JP2001261677A - 発光素子材料、それを使用した発光素子及び環状アジン化合物 - Google Patents

発光素子材料、それを使用した発光素子及び環状アジン化合物

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JP2001261677A
JP2001261677A JP2000070559A JP2000070559A JP2001261677A JP 2001261677 A JP2001261677 A JP 2001261677A JP 2000070559 A JP2000070559 A JP 2000070559A JP 2000070559 A JP2000070559 A JP 2000070559A JP 2001261677 A JP2001261677 A JP 2001261677A
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Kazumi Arai
一巳 新居
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】低電圧駆動で高輝度、高効率の発光が可能で、
繰り返し使用時での安定性に優れ、均質面状発光可能な
橙色〜赤色発光素子(材料)を提供する。 【解決手段】式1の環状アジン化合物を用いる。 式1中、X11は酸素原子、硫黄原子またはN−Rx を表
し、Y11は酸素原子、または硫黄原子を表し、R11〜R
19、R1a、Rx は同一または異なっていても良く、それ
ぞれ水素原子または置換基を表す。但し、R11〜R19
1a、およびRxの少なくとも1つは電子輸送性ヘテロ
環基を含有する。 具体例を式2に示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルター用染
料、色変換フィルター、写真感光材料染料、増感色素、
パルプ染色用染料、レーザー色素、医療診断用蛍光薬
剤、発光素子用材料等として用いるに適した化合物およ
び、それらを用いた発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】有機物質を使用した有機電界発光(E
L)素子は、固体発光型の安価な大面積フルカラー表示
素子としての用途が有望視され、多くの開発が行われて
いる。一般に有機発光素子は、発光層及び該層を挟んだ
一対の対向電極から構成されている。発光は、両電極間
に電界が印加されると、陰極から電子が注入され、陽極
から正孔が注入される。更に、この電子と正孔が発光層
において再結合し、エネルギー準位が伝導帯から価電子
帯に戻る際にエネルギーを光として放出する現象であ
る。
【0003】従来の有機発光素子は、駆動電圧が高く、
発光輝度や発光効率も低かったが、近年、10V以下の
低電圧で発光する高い蛍光量子効率を持った有機化合物
を含有した薄膜を積層した有機EL素子が報告され(ア
プライド フィジックス レターズ、51巻、913
頁、1987年)、関心を集めている。この方法は、電
子輸送層として金属キレート錯体を、発光層として蛍光
化合物、正孔輸送層としてアミン化合物を使用して、高
輝度の緑色発光を得ている。また、フルカラーディスプ
レイ、光源としての利用を考えた場合、実用上は三原色
あるいは白色を出す必要があり、蛍光色素をドープし望
む色を発光させる素子が報告されている(ジャーナル
オブ アプライド フィジックス、65巻、3610
頁、1989年)。この手法は、単独で発光層として用
いると濃度消光が大きく高効率発光が困難な赤色発光色
素において特に有効であり、良好な色純度、高輝度を達
成している。フルカラーディスプレイ、および、バック
ライトなどに有機ELを適用するためには、適度な波長
で発光し、耐久性に優れる蛍光色素開発が必要であり、
耐久性、発光効率の点で特に赤色蛍光色素の開発が望ま
れている。
【0004】有機発光素子に用いられている赤色蛍光色
素としては、例えば4−(ジシアノメチレン)−2−メ
チル−6−(4−ジメチルアミノスチリル)−4H−ピ
ラン(DCM)をドープすることによって赤橙色の発光
を得ているが、色純度が低い、耐久性が低いなどの問題
があり、実用に供し得なかった。また、ナイルレッドが
知られているが、色相が短波であること、発光輝度が低
いこと、及び耐久性に優れない、などの問題があった。
また、同様に蛍光性材料をドープすることによって緑色
より長波に発光するEL素子が種々開発されているもの
の、いずれも赤色発光としては色純度が低く、また十分
な発光輝度は有していないといった大きな問題を持って
いた。また、従来の赤色蛍光色素を用いたEL素子では
耐久性が低いといった問題も抱えていた。
【0005】一方、有機EL素子において高輝度発光を
実現しているものは有機物質を真空蒸着によって積層し
ている素子であるが、製造工程の簡略化、加工性、大面
積化等の観点から塗布方式による素子作製が望ましい。
しかしながら、従来の塗布方式で作製した素子では発光
輝度、発光効率の点で蒸着方式で作製した素子に劣って
おり、高輝度、高効率発光化が大きな課題となってい
た。また、有機低分子化合物を有機ポリマー媒体に分散
して塗布した素子では、長時間発光させた場合有機低分
子化合物が凝集するなどの原因により均質な面状発光が
難しいといった課題があった。
【0006】また、近年、フィルター用染料、色変換フ
ィルター、写真感光材料染料、増感色素、パルプ染色用
染料、レーザー色素、医療診断用蛍光薬剤、有機発光素
子用材料等に蛍光を有する物質が種々用いられ、その需
要が高まっているが、蛍光強度が強く、橙色から赤色の
長波発光可能な蛍光色素はあまりなく、新たな材料開発
が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、低電圧駆動で高輝度、高効率の発光が可能で、繰り
返し使用時での安定性に優れ、均質面状発光可能な橙色
〜赤色発光素子用材料および発光素子の提供にある。本
発明の第二の目的は、塗布方式で作製しても高輝度、高
効率発光可能な発光素子材料およびそれを用いた発光素
子の提供にある。本発明の第三の目的は蛍光強度の強い
橙色から赤色に蛍光を有する新規な化合物を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は下記手段によ
