JPH0338240Y2 - - Google Patents

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JPH0338240Y2
JPH0338240Y2 JP1986003757U JP375786U JPH0338240Y2 JP H0338240 Y2 JPH0338240 Y2 JP H0338240Y2 JP 1986003757 U JP1986003757 U JP 1986003757U JP 375786 U JP375786 U JP 375786U JP H0338240 Y2 JPH0338240 Y2 JP H0338240Y2
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container
elastic
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vertical
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JP1986003757U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばフオークリフト等の荷役車両
に装着されてコンテナを吊下げて運搬する際に使
用される片口スプレツダの改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の片口スプレツダとしては、例え
ば第4図並びに第5図に示したものが知られてい
る。
当該片口スプレツダ50は、昇降可能に支持
される垂直体51と、これの上部に設けられた水
平体52と、これの両側部に設けられてコンテナ
Cと掛脱できる掛脱体53と、垂直体51の下部
前面に設けられてコンテナCに当合し得る弾性受
体54とから構成されている。
この様なものは、主として空のコンテナCに於
ける四つのコーナポケツト(図示せず)のうち、
後側の二つを利用して掛脱体53を挿入掛合させ
ると共に、コンテナCの後面下縁部の中程を弾性
受体54に当合させる事に依り吊下げて運搬する
様になつている。
ところが、従来の片口スプレツダ50は、弾性
受体54を垂直体51に固定していたので、弾性
受体54がコンテナCに適正に当合せず、例えば
部分的に当合したり、或は摺合したりする事に依
り両者が損傷するという難点があつた。
何故なら、掛脱体53とコンテナCのコーナポ
ケツトとは、通常、掛脱を容易にする為に所定の
クリアランスが設けられて居り、この為、運搬中
にはコンテナCが遊動し易く、とりわけ掛脱回数
の多いコンテナCにあつては、摩耗等に依りコー
ナポケツトが初期より大きくなつているので、上
述の事が著しかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
弾性受体とコンテナとの当合が常に適正に行なわ
れて両者の損傷を防止する様にした片口スプレツ
ダを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の片口スプレツダは、昇降可能に支持さ
れる垂直体と、垂直体の上部に設けられた水平体
と、水平体の左右両側部に設けられてコンテナと
掛脱できる掛脱体と、水平体の左右両側部で掛脱
体の後方位置から垂設された支持体と、支持体に
設けられた弾性伸縮体と、支持体の前側に配され
て弾性伸縮体に吊下された可動体と、可動体に設
けられて支持体の前面に当合して上下方向廻りに
転動し得る単一のローラと、可動体の前面に設け
られてコンテナに当合し得る弾性受体と、から構
成した事に特徴が存する。
(作用) 載置されたコンテナの後側のコーナポケツトに
掛脱体を挿入して掛合した後、片口スプレツダを
上昇させる。
そうすると、コンテナは、掛脱体を支点として
その下部が後方に移動して弾性受体に当合する。
この時、弾性受体を設けた可動体は、弾性伸縮
体に依り支持体に弾力的に吊下されていると共
に、可動体に設けた単一のローラは、支持体の前
面に当合して上下方向廻りに転動し得るので、弾
性受体並びに可動体は、コンテナの後面に呼応し
て自動的に、上下動や揺動や側方摺動等を行な
い、弾性受体の全面がコンテナの後面に適正に当
合する。
勿論、掛脱体とコンテナのコーナポケツトとの
ガタツキに依りコンテナが遊動しても、同様にし
て弾性受体並びに可動体が適宜自動的に運動する
事に依り弾性受体とコンテナとが適正に当合す
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案の実施例に係る片口スプレツ
ダを示す正面図。第2図は、その側面図。第3図
は、要部のみを示す斜視図である。
