JP2523592Y2 - コンテナ移送装置 - Google Patents
コンテナ移送装置Info
- Publication number
- JP2523592Y2 JP2523592Y2 JP7896091U JP7896091U JP2523592Y2 JP 2523592 Y2 JP2523592 Y2 JP 2523592Y2 JP 7896091 U JP7896091 U JP 7896091U JP 7896091 U JP7896091 U JP 7896091U JP 2523592 Y2 JP2523592 Y2 JP 2523592Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage table
- container
- containers
- transfer device
- storage
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- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、貯留台上に貯留された
コンテナを効率よく移送するためのコンテナ移送装置に
関する。
コンテナを効率よく移送するためのコンテナ移送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナ移送装置としては、例え
ば実開昭64−53124号公報記載のものが知られて
おり、これは複数のコンテナを貯留する第1貯留台に隣
接して複数の第2貯留台が設けられ、これら第2貯留台
にはコンテナの側部と連結可能になされ、該コンテナを
第1貯留台と第2貯留台との間で移送する移し替え手段
がそれぞれ設けられていた。
ば実開昭64−53124号公報記載のものが知られて
おり、これは複数のコンテナを貯留する第1貯留台に隣
接して複数の第2貯留台が設けられ、これら第2貯留台
にはコンテナの側部と連結可能になされ、該コンテナを
第1貯留台と第2貯留台との間で移送する移し替え手段
がそれぞれ設けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンテナ移送装置では、一つの第2貯留台について
一つの移し替え手段が必ず必要になるため、部品点数の
増加を招くとともに、施工作業に手間がかかるという問
題があった。
来のコンテナ移送装置では、一つの第2貯留台について
一つの移し替え手段が必ず必要になるため、部品点数の
増加を招くとともに、施工作業に手間がかかるという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案のコンテナ移送装
置は、複数のコンテナを貯留し且つ該コンテナが搬出入
可能になされた第1貯留台が設置されるとともに、少な
くとも2台のコンテナが貯留可能な第2貯留台が該第1
貯留台に隣接して設置され、第2貯留台上面には、多段
伸縮ブームと、この多段伸縮ブームの先端に設けられた
係合装置とからなる移替え装置が設けられ、上記係合装
置は左右に回動自在になされ左右のコンテナの側部と連
結自在に構成されたものである。
置は、複数のコンテナを貯留し且つ該コンテナが搬出入
可能になされた第1貯留台が設置されるとともに、少な
くとも2台のコンテナが貯留可能な第2貯留台が該第1
貯留台に隣接して設置され、第2貯留台上面には、多段
伸縮ブームと、この多段伸縮ブームの先端に設けられた
係合装置とからなる移替え装置が設けられ、上記係合装
置は左右に回動自在になされ左右のコンテナの側部と連
結自在に構成されたものである。
【0005】
【作用】係合装置を左右に回動自在に且つ左右のコンテ
ナの側部と係合自在に構成したことにより、第2貯留台
に設置する移替え装置を少なくする。
ナの側部と係合自在に構成したことにより、第2貯留台
に設置する移替え装置を少なくする。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0007】図1は、本考案に係るコンテナ移送装置を
適用した塵芥処理場の全体構成を示している。
適用した塵芥処理場の全体構成を示している。
【0008】図1において、1は所定位置に配設された
コンパクタである。このコンパクタ1の上部には塵芥収
集車より投入された塵芥を貯留する図示しないホッパが
設けられており、コンパクタ1はホッパから供給された
塵芥を圧縮して、排出口が形成された前側面1a側から
この前方に配置されたコンテナ2に詰め込むようになさ
れている。コンパクタ1の前側面1aの前方には、複数
のコンテナ2を貯留し、これらコンテナ2を効率よく移
送させるコンテナ移送装置10が設けられている。
コンパクタである。このコンパクタ1の上部には塵芥収
集車より投入された塵芥を貯留する図示しないホッパが
設けられており、コンパクタ1はホッパから供給された
塵芥を圧縮して、排出口が形成された前側面1a側から
この前方に配置されたコンテナ2に詰め込むようになさ
れている。コンパクタ1の前側面1aの前方には、複数
のコンテナ2を貯留し、これらコンテナ2を効率よく移
送させるコンテナ移送装置10が設けられている。
【0009】以下、説明の便宜上、コンパクタ1の排出
方向を縦方向と言い、排出方向に対して直交する方向を
横方向と言う。
