JP5420867B2 - 自動改札装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動改札装置及び自動改札装置のゲート扉制御方法に関する。
従来の駅に設置されている自動改札装置は、切符などの媒体を所持していない無札者が
通過しようとすると、無札者の移動速度に応じて無札判定ポイントの設定位置を可変する
ため、無札者の移動が速い場合においてもゲート扉を閉じるタイミングが遅れることがな
く、無札者の通過を確実に禁止することができるようになっている。(例えば、特許文献
1参照。)。
特開2008−140171号公報 (第16頁、図9、図10、図11、図12)
しかしながら、従来の自動改札装置においては、無札者の通過を厳格に禁止できる反面
、複数枚の媒体処理をした場合に判定処理と利用者の移動に差異が生じることがある。つ
まり、無札判定ポイントが自動改札装置の中央に設定されていて、利用者の中央通過が自
動改札装置の判定処理よりも早い場合、一旦ゲート扉が閉鎖制御されてしまう。その後、
切符が適正と判定され、ゲート扉が再び開放制御されるという、正券者に対してもゲート
扉が一旦閉塞制御するといった利用者にとって利便性に欠ける面もあった。
本発明は、利用者にとって利便性の良い自動改札装置及び自動改札装置のゲート扉制御
方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の発明は、投入口から投
入された媒体の適否を判定しこの判定結果に基づいて通路のゲート扉の開閉を制御するこ
とにより、利用者の通行を許可あるいは禁止する自動改札装置において、前記投入口から
投入された前記媒体が所定枚数以上であるか否かを判定する枚数判定手段と、前記媒体の
適否を判定する適否判定手段と、前記ゲート扉の開放若しくは閉鎖を制御する制御手段
と、前記媒体に書き込んだ情報を読取り検証する検証手段と、これらを制御する制御手段
を備え、前記制御手段は、前記枚数判定手段による判定の結果、前記媒体の枚数が所
定枚数以上のとき、前記扉制御手段により前記ゲート扉を閉鎖し、その後、1枚ずつ読取
った媒体の乗車情報を前記適否判定手段によって適正であるか否かを判定し、その後、こ
の適否判定手段による判定の結果に基づき、適正と判定された当該媒体に利用残額等の情
報を書込み、かつ、その書込み情報を、前記検証手段によって検証し、この検証手段によ
る検証結果に基づいて前記扉制御手段によって前記ゲート扉の開放若しくは閉鎖を制御し
、前記枚数判定手段による判定の結果、前記媒体の枚数が所定枚数未満のとき、1枚ずつ
読取った前記媒体の乗車情報を前記適否判定手段によって適正であるか否かを判定し、そ
の後、この適否判定手段による判定の結果に基づき、適正と判定されたとき、前記制御手
段によって前記ゲート扉を開放し、その後、前記媒体に利用残額等の情報を書込み、かつ
、その書込み情報を、前記検証手段によって検証し、この検証手段による検証結果に基づ
いて前記扉制御手段によって前記ゲート扉の開放若しくは閉鎖を制御する。
本発明によれば、利用者にとって利便性の良い自動改札装置及び自動改札装置のゲート
扉の制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である改札システムの構成を示すものである。
改札システムは、中央監視装置として機能するホストコンピュータ10を備えている。
このホストコンピュータ10は、駅に設置された複数の自動改札装置100−1、100
−2…(以下、総称して自動改札装置100とする。)と通信回線20aを介して接続さ
れており、これら自動改札装置100を監視する。ホストコンピュータ10は、装置全体
を制御するとともに下位に接続された各種機器を制御するもので、複数の自動改札装置1
00を統括して制御するCPU11を有している。このCPU11には、メモリ部12、
表示部13、入力部14、通信制御部15などが接続されている。
メモリ部12は、ホストコンピュータ10自体、及び自動改札装置100などの下位の
機器を制御するための制御データなどの各種データを記憶している。表示部13は、ホス
トコンピュータ10自体の動作状態、下位の機器の動作状態などを表示する。入力部14
は、各自動改札装置100の動作モードなど種々の情報を入力するためのキーボードや、
接触を検知したのに基づいて対応する情報を入出力するタッチパネルなどを有している。
通信制御部15は、下位の機器との間で通信回線20aを介して種々の情報の送受信を行
うものである。
図2は自動改札装置100を示す外観斜視図である。