って達成された。 [1]下記一般式(I)で表される化合物であることを
特徴とする発光素子材料。 一般式(I)
【0009】
【化3】
【0010】式中、X11は酸素原子、硫黄原子またはN
−Rx を表し、Y11は酸素原子、または硫黄原子を表
し、R11〜R19、R1a、Rx は同一または異なっていて
も良く、それぞれ水素原子または置換基を表す。但し、
11〜R19、R1a、およびRxの少なくとも1つは電子
輸送性ヘテロ環基を含有する。 [2]下記一般式(II)の構造を有する環状アジン化合
物。 一般式(II)
【0011】
【化4】
【0012】式中、X21は酸素原子、硫黄原子またはN
−Rx を表し、Y21は酸素原子、または硫黄原子を表
し、R21〜R29、RX は同一または異なっていても良
く、それぞれ水素原子または置換基を表す。R2aは置換
基を有しても良いオキサジアゾリル基を表す。 [3]電極間に少なくとも一層の有機薄膜を含有する発
光素子において、[1]ないし[2]に記載の一般式
(I)ないし一般式(II)で表される化合物を少なくと
も一つ有することを特徴とする発光素子。 [4]一対の電極間に発光層もしくは発光層を含む複数
の有機化合物薄膜を形成した発光素子において、少なく
とも一層が[1]ないし[2]の一般式(I)ないし一
般式(II)で表される化合物をポリマー中に分散した層
であることを特徴とする発光素子。 [5]一対の電極間に発光層もしくは発光層を含む複数
の有機化合物薄膜を形成した有機エレクトロルミネッセ
ンス素子において、少なくとも一層が[1]ないし
[2]記載の一般式(I)ないし一般式(II)で表され
る化合物もしくは該化合物の含有物を塗布することによ
って形成された層であることを特徴とする発光素子。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。一般式(I)について説明する。X11は酸素原
子、硫黄原子またはN−Rx を表し、Y11は酸素原子、
または硫黄原子を表す。X11は好ましくは酸素原子また
はN−Rx を表し、Y11は好ましくは酸素原子を表す。
11〜R19、R1a、Rxは同一または異なっていても良
く、それぞれ水素原子または置換基を表す。置換基とし
ては、例えばアルキル基(好ましくは炭素数1〜20、
より好ましくは炭素数1〜12、特に好ましくは炭素数
1〜8であり、例えばメチル、エチル、iso−プロピ
ル、tert−ブチル、n−オクチル、n−デシル、n
−ヘキサデシル、シクロプロピル、シクロペンチル、シ
クロヘキシルなどが挙げられる。)、アルケニル基(好
ましくは炭素数2〜20、より好ましくは炭素数2〜1
2、特に好ましくは炭素数2〜8であり、例えばビニ
ル、アリル、2−ブテニル、3−ペンテニルなどが挙げ
られる。)、アルキニル基(好ましくは炭素数2〜2
0、より好ましくは炭素数2〜12、特に好ましくは炭
素数2〜8であり、例えばプロパルギル、3−ペンチニ
ルなどが挙げられる。)、アリール基(好ましくは炭素
数6〜30、より好ましくは炭素数6〜20、特に好ま
しくは炭素数6〜12であり、例えばフェニル、p−メ
チルフェニル、ナフチルなどが挙げられる。)、アミノ
基(好ましくは炭素数0〜20、より好ましくは炭素数
0〜10、特に好ましくは炭素数0〜6であり、例えば
アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ノ、ジベンジルアミノなどが挙げられる。)、アルコキ
シ基(好ましくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素
数1〜12、特に好ましくは炭素数1〜8であり、例え
ばメトキシ、エトキシ、ブトキシなどが挙げられ
る。)、アリールオキシ基(好ましくは炭素数6〜2
0、より好ましくは炭素数6〜16、特に好ましくは炭
素数6〜12であり、例えばフェニルオキシ、2−ナフ
チルオキシなどが挙げられる。)、アシル基(好ましく
は炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1〜16、特
に好ましくは炭素数1〜12であり、例えばアセチル、
ベンゾイル、ホルミル、ピバロイルなどが挙げられ
る。)、アルコキシカルボニル基(好ましくは炭素数2
〜20、より好ましくは炭素数2〜16、特に好ましく
は炭素数2〜12であり、例えばメトキシカルボニル、
エトキシカルボニルなどが挙げられる。)、アリールオ
キシカルボニル基(好ましくは炭素数7〜20、より好
ましくは炭素数7〜16、特に好ましくは炭素数7〜1
0であり、例えばフェニルオキシカルボニルなどが挙げ
られる。)、アシルオキシ基(好ましくは炭素数2〜2
0、より好ましくは炭素数2〜16、特に好ましくは炭
素数2〜10であり、例えばアセトキシ、ベンゾイルオ
キシなどが挙げられる。)、アシルアミノ基(好ましく
は炭素数2〜20、より好ましくは炭素数2〜16、特
に好ましくは炭素数2〜10であり、例えばアセチルア
ミノ、ベンゾイルアミノなどが挙げられる。)、アルコ
キシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数2〜20、
より好ましくは炭素数2〜16、特に好ましくは炭素数
2〜12であり、例えばメトキシカルボニルアミノなど
が挙げられる。)、アリールオキシカルボニルアミノ基
(好ましくは炭素数7〜20、より好ましくは炭素数7
〜16、特に好ましくは炭素数7〜12であり、例えば
フェニルオキシカルボニルアミノなどが挙げられ
る。)、スルホニルアミノ基(好ましくは炭素数1〜2
0、より好ましくは炭素数1〜16、特に好ましくは炭
素数1〜12であり、例えばメタンスルホニルアミノ、
ベンゼンスルホニルアミノなどが挙げられる。)、スル
ファモイル基(好ましくは炭素数0〜20、より好まし
くは炭素数0〜16、特に好ましくは炭素数0〜12で
あり、例えばスルファモイル、メチルスルファモイル、
ジメチルスルファモイル、フェニルスルファモイルなど
が挙げられる。)、カルバモイル基(好ましくは炭素数
1〜20、より好ましくは炭素1〜16、特に好ましく
は炭素数1〜12であり、例えばカルバモイル、メチル
カルバモイル、ジエチルカルバモイル、フェニルカルバ
モイルなどが挙げられる。)、アルキルチオ基(好まし
くは炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1〜16、
