JP2586734Y2 - 容器棚と台車との間の容器積込み装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は容器棚の比較的重量の大
きい容器を台車に積込み、或いはこの容器を台車から容
器棚に積込む装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、容器棚は運搬用台車が走行する通
路に面して設けられ、この通路に沿って複数列かつ上下
に複数段配設されたローラコンベアを有する。この容器
棚にはギヤ等を収納した容器を整列して載せられる。こ
れらの容器を台車に積込むには、台車を容器棚の前面に
停止させ、作業者がこれらの容器を容器棚から取出して
台車に積込んでいる。また台車から容器を容器棚に積込
むときも同様に行っている。

【０００３】しかし、上記手作業による積込み方法で
は、約３５kgと比較的大きい重量を有する容器を作業者
が持上げなければならず、作業者の足腰に掛かる負担が
大きく、作業者が腰を痛めたり極度の疲労を感ずる恐れ
があった。

【０００４】これらの点を解消するために、本考案者は
容器棚と台車との間に伸縮可能な梯子を傾斜させて掛け
この梯子上を容器棚の容器を滑らせることにより容器棚
の容器を台車に移送したり、エアホイストによりワイヤ
を介して容器棚の容器を吊上げ台車に移送したり、エア
シリンダを用いたリフタにより容器棚の容器を台車に移
送したりする方法を試みた。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】しかし、上記伸縮可能
な梯子では、容器棚の列又は段毎に梯子を掛替えなけれ
ばならず、操作が煩わしく多くの積込み時間を要する不
具合があった。また、上記エアホイストでは、ワイヤを
容器に掛けたり外したりしなければならず、操作が煩わ
しく多くの積込み時間を要する問題点があった。更に、
エアシリンダを用いたリフタでは、リフタが容器を載せ
る幅を必要とするため、容器棚と台車との間にリフタを
設置するスペースを確保しなければならず、通路を狭め
る問題点があった。

【０００６】本考案の目的は、通路を殆ど狭めずに僅か
なスペースに取付けることができ、作業者の肉体的負担
を軽減でき、比較的短時間で容器棚から比較的重量の大
きな容器を運搬用台車に積込みかつ台車からこの容器を
容器棚に積込むことができる容器棚と台車との間の容器
積込み装置を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成を、実施例に対応する図１及び図４を用
いて説明する。本考案は、運搬用台車１３が走行する通
路１４に面し通路１４に沿って複数列かつ上下に複数段
配設されたローラコンベア１２ｄを有する容器棚１２
と、容器棚１２と通路１４に位置する運搬用台車１３と
の間に設けられ所定のローラコンベア１２ｄ上の容器１
１を受取って台車１３まで搬送し或いは台車１３上の容
器１１を受取って所定のローラコンベア１２ｄまで搬送
するための容器搬送手段１７とを備えた容器棚と台車と
の間の容器積込み装置の改良である。 その特徴ある構成
は、容器搬送手段１７が最上段のローラコンベア１２ｄ
より上方でかつ容器棚１２の端部近傍の通路１４に沿っ
て設けられた上レール１８と、容器棚１２の端部近傍の
通路１４上に上レール１８に平行に設けられた下レール
１９と、上レール１８と下レール１９とにそれぞれ走行
可能に係合して設けられローラコンベア１２ｄの幅に相
応した間隔を有する窓枠状フレーム２１と、フレーム２
１に昇降可能に設けられたシュータホルダ２２と、シュ
ータホルダ２２内に折畳んで格納可能にかつフレーム２
１から拡張して通路１４に突出可能に設けられ通路１４
に突出した状態で容器１１を容器棚１２から台車１３に
移送し或いは台車１３から容器棚１２に移送し得るシュ
ータ２３と、フレーム２１に設けられシュータホルダ２
２を昇降するホイスト３１とを備え、シュータ２３を通
路１４に突出させた状態で、容器１１をローラコンベア
１２ｄから窓枠状フレーム２１の間を通してシュータ２
３に移送し、或いは容器１１をシュータ２３から窓枠状
フレーム２１の間を通してロアコンベア１２ｄに移送す
るように構成されたところにある。