自動改札装置100は、通常、2台1組として設置され、両者の間に利用者が通行可能な
改札通路61が形成される。入場処理や出場処理などの改札処理を行う自動改札装置10
0で利用可能な媒体としては、普通乗車券、定期券、特急券、回数券、入場券、プリペイ
ドカードなどの磁気式及び無線式の媒体などが対象とされている。
これら媒体は、媒体固有の識別情報、例えば複数の数字の組み合わせからなる複数桁の
識別番号、及び、改札処理に必要な改札情報、例えば、利用可能な区間情報、有効期限情
報、入場記録情報、出場記録情報、利用者情報などを有している。このような識別情報及
び改札情報は、磁気式媒体では、その券面の磁気記録層に所定形式で磁気記録されており
、また、無線式媒体では、そのメモリ部に所定形式で記憶されている。
自動改札装置100は、筐体1を備えている。筐体1は、投入口2、排出口3、報知手
段として機能する表示部4、ゲート扉5、フレーム6、位置検出手段20を構成する位置
検出センサ21〜46、高さ検出手段50を構成する高さ検出センサ51〜53、表示器
8などを備えている。
投入口2は、筐体1における改札通路の上流側に設けられ、駅構内への入場時または駅
構内からの出場時に投入された媒体を装置内部に受け取ることが可能となっている。投入
口2の近傍には、媒体の投入を阻止するためのシャッタが設けられている。また、排出口
3は、筐体1における改札通路の下流側に設けられ、投入口2から装置内部に受け取った
媒体を必要に応じて排出する。
表示部4は、利用者の通行方向に対して排出口3の前方に位置して設けられ、利用者や
係員などに対して種々の案内情報、例えば改札処理の結果に対応した案内画面を所定の表
示パターンで表示する。ゲート扉5は、筐体1の改札通路側の側面両端部に配置され、利
用者の通行を制御するために開閉可能に構成されている。このゲート扉5は、利用者の通
行を可能とする場合には改札通路を開放し、利用者の通行を阻止する場合には改札通路を
閉鎖する。
フレーム6は、筐体1の上面部に設けられ、改札通路を規定するための仕切りとなる。
複数の位置検出センサ21〜46,高さ検出センサ51〜53は、筐体1及びフレーム6
の改札通路側における側面部に配置され、利用者の通行を検知するための出力信号を出力
する。表示器8は、フレーム6に配置され、小児券、無効券、または異常券の投入や、機
器の異常など装置の動作状態を報知する。
図3は、自動改札装置100−1を示す側面図である。
この自動改札装置100−1の側面部に設けられた位置検出センサ21〜46は人間位置
追従用の透過型の光センサで、この光センサは図4に示すように利用者の通行方向に沿っ
て所定間隔を存して直線状に配設される投光素子21a〜46aと、他方の自動改札装置
100−2の側面部に投光素子21a〜46aと対向する状態で配設される受光素子21
b〜46bとによって構成されている。図4のL1は、投光素子21a〜46aから受光
素子21b〜46bへ投射される光の光軸を示している。
図3において、位置検出センサ21〜46の各センサ間の間隔は、利用者の胴体の前後
幅よりも小さな間隔、例えば8cmに設定されている。この結果、隣接するセンサは、1
人の利用者により同時に遮光されて検知信号を出力するようになっている。
図3の高さ検出センサ51〜53は、大人と小児とを判別するための大人/小児センサ
であって、両方の自動改札装置100−1,100−2のそれぞれに位置検出センサ21
〜46の列よりやや上方の位置(床面から略125cm上方の位置)に設けられている。
高さ検出センサ51は、自動改札装置100の入口付近に設けられ、高さ検出センサ52
は、自動改札装置100の中央付近に設けられ、高さ検出センサ53は、自動改札装置1
00の出口付近に設けられている。
これらの高さ検出センサ51〜53は、反射型の光センサから構成されており、斜め上
方へ光を投射してその反射光を受光する。図4のL2は、高さ検出センサ51〜53の光
軸を示している。
図5は、自動改札装置100の駆動制御系を示すブロック図である。
71は自動改札装置100の動作を制御するCPU(制御手段)である。72はメモリ
から構成される記憶部であって、媒体から読み取ったデータ等が一時的に格納される領域
や正券カウンタの領域を備えたRAMと、CPU71の動作プログラム等が格納されたフ
ラッシュメモリと、自動改札装置100の稼働データ等を蓄積するEEPROMとを含ん
でいる。73は通行する利用者の位置を管理するための管理テーブルであって、記憶部7
2の例えばEEPROMに設けられている。
74はゲート扉5を駆動する扉駆動部であって、扉開閉用のモータや、モータの駆動回
