JP2519606Y2 - ラムアタッチメント - Google Patents

ラムアタッチメント

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JP2519606Y2
JP2519606Y2 JP10754691U JP10754691U JP2519606Y2 JP 2519606 Y2 JP2519606 Y2 JP 2519606Y2 JP 10754691 U JP10754691 U JP 10754691U JP 10754691 U JP10754691 U JP 10754691U JP 2519606 Y2 JP2519606 Y2 JP 2519606Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は筒状の荷を搬送する際に
使用する荷役車両用ラムアタッチメントに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフトにより筒状の荷を
搬送するときは、ラムアタッチメントを使用する場合が
ある。図10及び図11に示すように、前記ラムアタッ
チメントはラムポール40を固着したラムベース41
と、そのラムベース41の上下裏面側に固着されたフッ
ク42,43とから形成されている。このラムアタッチ
メントはフォークリフトのリフトシリンダ(図示せず)
の伸縮に伴って昇降するリフトブラケット(図示せず)
に取り付けて使用する。荷を搬送する際は、前記ラムベ
ース41に固着されたラムポール40を荷の孔に差し込
んでリフトブラケットを上昇させて、所定位置まで搬送
する。
【0003】前記フック42,43は、ラムベース41
にボルトで締付固定され、ラムベース41はリフトブラ
ケットに対して固定されている。従って、リフトブラケ
ットを最下降位置に配置した際の前記ラムポール40か
ら走行路面Gまでの最低高さ(ラム高)Hは一定であ
る。そのため、揚程を一定とし、荷の直径の変更に対応
してラム高Hを変更したい場合は、所望のラム高に対応
したアタッチメントを用意する必要があった。
【0004】即ち、図12(a)〜(c)に示すよう
に、ラムベース41下端部から種々の高さで、前記ラム
ポール40を固着した複数のラムアタッチメントの中か
ら最適のラム高Hとなるラムアタッチメントに取り替え
て荷役作業を行う。なぜならば、直径の大きな荷、即ち
挿入孔の位置がラム高Hより高い荷の場合に、ラム高H
を変更せずにリフトブラケットを上昇させた状態でラム
ポールの挿入を行うと、必要な上昇距離が揚程より大き
くなってしまい、目的とする荷置き作業が不可能となる
からである。
【0005】また、ラムポールの高さを変えることがで
きるラムアタッチメントとして次のようなものが提案さ
れている(実開昭50−79191号公報)。このラム
アタッチメントは、クレーンアタッチメントとして使用
する場合と、ラムアタッチメントとして使用する場合と
でラムベースの取付け状態を180°変更して使用す
る。即ち、ラムアタッチメントとして使用するラム高
と、クレーンアタッチメントとして使用する場合のラム
高が異なる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記ラ
ム高Hを、ラムポールの固着位置が異なるラムアタッチ
メントに取り替えることによって変化できるタイプのも
のは、荷に応じてラムポールの固着位置が異なる複数の
ラムアタッチメントを用意しなければならない。その結
果、そのときに使用しないラムアタッチメントの収納ス
ペースの確保やコスト的な問題があった。
【0007】また、実開昭50−79191号公報に記
載のラムアタッチメントにおいては、2位置においてラ
ムポールの高さを変えることはできた。しかし、ラムポ
ールの高さを2位置に変える理由としては、ラムアタッ
チメントをクレーンアタッチメントと兼用するためであ
り、ラム高を荷の直径に対応して変更するためではな
い。
【0008】本考案は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は1つのラムアタッチメン
