JPH072370Y2 - トラックの荷台構造 - Google Patents

トラックの荷台構造

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Publication number
JPH072370Y2
JPH072370Y2 JP13742389U JP13742389U JPH072370Y2 JP H072370 Y2 JPH072370 Y2 JP H072370Y2 JP 13742389 U JP13742389 U JP 13742389U JP 13742389 U JP13742389 U JP 13742389U JP H072370 Y2 JPH072370 Y2 JP H072370Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steak
hole
rope
rope hook
deck
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13742389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0376777U (ja
Inventor
昭市 坂井
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日野自動車工業株式会社 filed Critical 日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はトラックの荷台構造に関するものである。
[従来の技術] 第6図に示すような小型トラック1の荷台2には、第7
図に示すように、インナパネル3とアウタパネル4から
なるサイドパネル5が左右に設けられており、該サイド
パネル5のトップレール部6にステーキ挿通用の穴7を
開口し、且つ該穴7の下部にインナパネル3の内面に沿
って下方に延びる所要長さの筒状の支持部材8を設け、
前記穴7から支持部材8内に所要長さの角材等のステー
キ9を挿入することにより、サイドパネル5の高さ(荷
台2の深さ)以上に荷物を積込めるようにしたり、或い
はステーキ9の上端部間を連結して棚を形成しその上部
に梯子等の長尺物を積載することができるようにしたス
テーキデッキを構成することが行われている。第6図中
Hはホイールハウスを示す。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記従来方式においては、ステーキデッキを構
成するための支持部材が筒状を有しているために形状が
大きくなって見栄えが悪く、更にステーキを固定してお
く手段を有していないためにトラックの走行時に振動等
によってステーキが抜け出ることが懸念される等の問題
があった。
本考案は、上記従来方式の問題点に着目してなしたもの
で、簡単な構成にてステーキデッキを実施し、ステーキ
の抜け出しを完全に防止することができ、しかもロープ
掛け及び2段積みをも可能にするトラックの荷台構造を
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は荷台の左右のサイドパネルのトップレール部
に、荷台の前後方向に所要の間隔を有してステーキ挿通
用の穴を形成すると共に、該穴の直下位置におけるイン
ナパネル部に、ステーキ下端面を受ける水平台部を形成
し、該水平台部の上側におけるインナパネルの内側面
に、ステーキの下部を支持し、且つ該ステーキの抜け止
めピン挿通用ピン孔を有したロープフックを固定したこ
とを特徴とするトラックの荷台構造にかかるものであ
る。
[作用] サイドパネルのトップレール部に形成したステーキ挿通
用の穴からステーキを挿入し、その下端をロープフック
の内側空間に嵌合させてその下端面を水平台部上に当接
し、ピン孔に抜け止めピンを差し込んでステーキをロー
プフックに固定する。これによりステーキデッキが構成
され、且つステーキの抜け出しが防止される。
又、ステーキデッキを構成しないとき、ロープフックに
ロープを掛けることにより、ロープフックの本来の目的
である荷物の固縛などを行うことができる。
更に、左右のサイドパネルに設けたロープフック上に横
渡し材を渡すことにより、2段積みが可能になる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例であり、図中第7図
と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
第1図〜第3図に示すように、左右のサイドパネル5の
トップレール部6に、荷台の前後方向に所要の間隔を有
してステーキ9挿通用の穴7を形成する。
更に、前記穴7の直下位置におけるインナパネル3が荷
台の内側に平行に張出している傾斜面10部に、水平台部
11を形成する。
水平台部11は側面形状が三角形を有しており、前記傾斜
面10に膨出させることにより上面に水平面12が形成され
るようになっている。
前記水平台部11の上側位置には、平面略U字形状を有し
て前記ステーキ9の下部を支持し得るようにしたロープ
フック13の両端を、取付ボルト14によってインナパネル
3の内面に固定している。
ロープフック13には抜け止めピン15を水平方向に挿通し
てステーキ9の抜け止めを行うためのピン孔16を形成し
ており、又前記ステーキ9のピン孔16に対応する位置に
も前記抜け止めピン15を通すための孔17が形成してあ
る。
