JPH072369Y2 - トラックの荷台構造 - Google Patents

トラックの荷台構造

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Publication number
JPH072369Y2
JPH072369Y2 JP10422789U JP10422789U JPH072369Y2 JP H072369 Y2 JPH072369 Y2 JP H072369Y2 JP 10422789 U JP10422789 U JP 10422789U JP 10422789 U JP10422789 U JP 10422789U JP H072369 Y2 JPH072369 Y2 JP H072369Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
steak
rope hook
rope
recess
truck bed
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10422789U
Other languages
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JPH0343089U (ja
Inventor
昭市 坂井
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はトラックの荷台構造に関するものである。
[従来の技術] 第7図に示すような小型トラック1の荷台2には、第8
図に示すように、インナパネル3とアウタパネル4から
なるサイドパネル5が左右に設けられており、該サイド
パネル5のトップレール部6にステーキ挿通用の穴7を
開口し、且つ該穴7の下部にインナパネル3の内面に沿
って下方に延びる所要長さの支持部材8を設け、前記穴
7から支持部材8内に所要長さの角材等のステーキ9を
挿入することにより、サイドパネル5の高さ(荷台2の
深さ)以上に荷物を積込めるようにしたステーキデッキ
を構成することが行われている。第7図中Hはホイール
ハウスを示す。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記従来方式においは、ステーキデッキを構成
するための支持部材8を、夫々の穴7に対応してインナ
パネル3内面に取付ける必要があるために、構成が複雑
となって取付けが面倒であると共に、常に前記支持部材
8がインナパネル3内面に突出しているために、シンプ
ルな荷台構造が要求されている点からも問題があった。
本考案は、上記従来方式の問題点に着目してなしたもの
で、簡単な構成にてステーキデッキを実施でき、且つロ
ープ掛け及び2段積みをも可能にするトラックの荷台構
造を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は荷台の左右のサイドパネルにおけるインナパネ
ルの内側張出し傾斜面に、荷台の前後方向に所要の間隔
を有して凹部を形成し、該凹部内に、平面略U字形状を
有するロープフックを固定し、且つ該ロープフックの直
上における前記サイドパネルのトップレール部にステー
キ挿通用の穴を形成したことを特徴とするトラックの荷
台構造にかかるものである。
[作用] サイドパネルのトップレール部に形成したステーキ挿通
用の穴からステーキを挿入し、その下端を凹部のロープ
フックの内側空間に嵌合させることにより、ステーキデ
ッキを構成することができる。
又、ロープフックにロープを掛けることにより、ロープ
フックの本来の目的である荷物の固縛などを行うことが
できる。
更に、左右のサイドパネルに設けた凹部内のロープフッ
ク上に横渡し材を渡すことにより、2段積みが可能にな
る。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例であり、図中第8図
と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
第1図〜第3図に示すように、左右のサイドパネル5の
インナパネル3が下方において荷台2の内側に平行に張
出している傾斜面10部分に、荷台2の前後方向に所要の
間隔を有して凹部11を形成する。
前記凹部11は前後方向に所要の長さを有しており、前後
方向の端面12と、インナパネル3の上部垂直面が下方に
延長された背面13と、水平に形成された底面14とを有し
ている。
前記凹部11の背面13には、平面略U字形状を有したロー
プフック15が、取付板16をボルト17等にて固定すること
によって、水平に取付けてある。
前記ロープフック15の直上におけるサイドパネル5のト
ップレール部6には、ステーキ挿通用の穴7が形成して
ある。
上記構成において、前記トップレール部6のステーキ挿
通用の穴7から角材等のステーキ9を挿入し、且つステ
ーキ9の下端部がロープフック15の内側空間に嵌合し、
下端面が凹部11の底面14によって支持されるように設置
すると、ステーキデッキが構成される。この際、ステー
キ9にかかる荷重は、トップレール部6とロープフック
15によって受けることになる。
前記ステーキデッキを必要としない場合には、ステーキ
9を上方に引き抜いて除去する。すると、インナパネル
3内面はシンプルな形状となる。
又、ステーキデッキとしない場合には、第1図に示すよ
うにロープフック15にロープ18を掛けて、ロープフック
15を本来の目的即ち荷物の固縛等に使用することができ
る。
第4〜6図は前記凹部11に設けたロープフック15を利用
して2段積みを行う場合を示したもので、荷台2の左右
に設けた凹部11のロープフック15にチャンネル材或いは
角材等の横渡し材19を渡すことにより、ロープフック15
の高さに上部積台を形成するようにしている。
上記横渡し材19は、荷台2の左右の凹部11に嵌合する長
さとしておくことにより、凹部11の端面12によって前後
の動きが規制されることになる。
尚、本考案のトラックの荷台構造は、上述の実施例にの
み限定されるものではなく、凹部及びロープフック並に
ステーキ挿通用の穴の形状、設置位置、設置数等は任意
に変更し得ること、ロープフックの取付方式には限定さ
れないこと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のトラックの荷台構造によ
れば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(i) サイドパネルのトップレール部に形成したステ
ーキ挿通用の穴からステーキを挿入し、その下端を凹部
のロープフックの内側空間に嵌合させることにより、ス
テーキデッキを構成することができる。又、ステーキデ
ッキを構成しないときは、ステーキを引き抜いて除去す
ることにより、インナパネルの内面をシンプルな形状と
することができる。
(ii) ロープフックにロープを掛けることにより、ロ
ープフックの本来の目的である荷物の固縛などを行うこ
とができる。
(iii) 左右のサイドパネルに設けた凹部内のロープ
フック上の横渡し材を渡すことにより、2段積みが可能
になる。
(iv) 簡単な構成で、前記(i)(ii)(iii)に示
したような多種類の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図はステーキ
デッキを構成する場合の正面図、第3図は第2図のIII
−III矢視図、第4図は2段積みを行う場合の正面図、
第5図は第4図のV−V矢視図、第6図は2段積みの場
合の斜視図、第7図は小型トラックの一例を示す斜視
図、第8図は従来のステーキデッキ構造の一例を示す斜
視図である。 1は小型トラック、2は荷台、3はインナパネル、4は
アウタパネル、5はサイドパネル、6はトップレール
部、7はステーキ挿通用の穴、9はステーキ、10は内側
張出し傾斜面、11は凹部、15はロープフック、16は取付
板、17はボルト、18はロープ、19は横渡し材を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台の左右のサイドパネルにおけるインナ
    パネルの内側張出し傾斜面に、荷台の前後方向に所要の
    間隔を有して凹部を形成し、該凹部内に、平面略U字形
    状を有するロープフックを固定し、且つ該ロープフック
    の直上における前記サイドパネルのトップレール部にス
    テーキ挿通用の穴を形成したことを特徴とするトラック
    の荷台構造。
JP10422789U 1989-09-05 1989-09-05 トラックの荷台構造 Expired - Lifetime JPH072369Y2 (ja)

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JP10422789U JPH072369Y2 (ja) 1989-09-05 1989-09-05 トラックの荷台構造

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JPH0343089U JPH0343089U (ja) 1991-04-23
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JP3340492B2 (ja) * 1992-03-10 2002-11-05 株式会社クラレ ビニル系化合物の懸濁重合用分散助剤

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JPH0343089U (ja) 1991-04-23

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