片口スプレツダ1は、垂直体2、水平体3、掛
脱体4、支持体5、可動体6、弾性伸縮体7、ロ
ーラ8、弾性受体9とからその主要部が構成され
ている。
垂直体2は、昇降可能に支持されるものであ
る。
この例では、左右一対の縦材10と、これらの
下部を連結する横材11とから成つている。
而して、垂直体2は、図略しているが、例えば
フオークリフト等の荷役車両に装備された昇降装
置に装着される。つまり、昇降装置のキヤリツジ
に縦材10が取付けられる事に依り昇降可能に支
持される。
水平体3は、垂直体2の上部に設けられたもの
である。
この例では、垂直体2の縦材10の上部を連結
する中央材12と、これの両側に連設した側材1
3とから成り、これらの全長は、コンテナCの長
さに呼応させていると共に、垂直体2より前方に
延出している。
掛脱体4は、水平体3の両側部に設けられてコ
ンテナCと掛脱できるものである。
この例では、周知の如く扁平した亀頭状を呈し
て居り、これが水平体3の両側部の前寄りから下
突して旋動可能に設けられ、流体圧シリンダ等の
旋動機構(図示せず)に依り掛着位置から離脱位
置まで旋動される様に構成されている。
而して、コンテナCの上面四隅には、周知の如
く掛脱体4と掛合し得るコーナポケツト(図示せ
ず)が形成されている。
支持体5は、水平体3の両側部で掛脱体4の後
方位置から垂設されたものである。
この例では、垂直体と同一平面に並ぶ様に配し
てある。
可動体6は、支持体5の前側に配されたもので
ある。
この例では、後方が開放した箱状を呈してい
る。
弾性伸縮体7は、支持体5に設けられて可動体
6を吊下するものである。
この例では、左右一対のコイルスプリングにし
てあり、支持体5の前面中程に突設したブラケツ
ト14と可動体6の上部との間に介設してある。
ローラ8は、可動体6に設けられて支持体5の
前面に当合して上下方向廻りに転動し得る単一の
ものである。
この例では、可動体6の後方へ一部が突出すべ
くその内部中程に配されて左右方向の横軸15に
依り枢着されている。
弾性受体9は、可動体6の前面に設けられてコ
ンテナCに当合し得るものである。
この例では、ゴム板を用いて居り、これを可動
体6の前面に貼着している。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解す
る。
荷役車両の走行並びに昇降装置の昇降に依り載
置されたコンテナCの後側の左右一対のコーナポ
ケツトに掛脱体4を挿入した後、旋動機構に依り
掛脱体4を掛着位置まで旋動させてコーナポケツ
トと掛合させる。
そして、昇降装置に依り上昇させると、コンテ
ナCは、掛脱体4を支点としてその下部が後方に
移動して弾性受体9に当合する。この時、弾性受
体9を設けた可動体6は、弾性伸縮体7に依り支
持体5に対して弾力的に吊下されていると共に、
可動体6に設けた単一のローラ8は、支持体5の
前面に当合して上下方向廻りに転動し得る。
この為、弾性受体9並びに可動体6は、コンテ
ナCの後面に呼応して自動的に、支持体5に対し
て上下動したり、横軸15を中心として揺動した
り、支持体5に対してローラ8が横滑りする事に
依り側方摺動したり、或はこれらが組合されて運
動する。
従つて、弾性受面9の前面がコンテナCの後面
に適正に当合する。
運搬中に、掛脱体4とコンテナCのコーナポケ
ツトとのガタツキに依りコンテナCが遊動して
も、前述と同様にして弾性受体9並びに可動体6
が適宜自動的に運動する事に依り弾性受体9とコ
ンテナCとが適正に当合する。
目的地に到着すると、昇降装置に依り片口スプ
レツダ1を降下させてコンテナCを載置し、旋動
機構に依り掛脱体4を離脱位置に旋動させた後、
再び片口スプレツダ1を上昇させれば、コンテナ
Cから片口スプレツダ1を外す事ができる。
尚、水平体3は、先の実施例では、中央材12
と側材13を連設固定して構成したが、これに限
らず、例えば中央材12に対して側材13を摺動
可能にすると共に、これらの間に流体圧シリンダ
を介設して所謂伸縮式にしても良い。
支持体5は、先の実施例では、水平体3の両側
部に垂設したが、これに限らず、例えば支持体5
と垂直体2の下部どうしを連結する横材を設けて
所謂支持体5が垂直体2の一部を為す様にしても
良い。
弾性伸縮体7は、先の実施例では、コイルスプ
リングであつたが、これに限らず、例えばゴム紐
であつても良い。
弾性伸縮体7は、先の実施例では、コイルスプ
リングが二つであつたが、これに限らず、例えば
一つや三以上であつても良い。
弾性受体9は、先の実施例では、ゴム板であつ
たが、これに限らず、例えば弾性ある合成樹脂板
であつても良い。
(考案の効果) 以上既述した如く、本考案に依れば、次の様な
