JP5305874B2 - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5305874B2
JP5305874B2 JP2008311271A JP2008311271A JP5305874B2 JP 5305874 B2 JP5305874 B2 JP 5305874B2 JP 2008311271 A JP2008311271 A JP 2008311271A JP 2008311271 A JP2008311271 A JP 2008311271A JP 5305874 B2 JP5305874 B2 JP 5305874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
height
medium
gate door
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008311271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010134767A (ja
Inventor
崇 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008311271A priority Critical patent/JP5305874B2/ja
Priority to EP09015084A priority patent/EP2194313B1/en
Publication of JP2010134767A publication Critical patent/JP2010134767A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5305874B2 publication Critical patent/JP5305874B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

本発明は、自動改札装置に関する。
従来の駅に設置されている自動改札装置は、ゲート扉付近に小児が居たと判定された場合、小児の安全性を確保するために無条件にゲート扉を開放制御するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−140171号公報 (第16頁、図9、図10、図11、図12)
しかし、従来の自動改札装置はゲート扉付近の位置検出センサが、検出状態となったときに、高さ検出装置が所定高さ未満であると検出していれば小児と判定しているのみである。このため利用者が所持品等を前方に突き出す動作を行うとゲート扉付近の位置検出センサが検出し、利用者自身は高さ検出センサの位置まで進んでいないため、利用者が大人であるにも関わらずゲート扉付近に小児が居ると誤判定し、媒体の提示の有無等に関わらずゲート扉を開放制御してしまう。このような制御を行うと、利用者の通過可否の判定は正確に行うことができなかった。
そこで、本発明は利用者の通過可否をより正確に行うことが出来る自動改札装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の自動改札装置は、利用者の通路を構成すべく通路
の両側に設けられた一対の本体と、この本体の利用者の通行方向に沿って所定間隔で複数
の位置検出センサが設けられ、これらの位置検出センサの出力に基づいて前記通路内のい
ずれの位置に利用者が存在するかを検出する位置検出手段と、前記本体の入口部、及び出
口部にそれぞれ設けられた高さ検出センサの出力と前記位置検出手段の各位置検出センサ
の出力とに基づいて、それぞれの部分での利用者の高さを判定する高さ判定手段と、前記
本体の出口部に設けられ、利用者の通行を阻止するゲート扉と、前記利用者からの提示媒
体の有無及び提示された媒体の正当性を判定する媒体判定手段と、前記高さ判定手段によ
り全ての部分で利用者の高さが所定の高さ未満と判定されたとき、前記媒体判定手段の判
定結果に関わらず前記ゲート扉を開放制御する第1のゲート扉制御手段と、前記媒体判定
手段によって媒体の提示無し又は媒体が不正と判定された利用者が、前記高さ判定手段に
より入口部で所定高さ以上と判定され、かつ出口部で所定高さ未満と判定されたとき、前
記ゲート扉を閉鎖制御する第2のゲート扉制御手段と、を有する。
本発明によれば、利用者の自動改札装置の通過可否の判定をより正確に行うことができる自動改札装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である自動改札システムの構成を示すものである。
