JPH0636067Y2 - コンテナスプレッダ装置 - Google Patents

コンテナスプレッダ装置

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JPH0636067Y2
JPH0636067Y2 JP1988070388U JP7038888U JPH0636067Y2 JP H0636067 Y2 JPH0636067 Y2 JP H0636067Y2 JP 1988070388 U JP1988070388 U JP 1988070388U JP 7038888 U JP7038888 U JP 7038888U JP H0636067 Y2 JPH0636067 Y2 JP H0636067Y2
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JP
Japan
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container
frames
spreader
tip
containers
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988070388U
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English (en)
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JPH01174398U (ja
Inventor
春夫 金内
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はコンテナの荷役に使用するコンテナスプレッ
ダ装置に関する。
(従来の技術) 従来コンテナの荷役に使用するコンテナスプレッダは、
第4図及び第5図に示すように油圧シリンダaにより左
右方向へ伸縮する左右ブームbを有していて、これらブ
ームbの先端部にコンテナcを吊り下げるためのツイス
トロックピンdが設けられていると共に、下部両側に
は、コンテナcのサイズに応じて油圧シリンダjにより
上下調整自在な下受け板fが設けられていて、これら下
受け板fによりコンテナcの下部側面を支持するように
なっている。(例えば実公昭55−54720号公報参照) (考案が解決しようとする課題) しかし上記従来のコンテナスプレッダ装置では、下受け
板fの高さを調整せずにコンテナcを荷役した場合、下
受け板fが補強リブのないコンテナcの腹部に当接し、
コンテナcの腹部を損傷する不具合があった。
そこでこれらの損傷を防止するために、実願昭61−3757
号(実開昭62−116097号)のマイクロフィルムや実公昭
54−34935号公報に示すように、コンテナと面する可動
体の垂直部の前面の下側に左右2個所に弾性受体又はパ
ッドを設けたものがあるが、これらはいずれも垂直部前
面の下側にだけ設けてあるために、垂直体の上部にある
ツイストロックピンをコンテナの吊り下げ孔に係合させ
る際に合せにくいというような問題がある。
この考案は上記不具合や問題点を改善する目的でなされ
たもので、下受け板の高さ調整をしなくともコンテナの
腹部を損傷することがなく、しかもコンテナ吊り下げ孔
に合せ易いコンテナ受けを設けたコンテナスプレッダを
提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段及び作用) この考案は上記目的を達成するために、スプレッダ本体
のフレームに左右方向に伸縮自在に左右ブームを設ける
と共に、上記左右ブームの先端にコンテナを吊り下げる
ツイストロックピンを回動自在に設けたコンテナスプレ
ッダ装置において、上記フレームを上下2段に設けると
共に、各フレームの基端側を切欠して各フレームの先端
側に空間部を形成し、上記スプレッダ本体が取付けられ
たローラサポートと上記本体の間に、スプレッダ本体を
左右方向へシフトさせるサイドシフトシリンダを設け、
上記左右ブームをフレームに摺動自在に支承された水平
部と該水平部の先端より立設された垂直部とより形成す
ると共に、上記垂直部の前面に、コンテナの両端部に設
けられたコンテナフレーム部に当接するコンテナ受けを
上下方向に離間して片側2個計4個を左右にそれぞれ設
けたことにより、下受け板の高さ調整を必要とせずにサ
イズの異なるコンテナのコンテナフレーム部を裏面側よ
り支持できるようにして、下受け板によりコンテナ腹部
が損傷されるのを防止すると共に、しかも上下方向に離
間して片側2個計4個のコンテナ受けをそれぞれ左右に
垂直部の前面に設けてあるので、コンテナ吊り下げ孔コ
ンテナツイストロックピンの位置合せが容易になり、さ
らに上下2段に設けられたフレームの基端部を切欠して
空間部を設けることにより前方の視界が確保できるよう
にした、コンテナスプレッダ装置を提供するものであ
る。
(実施例) この考案の一実施例を第1図ないし第3図に示す図面を
参照して詳述すると、図において1はフォークリフトト
ラック(図示せず)のマストで、ローラサポート2が上
下動自在に設けられており、このローラサポート2にス
プレッダ本体3が取付けられている。
上記スプレッダ本体3は、上部に一対の吊り下げ部3aを
ローラサポート2の上桟2aにローラ4を介して掛合し、
下部側を下桟2bの前面に摺動自在に当接することにより
ローラサポート2に対してスプレッダ本体3が取付けら
れていると共に、一方の吊り下げ部3aと上桟2aの間には
スプレッダ本体3を左右方向へサイドシフトさせるサイ
ドシフトシリンダ5が設けられている。
そして上記スプレッダ本体3の下部には、上下二段にフ
レーム3b,3cが設けられていて、これらフレーム3b,3c内
に左右ブーム6の基端側が横方向より摺動自在に嵌挿さ
れていると共に、各フレーム3b,3cの基端部は各フレー
ム3b,3cの先端より短くなるように切欠されていて、各
フレーム3b,3cの基端側に空間部3dが形成されている。
また上記左右ブーム6はフレーム3b,3cに摺動自在に支
承された水平部6aと、これら水平部6aの先端部に立設さ
れた垂直部6bより構成されていて、垂直部6bの上端より
前方へ突設された張出し部6cの下面にコンテナ7吊り下
げ孔(図示せず)に係合するツイストロックピン8が回
動自在に設けられている。
さらに垂直部6bの前面に上下方向に離間して片側2個、
計4個のコンテナ受け9が左右にそれぞれ取付けられて
いて、これらコンテナ受け9がツイストロックピン8に
より吊り下げられたコンテナ7の両端側に設けられたコ
ンテナフレーム(図示せず)に当接してコンテナ7を支
持するようになっている。
またこのように上下に離間した4個のコンテナ受け9が
あるためコンテナ7の吊り下げ孔とコンテナツイストロ
ックピン8の位置が合せ易い。
一方図中10は上記左右ブーム6を伸縮するブーム駆動機
構で、次にこれを簡単に説明すると、各フレーム3b,3c
の裏面に左右方向に離間してスプロケット11,12が支承
されており、これらスプロケット11,12にはチェーン13,
13′が掛合されている。
これらチェーン13,13′の一端には左右ブーム6にそれ
ぞれ固着された長孔3eより突出された取付けブラケット
14に係止されていると共に、上記スプロケット11,12の
一方11には減速機15を介して駆動モータ16が接続されて
いて、この駆動モータ16よりスプレッダ11を回転させる
ことにより、チェーン13,13′を介して左右ブーム6が
互いに同期して左右方向へ伸縮動されるようになってい
る。
なお図中19はフレーム3b,3cより突設されたストッパ
で、左右ブーム6を伸長した際取付ブラケット11の一方
の先端ブーム11bが当接されていて、左右ブーム6のス
トロークを規制するようになっている。
また図中20はカバーである。
次に作用を説明すると、コンテナ7を荷役すべくコンテ
ナ7の高さに応じてスプレッダ本体3を上昇させ、同時
に駆動用モータ16によりスプロケット11を回動させる。
これによってスプロケット11に掛合されたチェーン13が
回転されるため、チェーン13′により互いに接続された
左右ブーム6が同時に同量だけ移動されるようになる。
そして左右ブーム6の先端に設けられたツイストロック
ピン8がコンテナ7の吊り下げ孔と同じ間隔になったと
ころでツイストロックピン8を吊り下げ孔に係合してこ
れを吊り下げることによりコンテナ7の荷役が行えると
共に、このとき左右ブーム6の垂直部6bに設けられたコ
ンテナ受9がコンテナ7の両端部に設けられたコンテナ
フレーム部(図示せず)に当接してこれを支持するた
め、従来のように下受板の上下調整をしなくとも、各種
サイズのコンテナ7に対応することができる。
なお上記実施例はサイドシフト自在なサイドスプレッダ
に適用した場合について説明したが、勿論通常のコンテ
ナスプレッダにも適用できるものである。
(考案の効果) この考案は以上詳述したように、左右ブームの垂直部前
面にコンテナの両端側に設けられたコンテナフレームに
当接してコンテナを後方より支持するコンテナ受を設け
たことから、コンテナのサイズが変わっても従来のよう
に下受板の高さを調整する必要がない。
またコンテナ受は垂直部の前面に上下方向に離間して片
側2個、計4個を左右にそれぞれ取付けられているた
め、コンテナツイストロックピンをコンテナ吊り下げ孔
に合せ易くなり、オペレータの作業能率が向上する。
さらに下受け板がコンテナの腹部に当たってこれを損傷
するなどの虞がないと共に、左右ブームを摺動自在に支
承するフレームの基端側を切欠して空間部を設けたこと
から、フレームを上下2段に設けても、これら空間から
第3図矢印イ及び矢印ロに対するように上方および下方
の視界が確保できるため、コンテナの積み下ろし作業も
安全に行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は正面図、第
2図は第1図II−II線に沿う断面図、第3図は作用説明
図、第4図及び第5図は従来の説明図である。 2……ローラサポート 3……スプレッダ本体 3b……フレーム 3c……フレーム 3d……空間部 5……サイドシフトシリンダ 6……左右ブーム 6a……水平部 6b……垂直部 7……コンテナ 8……ツイストロックピン 9……コンテナ受け

