JPH0136701Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136701Y2 JPH0136701Y2 JP2689285U JP2689285U JPH0136701Y2 JP H0136701 Y2 JPH0136701 Y2 JP H0136701Y2 JP 2689285 U JP2689285 U JP 2689285U JP 2689285 U JP2689285 U JP 2689285U JP H0136701 Y2 JPH0136701 Y2 JP H0136701Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- chain
- upper rail
- wooden
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はトラツクの木製リアゲ−トのチエ−ン
フツク装置の改良に関する。
フツク装置の改良に関する。
(従来の技術)
道路交通法によれば、車両全長の10分の1まで
は車両後方へと荷物を突出して積載してもよいこ
とになつており、このためトラツクでは荷台の長
さを越えるような長尺物を積載することがある。
このとき、一般にトラツクユ−ザ−は荷台後部の
リアゲ−トを開放して荷物を積み込むことが多
い。ところが、制動灯や方向指示器等の灯火類は
荷台後方の下部に設けられているから、このよう
にして開放したリアゲ−トをそのまま荷台後部に
垂れ下げたままにすると灯火類が確認できなくな
つてしまう。むろん、このように後方から方向指
示器等の灯火類の確認を妨げるような荷物の積み
かたをすることは法規上許されない。
は車両後方へと荷物を突出して積載してもよいこ
とになつており、このためトラツクでは荷台の長
さを越えるような長尺物を積載することがある。
このとき、一般にトラツクユ−ザ−は荷台後部の
リアゲ−トを開放して荷物を積み込むことが多
い。ところが、制動灯や方向指示器等の灯火類は
荷台後方の下部に設けられているから、このよう
にして開放したリアゲ−トをそのまま荷台後部に
垂れ下げたままにすると灯火類が確認できなくな
つてしまう。むろん、このように後方から方向指
示器等の灯火類の確認を妨げるような荷物の積み
かたをすることは法規上許されない。
従つて、開放したリアゲ−トを水平状態に支持
する必要が生じるのだが、このための手段とし
て、リアゲ−トの揺動端部と荷台後端の上部とを
チエ−ン及びフツクを介して吊すようにしたもの
がある。
する必要が生じるのだが、このための手段とし
て、リアゲ−トの揺動端部と荷台後端の上部とを
チエ−ン及びフツクを介して吊すようにしたもの
がある。
ところで、木製リアゲ−トを有する車両にこの
ような目的で設けられるチエ−ン係止用のフツク
は、従来第4図及び第5図に示されるように荷台
6の内側に突出して取り付けられたものが多い。
しかし、このようなフツク1の場合、突出分aだ
け荷台6の有効スペ−スが狭くなるうえ、走行中
に突出端が積荷12と干渉して、積荷12を傷つ
ける恐れがある。
ような目的で設けられるチエ−ン係止用のフツク
は、従来第4図及び第5図に示されるように荷台
6の内側に突出して取り付けられたものが多い。
しかし、このようなフツク1の場合、突出分aだ
け荷台6の有効スペ−スが狭くなるうえ、走行中
に突出端が積荷12と干渉して、積荷12を傷つ
ける恐れがある。
このような不都合を解消する工夫として、例え
ば実開昭55−43930号に示されたチエ−ンフツク
装置がある。これは第6図及び第7図に見られる
ように、リアゲ−ト2のアツパ−レ−ル3または
ピラ−(図示せず)に穴20をあけ、その内部に
フツク1を取付けて、これにチエ−ン9を係止す
るようにしたものである。
ば実開昭55−43930号に示されたチエ−ンフツク
装置がある。これは第6図及び第7図に見られる
ように、リアゲ−ト2のアツパ−レ−ル3または
ピラ−(図示せず)に穴20をあけ、その内部に
フツク1を取付けて、これにチエ−ン9を係止す
るようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点)
フツク1をこのような位置に設ければ、確かに
フツク1は荷台6内に突出せず、積荷スペ−スの
確保や積荷の傷みの問題は解決する。ところが、
この装置はチエ−ン9をアツパ−レ−ル3に設け
た穴20を通してフツク1に係止する構造のた
め、トラツクの走行中の振動でチエ−ン9が振ら
れると、穴20の縁に当たつて金属音を発した
り、穴20の周囲の塗装が傷んで錆が出やすくな
るという問題点があつた。
フツク1は荷台6内に突出せず、積荷スペ−スの
確保や積荷の傷みの問題は解決する。ところが、
この装置はチエ−ン9をアツパ−レ−ル3に設け