自動改札システムは、中央監視装置として機能するホストコンピュータ10を備えている。このホストコンピュータ10は、駅に設置された複数の自動改札装置100−1、100−2…(以下、総称して自動改札装置100とする。)と通信回線20aを介して接続されており、これら自動改札装置100を監視する。ホストコンピュータ10は、装置全体を制御するとともに下位に接続された各種機器を制御するもので、複数の自動改札装置100を統括して制御するCPU11を有している。このCPU11には、メモリ部12、表示部13、入力部14、通信制御部15などが接続されている。
メモリ部12は、ホストコンピュータ10自体、及び自動改札装置100などの下位の機器を制御するための制御データなどの各種データを記憶している。表示部13は、ホストコンピュータ10自体の動作状態、下位の機器の動作状態などを表示する。入力部14は、各自動改札装置100の動作モードなど種々の情報を入力するためのキーボードや、接触を検知したのに基づいて対応する情報を入出力するタッチパネルなどを有している。通信制御部15は、下位の機器との間で通信回線20aを介して種々の情報の送受信を行うものである。
図2は自動改札装置100を示す外観斜視図である。
自動改札装置100は、通常、2台1組として設置され、両者の間に利用者が通行可能な改札通路61が形成される。入場処理や出場処理などの改札処理を行う自動改札装置100で利用可能な媒体Pとしては、普通乗車券、定期券、特急券、回数券、入場券、プリペイドカードなどの磁気式及び無線式の媒体などが対象とされている(以下では磁気式、無線式を含め、媒体Pと表現する。特別に区別して説明をしたい場合は磁気式の媒体P、無線式の媒体Pと表現する。)。
これら媒体Pは、媒体固有の識別情報、例えば複数の数字の組み合わせからなる複数桁の識別番号、及び、改札処理に必要な改札情報、例えば、利用可能な区間情報、有効期限情報、入場記録情報、出場記録情報、利用者情報などを有している。このような識別情報及び改札情報は、磁気式の媒体Pでは、その券面の磁気記録層に所定形式で磁気記録されており、また、無線式の媒体Pでは、そのメモリ部に所定形式で記憶されている。
自動改札装置100は、本体1を備えている。本体1は、投入口2、排出口3、報知手段として機能する表示部4、ゲート扉5、フレーム6、位置検出センサ21〜46、高さ検出センサ51〜53、表示器8などを備えている。
投入口2は、本体1における改札通路の上流側に設けられ、駅構内への入場時または駅構内からの出場時に投入された媒体Pを装置内部に受け取ることが可能となっている。投入口2の付近には、媒体Pの投入を阻止するためのシャッタが設けられている。また、排出口3は、本体1における改札通路の下流側に設けられ、投入口2から装置内部に受け取った媒体Pを必要に応じて排出する。
表示部4は、利用者の通行方向に対して排出口3の前方に位置して設けられ、利用者や係員などに対して種々の案内情報、例えば改札処理の結果に対応した案内画面を所定の表示パターンで表示する。ゲート扉5は、本体1の改札通路側の側面両端部に配置され、利用者の通行を制御するために開閉可能に構成されている。このゲート扉5は、利用者の通行を可能とする場合には改札通路を開放し、利用者の通行を阻止する場合には改札通路を閉鎖する。
フレーム6は、本体1の上面部に設けられ、改札通路を規定するための仕切りとなる。複数の位置検出センサ21〜46,複数の高さ検出センサ51〜53は、本体1及びフレーム6の改札通路側における側面部に配置され、利用者の通行を検出するための出力信号を出力する。表示器8は、フレーム6に配置され、小児券、無効券、または異常券の投入や、機器の異常など装置の動作状態を報知する。
図3は、自動改札装置100−1を示す側面図である。
この自動改札装置100−1の側面部に設けられた位置検出センサ21〜46は人の位置追従用の透過型の光センサで、この光センサは図4に示すように利用者の通行方向に沿って所定間隔を存して直線状に配設される投光素子21a〜46aと、他方の自動改札装置100−2の側面部に投光素子21a〜46aと対向する状態で配設される受光素子21b〜46bとによって構成されている。図4のL1は、投光素子21a〜46aから受光素子21b〜46bへ投射される光の光軸を示している。
図3において、位置検出センサ21〜46の各センサ間の間隔は、胴体の前後幅よりも小さな間隔、例えば8cmに設定されている。この結果、少なくとも2個の隣接するセンサが、1人の利用者により同時に遮光されて検出信号を出力するようになっている。