方向を縦方向と言い、排出方向に対して直交する方向を
横方向と言う。
【0010】コンテナ移送装置10は、3台のコンテナ
2が貯留可能な第1貯留台12と、該第1貯留台12に
隣接されこの第1貯留台12を挟んで対向配置された第
2貯留台15とから構成されている。
2が貯留可能な第1貯留台12と、該第1貯留台12に
隣接されこの第1貯留台12を挟んで対向配置された第
2貯留台15とから構成されている。
【0011】第1貯留台12の上面にはコンテナ2を横
方向に移送可能な横移送手段11が設けられている。
方向に移送可能な横移送手段11が設けられている。
【0012】横移送手段11は、横方向に配設された一
対のスラットコンベヤ11a,11bから構成されたも
ので、荷役車両から第1貯留台上に卸されたコンテナ2
は、その走行車輪(図2参照)がこれらスラットコンベ
ヤ11a,11b上に載置される。よって、スラットコ
ンベヤ11a,11bを駆動させることでコンテナ2は
横方向に移送される。
対のスラットコンベヤ11a,11bから構成されたも
ので、荷役車両から第1貯留台上に卸されたコンテナ2
は、その走行車輪(図2参照)がこれらスラットコンベ
ヤ11a,11b上に載置される。よって、スラットコ
ンベヤ11a,11bを駆動させることでコンテナ2は
横方向に移送される。
【0013】各第2貯留台15,15は、それぞれ2台
のコンテナ2が貯留可能になされており、上面にはコン
テナ2を縦方向に移送可能な移替え装置20がそれぞれ
設けられている。
のコンテナ2が貯留可能になされており、上面にはコン
テナ2を縦方向に移送可能な移替え装置20がそれぞれ
設けられている。
【0014】移替え装置20は、多段伸縮ブーム21
と、この多段伸縮ブーム21の先端に設けられた係合装
置22とからなり、各第2貯留台15,15の上面中央
部に縦方向にそれぞれ配設されている。
と、この多段伸縮ブーム21の先端に設けられた係合装
置22とからなり、各第2貯留台15,15の上面中央
部に縦方向にそれぞれ配設されている。
【0015】多段伸縮ブーム21は、径の異なる複数個
のブームが同軸上に組み込まれ、内蔵された伸縮シリン
ダにより、複数段に伸縮可能になされた従来周知のもの
で、第1貯留台12側に伸長するように配置されてい
る。
のブームが同軸上に組み込まれ、内蔵された伸縮シリン
ダにより、複数段に伸縮可能になされた従来周知のもの
で、第1貯留台12側に伸長するように配置されてい
る。
【0016】係合装置22は、図2乃至図4に示すよう
に、装置本体23に軸部材24が回動自在に軸支され、
軸部材24に係合部材25の上部が一体に固設されてお
り、軸部材24に固設されたスプロケット26、チェー
ン27を介して連係されたオービットモータ28によっ
て係合部材25が左右両側方に回動駆動される。これに
より係合部材25の先端部が左右両側方に張り出し、コ
ンテナ2の側部に形成された被係合部2aと係合自在に
構成されている。
に、装置本体23に軸部材24が回動自在に軸支され、
軸部材24に係合部材25の上部が一体に固設されてお
り、軸部材24に固設されたスプロケット26、チェー
ン27を介して連係されたオービットモータ28によっ
て係合部材25が左右両側方に回動駆動される。これに
より係合部材25の先端部が左右両側方に張り出し、コ
ンテナ2の側部に形成された被係合部2aと係合自在に
構成されている。
【0017】また、係合装置22の下部にはローラ29
が軸支され、一方、第1貯留台12にはガイドレール3
0が多段伸縮ブーム21の伸縮方向に沿って敷設されて
いる。よって、多段伸縮ブーム21の伸縮時において、
該多段伸縮ブーム21は、そのローラ29がガイドレー
ル30に案内されることで安定的に伸縮することができ
る。
が軸支され、一方、第1貯留台12にはガイドレール3
0が多段伸縮ブーム21の伸縮方向に沿って敷設されて
いる。よって、多段伸縮ブーム21の伸縮時において、
該多段伸縮ブーム21は、そのローラ29がガイドレー
ル30に案内されることで安定的に伸縮することができ
る。
【0018】さらに、第1貯留台12及び各第2貯留台
15,15の上面は略平坦に形成されており、これら第
1貯留台12及び第2貯留台15,15の上面には、荷
役車両から積み卸すコンテナ2を案内するとともに、第
1貯留台12と第2貯留台15,15間で移送されるコ
ンテナ2を案内するガイドレール5がそれぞれ敷設され
ている。
15,15の上面は略平坦に形成されており、これら第
1貯留台12及び第2貯留台15,15の上面には、荷
役車両から積み卸すコンテナ2を案内するとともに、第
1貯留台12と第2貯留台15,15間で移送されるコ
ンテナ2を案内するガイドレール5がそれぞれ敷設され
ている。
【0019】また、第1貯留台12の前方には、コンテ
ナ2を積み卸し自在に搭載する荷役車両の搬出入路Aが
設けられている。
ナ2を積み卸し自在に搭載する荷役車両の搬出入路Aが
設けられている。
【0020】次に、このように構成されたコンテナ移送
装置の動作について説明する。
装置の動作について説明する。
【0021】荷役車両に搭載されたコンテナ2は、第1
貯留台12に卸されて、その走行車輪3がスラットコン
ベヤ11a,11b上に載置される。これにより、スラ
ットコンベヤ11a,11bを駆動させることでコンテ