【０００８】

【作用】運搬用台車１３に容器棚１２の容器１１を積込
むときには、台車１３を容器棚１２の前に停止させ、シ
ュータ２３を通路１４に突出させて容器棚１２の容器１
１を窓枠状フレーム２１の間を通してシュータ２３に移
送する。この状態で窓枠状フレーム２１を上レール１８
及び下レール１９に沿って移動して台車１３に対向さ
せ、かつホイスト３１を駆動してシュータホルダ２２を
昇降しシュータ２３を台車１３と略同一の高さにする。
この状態でシュータ２３上の容器１１を台車１３に移送
する。容器棚１２の容器１１の台車１３への積込み終了
後はシュータ２３をシュータホルダ２２内に格納する。
容器棚１２に台車１３の容器１１を積込むときには、停
止した台車１３と略同一の高さにシュータ２３を調整し
た後、上記とは反対の手順で行う。

【０００９】

【実施例】次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図１〜図７に示すように、容器１１が整列
した状態で載る容器棚１２は運搬用台車１３が走行する
通路１４に面して設けられる。容器１１はポリエチレン
製の箱であり、この容器１１にはギヤ１６が６個収納さ
れ、ギヤ１６を６個収納した状態で容器１１は約３５kg
の重量を有する。容器棚１２は支柱１２ａと、支柱１２
ａに端部が固着され通路１４に沿って水平にかつ上下に
複数段配設された受け部材１２ｂと、支柱１２ａに端部
が固着され受け部材１２ｂに直交する方向に延びる複数
の補強部材１２ｃと、端部が受け部材１２ｂに固着され
通路１４に沿って複数列かつ上下に複数段配設されたロ
ーラコンベア１２ｄとを有する。支柱１２ａ、受け部材
１２ｂ及び補強部材１２ｃはアングル材により形成され
る（図１及び図３〜図５）。受け部材１２ｂはこの例で
は３段配設され、ローラコンベア１２ｄはこの例では３
列３段配設される（図１）。

【００１０】容器棚１２と通路１４に位置する台車１３
との間には所定のローラコンベア１２ｄ上の容器１１を
受取って台車１３まで搬送するための容器搬送手段１７
が設けられる（図１及び図５）。容器搬送手段１７は容
器棚１２の端部近傍の通路１４に沿って設けられた上レ
ール１８と、容器棚１２の端部近傍の通路１４上に上レ
ール１８に平行に設けられた下レール１９と、上レール
１８と下レール１９とにそれぞれ走行可能に係合して設
けられた窓枠状フレーム２１と、フレーム２１に昇降可
能に設けられたシュータホルダ２２と、シュータホルダ
２２内に折畳んで格納可能にかつフレーム２１から拡張
して通路１４に突出可能に設けられたシュータ２３とを
備える（図１〜図５）。

【００１１】上レール１８及び下レール１９はアングル
材により形成される（図３〜図５）。上レール１８は最
上段のローラコンベア１２ｄより上方に位置しかつ容器
棚１２の受け部材１２ｂより通路１４側に僅かに突出し
た状態で最上段の補強部材１２ｃに端部が固着され（図
１、図３及び図４）、下レール１９の端部は支柱１２ａ
の下端に連結部材２４を介して固着される（図１及び図
５）。

【００１２】窓枠状フレーム２１はチャンネル材により
形成され、ローラコンベア１２ｄの幅に相応した間隔を
有する。フレーム２１の上端及び下端にはそれぞれ２個
ずつ外周面に凹溝２６ａを有する車輪２６が回転可能に
取付けられ、これらの車輪２６の凹溝２６ａはそれぞれ
上フレーム１８及び下フレーム１９に係合する。またフ
レーム２１の外側面の略中央には作業者（図示せず）が
把持してフレーム２１をレール１８，１９に沿って移動
させるハンドル２１ａが固着される（図１〜図５）。

【００１３】シュータホルダ２２はフラットバーにより
額縁状に形成され、窓枠状フレーム２１内に遊挿される
（図１〜図５）。このシュータホルダ２２の両外側面に
はフレーム２１の両側部を形成するチャンネル材の内部
に向って３個ずつのローラ２７が回転可能にそれぞれ突
設され、ローラ２７は上記チャンネル材の内側面を転動
可能になっている（図２及び図６）。またシュータホル
ダ２２の上面には吊り具２２ａが固着される（図１〜図
５）。