図3の高さ検出センサ51〜53は、大人と小児とを判別するための大人/小児センサであって、両方の自動改札装置100−1,100−2のそれぞれに位置検出センサ21〜46の列よりやや上方の位置に設けられている。これらの高さ検出センサ51〜53は、反射型の光センサから構成されており、斜め上方へ光を投射してその反射光を受光する。図4のL2は、高さ検出センサ51〜53の光軸を示している。ここで利用者によって高さ検出センサが検出状態となるとき、つまり利用者が125cm以上のとき、利用者は大人、高さ検出センサが非検出状態のとき、つまり利用者が125cm未満のとき、利用者は小児として検出する。高さ検出センサ51は、自動改札装置100の本体1の入口付近に設けられ、高さ検出センサ52は、自動改札装置100の本体1の中央付近に設けられ、高さ検出センサ53は、自動改札装置100の本体1の出口付近に設けられている。
図5は、自動改札装置100の駆動制御系を示すブロック図である。
71は自動改札装置100の動作を制御するCPUである。72はメモリから構成される記憶部であって、媒体Pから読み取ったデータ等が一時的に格納される領域や正券カウンタの領域を備えたRAMと、CPU71の動作プログラム等が格納されたフラッシュメモリと、自動改札装置100の稼働データ等を蓄積するEEPROMとを含んでいる。73は通行する利用者の位置を管理するための管理テーブルであって、記憶部72の例えばEEPROMに設けられている。
74はゲート扉5を制御するゲート扉制御手段であって、扉開閉用のモータや、モータの駆動回路などから構成される。なお、詳細は後述するが請求項中の第1のゲート扉制御手段及び第2のゲート扉制御手段を指している。
75は表示部であって、図2に示した表示部4、表示器8及びそれらの駆動回路などから構成される。76は上位装置であるホストコンピュータ10との間で通信を行うホスト通信部、77は自動改札装置100の各部に電源を供給する電源部である。検出手段78は、請求項中の位置検出手段であり、図3に示した位置検出センサ21〜46で構成される。
79はアンテナ54の動作を制御するアンテナ制御部であって、アンテナ54は媒体P(無線式の媒体P)との間で無線通信を行い、媒体Pに記録されている乗車情報等のデータを非接触で読取る。
判定手段85は無札者判定手段及び請求項中の高さ判定手段、媒体判定手段を指している。高さ判定手段は高さ検出センサ51〜53で構成される。また、媒体判定手段は利用者からの媒体提示の有無を判別する判別手段及び提示された媒体の適否を判定する適否判定手段からなる。ここで、提示された媒体が有効な場合は適正、無効な場合は不正と判定する。
90は媒体Pを受け入れる投入口2のシャッタ91を開閉するシャッタ駆動部である。警告手段86は請求項中の警告手段を指しており、利用者に対して警告を発するものである。
図6は、管理テーブル73の記憶内容の一例を示すものである。
管理テーブル73には、人ハンドル番号73a、位置情報73b,73c、方向情報73d、投入券情報73e、大/小判別情報73f、通行情報73gなどが記録される。
人ハンドル番号73aは、自動改札装置100へ進入した利用者1人毎に割当てられる識別番号である。位置情報73b,73cは、後述するステータスにより利用者の位置を表した情報であって、位置情報73bは今回のステータスに基づく位置情報、位置情報73cは前回のステータスに基づく位置情報である。
ここで、ステータスとは、複数個のセンサをグループ化し、各グループ毎にセンサ位置に対応して割り当てた位置情報のことである。
方向情報73dは、利用者が自動改札装置100のいずれの方向から進入したかを表す情報であり、改札側から進入したか集札側から進入したかを表す情報である。投入券情報73eは、投入された媒体Pに関する情報であり、券種、大人券・小児券の区別、媒体Pの搬送方向などが含まれる。
大/小判別情報73fは、図3の高さ検出センサ51〜53の検出結果から得られる情報であって、利用者が大人であるか小児であるかを表す情報である。
通行情報73gは、利用者が正常客であるかそれ以外の異常客であるかに関する情報であって、利用者が媒体Pを提示しなかった場合は無札者、媒体Pが提示されたがそれが有効な媒体でなかった場合は無効客、進入が許されている側と反対の方向から進入した利用者の場合は逆進入客としてそれぞれのフラグがセットされ、いずれも異常客として取り扱われる。これらの場合以外は、すべて正常客として取り扱われる。また、通行情報73gに正券カウンタ状態、出口通過通知状態、認識開始ステータス番号、傘フラグ、分離フラグ、分離対テーブル番号、接触フラグ、接触対テーブルなどが含まれている。
