JP4339487B2 - 自動倉庫の格納棚据付け方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動倉庫の格納棚据付け方法に関するものであり、特に、棚受け部材が棚柱の横繋ぎ部材を兼ねた形式の自動倉庫の格納棚据付け方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品を格納する自動倉庫の棚は、格納品をパレットに収納してパレットごと棚に格納するのが主流であるが、棚柱間に棚受け部材を設け、格納品を直に格納するものもある。
【0003】
図4には、格納品をパレットに収納して格納する形式の棚形状を示している。図において、1は棚柱、2は棚柱1に一体的に取付けられた腕木であって、パレットPは腕木2に載架され、格納されるようになっている。
【0004】
なお、棚柱1は2本の縦材と、その間に横材および斜材を連結されたラチス構造となっており、そのような棚柱1どうしは、横繋ぎ部材3で繋がれて剛体となっている。
そして、この棚の据付け方法については図5に示す通りであるが、以下に据付け方法について説明する。
【0005】
まず、基準となる棚柱1(図示右端の柱)をクレーンで建て起こし、クレーンで直立に建てた状態で下部を床にアンカーボルトで固定し、かつ、上部に倒れ防止用ロープ4をかけて、しっかりと固定する。
そして、この倒れ防止用ロープ4を張ってから、クレーンの玉掛けを外す。
【0006】
次に、適当箇所に(図では3箇所)、横繋ぎ部材3を、その一端をボルト止めして取付けた2本目の棚柱1を同様にクレーンで建て起こし、下部をアンカーボルトで床に固定し、横繋ぎ部材3の他端側を先に建てた棚柱1にボルト止めして両棚柱1を強固に連結する。
このようにして、順次棚柱1を建て起こし、横繋ぎ部材3で連結していく。
【0007】
棚柱1を3本以上連結すると、強固な連結となってくるから、基準となる棚柱1に張った倒れ防止用ロープ4を外すことができるようになる。
横繋ぎ部材3は棚の構造部材であるが、パレットPの載荷に不都合とならないよう、棚柱1を建てた際、腕木2の直ぐ下に位置するようになっている。
なお、5は基準となる棚柱1に取付けられた梯子であり、6は棚柱1間に掛け渡されて使用される作業用の移動足場板である。
【0008】
ところで、棚柱間に棚受け部材を設け、格納品を棚受け部材に直に載荷して格納する形式の格納棚もある。例えば、スーパー等で使用されるかご台車はキャスターを有し、背の高い構造であるため、パレットに収納して格納するより、直に棚に載荷して格納するほうが有利である。
【0009】
この場合、パレット格納棚の腕木を使用することはできず、かご台車を載荷するに適した棚受け部材を使用する必要がある。
また、パレット格納棚のごとく、横繋ぎ部材を別に設けることは、その分棚間のクリアランスを余分にとることとなるので、棚受け部材を有する格納棚では、棚受け部材が横繋ぎ部材を兼ねる構成となっている。
【0010】
このため、棚受け部材をいくつか取付けないと、棚柱が剛体とならず、その間棚柱にはクレーンを玉掛けしたまま、建て起こした状態を保持しておかなければならず、効率が低い作業であった。
また、棚受け部材の取付けにもクレーンが必要であり、1台のクレーンで据付けする場合は、下部の棚受け部材を取付けた段階で、クレーンの玉掛けを外したり、安全面で無理のある作業であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、棚受け部材を有し、棚受け部材が横繋ぎ材を兼ねる格納棚を効率よく、安全に据付けることができる据付け方法を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
建て起こす棚柱を構成する縦材の上部に、仮横繋ぎ部材の一端をボルト止めしておき、クレーンで棚柱を建て起こし、下部をアンカーボルトで床に固定すると共に、仮横繋ぎ部材の他端を先に建てた棚柱を構成する縦材の上部にボルト止めして、棚柱を上部で連結してから、クレーンの玉掛けを外し、棚柱間に横繋ぎ部材を兼ねる棚受け部材を取付けるようにした。また、棚柱を構成する縦材に棚受け部材を取り付けるブラケットを設け、仮横繋ぎ部材を、最上段の棚受け部材を取付けるブラケットにボルト止めするようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施の形態について説明する。図1は棚受け部材を有する格納棚の平面図、図2は同正面図であり、図3は本発明による格納棚の据付け方法を示す図である。