【００１４】シュータ２３はアングル材により額縁状に
形成された枠部２３ａと、枠部２３ａ内に固着され容器
１１より僅かに長い容器受けコンベア２３ｂとを有する
（図１〜図５）。シュータ２３をシュータホルダ２２に
格納した状態で枠部２３ａの外側面下部にはシュータホ
ルダ２２の内側面下部に向って一対のシャフト２３ｃ，
２３ｃが突設され、これらのシャフト２３ｃ，２３ｃは
シュータホルダ２２の内側面下部に固着された軸受２２
ｂに挿入され、シュータ２３はシャフト２３ｃを中心に
回動可能になっている（図２）。またシュータ２３をシ
ュータホルダ２２に格納した状態でシュータ２３の外側
面の略中央及びシュータホルダ２２の内側面の略中央間
には互いに連結された２本のリンク２８ａ，２８ｂから
なるストッパリンク２８の両端がそれぞれ回動可能に取
付けられる（図１、図２、図４及び図５）。

【００１５】シュータ２３をシュータホルダ２２に格納
した状態でストッパリンク２８はシュータホルダ２２及
びシュータ２３間に折畳まれて収納され（図２）、シュ
ータ２３をシャフト２３ｃを中心に回転させて通路１４
に突出させた状態でストッパリンク２８は伸長してシュ
ータ２３を略水平に保持するようになっている（図１、
図４及び図５）。またシュータ２３をシュータホルダ２
２に格納した状態に保持する保持手段２９がシュータ２
３及びシュータホルダ２２間に設けられる。保持手段２
９は一端がシュータホルダ２２に回転可能に取付けられ
たバー２９ａと、シュータ２３の上部に固着されバー２
９ａを収容可能な受け金２９ｂとを有する（図２）。

【００１６】またシュータホルダ２２はホイスト３１に
より昇降される。ホイスト３１はこの例では圧縮空気に
より駆動されるエアホイストである。このホイスト３１
は下端がシュータホルダ２２の吊り具２２ａに係止する
ワイヤ３１ａと、ワイヤ３１ａを巻取ったり繰出したり
するドラム（図示せず）を内蔵するホイスト本体３１ｂ
とを有する。ホイスト本体３１ｂの上端にはフック３１
ｃが固着され、このフック３１ｃはフレーム２１から上
方に突設された門型の支持具３２に固着された被係止具
３２ａに係止される（図１〜図４）。

【００１７】容器棚１２の受け部材１２ｂにはローラコ
ンベア１２ｄ上の容器１１がローラコンベア１２ｄから
飛び出して落下するのを防止する落下防止装置３３が取
付けられる。シュータ２３の枠部２３ａのうち容器受け
コンベア２３ｂの長手方向の両端には容器受けコンベア
２３ｂ上の容器１１が容器受けコンベア２３ｂから飛び
出して落下するのを防止する落下防止装置３４，３５が
それぞれ取付けられる（図１、図３〜図５及び図７）。
落下防止装置３３，３４，３５は図７に詳しく示すよう
に、スプリングリターン式の単動エアシリンダ３３ａ，
３４ａ，３５ａと、略逆く字状に形成されたストッパプ
レート３３ｂ，３４ｂ，３５ｂとを有する。シリンダ３
３ａ，３４ａ，３５ａはピン３６を介して受け部材１２
ｂや枠部２３ａに回動可能に取付けられ、ストッパプレ
ート３３ｂ，３４ｂ，３５ｂの中央はピン３７を介して
受け部材１２ｂや枠部２３ａに回動可能に取付けられ
る。シリンダ３３ａ，３４ａ，３５ａのピストンロッド
３３ｃ，３４ｃ，３５ｃの先端はピン３８を介してスト
ッパプレート３３ｂ，３４ｂ，３５ｂの一端に回動可能
に連結される。シリンダ３３ａ，３４ａ，３５ａに圧縮
空気を供給しないときにはストッパプレート３３ｂ，３
４ｂ，３５ｂの他端は図７の実線で示すように受け部材
１２ｂや枠部２３ａの上方に突出し、シリンダ３３ａ，
３４ａ，３５ａに圧縮空気を供給するとピストンロッド
３３ｃ，３４ｃ，３５ｃが突出してストッパプレート３
３ｂ，３４ｂ，３５ｂを回転させストッパプレート３３
ｂ，３４ｂ，３５ｂの他端を二点鎖線で示すように受け
部材１２ｂや枠部２３ａ内に収納するようになってい
る。