以上のような管理テーブル73により、自動改札装置100を通行する利用者の位置などが1人毎にリアルタイムに管理される。
次に、上述した自動改札装置100における利用者検出の原理を説明する。
図7は、ステータスとその遷移を説明する図である。
例えば、図7(a)のように隣接するセンサ21とセンサ22とが1グループを構成し、当該グループに対してステータスST1が割り当てられる。また、図7(b)のように隣接するセンサ22とセンサ23とが1グループを構成し、当該グループに対してステータスST2が割り当てられる。また、図7(c)のように隣接するセンサ23とセンサ24とが1グループを構成し、当該グループに対してステータスST3が割り当てられる。以後、順次同様にしてステータスST4〜ステータスST25(図7(f))が割り当てられる。
CPU71は、検出手段78として位置検出センサ21〜46からの検出信号を監視して、1つのグループにおける複数個のセンサ全部が検出信号を出力している状態(遮光状態)のとき、すなわち1グループ内のセンサの遮光状態のAND条件が成立しているときに、そのグループのステータスに利用者が位置していると判定する。
なお、1人の利用者により遮光されるセンサの数は、胴体の幅により変化するが、以下では説明を簡単にするために、1人の利用者により遮光されるセンサは隣接する2個のセンサのみと仮定する。
今、自動改札装置100の入口側から利用者が進入してくる場合を考えると、最初に入口のセンサ21,22が同時に遮光状態となるから、この時点でCPU71は、利用者の現在位置が図7(a)のステータスST1であると判定する。利用者が通路61を進むと、次にセンサ23が遮光状態となるが、前述したようにセンサ23とセンサ22との間隔は利用者胴体の前後幅より小さいため、センサ22,23は遮光状態を維持しており、センサ22,23が同時に遮光状態となり、各センサから検出信号が出力される。したがって、CPU71は、利用者の現在位置が図7(b)のステータスST2であると判定する。
さらに、利用者が通路61を進むと、次にセンサ24が遮光状態となるが、センサ23とセンサ24との間隔は胴体の前後幅より小さいため、センサ23は遮光状態を維持しており、センサ23,24が同時に遮光状態となり、各センサから検出信号が出力される。したがって、CPU71は、利用者の現在位置が図7(c)のステータスST3であると判定する。以後、順次同様にして利用者が通路61を進むに従ってその現在位置がステータスST4〜ステータスST24(図7(e))であると判定される。
最後に、利用者が出口に至ると図7(f)のようにセンサ45,46が同時に遮光状態となり、ステータスはST25と判定される。その後、利用者が出口を抜けると、センサ46は透光状態となり、CPU71は自動改札装置100から利用者が退出したと判定する。
以上の過程において、CPU71はステータスST1を判定した時点で、自動改札装置100へ進入した利用者に対して人ハンドル番号を割当て、管理テーブル73(図6)に、割当てた人ハンドル番号73aを記録する。また、CPU71は、その人ハンドル番号の利用者の位置を前端ステータスと後端ステータスとで管理する。すなわち、入口から出口へ向う進行方向に利用者が通過する場合、センサが透光状態から遮光状態へ最初に変化する位置を前端ステータス、センサが遮光状態から透光状態へ最初に変化する位置を後端ステータスとする。例えば、図8において黒丸で示すセンサ26,27,28が利用者で遮光されている場合、前端ステータスはST7、後端ステータスはST6となる。
なお、図8では2つのステータスにより利用者の前端と後端を管理する例を示したが、胴体幅が小さい場合は、前述の例のように1つのステータスで前端と後端とを管理できる場合もある。また、胴体幅が大きい場合は、3つ以上のステータスのうち、先頭と最後のステータスにより前端と後端を管理することになる。
以上のような前端ステータスと後端ステータスは、管理テーブル73に位置情報73b,73cとして記録される。この場合、位置情報73bには最新のステータスが記録され、位置情報73cには1つ前のステータスが記録される。
媒体判定手段によって媒体Pを投入しないと判別された利用者(或いは無線式の媒体Pをアンテナ54に翳していないと判別された利用者)が無札予備判定ポイントP1に到達すると、CPU71によって、投入口2のシャッタ91が閉じられるとともに、アンテナ54の受信が停止される。これにより、後続の利用者の媒体P、及び無線式の媒体Pの受付が禁止されるようになっている。