路などから構成される。請求項中の制御手段は、前記扉駆動部74を駆動制御する制御
手段である。
75は表示部であって、図1に示した表示部4、表示器8及びそれらの駆動回路などか
ら構成される。76は上位装置であるホストコンピュータ10との間で通信を行うホスト
通信部、77は自動改札装置100の各部に電源を供給する電源部である。78は人間検
知部であって、図3に示した位置検出センサ21〜46、高さ検出センサ51〜53から
構成される。
79はアンテナ54の動作を制御するアンテナ制御部であって、アンテナ54はIC媒
体(非接触媒体)81との間で無線通信を行い、IC媒体81に記録されている乗車情報
等のデータを非接触で読取る。
判定手段85は請求項中の枚数判定手段、適否判定手段及び検証手段などを指している
。枚数判定手段とは、後述の自動改札装置100の投入口2に設けられている厚み検知セ
ンサ200により投入された媒体の枚数を判定するものである。適否判定手段とは自動改
札装置100の投入口2から投入された媒体から情報を読取りその適否を判定する判定手
段のことである。検証手段とは、投入口2から投入された媒体に利用残額等の情報を書込
み、その後にその媒体を読取り正しく書込みがなされたか否かを検証するものである。
90は磁気媒体88を受け入れる投入口2のシャッタ91を開閉するシャッタ駆動部で
ある。
図6は、管理テーブル73の記憶内容の一例を示すものである。
管理テーブル73には、人ハンドル番号73a、位置情報73b,73c、方向情報7
3d、投入券情報73e、大/小判別情報73f、通行情報73gなどが記録される。
人ハンドル番号73aは、自動改札装置100へ進入した利用者1人毎に割当てられる
識別番号である。位置情報73b,73cは、後述するステータスにより利用者の位置を
表した情報であって、位置情報73bは今回のステータスに基づく位置情報、位置情報7
3cは前回のステータスに基づく位置情報である。
ここで、ステータスとは、複数個のセンサをグループ化し、各グループ毎にセンサ位置
に対応して割り当てた位置情報のことである。
方向情報73dは、利用者が自動改札装置100のいずれの方向から進入したかを表す
情報であり、改集札両用機の場合は、改札側から進入したか集札側から進入したかを表す
情報である。投入券情報73eは、投入された媒体に関する情報であり、券種、大人券・
小児券の区別、媒体の搬送方向などが含まれる。
大/小判別情報73fは、図3の高さ検出センサ51〜53の検出結果から得られる情
報であって、利用者が大人であるか小児であるかを表す情報である。
通行情報73gは、利用者が正常客であるかそれ以外の異常客であるかに関する情報で
あって、利用者が媒体を提示しなかった場合は無札客、媒体が提示されたがそれが有効な
媒体でなかった場合は無効客、進入が許されている側と反対の方向から進入した利用者の
場合は逆進入客としてそれぞれのフラグがセットされ、いずれも異常客として取り扱われ
る。これらの場合以外は、すべて正常客として取り扱われる。また、通行情報73gに正
券カウンタ状態、出口通過通知状態、認識開始ステータス番号、傘フラグ、分離フラグ、
分離対テーブル番号、くっつきフラグ、くっつき対テーブルなどが含まれている。
以上のような管理テーブル73により、自動改札装置100を通行する利用者の位置な
どが1人毎にリアルタイムに管理される。
図7は、厚み検知センサ200の側面図である。
自動改札装置100は、その内部に一括投入された複数枚の媒体を一枚ずつ分離して後
段の処理部に送り出すため分離機構部を有しており、分離機構部はまた、投入口2から投
入された媒体の厚みを検知することにより媒体の枚数を判定することができる厚み検知セ
ンサ200を具備している。
図8は本実施の形態に係る自動改札装置100のフローチャートである。
図8を用いて、本実施の形態である自動改札装置100のゲート扉制御方法について説
明する。
先ず、図8において媒体が所定枚数以上であるか否かの判定(ST3)により媒体が所
定枚数以上であるとき(ST3のYes)のフローについての説明をする。
利用者から、媒体が自動改札装置100の投入口2に投入されると(ST1)、投入口
2に設けられた枚数判定手段である厚み検知センサ200によって、投入された媒体が複
数枚であるか否かが判定される(ST2)。
そして、その媒体が枚数判定手段により複数枚であると判定されたとき、投入された媒
体が所定枚数以上であるか否かについても併せて判定される(ST3)(第1ステップ)
。そして枚数判定手段により媒体が所定枚数以上であると判定されたとき(ST3のYe