なお、図4、図5で示した従来型と同様の部分については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0014】
図において、7は格納品であるかご車、8はかご車用棚受け部材であり、該棚受け部材8は、棚柱1の横繋ぎ材を兼ねる枠体形状であり、該枠体上には受け材8′が固定されている。そして、この枠体が、棚柱1に固定されているブラケット9にボルト止めされて、棚柱1に取付けられている。
なお、枠体は図示した方形のものに限らず、棚柱1間の横繋ぎができ、受け材8′が固定できるものならば使用できる。
【0015】
かご車7は図示していないスタッカによって棚位置に搬入され、棚受け部材8上に直に載荷されて、格納される。
さて、このような格納棚の据付け方法について、以下図3に沿って説明する。10は仮横繋ぎ部材であって、棚柱1にボルト止め可能である。図の例では、棚柱1の最上段の棚受け部材8の取付け用ブラケット9にボルト止めされている。
【0016】
まず、基準となる棚柱1をクレーンで建て起こし、クレーンで直立に支持した状態で下部をアンカーボルトにより床に固定し、上部に倒れ防止用ロープ4を掛けて固定する。
基準となる棚柱1を固定したら、クレーンの玉掛けを外し、次いで、建て起こしたとき上部となる位置に仮横繋ぎ部材10の一端をボルト止めした2番目の棚柱1をクレーンで建て起こす。
【0017】
前記と同様に、クレーンで直立に支持した状態で下部をアンカーボルトにより床に固定し、そして、2番目の棚柱1に一端をボルト止めしている仮横繋ぎ部材10の他端側を、基準となる棚柱1の上部にボルト止めする。
これによって、2番目の棚柱1は下部をアンカーボルトにより床に固定され、上部は仮横繋ぎ部材10により基準となる棚柱1連結され、上部で安定する。
【0018】
そして、同様に3番目の棚柱1を建て起こし、固定する。3本の棚柱1を建てて、夫々の棚柱1の上部間を仮横繋ぎ部材10で連結し、3本の棚柱1を剛体としてから、夫々の棚柱1間に下方から棚受け部材8をクレーンを使用して取付けていく。
上部まで棚受け部材8を取付けたら、各棚柱1間の仮横繋ぎ部材10を取り外し、また、基準となる棚柱1に掛けている倒れ防止用ロープ4も外す。
【0019】
また、4番目以降の棚柱1については、同様にクレーンで建て起こし、アンカーボルトで床に固定すると共に、先に建てた棚柱1に仮横繋ぎ部材10で連結した段階で、順次下方から棚受け部材8を取付けることができる。
なお、棚柱1に仮横繋ぎ部材10をボルト止めするのに、棚受け部材8を取付けるブラケット9を使用した場合は、仮横繋ぎ部材10を取り外してから、最上段の棚受け部材8を取付けることになる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、棚受け部材を有し、棚受け部材が横繋ぎ材を兼ねる格納棚を、建て起こす棚柱を構成する縦材の上部に、仮横繋ぎ部材の一端をボルト止めしておき、棚柱を建て起こした際に、下部をアンカーボルトで床に固定すると共に、仮横繋ぎ部材の他端を先に建てた棚柱を構成する縦材の上部にボルト止めして棚柱を安定させ、順次横繋ぎ部材を兼ねる棚受け部材を取付けるようにしたので、効率よく、安全に据付けることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚受け部材を有する格納棚の平面図。
【図2】同じく正面図。
【図3】本発明による棚受け部材を有する格納棚の据付け方法を示す図。
【図4】従来のパレット格納式の格納棚の正面図。
【図5】従来のパレット格納式格納棚の据付け方法を示す図。
【符号の説明】
1 棚柱 2 腕木
3 横繋ぎ部材 4 倒れ防止用ロープ
5 梯子 6 移動足場板
7 格納品 8 棚受け部材
9 ブラケット 10 仮横繋ぎ部材
P パレット

Claims (2)

  1. 建て起こす棚柱を構成する縦材の上部に、仮横繋ぎ部材の一端をボルト止めしておき、クレーンで棚柱を建て起こし、下部をアンカーボルトで床に固定すると共に、仮横繋ぎ部材の他端を先に建てた棚柱を構成する縦材の上部にボルト止めして、棚柱を上部で連結してから、クレーンの玉掛けを外し、棚柱間に横繋ぎ部材を兼ねる棚受け部材を取付けるようにしたことを特徴とする自動倉庫の格納棚据付け方法。
  2. 棚柱を構成する縦材に棚受け部材を取り付けるブラケットを設け、仮横繋ぎ部材を、最上段の棚受け部材を取付けるブラケットにボルト止めするようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動倉庫の格納棚据付け方法。
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