JPS6226276Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6226276Y2 JPS6226276Y2 JP4665082U JP4665082U JPS6226276Y2 JP S6226276 Y2 JPS6226276 Y2 JP S6226276Y2 JP 4665082 U JP4665082 U JP 4665082U JP 4665082 U JP4665082 U JP 4665082U JP S6226276 Y2 JPS6226276 Y2 JP S6226276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loading platform
- cargo
- hook
- rope
- platform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は貨物自動車等の貨物車の、積載物を
固定するロープフツクに関するものである。従
来、貨物自動車等の貨物車に貨物を積載する場
合、その貨物の荷台上の移動を防止するために、
荷台下部に設けられている荷台フツクにロープを
掛け、荷台煽りを介して貨物を緊締する方法が一
般に行われている。
固定するロープフツクに関するものである。従
来、貨物自動車等の貨物車に貨物を積載する場
合、その貨物の荷台上の移動を防止するために、
荷台下部に設けられている荷台フツクにロープを
掛け、荷台煽りを介して貨物を緊締する方法が一
般に行われている。
しかしこの場合ロープの緊締を強化させると前
記荷台煽りは変形してしまうし、又その貨物の荷
姿が荷台煽りの高さより低い場合は貨物の緊締が
困難である。
記荷台煽りは変形してしまうし、又その貨物の荷
姿が荷台煽りの高さより低い場合は貨物の緊締が
困難である。
又その貨物車の荷台に幌が装備されている場合
も、その貨物の緊締は困難である。そして、これ
らの問題に関する考案としては、実開昭55−
121780号公報、又は実開昭56−158340号公報等に
記載の各装置が見られる。
も、その貨物の緊締は困難である。そして、これ
らの問題に関する考案としては、実開昭55−
121780号公報、又は実開昭56−158340号公報等に
記載の各装置が見られる。
実開昭55−121780号公報記載の装置は、荷台煽
りの内側のフロントコーナーポスト、センタポス
ト等にロープフツクを設けたものである。しかし
このように形成しても、なおロープ掛けによつて
荷台煽りに曲げ荷重を加えることになるため、そ
の使用が長期に及べば荷台煽りは変形の恐れを有
する。
りの内側のフロントコーナーポスト、センタポス
ト等にロープフツクを設けたものである。しかし
このように形成しても、なおロープ掛けによつて
荷台煽りに曲げ荷重を加えることになるため、そ
の使用が長期に及べば荷台煽りは変形の恐れを有
する。
又実開昭56−158340号公報記載の装置は荷台上
に、凹凸のあるくぼみを有する床板を設け、上記
くぼみにかぎを設けるものである。しかしこのよ
うにすることは相当の強度を有する処の従つて重
量のある凹凸状の床板を、荷台上に取付けなけれ
ばならず、実際的ではない。
に、凹凸のあるくぼみを有する床板を設け、上記
くぼみにかぎを設けるものである。しかしこのよ
うにすることは相当の強度を有する処の従つて重
量のある凹凸状の床板を、荷台上に取付けなけれ
ばならず、実際的ではない。
この考案はこのような問題点を解決するために
なされたもので、その目的は荷台煽りの改造を必
要とせずに、荷台煽りの高さより低い荷姿の貨物
を緊締できる貨物車の貨物固定用ロープフツクを
得ることである。
なされたもので、その目的は荷台煽りの改造を必
要とせずに、荷台煽りの高さより低い荷姿の貨物
を緊締できる貨物車の貨物固定用ロープフツクを
得ることである。
この考案を、一実施例を示す図面について述べ
ると、第１図において１は板状の金属片をほぼ直
角に屈曲して形成したロープフツクの本体で、こ
の屈曲部２の一側に内アーム３、他側に外アーム
４が形成されている。なお上記本体１は貨物車に
使用する状態で示されている。そして、前記内ア
ーム３の厚さｔは、これを取付ける荷台５の、荷
台煽り６との間隙ｓより薄く形成され、かつ該内
アーム３にはロープ７を係止する係止部８が形成
されている。
ると、第１図において１は板状の金属片をほぼ直
角に屈曲して形成したロープフツクの本体で、こ
の屈曲部２の一側に内アーム３、他側に外アーム
４が形成されている。なお上記本体１は貨物車に
使用する状態で示されている。そして、前記内ア
ーム３の厚さｔは、これを取付ける荷台５の、荷
台煽り６との間隙ｓより薄く形成され、かつ該内
アーム３にはロープ７を係止する係止部８が形成
されている。
第１図における係止部８としてはフツクが示さ
れており、９は溶接部を示す。又内アーム３は図
示のように上側に若干屈曲１０して形成される。
次に、前記外アーム４には係合手段１１が形成さ
れ、これにより荷台５下部にすでに設けられてい
る荷台フツク１２に、装脱自在に係合できるよう
になつている。この係合手段１１について詳述す
ると、外アーム４に切欠き１３が形成され、この
切欠き１３の両側に夫々筒部１４を形成し、荷台
フツク１２に係合の際は切欠き１３中に荷台フツ
ク１２を位置させ、両筒部１４及び荷台フツク１
２内側を通してボルト１５を挿入し、該ボルト１
５にワツシヤ１６、ナツト１７を嵌着し、これに
より係合が行われる。この状態にあつては荷台煽
り６はその蝶番１８により、前記本体１に防害さ
れることなく開閉し得るようになつている。
れており、９は溶接部を示す。又内アーム３は図
示のように上側に若干屈曲１０して形成される。
次に、前記外アーム４には係合手段１１が形成さ
れ、これにより荷台５下部にすでに設けられてい
る荷台フツク１２に、装脱自在に係合できるよう
になつている。この係合手段１１について詳述す
ると、外アーム４に切欠き１３が形成され、この
切欠き１３の両側に夫々筒部１４を形成し、荷台
フツク１２に係合の際は切欠き１３中に荷台フツ
ク１２を位置させ、両筒部１４及び荷台フツク１
２内側を通してボルト１５を挿入し、該ボルト１
５にワツシヤ１６、ナツト１７を嵌着し、これに
より係合が行われる。この状態にあつては荷台煽
り６はその蝶番１８により、前記本体１に防害さ
れることなく開閉し得るようになつている。
次にこの装置の装着方法について述べると、ま
ず荷台煽り６を閉状態から約90度開くと、オフセ
ツトされた蝶番１８の作用により荷台５の横面
と、荷台煽り６の下部にかなりの間隙が生じる。
この状態で、本体１をその間隙から、前記荷台フ
ツク１２を切欠き１３中に収容するようにして差
込んでおく、次に荷台煽り６を元の閉状態に戻せ
ば、前記本体１は、荷台５と荷台煽り６の下方に
狭まれた状態となる。次にボルト１５を前記筒部
１４，１４及び荷台フツク１２の内側に挿入して
ワツシヤ１６及びナツト１７により締付ける。こ
のような方法により本体１を所要数取付ける。そ
して第２図に示すように係止部８にロープ７をか
け荷物１９を緊締する。なお２０は緊締具であ
る。そして、ロープ７緊締時に係止部８を支える
のは前記荷台フツク１２と荷台煽り６を介して蝶
番１８が分担することになり、係止部８にかかる
力が著しく上方を向くようなことがあつても、本
体１が荷台フツク１２から外れないようになつて
いる。
ず荷台煽り６を閉状態から約90度開くと、オフセ
ツトされた蝶番１８の作用により荷台５の横面
と、荷台煽り６の下部にかなりの間隙が生じる。
この状態で、本体１をその間隙から、前記荷台フ
ツク１２を切欠き１３中に収容するようにして差
込んでおく、次に荷台煽り６を元の閉状態に戻せ
ば、前記本体１は、荷台５と荷台煽り６の下方に
狭まれた状態となる。次にボルト１５を前記筒部
１４，１４及び荷台フツク１２の内側に挿入して
ワツシヤ１６及びナツト１７により締付ける。こ
のような方法により本体１を所要数取付ける。そ
して第２図に示すように係止部８にロープ７をか
け荷物１９を緊締する。なお２０は緊締具であ
る。そして、ロープ７緊締時に係止部８を支える
のは前記荷台フツク１２と荷台煽り６を介して蝶
番１８が分担することになり、係止部８にかかる
力が著しく上方を向くようなことがあつても、本
体１が荷台フツク１２から外れないようになつて
いる。
次に、前記係止部８は、第３図に示すように、
フツクの代りにパイプ８ａの保持部８ｂを設け、
該保持部８ｂに挿入して設けたパイプ８ａにロー
プ７をかけるようにしてもよい。
フツクの代りにパイプ８ａの保持部８ｂを設け、
該保持部８ｂに挿入して設けたパイプ８ａにロー
プ７をかけるようにしてもよい。
第４図はこのように形成した係止部８を有する
ロープフツクを用いて荷物１９を固定した貨物車
を示す。
ロープフツクを用いて荷物１９を固定した貨物車
を示す。
この考案は前記のように構成されたことにより
荷台煽りを改造することなく、前記従来例に述べ
た各問題点を解決することができ、荷台煽りより
低い荷姿の荷物をも、良好に固定することができ
る。又ロープ掛けによつて、荷台煽りが変形する
のを防ぐこともできる。
荷台煽りを改造することなく、前記従来例に述べ
た各問題点を解決することができ、荷台煽りより
低い荷姿の荷物をも、良好に固定することができ
る。又ロープ掛けによつて、荷台煽りが変形する
のを防ぐこともできる。
第１図はこの考案の実施例を示すもので、貨物
車の貨物固定用ロープフツクの、取付状態の斜視
図、第２図は同ロープフツクを取付けた貨物車の
斜視図、第３図はこの考案の他の実施例の第１図
に相当する図、第４図は同ロープフツクを取付け
た貨物車の斜視図である。 １……本体、２……屈曲部、３……内アーム、
４……外アーム、５……荷台、６……荷台煽り、
８……係止部、１１……係合手段、１２……荷台
フツク、ｓ……間隙、ｔ……厚さ。
車の貨物固定用ロープフツクの、取付状態の斜視
図、第２図は同ロープフツクを取付けた貨物車の
斜視図、第３図はこの考案の他の実施例の第１図
に相当する図、第４図は同ロープフツクを取付け
た貨物車の斜視図である。 １……本体、２……屈曲部、３……内アーム、
４……外アーム、５……荷台、６……荷台煽り、
８……係止部、１１……係合手段、１２……荷台
フツク、ｓ……間隙、ｔ……厚さ。
Claims (1)
- 屈曲した本体の一側の、ロープ係止部を有する
内アームを荷台と荷台煽りの間をくぐらせ、かつ
他側の外アームを、前記荷台に取付けて成る貨物
車の貨物固定用ロープフツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4665082U JPS58149222U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 貨物車の貨物固定用ロ−プフツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4665082U JPS58149222U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 貨物車の貨物固定用ロ−プフツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58149222U JPS58149222U (ja) | 1983-10-06 |
| JPS6226276Y2 true JPS6226276Y2 (ja) | 1987-07-06 |
Family
ID=30057638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4665082U Granted JPS58149222U (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 貨物車の貨物固定用ロ−プフツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58149222U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5443071B2 (ja) * | 2009-06-19 | 2014-03-19 | 神鋼物流株式会社 | 線材コイル固定装置 |
| JP6892658B1 (ja) * | 2020-10-05 | 2021-06-23 | 但東自動車株式会社 | 荷台用結束補助具 |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP4665082U patent/JPS58149222U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58149222U (ja) | 1983-10-06 |
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