トによって走行路面からラムポールまでの最低高さ(ラ
ム高)を少なくとも3つ以上変えることができるラムア
タッチメントを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案では、マストに沿って昇降動するリフトブラ
ケットに設けられた上下一対のフォークバーに、ラムポ
ールを固着したラムベースの裏面にボルトで締付固定さ
れたアッパフック及びロアフックを係合させることによ
り、前記リフトブラケットに支持されるラムアタッチメ
ントにおいて、前記ラムベースの中心から偏心した位置
に前記ラムポールを固着し、ラムベース上にラムポール
を挟んで対向する位置にアッパボルト挿通孔とロアボル
ト挿通孔とを一定距離離間した位置に互いに対をなす状
態で複数組設け、かつラムポールの中心とアッパボルト
挿通孔との距離をそれぞれ異ならせたことをその要旨と
する。
【0010】
【作用】従って、本考案によれば、走行路面からラムベ
ースに固着されたラムポールまでの最低高さを変える場
合は、複数のアッパボルト挿通孔及びロアボルト挿通孔
のうち、対応するアッパボルト挿通孔及びロアボルト挿
通孔の裏面にフックを配置させる。そして、そのアッパ
ボルト挿通孔及びロアボルト挿通孔にボルトを挿通し、
該ボルトにより前記フックをラムベース裏面に締付固定
することによりラム高が変わる。
【0011】
【実施例】(第1実施例) 以下、本考案を具体化した第1実施例を図1〜図8に基
づいて説明する。
【0012】図2に示すように、フォークリフトのボデ
ィ1前部にはティルトシリンダ2が取着され、アウター
マスト3を前後方向へ傾動可能に支持している。同アウ
ターマスト3の内側にはインナーマスト4がリフトシリ
ンダ5の伸縮に伴い、昇降可能に配設されている。そし
て、このインナーマスト4には前記リフトシリンダに連
結されたチェーン(図示せず)に吊下された状態でリフ
トブラケット6が昇降可能に支承されている。
【0013】図2及び図3に示すように、前記リフトブ
ラケット6の上下にはアッパフォークバー7及びロアフ
ォークバー8が固着され、同アッパフォークバー7及び
ロアフォークバー8には、アッパフック9及びロアフッ
ク10を介してラムベース11が支承されている。
【0014】図3及び図4に示すように、前記アッパフ
ック9及びロアフック10は、ボルトV1 ,V2 と螺合
するネジ孔9a,10aがそれぞれ螺設されている。前
記アッパフック9に螺設されたネジ孔9aの間隔Xは、
ロアフック10に螺設されたネジ孔10aの間隔Yより
も広く設けられている。また、アッパフック9側のネジ
孔9aの方が、ロアフック10側のネジ孔10aよりも
大径で螺設されている。さらに、全長もアッパフック9
の方がロアフック10よりも長く形成されている。
【0015】前記アッパフォークバー7及びロアフォー
クバー8はリフトブラケット6に固着されているため、
その間隔を変えることができない。従って、アッパフォ
ークバー7及びロアフォークバー8とアッパフック9及
びロアフック10とを係合した状態では、アッパフック
9のネジ孔9aからロアフック10のネジ孔10aまで
の間隔Kは一定となっている。
【0016】図1に示すように、前記ラムベース11は
四角形状に形成され、その前面にはラムポール12がラ
ムベース11の中心から偏心した位置に固着されてい
る。前記ラムポール12の横中心線L1 から上方に距離
1 だけ離間し、かつ、縦中心線L2 から左右へ前記ア
ッパフック9のネジ孔9aの間隔Xの半分(X/2)離
間したラムベース11上には、大ボルト挿通孔A1 ,A
2 がそれぞれ透設されている。また、前記大ボルト挿通
孔A1 ,A2 の中心から下方へ前記間隔Kだけ離間し、
かつ、縦中心線L2 から左右へ前記ロアフック10のネ
ジ孔10aの間隔Yの半分(Y/2)離間したラムベー
ス11上には、小ボルト挿通孔a1 ,a2がそれぞれ透
設されている。
【0017】前記ラムポール12の縦中心線L2 から右
方に距離h2 だけ離間し、かつ、横中心線L1 から上下
へ間隔Xの半分(X/2)離間したラムベース11上に
は、大ボルト挿通孔B1 ,B2 がそれぞれ透設されてい
る。また、大ボルト挿通孔B1 ,B2 の中心から左方へ
間隔Kだけ離間し、かつ、横中心線L1 から上下へ間隔
Yの半分(Y/2)離間したラムベース11上には、小
ボルト挿通孔b1 ,b2 がそれぞれ透設されている。
【0018】前記ラムポール12の縦中心線L2 から左
方に距離h3 だけ離間し、かつ、横中心線L1 から上下
へ間隔Xの半分(X/2)離間したラムベース11上に
は、大ボルト挿通孔C1 ,C2 がそれぞれ透設されてい
る。また、大ボルト挿通孔C1 ,C2 の中心から右方へ
間隔Kだけ離間し、かつ、横中心線L1 から上下へ間隔
Yの半分(Y/2)離間したラムベース11上には、小
ボルト挿通孔c1 ,c2 がそれぞれ透設されている。
【0019】前記ラムポール12の横中心線L1 から下
方に距離h4 だけ離間し、かつ、縦中心線L2 から左右
へ間隔Xの半分(X/2)離間したラムベース11上に
は、大ボルト挿通孔D1 ,D2 がそれぞれ透設されてい
る。また、大ボルト挿通孔D1 ,D2 の中心から上方へ
間隔Kだけ離間し、かつ、縦中心線L2 から左右へ間隔
Yの半分(Y/2)離間したラムベース11上には、小
ボルト挿通孔d1 ,d2 がそれぞれ透設されている。
【0020】なお、前記各距離h1 〜h4 の関係はh1
>h2 >h3 >h4 となっている。次に、上記のように
構成されたラムアタッチメントの作用について説明す
る。まず、ラムベース11の裏面においてアッパフック
9の両ネジ孔9aとラムベース11の大ボルト挿通孔A
1 ,A2 とを、また、ロアフック10の両ネジ孔10a
と小ボルト挿通孔a1 ,a2 とをそれぞれ一致させる。
次にその状態でラムベース11前面より前記大ボルト挿
通孔A1 ,A2 へボルトV1 を、小ボルト挿通孔a1
2 へボルトV2 をそれぞれ挿通し、前記アッパフック
9及びロアフック10をそれぞれ締付固定し、ラムベー
ス11をリフトブラケット6へ固定する。
【0021】この状態でリフトブラケット6を最下降さ
せたときの、走行路面Gからラムポール12までの最低
高さ(ラム高)H1 は図5に示す高さとなる。即ち、ラ
ム高H1 は走行路面Gから大ボルト挿通孔A1 ,A2
中心までの高さより、距離h1 を差し引いた距離分とな
る。
【0022】また、ラムベース11の裏面においてアッ
パフック9の両ネジ孔9aとラムベース11の大ボルト
挿通孔B1 ,B2 とを、また、ロアフック10の両ネジ
孔10aと小ボルト挿通孔b1 ,b2 とをそれぞれ一致
させる。次にその状態でラムベース11前面より前記大
ボルト挿通孔B1 ,B2 へボルトV1 を、小ボルト挿通
孔b1 ,b2 へボルトV2 をそれぞれ挿通し、前記アッ
パフック9及びロアフック10をそれぞれ締付固定し、
ラムベース11をリフトブラケット6へ固定する。この
状態でリフトブラケット6を最下降させたときの、ラム
高H2 は図6に示す高さとなる。
【0023】即ち、ラム高H2 は走行路面Gから大ボル
ト挿通孔B1 ,B2 の中心までの高さより距離h2 を差
し引いた距離分となる。このときのラム高H2 は、前記
図5に示すラム高H1 よりも高くなる。
【0024】なぜならば、ラム高H2 は、走行路面Gか
ら各々の大ボルト挿通孔の中心までの距離より、ラムポ
ール12の中心から各々の大ボルト挿通孔の中心までの
距離を差し引いた距離分であり、ラムポール12の中心
から大ボルト挿通孔B1 ,B2 の中心までの距離h
2 は、ラムポール12の中心から大ボルト挿通孔A1
2 の中心までの距離h1 よりもい短い。従って、図6
に示すラム高H2 は図5に示すラム高H1 よりも高くな
る。
【0025】以下同様に図7及び図8に示すように、ラ
ムベース11の裏面においてアッパフック9とロアフッ
ク10を締付固定する位置を変化させることにより、ラ
ム高H3 ,H4 が変化する。
【0026】上記のように、本実施例のラムアタッチメ
ントは従来とは異なり、ラムポール12をラムベース1
1上の偏心した位置に固着するとともに、ボルトV1
2を挿通するボルト挿通孔を、前記ラムポール12か
ら所定の距離を設けて離間したラムベース11上に複数
透設したことにとより、荷に応じて4つのラム高H1
4 に変えることができる。従って、ラムポール12の
固着位置が異なる複数のラムアタッチメントを用意する
必要がなくなり、ラムアタッチメントを収納するスペー
スを小さくできるとともに、コストの低下が図られる。
【0027】(第2実施例) 次に、本考案を具体化した第2実施例を図9に基づいて
説明する。なお、本実施例では上記第1実施例と相違す
る構成についてのみ説明する。
【0028】上記第1実施例のラムベース11は四角形
状に形成されていたが、本実施例ではラムベース14は
円形状に形成されている。そして、前面にはラムポール
12がラムベース14の中心から偏心して固着されてい
る。前記ラムポール12の中心線L3 から右斜め上方に
距離h5 だけ離間し、かつ、中心線L4 から左右にアッ
パフック9のネジ孔9aの間隔Xの半分(X/2)離間
したラムベース14上には、大ボルト挿通孔E1 ,E2
がそれぞれ透設されている。
【0029】また、前記大ボルト挿通孔E1 ,E2 の中
心から左斜め下方へ間隔Kだけ離間し、かつ、中心線L
4 から左右にロアフック10のネジ孔10aの間隔Yの
半分(Y/2)離間したラムベース14上には、小ボル
ト挿通孔e1 ,e2 がそれぞれ透設されている。
【0030】前記ラムポール12の中心線L5 から左斜
め上方に距離h6 だけ離間し、かつ、中心線L6 から左
側へ間隔Xの半分(X/2)離間したラムベース14上
には、大ボルト挿通孔F1 が透設されている。一方、前
記中心線L6 から右側へ間隔Xの半分(X/2)離間し
たラムベース14上には、上記第1実施例で透設された
大ボルト挿通孔A1 が存在している。大ボルト挿通孔F
1 ,A1 の中心から右斜め下方へ間隔Kだけ離間し、か
つ、中心線L6 から左右へ間隔Yの半分(Y/2)離間
したラムベース14上には、小ボルト挿通孔f1 ,f2
がそれぞれ透設されている。
【0031】なお、上記第1実施例のh1 〜h4 及び距
離h5 、距離h6 の関係は、h1 >h2 >h3 >h4
5 >h6 となっている。このように形成されたラムベ
ース14をリフトブラケット6に固定する際は、まず、
ラムベース14の裏面においてアッパフック9の両ネジ
孔9aとラムベース14の大ボルト挿通孔E1 ,E2
を、また、ロアフック10の両ネジ孔10aと小ボルト
挿通孔e1 ,e2 とをそれぞれ一致させる。次にその状
態でラムベース14前面より前記大ボルト挿通孔E1
2 へボルトV1 を、小ボルト挿通孔e1 ,e2 へボル
トV2 をそれぞれ挿通し、前記アッパフック9及びロア
フック10をそれぞれ締付固定し、ラムベース14をリ
フトブラケット6へ固定する。
【0032】また、ラムベース14の裏面においてアッ
パフック9の両ネジ孔9aとラムベース14の大ボルト
挿通孔F1 ,A2 とを、また、ロアフック10の両ネジ
孔10aと小ボルト挿通孔f1 ,f2 とをそれぞれ一致
させる。次にその状態でラムベース14前面より前記大
ボルト挿通孔F1 ,A2 へボルトV1 を、小ボルト挿通
孔f1 ,f2 へボルトV2 をそれぞれ挿通し、前記アッ
パフック9及びロアフック10をそれぞれ締付固定し、
ラムベース11をリフトブラケット6へ固定する。
【0033】即ち、大ボルト挿通孔A1 は大ボルト挿通
孔F1 とともにアッパフック9を締付固定するためにボ
ルトV1 が挿通される場合と、ラムポール12のラム高
Hをラム高H1 にするために、大ボルト挿通孔A2 とと
もに、アッパフック9を締付固定するためにボルトV1
が挿通される場合とを兼ねてラムベース14に透設され
ている。
【0034】上記のように、本実施例では上記第1実施
例のラムベース11にはなかった斜め位置にボルト挿通
孔が透設されている。その結果、1つのラムアタッチメ
ントで変更できるラム高を、上記第1実施例のラムアタ
ッチメントよりも多く設定でき、より種々直径の荷に対
応できる。また、本実施例ではラムベース14を円形状
に形成したことにより、ラムアタッチメント角部がリフ
トブラケットから突出することもない。
【0035】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)ラムベース11,14に透設したボルト挿通孔の
数を、第1実施例及び第2実施例よりも増加又は減少し
て構成すること。
【0036】(2)上記第1実施例及び第2実施例にお
いては、アッパフック9及びロアフック10に形成した
ネジ孔9a,10aは、アッパフック9のネジ孔9aの
方がロアフック10のネジ孔10aよりも大径で形成し
たが、これを大径側に合わせて同径で形成してもよい。
この場合、ラムベース11,14透設するボルト挿通孔
も全て同径となる。
【0037】(3)上記第1実施例に透設したボルト挿
通孔を、上記第2実施例の大ボルト挿通孔A1 のよう
に、ラム高Hが変わっても他のボルト挿通孔と兼用でき
るように透設してもよい。
【0038】(4)上記第1実施例及び第2実施例にお
いては、アッパフック9のネジ孔9aと、ロアフック1
0のネジ孔10aとは異なった間隔X,Yを設けて形成
したが、これらの間隔を同間隔で形成してもよい。この
場合、ラムベース11,14に透設するアッパ側及びロ
ア側のボルト挿通孔の間隔も同じ間隔で透設することに
なる。
【0039】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案のラムアタ
ッチメントによれば1つのラムアタッチメントによって
走行路面からラムポールまでのラム高を少なくとも3つ
以上変えることが可能なため、それを収納するスペース
を小さくできるとともに、コストの低下を図ることがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した第1実施例を示すラムベー
スの正面図である。
【図2】ラムアタッチメントを装備したフォークリフト
の側面図である。
【図3】ラムアタッチメントの側断面図である。
【図4】アッパフック及びロアフックをラムベースに締
付固定した状態を示す正面図である。
【図5】ラム高を最も小さくしてリフトブラケットに取
り付けた状態を示すラムアタッチメントの正面図であ
る。
【図6】ラム高を図5の次に小さくしてリフトブラケッ
トに取り付けた状態を示すラムアタッチメントの正面図
である。
【図7】ラム高を図6の次に小さくしてリフトブラケッ
トに取り付けた状態を示すラムアタッチメントの正面図
である。
【図8】ラム高を最も大きくしてリフトブラケットに取
り付けた状態を示すラムアタッチメントの正面図であ
る。
【図9】別例のラムアタッチメントの正面図である。
【図10】従来のラムアタッチメントの側面図である。
【図11】ラムアタッチメントの正面図である。
【図12】ラム高が異なるラムアタッチメントの正面図
である。
【符号の説明】
3…アウターマスト、4…インナーマスト、6…リフト
ブラケット、7…アッパフォークバー、8…ロアフォー
クバー、9…アッパフック、10…ロアフック、11…
ラムベース、12…ラムポール、14…ラムベース、A
1 〜F2 …大ボルト挿通孔、a1 〜f2 …小ボルト挿通
孔、V1 ,V2 …ボルト、G…走行路面、H…ラム高。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マストに沿って昇降動するリフトブラケッ
    トに設けられた上下一対のフォークバーに、ラムポール
    を固着したラムベースの裏面にボルトで締付固定された
    アッパフック及びロアフックを係合させることにより、
    前記リフトブラケットに支持されるラムアタッチメント
    において、 前記ラムベースの中心から偏心した位置に前記ラムポー
    ルを固着し、ラムベース上にラムポールを挟んで対向す
    る位置にアッパボルト挿通孔とロアボルト挿通孔とを一
    定距離離間した位置に互いに対をなす状態で複数組設
    け、かつラムポールの中心とアッパボルト挿通孔との距
    離をそれぞれ異ならせたラムアタッチメント。
JP10754691U 1991-12-26 1991-12-26 ラムアタッチメント Expired - Lifetime JP2519606Y2 (ja)

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