特に好ましくは炭素数1〜12であり、例えばメチルチ
オ、エチルチオなどが挙げられる。)、アリールチオ基
(好ましくは炭素数6〜20、より好ましくは炭素数6
〜16、特に好ましくは炭素数6〜12であり、例えば
フェニルチオなどが挙げられる。)、スルホニル基(好
ましくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1〜1
6、特に好ましくは炭素数1〜12であり、例えばメシ
ル、トシルなどが挙げられる。)、スルフィニル基(好
ましくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1〜1
6、特に好ましくは炭素数1〜12であり、例えばメタ
ンスルフィニル、ベンゼンスルフィニルなどが挙げられ
る。)、ウレイド基(好ましくは炭素数1〜20、より
好ましくは炭素数1〜16、特に好ましくは炭素数1〜
12であり、例えばウレイド、メチルウレイド、フェニ
ルウレイドなどが挙げられる。)、リン酸アミド基(好
ましくは炭素数1〜20、より好ましくは炭素数1〜1
6、特に好ましくは炭素数1〜12であり、例えばジエ
チルリン酸アミド、フェニルリン酸アミドなどが挙げら
れる。)、ヒドロキシ基、メルカプト基、ハロゲン原子
(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子)、シアノ基、スルホ基、カルボキシル基、ニトロ
基、ヒドロキサム酸基、スルフィノ基、ヒドラジノ基、
イミノ基、ヘテロ環基(好ましくは炭素数1〜20、よ
り好ましくは炭素数1〜12であり、ヘテロ原子として
は、例えば窒素原子、酸素原子、硫黄原子、具体的には
例えばピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルフォ
リン、チオフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、
ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリダジン、トリア
ゾール、トリアジン、インドール、インダゾール、プリ
ン、チアゾリン、チアゾール、チアジアゾール、オキサ
ゾリン、オキサゾール、オキサジアゾール、キノリン、
イソキノリン、フタラジン、ナフチリジン、キノキサリ
ン、キナゾリン、シンノリン、プテリジン、アクリジン
フェナントロリン、フェナジン、テトラゾール、ベン
ズイミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾー
ル、ベンゾトリアゾール、テトラザインデンなどが挙げ
られる。)、シリル基(好ましくは炭素数3〜40、よ
り好ましくは3〜30、特に好ましくは3〜24であ
り、例えばトリメチルシリル、トリフェニルシリルなど
が挙げられる。)などが挙げられる。これらの置換基は
更に置換されてもよい。
【0014】R13〜R19の各置換基は、それぞれ結合し
て環を形成してもよく、形成される環として好ましくは
5〜6員環の脂環、ヘテロ環または芳香環である。Rx
は好ましくは炭素数1〜20の無置換または置換のアル
キル基、炭素数6〜20の無置換または置換アリール
基、炭素数2〜20の無置換または置換のヘテロ環基を
表す。
【0015】R11、R12として好ましくは、炭素数1〜
20の無置換または置換のアルキル基、炭素数6〜20
の無置換または置換アリール基、炭素数2〜20のヘテ
ロ環基であり、R13またはR14とそれぞれ結合して環
(好ましくは5〜6員の脂環)を形成してもよく、例え
ばインドリン環、テトラヒドロキノリン環、ジュロリジ
ン環、フェノキサジン環、フェノチアジン環などが挙げ
られる。また、R11とR 12で連結して環を形成しても良
く、例えばピロリジン環、ピペリジン環、モルホリン
環、フェノキサジン環、フェノチアジン環、アゼピン
環、カルバゾール環などが挙げられる。R13、R14、R
15として好ましくは水素原子、炭素数1〜20の置換ま
たは無置換のアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ
基、炭素数1〜20の置換または無置換のアルコキシ
基、無置換のアミノ基、炭素数1〜20の置換アミノ基
である。特に好ましくは、水素原子、炭素数1〜10の
置換または無置換のアルキル基、炭素数1〜10の置換
または無置換のアルコキシ基である。
【0016】R16〜R19は好ましくは、水素原子、炭素
数2〜20のヘテロ環基、ハロゲン原子、炭素数1〜3
0の置換カルボニル基、炭素数1〜30のアルキルアミ
ノ基、炭素数6〜30のアリールアミノ基、炭素数1〜
30のスルホニルアミノ基、炭素数2〜30のアシルア
ミノ基、炭素数1〜30のウレイド基、炭素数2〜30
のアルコキシカルボニルアミノ基、炭素数7〜30のア
リールオキシカルボニルアミノ基、炭素数1〜30のカ
ルバモイルアミノ基、炭素数1〜30のスルファモイル
アミノ基が挙げられる。置換カルボニル基の置換基とし
てはアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリール
オキシ基、アリールアミノ基、アルキルアミノ基が挙げ
られる。特に好ましくは水素原子、炭素数1〜20のア
シルアミノ基、炭素数1〜20のウレイド基、炭素数2
〜20のアルコキシカルボニルアミノ基、炭素数7〜2
0のアリールオキシカルボニルアミノ基である。
【0017】R1aとして好ましくは水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ
環基、無置換アミノ基、アシルアミノ基、スルホニルア
ミノ基、カルバモイルアミノ基、スルファモイルアミノ
基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカ
ルボニルアミノ基、リン酸アミド基、アシル基、カルバ
モイル基、スルホニル基、スルファモイル基、シアノ
基、ハロゲン原子であり、より好ましくは水素原子、ヘ
テロ環基、無置換アミノ基、アシルアミノ基、スルホニ
ルアミノ基、カルバモイルアミノ基、スルファモイルア
ミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキ
シカルボニルアミノ基、アシル基、カルバモイル基、ス
