JPH0348155Y2 - - Google Patents

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JPH0348155Y2
JPH0348155Y2 JP14959885U JP14959885U JPH0348155Y2 JP H0348155 Y2 JPH0348155 Y2 JP H0348155Y2 JP 14959885 U JP14959885 U JP 14959885U JP 14959885 U JP14959885 U JP 14959885U JP H0348155 Y2 JPH0348155 Y2 JP H0348155Y2
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container
receiving member
spreader
spring
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JP14959885U
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、コンテナ荷役に使用されるコンテナ
スプレツダ装置に関する。
従来の技術 第6図及び第7図に示すように、一般に左右2
本のツイストロツク3によつてコンテナCを吊り
下げる形式のコンテナスプレツダにおいては、ス
プレツダ本体1の前面下部によつてコンテナCに
対する当りを和らげることのできるゴムパツドか
らなる複数個の受承部材4を幅方向に所定間隔を
置いて配置している。そして従来は、この受承部
材4を第8図及び第9図に示すように、ボルトナ
ツト20によつてスプレツダ本体1に固定するの
が一般的な構造であつた。
考案が解決しようとする問題点 コンテナ荷役に使用されるコンテナスプレツダ
は前記受承部材をコンテナの後面下部に当接した
もとで、ツイストロツクをコンテナの係合孔に挿
入するために左右に横移動させたり、コンテナを
持ち上げたり、下げたりするために上下に縦移動
を行なうのが普通である。
よつて、このような横移動や縦移動のときには
前記受承部材であるゴムパツドとコンテナとが当
接した状態で相対摺動することから、ゴムパツド
の摩耗の進行(消滅)によつてコンテナ自体に損
傷を及ぼすという問題点があつた。
そこで本考案は、以上の問題に鑑み、コンテナ
荷役作業のためのスプレツダの横移動及び縦移動
のときにおいて、コンテナの後面下部に当接した
ままの状態で該コンテナを受承することの可能な
受承部材を設けることを、その解決すべき技術的
課題とするものである。
問題点を解決するための手段 上記課題解決のための技術的手段は、スプレツ
ダ本体の前面下部に、表面を平担面に形成したコ
ンテナ受承用の複数の受承部材を設定範囲内で上
下及び左右方向に移動可能に設置するとともに、
該受承部材を常にはニユートラルスプリングによ
つて移動範囲内の中央位置に保持する構成とした
ことである。
作 用 従つて、受承部材をコンテナの後面下部に当接
したもとで、コンテナの荷役作業のためにコンテ
ナスプレツダ全体を左右又は上下に移動したと
き、受承部材はコンテナと供にニユートラルスプ
リングに抗して移動する。すなわち、受承部材は
コンテナ下部に当接したままの状態でこれを受承
し得るものであり、このことによりコンテナに対
しての相対摺動がなくなる結果、摩耗や損傷が防
止される。
実施例 以下、本考案の第1実施例を図面に基いて具体
的に説明する。先ず、第6図及び第7図に基づい
てフオークリフトに装着されたコンテナスプレツ
ダの概略を説明すると、図中1は縦向きの矩形枠
状をなすスプレツダ本体であり、該スプレツダ本
体1の上部に形成された左右方向に延在するスプ
レツダフレーム2の左右両端部にはそれぞれコン
テナ吊下げ用のツイストロツク3が装着されてい
る。なお、ツイストロツク3は周知のようにスプ
レツダフレーム2に対して90度の水平往復回動可
能に取付けられ、コンテナCの係合孔(図示しな
い。)に対し係脱可能となつている。また、スプ
レツダ本体1の前面下部にはコンテナCの後面下
部を受承するための複数個(図は4個の場合を示
す。)の受承部材4が幅方向において、適宜間隔
を置いて設置されている。
以下、受承部材4の取付け構造を第1図〜第3
図に基づいて説明する。スプレツダ本体1の前面
下部には受承部材4を収容するための凹所5が空
洞となるように形成され、凹所5内の上面と下面
の壁にそれぞれ2つずつスプリングフツク12が
突出するよう設置されている。
また、前プレート7にゴム製又は合成樹脂製の
受承部材とカラー6を通して後プレート8が適数
個のボルト10とナツト11によつて固定されて
いる。後プレートの4つの隅には突出したスプリ
ングフツク9が設置され、4つのニユートラルス
プリング13によつてスプリングフツク9とスプ
リングフツク12を結合させ、前記受承部材4を
常に中間位置に保持するようになつている。な
お、受承部材4の移動範囲はカラー6と凹所5の
前部に形成されたフランジ1Aの開口部5Aとの
間の隙間により決定されるが、前プレート7及び
後プレート8とフランジ1A及びカラー6の間に