s)、ゲート扉5を一旦閉鎖制御する(ST4)(第2ステップ)。これは媒体が所定枚
数以上であると判定処理に時間がかかることから、判定処理中に利用者がゲート扉5を通
過してしまうことや、利用者がゲート扉の近傍に来たときに判定処理が完了してゲート扉
を閉鎖することによる利用者への不便を防止するためである。
その後、媒体を一枚ずつ読取り(ST5、ST6)、適否判定手段によりその媒体が適
切であるか否かを判定し(ST7)(第3ステップ)、適否判定手段により適正と判定さ
れたとき(ST7のOK)、媒体へ利用残額等の情報を書込み(ST8)、その書込み後
その媒体を読取り(ST9)、情報が正しく書込みされたか否かを検証手段によって検証
を行う(ST10)。
そして、その検証によって情報が正しく書込まれた(正常)と判定されたとき(ST1
0のOK)、利用者へ媒体が返却されるとともにゲート扉5を開放制御する(ST11)
(第4ステップ)。また、投入された媒体を一枚ずつ読取り、適否判定手段によってその
媒体が適するか否かを判定した際(ST7)、媒体が不正と判定されたとき(ST7のN
G)及び、検証手段によって媒体に情報が正しく書込めなかった(異常)と判定されたと
き(ST10のNG)は、利用者へ媒体が返却されるとともにゲート扉5を閉鎖制御する
(ST12)(第5ステップ)。
また、媒体が所定枚数以上であるか否かの判定(ST3)において媒体が所定枚数未満
であると判定されたとき(ST3のNo)は、その媒体を1枚ずつ読取り(ST13、1
4)、その後、適否判定手段によってその媒体が適するか否かを判定する(ST15)(
第6ステップ)。この適否判定ステップで媒体が適正と判定されたとき(ST15のOK
)は、ゲート扉5を開放制御する(ST16)(第7ステップ)。
ここで、媒体が適正と判定されたときに検証前にゲート扉を開放制御するのは、無札ポ
イントが自動改札装置の中央に設定されている場合であって、利用者の移動速度が速く利
用者の自動改札装置の中央通過が自動改札装置の判定処理よりも早いとき(複数枚の媒体
が投入されることによって、自動改札装置の判定処理が遅れることにより生じる)には正
券者であるにも関わらず、一旦ゲート扉が閉鎖制御される。その後、再びゲート扉5が開
放制御されるといった利用者にとって利便性の欠ける制御を防ぐためである。
この開放制御の後にその媒体に利用残額等の情報を書込み(ST17)、書込み後、そ
の媒体を読取り(ST18)、媒体に情報が正しく書込まれたか否かを検証手段によって
検証する(ST19)(第8ステップ)。そして、この検証において媒体に情報が正しく
書き込まれた(正常)と判定されたとき(ST19のOK)、利用者へ媒体が返却される
とともにゲート扉5を開放制御する(ST20)(第9ステップ)。また、媒体を1枚ず
つ読取り(ST13、14)、適否判定手段によって、その媒体が適するか否かの判定を
した際(ST15)(第6ステップ)、その媒体が不正と判定されたとき(ST15のN
G)及び、その媒体へ利用残額等の情報を書込んだ後(ST17)、その媒体を読取り(
ST18)、その後に情報が正しく書き込まれたか否かを検証手段によって検証する(S
T19)(第8ステップ)。そして、この検証において媒体に情報が正しく書込めなかっ
た(異常)であると判定されたときは(ST19のNG)、利用者へその媒体が返却され
るとともにゲート扉5を閉鎖制御する(ST21)(第10ステップ)。
また、投入口2から投入された媒体が複数枚か否かの判定(ST2)において、投入さ
れた媒体が1枚であると判定されたとき(ST2のNo)、その媒体を読取り(ST22
)、その読取り後、適否判定手段によってその媒体の適否を判定する(ST23)。
この判定によってその媒体が適正と判定されたとき(ST23のOK)、その媒体へ利
用残額等の情報を書込み(ST24)、その書込み後、その媒体を読取って(ST25)
、情報が正しく書込まれたか否かを検証手段によって検証する(ST26)。そして、こ
の検証によって、媒体に情報が正しく書き込まれた(正常)であると判定されたとき(S
T26のOK)、利用者へその媒体が返却されるとともにゲート扉5を開放制御する(S
T27)。
また、適否判定手段によって媒体の適否を判定し(ST23)、媒体に情報が正しく書
込めなかった(不正)と判定されたとき(ST23のNG)、及び情報が正しく書込まれ
たか否かを検証手段によって検証し(ST26)、媒体に情報が正しく書き込めなかった
(異常)と判定されたとき(ST26のNG)、利用者へ媒体が返却されるとともにゲー