ルホニル基、スルファモイル基、シアノ基、ハロゲン原
子であり、更に好ましくは水素原子、ヘテロ環基、アシ
ルアミノ基、スルホニルアミノ基、カルバモイルアミノ
基、スルファモイルアミノ基、アルコキシカルボニルア
ミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アシル
基、カルバモイル基、シアノ基であり、特に好ましくは
ヘテロ環基である。
【0018】R11ないしR19、R1a、Rx の少なくとも
1つは電子輸送性ヘテロ環基を含有し、電子輸送性ヘテ
ロ環基として好ましくは窒素原子、酸素原子および硫黄
原子からなるヘテロ原子を少なくとも2つ持つ5ないし
6員の芳香族ヘテロ環である。電子輸送性ヘテロ環基は
更に縮環を形成しても良く、置換されていても良い。電
子輸送性ヘテロ環の好ましい具体例としてはピラゾー
ル、単環イミダゾール、イソオキサゾール、オキサゾー
ル、オキサジアゾール、単環チアゾール、チアジアゾー
ル、トリアゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンズオ
キサゾールが挙げられ、更に好ましくはイソオキサゾー
ル、オキサゾール、1,2,4−オキサジアゾール、
1,3,4−オキサジアゾールを表す。電子輸送性ヘテ
ロ環基の置換位置は好ましくはR1aである。
【0019】次に、一般式(II)について説明する。X
21、Y21、R21ないしR29は一般式(I)のX11
11、R11ないしR19と同義であり、好ましい範囲も同
義である。R2aはオキサジアゾリル基を表し、さらに置
換されていても良い。置換基としては一般式(I)のR
1aが表す置換基と同義であり、更に置換されていても良
い。置換基は、好ましくは脂肪族炭化水素基、アリール
基、ヘテロ環基を表す。
【0020】また、一般式(I)〜(II)で表される化
合物は低分子量化合物であっても良いし、一般式(I)
〜(II)で表される残基がポリマー主鎖に接続された高
分子量化合物(好ましくは重量平均分子量1000〜5
000000、特に好ましくは5000〜200000
0、さらに好ましくは10000〜1000000)も
しくは、一般式(I)〜(II)の骨格を主鎖にもつ高分
子量化合物(好ましくは重量平均分子量1000〜50
00000、特に好ましくは5000〜200000
0、更に好ましくは10000〜1000000)であ
ってもよい。高分子量化合物の場合は、ホモポリマーで
あっても良いし、他のモノマーとの共重合体であっても
良い。一般式(I)〜(II)で表される化合物として
は、好ましくは、低分子量化合物である。また、一般式
(I)〜(II)は便宜的に極限構造式で表しているが、
その互変異性体であってもよい。
【0021】以下に一般式(I)〜(II)の置換基の好
ましい組み合わせについて説明する。一般式(I)の好
ましい組み合わせはX11は酸素原子またはN−Rx を表
し、Y11は酸素原子を表す。Rx は炭素数1〜20の無
置換または置換のアルキル基、炭素数6〜20の無置換
または置換アリール基、炭素数2〜20の無置換または
置換のヘテロ環基である。R11、R12は炭素数1〜20
の無置換または置換のアルキル基、炭素数6〜20の無
置換または置換アリール基、炭素数2〜20の無置換ま
たは置換のヘテロ環基であり、R13またはR14とそれぞ
れ結合して環(好ましくは5〜6員の脂環)を形成して
もよく、例えばインドリン環、テトラヒドロキノリン
環、ジュロリジン環、フェノキサジン環、フェノチアジ
ン環を形成しても良い。また、R11とR12で連結して環
を形成しても良く、例えばピロリジン環、ピペリジン
環、モルホリン環、フェノキサジン環、フェノチアジン
環、アゼピン環、カルバゾール環などが挙げられる。R
13、R14、R15は水素原子、炭素数2〜20の無置換ま
たは置換のヘテロ環基、炭素数1〜20の置換または無
置換のアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、炭素
数1〜20の置換または無置換のアルコキシ基、無置換
のアミノ基、炭素数1〜20の置換アミノ基であり、R
16〜R19は、水素原子、炭素数2〜20の無置換または
置換のヘテロ環基、ハロゲン原子、炭素数1〜30の置
換カルボニル基、炭素数1〜30のアルキルアミノ基、
炭素数6〜30のアリールアミノ基、炭素数1〜30の
スルホニルアミノ基、炭素数2〜30のアシルアミノ
基、炭素数1〜30のウレイド基、炭素数2〜20のア
ルコキシカルボニルアミノ基、炭素数7〜30のアリー
ルオキシカルボニルアミノ基、炭素数1〜30のカルバ
モイルアミノ基、炭素数1〜30のスルファモイルアミ
ノ基が挙げられる。R1aは水素原子、アルキル基、アル
ケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、無
置換アミノ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、
カルバモイルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アル
コキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニル
アミノ基、リン酸アミド基、アシル基、カルバモイル
基、スルホニル基、スルファモイル基、シアノ基、ハロ
ゲン原子を表す。ヘテロ環として好ましくはピラゾー
ル、イミダゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、
オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール、トリ
アゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンズオキサゾー
ル、ベンゾオキサゾールが挙げられ、更に好ましくはイ
ソオキサゾール、オキサゾール、1,2,4−オキサジ
アゾール、1,3,4−オキサジアゾールを表す。更に
好ましい組み合わせとしてはR11、R12は炭素数1〜2
0の無置換または置換のアルキル基、炭素数6〜20の
無置換または置換アリール基であり、R13またはR14
それぞれ結合して環(好ましくは5〜6員の脂環)を形
成してもよく、例えばインドリン環、テトラヒドロキノ
リン環、ジュロリジン環を形成しても良い。また、R11
とR12で連結して環を形成しても良く、例えばピロリジ
ン環、ピペリジン環、モルホリン環などが挙げられる。
13、R14、R15は水素原子、炭素数1〜20の置換ま
たは無置換のアルキル基、炭素数1〜20の置換または
無置換のアルコキシ基であり、R16〜R19は、水素原
子、炭素数1〜20のスルホニルアミノ基、炭素数2〜
20のアシルアミノ基、炭素数1〜20のウレイド基、
炭素数2〜20のアルコキシカルボニルアミノ基、炭素
数7〜20のアリールオキシカルボニルアミノ基、炭素
数1〜20のカルバモイルアミノ基、炭素数1〜20の
スルファモイルアミノ基である。R1aはヘテロ環基を表
し、ヘテロ環として好ましくはピラゾール、イミダゾー
ル、イソオキサゾール、オキサゾール、オキサジアゾー
ル、チアゾール、チアジアゾール、トリアゾール、ベン
ズイソオキサゾール、ベンズオキサゾールが挙げられ、
更に好ましくはイソオキサゾール、オキサゾール、1,
2,4−オキサジアゾール、1,3,4−オキサジアゾ
ールを表す。特に好ましくはR13ないしR19は水素原子
である。
【0022】一般式(II)の好ましい組み合わせは
21、Y21、R21ないしR29は一般式(I)の好ましい
組合せと同義であり、R2aはオキサジアゾリル基であ
り、さらに置換されていても良い。置換基としては一般
式(I)のR1aが表す置換基と同義であり、好ましくは
炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜20の
アリール基、炭素数2〜20のヘテロ環基を表す。
【0023】次に、一般式(I)の化合物例を示すが、
本発明はこれに限定されない。
【0024】
【化5】
【0025】
【化6】
【0026】
【化7】
【0027】
【化8】
【0028】
【化9】
【0029】
【化10】
【0030】次に本発明化合物の合成法を示す。本発明
化合物は種々の方法で合成できるが、例えば一般的合成
法としては以下の合成例で示したようにフェニレンジア
ミン誘導体とナフトール誘導体とをアルカリ性雰囲気下
で酸化剤を作用させて合成するような、ナフトールやア
ニリンに対してフェニレンジアミンやアミノナフトール
類を酸化カップリングさせる合成法や、o−ニトロソフ
ェノールと中間体Bで表されるナフトール誘導体を反
応、環化し生成物を合成する方法などが挙げられる。
【0031】本発明化合物の合成例の一部を以下に示
す。 合成例−1 例示化合物(D−1)の合成
【0032】
【化11】
【0033】ヒドラジン一水和物25.0gをエタノー
ル50mlに溶解したものにフェニル−1−ヒドロキシ
ナフトエート26.4gを添加攪拌した。反応液の温度
は約40℃まで上昇した。反応液をさらに1時間攪拌し
た後、水を100ml添加攪拌し、析出した結晶を濾
取、乾燥し、1−ヒドロキシ−2−ナフトヒドラジドを
15.7g得た。次に、得られた1−ヒドロキシ−2−
ナフトヒドラジド10.1gをジメチルアセトアミド2
5mlとアセトニトリル25mlの混合液に溶解したも
のに、ピリジン17.4gを添加し、10℃以下でベン
ゾイルクロライド15.5gを滴下した。反応液を徐々
に室温に戻し1時間攪拌した後、反応液を水に注ぎ、析
出した結晶を濾取した。エタノールで洗浄後、乾燥し、
中間体Aを15.9g得た。次に、塩化チオニル50m
lに中間体A15.3gを添加し、70℃に加熱し、5
時間攪拌した。反応液を放冷後、氷水に注ぎ、析出した
結晶を濾取しメタノールで洗浄、乾燥した。得られた結
晶をカラムクロマトグラフィにてクロロホルムにて展
開、精製し、中間体Bを7.0g得た。次に、中間体B
0.29gを酢酸エチル400mlとメタノール200
mlの混合液に溶解したものに、炭酸カリウム2.1g
を100mlの水に溶解したものを添加し、さらにフェ
ニレンジアミン化合物Cを1.5g、過硫酸アンモニウ
ムを1.4g順次添加し、50℃で2時間攪拌した。反
応終了後、分液操作により有機相を分離、濃縮し、カラ
ムクロマトグラフィ(クロロホルム/酢酸エチル=9/
1)にて精製し、目的の例示化合物D−1を0.27g
得た。本化合物の溶液蛍光スペクトルを測定したとこ
ろ、PLmax=607nm(CHCl3 )であった。 合成例−2 例示化合物(D−2)の合成
【0034】
【化12】
【0035】中間体Bを1.44gとニトロソ化合物D
2.31gをジメチルホルムアミド20mlに溶解し、
100℃で12時間、加熱攪拌した。反応終了後、ジメ
チルホルムアミドを減圧留去し、得られた残分をカラム
クロマトグラフィ(クロロホルム/酢酸エチル=9/
1)にて精製し、目的の例示化合物D−2を0.12g
得た。本化合物の溶液蛍光スペクトルを測定したとこ
ろ、PLmax=628nm(CHCl3 )であった。 合成例−3 例示化合物(D−3)の合成 例示化合物D−1と同様の方法で合成した(PLmax
=607nm(CHCl3 ))。 合成例−4 例示化合物(D−4)の合成 例示化合物D−2と同様の方法で合成した(PLmax
=630nm(CHCl3 ))。
【0036】次に、本発明の環状アジン型化合物を含有
する発光素子に関して説明する。本発明の環状アジン型
化合物は、橙色ないし赤色の発光材料として有用であ
り、発光層および/または正孔輸送層に用いるのが好ま
しい。本発明の環状アジン型化合物を含有する発光素子
の有機層の形成方法は、特に限定されるものではない
が、抵抗加熱蒸着、電子ビーム、スパッタリング、分子
積層法、コーティング法、インクジェット法、印刷法な
どの方法が用いられ、特性面、製造面で抵抗加熱蒸着、
コーティング法が好ましい。
【0037】本発明の発光素子は陽極、陰極の一対の電
極間に発光層もしくは発光層を含む複数の有機化合物薄
膜を形成した素子であり、発光層のほか正孔注入層、正
孔輸送層、電子注入層、電子輸送層、保護層などを有し
てもよく、またこれらの各層はそれぞれ他の機能を備え
たものであってもよい。各層の形成にはそれぞれ種々の
材料を用いることができる。
【0038】陽極は正孔注入層、正孔輸送層、発光層な
どに正孔を供給するものであり、金属、合金、金属酸化
物、電気伝導性化合物、またはこれらの混合物などを用
いることができ、好ましくは仕事関数が4eV以上の材
料である。具体例としては酸化スズ、酸化亜鉛、酸化イ
ンジウム、酸化インジウムスズ(ITO)等の導電性金
属酸化物、あるいは金、銀、クロム、ニッケル等の金
属、さらにこれらの金属と導電性金属酸化物との混合物
または積層物、ヨウ化銅、硫化銅などの無機導電性物
質、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロールなど
の有機導電性材料、およびこれらとITOとの積層物な
どが挙げられ、好ましくは、導電性金属酸化物であり、
特に、生産性、高導電性、透明性等の点からITOが好
ましい。陽極の膜厚は材料により適宜選択可能である
が、通常10nm〜5μmの範囲のものが好ましく、よ
り好ましくは50nm〜1μmであり、更に好ましくは
100nm〜500nmである。
【0039】陽極は通常、ソーダライムガラス、無アル
カリガラス、透明樹脂基板などの上に層形成したものが
用いられる。ガラスを用いる場合、その材質について
は、ガラスからの溶出イオンを少なくするため、無アル
カリガラスを用いることが好ましい。また、ソーダライ
ムガラスを用いる場合、シリカなどのバリアコートを施
したものを使用することが好ましい。基板の厚みは、機
械的強度を保つのに十分であれば特に制限はないが、ガ
ラスを用いる場合には、通常0.2mm以上、好ましく
は0.7mm以上のものを用いる。陽極の作製には材料
によって種々の方法が用いられるが、例えばITOの場
合、電子ビーム法、スパッタリング法、抵抗加熱蒸着
法、化学反応法(ゾル−ゲル法など)、酸化インジウム
スズの分散物の塗布などの方法で膜形成される。陽極は
洗浄その他の処理により、素子の駆動電圧を下げたり、
発光効率を高めることも可能である。例えばITOの場
合、UV−オゾン処理、プラズマ処理などが効果的であ
る。
【0040】陰極は電子注入層、電子輸送層、発光層な
どに電子を供給するものであり、電子注入層、電子輸送
層、発光層などの負極と隣接する層との密着性やイオン
化ポテンシャル、安定性等を考慮して選ばれる。陰極の
材料としては金属、合金、金属ハロゲン化物、金属酸化
物、電気伝導性化合物、またはこれらの混合物を用いる
ことができ、具体例としてはアルカリ金属(例えばL
i、Na、K、Cs等)及びそのフッ化物、アルカリ土
類金属(例えばMg、Ca等)及びそのフッ化物、金、
銀、鉛、アルニウム、ナトリウム−カリウム合金または
それらの混合金属、リチウム−アルミニウム合金または
それらの混合金属、マグネシウム−銀合金またはそれら
の混合金属、インジウム、イッテリビウム等の希土類金
属等が挙げられ、好ましくは仕事関数が4eV以下の材
料であり、より好ましくはアルミニウム、リチウム−ア
ルミニウム合金またはそれらの混合金属、マグネシウム
−銀合金またはそれらの混合金属等である。陰極は、上
記化合物及び混合物の単層構造だけでなく、上記化合物
及び混合物を含む積層構造を取ることもできる。陰極の
膜厚は材料により適宜選択可能であるが、通常10nm
〜5μmの範囲のものが好ましく、より好ましくは50
nm〜1μmであり、更に好ましくは100nm〜1μ
mである。陰極の作製には電子ビーム法、スパッタリン
グ法、抵抗加熱蒸着法、コーティング法などの方法が用
いられ、金属を単体で蒸着することも、二成分以上を同
時に蒸着することもできる。さらに、複数の金属を同時
に蒸着して合金電極を形成することも可能であり、また
あらかじめ調整した合金を蒸着させてもよい。陽極及び
陰極のシート抵抗は低い方が好ましく、数百Ω/□以下
が好ましい。
【0041】発光層の材料は、電界印加時に陽極または
正孔注入層、正孔輸送層から正孔を注入することができ
ると共に陰極または電子注入層、電子輸送層から電子を
注入することができる機能や、注入された電荷を移動さ
せる機能、正孔と電子の再結合の場を提供して発光させ
る機能を有する層を形成することができるものであれば
何でもよい。好ましくは発光層に本発明の環状アジン化
合物を含有するものであるが、他の発光材料を用いるこ
ともできる。例えばベンゾオキサゾール誘導体、ベンゾ
イミダゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、スチリ
ルベンゼン誘導体、ポリフェニル誘導体、ジフェニルブ
タジエン誘導体、テトラフェニルブタジエン誘導体、ナ
フタルイミド誘導体、クマリン誘導体、ペリレン誘導
体、ペリノン誘導体、オキサジアゾール誘導体、アルダ
ジン誘導体、ピラリジン誘導体、シクロペンタジエン誘
導体、ビススチリルアントラセン誘導体、キナクリドン
誘導体、ピロロピリジン誘導体、チアジアゾロピリジン
誘導体、シクロペンタジエン誘導体、スチリルアミン誘
導体、芳香族ジメチリディン化合物、8−キノリノール
誘導体の金属錯体やオルソメタル化錯体、希土類錯体に
代表される各種金属錯体等、ポリチオフェン、ポリフェ
ニレン、ポリフェニレンビニレン等のポリマー化合物等
が挙げられる。発光層の膜厚は特に限定されるものでは
ないが、通常1nm〜5μmの範囲のものが好ましく、
より好ましくは5nm〜1μmであり、更に好ましくは
10nm〜500nmである。発光層の形成方法は、特
に限定されるものではないが、抵抗加熱蒸着、電子ビー
ム、スパッタリング、分子積層法、コーティング法(ス
ピンコート法、キャスト法、ディップコート法など)、
LB法、インクジェット法、印刷法などの方法が用いら
れ、好ましくは抵抗加熱蒸着、コーティング法である。
【0042】正孔注入層、正孔輸送層の材料は、陽極か
ら正孔を注入する機能、正孔を輸送する機能、陰極から
注入された電子を障壁する機能のいずれか有しているも
のであればよい。その具体例としては、カルバゾール誘
導体、トリアゾール誘導体、オキサゾール誘導体、オキ
サジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、ポリアリー
ルアルカン誘導体、ピラゾリン誘導体、ピラゾロン誘導
体、フェニレンジアミン誘導体、アリールアミン誘導
体、アミノ置換カルコン誘導体、スチリルアントラセン
誘導体、フルオレノン誘導体、ヒドラゾン誘導体、スチ
ルベン誘導体、シラザン誘導体、芳香族第三級アミン化
合物、スチリルアミン化合物、芳香族ジメチリディン系
化合物、ポルフィリン系化合物、ポリシラン系化合物、
ポリ(N−ビニルカルバゾール)誘導体、アニリン系共
重合体、チオフェンオリゴマー、ポリチオフェン等の導
電性高分子オリゴマー等が挙げられる。正孔注入層、正
孔輸送層の膜厚は特に限定されるものではないが、通常
1nm〜5μmの範囲のものが好ましく、より好ましく
は5nm〜1μmであり、更に好ましくは10nm〜5
00nmである。正孔注入層、正孔輸送層は上述した材
料の1種または2種以上からなる単層構造であってもよ
いし、同一組成または異種組成の複数層からなる多層構
造であってもよい。正孔注入層、正孔輸送層の形成方法
としては、真空蒸着法やLB法やインクジェット法、印
刷法、前記正孔注入輸送剤を溶媒に溶解または分散させ
てコーティングする方法(スピンコート法、キャスト
法、ディップコート法など)が用いられる。コーティン
グ法の場合、樹脂成分と共に溶解または分散することが
でき、樹脂成分としては例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ
カーボネート、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリブチルメタクリレート、ポリエステル、ポリス
ルホン、ポリフェニレンオキシド、ポリブタジエン、ポ
リ(N−ビニルカルバゾール)、炭化水素樹脂、ケトン
樹脂、フェノキシ樹脂、ポリアミド、エチルセルロー
ス、酢酸ビニル、ABS樹脂、ポリウレタン、メラミン
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、エポキ
シ樹脂、シリコン樹脂などが挙げられる。
【0043】電子注入層、電子輸送層の材料は、陰極か
ら電子を注入する機能、電子を輸送する機能、陽極から
注入された正孔を障壁する機能のいずれか有しているも
のであればよい。その具体例としては、トリアゾール誘
導体、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、
フルオレノン誘導体、アントラキノジメタン誘導体、ア
ントロン誘導体、ジフェニルキノン誘導体、チオピラン
ジオキシド誘導体、カルビジイミド誘導体、フルオレニ
リデンメタン誘導体、ジスチリルピラジン誘導体、ナフ
タレンペリレン等の複素環テトラカルボン酸無水物、フ
タロシアニン誘導体、8−キノリノール誘導体の金属錯
体やメタルフタロシアニン、ベンゾオキサゾールやベン
ゾチアゾールを配位子とする金属錯体に代表される各種
金属錯体等が挙げられる。本素子に組み合わせる電子輸
送材料としては好ましくは縮合ヘテロ環構造を有する電
子輸送材料であり、具体的には特願平11−20795
7記載のものであり、更に具体的には該特許一般式(I
X)である。電子注入層、電子輸送層の膜厚は特に限定
されるものではないが、通常1nm〜5μmの範囲のも
のが好ましく、より好ましくは5nm〜1μmであり、
更に好ましくは10nm〜500nmである。電子注入
層、電子輸送層は上述した材料の1種または2種以上か
らなる単層構造であってもよいし、同一組成または異種
組成の複数層からなる多層構造であってもよい。電子注
入層、電子輸送層の形成方法としては、真空蒸着法やL
B法やインクジェット法、印刷法、前記電子注入輸送剤
を溶媒に溶解または分散させてコーティングする方法
(スピンコート法、キャスト法、ディップコート法な
ど)などが用いられる。コーティング法の場合、樹脂成
分と共に溶解または分散することができ、樹脂成分とし
ては例えば、正孔注入輸送層の場合に例示したものが適
用できる。
【0044】保護層の材料としては水分や酸素等の素子
劣化を促進するものが素子内に入ることを抑止する機能
を有しているものであればよい。その具体例としては、
In、Sn、Pb、Au、Cu、Ag、Al、Ti、N
i等の金属、MgO、SiO、SiO2 、Al2 3
GeO、NiO、CaO、BaO、Fe2 3 、Y2
3 、TiO2 等の金属酸化物、MgF2 、LiF、Al
3 、CaF2 等の金属フッ化物、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリイミド、
ポリウレア、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロ
トリフルオロエチレン、ポリジクロロジフルオロエチレ
ン、クロロトリフルオロエチレンとジクロロジフルオロ
エチレンとの共重合体、テトラフルオロエチレンと少な
くとも1種のコモノマーとを含むモノマー混合物を共重
合させて得られる共重合体、共重合主鎖に環状構造を有
する含フッ素共重合体、吸水率1%以上の吸水性物質、
吸水率0.1%以下の防湿性物質等が挙げられる。保護
層の形成方法についても特に限定はなく、例えば真空蒸
着法、スパッタリング法、反応性スパッタリング法、M
BE(分子線エピタキシ)法、クラスターイオンビーム
法、イオンプレーティング法、プラズマ重合法(高周波
励起イオンプレーティング法)、プラズマCVD法、レ
ーザーCVD法、熱CVD法、ガスソースCVD法、コ
ーティング法、インクジェット法を適用できる。
【0045】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれにより限定されるものではない。 実施例1 25mm×25mm×0.7mmのガラス基板上にIT
Oを150nmの厚さで製膜したもの(東京三容真空
(株)製)を透明支持基板とした。この透明支持基板を
エッチング、洗浄後、10-3〜10-4Paの真空中で、
以下の順に有機層を基板温度室温の条件下蒸着した。ま
ず、銅フタロシアニンを約10nm蒸着し、次にTPD
(N,N' −ビス(3−メチルフェニル)−N,N' −
ジフェニルベンジジン)約40nm蒸着し、次に表1記
載の化合物およびAlq(トリス(8−ヒドロキシキノ
リナト)アルミニウム)をそれぞれ蒸着速度0.004
nm/秒、0.4nm/秒で膜厚約40nmとなるように
共蒸着し、さらに第四層としてAlqを単独で約20n
mを蒸着した。有機薄膜上にパターニングしたマスク
(発光面積が5mm×5mmとなるマスク)を設置し、
蒸着装置内でマグネシウム:銀=10:1を250nm
共蒸着した後、銀300nmを蒸着し、素子を作製し
た。東陽テクニカ製ソースメジャーユニット2400型
を用いて、直流定電圧をEL素子に印加し発光させ、そ
の輝度をトプコン社の輝度計BM−8、発光波長を浜松
ホトニクス社製スペクトルアナライザーPMA−11を
用いて測定した。また、素子耐久性については封止サン
プルを作成し、初期輝度100cd/m2で1時間定電流駆
動し、輝度維持率を評価した。その結果を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】 ○:輝度維持率80%以上 △:輝度維持率60〜80% ×:輝度維持率60%以下
【0048】
【化13】
【0049】表1の結果から明らかな様に、本発明化合
物はナイルレッド(比較化合物A)に比べ、高輝度発光
し、また、耐久性に優れることが示された。また、赤色
色純度に優れた発光が可能である。
【0050】実施例2 実施例1と同様にITO基板をエッチング、洗浄後、T
PDを膜厚約40nm蒸着した後、表2記載の化合物を
約40nm蒸着し、さらにAlqを膜厚約20nmとな
るように蒸着した。次いで実施例1と同様に陰極を蒸着
し、評価を行った。結果を表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】表2の結果から明らかな様に、本化合物は
発光層として単独で用いても、ナイルレッドに比べ高輝
度発光することがわかる。また、色純度に優れた発光が
可能である。 実施例3 実施例1と同様にITO基板をエッチング、洗浄後、ポ
リ(N−ビニルカルバゾール)40mg、PBD(2−
(4−ビフェニルイル)−5−(4−tert−ブチル
フェニル)−1,3,4−オキサジアゾール)12m
g、表3記載の化合物0.5mgを1,2−ジクロロエ
タン3mlに溶解し、洗浄したITO基板上にスピンコ
ートした。生成した有機薄膜の膜厚は、約100nmで
あった。次いで実施例1と同様に陰極を蒸着し、評価を
行った。結果を表3に示す。
【0053】
【表3】
【0054】表3の結果から明らかな様に、本発明の化
合物を用いた素子では、通常発光輝度が低い塗布方式に
おいても低電圧駆動、高輝度発光が可能である。
【0055】実施例4 実施例1と同様にエッチング、洗浄したITOガラス基
板上に、ポリ(N−ビニルカルバゾール)40mg、
2,5−ビス(1−ナフチル)−1,3,4−オキサジ
アゾール12mg、テトラフェニルブタジエン10m
g、および本発明の例示化合物D−1 0.1mgを
1,2−ジクロロエタン3mlに溶解した溶液をスピン
コートした。このときの有機層の膜厚は約120nmで
あった。次いで実施例1と同様に陰極を蒸着した。この
素子にITO電極を陽極、Mg:Ag電極を陰極として
直流電圧を印加して発光特性を調べたところ、15Vで
CIE色度図上(x、y)=(0.35、0.34)の
白色発光(輝度1800cd/m2)が得られ、白色発光
に有効であることがわかった。
【0056】
【発明の効果】本発明の環状アジン化合物を含有する有
機EL素子は、従来に比べて高輝度かつ色純度の高い赤
色EL発光を可能にし、面状に優れ耐久性に優れる素子
を与える。特に通常発光輝度の低い塗布方式でも良好な
発光特性が得られ、製造コスト面等で有利な素子作製が
可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 417/12 C07D 417/12 471/04 116 471/04 116 498/04 111 498/04 111 498/16 498/16 513/04 381 513/04 381 C09K 11/06 640 C09K 11/06 640 655 655 680 680 G01N 21/78 C G01N 21/78 C09B 17/04 // C09B 17/04 19/00 19/00 C07D 498/04 112T Fターム(参考) 2G054 AA06 AB02 EA03 GA04 4C063 AA01 AA03 BB01 BB09 CC47 CC52 CC54 CC58 CC64 CC67 CC92 DD25 DD34 DD52 DD54 DD92 EE05 4C065 AA01 AA19 BB12 CC09 DD03 EE02 HH09 JJ01 KK09 PP16 4C072 AA01 AA02 BB02 BB03 BB06 BB07 BB08 CC02 CC11 CC12 EE07 EE17 FF08 FF11 GG01 GG07 HH07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される化合物であ
    ることを特徴とする発光素子材料。 一般式(I) 【化1】 式中、X11は酸素原子、硫黄原子またはN−Rx を表
    し、Y11は酸素原子、または硫黄原子を表し、R11〜R
    19、R1a、Rx は同一または異なっていても良く、それ
    ぞれ水素原子または置換基を表す。但し、R11〜R19
    1a、およびRxの少なくとも1つは電子輸送性ヘテロ
    環基を含有する。
  2. 【請求項2】 下記一般式(II)の構造を有する環状ア
    ジン化合物。 一般式(II) 【化2】 式中、X21は酸素原子、硫黄原子またはN−Rx を表
    し、Y21は酸素原子、または硫黄原子を表し、R21〜R
    29、Rx は同一または異なっていても良く、それぞれ水
    素原子または置換基を表す。R2aは置換基を有しても良
    いオキサジアゾリル基を表す。
  3. 【請求項3】 電極間に少なくとも一層の有機薄膜を含
    有する発光素子において、請求項1ないし2に記載の一
    般式(I)ないし一般式(II)で表される化合物を少な
    くとも一つ有することを特徴とする発光素子。
  4. 【請求項4】 一対の電極間に発光層もしくは発光層を
    含む複数の有機化合物薄膜を形成した発光素子におい
    て、少なくとも一層が請求項1ないし2記載の一般式
    (I)ないし一般式(II)で表される化合物をポリマー
    中に分散した層であることを特徴とする発光素子。
  5. 【請求項5】 一対の電極間に発光層もしくは発光層を
    含む複数の有機化合物薄膜を形成した有機エレクトロル
    ミネッセンス素子において、少なくとも一層が請求項1
    ないし2記載の一般式(I)ないし一般式(II)で表さ
    れる化合物もしくは該化合物の含有物を塗布することに
    よって形成された層であることを特徴とする発光素子。
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