た穴20を通してフツク1に係止する構造のた
め、トラツクの走行中の振動でチエ−ン9が振ら
れると、穴20の縁に当たつて金属音を発した
り、穴20の周囲の塗装が傷んで錆が出やすくな
るという問題点があつた。
本考案は以上の問題に鑑みて、荷台内側にフツ
クが突出せず、またチエ−ンがリアゲ−トの金属
部と干渉しないチエ−ンフツク装置を提供するこ
とを目的とする。
クが突出せず、またチエ−ンがリアゲ−トの金属
部と干渉しないチエ−ンフツク装置を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、トラツクの木製リアゲ−トに設ける
チエ−ンフツク装置において、アツパ−レ−ル下
部の木製ゲ−トボ−ドの一部を切欠いて凹部を形
成し、この凹部に位置してアツパ−レ−ルを外側
パネルに接続するフランジ部にフツクを取付けて
いる。
チエ−ンフツク装置において、アツパ−レ−ル下
部の木製ゲ−トボ−ドの一部を切欠いて凹部を形
成し、この凹部に位置してアツパ−レ−ルを外側
パネルに接続するフランジ部にフツクを取付けて
いる。
(作用)
フツクをアツパ−レ−ルのフランジ部に取付
け、木製ゲ−トボ−ドの凹部の中に形成したた
め、フツクが荷台内側に突出せず、またチエ−ン
はアツパ−レ−ル下方の木製ゲ−トボ−ドに沿つ
て下方に至るため、アツパ−レ−ルに当たること
がない。
け、木製ゲ−トボ−ドの凹部の中に形成したた
め、フツクが荷台内側に突出せず、またチエ−ン
はアツパ−レ−ル下方の木製ゲ−トボ−ドに沿つ
て下方に至るため、アツパ−レ−ルに当たること
がない。
(実施例)
第1図〜第3図に本考案の実施例を示す。
第1図において、1はフツクであり、リアゲ−
ト2のアツパ−レ−ル3を外側パネル4に接続す
るフランジ部5に基端を固設し、該フランジ部5
とアツパ−レ−ル3の荷台6側の側面との間の段
差部内に、先端を上に向けてL字状に形成され
る。フランジ部5及びこれに連続する外側パネル
4の内側は木製ゲ−トボ−ド7で覆われ、該木製
ゲ−トボ−ド7のフツク1の周囲は第2図のよう
に切欠かれて凹部8を形成する。したがつて、フ
ツク1はこの凹部8の中に位置し、これに対し
て、リアゲ−ト2の倒伏時にこれを所定位置に保
持するためのチエ−ン9の一端が荷台6側から係
止される。
ト2のアツパ−レ−ル3を外側パネル4に接続す
るフランジ部5に基端を固設し、該フランジ部5
とアツパ−レ−ル3の荷台6側の側面との間の段
差部内に、先端を上に向けてL字状に形成され
る。フランジ部5及びこれに連続する外側パネル
4の内側は木製ゲ−トボ−ド7で覆われ、該木製
ゲ−トボ−ド7のフツク1の周囲は第2図のよう
に切欠かれて凹部8を形成する。したがつて、フ
ツク1はこの凹部8の中に位置し、これに対し
て、リアゲ−ト2の倒伏時にこれを所定位置に保
持するためのチエ−ン9の一端が荷台6側から係
止される。
このように構成されたチエ−ンフツク装置は、
フツク1の先端が荷台6内に突出しないため、積
荷スペ−スを狭めることはなく、走行中に積荷に
干渉して積荷を傷つける恐れもない。また、走行
中、フツク1に一端を係止したチエ−ン9は、第
1図のように凹部8から木製ゲ−トボ−ド7を伝
つて下方に至るため、走行時の車体の動きに伴つ
て、チエ−ン9が振られた時に、アツパ−レ−ル
3等の金物に当たつて金属音を発したり、金物の
塗装面を傷つけたりすることもない。更に、チエ
−ン9の振動に対して、これに接する木製ゲ−ト
ボ−ド7が緩衝材として働くため、チエ−ン9自
体の発する騒音も小さくなる。
フツク1の先端が荷台6内に突出しないため、積
荷スペ−スを狭めることはなく、走行中に積荷に
干渉して積荷を傷つける恐れもない。また、走行
中、フツク1に一端を係止したチエ−ン9は、第
1図のように凹部8から木製ゲ−トボ−ド7を伝
つて下方に至るため、走行時の車体の動きに伴つ
て、チエ−ン9が振られた時に、アツパ−レ−ル
3等の金物に当たつて金属音を発したり、金物の
塗装面を傷つけたりすることもない。更に、チエ
−ン9の振動に対して、これに接する木製ゲ−ト
ボ−ド7が緩衝材として働くため、チエ−ン9自
体の発する騒音も小さくなる。
なお、フツク1はアツパ−レ−ル2の荷台6側
の側面とフランジ部5との間の段差内に収まるも
のであれば形状は自由に選ぶことが可能であり、
例えば第3図に示すように、フランジ部5に固定
したボルト10の先端にチエ−ン係止用の金具1
1を取り付けたものなどが考えられる。
の側面とフランジ部5との間の段差内に収まるも
のであれば形状は自由に選ぶことが可能であり、
例えば第3図に示すように、フランジ部5に固定
したボルト10の先端にチエ−ン係止用の金具1
1を取り付けたものなどが考えられる。
(考案の効果)
以上のように本考案は、トラツク木製リアゲ−
トのアツパ−レ−ル下部の木製ゲ−トボ−ドの一
部を切欠いて凹部を形成し、この凹部の中にアツ
パ−レ−ルのフランジ部に取付けたフツクを収め
たため、フツクが荷台内に突出せず、荷台を広く
使えるうえに突出したフツクによる積荷の損傷も
防止できる。また、フツクに係止されたチエ−ン
はアツパ−レ−ル下方の木製ゲ−トボ−ドを伝つ
て下方に至るため、走行時にチエ−ンが振られて
もアツパ−レ−ル等の金物と干渉する恐れはな
く、不快な金属音や金物塗装面の傷みによる発錆
を防止する効果がある。
トのアツパ−レ−ル下部の木製ゲ−トボ−ドの一
部を切欠いて凹部を形成し、この凹部の中にアツ
パ−レ−ルのフランジ部に取付けたフツクを収め
たため、フツクが荷台内に突出せず、荷台を広く
使えるうえに突出したフツクによる積荷の損傷も
防止できる。また、フツクに係止されたチエ−ン
はアツパ−レ−ル下方の木製ゲ−トボ−ドを伝つ
て下方に至るため、走行時にチエ−ンが振られて
もアツパ−レ−ル等の金物と干渉する恐れはな
く、不快な金属音や金物塗装面の傷みによる発錆
を防止する効果がある。
また、本考案は従来例のようにアツパ−レ−ル
に穴を設ける必要がなく、したがつて金属部分の
加工が少ないため、容易に実施することができ
る。
に穴を設ける必要がなく、したがつて金属部分の
加工が少ないため、容易に実施することができ
る。
第1図は本考案の実施例を示す、チエ−ンフツ
ク取付部分の断面図、第2図は同じく斜視図であ
り、第3図はチエ−ンフツクの形状について別の
実施例を示した断面図である。また、第4図は従
来のチエ−ンフツク装置の一般的な構成を示す斜
視図、第5図は同じく断面図であり、第6図はチ
エ−ンフツク装置の改良についての従来例を示す
斜視図、第7図は同じく断面図である。 1……フツク、2……リアゲ−ト、3……アツ
パ−パネル、4……外側パネル、5……フランジ
部、7……木製ゲ−トボ−ド、8……凹部。
ク取付部分の断面図、第2図は同じく斜視図であ
り、第3図はチエ−ンフツクの形状について別の
実施例を示した断面図である。また、第4図は従
来のチエ−ンフツク装置の一般的な構成を示す斜
視図、第5図は同じく断面図であり、第6図はチ
エ−ンフツク装置の改良についての従来例を示す
斜視図、第7図は同じく断面図である。 1……フツク、2……リアゲ−ト、3……アツ
パ−パネル、4……外側パネル、5……フランジ
部、7……木製ゲ−トボ−ド、8……凹部。
Claims (1)
- トラツクの木製リアゲ−トに設けるチエ−ンフ
ツク装置において、アツパ−レ−ル下部の木製ゲ
−トボ−ドの一部を切欠いて凹部を形成し、この
凹部に位置してアツパ−レ−ルを外側パネルに接
続するフランジ部にフツクを取付けたことを特徴
とするトラツク木製リアゲ−トのチエ−ンフツク
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2689285U JPH0136701Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2689285U JPH0136701Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61142684U JPS61142684U (ja) | 1986-09-03 |
| JPH0136701Y2 true JPH0136701Y2 (ja) | 1989-11-07 |
Family
ID=30523330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2689285U Expired JPH0136701Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0136701Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007106415A (ja) * | 2007-01-29 | 2007-04-26 | Suzuki Motor Corp | チェーンの係留構造 |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP2689285U patent/JPH0136701Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007106415A (ja) * | 2007-01-29 | 2007-04-26 | Suzuki Motor Corp | チェーンの係留構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61142684U (ja) | 1986-09-03 |
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