は受承部材が摺動できるだけの隙間を持ち、かつ
受承部材4、前プレート7及び後プレート8がフ
ランジ1Aからはずれることのない構造としてあ
る。
本実施例は上述のように構成したものであるか
ら、第6図及び第7図に示すように、ツイストロ
ツク3をコンテナCの係合孔に挿入するための左
右への横移動や、コンテナ荷役のための上下への
縦移動を行なうべく、スプレツダ本体1の前面を
コンテナCの後面へ当てた状態、すなわち受承部
材4であるゴムパツドをコンテナCの後面下部に
当接したもとで、受承部材はニユートラルスプリ
ング13に抗して上下左右へ相対移動する。すな
わち、受承部材4はコンテナCに接触したままの
状態に保持されるものである。
なお、コンテナCの搬送後において、コンテナ
Cからスプレツダ本体1を離すと、受承部材4は
ニユートラルスプリング13によつて原状の中立
状態に復帰される。
このように、本実施例では受承部材の前面を平
担面としてあるので、スプレツダ本体1のサイド
シフトや上下移動が円滑になされるものである。
すなわち、コンテナCの壁面は、一般にその強度
を向上するために第3図に示すように断面を凸凹
連続形に形成されているのが普通であることか
ら、スプレツダ本体1の荷役動作の安定化を効果
的になし得るものである。
なお、第1実施例ではスプリングフツク9が後
プレート8の4つの隅に設けられ、ニユートラル
スプリング13と結合されることによつて受承部
材4が常に中間位置に保持される構成としたが、
これを第2実施例として示す第4図のように後プ
レート8の辺部中央にそれぞれスプリングフツク
9を設置し、凹所5内の上面、底面及び左右の側
壁の中央部にもスプリングフツク12を設置し、
ニユートラルスプリング13を十字状に結合させ
て構成してもよく、また第3実施例として示す第
5図のように、第1実施例の四角形である受承部
材4、前プレート7及び後プレート8を円形に構
成してもよい。また図示はしないが、受承部材4
の中立保持用のニユートラルスプリング13は図
示のコイルスプリングからリーフスプリングに変
更しても差支えない。
考案の効果 以上のように、本考案は、コンテナの後面下部
を受承するために、スプレツダ本体の前面下部に
設けられる受承部材を、該スプレツダ本体に対
し、左右及び上下方向に移動を可能にしたことに
より、従来のように受承部材とコンテナとの相対
摺動に起因する受承部材の摩耗、延いてはコンテ
ナの損傷を防止し、その延命化を図り得るもので
ある。また、本考案は受承部材の前面を平担面に
形成し得たものであり、このことはスプレツダ本
体1の荷役動作の安定化につながるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の受承部材取付け
構造を示す正面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は第1図の−線断面図、第4図
は本考案の第2実施例の受承部材取付け構造を示
す正面図、第5図は本考案の第3実施例の受承部
材取付け構造を示す正面図、第6図はフオークリ
フトに装着されたコンテナスプレツダの全体を示
す概略側面図、第7図は同じく正面図、第8図は
従来例を示す正面図、第9図は第8図のXI−XI線
断面図である。 1……スプレツダ本体、3……ツイストロツ
ク、4……受承部材、13……ニユートラルスプ
リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプレツダ本体の前面下部に、表面を平担面に
    形成したコンテナ受承用の複数の受承部材を少な
    くとも上下及び左右方向に移動可能に配設すると
    ともに、該受承部材を常には、ニユートラルスプ
    リングによつて移動範囲内の中央位置に保持して
    なるコンテナスプレツダ装置。
JP14959885U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0348155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14959885U JPH0348155Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14959885U JPH0348155Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6259698U JPS6259698U (ja) 1987-04-13
JPH0348155Y2 true JPH0348155Y2 (ja) 1991-10-15

Family

ID=31064958

Family Applications (1)

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JP14959885U Expired JPH0348155Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JPS6259698U (ja) 1987-04-13

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