媒体判定手段によって媒体Pを投入しないと判別された利用者(或いは無線式の媒体Pをアンテナ54に翳していないと判別された利用者)が無札判定ポイントP2に到達すると、判定手段85が有する無札者判定手段によって、無札者であると判定される。この場合には、表示部75で音声により、また、文字表示により無札であることが報知される。
媒体判定手段によって無札と判定された利用者が通路61内を所定距離引き返して無札クリアポイントP3に到達すると、無札判定がクリアされ、無札者であることの報知が停止されるようになっている。
図9は、本発明の一実施の形態である自動改札装置のゲート扉の制御を示すフローチャートである。
なお、複数の利用者が通路61内に存在するときは複数の利用者のうち先頭の利用者に着目するものとする。
利用者が自動改札装置100を利用するとき、まず、位置検出手段の位置検出センサ21〜46の内、隣接する2個以上の位置検出センサが遮光状態になるか否かにより通路内に利用者が存在するか否かが検出される(S1)。S1において位置検出センサ21〜46の内、隣接する2個以上の位置検出センサが遮光状態となったとき、判別手段によって位置検出センサ21〜46により検出された利用者の媒体の提示の有無が判別される(S2)。
S2において、利用者により媒体が提示されたと判別されたとき(S2の有)、適否判定手段によって利用者により提示された媒体の適否が判定される(S3)。
S3において適否判定手段により提示された媒体が不正であると判定されたとき(S3の否)、利用者が無札判定ポイントP2を通過したか否かが判定される(S4)。また、S2において判別手段により利用者が媒体を提示していないと判別されたとき(S2の無)も利用者が無札判定ポイントP2を通過したか否かが判定される(S4)。さらに、S4において利用者が無札判定ポイントP2を通過したと判定されたとき(S4の通過)、高さ判定手段によって高さ検出センサ51又は52が、利用者が所定の高さ以上であるか否かが判定される(S5)。一方、S4において利用者が無札判定ポイントP2を通過していないと判定されたとき(S4の未通過)、再び利用者による媒体の提示の有無が判別手段によって判別される(S2)。なお、S3において適否判定手段により利用者の提示した媒体が適正と判定されたとき(S3の適)、ゲート扉5を開放制御する(S7)。
S5において高さ判定手段の高さ検出センサ51又は52が利用者が所定の高さ(本実施の形態では略125cm)以上であると判定したとき(S5の検出)、位置検出手段によってゲート扉5付近の位置検出センサが遮光状態となるか否かに基づき検出される(S8)。一方、S5において高さ判定手段により高さ検出センサ51又は52が利用者が所定の高さ未満であると判定したとき(S5の未検出)、続いて高さ判定手段によって高さ検出センサ53が所定の高さ以上か否かが判定される(S6)。
S6において高さ判定手段により高さ検出センサ53が利用者が所定の高さ以上であると判定したとき(S6の検出)、第1のゲート扉制御手段によってゲート扉5を閉鎖制御する(S11)。一方、S6において、高さ判定手段により高さ検出センサ53が、利用者が所定の高さ未満であると判定したとき(S6の未検出)はゲート扉5を開放制御する(S7)。
S8において位置検出手段によりゲート扉5付近の位置検出センサが遮光状態となるとき(S8の検出)、高さ判定手段の高さ検出センサ53によって利用者が所定の高さ以上か否かが判定される(S9)。S9において高さ判定手段の高さ検出センサ53によって利用者が所定の高さ未満であると判定されたとき(S9の未検出)、警告手段86により利用者に対して通路61内の利用者前方に何かが検出されたため注意してくださいとの旨の警告を行うとともに(S10)、第2のゲート扉制御手段によってゲート扉5を閉鎖制御する(S11)。また、S9において高さ判定手段の高さ検出センサ53が利用者が所定の高さ以上であると検出したとき(S9の検出)、ゲート扉5を閉鎖制御する(S11)。
以上のように、判別手段により媒体Pを提示しないと判別された利用者(無札者)又は、適否判定手段により提示した媒体が有効でないと判定された利用者(無効客)が無札判定ポイントP2を通過すると、入口部、中央部及び出口部の高さ検出センサ51〜53の検出状態に基づいてゲート扉5の開閉制御がなされる。すなわち入口部又は中央部の高さ検出センサ51または52の内いずれかが検出状態となることに基づき通路内に進入したのは大人であると判定される。この後でゲート扉5付近の位置検出センサが遮光状態で、かつ、その上部に設けられている高さ検出センサ53が所定高さ未満であると検出してもゲート扉5は閉鎖制御される(第2のゲート扉制御手段)。