上記構成において、前記トップレール部6のステーキ挿
通用の穴7から角材等のステーキ9を挿入し、且つステ
ーキ9の下端部がロープフック13の内側空間に嵌合し、
下端面が水平台部11の水平面12によって支持されるよう
に設置すると共に、ロープフック13のピン孔16及びステ
ーキ9の孔17に抜け止めピン15を挿通してステーキ9を
固定する。これによりステーキデッキが構成され、この
際、ステーキ9にかかる荷重は、トップレール部6とロ
ープフック13によって受けることになる。
前記ステーキ9は抜け止めピン15によってロープフック
13に固定されているので、トラックの走行時の振動など
によってステーキ9が抜け出すようなことが防止され
る。
前記ステーキデッキを必要としない場合には、ステーキ
9を上方に引き抜いて除去する。すると、インナパネル
3内面はシンプルな形状となる。
又、ステーキデッキとしない場合には、第1図に示すよ
うにロープフック13にロープ18を掛けて、ロープフック
13を本来の目的即ち荷物の固縛等に使用することができ
る。
第4、5図は前記ロープフック13を利用して2段積みを
行う場合を示したもので、荷台2の左右に対峙して設け
たロープフック13にチャンネル材等の横渡し材19を渡す
ことにより、ロープフック13の高さに上部積台を形成す
るようにしている。
尚、本考案のトラックの荷台構造は、上述の実施例にの
み限定されるものではなく、ロープフック並にステーキ
挿通用の穴の形状、設置位置、設置数等は任意に変更し
得ること、ロープフックの取付方式には限定されないこ
と、ロープフックを水平台部に接近させて設けても良い
こと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のトラックの荷台構造によ
れば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(i) サイドパネルのトップレール部に形成したステ
ーキ挿通用の穴からステーキを挿入し、その下端をロー
プフックの内側空間に嵌合させてその下端面を水平台部
上に当接させることにより、ステーキデッキを構成する
ことができる。このとき、抜け止めピンによりステーキ
をロープフックに固定することにより、トラックの走行
時の振動などによってステーキが抜け出すような懸念を
なくして安全性を高めることができる。又、ステーキデ
ッキを構成しないときは、ステーキを引き抜いて除去す
ることにより、インナパネルの内面をシンプルな形状と
することができる。
(ii) ロープフックにロープを掛けることにより、ロ
ープフックの本来の目的である荷物の固縛などを行うこ
とができる。
(iii) 左右のサイドパネルに設けたロープフック上
に横渡し材を渡すことにより、2段積みが可能になる。
(iv) 簡単な構成で、前記(i)(ii)(iii)に示
したような多種類の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図はステーキ
デッキを構成する場合の正面図、第3図は第2図のIII
−III矢視図、第4図は2段積みを行う場合の正面図、
第5図は第4図のV−V矢視図、第6図は小型トラック
の一例を示す斜視図、第7図は従来のステーキデッキ構
造の一例を示す斜視図である。 1は小型トラック、2は荷台、3はインナパネル、4は
アウタパネル、5はサイドパネル、6はトップレール
部、7はステーキ挿通用の穴、9はステーキ、11は水平
台部、13はロープフック、14は取付ボルト、15は抜け止
めピン、16はピン孔を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台の左右のサイドパネルのトップレール
    部に、荷台の前後方向に所要の間隔を有してステーキ挿
    通用の穴を形成すると共に、該穴の直下位置におけるイ
    ンナパネル部に、ステーキ下端面を受ける水平台部を形
    成し、該水平台部の上側におけるインナパネルの内側面
    に、ステーキの下部を支持し、且つ該ステーキの抜け止
    めピン挿通用ピン孔を有したロープフックを固定したこ
    とを特徴とするトラックの荷台構造。
JP13742389U 1989-11-28 1989-11-28 トラックの荷台構造 Expired - Lifetime JPH072370Y2 (ja)

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JP13742389U JPH072370Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 トラックの荷台構造

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JP13742389U JPH072370Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 トラックの荷台構造

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Publication Number Publication Date
JPH0376777U JPH0376777U (ja) 1991-07-31
JPH072370Y2 true JPH072370Y2 (ja) 1995-01-25

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