ト扉5を閉鎖制御する(ST28)。
上述した実施の形態によれば、投入口2に設けてある枚数判定手段により所定枚数以上
の媒体が投入されたと判定された場合、適否判定、検証等に先立ち一旦ゲート扉5を閉鎖
制御し、その後に適否判定、検証を行うために利便性に欠けるゲート扉の制御がなされる
ことはなく、利用者にとって利便性を確保することができる。
また、投入口2に設けてある枚数判定手段により媒体が所定枚数未満投入されたと判定
されたとき、自動改札装置100の判定処理の完了の基準を従来のベリファイ完了(投入
口より投入された媒体の適否を確認し、その媒体へ降車情報等の情報の書き込み処理をし
た後、その媒体の検証を終えた段階でゲート扉5の制御を行う)から、リード完了(媒体
の検証に先立ち媒体の適否を確認した段階でゲート扉5の制御を行う)へ変更することに
より利用者の利便性を確保することができる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階
ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上述の実施形
態は駅に設置されている自動改札装置として表現されているが、本発明はゲート扉により
通行の許可と禁止を行えるもの一般にかかるものである。
本発明の一実施の形態に係る改札システムの構成を概略的に示す図。 図1の改札システムの自動改札装置を示す外観斜視図。 図2の自動改札装置の側面図。 図1の改札システムの自動改札装置を示す正面図。 図2の自動改札装置の駆動制御系を示すブロック図。 管理テーブルと記憶内容の一例を示す図。 厚み検知センサの側面図 ゲート扉制御方法を示すフローチャート
符号の説明
1 筺体
2 投入口
3 排出口
4 表示部
5 ゲート扉
6 フレーム
10 ホストコンピュータ
11 CPU
12 メモリ部
13 表示部
14 入力部
15 通信制御部
20 位置検出手段
20a 通信回線
21〜46 位置検出センサ
50 高さ検出手段
51〜53 高さ検出センサ
54 アンテナ
61 通路
71 CPU
72 記憶部
73 管理テーブル
73a 人ハンドル番号
73b 位置情報
73c 位置情報
73d 方向情報
73e 投入券情報
73f 大/小判別情報
73g 通行情報
74 扉駆動部
75 表示部
76 ホスト通信部
77 電源部
78 人間検知部
79 アンテナ制御部
81 IC媒体(非接触媒体)
85 判定手段
88 磁気媒体
100 自動改札装置
200 厚さ検知センサ

Claims (1)

  1. 投入口から投入された媒体の適否を判定しこの判定結果に基づいて通路のゲート扉の開
    閉を制御することにより、利用者の通行を許可あるいは禁止する自動改札装置において、
    前記投入口から投入された前記媒体が所定枚数以上であるか否かを判定する枚数判定手段
    と、
    前記媒体の適否を判定する適否判定手段と、
    前記ゲート扉の開放若しくは閉鎖を制御する制御手段と、
    前記媒体に書き込んだ情報を読取り検証する検証手段と、
    これらを制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記枚数判定手段による判定の結果、前記媒体の枚数が所定枚数以上のとき、
    前記扉制御手段により前記ゲート扉を閉鎖し、
    その後、1枚ずつ読取った媒体の乗車情報を前記適否判定手段によって適正であるか否か
    を判定し、
    その後、この適否判定手段による判定の結果に基づき、適正と判定された当該媒体に利用
    残額等の情報を書込み、かつ、その書込み情報を、前記検証手段によって検証し、
    この検証手段による検証結果に基づいて前記扉制御手段によって前記ゲート扉の開放若し
    くは閉鎖を制御し、
    前記枚数判定手段による判定の結果、前記媒体の枚数が所定枚数未満のとき、
    1枚ずつ読取った前記媒体の乗車情報を前記適否判定手段によって適正であるか否かを判
    定し、
    その後、この適否判定手段による判定の結果に基づき、適正と判定されたとき、前記制御
    手段によって前記ゲート扉を開放し、
    その後、前記媒体に利用残額等の情報を書込み、かつ、その書込み情報を、前記検証手段
    によって検証し、
    この検証手段による検証結果に基づいて前記扉制御手段によって前記ゲート扉の開放若し
    くは閉鎖を制御する自動改札装置。
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