一方、入口部、中央部及び出口部のすべての高さ検出センサが所定高さ未満であると判定したときのみ通路内に進入した利用者が小児であると判定し、媒体の提示の有無、提示した媒体の適正に関わらずゲート扉5を開放制御する(第1のゲート扉制御手段)。
従って、従来のようにゲート扉付近の位置検出センサが利用者の所持品等を検出し、かつ、高さ検出センサが所定高さ未満と検出したとき利用者が大人であるにも関わらず、ゲート扉を開放制御すること、また、悪意のある利用者が意図的にゲート扉付近の位置検出センサを遮光状態にすることにより誤判定を起こさせゲート扉を開放制御させること等を防止することができ、利用者の自動改札装置の通過判定をより正確に行うことが出来る。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上述の実施の形態は駅に設置されている自動改札装置として表現されているが、本発明はゲート扉により通行の許可と禁止を行う用途に使用できる自動改札装置一般に適用できるものである。
本発明の一実施の形態に係る改集札システムの構成を概略的に示す図。 図1の改集札システムの自動改札装置を示す外観斜視図。 図2の自動改札装置の側面図。 図1の改集札システムの自動改札装置を示す正面図。 図2の自動改札装置の駆動制御系を示すブロック図。 管理テーブルと記憶内容の一例を示す図。 ステータスとその遷移を示す図。 前端ステータスと後端ステータスを説明する図。 本発明の一実施の形態である自動改札装置のゲート扉制御を示すフローチャート。
符号の説明
1 本体
2 投入口
3 排出口
4 表示部
5 ゲート扉
6 フレーム
10 ホストコンピュータ
11 CPU
12 メモリ部
13 表示部
14 入力部
15 通信制御部
20a 通信回線
21〜46 位置検出センサ
51〜53 高さ検出センサ
54 アンテナ
61 通路
71 CPU
72 記憶部
73 管理テーブル
73a 人ハンドル番号
73b 位置情報
73c 位置情報
73d 方向情報
73e 投入券情報
73f 大/小判別情報
73g 通行情報
74 ゲート扉制御手段
75 表示部
76 ホスト通信部
77 電源部
78 検出手段
79 アンテナ制御部
85 判定手段
86 警告手段
100 自動改札装置
P 媒体

Claims (2)

  1. 利用者の通路を構成すべく通路の両側に設けられた一対の本体と、
    この本体の利用者の通行方向に沿って所定間隔で複数の位置検出センサが設けられ、これ
    らの位置検出センサの出力に基づいて前記通路内のいずれの位置に利用者が存在するかを
    検出する位置検出手段と、
    前記本体の入口部、及び出口部にそれぞれ設けられた高さ検出センサの出力と前記位置検
    出手段の各位置検出センサの出力とに基づいて、それぞれの部分での利用者の高さを判定
    する高さ判定手段と、
    前記本体の出口部に設けられ、利用者の通行を阻止するゲート扉と、
    前記利用者からの提示媒体の有無及び提示された媒体の正当性を判定する媒体判定手段と

    前記高さ判定手段により全ての部分で利用者の高さが所定の高さ未満と判定されたとき、
    前記媒体判定手段の判定結果に関わらず前記ゲート扉を開放制御する第1のゲート扉制御
    手段と、
    前記媒体判定手段によって媒体の提示無し又は媒体が不正と判定された利用者が、前記高
    さ判定手段により入口部で所定高さ以上と判定され、かつ出口部で所定高さ未満と判定さ
    れたとき、前記ゲート扉を閉鎖制御する第2のゲート扉制御手段と、
    を有する自動改札装置。
  2. 前記第2のゲート扉制御手段によって前記ゲート扉を閉鎖制御するとともに、前記利用者に対して前方に障害となる物が存在するため注意をするよう促す旨の警告を発する警告手段を更に有することを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の自動改札装置。
JP2008311271A 2008-12-05 2008-12-05 自動改札装置 Expired - Fee Related JP5305874B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008311271A JP5305874B2 (ja) 2008-12-05 2008-12-05 自動改札装置