【００１８】窓枠状フレーム２１にはスイッチボックス
３９が取付けられ、このボックス３９にはホイスト３１
やシュータ２３の枠部２３ａに取付けられたシリンダ３
４ａ，３５ａに圧縮空気を給排する切換弁（図示せず）
と、切換弁をオンオフするスイッチ３９ａが設けられる
（図１）。また図示しないがエアタンクからホイスト３
１、シリンダ３４ａ，３５ａ及び切換弁に接続する配管
は螺旋状に形成され、ホイスト３１がレール１８，１９
に沿って移動したりシリンダ３４ａ，３５ａが窓枠状フ
レーム２１内を昇降したりしても伸縮して外れないよう
になっている。更に容器棚１２の受け部材１２ｂには図
示しないスイッチボックスが取付けられ、このボックス
には受け部材１２ｂに取付けられたシリンダ３３ａに圧
縮空気を給排する切換弁やスイッチ（図示せず）が設け
られる。

【００１９】このように構成された容器棚と台車との間
の容器積込み装置の使用方法を説明する。容器棚１２の
容器１１を運搬用台車１３に積込むときには、先ず台車
１３を容器棚１２の前の通路１４に停止させ、保持手段
２９のバー２９ａを受け金２９ｂから外してシュータ２
３を通路１４に突出させる（図４）。この状態で容器棚
１２の受け部材１２ｂに取付けられたスイッチ（図示せ
ず）を操作して受け部材１２ｂに取付けられたストッパ
プレート３３ｂの他端を受け部材１２ｂ内に収納し、窓
枠状フレーム２１に取付けられたスイッチ３９ａを操作
してシュータ２３の枠部２３ａに取付けられたストッパ
プレート３４ｂの他端を枠部２３ａ内に収納し、ローラ
コンベア１２ｄ上の容器１１を図４の二点鎖線で示すよ
うに窓枠状フレーム２１及びシュータホルダ２２の間を
通してシュータ２３の容器受けコンベア２３ｂ上に移送
する。移送後ストッパプレート３３ｂ，３４ｂの他端を
受け部材１２ｂや枠部２３ａの上方に突出させる。

【００２０】次にハンドル２１ａを把持して窓枠フレー
ム２１を上レール１８及び下レール１９に沿って移動し
て台車１３に対向させ、かつスイッチ３９ａを操作して
ホイスト３１を駆動しシュータホルダ２２を下降させて
シュータ２３を台車１３と略同一の高さにする（図
５）。この状態でスイッチ３９ａを操作してシュータ２
３の枠部２３ａに取付けられたストッパプレート３５ｂ
の他端を枠部２３ａ内に収納し、シュータ２３の容器受
けコンベア２３ｂ上の容器１１を図５の二点鎖線で示す
ように台車１３に移送する。移送後ストッパプレート３
５ｂの他端を枠部２３ａの上方に突出させる。このよう
な簡単な操作で短時間に容器棚１２の容器１１を台車１
３に積込むことができる。

【００２１】容器棚１２の容器１１の台車１３への積込
み終了後は、シュータ２３をシュータホルダ２２内に格
納して保持手段２９のバー２９ａを受け金２９ｂに係止
する。この結果、シュータ２３が通路１４に突出しない
ので、通路１４を殆ど狭めることはない。

【００２２】容器棚１２に台車１３の容器１１を積込む
ときには、停止した台車１３と略同一の高さにシュータ
２３を調整した後、上記とは反対の手順で行う。

【００２３】なお、上記実施例では容器棚のローラコン
ベアを３列３段配設したが、これは一例であって２列又
は４列以上で２段又は４段以上でもよい。また、上記実
施例ではホイストとしてエアホイストを挙げたが、これ
に限らず電動ホイストでもよい。更に、ローラコンベア
１２ｄと容器受けコンベア２３ｂの各ローラの回転抵抗
を比較的大きく設定すれば、落下防止装置３３，３４，
３５を特に設けなくてもよい。