優れた効果を奏する事ができる。
(1) 垂直体、水平体、掛脱体、支持体、可動体、
弾性伸縮体、ローラ、弾性受体とで構成し、と
りわけ支持体に対して可動体並びに弾性受体を
弾性伸縮体とローラに依り上下動や揺動や側方
摺動等に可動できる様にしたので、可動体並び
に弾性受体がコンテナの動きに呼応して自動的
に運動し、弾性受体とコンテナとの当合が常に
適正に行なわれて両者の損傷を防止する事がで
きる。
(2) 支持体に対して可動体並びに弾性受体を弾性
伸縮体とローラに依り上下動や振動や側方摺動
等に可動できる様にしたので、可動体並びに弾
性受体がコンテナの動きに呼応して自動的に運
動し、何ら特別な操作をする必要がないと共
に、可動体を案内する構造が極めて簡単化して
既存の片口スプレツダにも容易に適用できる。
(3) 支持体を水平体の左右両側部で掛脱体の後方
位置から垂設したので、弾性受体をコンテナの
左右両側部の後面に当合できて所謂左右の弾性
受体の間隔を長くでき、コンテナを安定良く担
持する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る片口スプレツ
ダを示す正面図。第2図は、その側面図。第3図
は、要部のみを示す斜視図。第4図は、従来の片
口スプレツダを示す正面図。第5図は、その側面
図である。 1……片口スプレツダ、2……垂直体、3……
水平体、4……掛脱体、5……支持体、6……可
動体、7……弾性伸縮体、8……ローラ、9……
弾性受体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降可能に支持される垂直体と、垂直体の上部
    に設けられた水平体と、水平体の左右両側部に設
    けられてコンテナと掛脱できる掛脱体と、水平体
    の左右両側部で掛脱体の後方位置から垂設された
    支持体と、支持体に設けられた弾性伸縮体と、支
    持体の前側に配されて弾性伸縮体に吊下された可
    動体と、可動体に設けられて支持体の前面に当合
    して上下方向廻りに転動し得る単一のローラと、
    可動体の前面に設けられてコンテナに当合し得る
    弾性受体と、から構成した事を特徴とする片口ス
    プレツダ。
JP1986003757U 1986-01-13 1986-01-13 Expired JPH0338240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986003757U JPH0338240Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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JP1986003757U JPH0338240Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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Publication Number Publication Date
JPS62116097U JPS62116097U (ja) 1987-07-23
JPH0338240Y2 true JPH0338240Y2 (ja) 1991-08-13

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ID=30783810

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636067Y2 (ja) * 1988-05-30 1994-09-21 小松フォークリフト株式会社 コンテナスプレッダ装置

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JPS581093B2 (ja) * 1972-10-05 1983-01-10 トヨタマコウリヨウ カブシキガイシヤ 3−メチル−2−シクロペンテノンのアルキル化法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55113398U (ja) * 1979-01-30 1980-08-09
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JPS581093B2 (ja) * 1972-10-05 1983-01-10 トヨタマコウリヨウ カブシキガイシヤ 3−メチル−2−シクロペンテノンのアルキル化法

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