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプレッダ本体3のフレーム3b,3cに左右
    方向に伸縮自在に左右ブーム6を設けると共に、上記左
    右ブーム6の先端にコンテナ7を吊り下げるツイストロ
    ックピン8を回動自在に設けたコンテナスプレッダ装置
    において、上記フレーム3b,3cを上下2段に設けると共
    に、各フレーム3b,3cの基端側に切欠して各フレーム3b,
    3cの先端側に空間部3dを形成し、上記スプレッダ本体3
    が取付けられたローラサポート2と上記本体3の間に、
    スプレッダ本体3を左右方向へシフトさせるサイドシフ
    トシリンダ5を設け、上記左右ブーム6をフレーム3b,3
    cに摺動自在に支承された水平部6aと該水平部6aの先端
    より立設された垂直部6bとより形成すると共に、上記垂
    直部6bの前面に、コンテナ7の両端部に設けられたコン
    テナフレーム部に当接するコンテナ受け9を上下方向に
    離間して片側2個計4個を左右にそれぞれ設けて成るコ
    ンテナスプレッダ装置。
JP1988070388U 1988-05-30 1988-05-30 コンテナスプレッダ装置 Expired - Lifetime JPH0636067Y2 (ja)

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JP1988070388U JPH0636067Y2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30 コンテナスプレッダ装置

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JPH01174398U JPH01174398U (ja) 1989-12-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434935U (ja) * 1977-08-13 1979-03-07
JPH0338240Y2 (ja) * 1986-01-13 1991-08-13
JPH0423916Y2 (ja) * 1986-04-30 1992-06-04

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