EP09015084A EP2194313B1 (en) 2008-12-05 2009-12-04 Luminaire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008311271A JP5305874B2 (ja) 2008-12-05 2008-12-05 自動改札装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010134767A JP2010134767A (ja) 2010-06-17
JP5305874B2 true JP5305874B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=42345993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008311271A Expired - Fee Related JP5305874B2 (ja) 2008-12-05 2008-12-05 自動改札装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5305874B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5752543B2 (ja) * 2011-09-22 2015-07-22 株式会社東芝 自動改札装置
JP5928019B2 (ja) * 2012-03-12 2016-06-01 オムロン株式会社 ゲート装置、ゲートシステム、およびゲート装置の通行制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10261117A (ja) * 1997-03-21 1998-09-29 Toshiba Corp 自動改札装置
JP4029403B2 (ja) * 2003-07-09 2008-01-09 オムロン株式会社 自動改札装置
JP5057759B2 (ja) * 2006-12-01 2012-10-24 株式会社東芝 自動改札装置及び自動改札方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010134767A (ja) 2010-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5057759B2 (ja) 自動改札装置及び自動改札方法
JP5305874B2 (ja) 自動改札装置
JP5322372B2 (ja) 自動改札装置
JP5460043B2 (ja) 自動改札装置
JP5361317B2 (ja) 自動改札装置
JP5547232B2 (ja) 自動改札装置
JP5459687B2 (ja) 自動改札装置
JP5514238B2 (ja) 自動改札装置
JP5216489B2 (ja) 自動改札装置及び自動改札装置のゲート扉制御方法
JP5305562B2 (ja) 自動改札装置
JP5487244B2 (ja) 自動改札装置及び自動改札方法
JP5057760B2 (ja) 自動改札装置及び自動改札方法
JP2010079717A (ja) 自動改札装置及び自動改札装置のゲート扉制御方法
JP2010134715A (ja) 自動改集札装置及び自動改集札システム
JP2011215953A (ja) 自動改札装置
JP5487243B2 (ja) 自動改札方法、および自動改札装置
JP5487245B2 (ja) 自動改札方法及び自動改札装置
JPH1074274A (ja) 自動改札システム
JP2005309477A (ja) 改札処理システム及びそれで用いられる非接触式自動改札機
JP5420867B2 (ja) 自動改札装置
JP3637093B2 (ja) 自動改札装置
JP2010238153A (ja) 自動改札機
JP4703160B2 (ja) 非接触式自動改札機
JP2014029731A (ja) 通行判定装置
JP5752541B2 (ja) 自動改札装置および改札システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110427

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130625

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees