JP2001261132A - 自動倉庫の格納棚据付け方法 - Google Patents

自動倉庫の格納棚据付け方法

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JP2001261132A
JP2001261132A JP2000077420A JP2000077420A JP2001261132A JP 2001261132 A JP2001261132 A JP 2001261132A JP 2000077420 A JP2000077420 A JP 2000077420A JP 2000077420 A JP2000077420 A JP 2000077420A JP 2001261132 A JP2001261132 A JP 2001261132A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、棚受け部材を有し、棚受け部材が
横繋ぎ材を兼ねる格納棚を効率よく、安全に据付けるこ
とができる自動倉庫の格納棚据付け方法を得ることを目
的とする。 【解決手段】 建て起こす棚柱の上部に、仮横繋ぎ部材
の一端をボルト止めしておき、クレーンで棚柱を建て起
こし、下部をアンカーボルトで床に固定すると共に、仮
横繋ぎ部材の他端を先に建てた棚柱の上部にボルト止め
して、棚柱を上部で連結してから、クレーンの玉掛けを
外し、棚柱間に棚受け部材を取付けるようにした。ま
た、仮横繋ぎ部材を、最上段の棚受け部材を取付けるブ
ラケットにボルト止めするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫の格納棚
据付け方法に関するものであり、特に、棚受け部材が棚
柱の横繋ぎ部材を兼ねた形式の自動倉庫の格納棚据付け
方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、物品を格納する自動倉庫の棚は、
格納品をパレットに収納してパレットごと棚に格納する
のが主流であるが、棚柱間に棚受け部材を設け、格納品
を直に格納するものもある。
【0003】図4には、格納品をパレットに収納して格
納する形式の棚形状を示している。図において、1は棚
柱、2は棚柱1に一体的に取付けられた腕木であって、
パレットPは腕木2に載架され、格納されるようになっ
ている。
【0004】なお、棚柱1は2本の縦材と、その間に横
材および斜材を連結されたラチス構造となっており、そ
のような棚柱1どうしは、横繋ぎ部材3で繋がれて剛体
となっている。そして、この棚の据付け方法については
図5に示す通りであるが、以下に据付け方法について説
明する。
【0005】まず、基準となる棚柱1(図示右端の柱)
をクレーンで建て起こし、クレーンで直立に建てた状態
で下部を床にアンカーボルトで固定し、かつ、上部に倒
れ防止用ロープ4をかけて、しっかりと固定する。そし
て、この倒れ防止用ロープ4を張ってから、クレーンの
玉掛けを外す。
【0006】次に、適当箇所に(図では3箇所)、横繋
ぎ部材3を、その一端をボルト止めして取付けた2本目
の棚柱1を同様にクレーンで建て起こし、下部をアンカ
ーボルトで床に固定し、横繋ぎ部材3の他端側を先に建
てた棚柱1にボルト止めして両棚柱1を強固に連結す
る。このようにして、順次棚柱1を建て起こし、横繋ぎ
部材3で連結していく。
【0007】棚柱1を3本以上連結すると、強固な連結
となってくるから、基準となる棚柱1に張った倒れ防止
用ロープ4を外すことができるようになる。横繋ぎ部材
3は棚の構造部材であるが、パレットPの載荷に不都合
とならないよう、棚柱1を建てた際、腕木2の直ぐ下に
位置するようになっている。なお、5は基準となる棚柱
1に取付けられた梯子であり、6は棚柱1間に掛け渡さ
れて使用される作業用の移動足場板である。
【0008】ところで、棚柱間に棚受け部材を設け、格
納品を棚受け部材に直に載荷して格納する形式の格納棚
もある。例えば、スーパー等で使用されるかご台車はキ
ャスターを有し、背の高い構造であるため、パレットに
収納して格納するより、直に棚に載荷して格納するほう
が有利である。
【0009】この場合、パレット格納棚の腕木を使用す
ることはできず、かご台車を載荷するに適した棚受け部
材を使用する必要がある。また、パレット格納棚のごと
く、横繋ぎ部材を別に設けることは、その分棚間のクリ
アランスを余分にとることとなるので、棚受け部材を有
する格納棚では、棚受け部材が横繋ぎ部材を兼ねる構成
となっている。
【0010】このため、棚受け部材をいくつか取付けな
いと、棚柱が剛体とならず、その間棚柱にはクレーンを
玉掛けしたまま、建て起こした状態を保持しておかなけ
ればならず、効率が低い作業であった。また、棚受け部
材の取付けにもクレーンが必要であり、1台のクレーン
で据付けする場合は、下部の棚受け部材を取付けた段階
で、クレーンの玉掛けを外したり、安全面で無理のある
作業であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、棚受け部材
を有し、棚受け部材が横繋ぎ材を兼ねる格納棚を効率よ
く、安全に据付けることができる据付け方法を得ること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】建て起こす棚柱の上部
に、仮横繋ぎ部材の一端をボルト止めしておき、クレー
ンで棚柱を建て起こし、下部をアンカーボルトで床に固
定すると共に、仮横繋ぎ部材の他端を先に建てた棚柱の
上部にボルト止めして、棚柱を上部で連結してから、ク
レーンの玉掛けを外し、棚柱間に棚受け部材を取付ける
ようにした。また、仮横繋ぎ部材を、最上段の棚受け部
材を取付けるブラケットにボルト止めするようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施の
形態について説明する。図1は棚受け部材を有する格納
棚の平面図、図2は同正面図であり、図3は本発明によ
る格納棚の据付け方法を示す図である。なお、図4、図
5で示した従来型と同様の部分については、同じ符号を
付し、詳細な説明は省略する。
【0014】図において、7は格納品であるかご車、8
はかご車用棚受け部材であり、該棚受け部材8は、棚柱
1の横繋ぎ材を兼ねる枠体形状であり、該枠体上には受
け材8′が固定されている。そして、この枠体が、棚柱
1に固定されているブラケット9にボルト止めされて、
棚柱1に取付けられている。なお、枠体は図示した方形
のものに限らず、棚柱1間の横繋ぎができ、受け材8′
が固定できるものならば使用できる。
【0015】かご車7は図示していないスタッカによっ
て棚位置に搬入され、棚受け部材8上に直に載荷され
て、格納される。さて、このような格納棚の据付け方法
について、以下図3に沿って説明する。10は仮横繋ぎ
部材であって、棚柱1にボルト止め可能である。図の例
では、棚柱1の最上段の棚受け部材8の取付け用ブラケ
ット9にボルト止めされている。
【0016】まず、基準となる棚柱1をクレーンで建て
起こし、クレーンで直立に支持した状態で下部をアンカ
ーボルトにより床に固定し、上部に倒れ防止用ロープ4
を掛けて固定する。基準となる棚柱1を固定したら、ク
レーンの玉掛けを外し、次いで、建て起こしたとき上部
となる位置に仮横繋ぎ部材10の一端をボルト止めした
2番目の棚柱1をクレーンで建て起こす。
【0017】前記と同様に、クレーンで直立に支持した
状態で下部をアンカーボルトにより床に固定し、そし
て、2番目の棚柱1に一端をボルト止めしている仮横繋
ぎ部材10の他端側を、基準となる棚柱1の上部にボル
ト止めする。これによって、2番目の棚柱1は下部をア
ンカーボルトにより床に固定され、上部は仮横繋ぎ部材
10により基準となる棚柱1連結され、上部で安定す
る。
【0018】そして、同様に3番目の棚柱1を建て起こ
し、固定する。3本の棚柱1を建てて、夫々の棚柱1の
上部間を仮横繋ぎ部材10で連結し、3本の棚柱1を剛
体としてから、夫々の棚柱1間に下方から棚受け部材8
をクレーンを使用して取付けていく。上部まで棚受け部
材8を取付けたら、各棚柱1間の仮横繋ぎ部材10を取
り外し、また、基準となる棚柱1に掛けている倒れ防止
用ロープ4も外す。
【0019】また、4番目以降の棚柱1については、同
様にクレーンで建て起こし、アンカーボルトで床に固定
すると共に、先に建てた棚柱1に仮横繋ぎ部材10で連
結した段階で、順次下方から棚受け部材8を取付けるこ
とができる。なお、棚柱1に仮横繋ぎ部材10をボルト
止めするのに、棚受け部材8を取付けるブラケット9を
使用した場合は、仮横繋ぎ部材10を取り外してから、
最上段の棚受け部材8を取付けることになる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、棚受け部材を有し、棚受け部
材が横繋ぎ材を兼ねる格納棚を、建て起こす棚柱の上部
に、仮横繋ぎ部材の一端をボルト止めしておき、棚柱を
建て起こした際に、下部をアンカーボルトで床に固定す
ると共に、仮横繋ぎ部材の他端を先に建てた棚柱の上部
にボルト止めして棚柱を安定させ、順次棚受け部材を取
付けていくようにしたので、効率よく、安全に据付ける
ことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚受け部材を有する格納棚の平面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】本発明による棚受け部材を有する格納棚の据付
け方法を示す図。
【図4】従来のパレット格納式の格納棚の正面図。
【図5】従来のパレット格納式格納棚の据付け方法を示
す図。
【符号の説明】
1 棚柱 2 腕木 3 横繋ぎ部材 4 倒れ防止用ロ
ープ 5 梯子 6 移動足場板 7 格納品 8 棚受け部材 9 ブラケット 10 仮横繋ぎ部材 P パレット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建て起こす棚柱の上部に、仮横繋ぎ部材の
    一端をボルト止めしておき、クレーンで棚柱を建て起こ
    し、下部をアンカーボルトで床に固定すると共に、仮横
    繋ぎ部材の他端を先に建てた棚柱の上部にボルト止めし
    て、棚柱を上部で連結してから、クレーンの玉掛けを外
    し、棚柱間に棚受け部材を取付けるようにしたことを特
    徴とする自動倉庫の格納棚据付け方法。
  2. 【請求項2】仮横繋ぎ部材を、最上段の棚受け部材を取
    付けるブラケットにボルト止めすることを特徴とする請
    求項1記載の自動倉庫の格納棚据付け方法。
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