ナ2は第1貯留台12上を横移送する。
貯留台12に卸されて、その走行車輪3がスラットコン
ベヤ11a,11b上に載置される。これにより、スラ
ットコンベヤ11a,11bを駆動させることでコンテ
ナ2は第1貯留台12上を横移送する。
【0022】また、各第2貯留台15,15から第1貯
留台12にコンテナ2を移送する場合は、まず、移替え
装置20の係合部材25を側方に回動させてこの係合部
材25の先端部とコンテナ2の被係合部2aとを係合さ
せる。
留台12にコンテナ2を移送する場合は、まず、移替え
装置20の係合部材25を側方に回動させてこの係合部
材25の先端部とコンテナ2の被係合部2aとを係合さ
せる。
【0023】この後、多段伸縮ブーム21を伸長させる
と、コンテナ2はガイドレール5に案内されながら各第
2貯留台15,15から第1貯留台12に移し替えられ
る。なお、第1貯留台12から各第2貯留台15,15
に移し替える場合は、上記と逆の動作で行われる。
と、コンテナ2はガイドレール5に案内されながら各第
2貯留台15,15から第1貯留台12に移し替えられ
る。なお、第1貯留台12から各第2貯留台15,15
に移し替える場合は、上記と逆の動作で行われる。
【0024】このように、横移送手段11と移替え装置
20とでコンテナ2を適宜に移送することで、第1貯留
台12及び第2貯留台15,15上に貯留されている複
数のコンテナ2を効率よく移送することができ、塵芥を
コンパクタ1からコンテナ2に効率よく詰め込むことが
できる。
20とでコンテナ2を適宜に移送することで、第1貯留
台12及び第2貯留台15,15上に貯留されている複
数のコンテナ2を効率よく移送することができ、塵芥を
コンパクタ1からコンテナ2に効率よく詰め込むことが
できる。
【0025】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、第
2貯留台に移替え装置を一つ設けることで、隣接する2
台のコンテナの移替えを行うことができ、部品点数の削
減を図ることができるとともに、施工作業を簡単に行う
ことができる。
2貯留台に移替え装置を一つ設けることで、隣接する2
台のコンテナの移替えを行うことができ、部品点数の削
減を図ることができるとともに、施工作業を簡単に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコンテナ移送装置を適用した塵芥
処理場の全体構成を示す平面図である。
処理場の全体構成を示す平面図である。
【図2】移替え装置を示す正面図である。
【図3】移替え装置の係合装置を示す正面図である。
【図4】移替え装置の係合装置を示す側面図である。
2 コンテナ 12 第1貯留台 15 第2貯留台 20 移替え装置 21 多段伸縮ブーム 22 係合装置
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のコンテナを貯留し且つ該コンテナ
が搬出入可能になされた第1貯留台が設置されるととも
に、少なくとも2台のコンテナが貯留可能な第2貯留台
が該第1貯留台に隣接して設置され、第2貯留台上面に
は、多段伸縮ブームと、この多段伸縮ブームの先端に設
けられた係合装置とからなる移替え装置が設けられ、上
記係合装置は左右に回動自在になされ左右のコンテナの
側部と連結自在に構成されたことを特徴とするコンテナ
移送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7896091U JP2523592Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コンテナ移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7896091U JP2523592Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コンテナ移送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530026U JPH0530026U (ja) | 1993-04-20 |
JP2523592Y2 true JP2523592Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=13676463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7896091U Expired - Lifetime JP2523592Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コンテナ移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523592Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP7896091U patent/JP2523592Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530026U (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |