JPH0640226Y2 - 車輛用リフト - Google Patents

車輛用リフト

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JPH0640226Y2
JPH0640226Y2 JP2999488U JP2999488U JPH0640226Y2 JP H0640226 Y2 JPH0640226 Y2 JP H0640226Y2 JP 2999488 U JP2999488 U JP 2999488U JP 2999488 U JP2999488 U JP 2999488U JP H0640226 Y2 JPH0640226 Y2 JP H0640226Y2
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JP
Japan
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vehicle
vehicle support
plate
support plate
lift
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JP2999488U
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JPH01134696U (ja
Inventor
俊次 磯貝
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杉安工業株式会社
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ産業上の利用分野 本考案は、昇降手段を床面下へ収容した埋設型リフト、
一定間隔を保って垂設された支柱を持つ床上式リフト、
桁から吊下させた吊り下げリフト等といった各種リフト
であって、昇降手段により一定間隔を保ち平行状態にて
昇降運動する一対の車輛支持プレートを備えた車輛用リ
フトに係り、前記車輛支持プレート長さを可変とする車
輛用リフトの改良に関する。
ロ従来技術 車輛支持プレートは各種の車輛に対応すべく、通例最小
の車種に適応できる長さになっている。よって大型車に
使用した場合は長さが不足気味となったり、車輛の重心
位置とプレートの支持中心とが大きくずれてしまい不安
定となりやすい。
そこで従来は車輛支持を安定性を向上させるため、プレ
ートの支持中心を偏移させることによりプレートの支持
中心と車輛の重心とを近づけたり、又車輛支持プレート
の長さを車種に応じて調整可能とすべく、例えば実開昭
62-189391号公報に記載の如く、車輛支持プレート3に
スライダー架台板11とそのスライダー架台板11と同じ高
さの固定受板12を取り付け、スライダー架台板11を移動
させて汎用性を持たせたものが提案されている。
ハ考案が解決しようとする問題点 車輛支持プレートの支持中心を偏移させたものは、車輛
支持におけるバランスの向上には有利であるが、長さ調
整ができないので支持面積が少なく安定性に欠ける。
又車輛支持プレートの長さを可変とした従来のものは、
スライダー架台板が移動範囲内を自由にスライド可能と
なっていて極めて危険であり、ボルト締めにより固定さ
せるとすれば作業性が悪くなる。
ニ問題を解決するための手段 本考案は、車輛支持プレートにスライドカバーを取り付
けて車輛支持プレートの長さを可変とし、その長さ調整
の簡易化を図るべく鋭意研究の結果完成したもので、そ
の構成は、車輛支持プレートの長手両端部に、夫々上方
へ向けて突出した係止ピンを設けると共に、その両端部
へ、上板に前記係止ピンに対応する係止ピン挿通孔を複
数穿設し、基端のみに前記車輛支持プレートの外周を両
側から底面にかけて覆う枠体が形成されたスライドカバ
ーを取り付けたことにあり、又同様の目的で、前記車輛
支持プレート上面における長手片端部に、上方へ向けて
突出した係止ピンを設けると共に、その片端部へ、上板
に前記係止ピンに対応する係止ピン挿通孔を複数穿設
し、基端のみに前記車輛支持プレートの外周を両側から
底面にかけて覆う枠体が形成されたスライドカバーを取
り付け、前記車輛支持プレート上面における長手他端部
を、スライドカバー面と同一高さに形成してもよい。
ホ作用 スライドカバーは、常態においてスライドカバーに突設
された係止ピン挿通孔へ車輛支持プレートに突設された
係止ピンが嵌入してロック状態となっており、ここでス
ライドカバーの先端を持ち上げると、係止ピン挿通孔が
係止ピンから外れてスライドカバーが車輛支持プレート
の長手方向へ移動可能となる。よってスライドカバーを
所望位置までずらして引き下げ、係止ピン挿通孔へ係止
ピン嵌入させれば、スライドカバーはその位置でロック
状態となり調整は完了する。
ヘ実施例 次に本考案に係る車輛用リフトについて、埋設型リフト
における実施一例を図面に基いて説明する。
第1図において1は床面であり、この床面下には昇降手
段である一対の油圧シリンダ(図示せず)が夫々所定間
隔を保って収容され、床面上へはラム2、2が夫々真上
へ向けて出没するようになっている。ラム2、2の各頂
端には車輛支持プレート3、3が互いに平行状態を保ち
且つ水平に固着されており、その車輛支持プレート3、
3の長手両端部には、夫々スライドカバー4、4が取り
付けられている。
これら一対の昇降ユニット及びその昇降ユニットの前後
部は同一構造となっているので、以下同一構造いついて
は片側のみについて説明する 車輛支持プレート3の長手両端部には、夫々上方へ突出
した係止ピン5が設けられ、一方スライドカバー4の上
板4a上面にはゴム板6がビス止めされ、側面板4bは台形
を呈している。スライドカバー4の先端は台形の側辺に
沿って傾斜しており、基端の下面には、両側面板4b、4b
に跨って帯状の底板4cが設けられ、これら上板4a、側面
板4b、底板4cとにより車輛支持プレート3を囲う枠体7
が形成されている。上板4aには、前記係止ピン5に対応
し、中心線に沿って一列に係止ピン挿通孔8、8、8が
5箇所に穿設されている。この係止ピン挿通孔8は係止
ピン5の径に比して大き目になっていて、若干余裕を持
たせてある。又車輛支持プレート3の係止ピン5位置裏
面に、裏板4cに係止するスライドプレート抜け止め用の
係止ピン8が突設されている。
このように形成された車輛用リフトは、スライドプレー
ト4の先端を持ち上げて係止ピン挿通孔8を係止ピン5
から外すと、スライドプレート4は車輛支持プレート3
の長手方向へ自由にスライドさせて全長を調整すること
ができ、引き下げて係止ピン5を係止ピン挿通孔8へ嵌
入すればロック状態となる。
それにより小型車輛をリフトアップさせる場合には、両
スライドプレートが互いに接近する側へスライドプレー
トをスライドさせて車輛支持プレートの長さを短くし
(第3図a)、大型車輛の場合は逆に両スライドプレー
トが離反する側へスライドさせて長さを延ばすのである
(第3図b)。この調整作業において、スライドプレー
トは枠体が車輛支持プレートの外周を両側から底面にか
けて覆っているので外れず、又抜け止め用の係止ピンが
底板に係止して抜け出してしまう虞れもない。
このように車輛のサイズに応じて簡単に長さが変えられ
るので安全支持することができ、又スライドカバーと車
輛支持プレートとは互いにロックしてリフトアップ中に
ずれたりせず安全である。
尚上記実施例においては、スライドプレート4が車輛支
持プレート3の両端部に設けられた場合を説明したが、
第4図示の如く、スライドプレート4を片端部のみに設
け、他端部は受台10を取り付けて、スライドプレート4
と同じ高さに形成することもできる。又枠体は、車輛支
持プレートを両側から底面にかけて覆うものであれば、
底板は両側部のみでも差し使えない。更にリフトの種類
は埋設型のみならず、床上式、吊下げ式にも応用でき
る。更に車輛整備用のリフトばかりでなく、駐車用のリ
フトに採用するなど利用範囲は限定されない。
ト効果 本考案によれば、車輛用リフトにおいて、車輛支持プレ
ートの長さを簡単に調整でき、ロックもワンタッチで行
なわれるので、作業性が頗る良い。又構造も簡単であ
り、スライド部には面圧がかかるだけであるから、摩耗
に対しては強度的に心配もなく、薄板鋼板の組み合わせ
により安価にて軽量且つ耐久性の高い製品とすることが
できる。そして車輛支持プレートの長さ調整により車輛
支持の安定性が大幅に向上するから、その調整作業の実
施敢行が習慣化されることによりリフトアップ時の安全
性が高くなりその実益は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車輛用リフトを示す斜視図、第2
図は同車輛用リフトの車輛支持プレートとスライドプレ
ートとの関連を示す説明図、第3図a、第3図bは使用
例の説明図、第4図は変更例の説明図、第5図は従来例
の斜視図である。 1……床面、2……ラム、3……車輛支持プレート、4
……スライドカバー、4a……上板、4b……側面板、4c…
…底板、5……係止ピン、6……ゴム板、7……枠体、
8……係止ピン挿通孔、9……係止ピン、10……受台、
11……スライダー架台板、12……固定受板、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降手段により一定間隔を保ち平行状態に
    て昇降運動する一対の車輛支持プレートを備えた車輛用
    リフトにおいて、前記車輛支持プレートの長手両端部
    に、夫々上方へ向けて突出した係止ピンを設けると共
    に、その両端部へ、上板に前記係止ピンに対応する係止
    ピン挿通孔を複数穿設し、基端のみに前記車輛支持プレ
    ートの外周を両側から底面にかけて覆う枠体が形成され
    たスライドカバーを取り付けて成る車輛用リフト。
  2. 【請求項2】昇降手段により一定間隔を保ち平行状態に
    て昇降運動する一対の車輛支持プレートを備えた車輛用
    リフトにおいて、前記車輛支持プレート上面における長
    手片端部に、上方へ向けて突出した係止ピンを設けると
    共に、その片端部へ、上板に前記係止ピンに対応する係
    止ピン挿通孔を複数穿設し、基端のみに前記車輛支持プ
    レートの外周を両側から底面にかけて覆う枠体が形成さ
    れたスライドカバーを取り付け、前記車輛支持プレート
    上面における長手他端部を、スライドカバー面と同一高
    さに形成して成る車輛用リフト。
JP2999488U 1988-03-07 1988-03-07 車輛用リフト Expired - Lifetime JPH0640226Y2 (ja)

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JP2999488U JPH0640226Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 車輛用リフト

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JP2999488U JPH0640226Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 車輛用リフト

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Publication Number Publication Date
JPH01134696U JPH01134696U (ja) 1989-09-13
JPH0640226Y2 true JPH0640226Y2 (ja) 1994-10-19

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JP2999488U Expired - Lifetime JPH0640226Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 車輛用リフト

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