28 近接センサ 29 温度センサ 49 誘導制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲村 茂 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 3E027 AA02 BA03 BA09 CA06 CA07 CA08 5B058 CA31 KA12 KA40 YA20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駅構内の入出場口に設けられ利用者によ
    り投入される乗車券に基づいて利用者の通行の可否を判
    定する自動改札装置において、 利用者により投入される乗車券を受け入れる投入手段
    と、 この投入手段の周辺における利用者等の障害物を検出す
    る検出手段と、 この検出手段により障害物が検出されると気流を発生さ
    せることにより前記投入手段の位置を案内する気流発生
    手段と、 を有することを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】 前記気流発生手段は、前記投入手段に隣
    接して設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    自動改札装置。
  3. 【請求項3】 前記気流発生手段は、前記投入手段に対
    して利用者が乗車券を投入する方向に沿う様に気流を発
    生することを特徴とする請求項2記載の自動改札装置。
  4. 【請求項4】 前記気流発生手段により気流を発生して
    いる際に前記投入手段に乗車券が投入されると前記気流
    発生手段による気流の発生を停止する停止手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動改札装置。
  5. 【請求項5】 前記気流発生手段により気流を発生して
    いる際に前記投入手段に乗車券が投入されずに予め設定
    された所定時間が経過すると前記気流発生手段による気
    流の発生を停止する停止手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の自動改札装置。
  6. 【請求項6】 前記投入手段付近の外気温度を測定する
    温度測定手段と、 この温度測定手段により測定された外気温度に応じて前
    記気流発生手段から発生させる気流の温度を変更する気
    流温度変更手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の自動改札装
    置。
  7. 【請求項7】 前記気流温度変更手段は、前記気流発生
    手段から発生させる気流の温度を前記温度測定手段によ
    り測定された外気温度と異なる温度に変更することを特
    徴とする請求項6記載の自動改札装置。
  8. 【請求項8】 前記気流温度変更手段は、 前記温度測定手段により測定された外気温度と予め設定
    された所定温度とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記測定された外気温
    度が所定温度より高い場合には予め設定された第1の温
    度に変更する第1の変更手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記測定された外気温
    度が所定温度より低い場合に前記第1の温度とは異なる
    第2の温度に変更する第2の変更手段と、 を有することを特徴とする請求項7記載の自動改札装
    置。
  9. 【請求項9】 前記気流温度変更手段は、 前記温度測定手段により測定された外気温度と予め設定
    された所定温度とを比較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記測定された外気温
    度が所定温度より高い場合には前記測定された外気温度
    より低い温度に変更する第1の変更手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記測定された外気温
    度が所定温度より低い場合には前記測定された外気温度
    より高い温度に変更する第2の変更手段と、 を有することを特徴とする請求項7記載の自動改札装
    置。
  10. 【請求項10】 駅構内の入出場口に設けられ利用者に
    より投入される乗車券に基づいて利用者の通行の可否を
    判定する自動改札装置において、 利用者により投入される乗車券を受け入れる投入手段
    と、 前記自動改札装置における利用者の進行方向上流側にお
    ける利用者等の障害物を検出する第1の検出手段と、 前記投入手段周辺の利用者の手等の障害物を検出する第
    2の検出手段と、 気流を発生させることにより前記投入手段の位置を案内
    する気流発生手段と、 前記第1の検出手段により障害物が検出されると前記気
    流発生手段から第1の風量の気流を発生させるよう制御
    し、前記第2の検出手段により障害物が検出されると前
    記気流発生手段から第1の風量とは異なる第2の風量の
    気流を発生させるよう制御する制御手段と、 を有することを特徴とする自動改札装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記第1の検出手段
    により障害物が検出されると前記気流発生手段から第1
    の風量の気流を発生させるよう制御し、前記第2の検出
    手段により障害物が検出されると前記気流発生手段から
    第1の風量より弱い風量の気流を発生させるよう制御す
    ることを特徴とする請求項10記載の自動改札装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107978021A (zh) * 2018-01-11 2018-05-01 江苏俊成轨道交通科技有限公司 一种地铁检票机板筋

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