【００２４】

【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、上
レールと下レールとにそれぞれ走行可能に係合して設け
られた窓枠状フレームがローラコンベアの幅に相応した
間隔を有し、フレームにホイストを介して昇降可能にシ
ュータホルダを設け、更にシュータホルダ内に折畳んで
格納可能にかつフレームから拡張して通路に突出可能に
設けられたシュータが通路に突出した状態で、容器をロ
ーラコンベアから窓枠状フレームの間を通しかつシュー
タを介して台車に移送し、或いは容器を台車からシュー
タを介しかつ窓枠状フレームの間を通してローラコンベ
アに移送するように構成したので、比較的短時間で比較
的重量の大きな容器を運搬用台車又は容器棚に積込むこ
とができる。また、従来の手作業による積込み方法と比
較して、作業者の肉体的負担を軽減できる。更に、従来
のエアシリンダを用いたリフタと比較して、通路を殆ど
狭めることなく僅かなスペースに取付けることができる
ので、台車等の通路の通行を邪魔することはない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案一実施例容器棚と台車との間の容器積込
み装置を示す斜視図。

【図２】図１のＡ矢視図。

【図３】シュータをシュータホルダに格納した状態を示
す図１のＢ−Ｂ線断面図。

【図４】シュータを通路に突出させた状態を示す図３に
対応する断面図。

【図５】容器を載せたシュータを運搬用台車と略同一の
高さにした状態を示す図３に対応する断面図。

【図６】図２のＣ−Ｃ線断面図。

【図７】図４のＤ矢視図。

【符号の説明】

１１ 容器 １２ 容器棚 １２ｄ ローラコンベア １３ 運搬用台車 １４ 通路 １７ 容器搬送手段 １８ 上レール １９ 下レール ２１ 窓枠状フレーム ２２ シュータホルダ ２３ シュータ ３１ ホイスト

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 目谷 秀人 東京都日野市日野台３丁目１番地１ 日 野自動車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−333404（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−87797（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−42104（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) B65G 1/04

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 運搬用台車(13)が走行する通路(14)に面
   し前記通路(14)に沿って複数列かつ上下に複数段配設さ
   れたローラコンベア(12d)を有する容器棚(12)と、 前記容器棚(12)と前記通路(14)に位置する前記運搬用台
   車(13)との間に設けられ所定のローラコンベア(12d)上
   の容器(11)を受取って前記台車(13)まで搬送し或いは前
   記台車(13)上の容器(11)を受取って所定のローラコンベ
   ア(12d)まで搬送するための容器搬送手段(17)とを備え
   た容器棚と台車との間の容器積込み装置において、 前記容器搬送手段(17)が最上段の前記ローラコンベア(1
   2d)より上方でかつ前記容器棚(12)の端部近傍の前記通
   路(14)に沿って設けられた上レール(18)と、 前記容器棚(12)の端部近傍の前記通路(14)上に前記上レ
   ール(18)に平行に設けられた下レール(19)と、 前記上レール(18)と前記下レール(19)とにそれぞれ走行
   可能に係合して設けられ前記ローラコンベア(12d)の幅
   に相応した間隔を有する窓枠状フレーム(21)と、 前記フレーム(21)に昇降可能に設けられたシュータホル
   ダ(22)と、 前記シュータホルダ(22)内に折畳んで格納可能にかつ前
   記フレーム(21)から拡張して前記通路(14)に突出可能に
   設けられ前記通路(14)に突出した状態で前記容器(11)を
   前記容器棚(12)から前記台車(13)に移送し或いは前記台
   車(13)から前記容器棚(12)に移送し得るシュータ(23)
   と、 前記フレーム(21)に設けられ前記シュータホルダ(22)を
   昇降するホイスト(31)とを備え、 前記シュータ(23)を前記通路(14)に突出させた状態で、
   前記容器(11)を前記ローラコンベア(12d)から前記窓枠
   状フレーム(21)の間を通して前記シュータ(23)に移送
   し、或いは前記容器(11)を前記シュータ(23)から前記窓
   枠状フレーム(21)の間を通して前記ロアコンベア(12d)
   に移送するように構成された ことを特徴とする容器棚と
   台車との間の容器積込み装置。